JP6533269B2 - 車両走行制御装置および車両走行制御方法 - Google Patents

車両走行制御装置および車両走行制御方法 Download PDF

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本発明は、車両の走行を制御する車両走行制御装置および車両走行制御方法に関する。
従来、ユーザであるドライバによるアクセル操作またはブレーキ操作を要することなく車両の走行を制御する車両走行制御装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、自車両に設けられたカメラなどのセンサが、自車両が走行する路面上の白線を検知し、検知した白線に基づいて自車両の走行経路を演算している。また、演算した走行経路と自車両の位置との進行方向に対する横方向のずれの量に基づいて、走行する自車両の横方向の制御を行っている。
特開2000−20896号公報
従来の車両走行制御装置は、検知した路面上の白線を用いて自車両が走行する目標経路を演算している。例えば、高速道路など、自車両が路面上の白線が整備された道路を走行する場合、従来の車両走行制御装置は、目標経路を正確に演算することができる。従って、この場合、従来の車両走行制御装置は、当該目標経路を用いてアクセル操作またはブレーキ操作を要することなく走行する自車両を正確かつスムーズに制御することが可能である。
一方、路面上に白線が整備されていない場合、または白線が不明瞭である場合、従来の車両走行制御装置は、目標経路を正確かつ迅速に演算することができない。従って、この場合、従来の車両走行制御装置は、アクセル操作またはブレーキ操作を要することなく走行する自車両を正確かつスムーズに制御することができなかった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、アクセル操作またはブレーキ操作を要することなく走行する自車両を正確かつスムーズに制御することが可能な車両走行制御装置および車両走行制御方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による車両走行制御装置は、自車両に対する当該自車両の周辺に存在する物体の相対位置および相対速度を検出する物体検出部と、自車両の速度を含む自車両状態を検出する自車両状態検出部と、物体検出部が検出した相対位置および相対速度と、自車両状態検出部が検出した自車両状態とに基づいて、自車両が走行する目標経路を演算する目標経路演算部と、目標経路演算部が演算した目標経路に従って、自車両の走行を制御する走行制御部とを備え、目標経路演算部は、物体検出部が検出した相対位置と、目標経路演算部が過去に演算した目標経路との距離が予め定められた閾値以下である場合、目標経路を再演算し、物体は、自車両の前方を走行している先行車両であり、目標経路演算部は、先行車両に追従する目標経路を演算する
また、本発明による車両走行制御方法は、(a)自車両に対する当該自車両の周辺に存在する物体の相対位置および相対速度を検出する工程と、(b)自車両の速度を含む自車両状態を検出する工程と、(c)工程(a)で検出した相対位置および相対速度と、工程(b)で検出した自車両状態とに基づいて、自車両が走行する目標経路を演算する工程と、(d)工程(c)で演算した目標経路に従って、自車両の走行を制御する工程とを備え、工程(c)は、工程(a)で検出した相対位置と、工程(c)で過去に演算した目標経路との距離が予め定められた閾値以下である場合、目標経路を再演算し、物体は、自車両の前方を走行している先行車両であり、工程(c)は、先行車両に追従する目標経路を演算する
本発明によると、車両走行制御装置は、自車両に対する当該自車両の周辺に存在する物体の相対位置および相対速度を検出する物体検出部と、自車両の速度を含む自車両状態を検出する自車両状態検出部と、物体検出部が検出した相対位置および相対速度と、自車両状態検出部が検出した自車両状態とに基づいて、自車両が走行する目標経路を演算する目標経路演算部と、目標経路演算部が演算した目標経路に従って、自車両の走行を制御する走行制御部とを備え、目標経路演算部は、物体検出部が検出した相対位置と、目標経路演算部が過去に演算した目標経路との距離が予め定められた閾値以下である場合、目標経路を再演算し、物体は、自車両の前方を走行している先行車両であり、目標経路演算部は、先行車両に追従する目標経路を演算するため、アクセル操作またはブレーキ操作を要することなく走行する自車両を正確かつスムーズに制御することが可能となる。
