JP6525922B2 - タッチパネル制御装置、タッチパネル装置、ディスプレイ装置、電子機器及びicタグ - Google Patents

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Description

この発明は、静電容量式タッチパネルへのタッチを検出するタッチパネル制御装置に関するものである。
指等がタッチした際の静電容量の変化に基づき、そのタッチを検出する静電容量式タッチパネルが知られている。このような静電容量式タッチパネルでは、ユーザが手袋を装着した状態でタッチした場合と、ユーザが手袋を装着せずに指で直接タッチした場合とで、静電容量の変化が異なる。
従って、ユーザが手袋を装着しているか否かに応じて、タッチの検出に使う静電容量の変化量の閾値を切替える、つまり、タッチパネルの感度を切替えることができると好ましい。
例えば特許文献1には、カメラによる撮影画像に基づいて、ユーザが手袋装着状態か否かを判断し、判断結果に応じてタッチパネルのタッチ感度モードを設定するタッチパネル制御装置が記載されている。
特開2014―182700号公報
しかしながら、上記特許文献1のようにカメラによる撮影画像を利用する場合、カメラと、手袋装着状態か否かを判断するための画像処理IC(Integrated Circuit)とが必要となって、コストが掛かる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、手袋を装着した状態でのタッチパネルへの接近を、カメラを用いる場合に比べ安価な構成で判定することを可能とし、判定に応じて異なる感度を設定することができるタッチパネル制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係るタッチパネル制御装置は、タッチパネルの静電容量の変化量と比較する閾値を切替えることで、複数の感度でタッチパネルへのタッチを検出するタッチパネル制御部と、ICタグに記憶された手袋情報とICタグの受信強度とを用いて、ICタグがタッチパネルに設定範囲内まで接近しているか否かを判定する接近判定部と、接近判定部によりICタグが接近していると判定された場合と、接近していないと判定された場合とで、タッチパネル制御部に異なる感度でタッチの検出を行わせる感度設定部とを備えるものである。
この発明によれば、手袋を装着した状態でのタッチパネルへの接近を、カメラを用いる場合に比べ安価な構成で判定することを可能とし、判定に応じて異なる感度を設定することができる。
この発明の実施の形態1に係る電子機器の外観図である。 この発明の実施の形態1に係る電子機器の構成図である。 図3A及び図3Bは、中央制御部のハードウェア構成例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る電子機器の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る電子機器の外観図である。 この発明の実施の形態2に係る電子機器の構成図である。 この発明の実施の形態2に係る電子機器の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る電子機器の配置状況を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る電子機器の構成図である。 この発明の実施の形態3に係る他の例の電子機器の配置状況を示す図である
実施の形態1.
図1に、この発明の実施の形態1に係る電子機器1の外観図を示す。また、図2に、電子機器1の構成図を示す。電子機器1は、例えば、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、車載ナビゲーション機器等であり、様々な設置場所及び様々な用途の機器として実現される。図1及び図2には、電子機器1により検知されるICタグ2と、ICタグ2が付けられた手袋3についても示している。
電子機器1は、タッチパネル10、タッチパネル制御部11、ICタグ検知部12、中央制御部13、映像処理部14、ディスプレイ15を有する。
タッチパネル10は、静電容量式のタッチパネルであり、タッチパネル10にユーザの指等の物体がタッチすることによる静電容量の変化量を、タッチパネル制御部11に出力する。
タッチパネル制御部11は、タッチパネル10が出力する静電容量の変化量を閾値と比較する。当該閾値以上に静電容量が変化している場合に、タッチパネル制御部11は、タッチパネル10がタッチされたと検出する。タッチパネル制御部11は、タッチを検出すると、その旨を当該タッチのタッチパネル10上でのタッチ位置と共に中央制御部13に出力する。
タッチパネル制御部11は、中央制御部13の指示を受けて、静電容量の変化量と比較する閾値を切替えるように構成されている。これにより、タッチパネル制御部11は、複数の感度でタッチパネル10へのタッチを検出できるように構成されている。
ICタグ検知部12は、アンテナ12aと送受信部12bとを有し、ICタグ2と無線通信を行う。送受信部12bは、アンテナ12aを介してICタグ2と通信し、ICタグ2に記憶された手袋情報を受信する。手袋情報は、ICタグ2が手袋3に付けて使用されるICタグであることを示す情報である。形式としては任意であり、文字情報でも、数字情報でもよい。送受信部12bは、ICタグ2から受信した手袋情報と、その際の受信強度とを中央制御部13に出力する。ICタグ2は、アンテナ、記憶部等を有している。
