JP6534952B2 - 端局装置及び送信順序決定方法 - Google Patents

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本発明は、端局装置及び送信順序決定方法に関する。
PON(Passive Optical Network;受動光ネットワーク)は、OLT(Optical Line Terminal;光加入者線終端装置)と複数のONU(Optical Network Unit、光加入者線ネットワーク装置)とを接続して構成される。図9は、PONシステムの構成例を示す図である。同図では、OLTとONU#1〜ONU#MのM台(Mは2以上の整数)のONUとが、光ファイバおよび光スプリッタを用いた中継網により接続される。
図10は、時分割多重(TDM:Time division Multiplexing)方式を採用しているPONシステムによる帯域割当の手順を示す図である。横軸のtは時間を表す。同図に示すように、ONU#1〜ONU#M(同図では、M=4)から時分割多重でOLTにデータ信号を送信するとき、OLTはONU#1〜ONU#Mへ送信許可を与える制御信号を送信する。送信許可は、ONUがOLTにデータ信号を送信可能な時間と容量を示す。ONUは、その制御信号を基に、OLTから指示された時間に指示された容量のデータ信号をOLTへ送信する(例えば、非特許文献1参照)。同図では、制御信号により、ONU#1、ONU#4、ONU#2、ONU#3の順に送信順序(時刻)が指定されている。
同図のようにOLTに複数のONU#1〜ONU#4が接続されている場合、初めにデータ信号を送信したONU#1と最後にデータを送信したONU#3とでは、OLTにデータ信号が到着する時刻に差が生じる。この時間差が遅延となる。この時間差を、送信待機時間と定義する。つまり、送信待機時間は、送信順序1番のONUが送信したデータ信号の到着時刻から、2番目以降の送信順序のONUが送信したデータ信号の到着時刻までにOLTが待機した時間である。換言すれば、送信待機時間は、送信順序1番のONUがデータ信号を送信した時刻から、2番目以降の送信順序のONUが自装置のデータ信号を送信するまでに待機した時間でもある。この送信待機時間に起因する遅延を公平化するための技術は既に提案されている(例えば、非特許文献2参照)。この提案されている技術だけでなく、一般に広く知られているラウンドロビン方式を適用することでも、送信待機時間を複数のONU間で公平にすることは可能である。
図11は、ラウンドロビン方式を用いた場合のPONシステムにおけるデータ信号送信の例を示す図である。ラウンドロビン方式の場合は、各ONUのデータ送信完了後に送信する順序をシフトさせる。最初にデータ信号を送信したONUを次の送信タイミングでは、最後にデータ信号を送信するように設定し、送信順序を繰り上げる。同図では、ONUの送信が一巡した後に、ラウンドロビンを行っているが、送信が何度か繰り返された後に、ラウンドロビンを行うことでも長期的に見て公平化を図ることが可能である。この送信順序を変更する周期を送信順序公平化周期と定義する。
国際公開第2014/077168号
"NTT技術ジャーナル、技術基礎講座[GE-PON技術]、第3回 DBA機能",[online],2005年,日本電信電話株式会社,[平成27年12月21日検索],インターネット <http://www.ntt.co.jp/journal/0510/files/jn200510067.pdf> 三鬼準基,青柳慎一,上田裕巳,渡辺隆市,"パッシブダブルスター光アクセスシステムにおけるシェアドアクセス方式の提案",電子情報通信学会論文誌 B,2001年9月,Vol. J84-B,No.9,p.1578-1586 "C-RAN The Road Towards Green RAN",[online],2011年10月,China Mobile Research Institute,[平成28年2月5日検索],インターネット <http://labs.chinamobile.com/cran/> "Further Study on Critical C-RAN Technologies", Next Generation Mobile Networks (NGMN) Alliance,2015年3月,version 1.0 "Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2",3GPP TS 36.300,v12.4.0,2014年12月 K. Miyamoto,S. Kuwano,J. Terada,A. Otaka,"Split-PHY Processing Architecture to Realize Base Station Coordination and Transmission Bandwidth Reduction in Mobile Fronthaul",Optical Fiber Communications Conference and Exhibition (OFC),2015年3月,M2J.4
