JP6535562B2 - ヒートポンプ装置及びヒートポンプシステム - Google Patents

ヒートポンプ装置及びヒートポンプシステム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、ヒートポンプ装置及びヒートポンプシステムに関する。
近年、複数の冷凍サイクルで構成されるヒートポンプ装置(チラー)が製品化されている。このヒートポンプ装置では、プレート式の熱交換器(水熱交換器)が用いられることがある。この熱交換器は、波形に加工した複数の金属板を重ねてロウ付けすることで、金属板の間に流路(分岐流路)を形成している。金属板で仕切られた流路内には、各冷凍サイクルに充填された冷媒及び水が流れる。
各冷凍サイクルの冷媒及び水が流れる流路は、金属板の厚さ方向(第一の方向)に交互に配置されている。この種の熱交換器では、冷凍サイクルで加熱又は冷却された冷媒の熱を外部に漏らさないように、厚さ方向の両端には、水が流れる流路が配置される。
ヒートポンプ装置の各冷凍サイクルを加熱運転すると、各冷凍サイクルの空気熱交換器(熱源熱交換器)が0℃以下の温度になり、この空気熱交換器に霜が付着する。このため、一定時間おきに各冷凍サイクルを除霜運転する必要がある。冷凍サイクルを除霜運転すると、空気熱交換器は冷媒により加熱されて霜が融ける。一方で、熱交換器におけるこの冷媒が流れる流路が冷却される。
熱交換器における厚さ方向の端に配置された流路であって、冷却された冷媒が流れる流路のみに隣り合う流路の水は、冷媒により冷却される。冷却された水が凍結して氷になると、流路が押し広げられて熱交換器が損傷する恐れがある。
特開2007−187353号公報
本発明が解決しようとする課題は、冷凍サイクルが除霜運転しても水分岐管の水が凍結するのを抑制したヒートポンプ装置及びヒートポンプシステムを提供することである。
実施形態のヒートポンプ装置は、水熱交換器と、第一冷凍サイクルと、第二冷凍サイクルと、水供給部と、制御部と、を持つ。前記水熱交換器は、1又は複数の第一分岐流路、1又は複数の第二分岐流路、及び、1又は複数の水分岐流路が、前記第一分岐流路の長手方向に延びるとともに前記長手方向に交差する第一の方向に並べて配置されている。前記第一冷凍サイクルは、第一圧縮機と、第一四方弁と、第一熱源熱交換器と、第一膨張部と、前記第一圧縮機、前記第一四方弁、前記第一熱源熱交換器、前記第一膨張部、及び並列に配置された1又は複数の前記第一分岐流路を順次接続する第一主配管と、を持つ。前記第一冷凍サイクルの内部に第一冷媒が充填されている。前記第二冷凍サイクルは、第二圧縮機と、第二四方弁と、第二熱源熱交換器と、第二膨張部と、前記第二圧縮機、前記第二四方弁、前記第二熱源熱交換器、前記第二膨張部、及び並列に配置された1又は複数の前記第二分岐流路を順次接続する第二主配管と、を持つ。前記第二冷凍サイクルは、内部に第二冷媒が充填されている。前記水供給部は、1又は複数の前記水分岐流路に水が流入する供給状態と、この流入を停止した停止状態とに切替え可能である。前記制御部は、前記第一圧縮機、前記第一四方弁、前記第二圧縮機、前記第二四方弁、及び前記水供給部を制御する。1又は複数の前記第一分岐流路、1又は複数の前記第二分岐流路、及び、1又は複数の前記水分岐流路のうち、前記第一の方向の両端には、前記第一分岐流路及び前記第二分岐流路のいずれかがそれぞれ配置されている。1又は複数の前記第一分岐流路及び1又は複数の前記第二分岐流路は、前記第一の方向に交互に配置されている。1又は複数の前記第一分岐流路及び1又は複数の前記第二分岐流路のうち、前記第一の方向に隣り合うものの間には、前記水分岐流路がそれぞれ配置されている。前記制御部は、前記第一圧縮機を駆動させるとともに前記第一四方弁を切替えて1又は複数の前記第一分岐流路で前記第一冷媒を凝縮させ、前記第二圧縮機を駆動させるとともに前記第二四方弁を切替えて1又は複数の前記第二分岐流路で前記第二冷媒を蒸発させ、前記水供給部を停止状態にすることで除霜運転を行う。前記第一圧縮機及び前記第二圧縮機は、運転周波数を変更可能である。前記第一冷凍サイクルは、第一吸込み圧力センサと、第一吐出圧力センサと、を持つ。第一吸込み圧力センサは、前記第一圧縮機に吸込まれる前記第一冷媒の圧力を検出する。第一吐出圧力センサは、前記第一圧縮機から吐出される前記第一冷媒の圧力を検出する。前記第二冷凍サイクルは、第二吸込み圧力センサと、第二吐出圧力センサと、を持つ。第二吸込み圧力センサは、前記第二圧縮機に吸込まれる前記第二冷媒の圧力を検出する。第二吐出圧力センサは、前記第二圧縮機から吐出される前記第二冷媒の圧力を検出する。前記制御部は、前記除霜運転を行うときには、前記第一吸込み圧力センサ、前記第一吐出圧力センサ、前記第二吸込み圧力センサ、及び前記第二吐出圧力センサの少なくとも一つの検出結果に基づいて、前記第一圧縮機の前記運転周波数及び前記第二圧縮機の前記運転周波数を調節する。前記制御部は、前記除霜運転を行うときには、前記第一吐出圧力センサの検出結果が、予め定められた第一目標吐出圧力となるとともに、前記第一吸込み圧力センサの検出結果が、予め定められた第一目標吸込み圧力以上となるように前記第一圧縮機の前記運転周波数を調節する。前記制御部は、前記除霜運転を行うときには、前記第二吸込み圧力センサの検出結果が、予め定められた第二目標吸込み圧力以上となるように前記第二圧縮機の前記運転周波数を調節する。
第1の実施形態のヒートポンプ装置を示す概略構成図。 第1の実施形態のヒートポンプ装置の水熱交換器の断面図。 第1の実施形態のヒートポンプ装置の製品の例を示す概略構成図。 経過時間に対する冷凍サイクルの温度の変化の一例を示す図。 第5の実施形態のヒートポンプシステムを示す概略構成図。
以下、実施形態のヒートポンプ装置及びヒートポンプシステムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本実施形態のヒートポンプ装置1は、水熱交換器10と、第一冷凍サイクル20Aと、第二冷凍サイクル20Bと、ポンプ(水供給部)35と、制御部45と、を備える。
