JP6523062B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

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本発明は、被検体内から取得した被写体像に基づく画像を生成し、表示部に表示する画像生成部を具備する内視鏡装置に関する。
近年、内視鏡は、医療分野及び工業用分野において広く利用されている。内視鏡は、細長い挿入部を被検体内に挿入することによって被検体内を観察することができる。
尚、内視鏡としては、挿入部の長手方向(以下、単に長手方向と称す)の先端側(以下、単に先端側と称す)に設けられた先端部の先端面に、観察用レンズや照明用レンズが設けられた既知の直視型の内視鏡や、挿入部の先端部の外周側面の一部に、観察用レンズや照明用レンズが設けられた既知の側視型の内視鏡が周知である。
また、特許文献1には、内視鏡の挿入部における先端部の径方向つまり側方の領域の視野と内視鏡の挿入部における長手方向の前方(以下、単に前方と称す)の領域の視野とを同時に表示部で観察することで被検体内の観察範囲を広げる内視鏡システムが開示されている。
特許文献1に開示された内視鏡装置においては、内視鏡の挿入部の先端部の先端面から前方に突出する突出部を有し、突出部内において前方観察用レンズよりも長手方向の後方(以下、単に後方と称す)に、突出部の外周側面の側方となる周囲方向における領域に位置する被写体像を取得する被写体像取得部である周囲方向観察用レンズが設けられている。
また、突出部内において突出部の突出面に臨むように、該突出面よりも前方の領域に位置する他の被写体像を取得する他の被写体像取得部である前方観察用レンズが設けられている。
さらに、先端部内には、周囲方向観察用レンズよりも後方にレンズ群が位置しており、該レンズ群の集光位置に、CCD等の撮像部が位置している。
よって、特許文献1に開示された内視鏡装置においては、挿入部の先端部の先端面よりも前方に位置する他の領域の被写体は、前方観察用レンズによって他の被写体像として取得され、前方観察用レンズに入光された光が周囲方向観察用レンズを通過して、後方レンズ群により撮像部の撮像面に結像される構成となっている。また、突出部の周囲方向に位置する所定の領域の被検体は、周囲方向観察用レンズによって被検体像として取得され、周囲方向観察用レンズに入光された光は、該レンズ内において反射された後、後方レンズ群により撮像部の撮像面に結像される構成となっている。
尚、内視鏡装置の表示部には、撮像部に電気的に接続された画像生成部により、突出面よりも前方の被写体像が略円形に表示され、突出面の側方の被写体像が突出面よりも前方の被写体像の外周を囲むよう略環状に表示される。
このことにより、操作者は、表示部から内視鏡における挿入部の先端部の周囲方向の視野と先端部の先端面よりも前方の視野とを同時に観察することができる。即ち、被検体内における広範囲の観察を行うことができる。
特許国際公開WO2011/055641号公報
ところで、一般的な直視型の内視鏡における挿入部の先端部の先端面には、被検体内の体液や被検体内に供給した洗浄液等の吸引対象物を吸引する吸引チャンネルの先端開口となる吸引口が位置している。
また、上述した特許文献1に記載の内視鏡装置においても、内視鏡の挿入部の先端部の先端面に吸引口が位置している。
ここで、一般的な直視型の内視鏡においては、先端面には、吸引口の他、上述したように観察用レンズ等が位置している。よって、先端面において、吸引口は観察用レンズと同一面に設けられているとともに観察用レンズに近接して位置している。
このことから、操作者は、観察用レンズの観察範囲外に位置する吸引口が表示部に表示されず吸引口の位置が分からなくても、被検体内における観察用レンズの観察範囲内の吸引対象物を、該吸引対象物に対して観察用レンズを近付けることにより、結果として吸引口に吸引対象物が近接するため、確実に吸引対象物の吸引操作を行うことができる。
しかしながら、特許文献1に開示されたような構成を有する広範囲の観察が行える内視鏡においては、上述したように、被検体内を観察する観察用レンズは吸引口と同一面に設けられておらず、挿入部の先端面に設けられた吸引口は、各観察用レンズよりも後方に離れて位置している。
