JP6528197B2 - コンクリートの脆弱部分の識別方法 - Google Patents
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Description
また、特許文献1では、打撃具によりコンクリート構造物の表面に打撃を加えながら、コンクリート構造物に沿って移動すると同時に、打撃具によるコンクリート表面の打撃時に発生する打撃音を検出し、検出した打撃音の処理により、コンクリート構造物の内部欠陥の有無を識別して診断する方法が提案されている。しかし、打撃音では、ブリーディングによる脆弱部分の深さを、定量的に把握するのは難しい。
(A)コンクリート供試体、または、コンクリート構造物から採取したコア供試体を乾燥する前に、該供試体の深さ方向の面のデジタル画像を取得する、乾燥前の画像取得工程
(B)前記コンクリート供試体、または前記コア供試体を乾燥する、乾燥工程
(C)前記乾燥した後に、前記乾燥したコンクリート供試体、または前記乾燥したコア供試体の、深さ方向の面のデジタル画像を取得する、乾燥後の画像取得工程
(D)前記乾燥前および乾燥後のデジタル画像を用いて、デジタル画像相関法により収縮ひずみを算出する、収縮ひずみの算出工程
[2]前記乾燥期間が1日以上である、前記[1]に記載のコンクリートの脆弱部分の識別方法。
以下、本発明を前記各工程に分けて詳細に説明する。
該工程は、コンクリート供試体、または、コンクリート構造物から採取したコア供試体を乾燥する前および乾燥した後に、該供試体の深さ方向の面のデジタル画像を取得する工程である。
ここで、乾燥前の供試体の画像取得時に、画像の取得面に水分が付着していると、色のコントラストが小さくなり、また色むらが生じて、乾燥後に取得した画像との相関性が著しく低下する場合がある。この相関性の低下を避けるため、画像取得前に、乾燥前の供試体の撮影面に圧縮空気等を噴射して撮影面の水分を除去するか、または撮影面から水分がなくなるまで静置して風乾するなどの前処理を行う。なお、当該前処理は、画像の取得面に水分が付着している場合に行う任意の処理であり、前記(B)乾燥工程には含まれない。
前記コンクリートは、特に制限されず、普通コンクリート、水密コンクリート、暑中コンクリート、寒中コンクリート、マスコンクリート、流動化コンクリート、高流動コンクリート、高強度コンクリート、低発熱コンクリート、膨張コンクリート、プレストレストコンクリート、低収縮コンクリート、繊維補強コンクリート、軽量コンクリート、およびポリマーコンクリート等が挙げられる。
また、前記供試体の大きさは、特に制限されないが、粗骨材の大きさを考慮すると、好ましくは、深さ方向で10cm以上である。また、供試体の幅は、特に制限されないが、粗骨材の大きさや収縮ひずみの測定精度を考慮すると、好ましくは10cm以上である。
好ましくは一辺が10cm以上の直方体、または直径および高さが10cm以上の円柱である。
良好なデジタル画像を取得するためには、前記供試体の切断時に生じる凹凸が±1mm以内になるように、平滑(平坦)に切断する。収縮ひずみが供試体の形状の影響を受けることなく、均等に生じるためには前記供試体の形状は、好ましくは平板である。また、前記供試体の厚さは、ひび割れによる破損の防止を考慮すると、好ましくは1cm以上であり、また、乾燥に要する期間を考慮すると、好ましくは5cm以下である。
既設の実構造物について評価を行う場合は、コンクリートの上面から深さ方向に沿ってコア抜きして供試体を採取する。
構築しようとするコンクリート構造物について評価を行う場合は、使用するコンクリートを用いて、別途、供試体を作製しておき、硬化後に断面を取得する。
該工程は、前記コンクリート供試体、または前記コア供試体を乾燥する工程である。
本発明における供試体の乾燥温度は、特に制限されないが、前記供試体の乾燥の速さを考慮すると、好ましくは15℃以上、より好ましくは20℃以上である。
