JP6527395B2 - 締固め方法 - Google Patents

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Description

本発明は、転圧輪を用いて地盤を締固める締固め機械及び締固め方法に関するものである。
特許文献1には、振動ローラをクローラを用いて走行させるとともに、ロールを傾斜地の地盤に対して垂直方向にのみ振動させて地盤を締固める方法が開示されている。
特開2003−034926号公報
従来、土工事で使用される締固め機械として、断面形状が円形の転圧輪(フラットロール)を装着した機械がある。
このような断面形状が円形の転圧輪を用いて盛土などを締固める場合、撒き出した材料の表層部分だけが高密度になり、高密度になった表層が深部への転圧力の伝達を阻害し、表層と深部との間で密度差が生じてしまうことがあった。
そこで、本願発明は、地盤の表層と深部との間での密度差を小さくできる、締固め機械及び締固め方法を提供することを目的とする。
そのため、本発明に係る締固め機械は、その一態様として、断面形状がルーローの多角形である転圧輪を備える。
また、本発明に係る締固め機械は、その一態様として、前記ルーローの多角形をルーローの三角形又はルーローの五角形とする。
また、本発明に係る締固め機械は、その一態様として、前記転圧輪を振動させる振動機構を備える。
また、本発明に係る締固め機械は、その一態様として、前記転圧輪を回転駆動する回転駆動機構を更に備える。
一方、本発明に係る締固め方法は、その一態様として、断面形状がルーローの多角形である転圧輪と、前記転圧輪を回転駆動する回転駆動機構とを備えた締固め機械を用いて地盤を締固める方法であって、前記締固め機械の走行を停止し、前記締固め機械の走行停止状態で前記転圧輪を前記回転駆動機構によって回転駆動して地盤を締固める。
また、本発明に係る締固め方法は、その一態様として、断面形状がルーローの多角形である転圧輪と、前記転圧輪を回転駆動する回転駆動機構とを備えた締固め機械を用いて地盤を締固める方法であって、前記ルーローの多角形をルーローの三角形とし、壁面近傍の隅角部において前記締固め機械の走行を停止し、前記締固め機械の走行停止状態で前記転圧輪を前記回転駆動機構によって回転駆動して前記隅角部の地盤を締固める。
上記発明によると、断面形状がルーローの多角形である転圧輪の角部(頂点部)が、締固め地盤の表層の高密度層を分断しかつ分断部分を押し広げるように転圧力を地盤に加えるので、深部に転圧力が伝わり易くなる。このため、表層と深部との間での密度差を小さくでき、また、転圧輪の断面形状が曲線部分を含むため、断面形状を正多角形とする場合よりもスムーズに転がる。
また、断面形状がルーローの多角形である転圧輪を、締固め機械の走行停止状態で回転させることで、面状に転圧力を与えることができ、地盤の高さが所定密度に相当する高さになるまで転圧輪を回転させるという施工法が可能である。
また、転圧輪の断面形状が円形である場合、壁面近傍の隅角部を締固めることができない。このため、構造物近傍に締固め土を構築する場合には、構造物の壁面近傍の地盤については、別途、人力のタンパーや小型振動ローラなどで締固める必要がある。
これに対し、断面形状をルーローの三角形とした転圧輪は、正方形の中で内接するように回転することができるため、締固め機械の走行を停止させた状態で転圧輪を回転させることで、構造物の壁面の近傍(隅角部)まで締固めることが可能であり、締固めの作業工程を簡略化でき、また、大型の締固め機械と小型の締固め機械との双方を準備する必要がない。
本発明の実施形態における締固め機械の構成を示す側面図である。 本発明の実施形態における転圧輪の断面形状であるルーローの三角形の回転軌跡を示す図である。 本発明の実施形態における締固め機械の作用効果を説明するための図であり、(A)は対比例としての断面円形の転圧輪による隅角部における転圧を示す図、(B)は実施形態のルーローの三角形を断面形状とする転圧輪の角部による転圧特性を示す図、(C)は実施形態のルーローの三角形を断面形状とする転圧輪による隅角部における転圧を示す図である。 本発明の実施形態における締固め機械の走行停止状態での転圧輪の回転駆動により所定密度に相当する高さまで締固める施工法を説明するための側面図である。 本発明の実施形態におけるルーローの五角形を断面形状とする転圧輪を備えた締固め機械を示す側面図である。