PONシステムに接続されている装置が送信順序公平化周期と異なる周期性を持つトラヒックを送受信する際にPON区間で公平性が担保されないケースが存在する。このケースに該当する一例として、モバイル用無線基地局をPONシステムにより収容した場合が考えられる。モバイル用無線基地局はC−RAN(Centralized - Radio Access Network)と呼ばれる構成を取っている。C−RAN構成では、モバイル用無線基地局を無線アンテナ部(RRH:Remote Radio Head)と信号処理部(BBU:Baseband Unit)に分離し、BBU−RRH間は光ファイバによって接続される(例えば、非特許文献3参照)。このBBU−RRH間をPONトポロジで構成することが検討されている(例えば、特許文献1参照)。最近ではRRHに物理層機能の全て若しくは一部を集約し、MAC層以上の機能をBBUに集約したC−RAN構成が提案されている(非特許文献4、非特許文献6参照)。非特許文献4、非特許文献6等の方式では、RRHがデータ信号をサブフレーム毎に復調し、場合によってはさらに復号も行い、BBUへデータ信号を転送する。この方式で想定されるデータ信号の転送を行うシーケンス例を図12に示す。
図12は、RRHが無線端末から受信したデータ信号をBBUへ転送するシーケンス例を示す図である。RRHは、無線端末から受信した信号を復調・復号する。RRHにおいて復調・復号された信号は、サブフレーム長単位にキューイングされ、BBUへ転送される。LTE(Long Term Evolution)モバイルシステムの場合、サブフレーム長は1ms(非特許文献5参照)である。このことから、RRHからBBUへデータ信号を転送する際にデータのキューイングが始まる周期は1msとなる。1msを1周期として、データがRRHにキューイングされ、転送される。
図13は、モバイル用無線基地局をPONシステムに収容した時の転送のシーケンスを示す図である。ONUは、PONのデータ信号の送信周期に合わせて、送信周期内に割当てられた帯域を使用して、RRHから受信したモバイルシステムのデータをOLTに送信する。ONUは、送信周期内の割当てられた帯域がモバイルシステムのデータ量よりも少ない場合は、次の送信周期にまたがって送信を行う。
上記の例のように、接続された装置が周期性を持つ場合では、PONシステムにおいて、各ONUからのデータ送信の順序が公平でない可能性がある。図14は、モバイル用無線基地局をPONシステムに収容した時のONUの送信順序と送信データ量を示す図である。同図では、ONUに割当てられた帯域が複数の送信順序公平化周期に適用される場合を示している。例えば、接続された装置(RRH)が持つデータ信号の送信周期が1ms、送信順序公平化周期が250μsのとき、OLTと接続しているONU数が2、4、8、…台(データ信号の送信周期/送信順序公平化周期の整数倍)である場合には、1ms毎にトラヒックがサブフレーム周期の先頭に偏在する。図14に示すように送信順序がONU#1→ONU#2→ONU#3→ONU#4の送信順序公平化周期のタイミングにおいてトラヒックが集中し、送信順序が公平ではなくなる。つまり、上述したように、トラヒックの集中により、キューイングされているデータを1つの送信順序公平化周期で送信できなかった場合、ONUは、次回以降の送信順序公平化周期に及んでデータを送信する。しかし、ラウンドロビンでは、送信すべきデータの有無によらず送信順序が割り当てられるため、送信すべきデータがないONUよりも送信すべきデータがあるONUのほうが後の送信順序となることもある。従って、送信待機時間が長くなるONUが生じる場合がある。また、各ONUの平均的な送信順序が偏る場合もある。
上記事情に鑑み、本発明は、送信待機時間の偏りを減らすように終端装置の送信順序を決めることができる端局装置及び送信順序決定方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、複数の終端装置と接続される端局装置であって、複数周期における前記終端装置それぞれの送信データがあるときの送信順序の情報又は送信データ量の情報を取得し、前記終端装置それぞれの前記送信順序の平均又は前記送信データ量の合計に基づいて前記終端装置の送信順序を決定する送信順序決定部と、前記送信順序決定部が決定した送信順序に従って前記終端装置にデータ送信の順序を指示する送信順序命令部と、を備える。
