JP6526401B2 - 電子書籍配信システム、電子書籍配信方法、及び電子書籍閲覧プログラム - Google Patents

電子書籍配信システム、電子書籍配信方法、及び電子書籍閲覧プログラム Download PDF

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本発明は、インターネット等の通信ネットワーク上に配置された配信サーバーから、ユーザーが使用するユーザー端末へ、複数のページから構成される電子書籍を配信する電子書籍配信システム及び電子書籍配信方法と、ユーザー端末において電子書籍閲覧を実行させる電子書籍閲覧プログラムとに関する。
近年、書籍を電子化した電子書籍が普及しており、この電子書籍はインターネットを介して利用者に販売され、パーソナルコンピューターや携帯電話、スマートフォンの他、閲覧専用端末である電子書籍ビューアなどを用いて閲覧することができる(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示された技術は、電子書籍が、サーバーによりネットワーク上に公開され、電子書籍ビューアから行われる電子書籍のコンテンツデータの取得要求に応じて電子書籍表示装置に配信される。この電子書籍システムでは、電子書籍データの全てを端末装置側に保存する必要がなく、動画のストリーミング放送のように、ユーザーが所望するデータを順次ダウンロードして表示する。これにより、端末装置側の記録容量を節約することが可能となる。
特開2007−156783号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような電子書籍システムでは、通常、雑誌単位、又は書籍単位にてコンテンツが販売されているため、例えば、複数の書籍の好きなページだけを自由に読みたい、というような要望には応えることができず、また、ユーザーは書籍単位で課金されることから、書籍に読まないページが含まれている場合にも、書籍全体の代金を支払わなければならず、ユーザーの負担が大きいという問題もあった。
そこで、本発明は、上記のような問題を解決するものであり、電子書籍の配信サービスにおいて、電子書籍の閲覧に対する課金方法の多様化を図るとともに、ユーザーの自由度の高い閲覧を可能とし、電子書籍販売サービスの積極的な利用を促進できる電子書籍配信システム、電子書籍配信方法、及び電子書籍閲覧プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、通信ネットワーク上に配置された配信サーバーから、ユーザーが使用するユーザー端末へ、複数のページから構成される電子書籍を配信する電子書籍配信システムであって、
配信サーバー上において、各電子書籍に関する既読ページ及び未読ページを閲覧履歴として、ユーザー毎に管理するページ管理部と、
未読ページから既読ページへと切り替える(読み進める)ことが可能なページ数を、進行可能ポイントとしてユーザー毎に管理するポイント管理部と、
ユーザー端末において、ユーザーの閲覧履歴及び進行可能ポイントを参照し、未読ページから既読ページへと切り替えられた進行ページ数のカウント及び進行可能ポイントの増減を制御するとともに、その進行可能ポイントに応じて、電子書籍のページを順次表示可能にする閲覧進行処理を規制する閲覧進行制御部と、
閲覧進行制御部による規制に従って、ユーザー端末において、ユーザーによる電子書籍のページを捲る動作により、閲覧進行処理を実行する閲覧部と、
ユーザーの閲覧進行処理により、進行ページ数のカウント、及び進行可能ポイントの増減を行う閲覧カウント部とを備える。
また、他の発明は、通信ネットワーク上に配置された配信サーバーから、ユーザーが使用するユーザー端末へ、複数のページから構成される電子書籍を配信する電子書籍配信方法であって、
(1)配信サーバー上において、ページ管理部が、各電子書籍に関する既読ページ及び未読ページを閲覧履歴として、ユーザー毎に管理するとともに、ポイント管理部が、未読ページから既読ページへと切り替えが可能なページ数を、進行可能ポイントとしてユーザー毎に管理する管理ステップと、
(2)ユーザー端末において、ユーザーの閲覧履歴及び進行可能ポイントを参照し、未読ページから既読ページへと切り替えられた進行ページ数のカウント及び進行可能ポイントの増減を制御するとともに、その進行可能ポイントに応じて、電子書籍のページを順次表示可能にする閲覧進行処理を規制する閲覧進行制御ステップと、
(3)閲覧進行制御ステップに従い、ユーザー端末において、ユーザーによる電子書籍のページを捲る動作により、閲覧部が、閲覧進行処理を実行するとともに、閲覧カウント部が、閲覧進行処理に伴う、進行ページ数のカウント、及び進行可能ポイントの増減を行う閲覧ステップと、
を備える。
これらの発明では、例えば、多数の電子書籍を配信サーバー上に保存しておき、自由にアクセスできるようにしたうえで、未読ページを閲覧させ、未読ページだったページから既読ページへの切り替えをページ毎に許可する進行可能ポイントをユーザーに配布するなどのサービス形態が可能となる。すなわち、未読ページを閲覧して新たに読み進んだページ分だけ、進行可能ポイントが消費されることとなり、既に読んだページに戻って読み返しても進行ポイントは消費されないなどのサービス形態が可能となる。
このような発明によれば、進行可能ポイントをユーザーに付与し、それに応じた電子書籍の閲覧をページ単位で規制することで、サービス提供者側にあっては、進行可能ポイントを無料で配布したり、有料で販売したりするなど、電子書籍の閲覧に対する課金方法の多様化を図ることができる。一方、ユーザーにあっては、進行可能ポイントを購入することで、好きな電子書籍をページ単位で閲覧できるため、書籍単位で購入する場合に比べて、自由度の高い電子書籍の閲覧が可能となる。
また、上記発明では、各電子書籍に関する既読ページや未読ページは閲覧履歴として配信サーバーで管理され、また進行可能ポイントも配信サーバーで管理されるため、ユーザー端末側で閲覧履歴や進行可能ポイントを管理する必要がなく、その結果、ユーザー端末側での処理負担を軽減できると共に、一人のユーザーが複数の端末で当該サービスを利用したりすることも可能となる。
上記発明において、ポイント管理部は、電子書籍配信に関する一定の条件を満たすか否かを監視する監視部と、監視部による監視結果に応じて、進行可能ポイントを増減させるポイント増減部とを有する。
この場合には、例えば、一日に所定の進行可能ポイントを無料ポイントとして配布するようなサービス形態を採った場合に、ポイント増減部によって、毎日、無料で電子書籍の所定ページ分を回復させ、試し読みさせることができる。その結果、本サービスの利用頻度を向上させて、ユーザーに対して、より多くの電子書籍に興味を持たせることができるので、電子書籍販売サービスの積極的な利用を促進できる。
上記発明において、進行可能ポイントは、先行消費ポイントと、それ以外の所有用ポイントとに分けることができる。