以下では、図面を参照して、本発明に係る締固め機械及び締固め方法の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による締固め機械の概略構成を示す図である。
図1に示した締固め機械10は、地盤400上を自走でき、転圧輪200によって地盤400を締固める自走式ローラ系の締固め機械である。
締固め機械10は、ダムや堤防など築堤工事や道路工事などの土工事において、土や砕石などからなる地盤400を締固めるのに用いられる機械であり、前輪が転圧輪(鉄輪)200、後輪がゴム製タイヤ300で構成され、更に、前輪の転圧輪200が振動可能に構成された所謂コンバインド型の振動ローラである。
なお、締固め機械10の前後輪を上記の構成に限定するものではなく、例えば、前輪及び後輪を共に転圧輪(鉄輪)200とした締固め機械10や、鉄輪とタイヤローラとを組み合わせた締固め機械10とすることができ、更に、転圧輪200を振動させる振動機構を備えないタイプとすることができる。
締固め機械10は、本体20と、転圧輪200を含んで構成され本体20の前方側(前進側)に配置される振動締固め装置30とで主に構成される。
締固め機械10の本体20は、後輪としてのゴム製タイヤ300を回転可能に支持するとともに、操縦部21、ゴム製タイヤ(後輪)300を回転駆動する走行駆動機構(図示省略)、更に、走行駆動機構などを制御する制御ユニット(図示省略)などを備える。
走行駆動機構は、ゴム製タイヤ300を回転駆動する走行用油圧モータ、エンジン(内燃機関)、エンジンで駆動される油圧ポンプなどを含む公知の機構であり、油圧ポンプから走行用油圧モータへの作動油の供給が制御ユニットによって制御される。
操縦部21は、ステアリング21aの他、図示を省略したトラベルレバー、表示部などを備える。
更に、締固め機械10の本体20は、本体20前方に配置される転圧輪200を地盤400との間に挟み込むようにして設けられる上板25を備える。上板25は、一端が本体20の前面に固定され、他端が前方に向けて略水平に延設される。
振動締固め装置30は、転圧輪200、転圧輪200を振動させる振動機構31、転圧輪200を回転駆動する回転駆動機構32、本体20に連結され転圧輪200を回転可能に支持する支持フレーム33などを備える。
転圧輪200は、金属製で中空に形成され、転圧輪200の回転軸X3に直交する断面での外形形状がルーローの三角形をなすように形成される。
ルーローの三角形(Reuleaux triangle)は、正三角形の各頂点を中心に半径がその正三角形の1辺となる円弧を結んでできる定幅図形であり、正三角形の各辺を膨らませたような形をなし、ルーローの多角形のうちで辺と頂点の数が最も少ない形状である。
このルーローの三角形は、定幅図形であるため高さが一定のまま転がることができ、更に、図2に示すように、正方形の中で内接しながら回転することができる図形である。
振動機構31は、転圧輪200の中空部内に設置され、転圧輪200の回転軸X3と平行に転圧輪200内に回転可能に支持される起振軸31a、起振軸31aに固定される偏心重錘31b、起振軸31aを回転駆動する振動用油圧モータ(図示省略)などを含んで構成される。
そして、起振軸31aが振動用油圧モータによって回転駆動され、偏心重錘31bが起振軸31aと一体に回転すると、遠心力によって転圧輪200が振動する。
なお、振動機構31は、起振軸31aと偏心重錘31bとの組み合わせを複数備えることができる。
回転駆動機構32は、回転駆動用油圧モータ32aを含んで構成される。
起振軸31aを回転駆動する振動用油圧モータ及び回転駆動用油圧モータ32aは、本体20に設けられる油圧ポンプから作動油が供給される。