また、本発明の一態様は、上述の端局装置であって、前記送信順序決定部は、前記送信順序の平均が低い順又は前記送信データ量の合計が少ない順に前記終端装置の送信順序を決定する。
また、本発明の一態様は、上述の端局装置であって、前記送信順序決定部は、複数周期における前記終端装置それぞれのデータの送信順序の情報及び送信データ量の情報を取得し、前記終端装置ごとに、各周期の前記送信データ量に基づいて送信データの有無を判断し、送信データ有と判断された周期における前記送信順序の平均を計算する。
また、本発明の一態様は、上述の端局装置であって、前記送信順序決定部は、異なる前記終端装置間の送信順序の平均の差異を計算し、前記差異の合計が閾値を超える場合に前記終端装置の送信順序を新たに決定する。
また、本発明の一態様は、上述の端局装置であって、前記送信順序決定部は、前記送信データ量を前記終端装置から受信したデータ量に基づいて取得する。
また、本発明の一態様は、上述の端局装置であって、前記送信順序決定部は、前記終端装置から要求された帯域に基づいて前記送信データ量を取得し、前記送信順序決定部に通知するデータ量取得部をさらに備える。
なお、上述の端局装置において、前記周期は、前記終端装置の送信順序を変更する周期である。
また、本発明の一態様は、複数の終端装置と接続される端局装置が実行する送信順序決定方法であって、複数周期における前記終端装置それぞれの送信データがあるときの送信順序の情報又は送信データ量の情報を取得し、前記終端装置それぞれの前記送信順序の平均又は前記送信データ量の合計に基づいて前記終端装置の送信順序を決定する送信順序決定ステップと、前記送信順序決定ステップにおいて決定された送信順序に従って前記終端装置にデータ送信の順序を指示する送信順序命令ステップと、を有する。
本発明により、送信待機時間の偏りを減らすように終端装置の送信順序を決めることが可能となる。
本発明の第1の実施形態によるネットワークシステムの構成例を示す図である。 同実施形態によるOLTの構成を示すブロック図である。 同実施形態によるOLTの動作アルゴリズムを示すフローチャートである。 第2の実施形態によるOLTの構成を示すブロック図である。 同実施形態によるネットワークシステムにおけるレポート情報の通知のシーケンスを示す図である。 第3の実施形態によるOLTの構成を示すブロック図である。 同実施形態によるOLTの動作アルゴリズムを示すフローチャートである。 第4の実施形態によるOLTの構成を示すブロック図である。 PONシステムの構成例を示す図である。 時分割多重方式を採用しているPONシステムによる帯域割当の手順を示す図である。 ラウンドロビン方式を用いた場合のPONシステムにおけるデータ信号送信の例を示す図である。 RRHが無線端末から受信したデータ信号をBBUへ転送するシーケンス例を示す図である。 モバイル用無線基地局をPONシステムに収容した時の転送のシーケンスを示す図である。 モバイル用無線基地局をPONシステムに収容した時のONUの送信順序と送信データ量を示す図である。 本発明の実施形態が適用されないOLTの構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態によるネットワークシステム1の構成例を示す図である。同図に示すネットワークシステム1は、例えば図9に示すPONシステムが、PONシステムに接続される外部の装置である接続外部装置間のデータを中継する。PONシステムは、端局装置としてのOLT(Optical Line Terminal;光加入者線終端装置)100と、終端装置としてのM台(Mは2以上の整数)のONU(Optical Network Unit、光加入者線ネットワーク装置)200とを有する。以下では、接続外部装置が、モバイル用無線基地局のBBU(信号処理部:Baseband Unit)610及びRRH(アンテナ部:Remote Radio Head)620である場合を例に説明するが、接続外部装置は、モバイル用無線基地局に限らない。以下では、m台目(mは1以上M以下の整数)のONU200を、ONU200#mとも記載する。
OLT100とM台のONU200とは、1本の光ファイバ710で伝送される通信信号を、光スプリッタ720によって複数に分配することにより接続される。OLT100は、M台のONU200に送信する信号(下り信号)をTDM(時分割多重)方式により多重して送信し、光スプリッタ720は多重された下り信号をそのまま各ONU200に転送する。M台のONU200からOLT100に送信される信号(上り信号)は、光スプリッタ720により多重され、OLT100に送信される。