この場合には、例えば、無料ポイントを配布するようなサービス形態を採った場合に、ユーザーが無料ポイントと、購入した有料ポイントの両方を有するようなときには、無料ポイントを「先行消費ポイント」として、購入した「所有用ポイント」よりも優先的に消費されるように、増減処理を規制することができる。これにより、ユーザーの負担をできるだけ軽減し、配信サービスをより利用しやすいものとすることができる。
上記発明において、ユーザーが取得したアイテムに応じて、例外的な閲覧進行処理を実行するアイテムモード実行部をさらに備え、アイテムモード実行部は、取得されたアイテムの種別に応じて、進行ページ数のカウント及び進行可能ポイントの増減に係る制御を変更するとともに、閲覧部における閲覧進行処理の規制を変更することができる。
この場合には、例えば、「特定時間・読み放題」といったように、一定時間内であればポイントの消費を気にせずに閲覧できるというような販売モードをアイテムとしてユーザーに提供することができる。そして、このアイテムを購入したときには、その特定時間中は、進行可能ポイントが消費されない代わりに、進行ページ数のカウントを停止して、そのアイテムモード中に閲覧したページが既読ページには切り替わらないようにすることも可能である。これにより、アイテムモード終了後にそのページを読み返すときには、改めて進行可能ポイントが消費されるようにし、アイテムによる閲覧を例外的な処理とし、通常の閲覧と差別化を図るようにしてもよい。
また、上述した本発明に係る電子書籍配信システム、電子書籍配信方法は、所定の言語で記述された電子書籍閲覧プログラムをコンピューター上で実行することにより実現することができる。すなわち、本発明は、通信ネットワーク上に配置された配信サーバーから配信される、複数のページから構成される電子書籍を、ユーザーが使用するユーザー端末で閲覧する電子書籍閲覧プログラムであって、
(1)ユーザー端末に、配信サーバー上において管理されている各電子書籍に関する既読ページ及び未読ページを閲覧履歴として参照するとともに、配信サーバー上において管理されている、未読ページから既読ページへと切り替えが可能なページ数を、進行可能ポイントとして参照する参照ステップと、
(2)参照ステップによる参照結果に基づいて、未読ページから既読ページへと切り替えられた進行ページ数のカウント及び進行可能ポイントの増減を制御するとともに、その進行可能ポイントに応じて、電子書籍のページを順次表示可能にする閲覧進行処理を規制する閲覧進行制御ステップと、
(3)閲覧進行制御ステップに従い、ユーザーによる電子書籍のページを捲る動作に応じて閲覧進行処理を実行するとともに、閲覧進行処理に伴う進行ページ数のカウント及び進行可能ポイントの増減を実行する閲覧ステップと、
(4)閲覧ステップにおいてカウントされた進行ページ数、及び増減された進行可能ポイントを配信サーバーに通知する通知ステップとを備える処理を実行させる。
上記発明において、管理ステップは、電子書籍配信に関する一定の条件を満たすか否かを監視する監視ステップと、監視部による監視結果に応じて、進行可能ポイントを増減させるポイント増減ステップとを有することができる。
上記発明において、進行可能ポイントは、先行消費ポイントと、それ以外の所有用ポイントとに分けたうえで、先行消費ポイントは、所有用ポイントよりも優先的に増減処理の対象とすることができる。
上記発明において、ユーザーが取得したアイテムに応じて、例外的な閲覧進行処理を実行するアイテムモード実行ステップをさらに備え、アイテムモード実行ステップでは、取得されたアイテムの種別に応じて、進行ページ数のカウント及び進行可能ポイントの増減に係る制御を変更するとともに、閲覧部における閲覧進行処理の規制を変更することができる。
このような電子書籍閲覧プログラムを、ユーザー端末やWebサーバー等のコンピューターやICチップにインストールし、CPU上で実行することにより、上述した各機能を有する電子書籍配信システム、電子書籍配信方法を容易に構築することができる。この電子書籍閲覧プログラムは、例えば、通信回線を通じて配布することが可能であり、また、汎用コンピューターで読み取り可能な記録媒体に記録することできる。記録媒体として、具体的には、フレキシブルディスクやカセットテープ等の磁気記録媒体、若しくはCD−ROMやDVD−ROM等の光ディスクの他、RAMカードなど、種々の記録媒体に記録することができる。そして、この電子書籍閲覧プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体によれば、汎用のコンピューターや専用コンピューターを用いて、上述した電子書籍配信システム、電子書籍配信方法を簡便に実施することが可能となるとともに、電子書籍閲覧プログラムの保存、運搬及びインストールを容易に行うことができる。
以上述べたように、この発明によれば、電子書籍の配信サービスにおいて、電子書籍の閲覧に対する課金方法の多様化を図るとともに、ユーザーの自由度の高い閲覧を可能とし、電子書籍販売サービスの積極的な利用を促進できる。
実施形態に係る電子書籍配信システムの全体構成を示す概念図である。 実施形態に係る電子書籍配信サーバーの内部構成を示すブロック図である。 実施形態に係る各種データベースのデータ構成を示す説明図である 実施形態に係るユーザー端末の内部構成を示すブロック図である。 実施形態に係る電子書籍閲覧アプリケーション実行時のポイント情報に関する表示画面を示す説明図である。 (a)及び(b)は、実施形態に係る電子書籍の閲覧時における表示画面を示す説明図である。 実施形態に係る電子書籍配信方法の全体動作を示すシーケンス図である。 実施形態に係る閲覧進行処理を示すフローチャート図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る電子書籍配信システムの実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る電子書籍配信システムの全体構成を示す概念図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電子書籍配信システムは、通信ネットワーク5上に配置された電子書籍配信サーバー2から、ユーザーが使用するユーザー端末1へ、複数のページから構成される電子書籍を配信するシステムであって、通信ネットワーク5上には、各ユーザーが所持するユーザー端末1と、電子書籍配信サーバー2とが備えられている。
通信ネットワーク5は、無線通信網を含み、通信プロトコルTCP/IPを用いて種々の通信回線(電話回線やISDN回線、ADSL回線、光回線などの公衆回線、専用回線、4G、LTE、3Gなど無線通信網)を相互に接続して構築される分散型の通信ネットワークであり、この通信ネットワーク5には、10BASE−Tや100BASE−TX等によるイントラネット(企業内ネットワーク)や家庭内ネットワークなどのLANなども含まれる。
無線基地局6は、中継装置7を通じて通信ネットワーク5に接続され、ユーザー端末1との間で無線通信接続を確立し、ユーザー端末1による通話やデータ通信を提供する装置である。中継装置7は、通信ネットワーク5に接続するためのモデムやターミナルアダプタ、ゲートウェイ装置等のノード装置であり、通信経路の選択や、データ(信号)の相互変換を行い、無線基地局6と、通信ネットワーク5との間における中継処理を行う。この中継装置7には、Wi−Fi(登録商標)ルーターやアクセスポイント装置の機能も含まれ、ユーザー端末1と無線通信を行っている。
