JP6526600B2 - ピストン式コンプレッサ - Google Patents

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Description

本発明は、ピストンの往復動により空気等の気体を圧縮するためのピストン式コンプレッサに関する。
空気等の気体を圧縮するために使用されるコンプレッサには、ピストンの往復動によりポンプ室を膨張収縮させるようにしたピストン式がある。特許文献1には、4つのピストンを備えたピストン式コンプレッサが記載されている。このコンプレッサはピストンケースを有し、それぞれピストンが組み込まれる4つのシリンダ孔がピストンケース内に設けられ、4つのシリンダ孔は十字形に同一平面上に配置される。4つのシリンダ孔の中心部に配置されたカム部材が駆動軸に設けられている。駆動軸を回転駆動するための電動モータの主軸が駆動軸と同軸に連結されている。特許文献2には、それぞれピストンが設けられた4つのシリンダを備えた往復動圧縮機が記載されている。この往復動圧縮機においては、モータ軸に固定された偏心軸に4つのピストンが軸方向にずらしてシリンダに設けられている。
特許文献3には2台のポンプを備えたポンプ機構が記載されている。このポンプ機構においては、ポンプ回転軸がベースに平行となるように、2台のポンプはベースの表面側に取り付けられ、ベースの背面側に電動モータが搭載されている。電動モータの駆動軸に取り付けられた駆動輪と、それぞれのポンプ軸に取り付けられたプーリとにはベルトが掛け渡されており、ベルトはベースに設けられた貫通孔を貫いている。特許文献4には、エアタンクに取り付けられる圧縮機本体を備えた往復動圧縮機が記載されている。この往復動圧縮機においては、圧縮機本体と電動モータが相互に平行となってエアタンクに取り付けられ、モータの駆動軸に取り付けられた駆動プーリと、圧縮機本体のクランク軸に取り付けられた従動プーリとにはベルトが掛け渡されている。
特許文献5には、ベルト駆動形往復圧縮機のベルトガードセットが記載されている。この圧縮機本体と電動モータとは相互に平行にベース等に取り付けられている。この圧縮機においては、往復動圧縮機の駆動軸に取り付けられるフライホイールプーリと、モータプーリとにはVベルトが掛け渡されており、それぞれのプーリとVベルトとを覆うベルトガードセットがそれぞれ分割モジュール化して樹脂成形される。
特開2016−23555号公報 特開2009−185789号公報 特開平10−288159号公報 特開2007−92680号公報 特開平8−270565号公報
特許文献1に記載されるように、コンプレッサの駆動軸とこれを回転駆動するための電動モータの駆動軸とを同軸に配置すると、電動モータを含めたコンプレッサの軸方向寸法を小さくすることができない。また、特許文献2に記載されるように、4つのピストンを偏心軸に軸方向にずらして配置すると、モータを含めた往復動圧縮機の軸方向寸法を小さくすることができない。さらに、特許文献3に記載されるように、ベースの表面側に2台のポンプをポンプ回転軸がベースに平行となるように取り付け、ベースの背面側に電動モータを搭載するようにしたポンプ機構においても、ポンプ機構の上下方向の寸法を小さくすることができない。
特許文献4,5に記載された往復動圧縮機においても、電動モータと圧縮機本体とをエアタンク等の部材に取り付ける必要があり、電動モータを含めた圧縮機本体を小型化することができない。しかも、圧縮機本体に複数のシリンダを設けると、それぞれのシリンダに空気を供給する給気配管と、シリンダから吐出される吐出配管とを圧縮機本体の周囲に這い回す必要があり、往復動圧縮機の構造が複雑となる。さらに、それぞれの配管が圧縮機本体の駆動時に振動源となり、往復動圧縮機からの振動騒音が大きくなる。
本発明の目的は、ピストン式コンプレッサの小型化および薄型化を図ることにある。
本発明のピストン式コンプレッサは、ポンプ室を膨張収縮する複数のピストンが設けられたシリンダブロックと、それぞれ前記ピストンに対向して前記シリンダブロックの外周面に取り付けられ前記ポンプ室に連通する吸気連通孔および吐出連通孔が設けられた複数のアダプタと、前記ピストンを駆動する駆動軸とを有するコンプレッサ組立体を備えたピストン式コンプレッサであって、前記駆動軸を駆動する電動モータの主軸と前記駆動軸とが貫通し、前記シリンダブロック、それぞれの前記アダプタおよび前記電動モータが表面側に装着された支持プレートと、前記支持プレートの背面側に配置され、前記主軸の回転を前記駆動軸に伝達する動力伝達機構と、前記支持プレートを介して前記コンプレッサ組立体の背面に取り付けられ、前記吐出連通孔に連通しそれぞれの前記ポンプ室で圧縮された気体を被供給部材に供給する吐出流路が形成された流路部材と、を有する。
