JP6527461B2 - 可動トリガー装置、およびこれを含む引戸 - Google Patents

可動トリガー装置、およびこれを含む引戸 Download PDF

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Description

本発明は、戸枠内で左右にスライドして構造物の開口部を開閉する引戸に使用され、引戸の戸板に取り付けられたアシスト装置と係合する可動トリガー装置に関する。
従来、特許文献1に記載されているようなスライドアシスト装置が知られている。このスライドアシスト装置は、レールに設けられたトリガー部材と係合することによって稼働するようになっている。スライドアシスト装置が稼働することにより、引戸の戸板を減速させるとともに、戸板の閉方向のスライドをアシストできるようになっている。
特開2013−151855号公報
ところで、構造物の施工が完了した後でもトリガー部材の位置を一時的に変更したい場合がある。例えば、通常、引戸を全開にしたとき、戸板の持ち手に掛けた指が戸枠や壁と持ち手との間に挟まれて怪我をしないように「引き残し」ができる位置でトリガー部材の固定位置が調節されている。これに対し、引っ越しや部屋の模様替えなどで大きな荷物を戸枠内(開口部)に通したい場合においては、この「引き残し」部分が邪魔になっていた。
しかしながら、トリガー部材は施工時にレールに対してネジ等で位置決め固定されるのが普通であり、家屋等の構造物の施工が完了した後でトリガー部材の固定位置を変更するのが困難であった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みて開発されたものである。それゆえに本発明の主たる課題は、簡単な操作でトリガー部材を移動させることができる可動トリガー装置およびこれを含む引戸を提供することにある。
本発明の第1局面によれば、
戸板に取り付けられたローラーユニットおよびスライドアシスト装置が移動する移動空間を有するレールの前記移動空間に嵌め込まれる可動具と、
前記スライドアシスト装置と係合するトリガー部を有しているとともに前記可動具と共動するトリガー部材とを備えており、
前記可動具は、
前記移動空間に嵌め込まれる本体部材と、
前記本体部材に対して出没自在に設けられており、前記レールに設けられた係止部に係合する先端部を有する突出部材と、
前記突出部材の前記先端部を前記本体部材から突出する方向に付勢する付勢手段とを有している可動トリガー装置を提供できる。
本発明の第1局面に係る可動トリガー装置10によれば、突出部材22の先端部42がレール150の係止部158と係合することにより可動具12を位置決めすることができる。これにより、可動具12と共動するトリガー部材14も位置決めすることが可能となる。この位置を通常の状態として、例えば「引き残しH」ができるような位置でトリガー部材14を位置決めする(図10(a)を参照)。そして、引っ越しや部屋の模様替えなどで大きな荷物を通したい場合には、付勢手段24の付勢力に抗して先端部42が本体部材20に没する方向に突出部材22を移動させてレール150の係止部158との係合状態を解除する。然る後、レール150の移動空間152で本体部材20を奥側に移動させることにより、一時的に間口を広げることが可能となる(図10(b)を参照)。
好ましくは、前記突出部材の前記先端部と前記係止部とが互いに接する面の少なくとも一方を傾斜面とし、前記可動具に所定以上の強さの外力が加わったとき、前記突出部材の前記先端部と前記係止部との係合状態が解除できるようにする。
これにより、例えば「引き残しH」ができるような通常の位置から、一時的に戸板Aをより奥まで収めて間口を広げる場合、当該戸板Aを奥に強く押し込んで可動具12に所定以上の強さの外力を加えることにより、突出部材22の先端部42が係止部158から脱する。したがって、複雑な操作をすることなく、必要に応じて引戸Zの移動量を変えることができる。
好ましくは、前記突出部材は、前記先端部とは反対側の後端部が前記本体部材から突出しており、前記後端部を操作することで前記付勢手段の付勢力に抗して前記先端部を前記本体部材側に戻すことができる。
これにより、例えば「引き残しH」ができるような通常の位置から、一時的に戸板Aをより奥まで収めて間口を広げる場合、突出部材22の後端部43を操作することにより、当該突出部材22の先端部42がレール150の係止部158から脱する。したがって、複雑な操作をすることなく、必要に応じて引戸の移動量を変えることができる。
好ましくは、前記可動トリガー装置は、前記レールの内側に取り付けられ、前記トリガー部材の先端に当接するブロック部材をさらに備えている。