電子書籍配信サーバー2は、通信ネットワーク5上に配置されて、ユーザー管理、データ収集管理など、システム全体を管理・制御するコンテンツサーバー装置である。また、電子書籍配信サーバー2には、Webサーバーが含まれ、WWW(World Wide Web)等のドキュメントシステムにおいて、HTML(HyperText Markup Language)ファイルや画像ファイル、音楽ファイルなどの情報送信を行うサーバーコンピューター或いはその機能を持ったソフトウェアであり、HTML文書や画像などの情報を蓄積しておき、ユーザー端末1上で実行されるアプリケーションの要求に応じて、電子書籍等のコンテンツをユーザー端末1に配信する。
ユーザー端末1は、顧客が所持する端末であって、CPUを備え種々の演算処理が実行可能であるとともに、通信インターフェースを備え、通信ネットワーク5に接続され、通信ネットワーク5上に分散配置された電子書籍配信サーバー2により配信される情報データにアクセス可能な情報端末装置である。このコンピューターとしては、例えば、パーソナルコンピューター等の汎用コンピューター1bや、機能を特化させた専用装置、或いはスマートフォンや携帯電話などのモバイルコンピューター1aやPDA(Personal Digital Assistance)を採用することができる。そして、このユーザー端末1において、電子書籍配信サーバー2から配信された電子書籍のページを捲る動作により、電子書籍のページを順次表示可能にする閲覧進行処理が実行され、画面上に各ページのコンテンツデータが表示される。
(各装置の内部構造)
次いで、上述した電子書籍配信システムを構成する各装置の内部構造について説明する。図2は、本実施形態に係る電子書籍配信サーバー2の内部構成を示すブロック図であり、図3は、本実施形態に係る各種データベースのデータ構成を示す説明図である。また、図4は、本実施形態に係るユーザー端末1の内部構成を示すブロック図である。なお、説明中で用いられる「モジュール」とは、装置や機器等のハードウェア、或いはその機能を持ったソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成され、所定の動作を達成するための機能単位を示す。
(1)電子書籍配信サーバー
先ず、電子書籍配信サーバー2の内部構成について説明する。電子書籍配信サーバー2は、単一のサーバー装置の他、Webサーバーやデータベースサーバーなど複数のサーバー群から構成することができ、本実施形態では、図2に示すように、通信インターフェース21と、制御部22と、記憶部23とを備えている。
記憶部23は、本システムに関する各種の情報を蓄積するデータベース群であり、ここでは、会員データベース231と、ポイントデータベース232と、閲覧履歴データベース233と、電子書籍データベース234とを備えている。なお、各データベースは、単体のデータベースとして構成してもよいし、複数のデータベース間でリレーションシップを設定するようにしてもよい。
会員データベース231は、ユーザー端末1を所持する顧客に関する情報を蓄積するデータベースであり、本実施形態では、ユーザー端末1を識別するユーザーID(ユーザー端末1のIPアドレス等)及びパスワードに、電話番号、メールアドレス、ユーザーの氏名、年齢、性別、住所などの個人情報の他、決済情報などが関連付けて記録することができる。
ポイントデータベース232は、電子書籍の未読ページを既読ページへと切り替える際に使用される進行可能ポイントを蓄積するデータベースであり、図3に示すように、ユーザーIDに、進行可能ポイントと、読み放題イベントとが関連付けて蓄積されている。ここで、進行可能ポイントは、先行消費ポイントと、それ以外の所有用ポイントとに分けられる。ここで、「先行消費ポイント」とは、ユーザーに対して無償で付与されるポイントであって、一日に1回、所定のポイント数を上限として各ユーザーに自動的に付与される。一方、「所有用ポイント」とは、ユーザーの課金処理に応じて購入したアイテムを使用することで付与されるポイントである。この先行消費ポイントと所有用ポイントとは、1枚の未読ページに対して1ポイントが消費されるようになっており、また、先行消費ポイントは、所有用ポイントよりも優先的に増減処理の対象とされる。
また、このポイントデータベース232には、読み放題イベントの発生フラグが記録される。この読み放題イベントとは、電子書籍の全ページを読み放題とするイベントであって、ポイントデータベース232において、この読み放題イベントのフラグがオンとなっている場合には、当該電子書籍に対する閲覧進行処理は例外的な処理が実行される。なお、この読み放題イベントのフラグがオンとなった場合には、当該イベントの有効期限が設定される。
電子書籍データベース234は、ユーザー端末1に配信する電子書籍に関する情報を蓄積するデータベースであり、図3に示すように、電子書籍を識別する書籍IDに、電子書籍の属性、電子書籍の内容を示すコンテンツデータ(蓄積先のURL情報を含む)、総ページ数情報、著作者、出版社、価格、タイトル名、巻番号、広告情報等が関連付けて記録できる。ここで、「電子書籍の属性」とは、例えば、小説、漫画、雑誌などの分類の他、各分類内におけるジャンル分けなどがされている。例えば、漫画の分類では、「少年漫画」、「少女漫画」、「青年漫画」などのジャンルが分けられている。
閲覧履歴データベース233は、ユーザー毎における、電子書籍を閲覧した履歴を蓄積するデータベースであり、図3に示すように、ユーザーIDに、電子書籍の書籍ID、当該電子書籍のうち、既読ページのページ番号、未読ページのページ番号、及び既読した日時情報、及び未読ページから既読ページへと切り替えた際に使用されたポイント情報を関連付けて蓄積できる。ここで、ポイント情報には、使用されたポイントに応じて、先行消費ポイント、及び所有用ポイントの欄にそれぞれ使用されたポイント数が記録される。
制御部22は、CPUやDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサ、メモリ、及びその他の電子回路等のハードウェア、或いはその機能を持ったプログラム等のソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成された演算モジュールであり、プログラムを適宜読み込んで実行することにより種々の機能モジュールを仮想的に構築し、構築された各機能モジュールによって、各部の動作制御、ユーザー操作に対する種々の処理を行っている。そして、本実施形態において、制御部22には、会員登録部221と、認証部222と、決済部223と、ポイント管理部224と、ページ管理部225と、電子書籍配信部226とを備えている。
会員登録部221は、本システムを利用するユーザーの会員登録を処理するモジュールであり、ユーザー端末1からのアクセスを受け付けて会員登録を行う。具体的に、会員登録部221は、先ず、ユーザー端末1を特定するためのユーザーID等を取得して会員データベース231に記録するとともに、その後、ユーザーからの個人情報入力があった場合には、そのユーザーIDに、ユーザーが所持するユーザー端末1に関する情報(ユーザー端末1のメールアドレス、電話番号、ユーザーの氏名、年齢、住所、性別、決済情報などの個人情報など)を会員データベース231に関連付けて記録することができる。