ICタグ検知部12とICタグ2との間の通信には、例えばRFID(Radio Frequency IDentification)を利用することができる。RFIDの方式としては、ICタグ2がメモリ保持及び送信のためのバッテリーを有する能動型、ICタグ2がICタグ検知部12からの磁界又は電界のエネルギーを利用して応答する受動型、更に、ICタグ検知部12が中央制御部13に制御されてICタグ2に信号を送信することによりICタグ2が返答する質問式、ICタグ2が周期的に信号を送信してICタグ検知部12が当該信号を受信する放送式を組み合わせた方式が挙げられる。具体的には例えば、能動型と放送式、受動型と質問式等の周知の適宜の組合せが挙げられる。
ICタグ検知部12とICタグ2は、特定の方式に限るものではないが、ICタグ2が受動型であると、ICタグ2のコストが下がるというメリットがある。
ICタグ検知部12は、例えば電子機器1の内部にある制御基板上に設けられる。図1及び図2は、このようにしてICタグ検知部12を電子機器1と一体的に設けた場合を示しているが、他の箇所に設けてもよい。例えば、タッチパネル10付近にICタグ検知部12を単独で設け、電子機器1と通信可能に接続してもよい。いずれにせよ、ICタグ検知部12は、タッチパネル10の付近に設けるようにする。
また、ICタグ2は、手袋3に埋め込まれて内蔵された状態であってもよいし、埋め込まれずに取り付け及び取り外しが自在の状態であってもよい。
中央制御部13は、接近判定部13a、感度設定部13b、処理実行部13cを有する。
接近判定部13aは、ICタグ検知部12が出力する受信強度を用いて、ICタグ2がICタグ検知部12つまりタッチパネル10に、設定範囲内まで接近しているか否かを判定する。
設定範囲内は、タッチパネル10からの距離が例えば数センチ以内の範囲を指す。従って、例えば、ICタグ2が設定範囲内にある場合に検出される受信強度を予め測定するなどして受信強度閾値を設定しておき、接近判定部13aは、当該受信強度閾値をICタグ検知部12が出力する受信強度が超える場合に、ICタグ2がタッチパネル10に設定範囲内まで接近していると判定する。接近判定部13aによる判定結果は、感度設定部13bに出力される。
なおその際、手袋3に付けて使用されるICタグ2以外の用途のICタグが電子機器1付近で使用される場合の影響を排除するために、接近判定部13aは、ICタグ検知部12が出力する情報が識別可能な手袋情報であるかを確認することで、ICタグ2が手袋3に付けて使用されるICタグであるかを確認する。このため、例えば、手袋3に付けて使用されるICタグに記憶される情報が、接近判定部13aでアクセス可能な不図示の記憶部にも予め記憶されており、接近判定部13aは、当該記憶部に記憶されている情報の中に、ICタグ検知部12が出力する情報と同じ情報が含まれている場合に、ICタグ検知部12が出力する情報は接近判定部13aで識別可能な手袋情報であると判定する。
感度設定部13bは、タッチパネル制御部11に対して、タッチを検出する際に用いる閾値を指示し、状況に応じてタッチパネル制御部11に異なる感度でタッチの検出を行わせる。具体的には、接近判定部13aによりICタグ2が接近していると判定された場合と、接近していないと判定された場合とで、タッチパネル制御部11に異なる閾値を用いるように指示する。
処理実行部13cは、タッチパネル制御部11が出力するタッチが検出されたタッチ位置に応じて、当該タッチ位置に対応する処理を実行する。例えば、電子機器1がタブレット型コンピュータであり、タッチ位置に対応する処理がインターネットでの検索実行処理である場合、当該処理を実行する。処理結果は、映像処理部14に出力される。
映像処理部14は、処理実行部13cが出力する処理結果を用いて、ディスプレイ15で表示する映像を生成し、映像信号としてディスプレイ15に出力する。
ディスプレイ15は、映像処理部14が出力する映像信号を用いて、映像を表示する。ディスプレイ15は、透明なタッチパネル10の裏側に配置されて、タッチパネル10と一体となっている。ディスプレイ15は、例えば液晶ディスプレイである。
なお、図1及び図2では、ディスプレイ15がタッチパネル10と一体となって設けられる電子機器1を示した。しかしながら、ディスプレイ15を設けずに、タッチパッドとして機能するタッチパネル10を備えた電子機器1としてもよい。この場合、映像処理部14も設けなくてよい。
また、タッチパネル制御部11と中央制御部13とがタッチパネル制御装置を構成する。また、タッチパネル制御装置とタッチパネル10とがタッチパネル装置を構成する。また、タッチパネル制御装置とタッチパネル10とディスプレイ15とがディスプレイ装置を構成する。
中央制御部13のハードウェア構成例について、図3A及び図3Bを用いて説明する。
中央制御部13の接近判定部13a、感度設定部13b、処理実行部13cの各機能は、処理回路により実現される。当該処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。CPUは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる。
