JP6532701B2 - 開放型圧縮機 - Google Patents
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Description
開放型圧縮機は、流体を流通させる流入配管に接続される吸入側継手部(フィッティング)と、流体を流通させる流出配管に接続される吐出側継手部(フィッティング)とを有している。これら吸入側継手部および吐出側継手部は、ハウジングに形成された取付座面に取り付けられるようになっている。
本発明の第1態様の開放型圧縮機は、駆動軸により駆動されるとともに吸入口から流入する流体を圧縮して吐出口から吐出する圧縮機構と、前記圧縮機構を収容するとともに外周面に前記吸入口と前記吐出口とが形成されたハウジングと、前記吸入口または前記吐出口に取り付けられるとともに流体を流通させる配管を着脱可能な継手部とを備え、前記継手部は、前記配管と前記吸入口または前記吐出口とを連通させる流路が内部に形成されており、前記流路が延びる軸線は、前記継手部が取り付けられる前記吸入口の吸入方向軸線または前記吐出口の吐出方向軸線からオフセットされた位置に配置されている。
そして、流路が延びる軸線は、継手部が取り付けられる吸入口の吸入方向軸線または吐出口の吐出方向軸線からオフセットされた位置に配置されている。
このようにすることで、配管に連結される第1流路と第1流路と吸入口または吐出口とを連通させる第2流路とを用いて、配管と吸入口または吐出口との間で流体を流通させることができる。
このようにすることで、配管に連結される第1流路が延びる軸線を前記吸入口の前記吸入方向軸線上または前記吐出口の前記吐出方向軸線上からオフセットさせ、既存の配管の接続位置と対応させることができる。
このようにすることで、第1流路と吸入口または吐出口とを連通させる第2流路が延びる軸線を前記吸入口の前記吸入方向軸線上または前記吐出口の前記吐出方向軸線上からオフセットさせ、既存の配管の接続位置と対応させることができる。
このようにすることで、ハウジングに形成される流体の吸入口または吐出口の位置が、既存の配管の接続位置と対応していない場合であっても、第1継手部材の適宜の位置に第2継手部材を接合して、既存の配管をそのまま利用することが可能となる。また、第1継手部材と第2継手部材とが別体となっているため、単一の部材でこれらを形成する場合に比べてより簡易に継手部を製造することができる。
このようにすることで、ハウジングに形成される吸入口または吐出口の中心位置に対する継手部の取付角度が既存の配管と対応していない場合であっても、円環状に形成される取付座面に新たに一対の締結穴を形成することで、既存の配管と対応する取付角度とすることができる。
このようにすることで、駆動軸が延びる軸線回りの周方向に延在する外周面に形成される吸入口と吐出口とを既存の配管に連結することができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図5を用いて説明する。
開放型スクロール圧縮機(開放型圧縮機)1は、図1に示されるように、軸線X回りの周方向に延在する円筒状のハウジング2を備えている。このハウジング2は、前端側が開口され、後端側が密閉されたものであり、前端側の開口にフロントハウジング3をボルト4で締め付け固定されることにより、内部に密閉空間を形成し、その密閉空間にスクロール圧縮機構5および駆動軸6を内部に収容するようになっている。
図2に示すように、吐出側継手部26が取り付けられる吐出側取付座面2aには、ハウジング2の内部から吐出側継手部26へ流体を吐出する吐出口24と、後述する一対の締結ボルト28が締結される締結穴2cとが形成されている。
図2に括弧書きで示すように、吸入側継手部27が取り付けられる吸入側取付座面2bには、吸入側継手部27からハウジング2の内部へ流体を流入させる吸入口25と、後述する一対の締結ボルト29が締結される締結穴2dとが形成されている。