本実施形態では、ONU200からOLT100へ伝送される帯域を複数のONU200で時分割により共用する際、送信待機時間が偏らないように、各ONU200がデータを送信する順序の公平化を図る。そこで、OLT100は、各ONU200から送信されるデータ信号の送信順序をモニタリングし、送信順序が不公平となっている場合に、遅延が偏らないように送信順序の変更を行う。
図15は、本実施形態が適用されないOLT900の構成を示すブロック図である。同図において、OLT900は、下りフレーム処理部920と、E/Oデータ量取得部930と、O/Eデータ量取得部940と、上りフレーム処理部950と、送信順序命令部960とを備えて構成される。
下りフレーム処理部920は、BBU610から受信した下り信号のフレームを、PONシステムで用いられるフレームに変換する。E/Oデータ量取得部930は、下りフレーム処理部920がフレーム変換した下り信号を電気信号から光信号に変換し、ONUとの間の光ファイバに出力する。O/Eデータ量取得部940は、ONUとの間の光ファイバにより伝送された光信号を受信して電気信号に変換し、上りフレーム処理部950に出力する。上りフレーム処理部950は、O/Eデータ量取得部940により電気信号に変換された上り信号のフレームを、PONフレームから所望のフレームに変換し、BBUに出力する。送信順序命令部960は、送信順序指示信号を生成し、ONU200へ送信する。送信順序指示信号は、ONU200に対して上り信号の送信を許可するタイミングを時刻等で指定することにより、送信順序を指示する制御信号である。
図2は、本発明の第1の実施形態によるOLT100の構成を示すブロック図である。OLT100は、下りフレーム処理部120と、E/Oデータ量取得部130と、O/Eデータ量取得部140と、上りフレーム処理部150と、送信順序決定部160と、送信順序命令部170とを備えて構成される。下りフレーム処理部120、E/Oデータ量取得部130、O/Eデータ量取得部140、上りフレーム処理部150及び送信順序命令部170はそれぞれ、図15に示す下りフレーム処理部920、E/Oデータ量取得部930、O/Eデータ量取得部940、上りフレーム処理部950及び送信順序命令部960と同様の機能を有する。送信順序決定部160は、ONU200の送信順序の公平性を表す指標値を計算する。送信順序決定部160は、指標値に基づいて送信順序が公平ではないと判断した場合、各ONU200の送信順序を計算し、計算結果を送信順序命令部170に出力する。送信順序命令部170は、送信順序決定部160から計算結果として通知されたONU200の送信順序に従って各ONU200の上りデータの送信タイミングを決定し、決定した送信タイミングを指示する送信順序指示信号をONU200に送信する。
図3は、本実施形態のOLT100の動作アルゴリズムを示すフローチャートである。
まず、送信順序決定部160は、自装置に接続されているONU200の数であるONU数Mを取得する(ステップS105)。次に、送信順序決定部160は、送信順序の公平性を判断するために情報を取得する送信順序公平化周期の回数Nと、公平性の判定閾値Dthを設定する。さらに、送信順序決定部160は、各ONU200が1回目からN回目までの送信順序公平化周期においてデータを送信した送信順序公平化周期の回数N(x)に初期値Nを設定する(ステップS110)。ここで、x(xは1以上M以下の整数)は、ONU200の番号を示す。つまり、x番目のONU200は、ONU200#xである。
OLT100の送信順序命令部170は、初期動作としてラウンドロビン方式等の公平制御を行う(ステップS115)。送信順序決定部160は、送信順序公平化周期がN回に達した後、各ONU200の送信順序が公平に設定されているかを表す指標値を計算する。そこで、送信順序決定部160は、送信順序公平化周期1回目からN回目までの各送信順序公平化周期について、ONU200#1〜ONU200#mそれぞれのデータ量V(x,n)及び送信順序O(x,n)を取得する。n(1以上N以下の整数)は、N回の送信順序公平化周期のうち、何回目の送信順序公平化周期であるかを表す変数である。データ量V(x,n)は、n回目の送信順序公平化周期に、ONU200#xからOLT100に送信されたデータ量である。送信順序O(x,n)は、n回目の送信順序公平化周期におけるONU200#xのデータ送信の順序である。
送信順序決定部160は、M台のONU200を1台ずつ選択し(ステップS125)、以下のステップS130及びステップS135の処理を実行する。ステップS125で選択されたONU200の番号をxとする。
送信順序決定部160は、送信順序命令部170からONU200#xに指示した1〜N回目の送信周期それぞれの送信順序O(x,1)〜O(x,N)を取得する。さらに、送信順序決定部160は、上りフレーム処理部150から、1〜N回目の送信周期それぞれにおいてONU200#xから受信したデータ量V(x,1)〜V(x,N)を取得する。
