JP6526749B2 - 眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法および眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置 - Google Patents

眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法および眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置 Download PDF

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Description

本発明は、眼鏡ケースを製造するための眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法および眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置に関する。
さまざまな眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法および眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置が、知られている。
たとえば、眼鏡が眼鏡ケースに収納された際に、眼鏡と眼鏡ケースの間に余分な隙間を生じさせずに、眼鏡を眼鏡ケースの内部で安定させることができるとともに、所望の眼鏡フレームに合ったものを即座に手にすることができるように構成された眼鏡ケースの内装材および眼鏡ケースが、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2001−037520号公報
しかしながら、従来の眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法および眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置は、多様化する眼鏡の着用者のニーズに柔軟に対応することが難しいことがある。
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、多様化する眼鏡の着用者のニーズにより柔軟に対応することができる眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法および眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置を提供することを目的とする。
第1の本発明は、対象となる眼鏡と定規を並べて平板上に置き、真上から撮像する撮影ステップと、
その撮像された、前記眼鏡と定規の複合画像のデータをコンピューターの入力手段へ入力する入力ステップと、
前記コンピューターのサイズ決定手段が、前記複合画像の中の定規の画像と前記眼鏡の画像を利用して、前記対象となる眼鏡のサイズを決定するサイズ決定ステップと、
前記コンピューターの輪郭抽出手段が、前記複合画像の中の眼鏡の画像の輪郭を抽出する輪郭抽出ステップと、
前記コンピューターの切削ライン生成手段が、前記抽出された前記眼鏡の画像の輪郭、又は前記眼鏡の画像から得られる画像の最外郭の輪郭より、あらかじめ決められたマージンだけ大きい切削ラインを生成する切削ライン生成ステップと、
前記コンピューターの出力手段が、前記切削ラインのデータ及び前記眼鏡のサイズのデータを出力する、出力ステップと、
を備えたことを特徴とする眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法である。
第2の本発明は、対象となる眼鏡と定規が平板上に並べて置かれた状態で、真上から撮像された前記眼鏡と定規の複合画像のデータを入力する入力ユニットと、
前記複合画像データの定規の画像と眼鏡の画像を利用して、前記対象となる眼鏡のサイズを決定するサイズ決定ユニットと、
前記入力された複合画像の中の眼鏡の画像の輪郭を抽出する輪郭抽出ユニットと、
前記入力された複合画像の眼鏡の画像を左右反転、又は前記抽出された眼鏡の輪郭を左右反転して反転画像又は反転輪郭を生成する、反転ユニットと、
前記反転画像と、前記複合画像の眼鏡の画像とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成し、又は前記反転輪郭と、前記抽出された眼鏡の輪郭とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成し、又は前記反転画像と、前記抽出された眼鏡の輪郭とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成し、又は前記反転輪郭と、前記複合画像の眼鏡の画像とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成する重畳画像生成ユニットと、
前記重畳画像の最外郭の輪郭を更に抽出する、最外郭輪郭抽出ユニットと、