コンプレッサ組立体と電動モータが支持プレートの表面側に装着され、電動モータの主軸の回転をコンプレッサ組立体の駆動軸に伝達するための動力伝達機構は支持プレートの背面側に配置されるので、支持プレートに垂直な方向におけるピストン式コンプレッサの厚み寸法を小さくすることができる。これにより、ピストン式コンプレッサを小型化および薄型化することができる。
一実施の形態であるピストン式コンプレッサの一方面側を示す斜視図である。 図1の他方面側を示す斜視図である。 図1の一方面側を示す正面図である。 図2の他方面側を示す正面図である。 図1の左側面図である。 図5におけるA−A線拡大断面図である。 図5におけるB−B線断面図である。 図3におけるC−C線拡大断面図である。 図8に示されたコンプレッサ組立体の斜視図である。 (A)は図3におけるD部拡大正面図であり、(B)は(A)の矢印E方向の側面図である。 (A)は図10(B)におけるF−F線断面図であり、(B)は(A)におけるG-G線断面図である。 (A)は図11(B)における矢印H−H線断面図であり、(B)は(A)におけるI−I線断面図である。 コンプレッサ組立体の変形例を示す正面図である。 図13におけるJ−J線断面図である。 図14の斜視図である。 他の実施の形態であるピストン式コンプレッサの一方面側を示す斜視図である。 図16の他方面側を示す斜視図である。 図16の一方面側を示す正面図である。 図17の他方面側を示す正面図である。 図16の左側面図である。 図20におけるK−K線断面図である。 図20におけるL−L線断面図である。 図18におけるM−M線断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。それぞれの図においては、共通の機能を有する部材には、同一の符号が付されている。
図1〜図5に示されるように、ピストン式コンプレッサ10aは長方形の支持プレート11を有する。コンプレッサ組立体12と電動モータ13が支持プレート11の一方面11aの側に装着される。電動モータ13は、アウターロータ型であり、電動モータ13の主軸14は支持プレート11を貫通して他方面11b側に突出し、駆動側回転体としての駆動プーリ15が主軸14の先端部に固定される。コンプレッサ組立体12の駆動軸16が支持プレート11を貫通して他方面11b側に突出し、従動側回転体としての従動プーリ17が駆動軸16の先端に固定される。明細書において、支持プレート11は、コンプレッサ組立体12と電動モータ13が装着される一方面11aを表面とし、反対側の他方面11bを背面とする。
動力伝達部材としてのタイミングベルト18が駆動プーリ15と従動プーリ17とに掛け渡され、タイミングベルト18を介して電動モータ13により駆動軸16が回転駆動される。駆動プーリ15および従動プーリ17の両方のプーリとタイミングベルト18は、支持プレート11の背面側に配置される。両方のプーリと、タイミングベルト18とにより、電動モータ13の主軸14の回転トルクを駆動軸16に伝達するための動力伝達機構19が形成される。流路部材20が支持プレート11の背面に取り付けられる。流路部材20は、図4に示されるように、従動プーリ17を囲むように支持プレート11の左右両側辺に沿って延在する平行部20aと、これらの平行部20aの一端部に一体となった連結部20bとを有している。流路部材20は、2つの平行部20aと1つの連結部20bとによって構成される。コンプレッサ組立体12から吐出された気体を外部に案内するための流路が、流路部材20に設けられている。流路部材20は横断面が四角形の部材により形成されており、流路部材20を支持プレート11に取り付けることにより、支持プレート11の強度が高められる。これにより、支持プレート11を薄い板材で構成することができる。
