JP6530449B2 - 符号化モード決定方法及び該装置、オーディオ符号化方法及び該装置、並びにオーディオ復号化方法及び該装置 - Google Patents

符号化モード決定方法及び該装置、オーディオ符号化方法及び該装置、並びにオーディオ復号化方法及び該装置 Download PDF

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Description

本発明は、オーディオ符号化及びオーディオ復号化に係り、さらに具体的には、オーディオ信号の特性に適するように符号化モードを決定しがら、頻繁な符号化モードスイッチングを防止して復元音質を向上させる符号化モード決定方法及び該装置、信号符号化方法及び該装置、並びに信号復号化方法及び該装置に関する。
音楽信号の場合、周波数ドメインでの符号化が効率的であり、音声信号の場合、時間ドメインでの符号化が効率的であるということが周知されている。従って、音楽信号及び音声信号が混合されたオーディオ信号についてタイプを分類し、分類されたタイプに対応して符号化モードを決定する技術が多様に提案されている。
しかし、頻繁な符号化モードのスイッチングによって、ディレイが発生するだけではなく、復元音質の劣化をもたらし、一次的に決定された符号化モードを修正する技術が提案されておらず、符号化モード決定時、エラーが存在する場合、復元音質の劣化が発生するという問題があった。
本発明の技術的課題は、オーディオ信号の特性に適するように符号化モードを決定し、復元音質を向上させることができる符号化モード決定方法及び該装置、オーディオ符号化方法及び該装置、並びにオーディオ復号化方法及び該装置を提供するところにある。
本発明の技術的課題は、オーディオ信号の特性に適するように符号化モードを決定しがら、符号化モードスイッチングによるディレイを低減させることができる符号化モード決定方法及び該装置、オーディオ符号化方法及び該装置、並びにオーディオ復号化方法及び該装置を提供するところにある。
一側面によれば、符号化モード決定方法は、オーディオ信号の特性に対応し、第1符号化モードと第2符号化モードとを含む複数の符号化モードのうち一つを、現在フレームの初期符号化モードとして決定する段階と、前記初期符号化モードに係わる決定にエラーが存在する場合、前記初期符号化モードを第3符号化モードに修正し、修正された符号化モードを生成する段階と、を含んでもよい。
一側面によれば、オーディオ符号化方法は、オーディオ信号の特性に対応し、第1符号化モードと第2符号化モードとを含む複数の符号化モードのうち一つを、現在フレームの初期符号化モードとして決定して、前記初期符号化モードに係わる決定にエラーが存在する場合、前記初期符号化モードを第3符号化モードに修正し、修正された符号化モードを生成する段階と、前記初期符号化モード、あるいは修正された符号化モードに対応し、オーディオ信号に対して互いに異なる符号化処理を行う段階と、を含んでもよい。
一側面によれば、オーディオ復号化方法は、オーディオ信号の特性に対応し、第1符号化モードと第2符号化モードとを含む複数の符号化モードのうち一つに決定された初期符号化モード、あるいは前記初期符号化モードに係わる決定にエラーが存在する場合、前記初期符号化モードから修正された第3符号化モードのうち一つを符号化モードとして含むビットストリームをパージングする段階と、前記符号化モードにより、ビットストリームに対して互いに異なる復号化処理を行う段階と、を含んでもよい。
初期符号化モードの修正、及びハングオーバー長に対応するフレームの符号化モードを参照し、現在フレームの最終符号化モードを決定することにより、オーディオ信号の特性に適応的な符号化モードを決定しがらも、フレーム間の頻繁な符号化モードのスイッチングを防止することができる。
一実施形態によるオーディオ符号化装置の構成を示したブロック図である。 他の実施形態によるオーディオ符号化装置の構成を示したブロック図である。 一実施形態による符号化モード決定部の構成を示したブロック図である。 一実施形態による初期符号化モード決定部の構成を示したブロック図である。 一実施形態による特徴パラメータ抽出部の構成を示したブロック図である。 一実施形態による線形予測ドメイン及びスペクトルドメイン符号化に係わる適応的スイッチング方法について説明する図面である。 一実施形態による符号化モード修正部の動作について説明する図面である。 一実施形態によるオーディオ復号化装置の構成を示したブロック図である。 他の実施形態によるオーディオ復号化装置の構成を示したブロック図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について具体的に説明する。実施形態についての説明において、関連公知構成、または機能に係わる具体的な説明が、要旨を不明瞭にすると判断される場合には、その詳細な説明は省略する。
ある構成要素が他の構成要素に連結されていたり接続されていたりするというときには、その他の構成要素に、直接に連結されていたり接続されていたりすることもあるが、中間に、他の構成要素が存在することもあると理解されなければならない。
第1、第2のような用語は、多様な構成要素についての説明に使用されるが、前記構成要素は、前記用語によって限定されるものではない。前記用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみに使用される。
実施形態に示される構成部は、互いに異なる特徴的な機能を示すために、独立して図示されることにより、各構成部が分離されたハードウェアや、1つのソフトウェア構成単位でなるということを意味しない。各構成部は、説明の便宜上、それぞれの構成部に並べられており、各構成部のうち少なくとも2つの構成部が合わさって1つの構成部からなるか、あるいは1つの構成部が複数個の構成部に分けられて機能を遂行することができる。
