JP6523768B2 - 名前解決装置、名前解決方法及び名前解決プログラム - Google Patents

名前解決装置、名前解決方法及び名前解決プログラム Download PDF

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Description

本発明は、DNS(Domain Name System)クエリに応答する名前解決装置、名前解決方法及び名前解決プログラムに関する。
従来、インターネット上で提供されるクライアント−サーバ型のアプリケーションサービスにおいては、クライアントは、DNSクエリに応じて名前解決されたサーバに対してアクセスする。今後、多数のセンサ等のデバイスから送信されたデータを利用したリアルタイム性が要求されるアプリケーションサービス(例えば、交通制御)が提供されることが考えられる。この場合、集中配備されたデータセンタによる従来のクラウドサーバ環境では、クライアントとデータセンタとの間で通信の遅延が生じやすいため、リアルタイム性の高いサービスの提供が困難であった。
そこで、ネットワーク上でデバイスの近くに配備されたエッジサーバにアプリケーションを実装し、デバイスとエッジサーバとで処理を行うことにより、リアルタイム性の高いサービスの提供が期待される。
このとき、DNSサーバは、各デバイスが複数配備されたエッジサーバのいずれにアクセスすべきかを判断し、DNSレスポンスをデバイスに回答することが求められる。例えば、特許文献1では、アクセス元毎及び提供サービス毎にDNSゾーンファイルを設ける技術が提案されている。
特開2007−166659号公報
しかしながら、デバイスがアクセスする先であるエッジサーバの配置構成に変更(例えば、追加又は削除)があった場合、アクセス元毎及び提供サービス毎のDNSゾーンファイルを書き換える必要があった。
本発明は、DNSクエリに対して適切なエッジサーバを選択できると共に、エッジサーバの構成変更に容易に対応できる名前解決装置、名前解決方法及び名前解決プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る名前解決装置は、通信機器のアドレスに対して第1位置情報を対応付けた管理情報を記憶する第1記憶部と、同一ドメイン名の複数のサーバを示す複数のAレコードのそれぞれに対して第2位置情報を対応付けたDNSゾーンファイルを記憶する第2記憶部と、DNSクエリを受信する受信部と、前記DNSクエリの送信元アドレスに対応付けられている前記第1位置情報を、前記第1記憶部から取得する取得部と、前記取得部により取得された前記第1位置情報に相当する前記第2位置情報に対応付けられている、前記第2記憶部のAレコードを特定する特定部と、前記特定部により特定されたAレコードに基づいて、前記DNSクエリの名前解決を行う名前解決部と、前記名前解決の結果を、DNSレスポンスとして送信する送信部と、を備える。
前記第2記憶部は、ドメイン名毎の前記複数のAレコードの順序で前記第2位置情報を記述したTXTレコードを、前記DNSゾーンファイルに記憶してもよい。
前記第2記憶部は、前記複数のAレコードのうち、デフォルトのAレコードの識別情報を記憶し、前記特定部は、前記取得部により前記第1位置情報が取得されない、又は対応するAレコードが前記DNSゾーンファイルに存在しない場合、前記デフォルトのAレコードを特定してもよい。
前記第1位置情報及び前記第2位置情報は、緯度経度の情報を含み、前記特定部は、緯度経度により示される地点間の距離に基づいて、前記第1位置情報に相当する第2位置情報を決定してもよい。
本発明に係る名前解決方法は、コンピュータがDNSクエリに応答する名前解決方法であって、前記コンピュータの制御部は、通信機器のアドレスに対して第1位置情報を対応付けた管理情報を記憶する第1記憶部と、同一ドメイン名の複数のサーバを示す複数のAレコードのそれぞれに対して第2位置情報を対応付けたDNSゾーンファイルを記憶する第2記憶部と、にアクセスし、DNSクエリを受信する受信ステップと、前記DNSクエリの送信元アドレスに対応付けられている前記第1位置情報を、前記第1記憶部から取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された前記第1位置情報に相当する前記第2位置情報に対応付けられている、前記第2記憶部のAレコードを特定する特定ステップと、前記特定ステップにおいて特定されたAレコードに基づいて、前記DNSクエリの名前解決を行う名前解決ステップと、前記名前解決の結果を、DNSレスポンスとして送信する送信ステップと、を実行する。