また、車両走行制御方法は、(a)自車両に対する当該自車両の周辺に存在する物体の相対位置および相対速度を検出する工程と、(b)自車両の速度を含む自車両状態を検出する工程と、(c)工程(a)で検出した相対位置および相対速度と、工程(b)で検出した自車両状態とに基づいて、自車両が走行する目標経路を演算する工程と、(d)工程(c)で演算した目標経路に従って、自車両の走行を制御する工程とを備え、工程(c)は、工程(a)で検出した相対位置と、工程(c)で過去に演算した目標経路との距離が予め定められた閾値以下である場合、目標経路を再演算し、物体は、自車両の前方を走行している先行車両であり、工程(c)は、先行車両に追従する目標経路を演算するため、アクセル操作またはブレーキ操作を要することなく走行する自車両を正確かつスムーズに制御することが可能となる。
本発明の実施の形態1による車両走行制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1による第1目標経路演算部の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1による自車両の移動量を説明するための図である。 本発明の実施の形態1による3次曲線近似した目標経路を示す図である。 本発明の実施の形態1による目標経路と検出した物体の相対位置との距離を示す図である。 本発明の実施の形態1による車速と距離の閾値との関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による車速と距離の閾値との関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による相対情報記憶部に記憶している相対情報の更新を説明するための図である。 本発明の実施の形態1による車両走行制御装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1による車両走行制御装置の全体的な動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1による物体検出部および自車両状態検出部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1による第1目標経路演算部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1による走行制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2による車両走行制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2による車両走行制御装置の全体的な動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2による物体検出部および自車両状態検出部の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態1>
<構成>
図1は、本発明の実施の形態1による車両走行制御装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、車両走行制御装置は、物体検出部1と、自車両状態検出部2と、第1目標経路演算部3と、記憶部4と、走行制御部5とを備えている。
物体検出部1は、例えば、自車両の前方を撮影可能なカメラまたはミリ波レーダのような車載センサを用いて、自車両に対する当該自車両の周辺に存在する物体の相対位置および相対速度を検出する。特に、自車両の周辺に存在する物体が、自車両の前方を走行している先行車両であり、自車両が先行車両に追従して走行する場合、物体検出部1は、自車両に対する先行車両の相対位置および相対速度を検出する。物体検出部1が検出した相対位置および相対速度は、相対情報として第1目標経路演算部3に出力される。
自車両状態検出部2は、自車両の状態である自車両状態を検出する。特に、自車両状態検出部2は、自車両の速度およびヨーレートを検出する。自車両状態検出部2が検出した自車両の速度およびヨーレートは、第1目標経路演算部3において自車両の移動量である自車移動量を演算する際に用いられる。なお、自車両状態検出部2は、自車両の速度およびヨーレートに限らず、タイヤの車輪速など自車移動量を演算するために必要な情報であればよい。自車両状態検出部2が検出した自車両状態は、自車両情報として第1目標経路演算部に出力される。
第1目標経路演算部3は、物体検出部1から取得した相対情報と、自車両状態検出部2から取得した自車両情報と、記憶部4に記憶されている目標経路とに基づいて、自車両が走行する目標経路を演算する。記憶部4には、第1目標経路演算部3が過去、より具体的には前回演算した目標経路が記憶されている。第1目標経路演算部3は、記憶部4に記憶されている前回演算した目標経路を用いて新たな目標経路を再演算する。