図6および図8に示されるように、コンプレッサ組立体12はシリンダブロック21を備えており、シリンダブロック21は外周面が六角形となっている。カム収容室22がシリンダブロック21の中央部に設けられ、カム部材23がカム収容室22内に組み込まれる。カム部材23は駆動軸16に取り付けられ、カム部材23は駆動軸16により回転駆動される。図8に示されるように、駆動軸16の回転中心軸Oが支持プレート11に対して垂直方向に取り付けられ、支持プレート11の背面側に突出する。6つのシリンダ孔24が、シリンダブロック21にカム収容室22を横切り方向に設けられている。シリンダ孔24は、シリンダブロック21の外周面に沿う方向に60度置きに、シリンダブロック21に設けられている。6つのシリンダ孔24のうち、同軸状に設けられる2つのシリンダ孔24は対となっており、3対のシリンダ孔24がシリンダブロック21に設けられている。シリンダ孔24の中心軸は、駆動軸16の回転中心軸Oに対して直交する。シリンダ孔24は、内方端がカム収容室22に連通し、外方端がシリンダブロック21の外周面に開口する。
シリンダブロック21は6つの装着面25を有し、シリンダ孔24の外方端は装着面25に開口している。アダプタ26がそれぞれの装着面25にねじ部材27により取り付けられる。アダプタ26は、装着面25に当接される磁石ホルダ28と、磁石ホルダ28に取り付けられる流路プレート29とを有している。磁石ホルダ28と流路プレート29は、それぞれ樹脂やアルミニウム合金等の非磁性材料により形成される。
ピストン31がそれぞれのシリンダ孔24に往復動自在に装着され、シリンダブロック21は6つのピストン31を有している。ピストン31は、樹脂やアルミニウム合金等の非磁性材料により形成される。ピストン31の頂部はアダプタ26に対向し、ピストン31の底部はカム部材23に対向する。ポンプ室32がピストン31とアダプタ26の磁石ホルダ28とにより区画される。ピストン31がアダプタ26に向けて移動するとポンプ室32は収縮し、ピストン31がカム部材23に向けて移動するとポンプ室32は膨張する。6つのピストン31のうち、同軸状に配置される2つのピストン31は対となっている。
永久磁石からなるピストン磁石33がそれぞれのピストン31の頂部に埋め込まれている。ピストン磁石33は、ピストン31の頂部に露出しアダプタ26に対向する対向面を有している。永久磁石からなるアダプタ磁石34が磁石ホルダ28に設けられている。アダプタ磁石34は、磁力発生部材を構成しており、磁石ホルダ28に埋め込まれ、磁石ホルダ28の内面に露出してピストン磁石33の露出面に対向する対向面を有している。アダプタ磁石34は、図6および図8に示されるように、長方形の棒状となっており、駆動軸16に平行に配置される。アダプタ磁石34の形状は、長方形の棒状に限られず、円柱状または楕円でもよい。
アダプタ磁石34の対向面は、ピストン磁石33の対向面と同極性となっている。これにより、アダプタ磁石34は、ピストン磁石33に対して反発する磁力を加え、ピストン31にポンプ室32を膨張させる方向の推力つまり膨張磁力を加える。
図6および図8に示されるように、回転体35がそれぞれのピストン31の底部に回転自在に装着される。回転体35は、ピストン31に取り付けられる支持ピン36により支持される。回転体35としては、ボール軸受が用いられており、支持ピン36に固定される内側環状部材と、その外側に多数のボールを介して回転自在に装着される外側環状部材とを有している。
カム面37がカム部材23の外周面に設けられており、カム面37は、回転体35の外周面に転がり接触する。カム面37は、図6に示されるように、最大半径の2つの長径部と、最小半径の2つの短径部とを有し、ピストン31の移動軌跡がサイン曲線となるような形状である。カム部材23が駆動軸16により回転駆動されると、ピストン31は、アダプタ26に最も近づく位置から最も遠ざかる位置との間を往復動する。駆動軸16は、図8に示されるように、シリンダブロック21に取り付けられた軸受38に回転自在に支持される。
図6においては、カッコ書きで符号a、bが付された2つのピストン31(a)、31(b)は対となっており、2つのピストン31(a)、31(b)の回転体35がカム面37の長径部に転がり接触した状態を示す。このときには、2つのピストン31(a)、31(b)は、アダプタ26に最も近づく。この最も近づく位置に向けてピストン31が移動するときには、ピストン磁石33とアダプタ磁石34との反発力に抗して2つのピストン31(a)、31(b)がアダプタ26に向けて移動し、ポンプ室32が収縮される。
カム部材23が図6に示される位置から90度回転すると、カム面37の短径部が2つのピストン31(a)、31(b)の回転体35と転がり接触する。このときには、2つのピストン31(a)、31(b)は、アダプタ26から最も遠ざかる。カム面37の長径部が回転体35に接触した位置から短径部が接触する位置に向けてカム部材23が回転するときには、ピストン磁石33とアダプタ磁石34との反発力により、ピストン31はアダプタ26に対して最も近づく位置から最も遠ざかる位置に移動する。これにより、ポンプ室32が膨張する。他の対のピストン31についても同様である。
