JP6524866B2 - 照射装置 - Google Patents

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本発明は、ランプ及びミラーを備えた照射装置に関する。
従来、ランプ及びミラーを備えた照射装置として、液晶パネルの基板を貼り合わせる紫外線硬化樹脂を硬化させる紫外線照射装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この紫外線照射装置では、ランプに、紫外線を照射するメタルハライドランプが用いられている。
特開2013−168274号公報
照射装置においては、種類の異なるランプを使用することが要求される場合があり、例えば、上述した紫外線照射装置においては、メタルハライドランプとガリウムランプを交換して使用する要求がある。
しかしながら、単に種類の異なるランプを交換しただけでは、種類の異なるランプの照射野における均斉度に差違が生じる場合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ランプの種類を変更しても均斉度の低下を抑制可能な照射装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の照射装置は、光源たるランプと、前記ランプから放射される光を反射するミラーとを備える照射装置において、前記ランプ内の輝度分布中心に差違が生じる前記ランプを前記ミラーに択一的に取り付け可能に構成し、前記輝度分布中心の差違に基づいて、一のランプの取付位置を他のランプの取付位置よりも下方にずらして形成されていることを特徴とする。
また、本発明の照射装置は、光源たるランプと、前記ランプから放射される光を反射し、出射口を下側に有するミラーとを備える照射装置において、前記ランプ内の輝度分布中心に差違が生じる前記ランプを前記ミラーに択一的に取り付け可能に構成し、前記輝度分布中心の差違に基づいて、一のランプの取付位置を他のランプの取付位置よりもミラーの出射口側にずらして形成されていることを特徴とする。
上述の構成において、前記ミラーに前記輝度分布中心に差違が生じるランプを択一的に取り付けたランプユニットと、ミラーの出射口に配置したフィルタとにより、照射器を構成し、前記照射器を、ワークを載置するステージに対して複数並べて配置してもよい。
上述の構成において、前記一のランプがガリウムランプで、前記他のランプがメタルハライドランプであってもよい。
本発明によれば、ランプの種類に応じてランプの取付位置をずらすことにより、ランプの種類を変更しても均斉度の低下を抑制できる。
本発明の実施形態に係る照射装置たる紫外線照射装置の構成を示す斜視図である。 ランプユニットの端部を示す斜視図である。 ランプユニットを示す分解斜視図である。 ランプ取付構造を分解したランプユニットを示す分解斜視図である。 ランプとミラーとの位置関係を示す図である。 照射器が1灯の場合の照度分布のシミュレーション結果を示す図である。 ランプにメタルハライドランプを用い、照射器が4灯の場合の照度分布のシミュレーション結果を示す図である。 ランプにガリウムランプを用い、ランプをメタルハライドランプと同一位置に配置し、照射器が4灯の場合の照度分布のシミュレーション結果を示す図である。 ランプにガリウムランプを用い、ランプをメタルハライドランプよりずらして配置し、照射器が4灯の場合の照度分布のシミュレーション結果を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。本実施形態では、照射装置の一例として、液晶パネルの基板を貼り合わせる樹脂材に紫外線を照射して樹脂材を硬化させる紫外線照射装置を示す。
図1は、本実施形態に係る紫外線照射装置の構成を示す斜視図である。
紫外線照射装置1は、ワーク2に紫外線を照射する照射装置であり、紫外線を直下のワーク2に照射する複数の照射器3を装置筐体(不図示)内に備えている。
ワーク2は、所定の幅W及び長さLの照射エリア2Aを有する矩形状を成し、この照射エリア2Aに例えば液晶パネルが載置されて紫外線が照射される。このワーク2は、ステージ4に載置固定されている。
照射器3は、底面開放型の直方体状の照射器筐体10を有し、この照射器筐体10には、ランプユニット5が内設されている。このランプユニット5は、紫外線を線状に放射する線状紫外線光源たるランプ11と、このランプ11を包囲する半楕円筒状(シリンドリカル状)のミラー12とを備え、ランプ11から放射される紫外線をミラー12で反射して照射器筐体10の底面から線状に紫外線を照射する。