認証部222は、アクセス者の正当性を検証するコンピューター或いはその機能を持ったソフトウェアであり、各ユーザーを特定するユーザーIDに基づいて認証処理を実行する。本実施形態では、ユーザー端末1において、電子書籍配信アプリケーションが起動されると、通信ネットワーク5を通じてサーバーと同期処理が行われる。この際、認証部222は、ユーザー端末1の認証情報を取得し、会員データベース231を照合することによって、アクセス者にその権利があるか否かなどを確認する。ユーザー端末1が電子書籍配信サーバー2にアクセスする場合には、先ず、認証部222による認証が行われ、承認がされた後に各機能モジュールがユーザー操作に応じた各処理が実行される。
また、認証部222には、利用情報送信部222aを備えている。利用情報送信部222aは、同期処理されたユーザーに対して、ユーザー自身の利用情報を送信するモジュールである。ここで「利用情報」には、ユーザーが所持している進行可能ポイント(所有用ポイント、先行消費ポイント、及び読み放題イベントの有無)と、書籍ID及び各電子書籍に関する既読ページ及び未読ページを含む閲覧履歴情報が含まれる。
電子書籍配信部226は、ユーザー端末1によって選択された電子書籍の各ページのコンテンツデータを配信するモジュールであり、ユーザー端末1によって選択された書籍IDに基づいて、電子書籍データベース234を参照し、コンテンツデータをユーザー端末1に配信する。
ページ管理部225は、各電子書籍に関する既読ページ及び未読ページを閲覧履歴として、ユーザー毎に管理するモジュールであり、ユーザー端末1から閲覧進行処理の履歴情報を取得し、当該履歴情報に応じて、閲覧履歴データベース233内に蓄積する。この閲覧進行処理の履歴情報とは、閲覧進行処理がされた電子書籍の書籍ID、及びカウントされた進行ページ数(ページ番号を含む)、及びカウント時に使用された進行可能ポイントである。
そして、ページ管理部225では、閲覧履歴データベース233を参照し、書籍IDに基づいて、当該電子書籍の既読ページ番号と、未読ページ番号を変更するとともに、使用された進行可能ポイントを追加する。なお、ページ管理部225では、読み放題イベントを購入したときには、その特定時間中は、進行可能ポイントが消費されない代わりに、進行ページ数のカウントは停止するといった処理が可能で、そのアイテムモード中に閲覧したページが既読ページには切り替わらないようになっている。
ポイント管理部224は、未読ページから既読ページへと切り替えが可能なページ数を、進行可能ポイントとして管理するモジュールであり、監視部224aと、ポイント増減部224bとを備えている。
監視部224aは、電子書籍配信に関する一定の条件を満たすか否かを監視するモジュールである。また、ポイント増減部224bは、監視部224aによる監視結果に応じて、進行可能ポイントを増減させるモジュールである。これら監視部224a、及びポイント増減部224bによるポイントの管理は、先行消費ポイント及び所有用ポイントの種別に応じてそれぞれ処理される。
例えば、先行消費ポイントを管理する場合、先ず監視部224aは、所定時刻になったか否かを監視しており、所定時刻となった時点で、ポイント増減部224bは、ポイントデータベース232内の先行消費ポイント数項目に記録されたポイント数を所定ポイント(例えば100ポイント)に回復させる。
また、監視部224aは、ユーザー端末1から送信された閲覧進行処理の履歴情報に使用された先行消費ポイントが含まれているか否かを監視しており、使用されている場合には、ポイント増減部224bにより、ポイントデータベース232内の先行消費ポイント数から使用されたポイント数を減算してデータベース内を更新する。
一方、所有用ポイントを管理する場合、監視部224aは、購入されたアイテムが、所有用ポイントを付与する種類のアイテムであるか、読み放題イベントを起こす種類のものであるかを監視してアイテム種別に応じて処理を実行する。前者である場合、ポイント増減部224bは、課金に応じたポイント数をポイントデータベース232内の所有用ポイントの項目に記録する。後者である場合、ポイント増減部224bは、ポイントデータベース232内の読み放題イベントの項目をオンにするとともに、有効期限を設定できる。
また、監視部224aでは、ユーザー端末1から送信された閲覧進行処理の履歴情報に、使用された所有用ポイントが含まれているか否かを監視し、使用されている場合には、ポイント増減部224bにより、ポイントデータベース232内の所有用ポイント数から使用されたポイント数を減算してデータベース内を更新する。
また、監視部224aでは、時刻情報を監視して、読み放題イベントの有効期限が経過したか否かを監視したうえで、有効期限が経過した場合、ポイント増減部224bにより読み放題イベントの項目をオフにできる。
決済部223は、課金についての決済処理を実行するモジュールであり、会員データベース内の情報に登録された決済情報に従って、例えば、銀行やクレジット会社が運用する決済サーバーとデータを送受し、商品販売代金の回収等の決済業務等を遂行させる。
(2)ユーザー端末1
次いで、ユーザー端末1の内部構成について説明する。ユーザー端末1の内部構成について説明する。図4に示すように、ユーザー端末1は、通信インターフェース11と、入力インターフェース12と、出力インターフェース13と、アプリケーション実行部14と、メモリ15とを備えている。
通信インターフェース11は、データ通信を行うための通信インターフェースであり、無線等による非接触通信や、ケーブル、アダプタ手段等により接触(有線)通信をする機能を備えている。入力インターフェース12は、マウス、キーボード、操作ボタンやタッチパネルなどユーザー操作を入力するデバイスである。また、出力インターフェース13は、ディスプレイやスピーカーなど、映像や音響を出力するデバイスである。特に、この出力インターフェース13には、液晶ディスプレイなどの表示部13aが含まれている。
メモリ15は、OS(Operating System)や各種のアプリケーション用のプログラム、その他のデータ等などを記憶する記憶装置であり、このメモリ15内には、ユーザーを識別するユーザーIDの他、電子書籍配信サーバー2から取得した利用情報、ダウンロードした電子書籍のコンテンツデータを蓄積するとともに、アプリケーション実行部14で処理された閲覧進行処理の履歴情報等が蓄積される。
アプリケーション実行部14は、一般のOSやブラウザソフトなどのアプリケーションを実行するモジュールであり、通常はCPU等により実現される。このアプリケーション実行部14では、本発明に係るプログラムが実行されることで、利用情報取得部141と、電子書籍取得部142と、閲覧部143と、閲覧カウント部144と、閲覧進行制御部145とが仮想的に構築される。