図3Aは、中央制御部13の各部の機能を、専用のハードウェアである処理回路100で実現した場合のハードウェア構成例を示す図である。処理回路100は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。接近判定部13a、感度設定部13b、処理実行部13cの各部の機能を別個の処理回路100を組み合わせて実現してもよいし、各部の機能を1つの処理回路100で実現してもよい。
図3Bは、中央制御部13の各部の機能を、メモリ101に格納されるプログラムを実行するCPU102で実現した場合のハードウェア構成例を示す図である。この場合、接近判定部13a、感度設定部13b、処理実行部13cの各部の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組合せにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ101に格納される。CPU102は、メモリ101に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、中央制御部13の各部の機能を実現する。すなわち、中央制御部13は、後述する図4及び図7のフローチャートで示す各ステップが結果的に実行されることになるプログラム等を格納するためのメモリ101を有する。また、これらのプログラムは、中央制御部13の各部の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。ここで、メモリ101は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)等が該当する。
なお、中央制御部13の各部の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、接近判定部13a、感度設定部13bについては専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、処理実行部13cについては処理回路がメモリに格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの組合せによって、上記の中央制御部13の各機能を実現することができる。
また、タッチパネル制御部11、映像処理部14についても、中央制御部13と同様に図3A及び図3Bのように構成することができる。
次に、電子機器1の処理の一例について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、接近判定部13aが、ICタグ検知部12が出力する手袋情報と受信強度とを用いて、手袋3に付けて使用されるICタグ2の受信強度が受信強度閾値以上であるかを判定する(ステップST1)。
ICタグ2の受信強度が受信強度閾値未満の場合(ステップST1;NO)、つまり、ICタグ2がタッチパネル10に設定範囲内まで接近してはいない場合、接近判定部13aは、ステップST1の処理を繰り返す。
一方、ICタグ2の受信強度が受信強度閾値以上の場合(ステップST1;YES)、つまり、ICタグ2がタッチパネル10に設定範囲内まで接近している場合、その旨が感度設定部13bに出力され、感度設定部13bが、タッチパネル制御部11に対して、手袋を装着した状態でのタッチに対応した閾値を用いてタッチの検出を行うよう指示する。具体的には、手袋を装着していないときに指示する閾値よりも低い値の閾値の使用が指示される。このようにして、感度設定部13bが、タッチパネル制御部11にタッチ検出の感度を上げさせる(ステップST2)。このときに設定された感度は、その後新たに感度が設定されるまで、保持される。
続いて、接近判定部13aが、ICタグ検知部12が出力する手袋情報と受信強度とを用いて、手袋3に付けて使用されるICタグ2の受信強度が受信強度閾値未満であるかを判定する(ステップST3)。
ICタグ2の受信強度が受信強度閾値以上の場合(ステップST3;NO)、つまり、ICタグ2がタッチパネル10に設定範囲内まで接近している状態が続いている場合、接近判定部13aは、ステップST3の処理を繰り返す。
一方、ICタグ2の受信強度が受信強度閾値未満の場合(ステップST3;YES)、つまり、ICタグ2がタッチパネル10に設定範囲内まで接近してはいない状態となった場合、その旨が感度設定部13bに出力され、感度設定部13bが、タッチパネル制御部11に対して、手袋を装着していない状態でのタッチに対応した閾値を用いてタッチの検出を行うよう指示する。具体的には、手袋を装着しているときに指示する閾値よりも高い値の閾値の使用が指示される。このようにして、感度設定部13bが、タッチパネル制御部11にタッチ検出の感度を下げさせる(ステップST4)。このときに設定された感度は、その後新たに感度が設定されるまで、保持される。
図4に示す処理は、電子機器1の動作中に周期的に行われる。
このように、電子機器1は、手袋3に付けられたICタグ2を利用して、手袋を装着した状態でのタッチパネル10への接近を判定し、接近が認められた場合に、タッチ検出の感度を上げる。ICタグ2を利用したタッチパネル10への接近の判定は、カメラを利用した画像処理により手袋の装着状態を判定する構成に比べ、安価に実現することができる。
以上のように、この実施の形態1に係る電子機器1は、手袋3に付けられたIC2タグを利用して、手袋を装着した状態でのタッチパネル10への接近を判定し、判定に応じて異なる感度でのタッチ検出を設定する。手袋を装着した状態でのタッチパネル10への接近を判定するのにICタグ2を利用することで、カメラを利用する場合に比べ安価に実現できる。
実施の形態2.