図2は、第1目標経路演算部3の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、第1目標経路演算部3は、自車移動量演算部6と、相対情報座標変換部7と、距離演算部8と、距離判定部9と、相対情報記憶部10と、相対情報記憶量判定部11と、目標経路演算部12とを備えている。
自車移動量演算部6は、自車両状態検出部2から取得した自車両情報に基づいて、自車両の移動量である自車移動量を演算する。例えば、図3に示すように、自車両の進行方向をX軸、および自車両の進行方向に対して垂直方向である左右方向をY軸とすると、自車移動量(ΔX(t)、ΔY(t))は、自車両の速度V(t)、ヨーレートγ’(t)、およびサンプリング時間Δtを用いて、下記の式(1)〜(3)によって演算することができる。
Figure 0006533269
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相対情報座標変換部7は、自車移動量演算部6が演算した自車移動量(ΔX(t)、ΔY(t))に基づいて、相対情報記憶部10が記憶している検出物体の相対位置(X(t)、Y(t))の座標変換を行う。ここで、検出物体とは、物体検出部1が検出した自車両の周辺に存在する物体のことである。相対情報座標変換部7は、相対情報記憶部10が記憶している相対位置(X(t)、Y(t))に対してサンプリング時間ごとに式(2),(3)で求めた自車移動量(ΔX(t)、ΔY(t))分だけ座標をシフトし、式(1)で求めたΔγ(t)分だけ回転させる必要がある。具体的には、相対情報座標変換部7は、下記の式(4),(5)によって座標変換後の相対位置(Xmct(t)、Ymct(t))を演算することができる。
Figure 0006533269
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相対情報座標変換部7は、相対情報記憶部10が記憶している全ての相対位置(X(t)、Y(t))に対して式(4),(5)の演算を繰り返すことによって、現在の自車両の座標を基準とした検出物体の相対位置の点群を演算することができる。
距離演算部8は、物体検出部1が検出した検出物体と自車両との相対位置、および記憶部4に記憶されている目標経路Sに基づいて、目標経路S(t)と相対位置(Xre(t)、Yre(t))との距離D(t)を演算する。ここで、記憶部4に記憶されている目標経路は、目標経路演算部12が前回演算した目標経路である。目標経路演算部12の詳細については後述する。
例えば、目標経路S(t)を3次曲線で表現する場合、図4に示すように、自車両の進行方向をX軸、自車両の進行方向に対して垂直方向である左右方向をY軸、および目標経路上のX座標Xtt(t)とすると、目標経路上のY座標Ytt(t)は下記の式(6)によって演算することができる。
Figure 0006533269
式(6)において、K(t)は自車両の重心から横方向の位置、K(t)は目標経路の傾き、K(t)は目標経路の曲率、およびK(t)は目標経路の曲率変化率をそれぞれ表している。ただし、実際の目標経路の曲率K2r(t)、および曲率変化率K3r(t)は、下記の式(7),(8)によって演算することができる。
Figure 0006533269
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このようにして求めた目標経路S(t)上のX座標Xtt(t)およびY座標Ytt(t)と、検出物体の相対位置(Xre(t)、Yre(t))とを用いて、図5に示す距離D(t)を演算する。
目標経路S(t)上のある座標(Xtt(t)、Ytt(t))における接線f(X)は、下記の式(9)によって演算することができる。
Figure 0006533269
目標経路S(t)上のある座標(Xtt(t)、Ytt(t))における法線f(X)は、下記の式(10)によって演算することができる。
Figure 0006533269
接線f(X)の傾きα(t)と、法線f(X)の傾きα(t)との関係では、下記の式(11)〜(13)が成り立つ。
Figure 0006533269
Figure 0006533269
Figure 0006533269
式(11)をXtt(t)について解き、これを下記の式(14)に代入することによって距離D(t)を演算する。
Figure 0006533269
式(14)によって求めた距離D(t)は、相対情報記憶部10に記憶している目標経路に対して、物体検出部1が新たに検出した物体の相対位置がどれだけ離れているのかを表す指標となる。
なお、上記では、式(11)に示すように接線f(X)の傾きα(t)と法線f(X)の傾きα(t)との関係から距離D(t)を演算する方法について説明したが、距離D(t)の演算方法はこれに限るものではない。例えば、目標経路S(t)上のある座標(Xtt(t)、Ytt(t))を複数とり、これらの座標と検出物体の相対位置P(Xre(t)、Yre(t))とについて式(14)の演算を繰り返し、最も距離が小さいものを距離D(t)と定める方法など、他の方法を用いて距離D(t)を演算してもよい。