前記重畳画像の最外郭の輪郭より、あらかじめ決められたマージンだけ大きい切削ラインを生成する、切削ラインユニットと、
前記切削ラインのデータ及び前記眼鏡のサイズのデータを出力する、出力ユニットと、
を備えたことを特徴とする眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置である。
本発明により、多様化する眼鏡の着用者のニーズにより柔軟に対応することが可能な眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法および眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置を提供することができる。
本発明における実施の形態1の眼鏡ケース製造システムのブロック図 本発明における実施の形態1の眼鏡ケースの斜視図(その一) 本発明における実施の形態1の眼鏡ケースの斜視図(その二) 本発明における実施の形態1の眼鏡ケースの眼鏡ケース下部分近傍の模式的な部分上面図 本発明における実施の形態1の眼鏡ケースの眼鏡ケース下部分近傍の模式的な部分断面図 本発明における実施の形態1の眼鏡の画像の輪郭の模式的な説明図 本発明における実施の形態1の切削ラインの模式的な説明図 本発明における実施の形態1の変形例の実施の形態の眼鏡ケースの眼鏡ケース下部分近傍の模式的な部分上面図 本発明における実施の形態2の眼鏡ケース製造システムのブロック図 本発明における実施の形態2の眼鏡の画像の輪郭の模式的な説明図 本発明における実施の形態2の反転輪郭の模式的な説明図 本発明における実施の形態2の重畳画像の模式的な説明図 本発明における実施の形態2の重畳画像の最外郭の輪郭の模式的な説明図 本発明における実施の形態2の切削ラインの模式的な説明図
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
はじめに、図1〜5を主として参照しながら、本実施の形態の眼鏡ケース製造システムの構成について具体的に説明する。
ここに、図1は本発明における実施の形態1の眼鏡ケース製造システムのブロック図であり、図2および3は本発明における実施の形態1の眼鏡ケース40の斜視図(その一および二)であり、図4は本発明における実施の形態1の眼鏡ケース40の眼鏡ケース下部分40d近傍の模式的な部分上面図であり、図5は本発明における実施の形態1の眼鏡ケース40の眼鏡ケース下部分40d近傍の模式的なA−A部分断面図である。
図2および4においては眼鏡10が収納されている眼鏡ケース40が示されており、図3および5においては眼鏡10が収納されていない眼鏡ケース40が示されている。
以下同様であるが、いくつかの構成要素は図面において示されていないこともあるし模式的にまたは省略的に示されていることもある。たとえば、図4においては、眼鏡10が収納されている眼鏡ケース40の眼鏡収納空間18を囲む壁は点線で模式的に示されている。そして、画面寸法は、必ずしも理論通りではない。
眼鏡10は、レンズ11Lおよび11Rと、リム12Lおよび12Rと、テンプル13Lおよび13Rと、ヒンジ14Lおよび14Rと、モダン15Lおよび15Rと、ブリッジ16と、ノーズパッド17Lおよび17Rと、を有する。
眼鏡ケース40は、眼鏡ケース上部分40uと、眼鏡ケース上部分40uが開閉自在に接続された眼鏡ケース下部分40dと、を有する。
本実施の形態においては、眼鏡10は、レンズ11Lおよび11Rが眼鏡ケース下部分40dに接触する眼鏡収納状態で眼鏡ケース40に収納される。したがって、眼鏡ケース40の眼鏡収納空間18は、レンズ11Lおよび11Rが眼鏡ケース下部分40dに接触する眼鏡収納状態に応じた形状に形成される。
NC(Numerical Contorol)デバイス70は、眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置60からのデータ出力に基づいて木材または樹脂材などのような眼鏡ケース素材41から眼鏡ケース40を製造するNC機械71を有する。
入力通信回線81は、撮影ユニット50から眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置60へのデータ入力のための通信回線である。
出力通信回線82は、眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置60からNCデバイス70へのデータ出力のための通信回線である。
撮影ユニット50は、対象となる眼鏡10と定規20を並べて平板30上に置き、真上から撮像するためのユニットである。
たとえば、撮影ユニット50は、眼鏡10の着用者のディジタルカメラまたは撮像機能を有するスマートフォンなどである。典型的には、眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置60の所有者である業者に眼鏡ケース40を注文したい着用者は、眼鏡10と、眼鏡10のサイズを決定するための定規20と、を平板30上に置いて撮像し、眼鏡10と定規20の複合画像のデータをインターネットなどのような入力通信回線81を利用して業者に送信する。