本発明に係る名前解決プログラムは、コンピュータがDNSクエリに応答するための名前解決プログラムであって、前記コンピュータの制御部に、通信機器のアドレスに対して第1位置情報を対応付けた管理情報を記憶する第1記憶部と、同一ドメイン名の複数のサーバを示す複数のAレコードのそれぞれに対して第2位置情報を対応付けたDNSゾーンファイルを記憶する第2記憶部と、にアクセスさせ、DNSクエリを受信する受信ステップと、前記DNSクエリの送信元アドレスに対応付けられている前記第1位置情報を、前記第1記憶部から取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された前記第1位置情報に相当する前記第2位置情報に対応付けられている、前記第2記憶部のAレコードを特定する特定ステップと、前記特定ステップにおいて特定されたAレコードに基づいて、前記DNSクエリの名前解決を行う名前解決ステップと、前記名前解決の結果を、DNSレスポンスとして送信する送信ステップと、を実行させる。
本発明によれば、DNSクエリに対して適切なエッジサーバを選択できると共に、エッジサーバの構成変更に容易に対応できる。
実施形態に係る名前解決装置を含むサービス提供システムの構成を示す図である。 実施形態に係る名前解決装置の機能構成を示す図である。 実施形態に係るゲートウェイ管理テーブルを例示する図である。 実施形態に係るDNSゾーンファイルを例示する図である。 実施形態に係るDNSクエリとDNSレコードとの対応付けを説明する図である。 実施形態に係る名前解決処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る構成変更処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態の一例について説明する。
図1は、本実施形態に係る名前解決装置1を含むサービス提供システム100の構成を示す図である。
サービス提供システム100は、名前解決装置1と、デバイス2と、ゲートウェイ3と、エッジサーバ4と、クラウドサーバ5とを備える。
名前解決装置1は、デバイス2又はゲートウェイ3からDNSクエリを受信し、例えばドメイン名からエッジサーバ4のIPアドレスへの名前解決を行い、結果をDNSレスポンスとして返信する。
デバイス2は、ローカルエリアネットワークでゲートウェイ3に接続されている。
なお、デバイス2は、ゲートウェイ3を介さずに、ワイドエリアネットワークで直接インターネットに接続されてもよい。
ゲートウェイ3は、ローカルエリアネットワーク及びワイドエリアネットワークの双方に接続しており、デバイス2がインターネットにアクセスする仲介を行う。ゲートウェイ3は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)及びNAT(Network Address Translation)等の機能を有していてもよい。
エッジサーバ4は、デバイス2のある現場近くに設置される複数のサーバ群である。エッジサーバ4には、クラウドサーバ5と同様のアプリケーションが実装され、デバイス2は、名前解決装置1により指定されたエッジサーバ4にアクセスする。
クラウドサーバ5は、データセンタ等に設置されるサーバである。名前解決装置1によりいずれのエッジサーバ4も選択されない場合、このクラウドサーバ5がデフォルトのアクセス先として指定される。
図2は、本実施形態に係る名前解決装置1の機能構成を示す図である。
名前解決装置1は、第1記憶部11と、第2記憶部12と、受信部13と、取得部14と、特定部15と、名前解決部16と、送信部17とを備える。
第1記憶部11は、ゲートウェイ管理テーブルを記憶する。
ゲートウェイ管理テーブルには、ゲートウェイ3(通信機器)のIPアドレスに対して第1位置情報を対応付けた管理情報が格納される。
図3は、本実施形態に係るゲートウェイ管理テーブルを例示する図である。
ゲートウェイ管理テーブルでは、ゲートウェイ3のIDに対して、位置情報(第1位置情報)と、ゲートウェイ3のIPアドレス(グローバルアドレス)とが関連付けられている。
例えば、公衆Wi−Fiのアクセスポイント等のように、ゲートウェイ3をネットワーク提供事業者が設置する場合、IPアドレスと位置情報との対応関係が明示的に把握され、これらの情報がゲートウェイ管理テーブルに記憶される。
位置情報は、例えば、図のように「東京」、「大阪」等の行政区分であってもよいし、緯度経度の情報であってもよい。
第2記憶部12は、DNSゾーンファイルを記憶する。
DNSゾーンファイルは、名前解決のためのDNSレコード群を含む設定ファイルである。このDNSゾーンファイルには、同一ドメイン名の複数のエッジサーバ4を示す複数のAレコードと、Aレコードのそれぞれに対して第2位置情報を対応付けた情報が格納される。具体的には、DNSゾーンファイルには、ドメイン名毎の複数のAレコードの順序で位置情報(第2位置情報)を記述したTXTレコードが格納される。