照射器筐体10には、ランプ11の直下に、平面視で矩形状の照射開口が形成されており、長手方向がランプ11の長手方向(軸方向)に一致するように設けられている。照射開口の内側には、透過する光の波長を選択する波長選択フィルタ(フィルタ)13が設けられ、波長選択フィルタ13は照射開口を塞ぐ遮光性の枠板14に保持されている。すなわち、波長選択フィルタ13は、ミラー12の出射口12Aとワーク2の間に配置されている。この波長選択フィルタ13によって紫外線照射装置1は所望の波長の光を照射するようになっている。波長選択フィルタ13が透過する透過波長域は、紫外線照射装置1の使用用途に応じて適宜に設定され、本実施形態では、液晶パネルの製造に最適な帯域が設定されている。
ステージ4は、昇降可能に構成され、ワーク2を照射する際には、ワーク2が搭載されたステージ4は、所定の照射位置まで上昇する。また、ステージ4は、上面が反射面として構成され、ステージ反射板となっている。
この紫外線照射装置1では、4つの照射器3がワーク2の幅Wの方向に所定の間隔で並列に設けられている。すなわち、ワーク2の照射エリア2Aの略全域が中央の2つの照射器3により照射され、また幅W方向の両端部で照度が低下する箇所については、中央の照射器3を挟んだ両端の照射器3の照射によって照度の低下が補われる。
ただし、両端の照射器3については、ワーク2の照射エリア2Aに照射されずに外に漏れる紫外線が比較的多く、効率が悪い。
そこで、この紫外線照射装置1は、照射器3とステージ4との間に、並設された複数の照射器3の周囲を囲むように四角筒状の補助反射板6を備えている。
具体的には、補助反射板6は、ランプ11の両端に対面する一対の端板6Aと、ランプ11の両側に対面する一対の側板6Bとを有し、これらがランプ11の四方を囲む四角筒状に組まれ、その内壁面が反射面として構成されている。これにより、各照射器3からワーク2の長さL方向の外に漏れる光がワーク2の照射に使われ、ワーク2が効率良く照射されることとなる。
ところで、紫外線照射装置1においては、ランプ11に主波長が365nmのメタルハライドランプが使用されてきたが、近年は、ランプ11に主波長が420nmのガリウムランプが使用される場合が増加している。また、メタルハライドランプとガリウムランプを交換して使用する要求もでてきている。
しかしながら、種類の異なるランプ、具体的には、添加物の分量や種類が異なるランプを、単に交換しただけでは、種類の異なるランプの照射野における均斉度に差違が生じる。
従来では、照射器のワークに対する距離をランプの種類毎に変更して紫外線照射装置を設計していたため、ランプの種類毎に異なる設計の紫外線照射装置を必要とする。また、ガリウムランプを用いる場合には、照射器をワークに対して比較的大きく(例えば、150mm程度)離す必要があり、紫外線照射装置が大型化してしまう。
発明者は、シミュレーションにより、ランプの種類が異なるとランプ内の輝度分布中心の位置に差違が生じているという知見を得た。例えば、ガリウムランプでは、ランプ内の輝度分布中心が、ランプの軸よりも5mm程度上方にある。
そこで、本実施形態では、紫外線照射装置1は、輝度分布中心の差違に基づいて、ランプ11の取付位置を可変する構成としている。
図2は、ランプユニット5の端部を示す斜視図である。図3はランプユニット5を示す分解斜視図であり、図4はランプ取付構造を分解したランプユニット5を示す分解斜視図である。図5は、ランプ11とミラー12との位置関係を示す図であり、図5(A)はランプ11がメタルハライドランプの場合、図5(B)11はランプがガリウムランプの場合を示す。なお、図2〜図4では、ランプユニット5の一方の端部を示しているが、他方の端部も同一の構成であるため、説明及び図示を省略する。
ランプユニット5は、図2に示すように、底面を開放する直方体状の灯体21を有し、この灯体21内にランプ11及びミラー12を収めて構成されている。灯体21内には、両端側に金属製の端板22が設けられ、この灯体21と端板22がランプユニット5のユニット筐体20を構成している。