このように、アダプタ磁石34がそれぞれのピストン31に対してポンプ室32を膨張させる方向の磁力を加えた状態のもとで、カム部材23のカム面37と回転体35との転がり接触により、ピストン31は直線往復動する。つまり、カム部材23とピストン31は滑り接触することがない。これにより、カム面37の摩耗発生が防止されて、カム部材23を高速回転させても、コンプレッサ組立体12の高い耐久性を維持できる。
さらに、対をなすピストン31は同時に外側に向けて、または2つ同時に内側に向けて動くので、対をなす2つのピストン31の重心は偏心することなく一定位置を保つ。したがって、6つのピストン31の動的バランスが高められ、振動発生を抑制しつつ高速動作させることが可能となる。
全てのシリンダ孔24の中心軸は1点で交差しているので、1つのカム部材23によって全てのピストン31を駆動することができる。さらに、それぞれのピストン31は駆動軸16に対して直角方向に往復動する。したがって、シリンダブロック21の駆動軸16の方向の寸法を小さくすることができる。このように、小型のシリンダブロック21により所望のポンプ室容積を得ることができるので、コンプレッサ10aを小型化することができる。
しかも、電動モータ13はアウターロータ型であり、図5に示されるように、電動モータ13の主軸14の軸方向における厚み寸法は、シリンダブロック21の厚み寸法に近くなっている。コンプレッサ組立体12は電動モータ13の径方向外方に配置されて支持プレート11の表面側に装着され、駆動軸16と主軸14とが平行に配置されて支持プレート11を貫通する。また、動力伝達機構19は支持プレート11の背面側に配置される。したがって、駆動軸16と主軸14とを同軸状に配置する形態と相違して、本発明においてはコンプレッサ10aの駆動軸16の軸方向の寸法つまり厚み寸法は小さいので、コンプレッサ10aを小型化、薄型化することができる。
さらに、主軸14を駆動軸16に同軸状に連結する形態の場合には、主軸14の回転を円滑に駆動軸16に伝達するために、両方の軸の組立精度を高める必要がある。これに対して、本発明においては、主軸14と駆動軸16を平行配置にすることにより、主軸14と駆動軸16の平行度に誤差が発生しても、その誤差をタイミングベルト18により吸収することができる。これにより、コンプレッサ組立体12と電動モータ13の組立精度を高める必要がなく、コンプレッサ10aの組立作業性を高めることができる。また、駆動プーリ15と従動プーリ17との径を相違させることにより、モータ回転数を変化させることなく、駆動軸16の回転数や回転トルクが相違する多種類のコンプレッサ10aを組み立てることができる。なお、動力伝達部材としてのタイミングベルト18に代えて、Vベルトや平ベルトを使用したり、チェーンを使用したりすることもできる。チェーンが使用されるときには、駆動プーリ15と従動プーリ17に代えてスプロケットが回転体として使用される。
駆動軸16が電動モータ13により回転駆動されて、ポンプ室32がピストン31によって膨張されると、外部から気体がポンプ室32に供給される。一方、ポンプ室32がピストン31によって収縮されると、ポンプ室32内の気体が外部に吐出される。図8に示されるように、息付き孔40がシリンダブロック21に設けられ、ポンプ室32の膨張収縮に伴って外気が給排される。
図10(A)は図3におけるD部拡大正面図であり、アダプタ26を拡大して示す。図10(B)は図10(A)における矢印E方向から見たアダプタ26の外面を示す側面図である。図11(A)は図10(B)におけるF−F線断面図であり、アダプタ26の断面を示す。図11(B)は図11(A)におけるG-G線断面図であり、磁石ホルダ28の内面を示す。図12(A)は図11(B)における矢印H−H線断面図であり、図12(B)は図12(A)におけるI−I線断面図である。
図3において、符号aがカッコ書きで示されたアダプタ26(a)は、図6および図8に示されたピストン31(a)に対向し、符号bがカッコ書きで示されたアダプタ26(b)は、ピストン31(b)に対向する。