好ましくは、前記可動具は、前記戸板の端面に当接する戸板当接部材をさらに有している。
本発明の他の局面によれば、
戸枠に取り付けられるレールと、
戸板と、
前記戸板に取り付けられたローラーユニットおよびスライドアシスト装置と、
上記可動トリガー装置とを備える引戸が提供される。
本発明によれば、簡単な操作でトリガー部材を移動させることができる可動トリガー装置およびこれを含む引戸を提供することができた。
本発明が適用された第1実施例に係る可動トリガー装置10を含む引戸Zを示す分解斜視図である。 本発明が適用された第1実施例に係る可動トリガー装置10を含む引戸Zの一部を示す一部透視図である。 本発明が適用された第1実施例に係る可動具12の斜視図である。 本発明が適用された第1実施例に係る可動具12のIV−IV矢視断面図である。 トリガー部材14を示す(a)正面図および(b)平面図である。 レール150の開口端部を示す部分拡大斜視図である。 ブロック部材300を示す斜視図である。 本発明が適用された第1実施例に係る可動具12をレール150の移動空間152に挿入した自然状態を示す断面図である。 本発明が適用された第1実施例に係る可動具12をレール150の移動空間152に挿入し、突出部材22と係止部158との係合が解除された状態を示す断面図である。 本発明が適用された第1実施例に係る可動トリガー装置10を用いた引戸Zについての(a)通常の状態、および(b)一時的に間口を広げた状態を示す概念図である。 本発明が適用された変形例1に係る可動具12をレール150の移動空間152に挿入した自然状態を示す断面図である。 本発明が適用された変形例1に係る可動具12をレール150の移動空間152に挿入し、突出部材22と係止部158との係合が解除された状態を示す断面図である。 本発明が適用された変形例2に係る可動具12をレール150の移動空間152に挿入した自然状態を示す断面図である。 本発明が適用された変形例2に係る可動具12をレール150の移動空間152に挿入し、突出部材22と係止部158との係合が解除された状態を示す断面図である。 本発明が適用された変形例3に係る可動具12の斜視図である。 本発明が適用された変形例3に係る可動具12のXVI−XVI矢視断面図である。 本発明が適用された変形例3に係る可動トリガー装置10を含む引戸Zを示す分解斜視図である。 本発明が適用された変形例3に係る可動トリガー装置10を含む引戸Zの一部を示す一部透視図である。
以下、本発明が適用された可動トリガー装置10およびこれを含む引戸Zについて図面を用いて説明する。本実施形態(第1実施例)に係る可動トリガー装置10は、図1および2に示すように、スライドアシスト装置Xとともに使用されるものであるが、もちろん、可動トリガー装置10は以下で説明するタイプのスライドアシスト装置Xとともに使用することだけに限定されるものではない。
(スライドアシスト装置についての説明)
最初に、本発明が適用された可動トリガー装置10と組み合わせて使用される公知のスライドアシスト装置Xについて簡単に説明する。なお、本実施形態のスライドアシスト装置Xは、ローラーユニットYを伴う吊下式の引戸Zに適用したものであるが、スライドアシスト装置Xはローラーユニットなしの吊下式引戸や、非吊下式引戸等、その他の引戸にも適用することができる。また、本実施形態のスライドアシスト装置Xは、戸板Aに対し閉止方向についてスライドアシスト力を付与するものであってもよい。もちろん、開閉各方向についてスライドアシスト力を付与するスライドアシスト装置Xを戸板Aに設けるものであってもよい。また、スライドアシスト装置Xは、後述するトリガー部材14と協働して、付勢力を蓄積または解放可能に構成されている。
戸板Aの天面には、上述したスライドアシスト装置Xの他、一対のローラーユニットYが設けられている。ローラーユニットYは、戸板Aに固定された引戸固定体100と、この引戸固定体100に固定された本体部102と、この本体部102に対して回転可能に取り付けられたローラー104とで構成されている。
スライドアシスト装置Xは、下面が開口する断面「コ」字状の上枠体200と、上面が開口する断面「コ」字状の下枠体202と、下枠体202に一端が固定された引きバネ204と、この引きバネ204と前後に並設されるとともに下枠体202に一端が固定されたダンパー部材206と、引きバネ204およびダンパー部材206の他端であるフリー端部に取り付けられ、上枠体200内をその長手方向に沿ってスライド可能なスライド部材208とを備えている。また、下枠体202の一方端部には、ガイドローラ210が設けられている。スライドアシスト装置Xは、ガイドローラ210が設けられ側とは反対側の端でローラーユニットYの本体部102に連結されている。なお、図1では、引きバネ204がダンパー部材206の前後に一対配設されているが、ダンパー部材206の前後いずれか一方に一本の引きバネ204を備える等、他の態様としてもよい。