支持フレーム33は、本体20に一端が連結されるメインフレーム33aと、メインフレーム33aの他端に連結され転圧輪200を左右方向から挟み込むようにして支持する一対のサブフレーム33b、33bとで構成される。
メインフレーム33aの一端(基端)は、鉛直方向に延びる回転軸X1回りに回動可能なヒンジ機構41を介して本体20の前面に連結される。サブフレーム33b、33bの基端部は、水平方向に延びる回転軸X2回りに回動可能なヒンジ機構42を介してメインフレーム33aの他端(先端)に連結される。
つまり、サブフレーム33b、33b及び転圧輪200は、ヒンジ機構41により本体20に対し左右方向に揺動可能に構成されると共に、ヒンジ機構42により本体20に対し上下方向に揺動可能に構成される。
そして、断面形状がルーローの三角形である転圧輪200は、ルーローの三角形の図心(重心)を回転軸X3として、左右端がサブフレーム33b、33bに回転可能に支持される。
断面形状がルーローの三角形である転圧輪200が地盤400上を転がるときに、転圧輪200の重心の高さは一定ではなく上下動する。また、締固め機械10では、地盤400と上板25との距離が転圧輪200の幅に略一致するようにして転圧輪200の地盤400からの浮き上がりを抑制するように構成されている。
このため、ルーローの三角形の重心を回転軸X3とする場合、転がりに応じた重心位置の上下動は、サブフレーム33b、33bを上下動させようとする力を発生させ、これにより、サブフレーム33b、33bは回転軸X2を中心として上下方向に揺動し、回転軸X3の上下動を許容する。
つまり、サブフレーム33b、33bが上下方向に揺動可能に構成されていることで、ルーローの三角形の重心を回転軸X3とする転圧輪200を、回転軸X3を上下動させることで転圧輪200と地盤400との接触状態を保ったまま転がすことができるように構成されている。
そして、転圧輪200が振動しつつ地盤400上を転がることで、地盤400に締固め力が作用し、地盤400が締固められる。
転圧輪200は、前述したように、その断面がルーローの三角形をなすように形成されているから、転圧輪200が地盤400上を転がるときにルーローの三角形の角部による転圧とルーローの三角形の円弧部分による転圧とが交互に行われることになる。
ルーローの三角形の角部による転圧では、図3(B)に示すように、高密度である地盤400の表層400aを分断しかつ分断箇所を押し広げるように転圧力が作用するため、地盤400の深部に転圧力が伝わり易くなり、表層と深部との間での密度差を小さくできる。
また、転圧輪200の断面形状を正多角形とした場合も、正多角形の角部が表層の高密度層を分断して押し広げる作用を奏することになるが、ルーローの三角形では角部の間が円弧で結ばれるから、正多角形の場合よりもスムーズに転がることができると共に、円弧部分での転圧では、円形の転圧輪200と同様な転圧作用を奏することができる。
また、ルーローの三角形は、図2に示したように、正方形の中で内接しながら回転することができる図形であるから、図3(C)に示すように、構造物500の壁面500a近傍で転圧輪200を回転させて、壁面500a近傍の隅角部500cを締固めることが可能である。
これに対し、図3(A)に示すような断面円形の転圧輪600を用いた締固め機械では、転圧輪600が構造物500に接する位置まで近づけても、転圧箇所は、構造物500から転圧輪600の半径rだけ離れた位置になり、構造物500の壁面500bから距離r内の隅角部500cが略締固められないことになる。
ここで、構造物500近傍の隅角部500cを締固め機械10で締固める場合には、構造物500に向けて走行させた締固め機械10を、構造物500に突き当たる直前で停止させ、係る走行停止状態で、回転駆動機構(油圧モータ)32により転圧輪200を回転駆動して隅角部500cを締固める。
このように、ルーローの三角形を断面形状とする転圧輪200を備える締固め機械10では、構造物500近傍の隅角部500cを締固めることができるから、隅角部500cを人力のタンパーや小型振動ローラなどで別途締固める作業が不要で、締固めの作業工程を簡略化でき、また、大型の締固め機械と小型の締固め機械との双方を準備する必要がない。