図1及び図2に示すように、水熱交換器10は公知のプレート式の熱交換器である。水熱交換器10は、例えば波形に加工した複数の金属板11を、金属板11の厚さ方向である第一の方向Xに沿って配置したものである。第一の方向Xに隣り合う金属板11は、ロウ付けすることで形成されたロウ付け部12により互いに固定されている。
第一の方向Xに隣り合う金属板11により、水熱交換器10には、例えば2本の第一分岐流路13、2本の第二分岐流路14、及び、3本の水分岐流路15が第一の方向Xに並べて形成されている。
第一分岐流路13(内)には、後述する第一冷媒R1が充填されている。第二分岐流路14には、後述する第二冷媒R2が充填されている。水分岐流路15には、後述する水R3が充填されている。
なお、図1及び図3においては、後述する第一冷媒R1が充填された第一分岐流路13及び第一主配管27Aを実線で示している。同様に、第二冷媒R2が充填された第二分岐流路14及び第二主配管27Bを点線で示し、水R3が充填された水分岐流路15、入口水配管36、及び出口水配管39を一点鎖線で示している。
図1及び図2に示すように、2本の第一分岐流路13、2本の第二分岐流路14、及び、3本の水分岐流路15のそれぞれは、第一の方向Xに交差する第一分岐流路13の長手方向Yに延びる。
2本の第一分岐流路13、2本の第二分岐流路14、及び3本の水分岐流路15のうち、第一の方向Xの両端には、第一分岐流路13及び第二分岐流路14のいずれかがそれぞれ配置されている。具体的には、第一の方向Xの一方の端には、第一分岐流路13が配置されている。第一の方向Xの他方の端には、第二分岐流路14が配置されている。
2本の第一分岐流路13及び2本の第二分岐流路14は、第一の方向Xに交互に配置されている。2本の第一分岐流路13及び2本の第二分岐流路14のうち第一の方向Xに隣り合うものの間には、水分岐流路15がそれぞれ配置されている。言い換えれば、各水分岐流路15は第一分岐流路13及び第二分岐流路14に第一の方向Xに挟まれている。
なお、水熱交換器10が有する第一分岐流路13、第二分岐流路14、及び水分岐流路15の数は特に限定されず、1本でもよいし複数本でもよい。
図1に示すように、第一冷凍サイクル20Aは、第一圧縮機21Aと、第一四方弁22Aと、第一空気熱交換器(第一熱源熱交換器)23Aと、第一膨張部24Aと、受液器25Aと、気液分離器26Aと、第一圧縮機21A、第一四方弁22A、第一空気熱交換器23A、第一膨張部24A、受液器25A、並列に配置された2本の第一分岐流路13、及び、気液分離器26Aを順次接続する第一主配管27Aと、を有している。2本の第一分岐流路13は、第一主配管27Aに並列に接続されている。
なお、第一冷凍サイクル20Aの内部には、第一冷媒R1が充填されている。第一冷媒R1としては、R134aやR410A等を用いることができる。
第一圧縮機21Aは、公知のインバータ制御により、運転周波数を変更することができる。第一四方弁22Aを切替えることで、第一主配管27Aを流れる第一冷媒R1の向きを切替えることができる。
第一空気熱交換器23Aは、例えばフィンチューブ式の熱交換器である。第一空気熱交換器23Aに対向するように、送風機29Aが配置されている。第一膨張部24Aとして、電子膨張弁が用いられている。なお、第一膨張部24Aとしてキャピラリーチューブを用いてもよい。受液器25Aは、後述する第一冷凍サイクル20Aの加熱運転及び除霜運転に応じて第一冷媒R1の流量を調節する。第一分岐流路13及び第一主配管27Aは、銅管等で形成されている。気液分離器26Aは、気相と液相との2相で流れている第一冷媒R1から気相の第一冷媒R1を分離する。
第一圧縮機21A、第一四方弁22A、第一膨張部24A、及び、送風機29Aは制御部45に接続され、制御部45に制御される。
第一圧縮機21Aの吸込み口近くの第一主配管27Aには、第一吸込み圧力センサ30Aが取付けられている。第一吸込み圧力センサ30Aは、第一圧縮機21Aに吸込まれる第一冷媒R1の圧力を検出する。第一圧縮機21Aの吐出口近くの第一主配管27Aには、第一吐出圧力センサ31Aが取付けられている。第一吐出圧力センサ31Aは、第一圧縮機21Aから吐出される第一冷媒R1の圧力を検出する。
第一吸込み圧力センサ30A及び第一吐出圧力センサ31Aは制御部45に接続され、制御部45に検出結果を送信する。
このように構成された第一冷凍サイクル20Aでは、制御部45は第一圧縮機21Aを駆動させるとともに第一四方弁22Aを切替えて、第一圧縮機21A、第一空気熱交換器23A、第一膨張部24A、受液器25A、第一分岐流路13、及び、気液分離器26Aの順で第一冷媒R1を流す。これにより、2本の第一分岐流路13で第一冷媒R1を蒸発させ、第一空気熱交換器23Aで第一冷媒R1を凝縮させ、第一冷凍サイクル20Aを除霜運転及び冷却運転にする。なお、第一冷凍サイクル20Aを除霜運転させたときには送風機29Aを停止させ、第一冷凍サイクル20Aを冷却運転させたときには送風機29Aを運転させる。
一方で、制御部45が第一圧縮機21Aを駆動させるとともに第一四方弁22Aを切替えて、第一圧縮機21A、第一分岐流路13、受液器25A、第一膨張部24A、第一空気熱交換器23A、及び、気液分離器26Aの順で第一冷媒R1を流す。これにより、2本の第一分岐流路13で第一冷媒R1を凝縮させ、第一空気熱交換器23Aで第一冷媒R1を蒸発させ、第一冷凍サイクル20Aを加熱運転にする。なお、第一冷凍サイクル20Aを加熱運転させたときには送風機29Aを運転させる。
第二冷凍サイクル20Bは、第一冷凍サイクル20Aと同一の構成である。第二冷凍サイクル20Bは、第二圧縮機21Bと、第二四方弁22Bと、第二空気熱交換器(第二熱源熱交換器)23Bと、第二膨張部24Bと、受液器25Bと、気液分離器26Bと、第二圧縮機21B、第二四方弁22B、第二空気熱交換器23B、第二膨張部24B、受液器25B、並列に配置された2本の第二分岐流路14、及び、気液分離器26Bを順次接続する第二主配管27Bと、を有している。2本の第二分岐流路14は、第二主配管27Bに並列に接続されている。