(第1実施例に係る可動トリガー装置10についての説明)
このようなスライドアシスト装置Xとともに使用する可動トリガー装置10は、大略、可動具12と、トリガー部材14とを備えている。
可動具12は、図3および図4に示すように、大略、本体部材20と、突出部材22と、付勢手段24(図4)とを有している。
本体部材20は、レール150の移動空間152に嵌め込まれる、樹脂で形成された(金属製や木製であってもよい)略ブロック状の部材である。この本体部材20は、略直方体状の本体部26、内部空間28、当該内部空間28と本体部26の図中上方とを連通させる第1連通孔30、および、内部空間28と本体部26の図中下方とを連通させる第2連通孔32を有している。なお、本実施形態では、本体部材20の一部を構成するバネ受け部材53に第2連通孔32が形成されている。
さらに、本体部26の天面26aには、本体部材20を後述するレール150の移動空間152に嵌め込んだときに当該レール150のスリット156から挿設溝154に至る上側突設部34を有している。なお、本実施例では、上側突設部34は本体部材20をレール150の移動空間152に嵌挿する方向に沿って形成されている。また、上述した第1連通孔30は上側突設部34に形成されている。
また、上側突設部34は、その長手方向略中央位置に段部36を有しており、この段部36を境にして高位部38および低位部40が形成されている。高位部38と低位部40との高さの差(つまり、段部36の高さ)は、トリガー部材14におけるトリガー本体部90の厚さとほぼ同じに設定されている。高位部38の略中央部には、上述の通り、第1連通孔30が形成されており、低位部40の略中央部には、トリガー部材14を本体部材20に固定するためのネジ挿通孔52が形成されている。
突出部材22は、本体部材20に対して出没自在に設けられた略棒状の部材である。この突出部材22の先端部42は本体部材20の第1連通孔30から外側に突出しており、また、突出部材22における先端部42とは反対側の後端部43は本体部材20の第2連通孔32から外側に突出している。
本実施形態における突出部材22は第1部材44と第2部材46とで構成されている。なお、突出部材22を1つまたは3つ以上の部材で構成してもよい。第1部材44は略円柱状の棒材であり、本体部材20の第1連通孔30に挿通されて端部が本体部材20の外側に突出している。つまり、第1部材44の突出した端部が突出部材22の先端部42になる。
第2部材46は、第1部材44に比べて大径の略円柱状棒材であり、本体部材20の第2連通孔32に挿通されて端部が本体部材20の外側に突出している。つまり、第2部材46の突出した端部が突出部材22の後端部43になる。また、第2部材46における第1部材44に向かう一方端面には挿設穴47が形成されており、当該挿設穴47に第1部材44の図中下端部が挿設されている。第1部材44と第2部材46とは接着剤等により互いに固着されている。さらに、第2部材46における一方端部(本体部材20の内部空間28内に配置された端部)には鍔部48が形成されている。
付勢手段24は、突出部材22の先端部42を本体部材20から突出する方向に付勢するものである。本実施形態では、付勢手段24としてコイルバネが使用されており、当該コイルバネの一方端が第2部材46の鍔部48に当接し、他方端が第2連通孔32の内部空間28側における端部に形成されたバネ受け溝50に嵌め込まれている(なお、本実施形態では、バネ受け溝50を形成するバネ受け部材53が本体部26とは別体に形成されている。)。これにより、コイルバネは第2部材46を第1連通孔30の方向に常に付勢することになり、その結果、第1部材44(突出部材22)の先端部42が本体部材20から突出する方向に付勢される。なお、付勢手段24はコイルバネに限定されるものではなく、本体部材20から突出する方向に突出部材22の先端部42を付勢できればどのようなものであってもよい。
トリガー部材14は、図5に示すように、トリガー本体部90の先端部にトリガー部92が設けられており、さらに必要に応じて、受入溝部93およびリカバリー爪94が設けられる。以下では、トリガー部92、受入溝部93、およびリカバリー爪94を総称して「トリガー部92等」と記載することがある。なお、本実施形態では、1枚の短冊状板材を適宜カットして折り曲げることにより、トリガー本体部90に対してトリガー部92等が一体的に形成されているが、もちろん、各部材を別々に形成した後、つなぎ合わせてトリガー部材14を形成してもよい。