送信順序決定部160は、V(x,n)=0のときはO(x,n)=0とする。また、送信順序決定部160は、V(x,n)=0である送信順序公平化周期の数L(x)回を取得し、N(x)の値を、N(x)−L(x)により更新する(ステップS130)。送信順序決定部160は、以下の式(1)により、送信順序公平化周期N回分における送信データがあったときのONU200#xの送信順序の平均値Wを算出する(ステップS135)。
Figure 0006534952
上記により、送信順序決定部160は、OLT100に接続されるM台のONU200全てについてWを算出する。M台のONU200間のWの差が0に近いほど、公平性が高いといえる。
以下の式(2)に示すように、ONU200#iとONU200#j(j≠i)間のWの差をDijとする(i,jは、1以上M以下の整数)。
Figure 0006534952
ijが0に近ければ公平性が高い。送信順序決定部160は、以下の式(3)のように、全てのONU200の組合せについてのDijの和を求め、送信順序が公平に設定されているかを表す指標値とする(ステップS140)。
Figure 0006534952
送信順序決定部160は、指標値Dが閾値Dthより大きいか否かを判断する(ステップS145)。送信順序命令部170は、指標値Dが閾値Dth以下の場合に(ステップS145:NO)、公平性が高いと判断する。送信順序命令部170は、現在のONU200の送信順序を引き続き使用する。
一方、送信順序決定部160は、指標値Dが閾値Dthよりも大きいと判断した場合は(ステップS145:YES)、Wが大きい順に各ONU200の送信順序をソートし直す(ステップS150)。送信順序決定部160は、再ソート後の新たなONU200の順番を送信順序命令部170に出力する。送信順序命令部170は、再ソート後のONU200の順番に基づいてラウンドロビン等の公平制御を行う。
なお、判定閾値Dthは送信順序公平化周期の回数Nによって値が変わるため、Nの変数となる場合もある。
また、送信順序決定部160は、各ONU200の送信順序を、ONU200からOLT100にデータ信号が送られてきた順序により判断することも可能である。この場合、送信順序決定部160は、上りフレーム処理部150から各ONU200の送信順序の情報を取得する。なお、OLT100内でONU200の送信順序を決定していることから、送信順序決定部160は、上記のように送信順序命令部170からOLT100内の情報を読み込むことも可能である。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では各ONU200から送信されたデータ量V(x,n)を、上りフレーム処理部150が受信したONU200からのデータ信号に基づいて取得していた。第2の実施形態では、第1の実施形態で参照していたデータ量V(x,n)の代わりに、各ONU200から送られてくるレポート情報を利用する。レポート情報は、OLT100が各ONU200に帯域を割当てる際にONU200から送信される情報であり、ONU200が要求する帯域が設定される。以下では、第1の実施形態との差分について説明する。本実施形態のネットワークシステムの構成は、図1に示すネットワークシステム1におけるOLT100を、図4に示すOLT100aに置き換えた構成である。
図4は、第2の実施形態によるOLT100aの構成を示すブロック図である。同図において、図2に示す第1の実施形態によるOLT100と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。OLT100aが、図2に示すOLT100と異なる点は、データ量取得部155をさらに備える点である。データ量取得部155は、上りフレーム処理部150から、各ONU200から受信したレポート情報を取得する。データ量取得部155は、取得したレポート情報に設定されている要求帯域の情報をデータ量V(x,n)に変換し、送信順序決定部160に出力する。例えば、要求帯域の情報は、データ量自体でもよく、単位時間当たり又は送信順序公平化周期当たりの帯域でもよい。
図5は、本実施形態のネットワークシステムにおけるレポート情報の通知のシーケンスを示す図である。
各ONU200は、帯域割当を要求するために、OLT100aにレポート情報を設定したレポート信号を送信する。ONU200は、OLT100aへ送信すべきデータがない場合には、要求帯域がないことを示すレポート情報を送信する。ONU200は、OLT100aに送信すべきデータをRRH620から受信すると、受信したデータをバッファに保存しておく。ONU200は、バッファリングしたデータ量に応じた要求帯域をレポート情報に設定し、レポート信号を送信する。