なお、第二冷凍サイクル20Bの内部には、第二冷媒R2が充填されている。第二冷媒R2としては、R134aやR410A等を用いることができる。
第二圧縮機21Bは、公知のインバータ制御により、運転周波数を変更することができる。第二空気熱交換器23Bに対向するように、送風機29Bが配置されている。
第二圧縮機21B、第二四方弁22B、第二膨張部24B、及び、送風機29Bは制御部45に接続され、制御部45に制御される。
第二圧縮機21Bの吸込み口近くの第二主配管27Bには、第二吸込み圧力センサ30Bが取付けられている。第二吸込み圧力センサ30Bは、第二圧縮機21Bに吸込まれる第二冷媒R2の圧力を検出する。第二圧縮機21Bの吐出口近くの第二主配管27Bには、第二吐出圧力センサ31Bが取付けられている。第二吐出圧力センサ31Bは、第二圧縮機21Bから吐出される第二冷媒R2の圧力を検出する。
第二吸込み圧力センサ30B及び第二吐出圧力センサ31Bは制御部45に接続され、制御部45に検出結果を送信する。
このように構成された第二冷凍サイクル20Bでは、制御部45は第二圧縮機21Bを駆動させるとともに第二四方弁22Bを切替えて、2本の第二分岐流路14で第二冷媒R2を蒸発させ、第一空気熱交換器23Aで第一冷媒R1を凝縮させることで、第一冷凍サイクル20Aを除霜運転及び冷却運転にする。
一方で、制御部45が第二圧縮機21Bを駆動させるとともに第二四方弁22Bを切替えて、2本の第二分岐流路14で第二冷媒R2を凝縮させ、第一空気熱交換器23Aで第二冷媒R2を蒸発させることで、第一冷凍サイクル20Aを加熱運転にする。
3本の水分岐流路15の上流側には、各水分岐管15に水R3を流入させるための入口水配管(水供給管)36が接続されている。3本の水分岐流路15は、入口水配管36に並列に接続されている。入口水配管36には、前述のポンプ35が設けられている。ポンプ35は制御部45に接続され、制御部45に制御される。ポンプ35は、3本の水分岐流路15に水R3が流入する供給状態と、この流入を停止した停止状態とに切替え可能である。ポンプ35は、供給状態において単位時間あたりに水R3を流入させる量を変えられる、いわゆる可変流量ポンプである。入口水配管36におけるポンプ35よりも下流側には、入口水温センサ37が取付けられている。
3本の水分岐流路15の下流側には、各複数の水分岐管15から水R3を流出させるための出口水配管(水排出管)39が接続されている。3本の水分岐流路15は、出口水配管39に並列に接続されている。出口水配管39には、逆止弁40が設けられている。逆止弁40は、出口水配管39において下流側に向かって水R3が流れるのを許容し、上流側に向かって水R3が流れるのを規制する。出口水配管39における逆止弁40よりも上流側には、出口水温センサ41が取付けられている。
入口水温センサ37及び出口水温センサ41は制御部45に接続され、制御部45に検出結果を送信する。
制御部45は、図示はしないが演算素子、メモリ、及び制御プログラムを有している。
制御部45の演算素子は、制御プログラム、及び圧力センサ30A、31A、30B、31B等の少なくとも一つの検出結果に基づいて、圧縮機21A、21B、第一四方弁22A、22B等を制御する。
メモリには、ヒートポンプ装置1に供給される水を加熱した後の目標温度である例えば45℃という値が記憶されている。
このように構成されたヒートポンプ装置1の製品の例を、図3に示す。2つの冷凍サイクル20A、20Bは、送風機29A、29Bと空気熱交換器23A、23Bとから構成される独立したファンセクションを有している。この実施例では、空気熱交換器23A、23Bは、送風機29A、29Bを挟んで2つに分割されている。
次に、以上のように構成されたヒートポンプ装置1の作用について説明する。
ヒートポンプ装置1を起動すると、制御部45の演算素子は、メモリに記憶されている目標温度の45℃を読み込む。2つの冷凍サイクル20A、20Bを加熱運転させ、ポンプ35を供給状態にすることで、ヒートポンプ装置1を加熱運転させる。ポンプ35により、例えば水分岐流路15に40℃の水R3が供給される。
このとき、分岐流路13、14で冷媒R1、R2が凝縮することで、分岐流路13、14に挟まれた水分岐流路15の水R3が加熱される。加熱された水R3は、例えば5℃昇温して45℃に加熱されて出口水配管39から外部に供給される。
なお、出口水温センサ41が水R3の温度を検出した検出結果が45℃未満の場合には、制御部45は、圧縮機21A、21Bの運転周波数を増やして(増加させて)、出口水温センサ41で検出される水R3の温度が45℃になるように制御してもよい。この場合、ヒートポンプ装置1は出口水温制御している。
空気熱交換器23A、23Bで冷媒R1、R2が蒸発することで、空気熱交換器23A、23Bの温度が0℃以下の場合には、空気熱交換器23A、23Bに霜が付着する(霜に代えて氷が付着する場合がある)。
ヒートポンプ装置1を一定時間加熱運転させた後で、例えば、それまでほぼ一定の圧力を示していた第二冷凍サイクル20Bの第二吸込み圧力センサ30Bの圧力が低下していったとする。この場合、第二空気熱交換器23Bに霜が多量に付着して第二空気熱交換器23Bが霜で閉塞したと考えられる。
この場合、制御部45は、第一冷凍サイクル20Aを加熱運転させたままで、第二冷凍サイクル20Bを除霜運転させ、ポンプ35を停止状態にする。これにより、ヒートポンプ装置1に、第二空気熱交換器23Bを除霜する除霜運転をさせる。このとき、第一分岐流路13で第一冷媒R1が凝縮し、第二分岐流路14で第二冷媒R2が蒸発する。
ヒートポンプ装置1を加熱運転から除霜運転に切替える手順は、特に限定されない。例えば、ともに加熱運転である冷凍サイクル20A、20Bの圧縮機21A、21Bを停止させてから、ポンプ35を停止状態にし、改めて第一冷凍サイクル20Aを加熱運転、第二冷凍サイクル20Bを除霜運転にしてもよい。
また、以下に説明する手順を採用してもよい。第一冷凍サイクル20Aを加熱運転させたままで、第二圧縮機21Bを停止させること等により第二冷凍サイクル20Bの加熱運転を停止させる。第二冷凍サイクル20Bの停止に併せて、ポンプ35における水R3の流量を減少させる。第二冷凍サイクル20Bを除霜運転させるために第二圧縮機21Bを駆動させるのに併せて、ポンプ35における水R3の流量をさらに減少させ、最終的にポンプ35を停止状態にする。