端板22は、図3に示すように、下方に開口する溝22Aが形成されており、開口形状が略矩形状をなし、端板22は全体として略U字形状に形成されている。この端板22は、ランプ11の軸C(図5参照)方向に延在して灯体21に固定される一対の支持片23に固定されている。
この端板22に、ランプ11の端部11Aがランプ取付構造24によって取り付けられる。具体的には、ランプ11は、図3及び図4に示すように、発光管30と、発光管30の発光管端部30Aに設けられた絶縁性の碍子31とを備え、ランプ取付構造24は、発光管端部30Aの絶縁を図るランプ絶縁部40と、碍子31を保持するランプ保持部50と、を備えている。
ランプ絶縁部40は、端板22に固定される金属製の固定板41と、固定板41に固定され、発光管端部30Aを上方及び下方からそれぞれ包囲するランプ絶縁体42A,42Bとを備えている。
固定板41は、溝22Aを覆う大きさに形成され、この固定板41には、ランプ11を挿入する切り欠き部41Aが形成されている。切り欠き部41Aは、下方に向けて開口し、この開口部41A1からランプ11が切り欠き部41Aに挿入される。切り欠き部41Aはランプ11との間に所定の隙間が空く大きさに形成されている。
ランプ絶縁体42A,42Bは、絶縁性材料、例えば、セラミック(本実施形態では、ステアタイト)で溝22Aと略同一の大きさに形成され、ランプ11と端板22(及び固定板41)との間の絶縁を図る。ランプ絶縁体42A,42Bは、上下に分割されて構成されて、発光管端部30Aを上下に包囲する。ランプ絶縁体42A,42Bには、発光管端部30Aと所定の隙間を空けて発光管端部30Aに沿った形状の凹部42A1,42B1が形成されている。
ランプ保持部50は、端板22の上部に固定される固定枠51と、固定枠51に固定される固定板52と、固定板52に固定される絶縁体53と、絶縁体53に固定され碍子31を上方及び下方からそれぞれ保持するランプ保持体54A,54Bとを備えている。
固定枠51及び固定板52はそれぞれ金属板であり、固定枠51は下方及びランプ11の軸方向外側を開放した箱状に形成され、この固定枠51の内側に、固定板52が固定されている。固定板52は、固定枠51に固定される平板状の基体52Aと、基体52Aから下方に板状に延出する延出部52Bとを有して、略L字状に形成されている。
絶縁体53は、絶縁性材料、本実施形態では、ポリテトラフルオロエチレンで形成されている。この絶縁体53は、固定板52とランプ保持体54Aの間に介在される略角柱状の介在部53Aと、介在部53Aから下方(ランプ保持体54A側)に板状に延出する延出部53Bとを有して、略L字状に形成されている。
ランプ保持体54A,54Bは、絶縁性材料、例えば、セラミック(本実施形態では、ステアタイト)で形成されている。ランプ保持体54A,54Bは全体として略矩形状に形成され、上下に分割されて構成されて、碍子31を上下に挟持する。ランプ保持体54A,54Bには、碍子31に沿った形状の凹部54A1,54B1が形成されている。
ランプ絶縁体42A,42Bは、凹部42A1,42B1が発光管端部30Aを包囲した状態でねじ等の締結具によって互いに結合された上で、ねじ等の締結具によって固定板41に固定される。なお、発光管端部30Aと凹部42A1,42B1とは、間に所定の隙間が形成されており、接触していない。
碍子31はランプ保持体54A,54Bに挟持されてランプ保持体54A,54Bに固定され、ランプ保持体54A,54Bはねじ等の締結具によって互いに結合された上で、ねじ等の締結具によって絶縁体53に固定される。絶縁体53はねじ等の締結具によって固定板52に固定され、この固定板52もねじ等の締結具によって固定枠51に固定される。
固定板41及び固定枠51は、それぞれねじ等の締結具55によって端板22に固定される。
ここで、固定板41及び固定枠51には、それぞれ締結具55を挿入する締結孔41B、51Aが上下に延びる長孔に形成されている。締結孔41B、51AのピッチP(2つの向かい合う半円の中心線間の長さ)(図5参照)が所定長さに設定されている。これにより、図5に示すように、ランプ11の軸Cがミラー12の焦点Fとなる位置(上側位置)と、ランプ11の軸Cがミラー12の焦点Fよりも下方(ミラー12の出射口12A側)に所定長さずれる位置(下側位置)とに、ランプ11の取付位置が変更可能となる。