距離判定部9は、距離演算部8が演算した距離D(t)が、設定した閾値Dth(t)以下であるか否かを判定する。閾値Dth(t)は、固定値として定める。なお、閾値Dth(t)は、種々の条件に応じて変化させてもよい。例えば、自車両の速度Vが速い場合、検出誤差または誤検出によって不正確な検出物体の相対位置に基づいて目標経路を演算する可能性が高いため、図6に示すように自車両の速度Vの増加に応じて閾値Dth(t)を小さくしてもよい。また、自車両の速度Vが遅いほど、自車両が旋回半径の短いカーブを走行する可能性が高くハンドルの操作量が大きくなる場合、目標経路から離れた不正確な検出物体の相対位置に基づいて目標経路を演算する可能性が高いため、図7に示すように自車両の速度Vの減少に応じて閾値Dth(t)を小さくしてもよい。
例えば、距離判定に基づく検出物体位置の記憶に関して、特許第5071817号公報では、目標経路と先行車の現在位置とを比較して、目標経路から離れた場合に先行車の位置を記憶し、直進時の記憶を減らすことによってメモリの記憶領域の無駄を削除する手法が記載されている。特許第5071817号公報では、センサ誤差または先行車の誤検出などによる誤った検出物体の位置の取得を防ぐことができない。一方、本実施の形態では、目標経路から離れた検出物体は誤った検出物体とみなして、当該検出物体の位置を記憶対象から除外することができ、正確に検出物体位置の取得を行うことができる。
相対情報記憶部10は、距離判定部9の判断結果に基づいて、相対情報座標変換部7が座標変換した相対位置(Xmct(t)、Ymct(t))に、物体検出部1から取得した相対情報に含まれる検出物体の相対位置P(Xre(t)、Yre(t))を追加して記憶する。相対情報には、検出物体の相対位置(Xmct(t)、Ymct(t))以外に、物体検出部1が自車両の周辺に存在する物体を検出中であるか否かを示す物体検出信号が含まれている。相対情報記憶部10が相対位置(Xmct(t)、Ymct(t))に相対位置P(Xre(t)、Yre(t))を追加する条件は、物体検出部1が自車両の周辺に存在する物体を検出中であり、かつ距離D(t)が閾値Dth(t)よりも小さいことである。この条件を満足するとき、相対情報記憶部10は、図8に示すように、記憶している相対位置(Xmct(t)、Ymct(t))の配列をシフトし、物体検出部1が新たに検出した相対位置P(Xre(t)、Yre(t))を追加する。このとき、相対情報記憶部10は、当該相対情報記憶部10に記憶している相対位置のうち最も古い相対位置は破棄する。なお、自車両の速度が遅い場合、物体検出部1が検出した相対位置P(Xre(t)、Yre(t))が近い値となり、目標軌跡を演算する上で望ましくないため、この場合は相対位置の更新を行わないようにしてもよい。
相対情報記憶量判定部11は、相対情報記憶部10に記憶されている相対位置(Xmct(t)、Ymct(t))の個数を判定する。
目標経路演算部12は、相対情報記憶量判定部11による判定結果に基づいて、目標経路を演算する。例えば、相対位置(Xmct(t)、Ymct(t))が0個の場合、目標経路演算部12は、目標経路を演算することができないため目標経路の演算を行わない。目標経路を演算する。相対位置(Xmct(t)、Ymct(t))が1個の場合、目標経路演算部12は、自車両の位置(0,0)と相対情報記憶部10に記憶されている相対位置(Xmct(t)、Ymct(t))とを結ぶ直線を目標経路として演算する。相対位置(Xmct(t)、Ymct(t))が2個以上かつ閾値である4個以下の場合、目標経路演算部12は、相対位置(Xmct(t)、Ymct(t))が1個の場合に演算した目標経路を維持する。相対位置(Xmct(t)、Ymct(t))が閾値である4個以上の場合、目標経路演算部12は、相対位置(Xmct(t)、Ymct(t))に対して3次曲線近似を行い、式(6)に示す係数K(t)〜K(t)を有する目標経路を演算する。
目標経路演算部12が演算した目標経路は、目標経路情報として走行制御部5に出力される。走行制御部5は、目標経路演算部12が3次曲線近似を行って演算した目標経路に沿うように、自車両の操舵制御および加減速制御を行う。操舵制御は、目標経路と自車両との横位置の差が小さくなるように制御する方法などが挙げられるが、他の方法であってもよい。加減速制御は、相対情報記憶部10に記憶している相対速度から目標速度を演算し、当該目標速度に従って加減速を制御する方法などが挙げられるが、他の方法であってもよい。
目標経路演算部12が演算した目標経路は、記憶部4に記憶され、距離演算部8による距離の演算に用いられる。
