JP6534952B2 - 端局装置及び送信順序決定方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施形態によるネットワークシステム1の構成例を示す図である。同図に示すネットワークシステム1は、例えば図9に示すPONシステムが、PONシステムに接続される外部の装置である接続外部装置間のデータを中継する。PONシステムは、端局装置としてのOLT(Optical Line Terminal;光加入者線終端装置)100と、終端装置としてのM台(Mは2以上の整数)のONU(Optical Network Unit、光加入者線ネットワーク装置)200とを有する。以下では、接続外部装置が、モバイル用無線基地局のBBU(信号処理部:Baseband Unit)610及びRRH(アンテナ部:Remote Radio Head)620である場合を例に説明するが、接続外部装置は、モバイル用無線基地局に限らない。以下では、m台目(mは1以上M以下の整数)のONU200を、ONU200#mとも記載する。
まず、送信順序決定部160は、自装置に接続されているONU200の数であるONU数Mを取得する(ステップS105)。次に、送信順序決定部160は、送信順序の公平性を判断するために情報を取得する送信順序公平化周期の回数Nと、公平性の判定閾値Dthを設定する。さらに、送信順序決定部160は、各ONU200が1回目からN回目までの送信順序公平化周期においてデータを送信した送信順序公平化周期の回数N(x)に初期値Nを設定する(ステップS110)。ここで、x(xは1以上M以下の整数)は、ONU200の番号を示す。つまり、x番目のONU200は、ONU200#xである。
以下の式(2)に示すように、ONU200#iとONU200#j(j≠i)間のWxの差をDijとする(i,jは、1以上M以下の整数)。
また、送信順序決定部160は、各ONU200の送信順序を、ONU200からOLT100にデータ信号が送られてきた順序により判断することも可能である。この場合、送信順序決定部160は、上りフレーム処理部150から各ONU200の送信順序の情報を取得する。なお、OLT100内でONU200の送信順序を決定していることから、送信順序決定部160は、上記のように送信順序命令部170からOLT100内の情報を読み込むことも可能である。
第1の実施形態では各ONU200から送信されたデータ量V(x,n)を、上りフレーム処理部150が受信したONU200からのデータ信号に基づいて取得していた。第2の実施形態では、第1の実施形態で参照していたデータ量V(x,n)の代わりに、各ONU200から送られてくるレポート情報を利用する。レポート情報は、OLT100が各ONU200に帯域を割当てる際にONU200から送信される情報であり、ONU200が要求する帯域が設定される。以下では、第1の実施形態との差分について説明する。本実施形態のネットワークシステムの構成は、図1に示すネットワークシステム1におけるOLT100を、図4に示すOLT100aに置き換えた構成である。
各ONU200は、帯域割当を要求するために、OLT100aにレポート情報を設定したレポート信号を送信する。ONU200は、OLT100aへ送信すべきデータがない場合には、要求帯域がないことを示すレポート情報を送信する。ONU200は、OLT100aに送信すべきデータをRRH620から受信すると、受信したデータをバッファに保存しておく。ONU200は、バッファリングしたデータ量に応じた要求帯域をレポート情報に設定し、レポート信号を送信する。
第1の実施形態及び第2の実施形態ではデータ送信の順序O(x,n)を基に送信順序の公平化制御を行う。しかし、送信順序が公平化されたとしても、各ONUから送られてくるデータ量によって、送信待機時間にばらつきが生じる場合がある。例えば、使用可能な帯域が10Gbps(ギガビット毎秒)のPONシステムが、ONU200#1、ONU200#2、ONU200#3、ONU200#4を収容することを想定する。ONU200#1とONU200#2が1Gbps以上を常に占有し、ONU200#3及びONU200#4が数Mbps程度の帯域を使用すると仮定したとすると、送信順序を公平化したとしても、ONU200#3及びONU200#4の送信待機時間はONU200#1、ONU200#2よりも長くなる。これにより送信待機時間は公平化されないことがわかる。そこで、本実施形態では、各ONU200から送信される信号のデータ量V(x,n)を基に送信順序を決定する。以下では、第1の実施形態との差分を中心に説明する。
図6は、第3の実施形態によるOLT100bの構成を示すブロック図である。同図において、図2に示す第1の実施形態によるOLT100と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。OLT100bが、図2に示すOLT100と異なる点は、送信順序決定部160に代えて、送信順序決定部160bを備える点である。送信順序決定部160bは、各ONU200から送信される信号のデータ量V(x,n)を基に送信順序を決定する。
第3の実施形態では、上りフレーム処理部150から取得したデータ量V(x,n)の情報を用いて送信順序の変更を行ったが、第2の実施形態と同様に、ONU200から送信されるレポート情報からもデータ量V(x,n)を取得することが可能である。以下では、第3の実施形態との差分について説明する。本実施形態のネットワークシステムの構成は、図1に示すネットワークシステム1におけるOLT100を、図8に示すOLT100cに置き換えた構成である。
上述した第1の実施形態から第4の実施形態は、各々だけではなく、任意に組み合わせて用いることもできる。
100、100a、100b、100c OLT
120、920 下りフレーム処理部
130、930 E/Oデータ量取得部