利用情報取得部141は、サーバー2と同期処理が実行された後、利用情報を取得するモジュールであり、進行可能ポイントと、各電子書籍に関する既読ページ及び未読ページを含む閲覧履歴情報をメモリ15内に蓄積する。電子書籍取得部142は、ユーザー操作に応じて選択され、電子書籍配信部226から選択した電子書籍に係るコンテンツデータを取得するモジュールであり、取得したコンテンツデータを書籍IDとともにメモリ15内に蓄積する。
閲覧部143は、電子書籍のページを捲る動作により、電子書籍のページを順次表示可能にする閲覧進行処理を実行するモジュールである。ここで、「ページを捲る動作」とは、例えば、タッチパネルに対するスワイプ操作やマウス等による遷移アイコン選択操作によって、現在表示されているページの前ページ又は次ページに画面を遷移させる動作の他、ページ番号を入力して画面を遷移させる動作が含まれる。
閲覧進行制御部145は、ユーザーの閲覧履歴及び進行可能ポイントを参照し、進行ページ数のカウント及び進行可能ポイントの増減を制御するとともに、その進行可能ポイントに応じて閲覧部143における閲覧進行処理を規制するモジュールである。
詳述すると、閲覧進行制御部145では、閲覧部143においてページを捲る動作が入力された際、ユーザーの閲覧履歴を参照し、表示させようとするコンテンツデータのページ番号が既読ページに含まれるページ番号か否かを判断する。既読ページ内に含まれるページ番号である場合には、進行ページ数をカウントせず、また、進行可能ポイントを消費させずに、画面上に当該ページのコンテンツデータを表示させる。
一方、未読ページ内に含まれるページ番号である場合、閲覧進行制御部145は、ユーザーが所持している進行可能ポイントの有無を参照する。進行可能ポイントの残高がある場合には、進行ページ数をカウントするとともに、進行可能ポイントをマイナス1減算した後、当該ページを閲覧可能と判定する。
一方、進行可能ポイントの残高がない場合には、閲覧進行制御部145は、進行ページ数をカウントすることなく、閲覧不可である旨を知らせるエラー表示を行う。この際、閲覧進行制御部145では、アイテム購入画面を表示させる。その後ユーザー操作によって、アイテムを購入、利用して所有用ポイントが付与された場合には、進行ページ数をカウントするとともに所有用ポイント数をマイナス1減算した後、当該ページを閲覧可能と判定する。
また、閲覧進行制御部145には、ユーザーが取得したアイテムに応じて、例外的な閲覧進行処理を実行するアイテムモード実行部145aをさらに備え、アイテムモード実行部145aは、取得されたアイテムの種別に応じて、進行ページ数のカウント及び進行可能ポイントの増減に係る制御を変更するとともに、閲覧部143における閲覧進行処理の規制を変更するモジュールである。
具体的には、例えばアイテムモード実行部145aでは、読み放題イベントが開催中かを判断できる。読み放題イベントの時間中は、進行可能ポイントが消費されないように規制するとともに、進行ページ数のカウントを停止して、そのアイテムモード中に閲覧したページが既読ページには切り替わらないように制御する。
閲覧カウント部144は、各ユーザーの閲覧進行処理により、未読ページから既読ページへと切り替えられた進行ページ数をカウントするモジュールであり、進行ページ数(未読ページから既読ページへと切り替えられた進行ページのページ番号を含む)、及び消費された進行可能ポイントを書籍IDに関連付けて、閲覧履歴としてメモリ15内に記録する。閲覧カウント部144はまた、この閲覧履歴を配信サーバー2に送信する通知部としても機能する。
なお、閲覧カウント部144では、アイテムモード実行部145aが実行され、例えば読み放題イベントが発生している間は、進行ページ数のカウントを停止する。この場合、閲覧履歴には、進行ページ数や進行可能ポイントは含まれないこととなる。
アプリケーション実行部14では、これらの各モジュールが実行されることで、画面上に電子書籍を選択し、各ページのコンテンツデータを表示させる。次いで、表示部13a上に表示される各画面について説明する。ここで、図5は、本実施形態に係る電子書籍閲覧アプリケーション実行時のポイント情報に関する表示画面を示している。なお、画面上では「ポイント」を「ハート」と称しているものとする。図6(a)及び(b)は、本実施形態に係る電子書籍の閲覧時における表示画面を示している。
閲覧部143では、本アプリケーションが実行された際に、アプリケーションのトップ画面を表示させ、ユーザーが使用可能なポイントアイコンや、広告情報画面、新着の電子書籍欄、レコメンド情報に基づいて選択されたおすすめ電子書籍欄などを表示することができる。新着の電子書籍欄や、おすすめ電子書籍欄には、複数の電子書籍アイコンが表示され、スワイプ操作されることで順次異なる電子書籍を表示させることができる。また、このトップ画面には、他のページへの画面遷移アイコンや設定アイコンなどを含むメニュー画面を表示できる。
上記ポイントアイコンが選択されると、図5に示すような、進行可能ポイント表示画面(図中ではハート表示画面と表記する。)に遷移する。この図5に示すように、進行可能ポイント表示画面320には、上段から現在利用可能な先行消費ポイント数を表示する画面321と、アイテム購入画面322とから構成される。なお、図5において、アイテム購入画面322の「回復ボックス(赤)」や「回復ボックス(黄)」は、所有用ポイントを付与できるアイテムであり、その他のアイテムとしては、「回復ボックス(青)」などのように、読み放題イベントなどがある。
そして、ユーザー操作によって、購入ボタン323が選択されることで、課金処理の画面に遷移される。なお、画面321において初回ログイン時に、所定数の所有用ポイントを無償で付与するメッセージを表示してもよい。
また、閲覧進行制御部145によって閲覧進行処理が許可された場合、閲覧部143では、図6(a)に示すように、各ページのコンテンツ読書画面340を表示させる。一方、先行消費ポイント及び所有用ポイントの残高がない場合など、閲覧進行処理が制限された場合、閲覧部143では、図6(b)に示すように、閲覧不可である旨を知らせるエラー表示341を行うとともに、所有用ポイントを購入する課金画面に遷移する購入アイコン342を表示させる。
(電子書籍配信方法)
以上の構成を有する電子書籍配信システムを動作させることで、本発明の電子書籍配信方法を実施することができる。図7は、本実施形態に係る電子書籍配信方法の概要を示すシーケンス図であり、図8は、ステップS113で処理された閲覧進行処理を示すフローチャート図である。
(1)電子書籍配信方法の全体動作
電子書籍配信方法は、通信ネットワーク5上に配置された電子書籍配信サーバー2から、ユーザーが使用するユーザー端末1へ、複数のページから構成される電子書籍を配信する電子書籍の配信方法である。
このような方法では、図7に示すように、ユーザー端末1において本アプリケーションを起動させられると(S101)、アプリケーション実行部14は、先ず、電子書籍配信サーバー2と同期を取る(S102)。この際、認証部222では、ユーザーIDに基づいて認証を行うとともに、承認した場合には、利用情報を各データベースから取得してユーザー端末1に配信する(S103)。
利用情報取得部141では、利用情報を受信すると(S104)、各データをメモリ15内に記録する(S105)。その後、閲覧部143では、トップ画面を表示させる(S106)。
