JP6527461B2 - 可動トリガー装置、およびこれを含む引戸 - Google Patents
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Description
戸板に取り付けられたローラーユニットおよびスライドアシスト装置が移動する移動空間を有するレールの前記移動空間に嵌め込まれる可動具と、
前記スライドアシスト装置と係合するトリガー部を有しているとともに前記可動具と共動するトリガー部材とを備えており、
前記可動具は、
前記移動空間に嵌め込まれる本体部材と、
前記本体部材に対して出没自在に設けられており、前記レールに設けられた係止部に係合する先端部を有する突出部材と、
前記突出部材の前記先端部を前記本体部材から突出する方向に付勢する付勢手段とを有している可動トリガー装置を提供できる。
戸枠に取り付けられるレールと、
戸板と、
前記戸板に取り付けられたローラーユニットおよびスライドアシスト装置と、
上記可動トリガー装置とを備える引戸が提供される。
最初に、本発明が適用された可動トリガー装置10と組み合わせて使用される公知のスライドアシスト装置Xについて簡単に説明する。なお、本実施形態のスライドアシスト装置Xは、ローラーユニットYを伴う吊下式の引戸Zに適用したものであるが、スライドアシスト装置Xはローラーユニットなしの吊下式引戸や、非吊下式引戸等、その他の引戸にも適用することができる。また、本実施形態のスライドアシスト装置Xは、戸板Aに対し閉止方向についてスライドアシスト力を付与するものであってもよい。もちろん、開閉各方向についてスライドアシスト力を付与するスライドアシスト装置Xを戸板Aに設けるものであってもよい。また、スライドアシスト装置Xは、後述するトリガー部材14と協働して、付勢力を蓄積または解放可能に構成されている。
このようなスライドアシスト装置Xとともに使用する可動トリガー装置10は、大略、可動具12と、トリガー部材14とを備えている。
図1に戻り、可動トリガー装置10を含む引戸Zは、上述した可動トリガー装置10、スライドアシスト装置X、ローラーユニットY、および戸板Aのほか、レール150と、必要に応じて設けられるブロック部材300とを含んでいる。
次に、本実施形態に係る可動具12の操作方法について簡単に説明する。図8は、可動具12をレール150の移動空間152に挿入した自然状態(外部から操作等を行っていない状態)を示す断面図である。図8に示す状態で、突出部材22(より正確には第1部材44)の先端部42は付勢手段24によって図中における上方に押し上げられ、レール150に形成された係止部158に嵌挿されている。これにより、可動具12はレール150に対して固定された状態になっている。なお、図8に示すように突出部材22の先端部42が係止部158を貫通するような態様の場合、レール150が固定される戸枠(図示せず)にも、係止部158に対応する位置に、突出部材22の先端部42が嵌まる必要な深さの穴を設けておく必要がある。
再び図1を参照し、本発明が適用された可動トリガー装置10を取り付ける方法について簡単に説明する。最初に、戸枠(図示せず)の内側天面等にレール150を固定する(挿設溝154が形成された内面が戸枠の内面に近接する向きでレール150を固定することは言うまでもない。)。
本発明が適用された可動トリガー装置10によれば、突出部材22の先端部42がレール150の係止部158に嵌まることにより可動具12を位置決めすることができる。これにより、可動具12と共動するトリガー部材14も位置決めすることが可能となる。一般的には、この位置を通常の状態として、例えば「引き残しH」ができるような位置で可動具12(およびトリガー部材14)を位置決めする(図10(a)を参照)。そして、引っ越しや部屋の模様替えなどで大きな荷物を通したい場合には、付勢手段24の付勢力に抗して先端部42が本体部材に没する方向に突出部材22を移動させてレール150の係止部158との係合状態を解除する。具体的には、突出部材22の後端部43を操作する(下方に引く)ことにより、当該突出部材22の先端部42とレール150の係止部158との係合状態を解除する。然る後、レール150の移動空間152で可動具12(およびトリガー部材14)を奥側(壁Jの突き当たりにより近い側)へ移動させることにより、複雑な操作をすることなく、戸板Aをより奥まで収めて一時的に間口を広げることが可能となる(図10(b)を参照)。つまり、可動トリガー装置10によれば、複雑な操作をすることなく、必要に応じて引戸Zにおける戸板Aの移動量を変えることができる。