図4は、本実施形態に係るDNSゾーンファイルを例示する図である。
DNSゾーンファイルは、FQDN(Fully Qualified Domain Name)とIPアドレスとが関連付けられた複数のAレコードを含む。さらに、DNSゾーンファイルは、FQDNが共通の複数のAレコードそれぞれに対応する位置情報(第2位置情報)を、Aレコードの登録順に記述したTXTレコードを含む。
図の例では、Aレコードによって「abc.jp」というドメイン名に対して、3つのIPアドレスが対応付けられている。さらに、TXTレコードによって、これら3つのIPアドレスに対して、「デフォルト」の識別情報に続いて、順に「東京」、「大阪」の位置情報が対応付けられている。
ここで、「デフォルト」は、第1位置情報が取得されない、あるいは、TXTレコードの中に選択すべき適切な位置情報が存在しない場合、すなわちゲートウェイ3の近くにエッジサーバ4がない場合に選択されるクラウドサーバ5を示す識別情報である。「デフォルト」は、例えば、1番目のAレコードに対応付けられる。
受信部13は、デバイス2からゲートウェイ3を介して送信されたDNSクエリを受信し、このクエリの内容を読み取る。
取得部14は、受信部13が受信したDNSクエリの内容である送信元アドレス、すなわちゲートウェイ3のグローバルアドレスに基づいて、ゲートウェイ管理テーブルから、アクセス元情報である位置情報(第1位置情報)を取得する。
なお、ゲートウェイ3を介さずに、デバイス2から直接DNSクエリを受信した場合には、送信元アドレスは、デバイス2のグローバルアドレスとなる。
特定部15は、受信部13が受信したDNSレコードの内容であるFQDNと第1位置情報とから、名前解決に利用するDNSレコード(Aレコード)を特定する。具体的には、特定部15は、取得部14により取得された第1位置情報に相当する第2位置情報をTXTレコードから検索し、この第2位置情報に対応付けられているAレコードを特定する。
ここで、第1位置情報及び第2位置情報が行政区分等の地名で記述されている場合、特定部15は、両者が一致するAレコードを特定する。また、第1位置情報及び第2位置情報が緯度経度の情報を含む場合、特定部15は、緯度経度により示される地点間の距離に基づいて、例えば、所定距離以内にある地点間の関係に基づいて第1位置情報に相当する第2位置情報を決定する。
名前解決部16は、特定部15により特定されたAレコードに基づいて、DNSクエリの名前解決を行い、ドメイン名に対応するエッジサーバ4のIPアドレスを特定する。
送信部17は、名前解決の結果であるIPアドレスを、所定のフォーマットでメッセージ構築し、DNSレスポンスとしてデバイス2へ送信する。
図5は、本実施形態に係る名前解決処理での、DNSクエリとDNSレコードとの対応付けを説明する図である。
DNSクエリには、送信元アドレス(SA)とFQDN(ホスト名)とが記載されている。
特定部15は、このFQDN(「abc.jp」)をDNSゾーンファイルの中から検索する(1)。取得部14が送信元アドレス(「112.112.112.112」)から送信元の第1位置情報(「大阪」)を取得すると(2)、特定部15は、相当する第2位置情報(例えば、第1位置情報と同一の「大阪」)を検索する(3)。そして、特定部15は、第2位置情報の記述の順番(3番目)に応じて、対応する(登録順が3番目の)Aレコード(IPアドレス「12.12.12.12」)を特定する(4)。
図6は、本実施形態に係る名前解決装置1における名前解決処理を示すフローチャートである。
ステップS1において、受信部13は、デバイス2から送信されるDNSクエリを受信し、DNSクエリの内容である送信元アドレス及びFQDNを読み取る。
ステップS2において、取得部14は、受信部13から送信元アドレスを取得する。
ステップS3において、取得部14は、ゲートウェイ管理テーブルを参照し、ステップS2で取得した送信元アドレスに対応付けられている、アクセス元情報としての第1位置情報を第1記憶部11に問い合わせる。
ステップS4において、取得部14は、ゲートウェイ管理テーブル内に該当するアクセス元情報があるか否かを判定する。この判定がYESの場合、処理はステップS5に移り、判定がNOの場合、処理はステップS12に移る。
ステップS5において、取得部14は、アクセス元情報として第1位置情報を取得する。
ステップS6において、特定部15は、DNSクエリの内容であるFQDNを受信部13から、アクセス元情報である第1位置情報を取得部14から、それぞれ取得する。