図1は、一実施形態によるオーディオ符号化装置の構成を示したブロック図である。図1に図示されたオーディオ符号化装置100は、符号化モード決定部110、スイッチング部120、スペクトルドメイン符号化部130、線形予測ドメイン符号化部140及びビットストリーム生成部150を含んでもよい。ここで、線形予測ドメイン符号化部140は、時間ドメイン励起符号化部141と、周波数ドメイン励起符号化部143とを含んでもよく、2つの励起符号化部141,143のうち少なくとも一つによって具現されてもよい。ここで、各構成要素は、別途のハードウェアによって具現する必要がある場合を除いては、少なくとも1つのモジュールに一体化され、少なくとも1つのプロセッサ(図示せず)でもって具現される。ここで、オーディオ音楽またはオーディオ音声、あるいは音楽と音声との混合信号を意味する。
図1を参照すれば、符号化モード決定部110は、オーディオ信号の特性を分析してオーディオ信号のタイプを分類し、分類結果に対応して符号化モードを決定することができる。符号化モードは、スーパーフレーム単位、フレーム単位またはバンド単位で遂行される。または、複数のスーパーフレームグループ、複数のフレームグループ、複数のバンドグループ単位で遂行される。ここで、符号化モードの例としては、大きく分けて、スペクトルドメインと、時間ドメインまたは線形予測ドメインとの二つがあるが、それらに限定されるものではない。プロセッサの性能及び処理速度などが支援され、符号化モードスイッチングによるディレイが解決される場合、符号化モードをさらに細分化させることができ、符号化モードに対応し、符号化方式も細分化させることができる。一実施形態によれば、オーディオ信号を、スペクトルドメイン符号化モードと時間ドメイン符号化モードとのうち一つで初期符号化モードを決定することができる。他の実施形態によれば、オーディオ信号を、スペクトルドメイン符号化モード、時間ドメイン励起符号化モード及び周波数ドメイン励起符号化モードのうち一つで初期符号化モードを決定することができる。また、符号化モード決定部110は、初期符号化モードがスペクトルドメイン符号化モードに決定された場合、さらにスペクトルドメイン符号化モードと、周波数ドメイン励起符号化モードとのうち一つに修正することができる。符号化モード決定部110は、初期符号化モードが時間ドメイン符号化モード、すなわち、時間ドメイン励起符号化モードに決定された場合、さらに時間ドメイン(TD)励起符号化モードと周波数ドメイン(FD)励起符号化モードとのうち一つに修正することができる。ここで、初期符号化モードが時間ドメイン励起符号化モードに決定された場合、最終符号化モード決定過程は、選択的に遂行される。すなわち、時間ドメイン励起符号化モードである初期符号化モードがそのまま維持されてもよい。符号化モード決定部110は、ハングオーバー長に該当するフレーム数について符号化モードを判断し、現在フレームの最終符号化モードを決定することができる。一実施形態によれば、現在フレームの初期符号化モード、あるいは修正された符号化モードが複数個、例えば、7個の以前フレームの符号化モードと同一である場合、当該初期符号化モード、あるいは修正された符号化モードを、現在フレームの最終符号化モードとして決定することができる。一方、符号化モード決定部110は、現在フレームの初期符号化モード、あるいは修正された符号化モードが、複数個の以前フレームの符号化モードと同一ではない場合、直前フレームの符号化モードを、現在フレームの最終符号化モードとして決定することができる。
前述のように、初期符号化モードの修正、及びハングオーバー長に対応するフレームの符号化モードを参照し、現在フレームの最終符号化モードを決定することにより、オーディオ信号の特性に適応的な符号化モードを決定しがらも、フレーム間の頻繁な符号化モードのスイッチングを防止することができる。
一般的に、音声信号に分類された場合、時間ドメイン符号化、すなわち、時間ドメイン励起符号化が効率的であり、音楽信号に分類された場合、スペクトルドメイン符号化が効率的であり、ボーカル及び/またはハーモニック信号に分類された場合、周波数ドメイン励起符号化が効率的である。
スイッチング部120は、符号化モード決定部110で決定される符号化モードに対応し、オーディオ信号を、スペクトルドメイン符号化部130と、線形予測ドメイン符号化部140とのうち一つに提供することができる。線形予測ドメイン符号化部140が、時間ドメイン励起符号化部141で具現される場合には、スイッチング部120は、全体2個のブランチが存在し、時間ドメイン励起符号化部141と、周波数ドメイン励起符号化部143とによって具現される場合には、スイッチング部120は、全体3種のブランチが存在する。
スペクトルドメイン符号化部130は、オーディオ信号をスペクトルドメインで符号化することができる。スペクトルドメインは、周波数ドメインまたは変換ドメインを意味する。スペクトルドメイン符号化部130に適用される符号化方式としては、AAC(advanced audio coding)方式またはMDCT(modified discrete cosine transform)と、FPC(factorial pulse coding)との結合方式を例として挙げることができるが、それに限定されるものではない。具体的には、FPCの代わりに、他の量子化方式及びエントロピー符号化方式を使用することができる。音楽信号の場合、スペクトルドメイン符号化部130で符号化されることが効率的である。