トリガー本体部90は、短冊状の板材であり、上述のようにその先端(一端)部にトリガー部92等が形成されている。また、トリガー本体部90の後端(他端)部には、トリガー部材14を可動具12に対して固定し、トリガー部材14と可動具12とを共動させるためのネジ挿通孔96が形成されている。なお、トリガー部材14を可動具12と共動させるための手段は、上述のようなネジ固定に限定されるものではなく、例えばトリガー部材14と可動具12とを接着したり溶接したりすることも考えられる。さらには、トリガー部材14のトリガー本体部90と可動具12の本体部材20とを一体的に形成してもよい。また、トリガー本体部90の材質は、必要な強度を担保できるものであれば、どのような材質でも用いることができる。また、トリガー本体部90の長さも特に限定されるものではない。
トリガー部92は、上述したスライドアシスト装置Xにおけるスライド部材208と係合する部分であり、トリガー本体部90から必要な高さだけ突出するように形成されている。本実施形態のトリガー部材14は、上述のように1枚の短冊状板材を折り曲げて形成されていることから、トリガー部材14の裏側(トリガー部材14をレール150に取り付けたときに、当該レール150の内面に向かう側)には凹所98が形成されている。本実施形態において、トリガー部92は、トリガー本体部90の長手方向断面で略「コ」字状に形成されているが、トリガー部92の形状はもちろんこれに限定されるものではなく、トリガー本体部90の長手方向に向かう面が傾斜するような形状等、スライドアシスト装置Xを問題なく稼働させることができるものであれば、どのような形状であってもよい。
受入溝部93は、後述するブロック部材300の端部を受け入れる部分であり、必要に応じてトリガー本体部90の先端に形成される。本実施形態では、受入溝部93は短冊状の板材であるトリガー本体部90の先端部を切り起こすことによって形成された互いに略平行な一対の壁部97と、両壁部97の間の底部99とで、断面略「コ」字状に形成されている。
リカバリー爪94は、トリガー本体部90から突設された部材であり必要に応じて設けられる。このリカバリー爪94は、スライドアシスト装置Xにおけるスライド部材208の動きに不具合が生じたときに当該スライド部材208と係合することによってスライド部材208の動きを元の状態に戻す役割を有している。リカバリー爪94の形状は、使用するスライドアシスト装置Xの仕様に応じて図示したものとは異なるものであってもよい。リカバリー爪94によって元の状態に戻すような機能が付与されていないスライドアシスト装置Xを用いる場合は、リカバリー爪94を省略することができる。
(可動トリガー装置を含む引戸の説明)
図1に戻り、可動トリガー装置10を含む引戸Zは、上述した可動トリガー装置10、スライドアシスト装置X、ローラーユニットY、および戸板Aのほか、レール150と、必要に応じて設けられるブロック部材300とを含んでいる。
レール150は、図6に示すように、上述したスライドアシスト装置Xが取り付けられた戸板Aの上方の戸枠あるいは下方の戸枠に取り付けられる断面形状が略「C」字状の長尺部材であり、その内側に、ローラーユニットYやスライドアシスト装置Xおよび可動具12が移動する移動空間152を有している。また、レール150の底面(戸枠に接する面)には、可動具12の突出部材22の先端部42が係合する係止部158が形成されている。本実施形態ではレール150の底面に形成された貫通孔が係止部158に相当し、突出部材22の先端部42がこの貫通穴に嵌まることによって係合するようになっている。係止部158の態様はこれに限定されるものではなく、レール150の底面を貫通しない「穴」や、レール150の移動空間152に向けて突出し、可動具12における突出部材22の先端部42と係合するような「突出部」であってもよい。
また、レール150には、トリガー部材14を挿設可能な挿設溝154が必要に応じて形成される。トリガー部材14をレール150に取り付ける際、当該挿設溝154にトリガー部材14のトリガー本体部90を挿入していくことにより、レール150に対するトリガー部材14の取り付けが容易になるとともに、水平方向(図6における左右方向)の取り付けズレを防止することができる。
したがって、挿設溝154の内幅(w1)は、トリガー本体部90の幅(w2:図5を参照)とほぼ同じに形成されている。また、挿設溝154の中央部にはスリット156が切り欠き形成されており、このスリット156を介して挿設溝154と移動空間152とが互いに連通されている。これにより、トリガー本体部90を挿設溝154に挿設していったとき、トリガー部92、リカバリー爪94、および受入溝部93は当該スリット156を通ることになる。