実施の形態1では、手袋3に付けられたICタグ2の接近の有無に応じて、タッチ検出の感度を異なるものにした。実施の形態2では、更に、ICタグ2が付けられた手袋3の仕様に応じてタッチ検出の感度を設定する場合について説明する。
手袋3は、その素材、厚み等の仕様に応じて、適切なタッチ検出の感度が異なる。従って、手袋3の仕様に応じて異なるICタグ2を付けておくことで、タッチパネル10に接近した手袋3の仕様に応じた適切な感度に設定できるようにする。
図5に、この発明の実施の形態2に係る電子機器1の外観図を示す。また、図6に、この発明の実施の形態2に係る電子機器1の構成図を示す。なお、実施の形態1で既に説明した構成と同一又は相当する機能を有する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。図5及び図6に示すように、ICタグ2が付けられた手袋3は、ICタグ2aが付けられた手袋3aと、ICタグ2bが付けられた手袋3bとして、複数存在する。
手袋3aと手袋3bは、仕様が互いに異なり、適切なタッチ検出の感度も異なる。ICタグ2aとICタグ2bには、手袋3aと手袋3bとが異なる仕様であることが識別可能な情報、例えば、互いに異なるID(IDentification)番号が手袋情報として記憶されている。
ICタグ検知部12の送受信部12bは、ICタグ2a,2bとの通信時に、ICタグ2a,2bからそれぞれのID番号を含む手袋情報を受信し、受信強度と共に中央制御部13に出力する。
接近判定部13aは、ICタグ検知部12が出力する受信強度とID番号を含む手袋情報とを用いて、当該ID番号のICタグ2が、タッチパネル10に設定範囲内まで接近しているか否かを判定する。接近判定部13aによる判定結果は、手袋情報と共に感度設定部13bに出力される。
感度設定部13bは、接近判定部13aによりICタグ2a,2bが接近していると判定された場合と、接近していないと判定された場合とで、タッチパネル制御部11に異なる閾値を用いるように指示する。更に、ICタグ2a,2bが接近していると判定された場合であれば、判定結果と共に出力された手袋情報内のID番号に応じてタッチパネル制御部11に異なる感度でタッチの検出を行わせる。
このために、例えば、タッチ検出の感度つまりタッチパネル制御部11が使用する閾値と、ID番号とを対応付けたテーブルが、感度設定部13bでアクセス可能な不図示の記憶部に予め記憶されている。
次に、実施の形態2の電子機器1の処理の一例について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。ここでは、手袋3aに付けられたICタグ2aには、手袋3aの仕様に適したID番号Aが記憶され、手袋3bに付けられたICタグ2bには、手袋3bの仕様に適したID番号Bが記憶されているとして説明する。また、一度に手袋3a,3bの両方が近づいてきた場合には、ICタグ2aに応じた感度の設定を、ICタグ2bに応じた感度の設定よりも優先する場合を例に説明する。従って、接近判定部13aがアクセス可能な不図示の記憶部には、例えば、手袋情報に含まれる各ID番号とその優先順位が分かるようなテーブルが記憶されている。
まず、接近判定部13aが、ICタグ検知部12が出力する手袋情報と受信強度とを用いて、手袋情報にID番号Aが含まれており受信強度が受信強度閾値以上であるか、つまり、ICタグ2aの受信強度が受信強度閾値以上であるかを判定する(ステップST10)。
ICタグ2aの受信強度が受信強度閾値以上の場合(ステップST10;YES)、その旨が手袋情報と共に感度設定部13bに出力され、感度設定部13bが、タッチパネル制御部11に対して、タッチ検出の感度をID番号Aに対応した感度に上げさせる(ステップST11)。