スクロール圧縮機構5は、一対の固定スクロール15と旋回スクロール16とを180度位相をずらして噛み合わせることにより、両スクロール15,16間に一対の圧縮室17を形成し、その圧縮室17を外周位置から中心位置へと容積を漸次減じながら移動させることにより流体(冷媒ガス)を圧縮する。
固定スクロール15の端板15Aの外周には、Oリング21が設けられている。Oリング21をハウジング2の内周面に密接させることにより、ハウジング2の内部空間が吐出チャンバー22と吸入チャンバー23とに区画される。
吸入チャンバー23は、ハウジング2に形成された吸入口25と連通しており、冷凍サイクルを循環した低圧の流体が吸入側継手部27を介して吸入口25から吸い込まれ、吸入チャンバー23を経て圧縮室17内に流体が吸入されるようになっている。
図3から図5は吐出側継手部26および吸入側継手部27を示すものである。図3から図5においては、吸入側継手部27に対応する符号を括弧書きで示している。
図3に示す吐出側継手部26は、ハウジング2の吐出口24(吐出側取付座面2a)に取り付けられるとともに流体を流通させる流出配管30を着脱可能な部材である。吐出側継手部26は、金属材料(例えば、銅と亜鉛の合金である真鍮)により形成されている。
図2には、4つの締結穴2cが示されているが、上下の一対の締結穴2cに一対の締結ボルト28が締結される。左右の一対の締結穴2cは、吐出側継手部26の取付角度を90度異ならせる場合に用いられる。
図3に示すように、吐出側継手部26と流出配管30とは、端部同士を接触させた状態で連結ナット30aの内周面に形成された雌ねじを吐出側継手部26の外周面に形成された雄ねじに締結することによって連結される。
そして、図4に示すように、周方向Zにおいて吐出口24の中心位置C1からオフセットされた流出配管30の中心位置C2と一致するように、周方向Zにおける吐出口24の中心位置C1に対して第1流出流路26aの中心位置C2がオフセットされている。このように、第1流出流路26aが延びる軸線Yは、吐出側継手部26が取り付けられる吐出口24からオフセットされた位置に配置されている。
そのため、既存の流出配管30を吐出側継手部26に連結し、吐出口24から吐出される流体を流出配管30へ流通させることができる。
図4および図5に示すように、吐出側継手部26は、流体(冷媒ガス)を第2流出流路26bに追加するためのサービスバルブ26fを有する。
図3に示す吸入側継手部27は、ハウジング2の吸入口25(吸入側取付座面2b)に取り付けられるとともに流体を流通させる流入配管31を着脱可能な部材である。吸入側継手部27は、金属材料(例えば、銅と亜鉛の合金である真鍮)により形成されている。
図2には、4つの締結穴2dが示されているが、上下の一対の締結穴2dに一対の締結ボルト29が締結される。左右の一対の締結穴2dは、吸入側継手部27の取付角度を90度異ならせる場合に用いられる。
図3に示すように、吸入側継手部27と流入配管31とは、端部同士を接触させた状態で連結ナット31aの内周面に形成された雌ねじを吸入側継手部27の外周面に形成された雄ねじに締結することによって連結される。
そして、図4に示すように、周方向Zにおいて吸入口25の中心位置C3からオフセットされた流入配管31の中心位置C4と一致するように、周方向Zにおける吸入口25の中心位置C3に対して第1流入流路27aの中心位置C4がオフセットされている。このように、第1流入流路27aが延びる軸線Yは、吸入側継手部27が取り付けられる吸入口25からオフセットされた位置に配置されている。
そのため、既存の流入配管31を吸入側継手部27に連結し、流入配管31から流入する流体を吸入口25へ流通させることができる。
図4および図5に示すように、吸入側継手部27は、流体(冷媒ガス)を第2流入流路27bに追加するためのサービスバルブ27fを有する。