本実施の形態においては、眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置60は、入力ユニット61と、サイズ決定ユニット62と、輪郭抽出ユニット63と、切削ライン生成ユニット64と、出力ユニット65と、を有する。
入力ユニット61は、その撮像された、眼鏡10と定規20の複合画像のデータを入力するためのユニットである。
入力ユニット61は、本発明におけるコンピューターの入力手段の一例である。
サイズ決定ユニット62は、複合画像の中の定規20の画像と眼鏡10の画像を利用して、対象となる眼鏡10のサイズを決定するためのユニットである。
サイズ決定ユニット62は、本発明におけるコンピューターのサイズ決定手段の一例である。
輪郭抽出ユニット63は、図6に示されているように、複合画像の中の眼鏡10の画像の輪郭100を抽出するためのユニットである。
ここに、図6は、本発明における実施の形態1の眼鏡10の画像の輪郭100の模式的な説明図である。
輪郭抽出ユニット63は、本発明におけるコンピューターの輪郭抽出手段の一例である。
切削ライン生成ユニット64は、図7に示されているように、抽出された眼鏡10の画像の輪郭100より、あらかじめ決められたマージンだけ大きい切削ライン200を生成するためのユニットである。
ここに、図7は、本発明における実施の形態1の切削ライン200の模式的な説明図である。
切削ライン生成ユニット64は、本発明におけるコンピューターの切削ライン生成手段の一例である。
なお、変形例の実施の形態においては、切削ライン生成ユニット64は、眼鏡10の画像から得られる画像の最外郭の輪郭103(図13参照)より、あらかじめ決められたマージンだけ大きい切削ライン200を生成するためのユニットであってもよい。
出力ユニット65は、切削ライン200のデータ及び眼鏡10のサイズのデータを出力するためのユニットである。
出力ユニット65は、本発明におけるコンピューターの出力手段の一例である。
つぎに、図1を主として参照しながら、本実施の形態の眼鏡ケース製造システムの動作について具体的に説明する。
本実施の形態の眼鏡ケース製造システムの動作について説明しながら、本発明の眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法の実施の形態についても説明する。
(撮影ステップ)
対象となる眼鏡10と定規20を並べて平板30上に置き、真上から撮像する。
(入力ステップ)
その撮像された、眼鏡10と定規20の複合画像のデータを入力ユニット61へ入力する。
(サイズ決定ステップ)
サイズ決定ユニット62が、複合画像の中の定規20の画像と眼鏡10の画像を利用して、対象となる眼鏡10のサイズを決定する。
(輪郭抽出ステップ)
輪郭抽出ユニット63が、図6に示されているように、複合画像の中の眼鏡10の画像の輪郭100を抽出する。
(切削ライン生成ステップ)
切削ライン生成ユニット64が、図7に示されているように、抽出された眼鏡10の画像の輪郭100より、あらかじめ決められたマージンだけ大きい切削ライン200を生成する。
本実施の形態においては、眼鏡10のサイズが利用され、少なくとも、眼鏡10と眼鏡ケース40の眼鏡収納空間18を囲む壁との間の間隙
(数1)
δ=5[mm]
に相当する大きさのマージンが全周にわたって確保されるのみならず、間隙
(数2)
δ=10[mm]
に相当する大きさのマージンがブリッジ16近傍では確保されるように、切削ライン200が生成される(図4参照)。
しかしながら、これに限らず、たとえば、間隙δは、全周にわたって変化せず一定であってもよい。
さらに、これに限らず、たとえば、眼鏡10のサイズは利用されないで、眼鏡10のビットマップ画像の輪郭100の縦方向サイズを表す画素数がMであり、横方向サイズを表す画素数がNである場合には、平均値
(数3)
(M+N)/2
の3パーセントに相当する大きさのマージンが確保されるように、切削ライン200が生成されてもよい(図6参照)。
なお、変形例の実施の形態においては、切削ライン生成ユニット64が、眼鏡10の画像から得られる画像の最外郭の輪郭103(図13参照)より、あらかじめ決められたマージンだけ大きい切削ライン200を生成してもよい。
(出力ステップ)
出力ユニット65が、切削ライン200のデータ及び眼鏡10のサイズのデータを出力する。
以上において説明された本実施の形態においては、眼鏡ケース40の眼鏡収納空間18は、レンズ11Lおよび11Rが眼鏡ケース下部分40dに接触する眼鏡収納状態に応じた形状に形成される(図4参照)。
しかしながら、これに限らず、図8に示されているように、眼鏡ケース40の眼鏡収納空間18は、テンプル13Lおよび13Rが眼鏡ケース下部分40dに接触する眼鏡収納状態に応じた形状に形成されてもよい。
ここに、図8は、本発明における実施の形態1の変形例の実施の形態の眼鏡ケース40の眼鏡ケース下部分40d近傍の模式的な部分上面図である。
(実施の形態2)
はじめに、図9を主として参照しながら、本実施の形態の眼鏡ケース製造システムの構成について具体的に説明する。