ステップS7において、特定部15は、DNSゾーンファイルに対して、ステップS6で取得した該当FQDNのTXTレコードを参照し、このTXTレコードにおいてアクセス元情報(第1位置情報)に一致する記述(第2位置情報)を検索する。
ステップS8において、特定部15は、TXTレコードに、アクセス元情報に一致する記述があるか否かを判定する。この判定がYESの場合、処理はステップS9に移り、判定がNOの場合、処理はステップS13に移る。
ステップS9において、特定部15は、TXTレコード中でアクセス元情報に一致する記述があった順番を把握し、この順番で登録されているAレコードを、アクセス元情報に対応する参照先として特定する。
ステップS10において、名前解決部16は、特定された参照先のAレコードにより名前解決を実施する。
ステップS11において、送信部17は、名前解決された結果であるIPアドレスを、所定のフォーマットのメッセージにより、DNSレスポンとしてデバイス2に回答する。
ステップS12において、特定部15は、DNSクエリの内容であるFQDNを受信部13から取得する。
ステップS13において、特定部15は、デフォルトのAレコードを参照先として特定する。なお、デフォルトのAレコードは、TXTレコードに記述された「デフォルト」に対応するレコードであってもよいし、特定の登録順(例えば、1番目)のレコードであってもよい。この後、処理は、ステップS10に移る。
図7は、本実施形態に係るエッジサーバ4の構成変更処理を示すフローチャートである。
この構成変更処理は、エッジサーバ4の追加又は削除等の構成変更が発生した場合に実行される。
ステップS21において、名前解決装置1は、エッジサーバ4の構成が変更されたサービスがあるか否かを判定する。具体的には、名前解決装置1は、管理者から構成変更の指示を受け付けることにより構成変更されたサービスがあることを判定する。この判定がYESの場合、処理はステップS22に移り、判定がNOの場合は処理を終了する。
ステップS22において、名前解決装置1は、変更されたサービスに対応するFQDNのTXTレコードの記述を変更する。具体的には、名前解決装置1は、管理者から入力を受け付けて、第2位置情報の記述を変更する。
ステップS23において、名前解決装置1は、変更したTXTレコードと同じFQDNのAレコードを変更する。具体的には、名前解決装置1は、管理者から入力を受け付けて、AレコードのIPアドレスを変更、又はAレコードを追加若しくは削除する。
ステップS24において、名前解決装置1は、TXTレコード及びAレコードの変更が終わった後に、DNSレコード変更をシステムに反映する。具体的には、名前解決装置1の制御部は、再起動等の処理によって変更後のDNSゾーンファイルを読み込む。
本実施形態によれば、名前解決装置1は、DNSゾーンファイルにおいて、位置情報によりDNSクエリの送信元であるデバイス2と、アクセス先であるエッジサーバ4とを対応付ける。したがって、名前解決装置1は、DNSクエリに対して適切なエッジサーバ4を選択できると共に、エッジサーバの構成変更に対しても、サービス毎のDNSゾーンファイルの書き換えにより、変更箇所を削減して容易に対応できる。
また、名前解決装置1は、DNSゾーンファイルにおいて、Aレコードの登録順に合わせて、TXTレコードに第2位置情報を順に記述したので、DNSレコードの既存のフォーマットを踏襲しつつ、容易に本実施形態の機能を実現できる。
また、名前解決装置1は、デフォルトのAレコードを識別可能としたので、位置情報により対応するエッジサーバ4を選択できない場合に、クラウドサーバ5等のサーバを選択でき、より広範囲にサービスを提供できる。
また、名前解決装置1は、位置情報として緯度経度の情報を用いることにより、ゲートウェイ3とエッジサーバ4との地点間の近さを定量的に容易に判断できる。したがって、名前解決装置1は、より適切にアクセス先であるエッジサーバ4を選択できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
前述の実施形態では、名前解決装置1は、DNSゾーンファイルにおいて、TXTレコードの記述により位置情報とIPアドレスとを間接的に対応付けたが、これには限られない。例えば、DNSレコードに位置情報のフィールドを追加したフォーマットを導入することにより、Aレコード内で位置情報とIPアドレスとを直接的に対応付けてもよい。
名前解決装置1による制御方法は、ソフトウェアにより実現される。ソフトウェアによって実現される場合には、このソフトウェアを構成するプログラムが、情報処理装置(名前解決装置1)にインストールされる。また、これらのプログラムは、CD−ROMのようなリムーバブルメディアに記録されてユーザに配布されてもよいし、ネットワークを介してユーザのコンピュータにダウンロードされることにより配布されてもよい。さらに、これらのプログラムは、ダウンロードされることなくネットワークを介したWebサービスとしてユーザのコンピュータ(名前解決装置1)に提供されてもよい。