図11(A)に示されるように、それぞれポンプ室32に連通する吸気孔41と、吐出孔42が磁石ホルダ28に設けられている。吸気孔41は流路プレート29に設けられた吸気連通孔43に連通し、吐出孔42は流路プレート29に設けられた吐出連通孔44に連通する。吸気連通孔43と吐出連通孔44は、図12(A)に示されるように、流路プレート29の取付面45に開口する。取付面45は支持プレート11の表面に密着して取り付けられる。吸気連通孔43は、図4および図7に示されるように、支持プレート11に設けられた吸気ポート46を介して外気に連通する。図6に示した対をなす2つのピストン31(a)、31(b)のポンプ室32に連通する吸気連通孔43は、流路部材20を貫通する吸気ポート46を介して外部に連通する。他のピストン31のポンプ室32は、支持プレート11に設けられた吸気ポート46により外部に直接連通する。
一方、吐出連通孔44は、図7に示されるように、支持プレート11を貫通し、流路部材20に設けられた吐出孔47に連通する。それぞれの吐出孔47は、流路部材20に設けられた吐出流路48に連通しており、全てのポンプ室32から吐出された気体は、吐出流路48の吐出ポート49から外部に供給される。吐出ポート49に連通する継手50が流路部材20に取り付けられ、図示しないホースやパイプ等からなる配管が継手50に取り付けられる。それぞれのポンプ室32から吐出された気体は、配管により被供給部材に供給される。
このように、全てのポンプ室32から吐出される気体を1つの流路部材20に集合させて外部に案内するようにしたので、シリンダブロック21に複数本の配管を設けることが不要となり、コンプレッサ10aを小型化することができる。
図11(A)に示されるように、吸気用の逆止弁51が吸気孔41に装着され、吐出用の逆止弁52が吐出孔42に装着される。それぞれの逆止弁51,52は、図11(A)に示されるように、磁石ホルダ28に取り付けられる基部53と、これよりも大径の弾性変形部54とを有している。吸気用の逆止弁51は、ポンプ室32が膨張するときには吸気孔41を開放する。これにより、吸気ポート46から流入した気体である外気がポンプ室32に供給される。これに対し、ポンプ室32が収縮するときには逆止弁51は吸気孔41を閉じる。一方、吐出用の逆止弁52は、ポンプ室32が膨張するときには吐出孔42を閉じる。これに対し、ポンプ室32が収縮するときには、吐出用の逆止弁52は吐出孔42を開放する。これにより、全てのポンプ室32から吐出された気体は、吐出ポート49から外部に吐出される。
なお、吸気ポート46は、支持プレート11の背面側で外部に開口しているが、吸気孔41に連通する吸気ポートを流路プレート29に設けても良い。その場合には、外気が支持プレート11の表面側からポンプ室32に吸入される。
図13は、変形例であるコンプレッサ組立体12aを示す正面図であり、図14は図13におけるJ−J線断面図であり、図15は図14の斜視図である。コンプレッサ組立体12aは、上述したコンプレッサ組立体12と同様に、支持プレート11の表面側に装着され、コンプレッサ組立体12aの径方向外方に位置させて電動モータ13が支持プレート11の表面側に装着される。電動モータ13の回転トルクは、上述した場合と同様に、支持プレート11の背面側に配置される動力伝達機構19により駆動軸16に伝達される。シリンダブロック21とこれに組み込まれるピストン31等の構造は、図1〜図9に示したコンプレッサ組立体12と同様であり、重複した説明は省略する。
コンプレッサ組立体12aは、上述したコンプレッサ組立体12と同様に、6つのシリンダ孔24が設けられたシリンダブロック21を有している。アダプタ26aが6つの装着面25に装着され、磁力発生部材としてのソレノイド55がアダプタ26aに設けられている。ソレノイド55は、鉄心56が組み込まれたボビン57を有し、ボビン57の外側にはコイル58が巻き付けられている。図14に示されるように、コイル58の接続端子59がアダプタ26aの外部に突出しており、接続端子59に接続される図示しない給電プラグを介して、外部からコイル58に電力が供給される。
図13〜図15に示したコンプレッサ組立体12aを有するピストン式コンプレッサにおいては、電力がコイル58に供給され、ソレノイド55は、ピストン磁石33に対して反発する磁力を発生する。これにより、それぞれポンプ室32を膨張させる方向の推力つまり膨張磁力が複数のピストン31に加えられる。このコンプレッサ組立体12aにおいては、コイル58に対する電力量や通電タイミングを制御することにより、ソレノイド55によりピストン磁石33に加えられる反発力の強度と、磁力を発生させるタイミングとをカム部材23の回転位置に応じて変化させることができる。