ここに、図9は、本発明における実施の形態2の眼鏡ケース製造システムのブロック図である。
上述されたように、レンズ11Lおよび11Rが眼鏡ケース下部分40dに接触する眼鏡収納状態(図4参照)と、テンプル13Lおよび13Rが眼鏡ケース下部分40dに接触する眼鏡収納状態(図8参照)と、の二種類の眼鏡収納状態が、考えられる。
しかしながら、先に折畳まれるテンプル13Rはしばしばテンプル13Lと比べて飛出すので、眼鏡ケース40の眼鏡収納空間18が一方の眼鏡収納状態に応じた形状に形成されているとき、眼鏡10は他方の眼鏡収納状態では眼鏡ケース40に収納しにくかったり収納不可能であったりする。
そして、典型的な多くの場合において、眼鏡10の着用者から送信されてくる眼鏡10と定規20の複合画像には着用者の好みの眼鏡収納状態における眼鏡10が撮られており、通常の業者は送信されてきた複合画像に応じた形状に眼鏡ケース40の眼鏡収納空間18を形成するであろうが、着用者によっては好みの眼鏡収納状態とは異なる眼鏡収納状態における眼鏡10を誤って撮ってしまうかもしれない。
以下、柔軟に二種類の眼鏡収納状態に対応することができる仕様が、切削ライン生成ユニット64の代わりに、反転ユニット64aと、重畳画像生成ユニット64bと、最外郭輪郭抽出ユニット64cと、切削ラインユニット64dと、を有する眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置60により実現されることを説明する。
本実施の形態においては、眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置60は、入力ユニット61と、サイズ決定ユニット62と、輪郭抽出ユニット63と、反転ユニット64aと、重畳画像生成ユニット64bと、最外郭輪郭抽出ユニット64cと、切削ラインユニット64dと、出力ユニット65と、を有する。
入力ユニット61は、対象となる眼鏡10と定規20が平板30上に並べて置かれた状態で、真上から撮像された眼鏡10と定規20の複合画像のデータを入力するユニットである。
サイズ決定ユニット62は、複合画像データの定規20の画像と眼鏡10の画像を利用して、対象となる眼鏡10のサイズを決定するユニットである。
輪郭抽出ユニット63は、図10に示されているように、入力された複合画像の中の眼鏡10の画像の輪郭101を抽出するユニットである。
ここに、図10は、本発明における実施の形態2の眼鏡10の画像の輪郭101の模式的な説明図である。
反転ユニット64aは、図11に示されているように、抽出された眼鏡10の輪郭101を左右反転して反転輪郭102を生成する、ユニットである。
ここに、図11は、本発明における実施の形態2の反転輪郭102の模式的な説明図である。
重畳画像生成ユニット64bは、図12に示されているように、反転輪郭102と、抽出された眼鏡10の輪郭101とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成するユニットである。
ここに、図12は、本発明における実施の形態2の重畳画像の模式的な説明図である。
なお、変形例の実施の形態においては、重畳画像生成ユニット64bは、反転輪郭102と、複合画像の眼鏡10の画像とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成するユニットであってもよい。
また、別の変形例の実施の形態においては、反転ユニット64aは、入力された複合画像の眼鏡10の画像を左右反転して反転画像を生成する、ユニットであってもよく、重畳画像生成ユニット64bは、反転画像と、複合画像の眼鏡10の画像とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成し、又は反転画像と、抽出された眼鏡10の輪郭101とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成するユニットであってもよい。
最外郭輪郭抽出ユニット64cは、図13に示されているように、重畳画像の最外郭の輪郭103を更に抽出する、ユニットである。
ここに、図13は、本発明における実施の形態2の重畳画像の最外郭の輪郭103の模式的な説明図である。
切削ラインユニット64dは、図14に示されているように、重畳画像の最外郭の輪郭103より、あらかじめ決められたマージンだけ大きい切削ライン201を生成する、ユニットである。
ここに、図14は、本発明における実施の形態2の切削ライン201の模式的な説明図である。
出力ユニット65は、切削ライン201のデータ及び眼鏡10のサイズのデータを出力する、ユニットである。
つぎに、図9を主として参照しながら、本実施の形態の眼鏡ケース製造システムの動作について具体的に説明する。
本実施の形態の眼鏡ケース製造システムの動作について説明しながら、本発明の眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法の実施の形態についても説明する。
(入力ステップ)