本実施形態では、メタルハライドランプをミラー12の焦点Fに配置した設計を基準に、ガリウムランプの位置を決めている。すなわち、上側位置はランプ11がメタルハライドランプの場合の位置、下側位置はランプ11がガリウムランプの場合の位置とし、上述の所定長さを5mmに設定している。ランプ11がメタルハライドランプの場合には、ランプ11は上側位置に取り付けられ、ランプ11がガリウムランプの場合には、ランプ11が下側位置に取り付けられる。
なお、本実施形態では、ランプ11の種類に合わせて波長選択フィルタ13を代えている。
次いで、紫外線照射装置1の作用について説明する。
図6は、照射器3が1灯の場合の照度分布のシミュレーション結果を示す図であり、(A)はメタルハライドランプとガリウムランプが同一位置にある場合、(B)はガリウムランプをメタルハライドランプよりミラー12の出射口12A側に5mmずらした場合を示す。図6中、符号Mはメタルハライドランプのグラフを示し、符号Gはガリウムランプのグラフを示す。
図7は、ランプ11にメタルハライドランプを用い、照射器3が4灯の場合の照度分布のシミュレーション結果を示す図であり、図7(A)は照射エリア2Aの照度分布を示し、図7(B)は図7(A)の点線部分に相当する照射エリア2Aの長さ方向中心における照度分布を示す。
図8は、ランプ11にガリウムランプを用い、ランプ11をメタルハライドランプと同一位置に配置し、照射器3が4灯の場合の照度分布のシミュレーション結果を示す図であり、図8(A)は照射エリア2Aの照度分布を示し、図8(B)は図8(A)の点線部分に相当する照射エリア2Aの長さ方向中心における照度分布を示す。
図9は、ランプ11にガリウムランプを用い、ランプ11をメタルハライドランプよりずらして配置し、照射器3が4灯の場合の照度分布のシミュレーション結果を示す図であり、図9(A)は照射エリア2Aの照度分布を示し、図9(B)は図9(A)の点線部分に相当する照射エリア2Aの長さ方向中心における照度分布を示す。
図6、図7(B)、図8(B)及び図9(B)中、横軸はランプ11の幅W方向の位置を示し、縦軸は照度(相対値)(%)を示す。
図6(A)及び図7に示すように、ランプ11がメタルハライドランプの場合は、幅W方向の中央部になだらかなピークを有し、当該中央部が均一に照射され、均斉度も87%と比較的高い。
一方、図6(A)及び図7に示すように、ランプ11がガリウムランプの場合は、幅W方向の中心に照度のピークがあり、均斉度も58%と比較的低くなる。
これに対し、ガリウムランプをメタルハライドランプよりミラー12の出射口12A側に5mmずらした場合、図6(B)及び図9に示すように、幅W方向の中央部になだらかなピークを有し、当該中央部が均一に照射され、均斉度も89%と比較的高くなる。
このように、本実施形態では、ランプ11がメタルハライドランプ及びガリウムランプのいずれであっても、輝度分布中心がミラー12の焦点Fに略一致させることができるので、ランプの種類を変更しても均斉度の低下を抑制できる。また、照射器をワークに対して比較的大きく離していた従来のガリウムランプ用の紫外線照射装置に比べ、照射器3がワーク2に近くなるので、照度を向上できる。
また、ランプ11を照射器3(具体的には、ランプユニット5のユニット筐体20)に対して取付位置を変更可能に取り付けたため、紫外線照射装置1の装置筐体の構造を変更する必要がないので、照射器3の間隔や数を容易に変更できる。したがって、照射器3の数を変更して照射エリア2Aの幅Wを拡張、伸縮することを容易に行うことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、紫外線照射装置1は、ランプ11内の輝度分布中心に差違が生じるランプ11をミラー12に択一的に取り付け可能に構成し、輝度分布中心の差違に基づいて、一のランプ(ガリウムランプ)の取付位置を他のランプ(メタルハライドランプ)の取付位置よりも下方(本実施形態では、ミラー12の出射口12A側)にずらして形成されている構成とした。この構成により、ランプの種類を変更しても均斉度の低下を抑制できる。
また、本実施形態によれば、ミラー12に輝度分布中心に差違が生じるランプ11を択一的に取り付けたランプユニット5と、ミラー12の出射口12Aに配置した波長選択フィルタ13とにより、照射器3を構成し、照射器3を、ワーク2を載置するステージ4の上方に複数並べて配置する構成とした。この構成により、紫外線照射装置1の装置筐体の構造を変更することなく、照射器3の間隔や数を容易に変更できる。