図1に戻り、ブロック部材300は、必要に応じてレール150の内面に取り付けられ、トリガー部材14をレール150に取り付けたときに、当該トリガー部材14の先端が当接される部材である。ブロック部材300は、トリガー部材14よりも軟質の材料(例えば、ポリアセタール(POM)樹脂等の樹脂材料)で形成するのが好適であるが、必要な強度を担保できるものであれば、どのような材質でも用いることができる。
本実施形態のブロック部材300は、図7に示すように、本体部302と、本体部302から突設された挿入部304と、ネジ孔306と、スライド部308とを備えている。なお、本実施形態のブロック部材300では、本体部302、挿入部304、および、スライド部308が一体的に形成されているが、もちろん、各部材を別々に形成した後、つなぎ合わせてブロック部材300を形成してもよい。
本体部302は、略直方体状の部材であり、その中央部にネジ孔306が形成されているとともに、互いに対向する一対の縁部にスライド部308が形成されている。また、本体部302の厚さ(t1)は、レール150における挿設溝154の深さ(d:図6を参照)よりも厚く形成されており、スライド部308の厚さ(t2)は、当該挿設溝154の深さ(d)とほぼ同じに形成されている。さらに、本体部302の幅(w2)は、レール150におけるスリット156の幅(w3:図6を参照)とほぼ同じに形成されている。これにより、レール150の開口端Kから挿設溝154に嵌め込んだブロック部材300を、当該挿設溝154に沿って所望の固定位置までスライドさせることができる。
挿入部304は、本体部302における、スライド部308が形成された縁部とは異なる縁部から長さ方向に突設された部材であり、本実施形態では、先端にいくほど断面積が小さくなる略くさび状に形成されている。また、本実施形態において、挿入部304の底面(レール150に取り付けたとき、レール150の底面から最も離間した面)は、本体部302の底面と面一になっているとともに、挿入部304の天面(レール150に取り付けたとき、レール150の底面に最も近い面)は、本体部302やスライド部308の天面よりも底面側に位置するように形成されている(つまり、挿入部304は本体部302の厚さ(t1)よりも薄く形成されている。)。もちろん、挿入部304の形状は他のものであってもよく、さらに言えば、挿入部304を設けることなく、トリガー部材14の先端が本体部302に当接するだけであってもよい。
(可動具12の操作方法)
次に、本実施形態に係る可動具12の操作方法について簡単に説明する。図8は、可動具12をレール150の移動空間152に挿入した自然状態(外部から操作等を行っていない状態)を示す断面図である。図8に示す状態で、突出部材22(より正確には第1部材44)の先端部42は付勢手段24によって図中における上方に押し上げられ、レール150に形成された係止部158に嵌挿されている。これにより、可動具12はレール150に対して固定された状態になっている。なお、図8に示すように突出部材22の先端部42が係止部158を貫通するような態様の場合、レール150が固定される戸枠(図示せず)にも、係止部158に対応する位置に、突出部材22の先端部42が嵌まる必要な深さの穴を設けておく必要がある。
図8に示す状態から、付勢手段24の付勢力に抗して突出部材22(より正確には第2部材46)の後端部43を図中の下方に引くと、図9に示すように、突出部材22の先端部42が本体部材20に没して係止部158との係合状態が解除される。これにより、レール150の移動空間152内で可動具12をスライドさせることが可能となる。
(可動トリガー装置10の取り付け方法)
再び図1を参照し、本発明が適用された可動トリガー装置10を取り付ける方法について簡単に説明する。最初に、戸枠(図示せず)の内側天面等にレール150を固定する(挿設溝154が形成された内面が戸枠の内面に近接する向きでレール150を固定することは言うまでもない。)。
レール150を固定した後、当該レール150の開口端Kから挿設溝154にブロック部材300を挿入し、当該ブロック部材300を所望の位置までスライドさせる。このとき、ブロック部材300の挿入部304がレール150の開口端Kを向くようにブロック部材300をレール150に挿入する必要がある。然る後、ブロック部材300のネジ孔306にネジ(図示せず)を挿入して、ブロック部材300をレール150に固定する。もちろん、ネジ以外の方法でブロック部材300をレール150に固定してもよい。
次に、トリガー部材14を可動具12に固定して共動する状態にした後、受入溝部93が形成された先端からトリガー部材14をレール150の挿設溝154に挿入していく。トリガー部材14の受入溝部93にブロック部材300の挿入部304が嵌まり込むとともに、可動具12の突出部材22の先端部42がレール150の係止部158に嵌まって係合した状態で、可動トリガー装置10の取り付け作業が完了する。