入力ユニット61は、対象となる眼鏡10と定規20が平板30上に並べて置かれた状態で、真上から撮像された眼鏡10と定規20の複合画像のデータを入力する。
(サイズ決定ステップ)
サイズ決定ユニット62は、複合画像データの定規20の画像と眼鏡10の画像を利用して、対象となる眼鏡10のサイズを決定する。
(輪郭抽出ステップ)
輪郭抽出ユニット63は、図10に示されているように、入力された複合画像の中の眼鏡10の画像の輪郭101を抽出する。
(反転ステップ)
反転ユニット64aは、図11に示されているように、抽出された眼鏡10の輪郭101を左右反転して反転輪郭102を生成する。
(重畳画像生成ステップ)
重畳画像生成ユニット64bは、図12に示されているように、反転輪郭102と、抽出された眼鏡10の輪郭101とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成する。
本実施の形態においては、反転輪郭102のヒンジ14Lと輪郭101のヒンジ14Rとが一致し、反転輪郭102のヒンジ14Rと輪郭101のヒンジ14Lとが一致するように、重畳画像が生成される。
なお、変形例の実施の形態においては、重畳画像生成ユニット64bは、反転輪郭102と、複合画像の眼鏡10の画像とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成してもよい。
また、別の変形例の実施の形態においては、反転ユニット64aは、入力された複合画像の眼鏡10の画像を左右反転して反転画像を生成してもよく、重畳画像生成ユニット64bは、反転画像と、複合画像の眼鏡10の画像とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成し、又は反転画像と、抽出された眼鏡10の輪郭101とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成してもよい。
(最外郭輪郭抽出ステップ)
最外郭輪郭抽出ユニット64cは、図13に示されているように、重畳画像の最外郭の輪郭103を更に抽出する。
(切削ラインステップ)
切削ラインユニット64dは、図14に示されているように、重畳画像の最外郭の輪郭103より、あらかじめ決められたマージンだけ大きい切削ライン201を生成する。
本実施の形態においては、眼鏡10のサイズが利用され、少なくとも、眼鏡10と眼鏡ケース40の眼鏡収納空間18を囲む壁との間の間隙
(数1)
δ=5[mm]
に相当する大きさのマージンが全周にわたって確保されるのみならず、間隙
(数2)
δ=10[mm]
に相当する大きさのマージンがブリッジ16近傍では確保されるように、切削ライン201が生成される。
しかしながら、これに限らず、たとえば、間隙δは、全周にわたって変化せず一定であってもよい。
さらに、これに限らず、たとえば、眼鏡10のサイズは利用されないで、重畳ビットマップ画像の最外郭の輪郭103の縦方向サイズを表す画素数がMであり、横方向サイズを表す画素数がNである場合には、平均値
(数3)
(M+N)/2
の3パーセントに相当する大きさのマージンが確保されるように、切削ライン201が生成されてもよい。
(出力ステップ)
出力ユニット65は、切削ライン201のデータ及び眼鏡10のサイズのデータを出力する。
以上において説明された本実施の形態においては、一つの眼鏡10が眼鏡ケース40に収納される構成が、採用されている。
しかしながら、これに限らず、たとえば、二つの眼鏡10が眼鏡ケース40に収納される構成が採用されてもよいし、老眼鏡、コンタクトレンズのケースまたは万年筆などが併せて眼鏡ケース40に収納される構成が採用されてもよい。
なお、本発明に関連した発明のプログラムは、上述された本発明の眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法の全部または一部のステップ(または工程、動作および作用など)の動作をコンピューターに実行させるためのプログラムであって、コンピューターと協働して動作するプログラムである。
また、本発明に関連した発明の記録媒体は、上述された本発明の眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法の全部または一部のステップ(または工程、動作および作用など)の全部または一部の動作をコンピューターに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、読取られた上述されたプログラムが上述されたコンピューターと協働して利用されるコンピューター読取り可能な記録媒体である。
なお、上述された「一部のステップ(または工程、動作および作用など)」とは、それらの複数のステップの内の一つまたはいくつかのステップを意味する。
また、上述された「ステップ(または工程、動作および作用など)の動作」とは、上述されたステップの全部または一部の動作を意味する。
また、本発明に関連した発明のプログラムの一利用形態は、インターネット、光、電波または音波などのような伝送媒体の中を伝送され、コンピューターにより読取られ、コンピューターと協働して動作するという形態であってもよい。