ポンプ35を停止状態にしたことで、水分岐流路15の水R3は流れない。第一分岐流路13及び第二分岐流路14に挟まれることで、例えば40℃の水R3は全体として加熱も冷却もされず、ほぼ同じ温度に保持される。水分岐流路15の水R3は、凍結しにくい。
一方で、第一空気熱交換器23Aで第一冷媒R1が蒸発し、第二空気熱交換器23Bで第二冷媒R2が凝縮する。第二冷媒R2が凝縮する熱が第二空気熱交換器23Bを加熱することで、第二空気熱交換器23Bに付着した霜が融ける。
このように、第二空気熱交換器23Bの除霜に必要な熱量は、水分岐流路15の水R3、及び水熱交換器10のロウ付け部12を介して第一冷凍サイクル20Aから第二冷凍サイクル20Bに供給し続けられる。
加熱運転をしている第一冷凍サイクル20Aの圧縮機21Aの運転周波数を増やして第一冷凍サイクル20Aから第二冷凍サイクル20Bにより多くの熱量を供給しようとする。この場合、第一冷凍サイクル20Aの低圧側の圧力が低下するで、ある閾値よりも低圧側の圧力が下がったら、圧縮機21Aの運転周波数を減らす(減少させる)。
第二空気熱交換器23Bの除霜が終了したら、第二冷凍サイクル20Bの除霜運転を停止させるが、停止させる手順は特に限定されない。例えば、第二冷凍サイクル20Bの除霜運転を停止させるとともに、第一冷凍サイクル20Aの加熱運転を停止させてもよい。その後で、改めて冷凍サイクル20A、20Bを加熱運転させてもよい。
また、以下に説明する手順を採用してもよい。第二冷凍サイクル20Bの除霜運転を停止させる間際(第二圧縮機21Bを停止させる間際)に、ポンプ35を停止状態から供給状態にするとともにポンプ35における水R3の流量を徐々に増加させる。第二冷凍サイクル20Bが除霜運転を停止しても、第一冷凍サイクル20Aを加熱運転させ続ける。その後で、第二冷凍サイクル20Bが加熱運転する際に、ポンプ35における水R3の流量をさらに増加させる。
必要に応じて第二冷凍サイクル20Bを加熱運転にし、第一冷凍サイクル20Aを除霜運転にし、ポンプ35を停止状態にして、ヒートポンプ装置1に第一空気熱交換器23Aを除霜する除霜運転をさせる。
なお、ヒートポンプ装置1が停止しているとは、ヒートポンプ装置1の圧縮機21A、21Bが停止し、ポンプ35が停止状態にあることを意味する。
以上説明したように、本実施形態のヒートポンプ装置1によれば、第二空気熱交換器23Bを除霜する除霜運転において、各水分岐流路15の水R3は、第一分岐流路13により加熱されるとともに第二分岐流路14により冷却される。このため、各水分岐流路15の水R3は、全体として加熱も冷却もされず、ほぼ同じ温度に保持される。したがって、第二冷凍サイクル20Bが除霜運転しても水分岐流路15の水R3が凍結するのを抑制することができる。
なお、本実施形態では、冷凍サイクル20A、20Bが備える送風機29A、29Bの数、及び膨張部24A、24Bの数は1つとした。しかしこれらの数は複数でもよく、特に限定されない。
ヒートポンプ装置1では、受液器25A、気液分離器26A、送風機29A、受液器25B、気液分離器26B、送風機29Bは必須の構成ではない。
圧縮機21A、21Bは、運転周波数を変更できないものであってもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2実施形態について図4を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
ヒートポンプ装置1では、各水分岐流路15を水R3が流れない状態で除霜運転を行うため、各水分岐流路15の水R3が凍結するのを抑制することが重要である。
図4に、経過時間に対する冷凍サイクルの温度の変化の一例を示す。図4の横軸は経過時間を示し、縦軸は温度を示す。細い実線で示された線L1は、加熱運転中の冷凍サイクルの飽和凝縮温度(以下、SDT(Saturated Discharge Temperature)と称する)を表す。細い点線で示された線L2は、加熱運転中の冷凍サイクルの飽和蒸発温度(以下、SST(Saturated Suction Temperature)と称する)を表す。太い実線で示された線L3は、除霜運転中の冷凍サイクルのSDTを表す。太い点線で示された線L4は、除霜運転中の冷凍サイクルのSSTを表す。
一般的に、除霜運転の開始直後における霜を融かし始める際の冷凍サイクルのSDT(線L3参照)は、0℃前後となっていることが多い。その後、霜が融けるにしたがって、SDTは上昇し始める。空気熱交換器のフィン表面に残った水分が乾燥し終える頃には、SDTは40℃程度まで上昇していく。
これに対して、冷凍サイクルのSSTは当然、SDTよりも低くなるため、除霜運転中のSST(線L4参照)は範囲A1において一時的には0℃以下となり、その後、SDTの上昇にともなってSSTも正の値を示すようになる。そのため、除霜運転中の冷凍サイクルのSSTを0℃以上に維持することによって、水熱交換器の内部の水の凍結防止を行うことは困難である。
また、除霜運転の開始時には、冷凍サイクルは水熱交換器を介して大量の熱量を必要とするが、除霜運転の終了間際にはそれほど多くの熱量を必要としなくなる。よって、除霜運転中の冷凍サイクルと加熱運転中の冷凍サイクルの圧縮機の運転周波数は、これらを適切に判断しながら調節しないと、水熱交換器の水分岐流路の水の凍結により水熱交換器がパンクする等して損傷したり、加熱運転中の冷凍サイクルの高圧カットや低圧の異常低下を招いたりすることとなる。ここで言う低圧の異常低下とは、加熱運転中の冷凍サイクルの空気熱交換器に霜が付着している場合でも、この冷凍サイクルで加熱運転を続けることで冷凍サイクルの低圧の圧力が低下することを意味する。