線形予測ドメイン(linear prediction domain)符号化部140は、オーディオ信号を線形予測ドメインで符号化することができる。線形予測ドメインは、励起ドメインまたは時間ドメインを意味する。線形予測ドメイン符号化部140は、時間ドメイン励起符号化部141によって具現されるか、あるいは時間ドメイン励起符号化部141と、周波数ドメイン励起符号化部143とを含んで具現される。時間ドメイン励起符号化部141に適用される符号化方式としては、CELP(code excited linear prediction)方式またはACELP(algebraic CELP)方式を例として挙げることができるが、それに限定されるものではない。周波数ドメイン励起符号化部143に適用される符号化方式としては、GSC(general signal coding)方式またはTCX(transform coded excitation)方式を例として挙げることができるが、それに限定されるものではない。音声信号の場合、時間ドメイン励起符号化部141での符号化が効率的であり、ボーカル及び/またはハーモニック信号の場合、周波数ドメイン励起符号化部143での符号化が効率的である。
ビットストリーム生成部150は、符号化モード決定部110で提供される符号化モード、スペクトルドメイン符号化部130から提供される符号化結果、及び線形予測ドメイン符号化部140から提供される符号化結果を含み、ビットストリームを生成することができる。
図2は、他の実施形態によるオーディオ符号化装置の構成を示したブロック図である。図2に図示されたオーディオ符号化装置200は、共通前処理モジュール205、符号化モード決定部210、スイッチング部220、スペクトルドメイン符号化部230、線形予測ドメイン符号化部240及びビットストリーム生成部250を含んでもよい。ここで、線形予測ドメイン符号化部240は、時間ドメイン励起符号化部241と、周波数ドメイン励起符号化部243とを含んでもよく、2つの励起符号化部241,243のうち少なくとも一つによって具現される。図1に図示されたオーディオ符号化装置と比較し、共通前処理モジュール205がさらに付加したものであり、共通する構成要素に係わる動作説明は省略する。
図2を参照すれば、共通前処理モジュール205は、ジョイントステレオ処理(joint stereo processing)、サラウンド処理(surround processing)及び/または帯域幅拡張処理(bandwidth extension processing)を行うことができる。ここで、ジョイントステレオ処理、サラウンド処理及び帯域幅拡張処理は、特定標準方式、例えば、MPEG標準方式に採択されたものを適用することができるが、それに限定されるものではない。共通前処理モジュール205の出力は、モノチャネル、ステレオチャネルまたはマルチチャネルにもなる。共通前処理モジュール205から出力される信号のチャネル数により、スイッチング部220は、少なくとも1以上のスィッチで構成される。例えば、共通前処理モジュール205が2以上のチャネル出力、すなわち、ステレオチャネルまたはマルチチャネル信号を出力する場合、各チャネルに対応するスィッチが具備される。代表的には、ステレオ信号の最初のチャネルは、音声チャネルでもあり、ステレオ信号の2番目チャネルは、音楽チャネルでもあり、その場合、2つのスィッチに同時にオーディオ信号が提供される。共通前処理モジュール205で生成される付加情報は、ビットストリーム生成部250に提供され、ビットストリームに含まれる。ここで、付加情報は、復号化端において、ジョイントステレオ処理、サラウンド処理及び/または帯域幅拡張処理が行われるのに必要な情報であり、空間パラメータ、エンベロープ情報、エネルギー情報などを挙げることができるが、適用される処理技法によって多様な付加情報が存在する。
一実施形態によれば、共通前処理モジュール205内での帯域幅拡張処理は、符号化ドメインによって、互いに異なるように行われる。コア帯域のオーディオ信号は、時間ドメイン励起符号化方式または周波数ドメイン励起符号化方式を利用して処理され、帯域幅拡張帯域のオーディオ信号は、時間ドメインで処理される。時間ドメインでの帯域幅拡張処理モードは、有声音モードまたは無声音モードを含む複数のモードが存在する。一方、コア帯域のオーディオ信号は、スペクトルドメイン方式を利用して処理され、帯域幅拡張帯域のオーディオ信号は、周波数ドメインで処理される。周波数ドメインでの帯域幅拡張処理モードは、トランジェントモード、ノーマルモードまたはハーモニックモードを含む複数のモードが存在する。互いに異なるドメインでの帯域幅拡張処理のために、符号化モード決定部210で決定される符号化モードが、シグナリング情報として共通前処理モジュール205に提供される。一実施形態によれば、コア帯域の最後の部分と、帯域幅拡張帯域の開始部分は、オーバーラップされる。オーバーラップされる領域の位置及び大きさは、あらかじめ決定される。
図3は、一実施形態による符号化モード決定部の構成を示したブロック図である。図3に図示された符号化モード決定部300は、初期符号化モード決定部310と、符号化モード修正部330とを含んでもよい。
図3を参照すれば、初期符号化モード決定部310は、オーディオ信号から抽出された特徴パラメータを利用して、音楽信号であるか音声信号であるか、そのタイプを分類することができる。音声信号に分類された場合、線形予測ドメイン符号化処理が望ましい。一方、音楽信号に分類された場合、スペクトルドメイン符号化処理が望ましい。初期符号化モード決定部310は、オーディオ信号から抽出された特徴パラメータを利用して、スペクトルドメイン処理が適するか、時間ドメイン励起処理が適するか、あるいは周波数ドメイン励起処理が適するか、そのタイプを分類することができる。オーディオ信号のタイプによって、対応する符号化モードが決定される。スイッチング部120(図1)のブランチが2個である場合、1ビットで、ブランチが3個である場合、2ビットで符号化モードを表現することができる。初期符号化モード決定部310での音楽信号または音声信号へのタイプ分類方式は、公知されたさまざまな方式を使用することができる。例えば、USAC標準のエンコーダパートに記載されたFD/LPD分類またはACELP/TCX分類や、AMR標準で使用されるACELP/TCX分類などがあるが、それらに限定されるものではない。要約すれば、初期符号化モードをいかように決定するかということについては、実施形態で記載された方式以外に、多様な方式を使用することができるということが自明である。