本実施形態の開放型圧縮機1によれば、軸線X回りの周方向に延在するハウジング2の外周面に流体の吸入口25と吐出口24とが形成され、それぞれに吸入側継手部27と吐出側継手部26とが取り付けられている。吸入側継手部27には軸線Xと平行な軸線Yに沿って延びる第1流入流路27aが内部に形成されており、吐出側継手部26には軸線Xと平行な軸線Yに沿って延びる第1流出流路26aが形成されている。
また、軸線Yが吸入側継手部27に取り付けられる吸入口25からオフセットされた位置に配置されるため、第1流入流路27aと同様に周方向の中心位置が吸入口25からオフセットされた既存の流入配管31をそのまま利用して吸入側継手部27に接続することができる。
このようにすることで、ハウジング2に形成される流体の吸入口25の位置が、既存の流入配管31の接続位置と対応していない場合であっても、第1吸入側継手部材27cの適宜の位置に第2吸入側継手部材27dを接合することにより、既存の流入配管31をそのまま利用することが可能となる。また、第1吸入側継手部材27cと第2吸入側継手部材27dとが別体となっているため、単一の部材でこれらを形成する場合に比べてより簡易に吸入側継手部27を製造することができる。
このようにすることで、ハウジング2に形成される流体の吐出口24の位置が、既存の流出配管30の接続位置と対応していない場合であっても、第1吐出側継手部材26cの適宜の位置に第2吐出側継手部材26dを接合することにより、既存の流出配管30をそのまま利用することが可能となる。また、第1吐出側継手部材26cと第2吐出側継手部材26dとが別体となっているため、単一の部材でこれらを形成する場合に比べてより簡易に吐出側継手部26を製造することができる。
周方向Zにおける吐出口24の中心位置C1に対する第1流出流路26aの中心位置C2、または周方向Zにおける吸入口25の中心位置C3に対する第1流入流路27aの中心位置C4のいずれか一方がオフセットされている態様であってもよい。
次に、本発明の第2実施形態について、図6を用いて説明する。
第1実施形態の開放型圧縮機は、図5に示すように、軸線Xに平行な軸線Y方向における吐出口24の中心位置に対して第2流出流路26bの中心位置を一致させ、軸線Y方向における吸入口25の中心位置に対して第2流入流路27bの中心位置を一致させるものであった。
なお、第1実施形態の吐出側継手部26および吸入側継手部27と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、吐出側継手部26’の底部にはカバー部材26gが設けられている。カバー部材26gは、ハウジング2の外周面に形成される突出部2eに締結ボルト32によって取り付けられている。そして、吐出側継手部26’の内周面(底面)とハウジング2の外周面との間に吐出側閉空間S1が形成されている。
そのため、軸線Y方向における既存の流出配管30の端部の位置が吐出口24の位置と対応していない場合であっても、既存の流出配管30を吐出側継手部26’に連結し、吐出口24から吐出される流体を流出配管30へ流通させることができる。
図6に示すように、吸入側継手部27’の底部にはカバー部材27gが設けられている。カバー部材27gは、ハウジング2の外周面に形成される突出部2fに締結ボルト33によって取り付けられている。そして、吸入側継手部27’の内周面(底面)とハウジング2の外周面との間に吸入側閉空間S2が形成されている。
図6に示すように、軸線Xと平行な軸線Y方向における吸入口25の中心位置C7に対する第2流入流路27bの中心位置C8が距離L4だけオフセットされている。このように、第2流入流路27bが延びる軸線Rは、吸入側継手部27’が取り付けられる吸入口25からオフセットされた位置に配置されている。
そのため、軸線Y方向における既存の流入配管31の端部の位置が吸入口25の位置と対応していない場合であっても、既存の流入配管31を吸入側継手部27’に連結し、流入配管31から流入する流体を吸入口25へ流通させることができる。