図9は、車両走行制御装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
車両走行制御装置における物体検出部1、自車両状態検出部2、走行制御部5、自車移動量演算部6、相対情報座標変換部7、距離演算部8、距離判定部9、相対情報記憶部10、相対情報記憶量判定部11、および目標経路演算部12の各機能は、処理回路により実現される。すなわち、車両走行制御装置は、自車両状態を検出し、自車両の走行制御を行い、自車移動量を演算し、相対位置の座標変換を行い、距離を演算し、距離を判定し、相対情報を記憶し、相対情報記憶量を判定し、目標経路を演算するための処理回路を備える。処理回路は、メモリ14に格納されたプログラムを実行するプロセッサ13(中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)である。
車両走行制御装置における物体検出部1、自車両状態検出部2、走行制御部5、自車移動量演算部6、相対情報座標変換部7、距離演算部8、距離判定部9、相対情報記憶部10、相対情報記憶量判定部11、および目標経路演算部12の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ14に格納される。処理回路は、メモリ14に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、車両走行制御装置は、自車両状態を検出するステップ、自車両の走行制御を行うステップ、自車移動量を演算するステップ、相対位置の座標変換を行うステップ、距離を演算するステップ、距離を判定するステップ、相対情報を記憶するステップ、相対情報記憶量を判定するステップ、目標経路を演算するステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ14を備える。また、これらのプログラムは、物体検出部1、自車両状態検出部2、走行制御部5、自車移動量演算部6、相対情報座標変換部7、距離演算部8、距離判定部9、相対情報記憶部10、相対情報記憶量判定部11、および目標経路演算部12の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリとは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
<動作>
図10は、車両走行制御装置の全体的な動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、自車両状態検出部2は、自車両状態を検出する。また、物体検出部1は、自車両の周辺に存在する物体を検出する。ステップS102において、第1目標経路演算部3は、ステップS101での検出結果に基づいて目標経路を演算する。ステップS103において、走行制御部5は、ステップS102で演算された目標経路に従って自車両の走行制御を行う。
図10に示す動作を予め設定したサンプリング時間ごとに繰り返すことによって、自車両の走行が目標経路に沿うように正確かつスムーズに制御することが可能となる。
図11は、物体検出部1および自車両状態検出部2の動作の一例を示すフローチャートであり、図10のステップS101の詳細を示している。
ステップS201において、自車両状態検出部2は、自車両の速度およびヨーレートを含む自車両状態を検出する。ステップS202において、物体検出部1は、検出物体の相対位置および相対速度を検出する。
図12は、第1目標経路演算部3の動作の一例を示すフローチャートであり、図10のステップS102の詳細を示している。
ステップS301において、自車移動量演算部6は、式(1)〜(3)に示すようにサンプリング時間ごとに自車移動量を演算する。
ステップS302において、相対情報座標変換部7は、相対情報記憶部10に記憶している相対位置に対して式(4),(5)に示すような座標変換を行う。なお、相対情報記憶部10に相対位置が記憶されていない場合、相対情報座標変換部7は座標変換を行わない。
ステップS303において、第1目標経路演算部3は、物体検出部1から検出物体の相対位置および相対速度を含む相対情報を取得したか否かを判断する。相対情報を取得した場合は、ステップS304に移行する。一方、相対情報を取得していない場合は、距離演算部8による距離の演算ができないため、ステップS308に移行する。
ステップS304において、第1目標経路演算部3は、記憶部4に目標経路を記憶しているか否かを判断する。目標経路を記憶している場合は、ステップS305に移行する。一方、目標経路を記憶していない場合は、距離演算部8による距離の演算ができないため、ステップS307に移行する。
ステップS305において、距離演算部8は、検出物体の相対位置と、記憶部4に記憶している目標経路との距離D(t)を演算する。具体的には、距離演算部8は、式(11)〜(14)に示す方法で距離D(t)を演算する。