符号化モード修正部330は、初期符号化モード決定部310で決定された初期符号化モードを、修正パラメータを利用して修正し、修正された符号化モードを決定することができる。一実施形態によれば、初期符号化モードがスペクトルドメイン符号化モードに決定された場合、修正パラメータに基づいて、周波数ドメイン励起符号化モードに修正される。また、初期符号化モードが時間ドメイン符号化モードに決定された場合、修正パラメータに基づいて、周波数ドメイン励起符号化モードに修正される。すなわち、初期符号化モードの決定にエラーがあるか否かということを、修正パラメータを利用して判断し、初期符号化モードの決定にエラーがないと判断された場合には、そのまま維持する一方、エラーがあると判断された場合には、初期符号化モードを修正することができる。初期符号化モードの修正範囲は、スペクトルドメイン符号化モードから周波数ドメイン励起符号化モードにもなり、時間ドメイン励起符号化モードから周波数ドメイン励起符号化モードにもなる。
一方、初期符号化モード、あるいは修正された符号化モードは、現在フレームの一時的な符号化モードであり、現在フレームの一時的符号化モードを、あらかじめ決定されたハングオーバー長内の以前フレームの符号化モードと比較し、該比較結果によって、現在フレームの最終符号化モードを決定することができる。
図4は、一実施形態による初期符号化モード決定部の構成を示したブロック図である。図4に図示された初期符号化モード決定部400は、特徴パラメータ抽出部410及び決定部430を含んでもよい。
図4を参照すれば、特徴パラメータ抽出部410は、オーディオ信号から、符号化モード決定に必要となる特徴パラメータを抽出することができる。抽出される特徴パラメータの例としては、ピッチパラメータ、ボイシングパラメータ、相関度パラメータ、線形予測エラーのうち少なくとも一つ、あるいは少なくとも2つの組み合わせを含んでもよいが、それらに限定されるものではない。特徴パラメータについて、さらに具体的に説明すれば、次の通りである。
まず、最初の特徴パラメータF1は、ピッチパラメータと係わるものであり、現在フレームと、少なくとも1以上の以前フレームとから検出されるN個のピッチ値を利用して、ピッチの行動(behavior of pitch)を把握することができる。ランダムな変動、あるいは誤って検出されたピッチ値からの影響を防止するために、N個ピッチ値の平均から、差が大きいM個のピッチ値を除去する。ここで、NとMは、事前の実験またはシミュレーションを介して、最適の値を設定することができる。また、Nは、あらかじめ設定し、N個ピッチ値の平均から、どれほどの差以上のピッチ値を除去するかということについて、事前の実験またはシミュレーションを介して、最適の値を設定することができる。(N−M)個のピッチ値に係わる平均mp’と分散σp’とを利用して、最初の特徴パラメータF1は、次の数式(1)のように示される。
Figure 0006530449
2番目の特徴パラメータF2も、ピッチパラメータと係わるものであり、現在フレームで検出されたピッチ値の信頼度を示される。現在フレーム内の2つのサブフレームSF1,SF2でそれぞれ検出されたピッチ値の分散σSF1,σSF2を利用して、2番目の特徴パラメータF2は、次の数式(2)のように示される。
Figure 0006530449
ここで、cov(SF,SF)は、サブフレームSF1,SF2間の共分散を示す。すなわち、2番目の特徴パラメータF2は、2つのサーブフレーム間の相関度をピッチ距離で示すものである。一実施形態によれば、現在フレームは、2以上のサブフレームから構成され、サーブフレームの数によって、数学式(2)が変形される。
3番目の特徴パラメータF3は、ボイシングパラメータ(voicing)と相関度パラメータ(Corr)とから、次の数式(3)のように示される。
Figure 0006530449
ここで、ボイシングパラメータ(voicing)は、音のボーカル特性と係わっており、公知の多様な方法によって得られ、相関度パラメータ(Corr)は、それぞれのバンド別フレーム間相関度の和で求められる。
4番目の特徴パラメータF4は、線形予測エラー(ELPC)と係わるものであり、次の数式(4)のように示される。
Figure 0006530449
ここで、M(ELPC)は、N個の線形予測エラーの平均を示す。
決定部430は、特徴パラメータ抽出部410から提供される少なくとも一つ以上の特徴パラメータを利用して、オーディオ信号のタイプを分類し、分類されたタイプによって、初期符号化モードを決定することができる。決定部430は、望ましくは、軽判定(soft decision)方式を適用することができ、特徴パラメータ別に、少なくとも1つのミクスチャ(mixture)を形成することができる。一実施形態としては、ミクスチャ確率に基づいたGMM(Gaussian mixture model)を利用して、オーディオ信号のタイプを分類することができる。1つのミクスチャに係わる確率f(x)は、下記数式(5)によって算出される。
Figure 0006530449