そこで、本実施形態では、制御部45は、除霜運転を行うときには、除霜運転中の冷凍サイクルである第二冷凍サイクル20Bの第二圧縮機21Bの運転周波数の調節は、第二冷凍サイクル20Bの第二吸込み圧力センサ30Bの検出結果、及び第二吐出圧力センサ31Bの検出結果に基づいて行う(検出結果を指標とする)。より具体的には、圧力センサ30B、31Bの検出結果を飽和温度に換算したSST及びSDTに基づいて行う。
除霜に要する熱量の供給を行っている加熱運転中の冷凍サイクルである第一冷凍サイクル20Aの第一圧縮機21Aの運転周波数の調節は、第一冷凍サイクル20Aの第一吸込み圧力センサ30Aの検出結果、及び第一吐出圧力センサ31Aの検出結果に基づいて行う。より具体的には、圧力センサ30A、31Aの検出結果を飽和温度に換算したSST及びSDTに基づいて行う。
圧縮機21A、21Bの運転周波数を調節することで、ヒートポンプ装置1の水熱交換器10が損傷する等の問題が生じるのを抑制することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3実施形態について図4を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態では、図4に示す除霜運転の期間の前半における、除霜運転中と加熱運転中の各冷凍サイクルの圧縮機の運転周波数の調節方法をより具体的に示した。
除霜運転中は、除霜に要する熱量の供給を行っている加熱運転中の冷凍サイクルである第一冷凍サイクル20Aの吐出圧力(高圧側の圧力)、言い換えるとSDTに対して、目標値である第一目標吐出圧力を予め定める。第一冷凍サイクル20Aの吐出圧力は、第一吐出圧力センサ31Aの検出結果として得られる。この第一目標吐出圧力が高いほど加熱能力、つまりは除霜に必要な供給能力が大きくなるメリットを得られる。
しかし、除霜運転中の第二冷凍サイクル20Bの水熱交換器10における吸熱量は、霜の減少に対応して急激に減少していく。すなわち、第二空気熱交換器23Bに多量の霜が付着している場合には除霜に要する熱量は多いが、第二空気熱交換器23Bに付着した霜が融けきる頃には除霜に要する熱量は少なくなる。
このため、対応する余裕度を考慮して、第一目標吐出圧力を設計圧力よりも1MPa程度は低く設定するのが理想である。そして、除霜に要する熱量の減少にともない、第一冷凍サイクル20Aの吐出圧力は、この第一目標吐出圧力を超えることになる。したがって、制御部45は、除霜運転を行うときには、第一冷凍サイクル20Aの吐出圧力が第一目標吐出圧力を超えるたびごとに、第一圧縮機21Aの運転周波数を減らし(減段し、調節し)て、第一吐出圧力センサ31Aの検出結果が第一目標吐出圧力とほぼ等しく(等しくも含む)なるように制御する。
一方で、除霜に要する熱量の供給を行っている加熱運転中の冷凍サイクルである第一冷凍サイクル20Aの吸入圧力、言い換えるとSSTに対して、閾値である第一目標吸込み圧力を予め定める。第一冷凍サイクル20Aの吸入圧力は、第一吸込み圧力センサ30Aの検出結果として得られる。
これは、圧縮機の運転周波数の増段(運転周波数を増やすこと)による、吸入圧力、言い換えるとSSTの異常低下を防止するためである。
SSTが異常低下すると、低圧カットや吐出温度の過上昇、あるいは、空気熱交換器での着霜の進行助長を招くリスクが高まる。このため、第一吸込み圧力センサ30Aの検出結果が第一目標吸込み圧力以上となるように第一圧縮機21Aの運転周波数を早めに減らす。
除霜運転中は水熱交換器10の水分岐流路15の水R3の温度が検出できないため、水R3が凍結するリスクがある。しかし、水R3の温度を検出する代わりに、除霜運転中の冷凍サイクルである第二冷凍サイクル20Bの吸入圧力を指標とする。第二冷凍サイクル20Bの吸入圧力は、第二吸込み圧力センサ30Bの検出結果として得られる。第二吸込み圧力センサ30Bの検出結果が、予め試験等で定められた閾値(下限値)である第二目標吸込み圧力以上となるように第二圧縮機21Bの運転周波数を調節することで、水R3が凍結するリスクを回避できる。
また、除霜の供給を行っている加熱運転中の冷凍サイクルである第一冷凍サイクル20Aは、高圧カットと空気熱交換器の蒸発温度の異常低下を回避しつつ、できるだけ第一圧縮機21Aの運転周波数を増やすように制御できるため、除霜時間の短縮化を図れる。
(第4の実施形態)
次に、第4実施形態について図4を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態では、図4に示す除霜運転の期間の後半における、除霜運転中と加熱運転中の各冷凍サイクルの圧縮機の運転周波数の調節方法をより具体的に示した。
除霜運転の期間の後半は、図4に示すように、除霜運転中の冷凍サイクルである第二冷凍サイクル20Bの吐出圧力(線L3参照)、言い換えるとSDTが、時刻t1以降に急激に上昇していく。これは、第二空気熱交換器23Bに付着した霜が融けきった以降には、第二空気熱交換器23Bで必要とされる熱量が急速に低下するためである。
同時に、第二冷凍サイクル20Bが水熱交換器10を介して加熱運転中の冷凍サイクルである第一冷凍サイクル20Aから吸熱する熱量も急激に低下していく。第3の実施形態のように、第一冷凍サイクル20A自身の第一吐出圧力センサ31Aの検出結果のみを指標として第一圧縮機21Aの運転周波数を調節していては、除霜の低下の検出が遅れることとなり、急激な高圧圧力の上昇に追従していけずに高圧カットしてしまうリスクを生じる。
そこで、本実施形態では、除霜運転中の冷凍サイクルである第二冷凍サイクル20Bの第二吐出圧力センサ31Bの検出結果を指標に追加する。すなわち、制御部45は、除霜運転を行うときには、第一吐出圧力センサ31Aの検出結果が第一目標吐出圧力とほぼ等しくなるように第一圧縮機21Aの運転周波数を減らすとともに、第二吐出圧力センサ31Bの検出結果が予め定められた第二目標吐出圧力になったときに、第一圧縮機21Aの運転周波数を減らす。
具体的には図4のように、除霜運転中の冷凍サイクルのSDT(線L3参照)は、霜が融けきった時刻t1以降に急上昇し始める。この上昇傾向の変化を検出して、予め、加熱運転中の第一冷凍サイクル20Aの第一圧縮機21Aの運転周波数を減らすように制御を行うことにより、加熱運転中の第一冷凍サイクル20Aの高圧カットを回避させる。