ユーザー端末1において、トップ画面から遷移して、電子書籍のダウンロード操作が行われると、電子書籍取得部142は、電子書籍選択信号と電子書籍の書籍IDとを電子書籍配信サーバー2に送信する(S107)。
電子書籍配信部226では、書籍IDを受信すると(S108)、書籍IDに基づいて、電子書籍データベース234を参照し、選択された電子書籍のコンテンツデータを抽出して(S109)、ユーザー端末1に配信する(S110)。
閲覧部143では、コンテンツデータのダウンロードが完了すると、完了画面を表示させる。電子書籍取得部142は、メモリ15内にコンテンツデータを書籍IDと関連付けて記憶する(S111)。
その後、ユーザーの操作によって、閲覧開始が選択されると(S112)、閲覧進行制御部145による閲覧の規制がされつつ、閲覧進行処理が行われる(S113)。具体的には、閲覧進行制御部145により、ユーザーの閲覧履歴及び進行可能ポイントが参照され、進行ページ数のカウント及び進行可能ポイントの増減が制御されるとともに、その進行可能ポイントに応じて閲覧部143における閲覧進行処理が規制される。閲覧進行制御部145による閲覧許可がある場合には、ユーザーによる電子書籍のページを捲る動作により、閲覧部143が、閲覧進行処理を実行することで、各ページのコンテンツ内容が画面上に表示される。また、閲覧カウント部144では、閲覧進行処理に伴う、進行ページ数のカウント、及び進行可能ポイントの増減を行う。
この際、閲覧進行制御部145では、常時表示されているコンテンツデータが当該電子書籍の最終ページか否かを判断している(S114)。最終ページである場合には(S114における“Y”)、当該電子書籍の閲覧はいったん終了し、ユーザーは別の電子書籍を閲覧するよう促される。他の電子書籍が選択された場合には(S116における“Y”)、当該選択された電子書籍のコンテンツデータをダウンロードする画面に遷移して、ダウンロードを開始する。他の電子書籍が選択されずに(S116における“N”)、アプリケーション終了操作がある場合には(S117における“Y”)、アプリケーションを終了する。
一方、最終ページでない場合には(S114における“N”)、他のページへ遷移させる操作がある否かを判断し(S115)、他のページへ遷移させる操作がある場合には(S115における“Y”)、再度ステップS113に戻り、閲覧進行処理が行われつつ、画面上には選択されたページのコンテンツデータが表示される。一方、他のページへ遷移させる操作がなく(S115における“N”)、アプリケーション終了操作がある場合には(S117における“Y”)、閲覧カウント部144は、アプリケーションを終了する。
電子書籍配信サーバー2のページ管理部225では、閲覧進行処理の閲覧履歴を取得して、閲覧履歴データベース233に蓄積することで、各電子書籍に関する既読ページ及び未読ページを閲覧履歴として、ユーザー毎に管理する。また、ポイント管理部224では、ポイントデータベース232内のデータを更新処理することで、未読ページから既読ページへと切り替えが可能なページ数を、進行可能ポイントとしてユーザー毎に管理する。
(2)閲覧進行処理
次いで、ステップS113で処理された閲覧進行処理について詳述する。図8に示すように、閲覧部143において電子書籍のページを捲る動作を受け付けると、閲覧進行制御部145では、利用情報(各電子書籍に関する既読ページ及び未読ページ)を参照して、表示させようとするコンテンツデータのページ番号が、既読ページに含まれるページ番号か否かを判断する(S201)。表示させようとするコンテンツデータのページ番号が、既読ページ内に含まれるページ番号である場合には(S201における“Y”)、進行ページ数をカウントせず、また、進行可能ポイントを消費させずに、図6(a)に示すように、画面上に当該ページのコンテンツデータを表示させる(S207)。
一方、表示させようとするコンテンツデータのページ番号が、未読ページ内に含まれるページ番号である場合(S201における“N”)、閲覧進行制御部145は、メモリ15内に蓄積された利用情報から、進行可能ポイント及び読み放題イベントの有無を参照する(S202)。ここで、先ず、閲覧進行制御部145は、読み放題イベントの有無を判断する(S203)。読み放題イベントがオンとなっている場合には(S203における“Y”)、アイテムモード実行部145aにより、ユーザーが取得したアイテムに応じた例外的な閲覧進行処理が実行され、取得されたアイテムの種別に応じて、進行ページ数のカウント及び進行可能ポイントの増減に係る制御を変更するとともに、閲覧部143における閲覧進行処理の規制を変更する。
具体的に、アイテムモード実行部145aは、進行可能ポイントが消費されないように規制するとともに、進行ページ数のカウントを停止して、そのアイテムモード中に閲覧したページが既読ページには切り替わらないように制御する。そして、閲覧部143によって画面上に当該ページのコンテンツデータが表示される(S207)。
一方、読み放題イベントがオフとなっている場合には(S203における“N”)、閲覧進行制御部145は、ユーザーが所持している進行可能ポイントの有無を判断する(S204)。ここで、参照されるポイントは、所有用ポイントよりも優先的に増減処理の対象とされる先行消費ポイントである。先行消費ポイントの残高がある場合には(S204における“Y”)、閲覧進行制御部145は、閲覧進行処理を許可する。そうすると、閲覧カウント部144では、進行ページ数をカウントするとともに、先行消費ポイントをマイナス1減算する(S206)。そして、閲覧部143では、この閲覧進行制御部145の制御によって画面上に当該ページのコンテンツデータを表示させる(S207)。
一方、先行消費ポイントの残高がない場合(S203における“N”)、閲覧進行制御部145は、所有用ポイントを所持しているか否かを判断する(S205)。所有用ポイントを所持している場合には(S205における“所有用ポイント”)、先行消費ポイントと同様、当該ページを閲覧可能と判定し、閲覧カウント部144では、進行ページ数をカウントするとともに所有用ポイント数をマイナス1減算する(S206)。そして、閲覧部143では、この閲覧進行制御部145の制御によって画面上に当該ページのコンテンツデータを表示させる(S207)。
所有用ポイントも所持していない場合には(S205における“N”)、閲覧進行制御部145では、進行ページ数をカウントすることなく、図6(b)に示すように、閲覧不可である旨を知らせるエラー表示を行う。併せて所有用ポイント付与アイテムや、読み放題イベント開始アイテム等を購入する課金画面へと誘導し、アイテム購入、使用操作が行われるか否かを判断する(S208)。