ここで、xは、特徴パラメータの入力ベクトルを示し、mは、ミクスチャを示し、Ccは、共分散行列(covariance matrix)を示す。
決定部430は、音楽確率P及び音声確率Pを、次の数式(6)を利用して算出することができる。
Figure 0006530449
ここで、音楽への分類にすぐれた特徴パラメータと係わるM個ミクスチャに係わる確率Pをいずれも加算して音楽確率Pを算出し、音声への分類にすぐれた特徴パラメータと係わるS個ミクスチャに係わる確率Pをいずれも加算して音声確率Pを算出する。
一方、正確度をさらに確保するために、音楽確率P及び音声確率Pを、次の数式(7)を利用して算出することができる。
Figure 0006530449
ここで、
Figure 0006530449
は、各ミクスチャに係わるエラー確率を示す。エラー確率は、クリーン音声信号とクリーン音楽信号とを含むトレーニングデータについて、各ミクスチャを利用して分類した結果、誤って分類された個数をチェックして得られるのである。
次に、決定されたハングオーバー長ほどの複数フレームについて、全てのフレームが音楽である確率Pと、全てのフレームが音声である確率Pとを、次の数式(8)を利用して算出することができる。ここで、ハングオーバー長は、8と設定するが、それに限定されるものではない。8個のフレームは、現在フレームと、7個の以前フレームとを含む。
Figure 0006530449
次に、数式(5)または数式(6)を利用して求められた音楽確率及び音声確率を利用して、複数個の条件セット
Figure 0006530449
を算出することができる。それについて、図6を参照してさらに具体的に説明すれば、次の通りである。ここで、各条件において、音楽である場合、1の値を有し、音声である場合、0の値を有するように設定する。
図6を参照すれば、610段階及び620段階においては、音楽確率P及び音声確率Pを利用して算出された複数個の条件セット
Figure 0006530449
から、音楽条件の和Mと、音声条件の和Sとを求めることができる。すなわち、音楽条件の和Mと音声条件の和Sは、それぞれ次の数式(9)のように示される。
Figure 0006530449
630段階においては、音楽条件の和Mを、所定のスレショルド値Tmと比較し、比較の結果、MがTmより大きければ、現在フレームの符号化モードを音楽モード、すなわち、スペクトルドメインモードにスイッチングする。一方、630段階での比較結果、MがTmより小さいか、あるいはそれと同じであるならば、現在フレームの符号化モードを変更しない。
640段階においては、音声条件の和Sを所定のスレショルド値Tsと比較し、比較の結果、SがTsより大きければ、現在フレームの符号化モードを音声モード、すなわち、線形予測ドメインモードにスイッチングする。一方、640段階での比較結果、SがTsより小さいか、あるいはそれと同じであるならば、現在フレームの符号化モードを変更しない。
630段階及び640段階で使用されるスレショルド値Tm及びTsは、事前の実験またはシミュレーションを介して、最適の値に設定される。
図5は、一実施形態による特徴パラメータ抽出部の構成を示したブロック図である。図5に図示された初期符号化モード決定部500は、変換部510、スペクトルパラメータ抽出部520、時間パラメータ抽出部530及び決定部540を含んでもよい。
図5において、変換部510は、本来のオーディオ信号を、時間ドメインから周波数ドメインに変換することができる。ここで、変換部510は、時間表現のオーディオ信号をスペクトル表現で示す多様な変換方式を適用することができ、例として、FFT(fast Fourier transform)、DCT(discrete cosine transform)またはMDCT(modified discrete cosine transform)を有することができるが、それらに限定されるものではない。
スペクトルパラメータ抽出部520は、変換部510から提供される周波数ドメインのオーディオ信号から、少なくとも一つ以上のスペクトルパラメータを抽出することができる。また、スペクトルパラメータを、短期特徴パラメータ及び長期特徴パラメータに分類して使用することもできる。短期特徴パラメータは、単一の現在フレームから得られ、長期特徴パラメータは、現在フレームと、少なくとも1つの過去フレームとを含む複数のフレームから得られる。
時間パラメータ抽出部530は、時間ドメインのオーディオ信号から、少なくとも一つ以上の時間パラメータを抽出することができる。また、時間パラメータを、短期特徴パラメータ及び長期特徴パラメータに分類して使用することもできる。同様に、短期特徴パラメータは、単一の現在フレームから得られ、長期特徴パラメータは、現在フレームと、少なくとも1つの過去フレームとを含む複数のフレームから得られる。
決定部430(図4)は、スペクトルパラメータ抽出部520から提供されるスペクトルパラメータと、時間パラメータ抽出部530から提供される時間パラメータとを利用して、オーディオ信号のタイプを分類し、分類されたタイプによって、初期符号化モードを決定することができる。決定部430(図4)は、望ましくは、軽判定方式を適用することができる。
図7は、一実施形態による符号化モード修正部の動作について説明する図面である。図7を参照すれば、700段階においては、初期符号化モード決定部310で決定された初期符号化モードを受信し、時間ドメインモード、すなわち、時間ドメイン励起モードであるか、あるいはスペクトルドメインモードであるかということを判断することができる。