また、ルーローの三角形は、図2に示したように正方形の中で内接しながら回転することができる図形であるから、図4に示すように、締固め機械10の走行停止状態で回転駆動機構32により転圧輪200を回転駆動させることで地盤400を面状に締固めることが可能である。従って、転圧輪200による転圧力が加わる地盤400の矩形領域400bが所定の密度に相当する高さになるまで、締固め機械10の走行停止状態で転圧輪200を回転させるという施工法が可能である。
なお、上板25と転圧輪200との摩擦抵抗を低下させるために、上板25の下面に、摩擦抵抗低減材を貼り付けたり複数のローラを回転可能に取付けたりすることができる。また、上板25と転圧輪200との衝突を緩衝するための緩衝材を上板25の下面に取付けることができる。
また、転圧輪200を回転駆動する回転駆動機構32は、油圧モータによって転圧輪200の回転軸を回転駆動する機構に限定されず、例えば、上板25に設けたクローラと転圧輪200との接触によって転圧輪200が回転駆動される構成とすることができる。
上記のクローラを用いる回転駆動機構32は、前後方向に離間させて配置される一対のスプロケット、及び、これらのスプロケットに巻装される履帯を備える。そして、履帯の下面が転圧輪200の上端と接触するように構成し、スプロケットを油圧モータなどによって回転駆動することで、履帯と接触する転圧輪200が回転駆動されるようにする。
また、転圧輪200の支持構造として、サブフレーム33b、33bそれぞれに転圧輪200の回転軸X3を挿通させるための上下方向に長い長孔を形成し、ルーローの三角形の重心を通る転圧輪200の回転軸X3を前記長孔に挿通させることで、回転軸X3(重心)の上下動を許容する構成とすることができる。この場合、サブフレーム33b、33bを本体20に対し上下に揺動可能とする構造(ヒンジ機構42)は不要となる。
また、転圧輪200の支持構造として、サスペンションが組み込まれたフォーク機構(サスペンションフォーク)を用いて転圧輪200を支持する構造とし、地盤400から回転軸X3(重心)までの高さの変動を、サスペンションの伸縮で許容する構成とすることができる。
また、転圧輪200の支持構造として、メインフレーム33aを油圧シリンダに置き換え、転圧輪200の回転角度に連動させて前記油圧シリンダを伸縮させ、転圧輪200の回転軸X3が上下及び前後に動くように構成することができる。
つまり、ルーローの三角形を正方形に内接するように回転させたときの重心の軌跡は楕円状になるので、係る重心の動きを回転軸X3がトレースするように油圧シリンダを伸縮させて、転圧輪200が正方形の中で内接しながら回転するときの重心の動きに回転軸X3の動きを一致させるようにする。
これにより、転圧輪200の回転軌跡を正方形に近づけ、隅角部の転圧性能や、走行停止状態で地盤400を平面状に凹ませる転圧性能を向上させることができる。
また、転圧輪200に、ルーローの三角形をなす回転ガイド部材が正方形の中で内接しながら回転する回転ガイド部を設けると共に、転圧輪200の重心に設けた回転軸X3と回転駆動機構32(油圧モータ)とをユニバーサルジョイントなどで連結し、転圧輪200の回転軌跡が正方形になるように構成することができる。
また、図1に示した支持構造などにおいて、上板25を省略することも可能である。
また、上記実施形態の締固め機械10は、断面形状をルーローの三角形とした転圧輪200を備えるが、図5に示すように、断面形状がルーローの五角形である転圧輪210を備えて締固め機械11を構成することができる。
図5の締固め機械11は、断面形状をルーローの五角形とした転圧輪210を備える点以外は、図1に示した締固め機械10と同様の構成である。
係る締固め機械11は、断面形状をルーローの三角形とした転圧輪200を備える締固め機械10と略同様の作用効果を奏する。
つまり、断面形状がルーローの五角形である転圧輪210の角部による転圧では、高密度である地盤400の表層を分断しかつ分断箇所を押し広げるように転圧力が作用するため、深部に転圧力が伝わり易くなり、表層と深部との間での密度差を小さくできる。