(可動トリガー装置10の特徴)
本発明が適用された可動トリガー装置10によれば、突出部材22の先端部42がレール150の係止部158に嵌まることにより可動具12を位置決めすることができる。これにより、可動具12と共動するトリガー部材14も位置決めすることが可能となる。一般的には、この位置を通常の状態として、例えば「引き残しH」ができるような位置で可動具12(およびトリガー部材14)を位置決めする(図10(a)を参照)。そして、引っ越しや部屋の模様替えなどで大きな荷物を通したい場合には、付勢手段24の付勢力に抗して先端部42が本体部材に没する方向に突出部材22を移動させてレール150の係止部158との係合状態を解除する。具体的には、突出部材22の後端部43を操作する(下方に引く)ことにより、当該突出部材22の先端部42とレール150の係止部158との係合状態を解除する。然る後、レール150の移動空間152で可動具12(およびトリガー部材14)を奥側(壁Jの突き当たりにより近い側)へ移動させることにより、複雑な操作をすることなく、戸板Aをより奥まで収めて一時的に間口を広げることが可能となる(図10(b)を参照)。つまり、可動トリガー装置10によれば、複雑な操作をすることなく、必要に応じて引戸Zにおける戸板Aの移動量を変えることができる。
(変形例1)
上述の第1実施例では、可動具12における突出部材22の後端部43を操作して当該突出部材22の先端部42とレール150の係止部158との係合状態を解除するようになっていたが、図11に示すように、突出部材22の先端部42とレール150の係止部158とが互いに接する面の少なくとも一方を傾斜面とすることにより、可動具12に所定以上の強さの外力が加わったときに突出部材22の先端部42が係止部158から脱するようにしてもよい。
具体的に説明すると、変形例1に係る突出部材22の先端部42は、係止部158に接するその端部面が傾斜面(アール面)に形成されている。また、変形例1において、先端部42が係止部158に嵌まる深さは第1実施例に比べて浅く設定されている。これにより、突出部材22の先端部42が係止部158に係合している図11の状態で、例えば、戸板Aに強い力をかけてローラーユニットYの本体部102で可動具12の本体部材20にスライド方向の強い力を作用させると、係止部158から突出部材22の先端部42における傾斜面に対して斜め下方の押圧力が付与される。この押圧力により、付勢手段24からの付勢力に抗して突出部材22の先端部42が本体部材20に没する方向に移動し、最終的に当該先端部42が係止部158から脱して可動トリガー装置10がレール150の移動空間152を自由にスライドできるようになる(図12を参照)。
したがって、変形例1によれば、例えば「引き残しH」ができるような通常の位置から、戸板Aを奥に強く押し込んで可動具12に所定以上の強さの外力を加えることにより、戸板Aをより奥まで収めて一時的に間口を広げることが可能となる。つまり、変形例1に係る可動トリガー装置10によれば、より簡単な操作で、必要に応じて引戸Zにおける戸板Aの移動量を変えることができる。
加えて、変形例1によれば、突出部材22の後端部43を可動具12の本体部材20から突出させて外部から操作できる(引くことができる)ようにする必要がなくなる。このため、第1実施例(図11および図12を参照)のように、レール150の移動空間152から戸板Aの方向への出っ張りがない、シンプルな形状の可動具12を提供できる。もちろん、変形例1における突出部材22の後端部43を図中下方に延ばして本体部材20から突出させることにより、上述した作用に加えて、第1実施例のように外部から操作することもできるようになる。
ところで、上述のように「引き残しH」ができるような通常の位置から戸板Aを奥に強く押し込んで可動トリガー装置10がレール150の移動空間152を自由にスライドできるようにした状態(図10(b))において、戸板Aに取り付けられたスライドアシスト装置Xのスライド部材208と、トリガー部材14のトリガー部92とは互いに係合した状態になっている。このため、変形例1によれば、戸板Aとともに可動トリガー装置10を奥に押し込んで一時的に間口を広げた後、間口を狭める方向(通常の位置に戻る方向)に再び戸板Aを移動させると、トリガー部92と係合したスライド部材208がトリガー部材14およびこれと共動する可動具12を通常の位置に引き戻すことになる。可動具12が通常の位置に引き戻されたとき、付勢手段24に付勢された突出部材22の先端部42が再びレール150の係止部158に嵌入することによって係合し、可動具12が通常の位置に保持される。可動具12が通常に位置に保持されると、以降はスライド部材208とトリガー部92との係合状態が解けて、戸板Aおよびスライドアシスト装置Xのみが間口を狭める方向に移動する。