701段階においては、700段階において、スペクトルドメインモードと判断された場合(stateTS==1)、周波数ドメイン励起符号化が適するか否かということを示す指標stateTTSSをチェックすることができる。周波数ドメイン励起符号化、例えば、GSCが適するか否かということを示す指標stateTTSSは、互いに異なる周波数バンドのトーナリティを利用して得ることができる。それについて、さらに具体的に説明すれば、次の通りである。
低帯域信号のトーナリティは、与えられたバンドに対して、最小値を含む小さい値を有する複数個のスペクトル係数の和と、最大値であるスペクトル係数との比率として得られる。与えられたバンドが、それぞれ0〜1kHz、1〜2kHz、2〜4kHzである場合、各バンドのトーナリティt01,t12,t24と、低帯域信号、すなわち、コア帯域のトーナリティtは、下記数式(10)のように示される。
Figure 0006530449
一方、線形予測エラーerrは、LPCフィルタを利用して得られ、強いトーナル成分を排除するために使用される。すなわち、強いトーナル成分は、周波数ドメイン励起符号化モードより、スペクトルドメイン符号化モードの方がさらに効率的である。
前述のように得られるトーナリティ及び線形予測エラーを利用して、周波数ドメイン励起符号化モードにスイッチングするための開始条件、すなわち、condfrontは、次の数式(11)のように示される。
Figure 0006530449
ここで、t12front、t24fronttLfront、errfrontは、それぞれ臨界値であり、事前の実験またはシミュレーションを介して、最適の値に設定される。
一方、前述のように得られるトーナリティ及び線形予測エラーを利用して、周波数ドメイン励起符号化モードを終えるための終了条件す、なわち、condbackは、次の数式(12)のように示される。
Figure 0006530449
ここで、t12back、t24back、tLbackは、それぞれ臨界値であり、事前の実験またはシミュレーションを介して、最適の値に設定される。
すなわち、前記数式(11)の開始条件が成立するか、あるいは前記数式(12)の終了条件が成立しないかということを確認することにより、701段階において、スペクトルドメイン符号化に比べ、周波数ドメイン励起符号化、例えば、GSCが適するか否かということを示す指標stateTTSSが1であるか否かということがチェックされる。そのとき、前記数式(12)の終了条件確認は、オプションで行われる。
702段階においては、701段階でのチェック結果、stateTTSSが1である場合、周波数ドメイン励起符号化方式に決定することができる。その場合、初期符号化モードが、スペクトルドメインモードから周波数ドメイン励起モードに、最終符号化モードが修正されたのである。
705段階においては、701段階でのチェック結果、stateTTSSが0である場合、強い音声であるか否かということを判断する指標stateSSをチェックすることができる。もしスペクトルドメイン符号化モードに係わる決定エラーが存在する場合、スペクトルドメイン符号化モードの代わりに、周波数ドメイン励起符号化モードが効率的である。強い音声であるか否かということを判断する指標stateSSは、ボイシングパラメータと相関度パラメータとの差値vcを利用して得ることができる。
ボイシングパラメータと相関度パラメータとの差値vcを利用して、強い音声モードにスイッチングするための開始条件、すなわち、condfrontは、次の数式(13)のように示される。
Figure 0006530449
ここで、vcfrontは臨界値であり、事前の実験またはシミュレーションを介して、最適の値に設定される。
一方、ボイシングパラメータと相関度パラメータとの差値vcを利用して、強い音声モードを終わらせるための終了条件、すなわち、condbackは、次の数式(14)のように示される。
Figure 0006530449
ここで、vcbackは臨界値であり、事前の実験またはシミュレーションを介して、最適の値に設定される。
すなわち、前記数式(13)の開始条件が成立するか、あるいは前記数式(14)の終了条件が成立しないかということを確認することにより、705段階において、スペクトルドメイン符号化に比べ、周波数ドメイン励起符号化、例えば、GSCが適するか否かということを示す指標stateSSが1であるか否かということがチェックされる。そのとき、前記数式(14)の終了条件確認は、オプションで行われる。
706段階においては、705段階でのチェック結果、stateSSが0である場合、すなわち、強い音声ではないと判断される場合、スペクトルドメイン符号化方式に決定することができる。その場合、スペクトルドメインモードである初期符号化モードが、最終符号化モードに維持されたのである。
707段階においては、705段階でのチェック結果、stateSSが1である場合、すなわち、強い音声であると判断される場合、周波数ドメイン励起符号化方式に決定することができる。その場合、初期符号化モードがスペクトルドメインモードから周波数ドメイン励起モードに、最終符号化モードが修正されたのである。
700段階、701段階及び705段階を介して、初期符号化モードの決定時、スペクトルドメイン符号化モードに係わる決定エラーを修正することができる。具体的には、初期符号化モードが、スペクトルドメインモードから、スペクトルドメインモードまたは周波数ドメイン励起モードに最終符号化モードが変更される。
一方、700段階において、線形予測ドメインモードと判断された場合(stateTS==0)、709段階において、強い音楽であるか否かということ判断する指標stateSMをチェックすることができる。もし線形予測ドメイン符号化モード、すなわち、時間ドメイン励起符号化モードに係わる決定エラーが存在する場合、時間ドメイン励起符号化モードの代わりに、周波数ドメイン励起符号化モードが効率的である。強い音楽であるか否かということを判断する指標stateSMは、1から、ボイシングパラメータと相関度パラメータとの差値vcを減算した値(1−vc)を利用して得ることができる。