ユーザー操作によって、所有用ポイント付与アイテム購入、若しくは読み放題イベント等のアイテムを購入する操作が行われた場合には(S208における“Y”)、アプリケーション実行部14では、電子書籍配信サーバー2と通信して、課金に応じたアイテムの購入が行われる(S209)。所有用ポイント付与アイテムの購入、又は読み放題イベント開始アイテムの購入が行われると、その情報は利用情報として、ユーザー端末1に返信されてメモリ15内に蓄積される。その後は、ステップS202に戻り、利用情報を参照して、購入されたアイテムを利用して所有用ポイントの付与、又は読み放題イベントがオンになったかが判断され、以後、ステップS203〜ステップS209までの処理が繰り返し実行される。一方、アイテムを購入する操作が行われない場合には(S208における“N”)、図7に示すように全体処理に戻り処理が終了される。
なお、ここでは、ポイントが無くなったときに、コンテンツの閲覧中にアイテムを購入し、その購入したアイテムを使用してコンテンツの閲覧を続行する場合を例に説明したが、ポイントが無くなったときのユーザーが採りうる操作としては、種々のパターンがある。例えば、ユーザーが既にアイテムを保持している場合には、ポイントが無くなったときにアイテムの購入の操作がなくても、その手持ちのアイテムを利用すれば、ポイントを回復させることができ、上記ステップS202に戻って閲覧を続行することができる。逆に、ポイントが無くなりアイテムを購入しても、それを利用しなければポイントは回復せず、コンテンツの閲覧を中止するという選択も可能である。
(電子書籍閲覧プログラム)
また、上述した本実施形態に係る電子書籍配信システム、及び電子書籍配信方法は、所定の言語で記述された電子書籍閲覧プログラムをコンピューター上で実行することにより実現することができる。すなわち、本実施形態に係るプログラムは、通信ネットワーク5上に配置された電子書籍配信サーバー2から配信される、複数のページから構成される電子書籍を、ユーザーが使用するユーザー端末1で閲覧する電子書籍閲覧プログラムであって、ユーザー端末1に、
(1)電子書籍配信サーバー2上において管理されている各電子書籍に関する既読ページ及び未読ページを閲覧履歴として参照するとともに、電子書籍配信サーバー2上において管理されている、未読ページから既読ページへと切り替えが可能なページ数を、進行可能ポイントとして参照する参照ステップと、
(2)参照ステップによる参照結果に基づいて、未読ページから既読ページへと切り替えられた進行ページ数のカウント及び進行可能ポイントの増減を制御するとともに、その進行可能ポイントに応じて、電子書籍のページを順次表示可能にする閲覧進行処理を規制する閲覧進行制御ステップと、
(3)閲覧進行制御ステップに従い、ユーザーによる電子書籍のページを捲る動作に応じて閲覧進行処理を実行するとともに、閲覧進行処理に伴う進行ページ数のカウント及び進行可能ポイントの増減を実行する閲覧ステップと、
(4)閲覧ステップにおいてカウントされた進行ページ数、及び増減された進行可能ポイントを電子書籍配信サーバー2に通知する通知ステップと
を備える処理を実行させる。
そして、この電子書籍閲覧プログラムを、ユーザー端末やWebサーバー等のコンピューターやICチップにインストールし、CPU上で実行することにより、上述した各機能を有するシステムを容易に構築することができる。この電子書籍閲覧プログラムは、例えば、通信回線を通じて配布することが可能であり、またパッケージアプリケーションとして譲渡することができる。そして、このような電子書籍閲覧プログラムは、パーソナルコンピューターで読み取り可能な記録媒体に記録することができ、汎用のコンピューターや専用コンピューターを用いて、上述したシステム、装置、サーバー、及びオブジェクト制御方法を実施することが可能となるとともに、電子書籍閲覧プログラムの保存、運搬及びインストールを容易に行うことができる。
(作用・効果)
このような実施形態によれば、進行可能ポイントをユーザーに付与し、それに応じた電子書籍の閲覧をページ単位で規制することで、サービス提供者側にあっては、進行可能ポイントを無料で配布したり、有料で販売したりするなど、電子書籍の閲覧に対する課金方法の多様化を図ることができる。一方、ユーザーにあっては、進行可能ポイントを購入することで、好きな電子書籍をページ単位で閲覧できるため、書籍単位で購入する場合に比べて、自由度の高い電子書籍の閲覧が可能となる。
また、本実施形態では、各電子書籍に関する既読ページや未読ページは閲覧履歴として電子書籍配信サーバー2で管理され、また進行可能ポイントも電子書籍配信サーバー2で管理されるため、ユーザー端末1側で閲覧履歴や進行可能ポイントを管理する必要がなく、その結果、ユーザー端末1側での処理負担を軽減できると共に、一人のユーザーが複数の端末で当該サービスを利用したりすることも可能となる。
本実施形態において、ポイント管理部224は、電子書籍配信に関する一定の条件を満たすか否かを監視する監視部224aと、監視部224aによる監視結果に応じて、進行可能ポイントを増減させて回復させるポイント増減部224bとを有し、先行消費ポイントを一日一回、一定量(例えば「100ポイントまで」など)に回復させているので、毎日、無料で電子書籍の所定ページ分を試し読みさせることができる。その結果、本サービスの利用頻度を向上させて、ユーザーに対して、より多くの電子書籍に興味を持たせることができるので、電子書籍販売サービスの積極的な利用を促進できる。
本実施形態において、進行可能ポイントは、先行消費ポイントと、それ以外の所有用ポイントとに分けることができる。例えば、先行消費ポイントは、所有用ポイントよりも優先的に増減処理の対象として、優先的に消費されるように規制することが考えられる。これにより、ユーザーの負担をできるだけ軽減し、配信サービスをより利用しやすいものとすることができる。
また、本実施形態では、アイテムとして読み放題イベントを販売して、一定時間内であればポイントの消費を気にせずに閲覧できるというような販売モードをユーザーに提供できる。この際、アイテムモード実行部145aでは、ユーザーが取得したアイテムに応じて、例外的な閲覧進行処理を実行させるとともに、進行ページ数のカウント及び進行可能ポイントの増減に係る制御を変更するとともに、閲覧部143における閲覧進行処理の規制を変更しているので、その特定時間中は、進行可能ポイントが消費されない代わりに、進行ページ数のカウントを停止して、そのアイテムモード中に閲覧したページが既読ページには切り替わらないようにすることが考えられる。これにより、アイテムモード終了後にそのページを読み返すときには、改めて進行可能ポイントが消費されるようにし、アイテムによる閲覧を例外的な処理とし、通常の閲覧と差別化を図ることができる。
1…ユーザー端末
1a…モバイルコンピューター
1b…汎用コンピューター
2…電子書籍配信サーバー
5…通信ネットワーク
6…無線基地局
7…中継装置
11…通信インターフェース
12…入力インターフェース
13…出力インターフェース
13a…表示部
14…アプリケーション実行部
15…メモリ
21…通信インターフェース
22…制御部
23…記憶部
141…利用情報取得部
142…電子書籍取得部
143…閲覧部
144…閲覧カウント部
145…閲覧進行制御部
145a…アイテムモード実行部
221…会員登録部
222…認証部
222a…利用情報送信部
223…決済部
224…ポイント管理部
224a…監視部
224b…ポイント増減部
225…ページ管理部
226…電子書籍配信部
231…会員データベース
232…ポイントデータベース