あるいは、除霜運転中の第二冷凍サイクル20Bで霜が融けきった時点のSDTや、第二空気熱交換器23Bの乾燥が終わって除霜完了とさせる時点のSDTはおおよそ同等の値であるため、これらの間の値を閾値として設定し、SDTが同閾値以上となった時点で加熱運転中の第一冷凍サイクル20Aの第一圧縮機21Aの運転周波数を減らすように制御を行うことにより、加熱運転中の第一冷凍サイクル20Aの高圧カットを回避させることも可能である。
(第5の実施形態)
次に、第5実施形態について図5を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図5に示すように、本実施形態のヒートポンプシステム3は、5台のヒートポンプ装置1A、1B、1C、1D、1E(以下、ヒートポンプ装置1A〜1Eと略記する)と、ヒートポンプ装置1A〜1Eに接続された集合配管50と、ヒートポンプ装置1A〜1Eの制御部45に接続されたグループコントローラ(主制御部)51と、を有している。
ヒートポンプ装置1A〜1Eのそれぞれは、ヒートポンプ装置1と同一の構成である。
ヒートポンプ装置1A〜1Eの入口水配管36は、集合配管50の環水集合配管50aに並列に接続されている。ヒートポンプ装置1A〜1Eの出口水配管39は、集合配管50の往水集合配管50bに並列に接続されている。
環水集合配管50aには、環水ヘッダ54が取付けられている。往水集合配管50bには、往水ヘッダ55が取付けられている。環水ヘッダ54と往水ヘッダ55とは、フリーバイパス管56で接続されている。
環水集合配管50aにおける環水ヘッダ54よりも上流側の部分と、往水集合配管50bにおける往水ヘッダ55よりも下流側の部分との間には、3本の接続管59が並列に接続されている。各接続管59には、空気調和機であるエアハンドリングユニット60及び流量調節弁61が取付けられている。往水集合配管50bにおける往水ヘッダ55と3本の接続管59に接続された部分との間には、設備側のポンプ62が設けられている。
除霜運転中のヒートポンプ装置1A〜1Eではポンプ35は停止状態になるため、本実施形態のヒートポンプシステム3では、加熱されない水R3は外部に供給されない。本ヒートポンプシステム3では、例えばシステム全体で5℃の昇温を確保するために、ヒートポンプ装置1Aの昇温幅が3℃だった場合にヒートポンプ装置1Bの昇温幅を7℃以上にする等する必要が無くなる。これにより、ヒートポンプシステム3全体のCOP(Coefficient Of Performance:成績係数)の低下を招くことを無くすことが可能となるはずである。
しかし、図5の例で本来、利用側で必要としていた熱量が加熱運転中のヒートポンプ装置1A、1B、1C、1Dの4台分の熱量に相当していたと仮定する。この場合、例えば1台のヒートポンプ装置1Dが除霜運転をすると、ヒートポンプシステム3からの供給はヒートポンプ装置1A、1B、1Cの3台分、すなわち3/4に低下してしまう。この場合、環水集合配管50aの水R3の温度が徐々に低下していく。
それによって、3台のヒートポンプ装置1A、1B、1Cが備える圧縮機21A、21Bの運転周波数を増やして、各々の出口水配管39に取付けられた出口水温センサ41での検出温度を目標温度にして水R3の温度を維持しようとする。このため、結局のところ、昇温幅は拡大することになり、ヒートポンプシステム3全体のCOPの低下を招いてしまう。
また、圧縮機21A、21Bの運転周波数を増やすのではなく、停止しているヒートポンプ装置1Eに加熱運転をさせることを選択した場合では、冷凍サイクルの特性上、冷凍サイクルが所定の能力を確保できるまでにある程度の時間を必要とする。
このため、ヒートポンプシステム3の全体からの出口水温、つまり、ヒートポンプ装置1A〜1Eから供給されてから往水集合配管50bまでの水温は、水R3の目標温度より一時的には低下を余儀なくされ、水温安定性に欠くこととなってしまう。
この問題を回避するため、本実施形態では、ヒートポンプシステム3がヒートポンプ装置1A〜1E等を制御するグループコントローラ51を備える。
例えば、ヒートポンプ装置1A、1B、1C、1Dの4台が加熱運転を行っていて、グループコントローラ51がヒートポンプ装置1Dを加熱運転から除霜運転に切替えるときに、停止しているヒートポンプ装置1Eがある場合には、ヒートポンプ装置1Dを除霜運転に切替える前に、予めヒートポンプ装置1Eを起動しておく(ヒートポンプ装置1Eの制御部45に加熱運転をさせておく)。
停止しているヒートポンプ装置がない場合には、ヒートポンプ装置1A、1B、1Cにおいて、制御部45により、第一圧縮機21Aの運転周波数及び第二圧縮機21Bの運転周波数の少なくとも一方を増やす。
これにより、往水集合配管50bでの水R3の温度の安定性を高めることができる。さらに、停止しているヒートポンプ装置がある場合では、ヒートポンプシステム3全体のCOP低下を防止することができる。
停止しているヒートポンプ装置1Eを加熱運転に切替えるタイミングとしては、ヒートポンプ装置1Dが除霜運転を開始したタイミングでもよい。往水集合配管50bでの水R3の温度の安定性を優先するのであれば、ヒートポンプ装置1Dが除霜運転を開始する少し前のほうがよい。一例としては、少し前とは、30秒から150秒程度前にしておくとよい。
停止しているヒートポンプ装置がない場合には、ヒートポンプ装置1Dが除霜運転を開始したタイミングで、ヒートポンプ装置1A、1B、1Cの圧縮機21A、21Bの運転周波数を可能な範囲で増やすとよい。運転周波数の増加分を何Hzにするかは、その時点での各圧縮機21A、21Bの許容最大運転周波数に対する余裕分、各冷凍サイクルのSST低下具合、システム3の全ヒートポンプ装置の中で除霜運転を行っているヒートポンプ装置の割合等を考慮して、グループコントローラ51が適切に決定すればよい。