140、940 O/Eデータ量取得部
150、950 上りフレーム処理部
155 データ量取得部
160、160b 送信順序決定部
170、960 送信順序命令部
200 ONU
610 BBU
620 RRH
710 光ファイバ
720 光スプリッタ
Claims (8)
- 複数の終端装置と接続される端局装置であって、
複数周期における前記終端装置それぞれの送信データがあるときの送信順序の情報又は送信データ量の情報を取得し、前記終端装置それぞれの前記送信順序の平均又は前記送信データ量の合計に基づいて前記終端装置の送信順序を決定する送信順序決定部と、
前記送信順序決定部が決定した送信順序に従って前記終端装置にデータ送信の順序を指示する送信順序命令部と、
を備え、
前記送信順序決定部は、前記送信順序の平均が低い順又は前記送信データ量の合計が少ない順に前記終端装置の送信順序を決定する、
ことを特徴とする端局装置。 - 複数の終端装置と接続される端局装置であって、
複数周期における前記終端装置それぞれの送信データがあるときの送信順序の情報を取得し、前記終端装置それぞれの前記送信順序の平均に基づいて前記終端装置の送信順序を決定する送信順序決定部と、
前記送信順序決定部が決定した送信順序に従って前記終端装置にデータ送信の順序を指示する送信順序命令部と、
を備え、
前記送信順序決定部は、複数周期における前記終端装置それぞれのデータの送信順序の情報及び送信データ量の情報を取得し、前記終端装置ごとに、各周期の前記送信データ量に基づいて送信データの有無を判断し、送信データ有と判断された周期における前記送信順序の平均を計算する、
ことを特徴とする端局装置。 - 複数の終端装置と接続される端局装置であって、
複数周期における前記終端装置それぞれの送信データがあるときの送信順序の情報又は送信データ量の情報を取得し、前記終端装置それぞれの前記送信順序の平均又は前記送信データ量の合計に基づいて前記終端装置の送信順序を決定する送信順序決定部と、
前記送信順序決定部が決定した送信順序に従って前記終端装置にデータ送信の順序を指示する送信順序命令部と、
を備え、
前記送信順序決定部は、異なる前記終端装置間の送信順序の平均の差異を計算し、前記差異の合計が閾値を超える場合に前記終端装置の送信順序を新たに決定する、
ことを特徴とする端局装置。 - 前記送信順序決定部は、前記送信データ量を前記終端装置から受信したデータ量に基づいて取得する、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の端局装置。 - 前記終端装置から要求された帯域に基づいて前記送信データ量を取得し、前記送信順序決定部に通知するデータ量取得部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の端局装置。 - 複数の終端装置と接続される端局装置が実行する送信順序決定方法であって、
複数周期における前記終端装置それぞれの送信データがあるときの送信順序の情報又は送信データ量の情報を取得し、前記終端装置それぞれの前記送信順序の平均又は前記送信データ量の合計に基づいて前記終端装置の送信順序を決定する送信順序決定ステップと、
前記送信順序決定ステップにおいて決定された送信順序に従って前記終端装置にデータ送信の順序を指示する送信順序命令ステップと、
を有し、
前記送信順序決定ステップにおいては、前記送信順序の平均が低い順又は前記送信データ量の合計が少ない順に前記終端装置の送信順序を決定する、
ことを特徴とする送信順序決定方法。 - 複数の終端装置と接続される端局装置が実行する送信順序決定方法であって、
複数周期における前記終端装置それぞれの送信データがあるときの送信順序の情報を取得し、前記終端装置それぞれの前記送信順序の平均に基づいて前記終端装置の送信順序を決定する送信順序決定ステップと、
前記送信順序決定ステップにおいて決定された送信順序に従って前記終端装置にデータ送信の順序を指示する送信順序命令ステップと、
を有し、
前記送信順序決定ステップにおいては、複数周期における前記終端装置それぞれのデータの送信順序の情報及び送信データ量の情報を取得し、前記終端装置ごとに、各周期の前記送信データ量に基づいて送信データの有無を判断し、送信データ有と判断された周期における前記送信順序の平均を計算する、
ことを特徴とする送信順序決定方法。 - 複数の終端装置と接続される端局装置が実行する送信順序決定方法であって、
複数周期における前記終端装置それぞれの送信データがあるときの送信順序の情報又は送信データ量の情報を取得し、前記終端装置それぞれの前記送信順序の平均又は前記送信データ量の合計に基づいて前記終端装置の送信順序を決定する送信順序決定ステップと、
前記送信順序決定ステップにおいて決定された送信順序に従って前記終端装置にデータ送信の順序を指示する送信順序命令ステップと、
を有し、
前記送信順序決定ステップにおいては、異なる前記終端装置間の送信順序の平均の差異を計算し、前記差異の合計が閾値を超える場合に前記終端装置の送信順序を新たに決定する、
ことを特徴とする送信順序決定方法。
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JP2016039373A JP6534952B2 (ja) | 2016-03-01 | 2016-03-01 | 端局装置及び送信順序決定方法 |
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JP2009130623A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光加入者線端局装置、それを含んだ通信システムおよびパケット送信方法 |
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