1 名前解決装置
11 第1記憶部
12 第2記憶部
13 受信部
14 取得部
15 特定部
16 名前解決部
17 送信部

Claims (5)

  1. 通信機器のアドレスに対して第1位置情報を対応付けた管理情報を記憶する第1記憶部と、
    同一ドメイン名の複数のサーバを示す複数のAレコードのそれぞれに対して第2位置情報を対応付け、ドメイン名毎の前記複数のAレコードの順序で前記第2位置情報を記述したTXTレコードを含んだDNSゾーンファイルを記憶する第2記憶部と、
    DNSクエリを受信する受信部と、
    前記DNSクエリの送信元アドレスに対応付けられている前記第1位置情報を、前記第1記憶部から取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記第1位置情報に相当する前記第2位置情報に対応付けられている、前記第2記憶部のAレコードを特定する特定部と、
    前記特定部により特定されたAレコードに基づいて、前記DNSクエリの名前解決を行う名前解決部と、
    前記名前解決の結果を、DNSレスポンスとして送信する送信部と、を備える名前解決装置。
  2. 前記第2記憶部は、前記複数のAレコードのうち、デフォルトのAレコードの識別情報を前記TXTレコードに記憶し、
    前記特定部は、前記取得部により前記第1位置情報が取得されない、又は対応するAレコードが前記DNSゾーンファイルに存在しない場合、前記デフォルトのAレコードを特定する請求項1に記載の名前解決装置。
  3. 前記第1位置情報及び前記第2位置情報は、緯度経度の情報を含み、
    前記特定部は、緯度経度により示される地点間の距離に基づいて、前記第1位置情報に相当する第2位置情報を決定する請求項1又は請求項に記載の名前解決装置。
  4. コンピュータがDNSクエリに応答する名前解決方法であって、
    前記コンピュータの制御部は、通信機器のアドレスに対して第1位置情報を対応付けた管理情報を記憶する第1記憶部と、同一ドメイン名の複数のサーバを示す複数のAレコードのそれぞれに対して第2位置情報を対応付け、ドメイン名毎の前記複数のAレコードの順序で前記第2位置情報を記述したTXTレコードを含んだDNSゾーンファイルを記憶する第2記憶部と、にアクセスし、
    DNSクエリを受信する受信ステップと、
    前記DNSクエリの送信元アドレスに対応付けられている前記第1位置情報を、前記第1記憶部から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記第1位置情報に相当する前記第2位置情報に対応付けられている、前記第2記憶部のAレコードを特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにおいて特定されたAレコードに基づいて、前記DNSクエリの名前解決を行う名前解決ステップと、
    前記名前解決の結果を、DNSレスポンスとして送信する送信ステップと、を実行する名前解決方法。
  5. コンピュータがDNSクエリに応答するための名前解決プログラムであって、
    前記コンピュータの制御部に、通信機器のアドレスに対して第1位置情報を対応付けた管理情報を記憶する第1記憶部と、同一ドメイン名の複数のサーバを示す複数のAレコードのそれぞれに対して第2位置情報を対応付け、ドメイン名毎の前記複数のAレコードの順序で前記第2位置情報を記述したTXTレコードを含んだDNSゾーンファイルを記憶する第2記憶部と、にアクセスさせ、
    DNSクエリを受信する受信ステップと、
    前記DNSクエリの送信元アドレスに対応付けられている前記第1位置情報を、前記第1記憶部から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記第1位置情報に相当する前記第2位置情報に対応付けられている、前記第2記憶部のAレコードを特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにおいて特定されたAレコードに基づいて、前記DNSクエリの名前解決を行う名前解決ステップと、
    前記名前解決の結果を、DNSレスポンスとして送信する送信ステップと、を実行させるための名前解決プログラム。
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