1から、ボイシングパラメータと相関度パラメータとの差値vcを減算した値(1−vc)を利用して、強い音楽モードにスイッチングするための開始条件、すなわち、condfrontは、次の数式(15)のように示される。
Figure 0006530449
ここで、vcmfrontは、臨界値であり、事前の実験またはシミュレーションを介して、最適の値に設定される。
一方、1から、ボイシングパラメータと相関度パラメータとの差値vcを減算した値(1−vc)を利用して、強い音楽モードを終わらせるための終了条件、すなわち、condbackは、次の数式(16)のように示される。
Figure 0006530449
ここで、vcmbackは、臨界値であり、事前の実験またはシミュレーションを介して、最適の値に設定される。
すなわち、前記数式(15)の開始条件が成立するか、あるいは前記数式(16)の終了条件が成立しないかということをを確認することにより、709段階において、時間ドメイン励起符号化に比べ、周波数ドメイン励起符号化、例えば、GSCが適するか否かということを示す指標stateSMが1であるか否かということがチェックされる。そのとき、前記数式(16)の終了条件確認は、オプションで行われる。
710段階においては、709段階でのチェック結果、stateSMが0である場合、すなわち、強い音楽ではないと判断される場合、時間ドメイン励起符号化方式に決定することができる。その場合、線形予測ドメインモードである初期符号化モードが、時間ドメイン励起モードである最終符号化モードに修正されたのである。一実施形態によれば、線形予測ドメインモードが、時間ドメイン励起モードである場合、修正なしに維持されたと見ることができる。
707段階においては、709段階でのチェック結果、stateSMが1である場合、すなわち、強い音楽であると判断される場合、周波数ドメイン励起符号化方式に決定することができる。その場合、線形予測ドメインモードである初期符号化モードが、周波数ドメイン励起モードである最終符号化モードに修正されたのである。
700段階及び709段階を介して、初期符号化モード判断時のエラーを修正することができる。具体的には、初期符号化モードが、線形予測ドメインモード、例えば、時間ドメイン励起モードから、時間ドメイン励起モードまたは周波数ドメイン励起モードに最終符号化モードが変更される。
一実施形態によれば、線形予測ドメインモードに係わる符号化モード決定エラーを修正するための強い音楽判定段階である709段階は、オプションで遂行される。
他の実施形態によれば、強い音声判定段階である705段階と、周波数ドメイン励起モード判定段階である701段階は、先後関係が変わることもある。すなわち、700段階後、705段階をまず遂行した後、701段階を遂行することもできる。その場合、必要によっては、各判定段階において使用されるパラメータが変更される。
図8は、本発明の一実施形態によるオーディオ復号化装置の構成を示したブロック図である。
図8に図示されたオーディオ復号化装置800は、ビットストリーム・パージング部810、スペクトルドメイン復号化部820、線形予測ドメイン復号化部830及びスイッチング部840を含んでもよい。ここで、線形予測ドメイン復号化部830は、時間ドメイン励起復号化部831と周波数ドメイン励起復号化部833を含んでもよく、2つの励起復号化部831,833のうち少なくとも一つによって具現される。ここで、各構成要素は、別途のハードウェアによって具現する必要がある場合を除いては、少なくとも1つのモジュールに一体化され、少なくとも1つのプロセッサ(図示せず)でもって具現される。
図8を参照すれば、ビットストリーム・パージング部810は、受信されたビットストリームをパージングし、符号化モードに係わる情報と、符号化されたデータとを分離することができる。符号化モードは、オーディオ信号の特性に対応し、第1符号化モードと第2符号化モードとを含む複数の符号化モードのうち一つを初期符号化モードとして決定し、初期符号化モードに係わる決定にエラーが存在する場合、初期符号化モードを第3符号化モードに修正して決定された最終符号化モードに該当する。
スペクトルドメイン復号化部820は、分離された符号化データのうち、スペクトルドメインで符号化されたデータを復号化することができる。
線形予測ドメイン復号化部830は、分離された符号化データのうち、線形予測ドメインで符号化されたデータを復号化することができる。線形予測ドメイン復号化部830が、時間ドメイン励起復号化部831と、周波数ドメイン励起復号化部833とから構成される場合、分離された符号化データについて、時間ドメイン励起復号化または周波数ドメイン励起復号化を行うことができる。
スイッチング部840は、スペクトルドメイン復号化部820から復元された信号と、線形予測ドメイン復号化部830から復元された信号とのうち一つをスイッチングし、最終復元された信号として提供することができる。
図9は、本発明の他の実施形態によるオーディオ復号化装置の構成を示したブロック図である。
図9に図示されたオーディオ復号化装置900は、ビットストリーム・パージング部910、スペクトルドメイン復号化部920、線形予測ドメイン復号化部930、スイッチング部940及び共通後処理モジュール950を含んでもよい。ここで、線形予測ドメイン復号化部930は、時間ドメイン励起符号化部931と、周波数ドメイン励起符号化部933とを含んでもよく、2つの励起符号化部931,933のうち少なくとも一つによって具現される。ここで、各構成要素は、別途のハードウェアによって具現する必要がある場合を除いては、少なくとも1つのモジュールに一体化され、少なくとも1つのプロセッサ(図示せず)でもって具現される。図8に図示されたオーディオ符号化装置と比べ、共通後処理モジュール950がさらに付加されたものであり、共通する構成要素に係わる動作説明は省略する。