但し、上述の実施形態は本発明の一態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上述の実施形態では、ランプ11をランプユニット5のユニット筐体20に取り付けたが、ランプ11の取り付け部は、これに限定されるものではなく、例えば、照射器3の照射器筐体10であってもよい。また、ランプ11を装置筐体に取り付ける構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、メタルハライドランプをミラー12の焦点Fに配置した設計を基準に、ガリウムランプの位置を決めていたが、ガリウムランプをミラー12の焦点Fに配置した設計を基準に、メタルハライドランプの位置を決めてもよい。但し、メタルハライドランプをミラー12の焦点Fに配置した設計を基準に、ガリウムランプの位置を決める方が、照射器3とワーク2の間の距離を短くできるので、紫外線照射装置1の大型化を防止できる。
また、上述の実施形態では、一のランプをガリウムランプとし、他のランプをメタルハライドランプとしたが、ランプの種類はこれらに限定されるものではなく、種々のランプを用いることができる。
また、上述の実施形態では、2種類のランプ11を取り付け可能に構成したが、取付可能なランプ11の数はこれに限定されず、3種類以上であってもよい。
また、上述の実施形態では、長孔状の締結孔41B、51Aによってランプ11の取付位置を変更可能にしたが、取付位置を変更する構成は長孔に限定されるものではなく、例えば、所定位置で固定可能なスライド機構であってもよい。
また、上述の実施形態では、照射器3を4つ設けたが、照射器3の数はこれに限定されず、また、1つであってもよい。
また、上述の実施形態では、補助反射板6を設けたが、補助反射板6を省略してもよい。
また、上述の実施形態では、ステージ4は、ステージ反射板としたが、上面を反射面としないステージとして構成してもよい。
また、上述の実施形態では、照射方向を下向きとしていたが、照射方向はこれに限定されず、例えば上向きであってもよい。ミラーの出射口が上側に配置され照射方向が上向きとなる場合にも、ガリウムランプはメタルハライドランプより下方に5mmずらして配置される。すなわち、この場合、メタルハライドランプの取付位置はガリウムランプの取付位置よりもミラーの出射口側にずらして配置されることとなる。
また、上述の実施形態では、照射装置の一例として液晶パネルの基板を貼り合わせる樹脂材に紫外線を照射して樹脂材を硬化させる紫外線照射装置を説明したが、照射装置は当該紫外線照射装置に限定されるものではない。また、照射装置が照射する光も紫外線に限定されるものではなく、ランプには種々の波長を発光するランプを用いることができる。
1 紫外線照射装置(照射装置)
3 照射器
4 フィルタ
5 ステージ(ステージ反射板)
11 ランプ
12 ミラー
12A 出射口
20 ランプユニット

Claims (4)

  1. 光源たるランプと、前記ランプから放射される光を反射するミラーとを備える照射装置において、
    前記ランプ内の輝度分布中心に差違が生じる前記ランプを前記ミラーに択一的に取り付け可能に構成し、
    前記輝度分布中心の差違に基づいて、一のランプの取付位置を他のランプの取付位置よりも下方にずらして形成されていることを特徴とする照射装置。
  2. 光源たるランプと、前記ランプから放射される光を反射し、出射口を下側に有するミラーとを備える照射装置において、
    前記ランプ内の輝度分布中心に差違が生じる前記ランプを前記ミラーに択一的に取り付け可能に構成し、
    前記輝度分布中心の差違に基づいて、一のランプの取付位置を他のランプの取付位置よりもミラーの出射口側にずらして形成されていることを特徴とする照射装置。
  3. 前記ミラーに前記輝度分布中心に差違が生じるランプを択一的に取り付けたランプユニットと、ミラーの出射口に配置したフィルタとにより、照射器を構成し、前記照射器を、ワークを載置するステージに対して複数並べて配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の照射装置。
  4. 前記一のランプがガリウムランプで、前記他のランプがメタルハライドランプであることを特徴とする請求項1乃至3に記載の照射装置。
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