このように変形例1によれば、「引き残しH」ができるような通常の位置から一時的に間口を広くさせ、さらに、再び通常に位置に戻す動作を戸板Aのスライド方向に付与する力を加減するだけで行うことができるようになる。したがって、間口の拡大縮小操作が飛躍的に簡便になるとともに、施工完了後は可動具12に手が届き難くなる「戸袋構造」を有するような引戸に対しても適用できるようになる。なお、ブロック部材300を使用する場合は、未だ戸袋の構造が完成しておらず、完成後の戸袋の開口から奥まった位置に設けるブロック部材300をレール150に固定する作業が容易に実施できる状態でブロック部材300をレール150に固定する必要がある。
(変形例2)
可動具12における突出部材22の態様の変形例2として、図13に示すように、先端部42に球54を使用してもよい。先端部42に球体を使用した場合でも、レール150の係止部158と接する当該先端部42の面が傾斜面(球面)であることから、可動具12に所定以上の強さの外力が加わったときに突出部材22の先端部42が係止部158から脱するようにできる。
具体的に説明すると、変形例2に係る突出部材22は、上述のように、円柱状の第1部材44に変えて球54が使用されている。つまり、突出部材22の先端部42は、係止部158に接する面が傾斜面(球面)になっている。なお、球54が飛び出さないように、第1連通孔30の内部形状はその外側端部が略球面状に形成されており、球54の一部のみが第1連通孔30から突出するように設定されている。
これにより、球54が第2部材46を介して付勢手段24からの付勢力を受けてレール150の係止部158に係合している図13の状態で、例えば、戸板Aに強い力をかけてローラーユニットYの本体部102で可動具12の本体部材20にスライド方向の強い力を作用させる。すると、係止部158から突出部材22の球54における先端部42の球面を斜め下方に押圧する力が付与される。この押圧力により、付勢手段24からの付勢力に抗して球54が本体部材20に没する方向に移動し、最終的に球54が係止部158から脱して可動トリガー装置10がレール150の移動空間152を自由にスライドできるようになる(図14を参照)。
このように、変形例2の構造でも変形例1と同様の作用効果を奏することができるので、変形例2の作用効果についての説明は、上述した変形例1の作用効果の説明を援用する。
(変形例3)
上述した各実施例・変形例では、戸板Aに取り付けられたローラーユニットYの本体部102が可動具12の本体部材20に当接するようになっていたが、変形例3では、戸板Aの端面に当接する戸板当接部材60が追加されている。
変形例3に係る可動具12は、基本的に第1実施例に係る可動具12と同じであることから、相違する部分についてのみ図15および図16を用いて具体的に説明する。なお、上述した第1実施例に係る可動具12と同じ部分については、図15および図16においても同じ参照番号を付している。
変形例3に係る可動具12では、上述の通り、本体部材20の下方(レール150の移動空間152に本体部材20を嵌め込んだときに、当該レール150における戸枠とは反対方向の外側に突出する方向)に戸板当接部材60が本体部材20と一体的に形成されている。
戸板当接部材60は、戸板Aの端面が当接する当接面62を有している。戸板Aに取り付けられたローラーユニットYの本体部102が本体部材20に当接するよりも先に戸板Aの端面がこの当接面62に当接する必要があることから、当接面62の位置は、ローラーユニットYに向かう本体部材20の端面の位置よりもより戸板Aに近くなるように、レール150に対する可動具12の挿入方向で最も前寄りに設定されている。
また、変形例3に係る可動具12では、突出部材22は分割されておらず一体に形成されている(もちろん、他の実施例・変形例のように複数の部材で突出部材22を構成してもよい。)。さらに、突出部材22の後端部43には、当該突出部材22の操作を行いやすいように太径のキャップ64が取り付けられている。
変形例3に係る可動具12を含む可動トリガー装置10を引戸Zに適用した状態を図17および図18に示す。この可動トリガー装置10の取り付け方法や作用効果については、第1実施例に係る可動具12を含む可動トリガー装置10と基本的に同じであり、戸板Aの端面が戸板当接部材60に当接する点が異なるだけであるから、これらの説明を省略する。
(その他の変形例)