また、第2流入流路27bが延びる軸線Rは、吸入側継手部27が取り付けられる吸入口25からオフセットされた位置に配置されている。そのため、吸入口25から軸線X方向にオフセットされた位置に配置されている既存の流入配管31をそのまま利用して吸入側継手部27に接続することができる。
軸線Y方向における吐出口24の中心位置C5に対する第2流出流路26bの中心位置C6、または、軸線Y方向における吸入口25の中心位置C7に対する第2流入流路27bの中心位置C8のいずれか一方がオフセットされている態様であってもよい。
次に、本発明の第3実施形態について、図7を用いて説明する。
第1実施形態の開放型圧縮機1は、図2に示すように、ハウジング2に形成される吐出側取付座面2aおよび吸入側取付座面2bを平面視した形状が4箇所に締結穴が形成された略十字形状であった。
それに対して、本実施形態の開放型圧縮機は、図7に示すように、ハウジング2に形成される吐出側取付座面2a’および吸入側取付座面2b’の平面視が吐出口24および吸入口25を中心とした円環状となっている。
一方、図7に破線で示す位置に一対の締結穴を新たに形成すれば、ハウジング2に形成される吐出口24の中心位置に対する吐出側継手部26の取付角度が既存の流出配管30と対応するものとなる。
一方、図7に破線で示す位置に一対の締結穴を新たに形成すれば、ハウジング2に形成される吸入口25の中心位置に対する吸入側継手部27の取付角度が既存の流入配管31と対応するものとなる。
2 ハウジング
2a,2a’ 吐出側取付座面
2b,2b’ 吸入側取付座面
2c,2c’,2d,2d’ 締結穴
2e,2f 突出部
5 スクロール圧縮機構
6 駆動軸
7 メイン軸受
8 サブ軸受
9 リップシール
24 吐出口
25 吸入口
26,26’ 吐出側継手部
26a 第1流出流路(第1流路)
26b 第2流出流路(第2流路)
26c 第1吐出側継手部材(第1継手部材)
26d 第2吐出側継手部材(第2継手部材)
26g カバー部材
27,27’ 吸入側継手部
27a 第1流入流路(第1流路)
27b 第2流入流路(第2流路)
27c 第1吸入側継手部材(第1継手部材)
27d 第2吸入側継手部材(第2継手部材)
27g カバー部材
30 流出配管
31 流入配管
R 軸線(吐出方向軸線;吸入方向軸線)
S1 吐出側閉空間
S2 吸入側閉空間
X 軸線
Y 軸線
Z 周方向
Claims (3)
- 駆動軸により駆動されるとともに吸入口から流入する流体を圧縮して吐出口から吐出する圧縮機構と、
前記圧縮機構を収容するとともに外周面に前記吸入口と前記吐出口とが形成されたハウジングと、
前記吸入口または前記吐出口に取り付けられるとともに流体を流通させる配管を着脱可能な継手部とを備え、
前記吸入口と前記吐出口とが形成された前記外周面は、前記駆動軸が延びる軸線回りの周方向に延在しており、
前記継手部は、前記配管と連結されるとともに前記駆動軸が延びる軸線と平行な軸線に沿って延びる第1流路と、該第1流路と前記吸入口または前記吐出口とを連通させる第2流路とが内部に形成されており、
前記第1流路が延びる軸線は、前記継手部が取り付けられる前記吸入口の吸入方向軸線または前記吐出口の吐出方向軸線から前記周方向にオフセットされた位置に配置されている開放型圧縮機。 - 前記継手部は、前記第1流路が内部に形成された第1継手部材と、前記第2流路が内部に形成された第2継手部材とを有し、
前記第1継手部材と前記第2継手部材とが接合されている請求項1に記載の開放型圧縮機。 - 前記継手部は、一対の締結ボルトが挿入される一対の貫通穴を有し、
前記ハウジングの前記外周面から突出する取付座面には、前記一対の締結ボルトと締結される一対の締結穴が形成されており、
前記取付座面は、平面視が前記吸入口または前記吐出口を中心とした円環状となっている請求項1または2に記載の開放型圧縮機。
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