JP6523192B2 - 通信制御装置、通信システム及び通信制御方法 - Google Patents
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Description
前記通信制御部は、特定されたビームの組合せが、干渉が発生しない組合せである場合、当該組合せに対応する複数の通信装置に、送信するタイミングを調整せずに前記データを送信してもよい。
[通信システムSの概要]
図1は、第1実施形態に係る通信システムSの概要を示す図である。
図1に示すように、通信システムSは、通信制御装置1と、複数の通信装置2と、複数の無線通信端末3とを備える。
続いて、通信制御装置1の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る通信制御装置1の構成を示す図である。通信制御装置1は、通信部11と、記憶部12と、一時記憶部13と、制御部14とを備える。
通信部11は、複数の通信装置2と通信を行う。また、通信部11は、高速鉄道に適した無線通信方式に基づいて、線路側又は車内に設置された複数の中継装置と無線通信を行う。通信部11は、複数の中継装置の少なくともいずれかを介して、インターネット等の通信ネットワークに接続されている外部装置4又は内部装置5と通信を行う。通信部11は、中継装置を介して、外部装置4又は内部装置5から無線通信端末3に送信するデータを受信する。
図4は、通信システムSにおける指向性ビームの送信制御に係る処理の流れを示すシーケンス図の一例である。
802.11adではビームフォーミング技術の実装は必須であり、ビームフォーミングには、Sector Level Sweep(SLS)とBeam Refinementの2段階がある。まず、SLSの段階において、通信装置2は、無線通信端末3とSSW(Sector Sweep)を行うことにより無線通信端末3との無線通信に用いる指向性ビームを選択し、無線通信端末3との通信接続を確立する(S1)。なお、通信装置2は、SLSの後に、リンクが切れたこと等に応じて、指向性ビームを選択するBRP(Beam Refinement Protocol)を適宜行ってもよい。
続いて、通信制御装置1における処理、すなわち、スケジューリング処理の流れについて説明する。図5は、第1実施形態に係る通信制御装置1における処理の流れを示すフローチャートの一例である。
続いて、特定部142は、データを送信するパケットを解析し、データの送信先である無線通信端末3の端末IDを特定する(S32)。
複数の通信装置2は、通信制御部143による制御に基づいて指向性ビームを送信する送信部として機能する。複数の通信装置2は、通信制御装置1からデータを受信したことに応じて、指向性ビームを用いて、当該データを無線通信端末3に送信する。
以上説明したように、第1実施形態に係る通信システムSにおいて、通信制御装置1は、複数の通信装置2のそれぞれが無線通信端末3との通信に用いる指向性ビームを特定し、干渉が発生する指向性ビームの組合せと、複数の通信装置2のそれぞれの無線通信端末3との通信状況とに基づいて、複数の通信装置2における、特定された指向性ビームを用いた通信のタイミングを制御する。このようにすることで、通信制御装置1は、それぞれの指向性ビームが干渉することを抑制するとともに、通信装置2が効率的に通信を行うように通信装置2を制御することができる。また、それぞれの通信装置2が効率よく通信を行うことができるので、少ない台数の通信装置2によって、多くの無線通信端末3との通信を行うことができる。
[受信したデータを一時記憶するバッファを設ける]
続いて、第2実施形態に係る通信システムSについて説明する。第2実施形態に係る通信システムSにおいて、通信制御装置1は、受信したデータを一時記憶するバッファを備える点で第1実施形態と異なり、その他の点では同じである。以下、第1実施形態と異なる部分について説明を行う。第1実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。
通信制御部143は、BUF(0)及びBUF(1)に格納されているデータを抽出すると、BUF(N)(ただし、N>1)に格納されているデータをBUF(N−2)に格納する。
以上説明したように、第2実施形態に係る通信システムSにおいて、通信制御装置1は、受信したデータを共通バッファ13Cに一時的に記憶させ、共通バッファ13Cに記憶されているデータに基づいて指向性ビームを特定する。例えば、共通バッファ13Cの容量を大きくすることにより、通信制御装置1は、データを大量に受信した場合でも、これらのデータをロストさせずに処理を継続することができる。
Claims (7)
- 指向性を有するビームを複数の方向に送信可能な複数の通信装置における通信を制御する通信制御装置であって、
干渉が発生する前記ビームの組合せを示す組合せ情報を記憶する記憶部と、
前記複数の通信装置の通信先である無線通信端末を宛先とするデータを一時的に記憶する共通一時記憶部と、
前記データを受信すると、当該データを前記共通一時記憶部に記憶させる記憶制御部と、
前記共通一時記憶部に記憶されているデータのうち、最も早く記憶された第1データを送信する第1の通信装置が前記無線通信端末との通信に用いる前記ビームと、当該第1データの次に記憶された第2データを送信する第2の通信装置が前記無線通信端末との通信に用いる前記ビームとを特定する特定部と、