さらに、特許文献1に開示されたような構成の内視鏡においては、突出部内において側方観察用レンズよりも後方に、突出部の周囲方向における領域を照明する照明窓が設けられており、照明部の像が観察領域に入ってしまうとハレーションが発生する原因となる。
そのため、特許文献1に開示されたような構成の内視鏡においては、照明窓が側方の観察領域に対して視野外つまり死角になるよう視野が設定されている。
上記のように側方観察用レンズの視野を設定すると挿入部の先端面に設けられた吸引口が観察視野外に位置するようになってしまう。
よって、操作者は、前方観察用レンズ及び周囲方向観察用レンズの各観察範囲内の吸引対象物を吸引口から吸引する際、前方観察用レンズ及び周囲方向観察用レンズの各観察範囲外に位置する吸引口が表示部に表示されず吸引口の位置が分からない場合、上述したように、長手方向において吸引口が、前方観察用レンズ及び周囲方向観察用レンズよりも後方に離れて位置しているため、吸引対象物に前方観察用レンズまたは周囲方向観察用レンズを近付けただけでは、吸引口に吸引対象物が近接せずに、吸引対象物の吸引操作を確実に行うことができない場合があるといった問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、被検体内から広角の被写体像を取得する被写体像取得部と吸引口とが長手方向に離れて位置し、照明窓を視野外にするために吸引口の位置を観察できない構造になっていたとしても、吸引口の位置を表示部から容易に視認でき、被検体内の吸引対象物を吸引口に近接させて確実に吸引できる構成を具備する内視鏡装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の一態様における内視鏡装置は、被検体内に挿入される挿入部と、前記挿入部の長手方向の先端側の先端面から前記長手方向の前方に突出して設けられた柱状の突出部と、前記突出部の周側面に設けられ、前記突出部の周方向を含む前記被検体内の所定の領域から被写体像を取得する被写体像取得部と、前記突出部の周側面に、前記被写体像取得部よりも前記長手方向の後方において前記被写体像取得部の視野外に位置するよう設けられ、前記被検体の前記領域を照らす照明光を射出する照明窓と、前記被写体像取得部よりも前記長手方向の後方において前記被写体像取得部の視野外に少なくとも一部が配置された吸引口と、前記被写体像に基づく画像と、前記吸引口が位置する方向を示す指標とを生成し、表示部に表示させる画像生成部と、前記突出部の突出面に設けられ、前記所定の領域とは少なくとも一部が異なる該突出面の前記前方を含む前記被検体内の他の領域から他の被写体像を取得する他の被写体像取得部と、を具備し、前記画像生成部は、前記表示部における前記突出部の周方向の被写体像に基づく前記画像に対し前記指標を重畳表示する。
本発明によれば、被検体内から広角の被写体像を取得する被写体像取得部と吸引口とが長手方向に離れて位置し、照明窓を視野外にするために吸引口の位置を観察できない構造になっていたとしても、吸引口の位置を表示部から容易に視認でき、被検体内の吸引対象物を吸引口に近接させて確実に吸引できる構成を具備する内視鏡装置を提供することができる。
第1実施の形態を示す内視鏡装置の一例を概略的に示す斜視図 図1の先端部を拡大して示す部分斜視図 図2の先端部を図2中のIII方向からみた平面図 図2の先端部、突出部内の構成を概略的に示す図 図1のモニタに第1の被写体像及び第2の被写体像が表示された状態を示す図 図5のモニタに表示される指標が吸引対象物の吸引可能範囲を示す表示から構成された一例を示す図 図5のモニタに表示される指標が吸引口の位置を示す表示から構成された一例を示す図 図5のモニタに表示される指標が吸引口から吸引される吸引対象物の向きを示す表示から構成された一例を示す図 図5のモニタに表示される指標がマスクと一体的となった表示から構成された一例を示す図 第2実施の形態の内視鏡装置における内視鏡の挿入部の先端部を拡大して示す部分斜視図 