上述の各実施例・変形例では、戸板Aの上端側に取り付けられた可動トリガー装置10について説明したが、スライドアシスト装置Xを戸板Aの下端に取り付ける場合には、可動トリガー装置10もまた下端側に取り付ける必要がある。
また、上述したように、本発明は可動トリガー装置10であるから、スライドアシスト装置Xだけに限られず、可動トリガー装置10を他の装置と組み合わせて使用することもできる。
さらに、上述した実施例・変形例では、トリガー部材14を通常の位置に配置したときにおいて当該トリガー部材14の先端に設けられた受入溝部93に当接するブロック部材300を備えているが、このブロック部材300は本発明に必須の構成要素ではないので省略することができる。ブロック部材300を省略する場合は、トリガー部材14の先端に設けられた受入溝部93も省略することになる。ただし、ブロック部材300を設けると、変形例1および2で説明したように、戸板Aとともに可動トリガー装置10を奥に押し込んで一時的に開口を広げた後、開口を狭める方向(通常の位置に戻る方向)に再び戸板Aを移動させるような場合、通常の位置に戻ったときに再びブロック部材300とトリガー部材14とが当接することになり、より正確にトリガー部材14および可動具12の再度の位置決めができる点で好適である。
今回開示された実施例・変形例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10…可動トリガー装置、12…可動具、14…トリガー部材、20…(可動具12の)本体部材、22…突出部材、24…付勢手段、26…本体部、28…内部空間、30…第1連通孔、32…第2連通孔、34…上側突設部、36…段部、38…高位部、40…低位部、42…(突出部材22の)先端部、43…(突出部材22の)後端部、44…第1部材、46…第2部材、47…挿設穴、48…鍔部、50…バネ受け溝、52…ネジ挿通孔、53…バネ受け部材、54…球、60…戸板当接部材、62…当接面、64…キャップ、90…トリガー本体部、92…トリガー部、93…受入溝部、94…リカバリー爪、96…ネジ挿通孔、97…壁部、98…凹所、99…底部、100…引戸固定体、102…本体部、104…ローラー、150…レール、152…移動空間、154…挿設溝、156…スリット、158…係止部、200…上枠体、202…下枠体、204…引きバネ、206…ダンパー部材、208…スライド部材、210…ガイドローラ、300…ブロック部材、302…本体部、304…挿入部、306…ネジ孔、308…スライド部、X…スライドアシスト装置、Y…ローラーユニット、Z…引戸、A…戸板、H…引き残し、J…壁

Claims (6)

  1. 戸板に取り付けられたローラーユニットおよびスライドアシスト装置が移動する移動空間を有するレールの前記移動空間に嵌め込まれる可動具と、
    前記スライドアシスト装置と係合するトリガー部を有しているとともに前記可動具と共動するトリガー部材とを備えており、
    前記可動具は、
    前記移動空間に嵌め込まれる本体部材と、
    前記本体部材に対して出没自在に設けられており、前記レールに設けられた係止部に係合する先端部を有する突出部材と、
    前記突出部材の前記先端部を前記本体部材から突出する方向に付勢する付勢手段とを有している
    可動トリガー装置。
  2. 前記突出部材の前記先端部と前記係止部とが互いに接する面の少なくとも一方が傾斜面となっており、前記可動具に所定以上の強さの外力が加わったとき、前記突出部材の前記先端部と前記係止部との係合状態が解除されることを特徴とする請求項1に記載の可動トリガー装置。
  3. 前記突出部材は、前記先端部とは反対側の後端部が前記本体部材から突出しており、
    前記後端部を操作することで前記付勢手段の付勢力に抗して前記先端部が前記本体部材側に戻されることを特徴とする請求項1または2に記載の可動トリガー装置。
  4. 前記レールの内側に取り付けられ、前記トリガー部材の先端に当接するブロック部材をさらに備えている請求項1から3のいずれか1項に記載の可動トリガー装置。
  5. 前記可動具は、前記戸板の端面に当接する戸板当接部材をさらに有していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の可動トリガー装置。
  6. 戸枠に取り付けられるレールと、
    戸板と、
    前記戸板に取り付けられたローラーユニットおよびスライドアシスト装置と、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の可動トリガー装置とを備える引戸。
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