上述したアダプタ26が磁石ホルダ28と流路プレート29とにより形成されているのに対し、アダプタ26aはソレノイド55が組み込まれるブロック材を有している。このブロック材には、図10〜図12に示した吸気孔41や吐出孔42等が設けられており、ポンプ室32には外部から空気が供給され、圧縮された気体は流路部材20の吐出ポート49から外部に吐出される。
図16〜図23は、他の実施の形態であるピストン式コンプレッサ10bを示す。このコンプレッサ10bは、上述したコンプレッサ10aが単体のコンプレッサ組立体12を有しているのに対し、第1と第2の2つのコンプレッサ組立体12bを有している。両方のコンプレッサ組立体12bは、支持プレート11の表面に装着され、支持プレート11の表面に装着される電動モータ13により駆動される。コンプレッサ組立体12と同様に、駆動側回転体としての駆動プーリ15が電動モータ13の主軸14に装着され、従動側回転体としての従動プーリ17が両方の駆動軸16に装着される。動力伝達部材としてのタイミングベルト18は、駆動側の駆動プーリ15と従動側の2つの従動プーリ17に掛け渡されており、駆動プーリ15および従動プーリ17とタイミングベルト18により、動力伝達機構19が構成される。動力伝達機構19は、支持プレート11の背面側に配置され、流路部材20が支持プレート11の背面に装着される。図16〜図23に示されたコンプレッサ10bにおいて、上述したコンプレッサ10aを構成する部材と同様の部材については重複した説明を省略する。
図21および図23に示されるように、2つのコンプレッサ組立体12bは相互に同様の構造である。カム収容室22に連通するシリンダ孔24が、それぞれのシリンダブロック21に設けられており、シリンダ孔24はシリンダブロック21の外周面に沿う方向に120度置きにシリンダブロック21に設けられている。シリンダ孔24は、上述したコンプレッサ組立体12と同様に、内方端がカム収容室22に連通し、外方端がシリンダブロック21の外周面に開口する。両方のコンプレッサ組立体12bにおける1つのピストン31は、符号31(a)、31(b)で示すように、一直線状に配置されている。
シリンダブロック21は3つの装着面25を有し、シリンダ孔24の外方端は装着面25に開口している。アダプタ26がそれぞれの装着面25に装着され、それぞれのアダプタ26は、図10〜図12に示したものと同様の構造であり、ピストン31も同様の構造である。
図19および図22に示されるように、吸気ポート46が支持プレート11に設けられ、それぞれの吸気ポート46は、アダプタ26に設けられた吸気連通孔43を介して吸気孔41に連通している。吐出孔47が流路部材20に設けられ、それぞれの吐出孔47は、アダプタ26に設けられた吐出連通孔44を介して吐出孔42に連通し、流路部材20に設けられた吐出流路48に連通している。図21に示されるように、外周面に沿う方向に隣り合う装着面25の間には、凹溝61が設けられており、シリンダブロック21の放熱性が高められている。
電動モータ13が駆動されると、タイミングベルト18を介して両方の駆動軸16によりそれぞれのカム部材23が回転駆動される。カム部材23が回転駆動されると、ピストン31はアダプタ磁石34とピストン磁石33の反発力に抗してポンプ室32を収縮させる。これにより、ポンプ室32内の気体は、逆止弁52を通過しアダプタ26内の流路を介して流路部材20の吐出流路48に流入する。吐出流路48には6つのポンプ室32から吐出された気体が全て流入する。吐出流路48に流入した気体は、吐出ポート49から外部の被供給部材に供給される。
コンプレッサ組立体12bは、磁力発生部材としてアダプタ磁石34が用いられているが、図13〜図15に示したコンプレッサ組立体12aと同様に、アダプタ磁石34に代えてソレノイド55をアダプタに設けると、磁力発生部材をソレノイドとした形態のコンプレッサ組立体となる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上述したピストン式コンプレッサ10a,10bにおいては、空気を圧縮して被供給部材に供給するために使用されるが、窒素ガス等の他の気体を圧縮して被供給部材に供給するためにそれぞれのコンプレッサを適用することができる。
10a、10b ピストン式コンプレッサ
11 支持プレート
12、12a、12b コンプレッサ組立体
13 電動モータ
14 主軸
15 駆動プーリ
16 駆動軸
17 従動プーリ
18 タイミングベルト
19 動力伝達機構
20 流路部材