ただし、この時で指定する運転周波数の増加分は、あくまでも往水集合配管50bでの水R3の温度の安定性の確保が目的である。したがって、必要な熱量に対してある程度不足する程度に圧縮機21A、21Bの運転周波数を増やしておき、その後は、環水集合配管50aの温度変化に追従する形で、加熱運転中の各ヒートポンプ装置の出口水温制御に任せることも可能である。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、1又は複数の第一分岐流路、1又は複数の第二分岐流路、及び、1又は複数の水分岐流路のうち、第一の方向の両端には、第一分岐流路及び第二分岐流路のいずれかがそれぞれ配置されること、1又は複数の第一分岐流路及び1又は複数の第二分岐流路は、第一の方向に交互に配置されること、1又は複数の第一分岐流路及び1又は複数の第二分岐流路のうち、第一の方向に隣り合うものの間には、水分岐流路がそれぞれ配置されていることにより、冷凍サイクルが除霜運転しても水分岐管の水が凍結するのを抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、1A、1B、1C、1D、1E…ヒートポンプ装置、3…ヒートポンプシステム、10…水熱交換器、13…第一分岐流路、14…第二分岐流路、15…水分岐流路、20A…第一冷凍サイクル、20B…第二冷凍サイクル、21A…第一圧縮機、21B…第二圧縮機、22A…第一四方弁、22B…第二四方弁、23A…第一空気熱交換器(第一熱源熱交換器)、23B…第二空気熱交換器(第二熱源熱交換器)、24A…第一膨張部、24B…第二膨張部、27A…第一主配管、27B…第二主配管、30A…第一吸込み圧力センサ、30B…第二吸込み圧力センサ、31A…第一吐出圧力センサ、31B…第二吐出圧力センサ、35…ポンプ(水供給部)、36…入口水配管(水供給管)、39…出口水配管(水排出管)、45…制御部、50…集合配管、50a…環水集合配管、50b…往水集合配管、51…グループコントローラ(主制御部)、R1…第一冷媒、R2…第二冷媒、R3…水、X…第一の方向、Y…長手方向

Claims (3)

  1. 1又は複数の第一分岐流路、1又は複数の第二分岐流路、及び、1又は複数の水分岐流路が、前記第一分岐流路の長手方向に延びるとともに前記長手方向に交差する第一の方向に並べて配置された水熱交換器と、
    第一圧縮機と、第一四方弁と、第一熱源熱交換器と、第一膨張部と、前記第一圧縮機、前記第一四方弁、前記第一熱源熱交換器、前記第一膨張部、及び並列に配置された1又は複数の前記第一分岐流路を順次接続する第一主配管と、を有し、内部に第一冷媒が充填された第一冷凍サイクルと、
    第二圧縮機と、第二四方弁と、第二熱源熱交換器と、第二膨張部と、前記第二圧縮機、前記第二四方弁、前記第二熱源熱交換器、前記第二膨張部、及び並列に配置された1又は複数の前記第二分岐流路を順次接続する第二主配管と、を有し、内部に第二冷媒が充填された第二冷凍サイクルと、
    1又は複数の前記水分岐流路に水が流入する供給状態と、この流入を停止した停止状態とに切替え可能な水供給部と、
    前記第一圧縮機、前記第一四方弁、前記第二圧縮機、前記第二四方弁、及び前記水供給部を制御する制御部と、
    を備え、
    1又は複数の前記第一分岐流路、1又は複数の前記第二分岐流路、及び、1又は複数の前記水分岐流路のうち、前記第一の方向の両端には、前記第一分岐流路及び前記第二分岐流路のいずれかがそれぞれ配置され、
    1又は複数の前記第一分岐流路及び1又は複数の前記第二分岐流路は、前記第一の方向に交互に配置され、
    1又は複数の前記第一分岐流路及び1又は複数の前記第二分岐流路のうち、前記第一の方向に隣り合うものの間には、前記水分岐流路がそれぞれ配置され、
    前記制御部は、前記第一圧縮機を駆動させるとともに前記第一四方弁を切替えて1又は複数の前記第一分岐流路で前記第一冷媒を凝縮させ、前記第二圧縮機を駆動させるとともに前記第二四方弁を切替えて1又は複数の前記第二分岐流路で前記第二冷媒を蒸発させ、前記水供給部を停止状態にすることで除霜運転を行い、
    前記第一圧縮機及び前記第二圧縮機は、運転周波数を変更可能であり、
    前記第一冷凍サイクルは、
    前記第一圧縮機に吸込まれる前記第一冷媒の圧力を検出する第一吸込み圧力センサと、
    前記第一圧縮機から吐出される前記第一冷媒の圧力を検出する第一吐出圧力センサと、
    を備え、
    前記第二冷凍サイクルは、
    前記第二圧縮機に吸込まれる前記第二冷媒の圧力を検出する第二吸込み圧力センサと、
    前記第二圧縮機から吐出される前記第二冷媒の圧力を検出する第二吐出圧力センサと、
    を備え、
    前記制御部は、前記除霜運転を行うときには、前記第一吸込み圧力センサ、前記第一吐出圧力センサ、前記第二吸込み圧力センサ、及び前記第二吐出圧力センサの少なくとも一つの検出結果に基づいて、前記第一圧縮機の前記運転周波数及び前記第二圧縮機の前記運転周波数を調節し、
    前記制御部は、前記除霜運転を行うときには、
    前記第一吐出圧力センサの検出結果が、予め定められた第一目標吐出圧力となるとともに、前記第一吸込み圧力センサの検出結果が、予め定められた第一目標吸込み圧力以上となるように前記第一圧縮機の前記運転周波数を調節し、
    前記第二吸込み圧力センサの検出結果が、予め定められた第二目標吸込み圧力以上となるように前記第二圧縮機の前記運転周波数を調節するヒートポンプ装置。
  2. 1又は複数の第一分岐流路、1又は複数の第二分岐流路、及び、1又は複数の水分岐流路が、前記第一分岐流路の長手方向に延びるとともに前記長手方向に交差する第一の方向に並べて配置された水熱交換器と、
    第一圧縮機と、第一四方弁と、第一熱源熱交換器と、第一膨張部と、前記第一圧縮機、前記第一四方弁、前記第一熱源熱交換器、前記第一膨張部、及び並列に配置された1又は複数の前記第一分岐流路を順次接続する第一主配管と、を有し、内部に第一冷媒が充填された第一冷凍サイクルと、
    第二圧縮機と、第二四方弁と、第二熱源熱交換器と、第二膨張部と、前記第二圧縮機、前記第二四方弁、前記第二熱源熱交換器、前記第二膨張部、及び並列に配置された1又は複数の前記第二分岐流路を順次接続する第二主配管と、を有し、内部に第二冷媒が充填された第二冷凍サイクルと、