図9を参照すれば、共通後処理モジュール950は、共通前処理モジュール205(図2)に対応し、ジョイントステレオ処理、サラウンド処理及び/または帯域幅拡張処理を行うことができる。
前記実施形態による方法は、コンピュータで実行されるプログラムで作成可能であり、コンピュータで読み取り可能な記録媒体を利用して、前記プログラムを動作させる汎用デジタルコンピュータで具現される。また、前述の本発明の実施形態で使用されるデータ構造、プログラム命令またはデータファイルは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に、多様な手段を介して記録される。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取り可能なデータが保存される全種の保存装置を含んでもよい。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体(magnetic media);CD(compact disc)−ROM(read only memory)、DVD(digital versatile disc)のような光記録媒体(optical media);フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気−光媒体(magneto-optical media);及びROM、RAM(random access memory)、フラッシュメモリのようなプログラム命令を保存して遂行するように特別に構成されたハードウェア装置;が含まれる。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、プログラム命令、データ構造などを指定する信号を伝送する伝送媒体でもある。プログラム命令の例としては、コンパイラによって作われるような機械語コードだけではなく、インタープリタなどを使用して、コンピュータによって実行される高級言語コードを含んでもよい。
以上のように、本発明の一実施形態は、たとえ限定された実施形態及び図面によって説明されたにしても、本発明の一実施形態は、前述の実施形態に限定されるものではなく、それは、本発明が属する分野で当業者であるならば、そのような記載から多様な修正及び変形が可能であろう。従って、本発明のスコープは、前述の説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それと均等または等価的変形は、いずれも本発明の技術的思想の範疇に属するものである。
100 オーディオ符号化装置
110 符号化モード決定部
120 スイッチング部
130 スペクトルドメイン符号化部
140 線形予測ドメイン符号化部
141 時間ドメイン励起符号化部
143 周波数ドメイン励起符号化部
150 ビットストリーム生成部

Claims (4)

  1. 少なくとも1つのプロセッサを含み、
    前記プロセッサは、
    第1の複数の信号特性基づいて、音楽クラスと音声クラスとを含む複数のクラスから現在フレームのクラスを決定し、
    前記現在フレームを含む複数のフレームから得られる第2の複数の信号特性から特徴パラメータを取得し、
    前記特徴パラメータに基づいて、前記現在フレームについて決定されたクラスにエラーが存在するかを判断し、
    前記現在フレームについて決定されたクラスにエラーが存在し、前記現在フレームについて決定されたクラスが、前記音楽クラスである場合、前記現在フレームについて決定されたクラスを、前記音声クラスに訂正し、
    前記現在フレームについて決定されたクラスにエラーが存在し、前記現在フレームについて決定されたクラスが、前記音声クラスである場合、前記現在フレームについて決定されたクラスを、前記音楽クラスに訂正する符号化モード決定装置。
  2. 前記特徴パラメータはトーナリティ、線形予測エラー、ボイシングパラメータ、相関度パラメータとの差値のうち少なくとも一つを含む請求項1に記載の符号化モード決定装置。
  3. ハングオーバー長に該当するフレーム数についてクラスを判断し、前記現在フレームの最終クラスを決定する請求項1または2に記載の符号化モード決定装置。
  4. 少なくとも1つのプロセッサを含み、
    前記プロセッサは、
    第1の複数の信号特性基づいて、音楽クラスと音声クラスとを含む複数のクラスから現在フレームのクラスを決定し、
    前記現在フレームを含む複数のフレームから得られる第2の複数の信号特性から特徴パラメータを取得し、
    前記特徴パラメータに基づいて、前記現在フレームについて決定されたクラスにエラーが存在するかを判断し、
    前記現在フレームについて決定されたクラスにエラーが存在し、前記現在フレームについて決定されたクラスが、前記音楽クラスである場合、前記現在フレームについて決定されたクラスを、前記音声クラスに訂正し、
    前記現在フレームについて決定されたクラスにエラーが存在し、前記現在フレームについて決定されたクラスが、前記音声クラスである場合、前記現在フレームについて決定されたクラスを、前記音楽クラスに訂正し、
    前記現在フレームについて決定されたクラス、あるいは変更されたクラスにより、前記現在フレームに対して互いに異なる符号化処理を行うオーディオ符号化装置。
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