また、転圧輪の断面形状を円形とする締固め機械に比べ、断面形状がルーローの五角形である転圧輪210を備える締固め機械11では、走行停止状態で転圧輪210を回転駆動することで構造物の壁面に近い隅角部まで地盤400を締固めることができる。
更に、転圧輪210による転圧力が加わる地盤400の矩形領域が所定の密度に相当する高さになるまで、締固め機械11の走行停止状態で転圧輪210を回転させるという施工法が可能である。
但し、ルーローの三角形とルーローの五角形とを同じ幅とした場合、断面形状をルーローの三角形とする転圧輪200を用いた方が、より壁面に近いところまで締固めることができ、また、停止状態で締固めることができる領域を広くできる。
一方、ルーローの多角形においては、辺(角部)の数が増えるほど、転がるときの重心の高さの変動が小さくなるので、ルーローの五角形を断面形状とする転圧輪210を用いる締固め機械11は、ルーローの三角形を断面形状とする転圧輪200を用いる締固め機械10に比べて転圧輪の転がりがスムーズになる。
以上、好ましい実施形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば種々の変形態様を採り得ることは自明である。
ルーローの多角形とする転圧輪は、金属製(鉄輪)に限定されず、地盤との接触面がゴムなどの材料で形成される転圧輪をルーローの多角形とすることができる。
また、ルーローの五角形を断面形状とする転圧輪と、ルーローの三角形を断面形状とする転圧輪とを双方を備えて、締固め機械10を構成することができる。
また、ルーローの多角形のうちのルーローの七角形を転圧輪200の断面形状とすることができるが、ルーローの七角形以上の辺数とした場合、ルーローの三角形或いはルーローの五角形に比べて、高密度である地盤400の表層を分断する作用が弱まり、また、構造物(壁面)近傍の隅角部において締固めできない領域が広くなる。
なお、出願当初の請求項は以下の通りであった。
[請求項1]
断面形状がルーローの多角形である転圧輪を備える、締固め機械。
[請求項2]
前記ルーローの多角形がルーローの三角形又はルーローの五角形である、請求項1記載の締固め機械。
[請求項3]
前記転圧輪を振動させる振動機構を備える、請求項1又は2記載の締固め機械。
[請求項4]
前記転圧輪を回転駆動する回転駆動機構を備える、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の締固め機械。
[請求項5]
請求項4記載の締固め機械を用いて地盤を締固める方法であって、
前記締固め機械の走行を停止し、
前記締固め機械の走行停止状態で前記転圧輪を前記回転駆動機構によって回転駆動させて地盤を締固める、
締固め方法。
[請求項6]
請求項4記載の締固め機械を用いて地盤を締固める方法であって、
前記ルーローの多角形をルーローの三角形とし、
壁面近傍の隅角部において前記締固め機械の走行を停止し、
前記締固め機械の走行停止状態で前記転圧輪を前記回転駆動機構によって回転駆動させて前記隅角部の地盤を締固める、
締固め方法。
10,11…締固め機械、20…本体、25…上板、30…振動締固め装置、31…振動機構、32…回転駆動機構、33…支持フレーム、33a…メインフレーム、33b…サブフレーム、41,42…ヒンジ機構、200,210…転圧輪(前輪)、300…ゴム製タイヤ(後輪)、400…地盤

Claims (2)

  1. 断面形状がルーローの三角形である転圧輪と、前記転圧輪を回転駆動する回転駆動機構と、を備える締固め機械を用いて地盤を締固める方法であって
    面近傍の隅角部において前記締固め機械の走行を停止し、
    前記締固め機械の走行停止状態で前記転圧輪を前記回転駆動機構によって回転駆動させて前記隅角部の地盤を締固める、
    締固め方法。
  2. 前記締固め機械は、前記転圧輪を振動させる振動機構を備える、請求項1記載の締固め方法
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