上述の第1実施例では、可動具12における突出部材22の後端部43を操作して当該突出部材22の先端部42とレール150の係止部158との係合状態を解除するようになっていたが、図11に示すように、突出部材22の先端部42とレール150の係止部158とが互いに接する面の少なくとも一方を傾斜面とすることにより、可動具12に所定以上の強さの外力が加わったときに突出部材22の先端部42が係止部158から脱するようにしてもよい。
可動具12における突出部材22の態様の変形例2として、図13に示すように、先端部42に球54を使用してもよい。先端部42に球体を使用した場合でも、レール150の係止部158と接する当該先端部42の面が傾斜面(球面)であることから、可動具12に所定以上の強さの外力が加わったときに突出部材22の先端部42が係止部158から脱するようにできる。
上述した各実施例・変形例では、戸板Aに取り付けられたローラーユニットYの本体部102が可動具12の本体部材20に当接するようになっていたが、変形例3では、戸板Aの端面に当接する戸板当接部材60が追加されている。
上述の各実施例・変形例では、戸板Aの上端側に取り付けられた可動トリガー装置10について説明したが、スライドアシスト装置Xを戸板Aの下端に取り付ける場合には、可動トリガー装置10もまた下端側に取り付ける必要がある。
Claims (6)
- 戸板に取り付けられたローラーユニットおよびスライドアシスト装置が移動する移動空間を有するレールの前記移動空間に嵌め込まれる可動具と、
前記スライドアシスト装置と係合するトリガー部を有しているとともに前記可動具と共動するトリガー部材とを備えており、
前記可動具は、
前記移動空間に嵌め込まれる本体部材と、
前記本体部材に対して出没自在に設けられており、前記レールに設けられた係止部に係合する先端部を有する突出部材と、
前記突出部材の前記先端部を前記本体部材から突出する方向に付勢する付勢手段とを有している
可動トリガー装置。 - 前記突出部材の前記先端部と前記係止部とが互いに接する面の少なくとも一方が傾斜面となっており、前記可動具に所定以上の強さの外力が加わったとき、前記突出部材の前記先端部と前記係止部との係合状態が解除されることを特徴とする請求項1に記載の可動トリガー装置。
- 前記突出部材は、前記先端部とは反対側の後端部が前記本体部材から突出しており、
前記後端部を操作することで前記付勢手段の付勢力に抗して前記先端部が前記本体部材側に戻されることを特徴とする請求項1または2に記載の可動トリガー装置。 - 前記レールの内側に取り付けられ、前記トリガー部材の先端に当接するブロック部材をさらに備えている請求項1から3のいずれか1項に記載の可動トリガー装置。
- 前記可動具は、前記戸板の端面に当接する戸板当接部材をさらに有していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の可動トリガー装置。
- 戸枠に取り付けられるレールと、
戸板と、
前記戸板に取り付けられたローラーユニットおよびスライドアシスト装置と、
請求項1から5のいずれか1項に記載の可動トリガー装置とを備える引戸。
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JP2015255991A JP6527461B2 (ja) | 2015-12-28 | 2015-12-28 | 可動トリガー装置、およびこれを含む引戸 |
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JP2015255991A JP6527461B2 (ja) | 2015-12-28 | 2015-12-28 | 可動トリガー装置、およびこれを含む引戸 |
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JP6527461B2 true JP6527461B2 (ja) | 2019-06-05 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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2015
- 2015-12-28 JP JP2015255991A patent/JP6527461B2/ja active Active
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