ステップS306において、距離判定部9は、ステップS305で演算した距離D(t)が閾値Dth(t)以下であるか否かを判定する。距離D(t)が閾値Dth(t)以下である場合は、ステップS307に移行する。一方、距離D(t)が閾値Dth(t)以下でない場合は、ステップS308に移行する。
ステップS307において、相対情報記憶部10は、物体検出部1から取得した相対情報に含まれる相対位置および相対速度を記憶する。
ステップS308において、相対情報記憶量判定部11は、相対情報記憶部10に記憶している相対位置および相対速度の数が複数であるか否かを判定する。相対位置および相対速度の数が複数である場合は、ステップS309に移行する。一方、相対位置および相対速度の数が複数でない場合は、ステップS310に移行する。
ステップS309において、相対情報記憶量判定部11は、相対情報記憶部10に記憶している相対位置および相対速度の数が閾値Dth(t)以上であるか否かを判定する。相対位置および相対速度の数が閾値Dth(t)以上である場合は、ステップS310に移行する。一方、相対位置および相対速度の数が閾値Dth(t)以上でない場合は、記憶部4に記憶している目標経路を維持する。
ステップS310において、目標経路演算部12は、相対情報記憶部10に記憶している相対位置および相対速度に基づいて目標経路を演算する。具体的には、目標経路演算部12は、相対情報記憶部10に記憶している相対位置に対して3次曲線近似を行い、式(6)に示す係数K(t)〜K(t)を有する目標経路を演算する。ただし、ステップS308において相対位置および相対速度の数が1個であると判定された場合、目標経路演算部12は、自車両の位置と相対情報記憶部10に記憶している相対位置とを結ぶ直線を目標経路とする。
図13は、走行制御部5の動作の一例を示すフローチャートであり、図10のステップS103の詳細を示している。
ステップS401において、走行制御部5は、第1目標経路演算部3が演算した目標経路があるか否かを判定する。目標経路がある場合は、ステップS402に移行する。一方、目標経路がない場合は、自車両の走行制御を行わない。
ステップS402において、走行制御部5は、第1目標経路演算部3が演算した目標経路に沿うように、自車両の操舵角および加減速を制御する。
以上のことから、本実施の形態1によれば、目標経路と検出物体の相対位置との距離に基づいて相対情報記憶部10に記憶している相対位置を選別することによって、物体検出部1による物体の誤検出またはセンサ誤差などに起因して目標経路から逸脱した検出物体の相対位置を除外して、信頼性の高い目標経路を演算することによって、アクセル操作またはブレーキ操作を要することなく走行する自車両を正確かつスムーズに制御することが可能となる。
<実施の形態2>
<構成>
図14は、本発明の実施の形態2による車両走行制御装置の構成の一例を示すブロック図である。
図14に示すように、本実施の形態2による車両走行制御装置は、図1に示す実施の形態1による車両走行制御装置の物体検出部1に代えて地図情報記憶部15とすることを特徴としている。その他の構成は、実施の形態1と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。第2目標経路演算部17の構成は、図2に示す第1目標経路演算部3の構成と同様である。
実施の形態1において、物体検出部1は、車載センサによって先行車などの検出物体の相対位置および相対速度を検出しているが、相対位置の検出法方法はこれに限るものではない。例えば、路面上に白線がない、または路面上の白線が薄く車載センサが明確に白線と認識できない状況において、地図情報に含まれる路面上の対象となる物体の位置を地図情報記憶部15から取得する。ここで、地図情報に含まれる路面の対象となる物体としては、例えば白線またはガードレールなどであってもよい。そして、物体検出部16は、地図情報記憶部15から取得した物体の位置と、自車両状態検出部2が検出した自車両状態に含まれる自車両の位置とに基づいて、物体の相対位置を求める。なお、地図情報記憶部15は、通信により外部から地図情報を取得して記憶してもよく、地図情報を記憶した種々の記憶媒体から地図情報を取得して記憶してもよい。このように、地図情報記憶部15は、地図情報を取得する地図情報取得部としての機能を有している。
なお、地図情報にも部分的に誤差が含まれる場合があるため、第2目標経路演算部17の距離判定部9が、物体検出部16が求めた物体の相対位置と、記憶部4に記憶している目標経路との距離が予め設定した距離以上であると判定した場合、相対情報記憶部10は当該物体の相対位置を記憶しないようにしてもよい。このようにすることによって、目標経路演算部12は、誤差を含む相対位置を用いて演算した目標経路よりも正確な目標経路を演算することができる。