続いて、接近判定部13aが、ICタグ検知部12が出力する手袋情報と受信強度とを用いて、ICタグ2aの受信強度が受信強度閾値未満であるかを判定する(ステップST12)。
ICタグ2aの受信強度が受信強度閾値以上の場合(ステップST12;NO)、接近判定部13aは、ステップST12の処理を繰り返す。
一方、ICタグ2aの受信強度が受信強度閾値未満の場合(ステップST12;YES)、その旨が感度設定部13bに出力され、感度設定部13bが、タッチパネル制御部11に対して、手袋を装着していない状態でのタッチに対応するよう、タッチ検出の感度を下げさせる(ステップST13)。
なお、ICタグ2aの受信強度が受信強度閾値未満の場合(ステップST10;NO)、接近判定部13aが、ICタグ検知部12が出力する手袋情報と受信強度とを用いて、手袋情報にID番号Bが含まれており受信強度が受信強度閾値以上であるか、つまり、ICタグ2bの受信強度が受信強度閾値以上であるかを判定する(ステップST14)。このように、ICタグ2aの受信強度が受信強度閾値未満であった場合には、ICタグ2bの受信強度を用いた判定に移行する。
ICタグ2bの受信強度が受信強度閾値以上の場合(ステップST14;YES)、その旨が手袋情報と共に感度設定部13bに出力され、感度設定部13bが、タッチパネル制御部11に対して、タッチ検出の感度をID番号Bに対応した感度に上げさせる(ステップST15)。
続いて、接近判定部13aが、ICタグ検知部12が出力する手袋情報と受信強度とを用いて、ICタグ2bの受信強度が受信強度閾値未満であるかを判定する(ステップST16)。
ICタグ2bの受信強度が受信強度閾値以上の場合(ステップST16;NO)、接近判定部13aは、ステップST16の処理を繰り返す。
一方、ICタグ2bの受信強度が受信強度閾値未満の場合(ステップST16;YES)、その旨が感度設定部13bに出力され、感度設定部13bが、タッチパネル制御部11に対して、手袋を装着していない状態でのタッチに対応するよう、タッチ検出の感度を下げさせる(ステップST17)。
なお、ICタグ2bの受信強度が受信強度閾値未満の場合(ステップST14;NO)、ステップST10の処理を繰り返す。
図7に示す処理は、電子機器1の動作中に周期的に行われる。
図7に示す処理により、仕様が異なるために異なるID番号を記憶したICタグ2が付けられた複数の手袋3が一度にタッチパネル10に近づいてきた場合、優先順位を付けた上での感度の設定が可能となる。なお、図7では、ICタグ2aを優先すると予め設定されている場合を例に説明したが、例えば、受信強度がより大きい方のICタグ2を優先するようにしてもよい。
このように、電子機器1は、手袋3の仕様に応じた手袋情報が記憶されたICタグ2を利用して、タッチ検出の感度を手袋3の仕様に応じた適切な感度に設定する。この構成は、電子機器1のユーザが複数人存在し、それぞれのユーザで異なる仕様の手袋3を装着している場合に有用である。
なお、上記では、仕様が異なる手袋3として、手袋3a,3bの2つがある場合を例に説明したが、仕様が異なる手袋3が3つ以上ある場合に対しても同様に適用できる。
また、上記では、ICタグ2に手袋情報として記憶されたID番号を利用したが、手袋3の仕様が異なることが分かる情報であれば、どのような形式の情報であっても構わない。例えば、手袋3の厚さの情報であってもよいし、手袋3の素材の情報であってもよいし、タッチパネル制御部11が使用する閾値の情報であってもよい。
以上のように、この実施の形態2に係る電子機器1は、実施の形態1の効果に加えて、手袋3の仕様に応じた適切なタッチ検出の感度に設定することができるので、利便性が向上する。
実施の形態3.