また、本発明における供試体の乾燥期間は、特に制限されないが、前記切断された供試体の厚さや乾燥条件を考慮すると、好ましくは1日以上、より好ましくは3日以上、さらに好ましくは7日以上である。例えば、一般的なコンクリート供試体の乾燥条件である20℃および相対湿度60%の環境下であれば、供試体の乾燥期間は7日である。
後掲の図2に示すように、乾燥期間が7日で、ブリーディングがあった脆弱部分は、ブリーディングがなかった部分と比べて、乾燥による収縮ひずみが大きくなる。本発明は、この特異な知見に基づくものである。
また、乾燥期間が1日では、ブリーディングがあった脆弱部分の収縮ひずみの変化は、乾燥期間が7日の場合と比べ小さいものの、コンクリートの脆弱部分を識別することは可能である。
該工程は、乾燥前および乾燥後の供試体のデジタル画像に基づき、デジタル画像相関法を用いて、乾燥後の供試体の収縮ひずみを算出する工程である。
前記デジタル画像相関法は、収縮ひずみによる変形の前後(乾燥の前後)に取得したデジタル画像の輝度値の分布に基づいて、供試体上の各位置の移動量を算出し収縮ひずみに変換する方法である。
具体的には、以下の計算過程を経て収縮ひずみを算出する。
(i)変形前(乾燥前)のデジタル画像において、任意の位置を中心とするサブセット内の輝度値分布を求める。
(ii)変形後(乾燥後)のデジタル画像の輝度値分布と最も相関性が高い輝度値分布を有する、変形前(乾燥前)のデジタル画像のサブセットを探索し、その中心点を着目点が変位した後の位置として捉えて、着目点から該中心点へ変位した量を算出し、さらに該変位した量を収縮ひずみに変換する。なお、変形前後(乾燥前後)のサブセットの相関性は、下記(1)式の相関係数Rを用いて表す。
本発明において、脆弱部分を識別するための指標は、以下の(1)収縮ひずみの変化と、(2)各深さの収縮ひずみの値(ε)/深さ方向の収縮ひずみ(深さ方向に沿って収縮ひずみ)が一定になる深さの収縮ひずみの値(ε0)との比(ε/ε0)の2つがある。
(1)収縮ひずみの変化(第1の指標)
収縮ひずみの変化を前記指標として用いて、収縮ひずみが変化している領域を、ブリーディングがあった脆弱部分として識別する。これを後掲の図2を例にして説明すると、収縮ひずみが変化している領域は、図2から深さが0〜60mmの領域であることが明確であり、したがって、該領域をコンクリートの脆弱部分として識別する。
前記ε/ε0について、以下、順を追って説明する。
(i)深さ方向の収縮ひずみ(ε)に変化がなく、明らかに非脆弱部分である深さの収縮ひずみを基準値(ε0)として採用する。
(ii)次に、ε/ε0を算出して該比を指標に用い、コンクリートの脆弱部分を識別する。
これを、図2を例にして具体的に説明する。
(i)乾燥期間1日と乾燥期間7日の乾燥ひずみが一定になる60mmよりも、深い所に位置する上面から深さ80mmのところは、明らかに非脆弱部分であるから、該深さの収縮ひずみ200μをε0として採用する。
(ii)次に、ε/ε0を算出する。ここで、εは、例えば、各深さ±5mmで、かつ幅10mmの範囲の収縮ひずみの平均値を採用する。
次に、脆弱部分を識別するために用いるε/ε0の値の決定方法について説明する。
図3は、前記算出したε/ε0を縦軸に、上面からの深さを横軸にして作成したグラフである。図3から分かるように、ε/ε0は、上面から深さ60mmよりも深いところでは約1.0であるが、上面から深さ60mm未満では1.0よりも大きく、約1.3以上の値を示す。
ところで、材料設計の分野では、コンクリートを構成する各材料のばらつきを考慮して、一般に、安全係数として1.3を採用している。そして、材料設計に際し、当該数値を用いて圧縮強度等のコンクリートの物性を補正して、材料の安全性を担保している。
そこで、例えば、ε/ε0の値の決定に、当該安全係数の技術思想と数値を取り入れて、脆弱部分を識別するための指標であるε/ε0の値を1.3に定めると、上面から深さ60mm未満の領域では、1.3を上回る収縮ひずみが生じているから、該領域を脆弱部分として明確かつ合理的に識別することができる。