233…閲覧履歴データベース
234…電子書籍データベース

Claims (12)

  1. 通信ネットワーク上に配置された配信サーバーから、ユーザーが使用するユーザー端末へ、複数のページから構成される電子書籍を配信する電子書籍配信システムであって、
    前記配信サーバー上において、各電子書籍に関する既読ページ及び未読ページを閲覧履歴として、ユーザー毎に管理するページ管理部と、
    未読ページから既読ページへと切り替えが可能なページ数を、進行可能ポイントとしてユーザー毎に管理するポイント管理部と、
    前記ユーザー端末において、前記ユーザーの閲覧履歴及び進行可能ポイントを参照し、未読ページから既読ページへと切り替えられた進行ページ数のカウント及び前記進行可能ポイントの増減を制御するとともに、その進行可能ポイントに応じて前記電子書籍のページを順次表示可能にする閲覧進行処理を規制する閲覧進行制御部と、
    前記閲覧進行制御部による規制に従って、前記ユーザー端末において、ユーザーによる電子書籍のページを捲る動作により、前記閲覧進行処理を実行する閲覧部と、
    前記ユーザーの前記閲覧進行処理により、前記進行ページ数のカウント、及び前記進行可能ポイントの増減を行う閲覧カウント部と
    を備えることを特徴とする電子書籍配信システム。
  2. 前記ポイント管理部は、
    電子書籍配信に関する一定の条件を満たすか否かを監視する監視部と、
    前記監視部による監視結果に応じて、前記進行可能ポイントを増減させるポイント増減部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の電子書籍配信システム。
  3. 前記進行可能ポイントは、先行消費ポイントと、それ以外の所有用ポイントとが含まれ、前記先行消費ポイントは、前記所有用ポイントよりも優先的に増減処理の対象とされることを特徴とする請求項1に記載の電子書籍配信システム。
  4. ユーザーが取得したアイテムに応じて、例外的な閲覧進行処理を実行するアイテムモード実行部をさらに備え、
    前記アイテムモード実行部は、取得された前記アイテムの種別に応じて、前記進行ページ数のカウント及び前記進行可能ポイントの増減に係る制御を変更するとともに、前記閲覧部における前記閲覧進行処理の規制を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子書籍配信システム。
  5. 通信ネットワーク上に配置された配信サーバーから、ユーザーが使用するユーザー端末へ、複数のページから構成される電子書籍を配信する電子書籍配信方法であって、
    前記配信サーバー上において、ページ管理部が、各電子書籍に関する既読ページ及び未読ページを閲覧履歴として、ユーザー毎に管理するとともに、ポイント管理部が、未読ページから既読ページへと切り替えが可能なページ数を、進行可能ポイントとしてユーザー毎に管理する管理ステップと、
    前記ユーザー端末において、前記ユーザーの閲覧履歴及び進行可能ポイントを参照し、未読ページから既読ページへと切り替えられた進行ページ数のカウント及び前記進行可能ポイントの増減を制御するとともに、その進行可能ポイントに応じて、前記電子書籍のページを順次表示可能にする閲覧進行処理を規制する閲覧進行制御ステップと、
    前記閲覧進行制御ステップに従い、前記ユーザー端末において、ユーザーによる電子書籍のページを捲る動作により、閲覧部が、前記閲覧進行処理を実行するとともに、閲覧カウント部が、前記閲覧進行処理に伴う、前記進行ページ数のカウント、及び前記進行可能ポイントの増減を行う閲覧ステップと、
    を備えることを特徴とする電子書籍配信方法。
  6. 前記管理ステップは、
    電子書籍配信に関する一定の条件を満たすか否かを監視部が監視する監視ステップと、
    前記監視部による監視結果に応じて、前記進行可能ポイントを増減させるポイント増減ステップと
    を有することを特徴とする請求項5に記載の電子書籍配信方法。
  7. 前記進行可能ポイントは、先行消費ポイントと、それ以外の所有用ポイントとが含まれ、前記先行消費ポイントは、前記所有用ポイントよりも優先的に増減処理の対象とされることを特徴とする請求項5に記載の電子書籍配信方法。
  8. ユーザーが取得したアイテムに応じて、アイテムモード実行部が、例外的な閲覧進行処理を実行するアイテムモード実行ステップをさらに備え、
    前記アイテムモード実行ステップでは、取得された前記アイテムの種別に応じて、前記進行ページ数のカウント及び前記進行可能ポイントの増減に係る制御を変更するとともに、前記閲覧部における前記閲覧進行処理の規制を変更する
    ことを特徴とする請求項5に記載の電子書籍配信方法。
  9. 通信ネットワーク上に配置された配信サーバーから配信される、複数のページから構成される電子書籍を、ユーザーが使用するユーザー端末で閲覧する電子書籍閲覧プログラムであって、前記ユーザー端末に、
    前記配信サーバー上において管理されている各電子書籍に関する既読ページ及び未読ページを閲覧履歴として参照するとともに、前記配信サーバー上において管理されている、未読ページから既読ページへと切り替えが可能なページ数を、進行可能ポイントとして参照する参照ステップと、
    前記参照ステップによる参照結果に基づいて、未読ページから既読ページへと切り替えられた進行ページ数のカウント及び前記進行可能ポイントの増減を制御するとともに、その進行可能ポイントに応じて、前記電子書籍のページを順次表示可能にする閲覧進行処理を規制する閲覧進行制御ステップと、
    前記閲覧進行制御ステップに従い、ユーザーによる電子書籍のページを捲る動作に応じて前記閲覧進行処理を実行するとともに、前記閲覧進行処理に伴う前記進行ページ数のカウント及び前記進行可能ポイントの増減を実行する閲覧ステップと、
    閲覧ステップにおいてカウントされた進行ページ数、及び増減された進行可能ポイントを前記配信サーバーに通知する通知ステップと
    を備える処理を実行させることを特徴とする電子書籍閲覧プログラム。
  10. 前記参照ステップで参照される前記進行可能ポイントは、電子書籍配信に関する一定の条件を満たすか否かの監視結果に応じて増減さることを特徴とする請求項9に記載の電子書籍閲覧プログラム。
  11. 前記進行可能ポイントは、先行消費ポイントと、それ以外の所有用ポイントとが含まれ、前記先行消費ポイントは、前記所有用ポイントよりも優先的に増減処理の対象とされることを特徴とする請求項9に記載の電子書籍閲覧プログラム。
  12. ユーザーが取得したアイテムに応じて、例外的な閲覧進行処理を実行するアイテムモード実行ステップをさらに備え、
    前記アイテムモード実行ステップでは、取得された前記アイテムの種別に応じて、前記進行ページ数のカウント及び前記進行可能ポイントの増減に係る制御を変更するとともに、前記閲覧ステップにおける前記閲覧進行処理の規制を変更する
    ことを特徴とする請求項9に記載の電子書籍閲覧プログラム。
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