実施の形態3では、車室内等、同じ空間内にタッチパネル10が複数存在する場合について説明する。
図8に、この発明の実施の形態3に係る電子機器1の配置状況を示す。図8は、車室内に電子機器1が3つ固定されている場合を例示しているが、他にも例えば、建物内の同じ部屋に固定されている場合でも構わない。要は、隣接する他の空間と仕切られた閉鎖空間等にタッチパネル10が複数存在する場合が、実施の形態3の主な対象となる。また、図9に、この発明の実施の形態3に係る電子機器1の構成図を示す。なお、実施の形態1で既に説明した構成と同一又は相当する機能を有する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。図8に示すように、ICタグ検知部12として、第1位置にICタグ検知部12Aが置かれ、第2位置にICタグ検知部12Bが置かれている。
ICタグ検知部12A,12Bと各電子機器1の中央制御部13との間には、ICタグ位置算出部16が設けられている。
ICタグ位置算出部16は、ICタグ検知部12Aが出力する受信強度と手袋情報、ICタグ検知部12Bが出力する受信強度と手袋情報を用いて、ICタグ2の空間内での位置を算出する。例えば、ICタグ検知部12AとICタグ2との距離と、ICタグ検知部12AでのICタグ2の受信強度との対応関係を予め不図示の記憶部に記憶しておく。同様に、ICタグ検知部12BとICタグ2との距離と、ICタグ検知部12BでのICタグ2の受信強度との対応関係を予め不図示の記憶部に記憶しておく。ICタグ位置算出部16は、当該記憶部にアクセスして、ICタグ検知部12Aが出力するICタグ2の受信強度から、ICタグ検知部12AとICタグ2との距離を求め、ICタグ検知部12Bが出力するICタグ2の受信強度から、ICタグ検知部12BとICタグ2との距離を求める。ICタグ検知部12A,12Bという2点からの距離が求まれば、ICタグ2の空間内での位置を2次元的に算出できる。ICタグ検知部12の数を増やせば、算出される位置の精度は高まるが、車室内等のさほど高さのない空間内では、2次元的に位置を算出できれば十分であるので、ICタグ検知部12を2つ設けるという簡素な構成であっても有用である。
そして、ICタグ位置算出部16は、算出したICタグ2の位置から、各電子機器1のタッチパネル10のうち、ICタグ2が設定範囲内まで接近しているタッチパネル10を選択する。なお、当該設定範囲内は、実施の形態1で説明した設定範囲内と同じでもよいし、実施の形態1で説明した設定範囲内よりも広い範囲とされてもよい。そして、選択したタッチパネル10に対応する中央制御部13に、ICタグ2が接近している旨を伝える。このため、ICタグ位置算出部16がアクセス可能な不図示の記憶部には、各電子機器1のタッチパネル10の空間内での位置が予め記憶されている。
なお、ICタグ位置算出部16は、ICタグ検知部12A,12Bが出力する手袋情報を用いて、ICタグ2が手袋3に付けて使用されるICタグであるかを実施の形態1と同様に確認するとともに、ICタグ検知部12A,12Bが出力する受信強度が同じICタグ2のものであるかを確認する。
ICタグ位置算出部16によって、ICタグ2の接近が伝えられた中央制御部13の感度設定部13bは、タッチパネル制御部11に対して、手袋を装着した状態でのタッチに対応するようにタッチ検出の感度を上げさせる。
また、ICタグ2の空間内での位置を算出するICタグ位置算出部16は、ICタグ2がタッチパネル10に接近している旨を中央制御部13に伝えた後に、当該ICタグ2が当該タッチパネル10に設定範囲内まで接近してはいない状態となると、その旨を対応する中央制御部13に伝える。すると、当該中央制御部13の感度設定部13bは、タッチパネル制御部11に対して、手袋を装着していない状態でのタッチに対応するようにタッチ検出の感度を下げさせる。
このように、ICタグ検知部12を2つ設けることにより、ICタグ位置算出部16でICタグ2の位置を算出し、ICタグ2が接近しているタッチパネル10を選択する。電子機器1が3つ以上存在する場合でも、2つのICタグ検知部12を利用してICタグ2の位置が算出可能なので、ICタグ検知部12の共通化によるコストメリットが得られる。この構成は、同じ空間内に電子機器1が複数固定されている場合に有用である。
なお、ICタグ位置算出部16は、図3A及び図3Bのように構成することができる。
また、ICタグ位置算出部16は、ICタグ検知部12A又はICタグ検知部12Bに組み込んで設けてもよいし、ICタグ検知部12A及びICタグ検知部12Bとは別の装置としてもよい。いずれにせよ、ICタグ位置算出部16は、タッチパネル制御装置の一部として機能する。
また、上記のようにICタグ2のタッチパネル10への接近を判定するICタグ位置算出部16は、接近判定部13aであると言える。
また、同じ空間内にタッチパネル10が複数存在する場合に、図8及び図9に示す構成と異なり、図10に示すようにICタグ検知部12を電子機器1ごとに設けてもよい。つまり、実施の形態1,2で示したような電子機器1が、同じ空間内に複数存在することとなる。