本発明の識別方法を用いて識別したコンクリートの脆弱部分の補修方法は、例えば、識別したコンクリートの脆弱部分を斫った後に、コンクリートやモルタルを用いて修復する方法、樹脂を用いて表面被覆する方法、撥水剤等を用いて表面改質する方法、および電気防食等の方法が挙げられる。また、コンクリートの脆弱部分に薬剤を浸透させて脆弱部分を強化することもできる。
1.使用した材料および配合
表1に示す材料を使用して、表2に示すコンクリートを作製した。
以下、該識別を前記各工程等に分けて説明する。
(a)画像取得工程
表2に示す配合のコンクリートを型枠(縦40cm、横40cm、深さ40cm)に打設した後、7日間湿布養生して脱型し、コンクリートを作製した。次に、該コンクリートを深さ方向に切断して、縦40cm、横(厚さ)5cm、深さ40cmの供試体を採取した。
次に、該供試体の深さ方向の面を、圧縮空気を用いて付着している水分を飛ばした後、スキャナーを用いて走査してデジタル画像(縦20cm、深さ40cm)を取得した。その後、該供試体を20℃、相対湿度60%の恒温恒湿槽内に、1日および7日間載置して乾燥させ、再度、該供試体の深さ方向の面を、スキャナーを用いて走査してデジタル画像を取得した。
前記取得したデジタル画像を、画像解析用ソフトウェアdigital(Correlated solutions社製)を用いて解析し、供試体の収縮ひずみを算出した。具体的には、以下の計算過程を経て収縮ひずみを算出した。
(i)乾燥前と乾燥後の供試体のデジタル画像において、任意の位置を中心とするサブセット内の輝度値分布を求めた。
(ii)乾燥後の供試体のデジタル画像の輝度値分布と最も相関性が高い輝度値分布を有する、乾燥前のデジタル画像のサブセットを探索し、その中心点を着目点が移動(変位)した後の位置として捉えて、着目点から該中心点へ移動した距離(変位量)を算出し、さらに該移動した距離を収縮ひずみに変換した。
なお、乾燥前および乾燥後の供試体のデジタル画像におけるサブセットの相関性は、前記(1)式の相関係数Rを用いた。また、乾燥前および乾燥後の座標(x,y)および(x*,y*)は前記(2)式を用いた。
脆弱部分を識別するための指標として、収縮ひずみの変化を用いると、前記のとおり、図2から、深さ方向の収縮ひずみが変化している領域の深さは0〜60mmの領域であるから、該領域が脆弱部分であると識別できる。また、脆弱部分を識別するための指標としてε/ε0(値は1.3)を用いると、前記のとおり、図3から、上面から深さ60mm未満の領域は1.3を上回るから、該領域が脆弱部分であると識別できる。
Claims (2)
- 下記(A)〜(D)工程を経て得られた収縮ひずみの深さ方向の変化を調べて、収縮ひずみが変化している部分をコンクリートの脆弱部分として識別する、コンクリートの脆弱部分の識別方法(ただし、前記収縮ひずみが変化している部分は、各深さの収縮ひずみの値(ε)と、深さ方向の収縮ひずみが一定になる深さの収縮ひずみの値(ε 0 )との比(ε/ε 0 )が1.3以上となる部分である。)
(A)コンクリート供試体、または、コンクリート構造物から採取したコア供試体を乾燥する前に、該供試体の深さ方向の面のデジタル画像を取得する、乾燥前の画像取得工程
(B)前記コンクリート供試体、または前記コア供試体を乾燥する、乾燥工程
(C)前記乾燥した後に、前記乾燥したコンクリート供試体、または前記乾燥したコア供試体の、深さ方向の面のデジタル画像を取得する、乾燥後の画像取得工程
(D)前記乾燥前および乾燥後のデジタル画像を用いて、デジタル画像相関法により収縮ひずみを算出する、収縮ひずみの算出工程 - 前記乾燥期間が1日以上である、請求項1に記載のコンクリートの脆弱部分の識別方法。
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