OLT100aのデータ量取得部155は、上りフレーム処理部150が受信したレポート信号からレポート情報を取得する。データ量取得部155は、レポート情報を送信順序命令部170に出力するとともに、レポート情報に設定されている要求帯域に基づいてレポート信号の送信元のONU200からの送信データ量を計算し、送信順序決定部160に出力する。データ量をデータ量取得部155から受信する以外の送信順序決定部160の動作は、第1の実施形態と同様である。送信順序命令部170は、各ONU200から受信したレポート情報に設定されている要求帯域に基づいて、各ONU200の割当帯域を決定する。送信順序命令部170は、決定したONU200の割当帯域と、送信順序決定部160から通知されたONU200の送信順序に基づいて、各ONU200の上り信号の送信時刻を決定する。送信順序命令部170は、各ONU200に、そのONU200の送信時刻及び割当帯域を設定した送信許可信号を送信する。ONU200は、送信許可信号により通知された割当帯域及び送信順序に従って、バッファリングしていた上りデータをOLT100aに送信する。
(第3の実施形態)
第1の実施形態及び第2の実施形態ではデータ送信の順序O(x,n)を基に送信順序の公平化制御を行う。しかし、送信順序が公平化されたとしても、各ONUから送られてくるデータ量によって、送信待機時間にばらつきが生じる場合がある。例えば、使用可能な帯域が10Gbps(ギガビット毎秒)のPONシステムが、ONU200#1、ONU200#2、ONU200#3、ONU200#4を収容することを想定する。ONU200#1とONU200#2が1Gbps以上を常に占有し、ONU200#3及びONU200#4が数Mbps程度の帯域を使用すると仮定したとすると、送信順序を公平化したとしても、ONU200#3及びONU200#4の送信待機時間はONU200#1、ONU200#2よりも長くなる。これにより送信待機時間は公平化されないことがわかる。そこで、本実施形態では、各ONU200から送信される信号のデータ量V(x,n)を基に送信順序を決定する。以下では、第1の実施形態との差分を中心に説明する。
本実施形態のネットワークシステムの構成は、図1に示すネットワークシステム1におけるOLT100を、図6に示すOLT100bに置き換えた構成である。
図6は、第3の実施形態によるOLT100bの構成を示すブロック図である。同図において、図2に示す第1の実施形態によるOLT100と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。OLT100bが、図2に示すOLT100と異なる点は、送信順序決定部160に代えて、送信順序決定部160bを備える点である。送信順序決定部160bは、各ONU200から送信される信号のデータ量V(x,n)を基に送信順序を決定する。
図7は、本実施形態のOLT100bの動作アルゴリズムを示すフローチャートである。まず、送信順序決定部160bは、自装置に接続されているONU200の数であるONU数Mを取得する(ステップS305)。次に、送信順序決定部160bは、情報を取得する送信順序公平化周期の回数Nを設定する(ステップS310)。送信順序命令部170は、初期動作としてラウンドロビン方式等の公平制御を行う(ステップS315)。送信順序決定部160bは、送信順序公平化周期がN回に達した後、各ONU200の送信順序を決定する。そこで、送信順序決定部160bは、上りフレーム処理部150から、1〜N回目の送信周期それぞれにおいてONU200#xから受信したデータ量V(x,1)〜V(x,N)を取得する(ステップS320)。
送信順序決定部160bは、M台のONU200を1台ずつ選択し(ステップS325)、以下のステップS340の処理を実行する。ステップS320で選択されたONU200の番号をxとする。送信順序決定部160bは、ONU200#xの送信順序公平化周期のN回分のデータ量V(x,n)の総和Sを求める(ステップS330)。
Figure 0006534952
送信順序決定部160bは、接続しているM台のONU200の台数分だけ総和Sを計算する。送信順序決定部160bは、各ONU200#1〜ONU200#Mの間でそれぞれの総和S〜Sを比較し、総和Sが小さい順にONU200をソートして送信順序とする(ステップS335)。例えば、ONU200#1、ONU200#2、ONU200#3、ONU200#4を収容するPONシステムにおいて、S<S<S<Sとなった場合、ONU200#1とONU200#3の送信順序を1番目と2番目に設定し、ONU200#2とONU200#4を3番目と4番目に設定する。送信順序決定部160bは、送信順序をこの状態に固定し、送信待機時間が公平化されたと判断された後に、再度ラウンドロビン等の公平制御を行うよう送信順序命令部170に指示する。