21 シリンダブロック
22 カム収容室
23 カム部材
24 シリンダ孔
26、26a アダプタ
28 磁石ホルダ
29 流路プレート
31 ピストン
32 ポンプ室
33 ピストン磁石
34 アダプタ磁石
35 回転体
37 カム面
41 吸気孔
42 吐出孔
46 吸気ポート
47 吐出孔
48 吐出流路
49 吐出ポート
55 ソレノイド

Claims (10)

  1. ポンプ室を膨張収縮する複数のピストンが設けられたシリンダブロックと、それぞれ前記ピストンに対向して前記シリンダブロックの外周面に取り付けられ前記ポンプ室に連通する吸気連通孔および吐出連通孔が設けられた複数のアダプタと、前記ピストンを駆動する駆動軸とを有するコンプレッサ組立体を備えたピストン式コンプレッサであって、
    前記駆動軸を駆動する電動モータの主軸と前記駆動軸とが貫通し、前記シリンダブロック、それぞれの前記アダプタおよび前記電動モータが表面側に装着された支持プレートと、
    前記支持プレートの背面側に配置され、前記主軸の回転を前記駆動軸に伝達する動力伝達機構と、
    前記支持プレートを介して前記コンプレッサ組立体の背面に取り付けられ、前記吐出連通孔に連通しそれぞれの前記ポンプ室で圧縮された気体を被供給部材に供給する吐出流路が形成された流路部材と、
    を有するピストン式コンプレッサ。
  2. 請求項1記載のピストン式コンプレッサにおいて、
    前記支持プレートは、背面に開口され前記吸気連通孔に連通する吸気ポートを備え、前記吸気連通孔を介して前記ポンプ室へ外気が供給される、ピストン式コンプレッサ。
  3. 請求項1または2記載のピストン式コンプレッサにおいて、
    前記吐出連通孔は、前記支持プレートを貫通し、前記流路部材に設けられた吐出孔と直接連通し、前記吐出流路に連通する、ピストン式コンプレッサ。
  4. 請求項1または2記載のピストン式コンプレッサにおいて、
    前記流路部材には、前記吐出連通孔にそれぞれ連通する吐出孔と、
    それぞれの前記吐出孔が連通する前記吐出流路とが、備えられ、
    前記ポンプ室で圧縮された気体を前記吐出流路に集合させて被供給部材に供給する、ピストン式コンプレッサ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のピストン式コンプレッサにおいて、
    前記流路部材は、前記支持プレートの左右両側辺に沿って延在する複数の平行部と、
    前記平行部の一端に一体となった連結部とが構成される、ピストン式コンプレッサ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のピストン式コンプレッサにおいて、
    前記シリンダブロックに設けられたカム収容室に配置され、前記駆動軸により回転駆動されるカム部材と、
    前記ピストンに設けられ、前記カム部材のカム面に転がり接触して前記ピストンに前記ポンプ室が収縮する方向の推力を加える回転体と、を有し、
    それぞれの前記ピストンにピストン磁石を設け、
    前記ピストン磁石に反発する磁力を加えることにより前記ピストンに前記ポンプ室が膨張する方向の推力を加える磁力発生部材を、それぞれの前記アダプタに設けた、ピストン式コンプレッサ。
  7. 請求項6記載のピストン式コンプレッサにおいて、前記磁力発生部材は、アダプタ磁石またはソレノイドである、ピストン式コンプレッサ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のピストン式コンプレッサにおいて、前記コンプレッサ組立体は、シリンダ孔が6つ設けられたシリンダブロックを有する、ピストン式コンプレッサ。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のピストン式コンプレッサにおいて、それぞれシリンダ孔が3つ設けられたシリンダブロックを有する2つのコンプレッサ組立体を備えた、ピストン式コンプレッサ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のピストン式コンプレッサにおいて、前記動力伝達機構は、前記主軸に固定される駆動側回転体と、前記駆動軸に固定される従動側回転体と、前記駆動側回転体と前記従動側回転体に掛け渡される動力伝達部材を備えた、ピストン式コンプレッサ。
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