また、記録媒体としては、ROM(Read Only Memory)などが含まれる。
また、上述されたコンピューターは、CPU(Central Processing Unit)などのような純然たるハードウェアに限らず、ファームウェア、OS(Operating System)、そしてさらに周辺機器を含んでもよい。
なお、上述されたように、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現されてもよいし、ハードウェア的に実現されてもよい。
本発明における眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法および眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置は、多様化する眼鏡の着用者のニーズにより柔軟に対応することができ、たとえば、眼鏡ケースを製造するための眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法および眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置に利用する目的に有用である。
10 眼鏡
11L、11R レンズ
12L、12R リム
13L、13R テンプル
14L、14R ヒンジ
15L、15R モダン
16 ブリッジ
17L、17R ノーズパッド
18 眼鏡収納空間
20 定規
30 平板
40 眼鏡ケース
40u 眼鏡ケース上部分
40d 眼鏡ケース下部分
41 眼鏡ケース素材
50 撮影ユニット
60 眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置
61 入力ユニット
62 サイズ決定ユニット
63 輪郭抽出ユニット
64 切削ライン生成ユニット
64a 反転ユニット
64b 重畳画像生成ユニット
64c 最外郭輪郭抽出ユニット
64d 切削ラインユニット
65 出力ユニット
70 NCデバイス
71 NC機械
81 入力通信回線
82 出力通信回線
100 輪郭
101 輪郭
102 反転輪郭
103 輪郭
200 切削ライン
201 切削ライン

Claims (2)

  1. 対象となる眼鏡と定規を並べて平板上に置き、真上から撮像する撮影ステップと、
    その撮像された、前記眼鏡と定規の複合画像のデータをコンピューターの入力手段へ入力する入力ステップと、
    前記コンピューターのサイズ決定手段が、前記複合画像の中の定規の画像と前記眼鏡の画像を利用して、前記対象となる眼鏡のサイズを決定するサイズ決定ステップと、
    前記コンピューターの輪郭抽出手段が、前記複合画像の中の眼鏡の画像の輪郭を抽出する輪郭抽出ステップと、
    前記コンピューターの切削ライン生成手段が、前記抽出された前記眼鏡の画像の輪郭、又は前記眼鏡の画像から得られる画像の最外郭の輪郭より、あらかじめ決められたマージンだけ大きい切削ラインを生成する切削ライン生成ステップと、
    前記コンピューターの出力手段が、前記切削ラインのデータ及び前記眼鏡のサイズのデータを出力する、出力ステップと、
    を備えたことを特徴とする眼鏡ケース切削ラインデータ作成方法。
  2. 対象となる眼鏡と定規が平板上に並べて置かれた状態で、真上から撮像された前記眼鏡と定規の複合画像のデータを入力する入力ユニットと、
    前記複合画像データの定規の画像と眼鏡の画像を利用して、前記対象となる眼鏡のサイズを決定するサイズ決定ユニットと、
    前記入力された複合画像の中の眼鏡の画像の輪郭を抽出する輪郭抽出ユニットと、
    前記入力された複合画像の眼鏡の画像を左右反転、又は前記抽出された眼鏡の輪郭を左右反転して反転画像又は反転輪郭を生成する、反転ユニットと、
    前記反転画像と、前記複合画像の眼鏡の画像とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成し、又は前記反転輪郭と、前記抽出された眼鏡の輪郭とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成し、又は前記反転画像と、前記抽出された眼鏡の輪郭とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成し、又は前記反転輪郭と、前記複合画像の眼鏡の画像とを対応させながら重ね合わせて重畳画像を生成する重畳画像生成ユニットと、
    前記重畳画像の最外郭の輪郭を更に抽出する、最外郭輪郭抽出ユニットと、
    前記重畳画像の最外郭の輪郭より、あらかじめ決められたマージンだけ大きい切削ラインを生成する、切削ラインユニットと、
    前記切削ラインのデータ及び前記眼鏡のサイズのデータを出力する、出力ユニットと、
    を備えたことを特徴とする眼鏡ケース切削ラインデータ作成装置。
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