前記記憶部を参照して、特定された2つのビームの組合せが、干渉が発生する組合せであると判定すると、前記第1データを前記共通一時記憶部から抽出して一時的に待機させずに前記第1の通信装置に送信し、前記第2データを前記共通一時記憶部から抽出して一時的に待機させた後に前記第2の通信装置に送信することにより、特定された前記ビームを用いた通信のタイミングを制御する通信制御部と、
を備える通信制御装置。 - 前記通信制御部は、特定されたビームの組合せが、干渉が発生する組合せである場合、当該組合せに対応する前記第1の通信装置に送信するデータを前記共通一時記憶部から抽出し、前記第1の通信装置に対応する第1の一時記憶部に記憶させずに当該第1の通信装置に送信し、当該組合せに対応する前記第2の通信装置に送信するデータを前記共通一時記憶部から抽出し、前記第2の通信装置に対応する第2の一時記憶部に記憶させ、所定時間待機した後に前記第2の通信装置に送信する、
請求項1に記載の通信制御装置。 - 前記通信制御部は、特定されたビームの組合せが、干渉が発生しない組合せである場合、当該組合せに対応する複数の通信装置に、送信するタイミングを調整せずに前記データを送信する、
請求項1又は2に記載の通信制御装置。 - 前記記憶部は、前記データの種類と、当該データの優先度とを関連付けた優先度情報を記憶し、
前記通信制御部は、特定されたビームの組合せが、干渉が発生する組合せである場合、当該組合せに対応する複数の通信装置に、前記データの種類に対応する前記優先度に基づいて前記データを送信する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の通信制御装置。 - 前記記憶部は、前記ビームの識別情報と、当該ビームの優先度とを関連付けた優先度情報を記憶し、
前記通信制御部は、特定されたビームの組合せが、干渉が発生する組合せである場合、当該組合せに対応する複数の通信装置に、当該通信装置が通信に用いるビームに対応する前記優先度に基づいて前記データを送信する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の通信制御装置。 - 指向性を有するビームを複数の方向に送信可能な複数の通信装置と、前記通信装置における通信を制御する通信制御装置とを備える通信システムであって、
前記通信制御装置は、
干渉が発生する前記ビームの組合せを示す組合せ情報を記憶する記憶部と、
前記複数の通信装置の通信先である無線通信端末を宛先とするデータを一時的に記憶する一時記憶部と、
前記データを受信すると、当該データを前記一時記憶部に記憶させる記憶制御部と、
前記一時記憶部に記憶されているデータのうち、最も早く記憶された第1データを送信する第1の通信装置が前記無線通信端末との通信に用いる前記ビームと、当該第1データの次に記憶された第2データを送信する第2の通信装置が前記無線通信端末との通信に用いる前記ビームとを特定する特定部と、
前記記憶部を参照して、特定された2つのビームの組合せが、干渉が発生する組合せであると判定すると、前記第1データを前記一時記憶部から抽出して一時的に待機させずに前記第1の通信装置に送信し、前記第2データを前記一時記憶部から抽出して一時的に待機させた後に前記第2の通信装置に送信することにより、特定された前記ビームを用いた通信のタイミングを制御する通信制御部とを有し、
複数の前記通信装置のそれぞれは、前記通信制御部による制御に基づいて前記ビームを送信する送信部を有する、
通信システム。 - 指向性を有するビームを複数の方向に送信可能な複数の通信装置における通信を制御するコンピュータに実行させる、
前記複数の通信装置の通信先である無線通信端末を宛先とするデータを、一時記憶部に一時的に記憶させるステップと、
前記一時記憶部に記憶されているデータのうち、最も早く記憶された第1データを送信する第1の通信装置が前記無線通信端末との通信に用いる前記ビームと、当該第1データの次に記憶された第2データを送信する第2の通信装置が前記無線通信端末との通信に用いる前記ビームとを特定するステップと、
予め記憶部に記憶されている、干渉が発生するビームの組合せを示す組合せ情報を参照して、特定された2つのビームの組合せが、干渉が発生する組合せであると判定すると、前記第1データを前記一時記憶部から抽出して一時的に待機させずに前記第1の通信装置に送信し、前記第2データを前記一時記憶部から抽出して一時的に待機させた後に前記第2の通信装置に送信することにより、特定された前記ビームを用いた通信のタイミングを制御するステップと、
を備える通信制御方法。
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JP2016039865A JP6523192B2 (ja) | 2016-03-02 | 2016-03-02 | 通信制御装置、通信システム及び通信制御方法 |
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JP2016039865A JP6523192B2 (ja) | 2016-03-02 | 2016-03-02 | 通信制御装置、通信システム及び通信制御方法 |
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