(第4の実施形態)
第3の実施形態では、上りフレーム処理部150から取得したデータ量V(x,n)の情報を用いて送信順序の変更を行ったが、第2の実施形態と同様に、ONU200から送信されるレポート情報からもデータ量V(x,n)を取得することが可能である。以下では、第3の実施形態との差分について説明する。本実施形態のネットワークシステムの構成は、図1に示すネットワークシステム1におけるOLT100を、図8に示すOLT100cに置き換えた構成である。
図8は、第4の実施形態によるOLT100cの構成を示すブロック図である。同図において、図6に示す第3の実施形態によるOLT100bと同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。OLT100cが、図6に示すOLT100bと異なる点は、データ量取得部155をさらに備える点である。データ量取得部155は、図4に示す第2の実施形態によるOLT100aが備えるデータ量取得部155と同様の処理を行う。つまり、OLT100cのデータ量取得部155は、上りフレーム処理部150が受信したレポート信号に設定されているレポート情報を取得する。データ量取得部155は、レポート情報を送信順序命令部170に出力するとともに、レポート情報に設定されている要求帯域に基づいてレポート信号の送信元のONU200からの送信データ量を計算し、送信順序決定部160bに出力する。後の動作は第3の実施形態と同様である。
(第5の実施形態)
上述した第1の実施形態から第4の実施形態は、各々だけではなく、任意に組み合わせて用いることもできる。
以上説明したように、複数のONU(終端装置)と接続されるOLT(端局装置)において、送信順序決定部は、複数の周期におけるONUそれぞれの送信データがあるときの送信順序の情報又は送信データ量の情報を取得し、ONUそれぞれの送信順序の平均又は送信データ量の合計に基づいて各ONUの送信順序を決定する。具体的には、送信順序決定部は、送信順序の平均が低い順又は送信データ量の合計が少ない順に、ONUの送信順序を決定する。また、前記周期は、ONUの送信順序を変更する送信順序公平化周期である。なお、送信順序決定部は、複数の送信順序公平化周期における各ONUのデータの送信順序の情報及び送信データ量の情報を取得し、ONUごとに、各周期の送信データ量に基づいて送信データの有無を判断し、送信データ有と判断された周期における送信順序の平均を計算する。また、送信順序決定部は、異なるONU間の送信順序の平均の差異を計算し、計算された差異の合計が閾値を超える場合にONUの送信順序を新たに決定してもよい。送信順序決定部は、ONUから受信したデータ量に基づいて送信データ量を取得してもよく、データ量取得部が、ONUから要求された帯域に基づいて送信データ量を取得し、送信順序決定部に通知してもよい。OLTの送信順序命令部は、送信順序決定部が決定した送信順序に基づいてONUにデータ送信の順序を指示する。
従来は、PONシステムと接続される装置が持つデータ信号送信の周期性によって、PONシステム内において、ONUにおける送信待機時間の公平性が損なわれる場合があった。上述した実施形態によれば、ONUから送信される信号の送信順序又はデータ量に基づいて、送信待機時間の偏りを減少させるように各ONUの送信順序を決定する。これにより、送信順序に起因したONU間の送信待機時間の公平性を高めることが可能となる。
上述した実施形態におけるOLT100、100a、100b、100cの一部の機能をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
多重アクセスにより通信を行うシステムに利用可能である。
1 ネットワークシステム
100、100a、100b、100c OLT
120、920 下りフレーム処理部
130、930 E/Oデータ量取得部
140、940 O/Eデータ量取得部
150、950 上りフレーム処理部
155 データ量取得部
160、160b 送信順序決定部
170、960 送信順序命令部
200 ONU
610 BBU
620 RRH
710 光ファイバ
720 光スプリッタ

Claims (8)

  1. 複数の終端装置と接続される端局装置であって、
    複数周期における前記終端装置それぞれの送信データがあるときの送信順序の情報又は送信データ量の情報を取得し、前記終端装置それぞれの前記送信順序の平均又は前記送信データ量の合計に基づいて前記終端装置の送信順序を決定する送信順序決定部と、
    前記送信順序決定部が決定した送信順序に従って前記終端装置にデータ送信の順序を指示する送信順序命令部と、