走行制御部5は、第2目標経路演算部17が演算した目標経路に沿うように、自車両の操舵角を制御する。また、地図情報に法定速度の情報が含まれている場合、走行制御部5は、法定速度に合うように自車両の加減速を制御することができる。
<動作>
図15は、車両走行制御装置の全体的な動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS501において、自車両状態検出部2は、自車両状態を検出する。また、物体検出部16は、地図情報記憶部15から地図情報を取得する。ステップS502において、第2目標経路演算部17は、ステップS501で検出した自車両状態、およびステップS501で取得した地図情報に基づいて目標経路を演算する。ステップS503において、走行制御部5は、ステップS502で演算された目標経路に従って自車両の走行制御を行う。
図16は、自車両状態検出部2および物体検出部16の動作の一例を示すフローチャートであり、図15のステップS501の詳細を示している。なお、図15のステップS502およびステップS503の動作は実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
ステップS601において、自車両状態検出部2は、自車両の速度、ヨーレート、および位置を含む自車両状態を検出する。ステップS602において、物体検出部16は、地図情報記憶部15から取得した物体の位置と、自車両状態検出部2が検出した自車両状態に含まれる自車両の位置とに基づいて、物体の相対位置を求める。また、物体検出部16は、地図情報記憶部15から法定速度を取得する。
以上のことから、本実施の形態2によれば、実施の形態1と同様、信頼性の高い目標経路を演算することができるため、アクセル操作またはブレーキ操作を要することなく走行する自車両を正確かつスムーズに制御することが可能となる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
本発明は、自車両の走行制御を適確に行うことが可能な車両走行制御装置に適している。
1 物体検出部、2 自車両状態検出部、3 第1目標経路演算部、4 記憶部、5 走行制御部、6 自車移動量演算部、7 相対情報座標変換部、8 距離演算部、9 距離判定部、10 相対情報記憶部、11 相対情報記憶量判定部、12 目標経路演算部、13 プロセッサ、14 メモリ、15 地図情報記憶部、16 物体検出部、17 第2目標経路演算部。

Claims (4)

  1. 自車両に対する当該自車両の周辺に存在する物体の相対位置および相対速度を検出する物体検出部と、
    前記自車両の速度を含む自車両状態を検出する自車両状態検出部と、
    前記物体検出部が検出した前記相対位置および前記相対速度と、前記自車両状態検出部が検出した自車両状態とに基づいて、前記自車両が走行する目標経路を演算する目標経路演算部と、
    前記目標経路演算部が演算した前記目標経路に従って、前記自車両の走行を制御する走行制御部と、
    を備え、
    前記目標経路演算部は、前記物体検出部が検出した前記相対位置と、前記目標経路演算部が過去に演算した目標経路との距離が予め定められた閾値以下である場合、前記目標経路を再演算し、
    前記物体は、前記自車両の前方を走行している先行車両であり、
    前記目標経路演算部は、前記先行車両に追従する前記目標経路を演算することを特徴とする、車両走行制御装置。
  2. 前記目標経路演算部は、前記自車両の速度に基づいて前記閾値を変更することを特徴とする、請求項に記載の車両走行制御装置。
  3. (a)自車両に対する当該自車両の周辺に存在する物体の相対位置および相対速度を検出する工程と、
    (b)前記自車両の速度を含む自車両状態を検出する工程と、
    (c)前記工程(a)で検出した前記相対位置および前記相対速度と、前記工程(b)で検出した自車両状態とに基づいて、前記自車両が走行する目標経路を演算する工程と、
    (d)前記工程(c)で演算した前記目標経路に従って、前記自車両の走行を制御する工程と、
    を備え、
    前記工程(c)は、前記工程(a)で検出した前記相対位置と、前記工程(c)で過去に演算した目標経路との距離が予め定められた閾値以下である場合、前記目標経路を再演算し、
    前記物体は、前記自車両の前方を走行している先行車両であり、
    前記工程(c)は、前記先行車両に追従する前記目標経路を演算することを特徴とする、車両走行制御方法。
  4. 前記工程(c)は、前記自車両の速度に基づいて前記閾値を変更することを特徴とする、請求項に記載の車両走行制御方法。
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