このように、電子機器1ごとにICタグ検知部12を設けることにより、タッチパネル10ごとに受信されたICタグ2の受信強度を用いて、接近判定部13aは、タッチパネル10ごとにICタグ2の接近を判定する。この構成は、同じ空間内に持ち運び可能な状態で電子機器1が複数存在する場合に有用である。
以上のように、この実施の形態3に係る電子機器1は、同じ空間内にタッチパネル10が複数存在する場合でも、実施の形態1,2と同様の効果を得ることができる。
また、接近判定部13aは、第1位置と第2位置のそれぞれで受信されたICタグ2の受信強度を用いて、ICタグ2の空間内での位置を算出し、複数のタッチパネル10のうち、ICタグ2が接近しているタッチパネル10を選択するICタグ位置算出部16であることとした。このようにすると、同じ空間内に電子機器1が複数固定されている場合に有用である。また、ICタグ検知部12の共通化によるコストメリットが得られる。
できる。
また、複数のタッチパネル10ごとに受信されたICタグ2の受信強度を用いて、接近判定部13aが、複数のタッチパネル10ごとにICタグ2の接近を判定することとした。このようにすると、同じ空間内に持ち運び可能な状態で電子機器1が複数存在する場合に有用である。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態においての任意の構成要素の省略が可能である。
1 電子機器、2,2a,2b ICタグ、3,3a,3b 手袋、10 タッチパネル、11 タッチパネル制御部、12,12A,12B ICタグ検知部、12a アンテナ、12b 送受信部、13 中央制御部、13a 接近判定部、13b 感度設定部、13c 処理実行部、14 映像処理部、15 ディスプレイ、16 ICタグ位置算出部、100 処理回路、101 メモリ、102 CPU。

Claims (9)

  1. タッチパネルの静電容量の変化量と比較する閾値を切替えることで、複数の感度で前記タッチパネルへのタッチを検出するタッチパネル制御部と、
    ICタグに記憶された手袋情報と前記ICタグの受信強度とを用いて、前記ICタグが前記タッチパネルに設定範囲内まで接近しているか否かを判定する接近判定部と、
    前記接近判定部により前記ICタグが接近していると判定された場合と、接近していないと判定された場合とで、前記タッチパネル制御部に異なる感度でタッチの検出を行わせる感度設定部とを備えることを特徴とするタッチパネル制御装置。
  2. 前記感度設定部は、前記接近判定部により前記ICタグが接近していると判定された場合に、前記ICタグに記憶された手袋情報に応じた感度で前記タッチパネル制御部にタッチの検出を行わせることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル制御装置。
  3. 同じ空間内に存在する複数の前記タッチパネルのうち、前記ICタグが接近しているタッチパネルでのタッチを検出する感度が、前記感度設定部により設定されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のタッチパネル制御装置。
  4. 前記接近判定部は、第1位置と第2位置のそれぞれで受信された前記ICタグの受信強度を用いて、前記ICタグの空間内での位置を算出し、複数の前記タッチパネルのうち、前記ICタグが接近しているタッチパネルを選択するICタグ位置算出部であることを特徴とする請求項3記載のタッチパネル制御装置。
  5. 複数の前記タッチパネルごとに受信された前記ICタグの受信強度を用いて、前記接近判定部が、複数の前記タッチパネルごとに前記ICタグの接近を判定することを特徴とする請求項3記載のタッチパネル制御装置。
  6. 前記タッチパネルと、
    請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のタッチパネル制御装置とを備えることを特徴とするタッチパネル装置。
  7. 前記タッチパネルと、
    前記タッチパネルと一体のディスプレイと、
    請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のタッチパネル制御装置とを備えることを特徴とするディスプレイ装置。
  8. 請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のタッチパネル制御装置を備えることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のタッチパネル制御装置が備える前記接近判定部、請求項6に記載のタッチパネル装置が備える前記接近判定部、請求項7に記載のディスプレイ装置が備える前記接近判定部、又は、請求項8に記載の電子機器が備える前記接近判定部で識別可能な手袋情報を記憶した手袋用のICタグ。
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