    を備え
    前記送信順序決定部は、前記送信順序の平均が低い順又は前記送信データ量の合計が少ない順に前記終端装置の送信順序を決定する、
    ことを特徴とする端局装置。
  2. 複数の終端装置と接続される端局装置であって、
    複数周期における前記終端装置それぞれの送信データがあるときの送信順序の情報を取得し、前記終端装置それぞれの前記送信順序の平均に基づいて前記終端装置の送信順序を決定する送信順序決定部と、
    前記送信順序決定部が決定した送信順序に従って前記終端装置にデータ送信の順序を指示する送信順序命令部と、
    を備え、
    前記送信順序決定部は、複数周期における前記終端装置それぞれのデータの送信順序の情報及び送信データ量の情報を取得し、前記終端装置ごとに、各周期の前記送信データ量に基づいて送信データの有無を判断し、送信データ有と判断された周期における前記送信順序の平均を計算する、
    ことを特徴とする端局装置。
  3. 複数の終端装置と接続される端局装置であって、
    複数周期における前記終端装置それぞれの送信データがあるときの送信順序の情報又は送信データ量の情報を取得し、前記終端装置それぞれの前記送信順序の平均又は前記送信データ量の合計に基づいて前記終端装置の送信順序を決定する送信順序決定部と、
    前記送信順序決定部が決定した送信順序に従って前記終端装置にデータ送信の順序を指示する送信順序命令部と、
    を備え、
    前記送信順序決定部は、異なる前記終端装置間の送信順序の平均の差異を計算し、前記差異の合計が閾値を超える場合に前記終端装置の送信順序を新たに決定する、
    ことを特徴とする端局装置。
  4. 前記送信順序決定部は、前記送信データ量を前記終端装置から受信したデータ量に基づいて取得する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の端局装置。
  5. 前記終端装置から要求された帯域に基づいて前記送信データ量を取得し、前記送信順序決定部に通知するデータ量取得部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の端局装置。
  6. 複数の終端装置と接続される端局装置が実行する送信順序決定方法であって、
    複数周期における前記終端装置それぞれの送信データがあるときの送信順序の情報又は送信データ量の情報を取得し、前記終端装置それぞれの前記送信順序の平均又は前記送信データ量の合計に基づいて前記終端装置の送信順序を決定する送信順序決定ステップと、
    前記送信順序決定ステップにおいて決定された送信順序に従って前記終端装置にデータ送信の順序を指示する送信順序命令ステップと、
    を有し、
    前記送信順序決定ステップにおいては、前記送信順序の平均が低い順又は前記送信データ量の合計が少ない順に前記終端装置の送信順序を決定する、
    ことを特徴とする送信順序決定方法。
  7. 複数の終端装置と接続される端局装置が実行する送信順序決定方法であって、
    複数周期における前記終端装置それぞれの送信データがあるときの送信順序の情報を取得し、前記終端装置それぞれの前記送信順序の平均に基づいて前記終端装置の送信順序を決定する送信順序決定ステップと、
    前記送信順序決定ステップにおいて決定された送信順序に従って前記終端装置にデータ送信の順序を指示する送信順序命令ステップと、
    を有し、
    前記送信順序決定ステップにおいては、複数周期における前記終端装置それぞれのデータの送信順序の情報及び送信データ量の情報を取得し、前記終端装置ごとに、各周期の前記送信データ量に基づいて送信データの有無を判断し、送信データ有と判断された周期における前記送信順序の平均を計算する、
    ことを特徴とする送信順序決定方法。
  8. 複数の終端装置と接続される端局装置が実行する送信順序決定方法であって、
    複数周期における前記終端装置それぞれの送信データがあるときの送信順序の情報又は送信データ量の情報を取得し、前記終端装置それぞれの前記送信順序の平均又は前記送信データ量の合計に基づいて前記終端装置の送信順序を決定する送信順序決定ステップと、
    前記送信順序決定ステップにおいて決定された送信順序に従って前記終端装置にデータ送信の順序を指示する送信順序命令ステップと、
    を有し、
    前記送信順序決定ステップにおいては、異なる前記終端装置間の送信順序の平均の差異を計算し、前記差異の合計が閾値を超える場合に前記終端装置の送信順序を新たに決定する、
    ことを特徴とする送信順序決定方法。
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