    1又は複数の前記水分岐流路に水が流入する供給状態と、この流入を停止した停止状態とに切替え可能な水供給部と、
    前記第一圧縮機、前記第一四方弁、前記第二圧縮機、前記第二四方弁、及び前記水供給部を制御する制御部と、
    を備え、
    1又は複数の前記第一分岐流路、1又は複数の前記第二分岐流路、及び、1又は複数の前記水分岐流路のうち、前記第一の方向の両端には、前記第一分岐流路及び前記第二分岐流路のいずれかがそれぞれ配置され、
    1又は複数の前記第一分岐流路及び1又は複数の前記第二分岐流路は、前記第一の方向に交互に配置され、
    1又は複数の前記第一分岐流路及び1又は複数の前記第二分岐流路のうち、前記第一の方向に隣り合うものの間には、前記水分岐流路がそれぞれ配置され、
    前記制御部は、前記第一圧縮機を駆動させるとともに前記第一四方弁を切替えて1又は複数の前記第一分岐流路で前記第一冷媒を凝縮させ、前記第二圧縮機を駆動させるとともに前記第二四方弁を切替えて1又は複数の前記第二分岐流路で前記第二冷媒を蒸発させ、前記水供給部を停止状態にすることで除霜運転を行い、
    前記第一圧縮機及び前記第二圧縮機は、運転周波数を変更可能であり、
    前記第一冷凍サイクルは、
    前記第一圧縮機に吸込まれる前記第一冷媒の圧力を検出する第一吸込み圧力センサと、
    前記第一圧縮機から吐出される前記第一冷媒の圧力を検出する第一吐出圧力センサと、
    を備え、
    前記第二冷凍サイクルは、
    前記第二圧縮機に吸込まれる前記第二冷媒の圧力を検出する第二吸込み圧力センサと、
    前記第二圧縮機から吐出される前記第二冷媒の圧力を検出する第二吐出圧力センサと、
    を備え、
    前記制御部は、前記除霜運転を行うときには、前記第一吸込み圧力センサ、前記第一吐出圧力センサ、前記第二吸込み圧力センサ、及び前記第二吐出圧力センサの少なくとも一つの検出結果に基づいて、前記第一圧縮機の前記運転周波数及び前記第二圧縮機の前記運転周波数を調節し、
    前記制御部は、前記除霜運転を行うときには、
    前記第二吐出圧力センサの検出結果が、予め定められた第二目標吐出圧力になったときに、前記第一圧縮機の前記運転周波数を減らすヒートポンプ装置。
  3. ヒートポンプ装置複数と、
    複数の前記ヒートポンプ装置に接続された集合配管と、
    複数の前記ヒートポンプ装置の制御部に接続された主制御部と、
    を有し、
    前記ヒートポンプ装置は、
    1又は複数の第一分岐流路、1又は複数の第二分岐流路、及び、1又は複数の水分岐流路が、前記第一分岐流路の長手方向に延びるとともに前記長手方向に交差する第一の方向に並べて配置された水熱交換器と、
    第一圧縮機と、第一四方弁と、第一熱源熱交換器と、第一膨張部と、前記第一圧縮機、前記第一四方弁、前記第一熱源熱交換器、前記第一膨張部、及び並列に配置された1又は複数の前記第一分岐流路を順次接続する第一主配管と、を有し、内部に第一冷媒が充填された第一冷凍サイクルと、
    第二圧縮機と、第二四方弁と、第二熱源熱交換器と、第二膨張部と、前記第二圧縮機、前記第二四方弁、前記第二熱源熱交換器、前記第二膨張部、及び並列に配置された1又は複数の前記第二分岐流路を順次接続する第二主配管と、を有し、内部に第二冷媒が充填された第二冷凍サイクルと、
    1又は複数の前記水分岐流路に水が流入する供給状態と、この流入を停止した停止状態とに切替え可能な水供給部と、
    前記第一圧縮機、前記第一四方弁、前記第二圧縮機、前記第二四方弁、及び前記水供給部を制御する前記制御部と、
    を備え、
    1又は複数の前記第一分岐流路、1又は複数の前記第二分岐流路、及び、1又は複数の前記水分岐流路のうち、前記第一の方向の両端には、前記第一分岐流路及び前記第二分岐流路のいずれかがそれぞれ配置され、
    1又は複数の前記第一分岐流路及び1又は複数の前記第二分岐流路は、前記第一の方向に交互に配置され、
    1又は複数の前記第一分岐流路及び1又は複数の前記第二分岐流路のうち、前記第一の方向に隣り合うものの間には、前記水分岐流路がそれぞれ配置され、
    前記制御部は、前記第一圧縮機を駆動させるとともに前記第一四方弁を切替えて1又は複数の前記第一分岐流路で前記第一冷媒を凝縮させ、前記第二圧縮機を駆動させるとともに前記第二四方弁を切替えて1又は複数の前記第二分岐流路で前記第二冷媒を蒸発させ、前記水供給部を停止状態にすることで除霜運転を行い、
    それぞれの前記ヒートポンプ装置は、
    1又は複数の前記水分岐流路に水を流入させるための水供給管と、
    1又は複数の前記水分岐流路から前記水を流出させるための水排出管と、
    を備え、
    前記第一圧縮機及び前記第二圧縮機は、運転周波数を変更可能であり、
    複数の前記ヒートポンプ装置の前記水供給管は、前記集合配管の環水集合配管に並列に接続され、
    複数の前記ヒートポンプ装置の前記水排出管は、前記集合配管の往水集合配管に並列に接続され、
    前記主制御部は、
    複数の前記ヒートポンプ装置が、前記第一圧縮機を駆動させるとともに前記第一四方弁を切替えて1又は複数の前記第一分岐流路で前記第一冷媒を凝縮させ、前記第二圧縮機を駆動させるとともに前記第二四方弁を切替えて1又は複数の前記第二分岐流路で前記第二冷媒を凝縮させ、前記水供給部を供給状態にすることで加熱運転を行っていて、複数の前記ヒートポンプ装置のうちの一を前記加熱運転から前記除霜運転に切替えるときに、
    前記第一圧縮機及び前記第二圧縮機が停止している他の一の前記ヒートポンプ装置がある場合には、このヒートポンプ装置の前記制御部に前記加熱運転をさせ、
    前記第一圧縮機及び前記第二圧縮機が停止している他の一の前記ヒートポンプ装置がない場合には、他の前記ヒートポンプ装置において、前記制御部により、前記第一圧縮機の前記運転周波数及び前記第二圧縮機の前記運転周波数の少なくとも一方を増やすヒートポンプシステム。
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