図10の内視鏡装置のモニタに、第1の被写体像及び第2の被写体像とともに吸引口の一部が表示された状態を示す図 図10の先端部の先端面における吸引口の周囲に、前方に突出する突起が設けられた変形例を示す部分斜視図 図10の内視鏡装置のモニタに、第1の被写体像及び第2の被写体像とともに図12の突起が表示された状態を示す図 内視鏡装置のモニタに表示される第1の被写体像にも指標が重畳表示された変形例を示す図 図5のモニタに表示される指標が、マスク処理が行われた部分に対して吸引口の一部の形状を現す疑似画像から構成された一例を示す図 図10の内視鏡装置のモニタに、指標そのものが、吸引口が位置する方向として第1の被写体像に重畳表示された変形例を示す図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本実施の形態を示す内視鏡装置の一例を概略的に示す斜視図である。
図1に示すように、内視鏡装置1は、内視鏡2と周辺装置100とにより構成されている。
内視鏡2は、被検体内に挿入される挿入部4と、該挿入部4の長手方向Nの基端(以下、単に基端と称す)に連設された操作部3と、該操作部3から延出されたユニバーサルコード5と、該ユニバーサルコード5の延出端に設けられたコネクタ32とを具備して主要部が構成されている。
周辺装置100は、架台30に載置された、キーボード31と、光源装置33と、画像信号生成部(画像生成部)であるビデオプロセッサ34と、光源装置33とビデオプロセッサ34とを電気的に接続する接続ケーブル35と、表示部であるモニタ36とを具備している。
また、このような構成を有する内視鏡2と周辺装置100とは、コネクタ32により互いに接続されている。
コネクタ32は、例えば周辺装置100の光源装置33に接続されている。コネクタ32に、挿入部4、操作部3、ユニバーサルコード5内に設けられた図示しない吸引チャンネルを兼ねた処置具挿通用チャンネル(以下、単にチャンネルと称す)の基端が接続された図示しない口金等が設けられている。
内視鏡2の挿入部4は、該挿入部4の先端側に位置する先端部6と、該先端部6の基端に連設された湾曲部7と、該湾曲部7の基端に連設された可撓管部8とにより構成されている。
湾曲部7は、操作部3に設けられた湾曲操作ノブ9により、例えば上下左右の4方向に湾曲操作されるものである。
また、操作部3に、上述したチャンネルに連通するとともにチャンネルに各種処置具を挿通するための処置具挿通口3sが設けられている。
さらに、操作部3に、コネクタ32に設けられた上述したチャンネルの口金に吸引装置が接続され、後述する吸引口17(図2参照)、チャンネルを介して被検体内の吸引対象物を吸引する際において操作される吸引釦3bが設けられている。
次に、先端部6の構成について、図2〜図5を用いて説明する。図2は、図1の先端部を拡大して示す部分斜視図、図3は、図2の先端部を図2中のIII方向からみた平面図、図4は、図2の先端部、突出部内の構成を概略的に示す図、図5は、図1のモニタに第1の被写体像及び第2の被写体像が表示された状態を示す図である。
図2に示すように、先端部6の先端面6sに、該先端面6sよりも前方に突出する突出部10が設けられている。
突出部10は、柱状の筒部と、該筒部に径方向Kにおいて隣接する支持部18とから主要部が構成されている。
柱状とは、円柱や円の一部をカットしたDの字のような形状を長手方向Nに引き伸ばした形状のほか、多角形と円を組み合わせた形状を長手方向Nに引き伸ばした形状、錐形の先端部を除去した形状等、各種形状が含まれるが、以下、円筒部11として説明する。
図2〜図4に示すように、円筒部11内に、該円筒部11の外周側面11gに沿って周状に露出されるとともに、長手方向Nと交差する方向となる径方向Kから円筒部11の側方を含む被検体内の所定の領域から被写体像82(図5参照)を取得する側方被写体像取得部である被写体像取得部(第2の被写体像取得部。以下、周囲方向観察用レンズと称す)13が設けられている。
被写体像82は、円筒部11の径方向Kとなる周囲方向(所定の領域である第2の領域)に位置する第2の被写体の被写体像(第2の被写体像)である。
また、図2〜図4に示すように、円筒部11内に、円筒部11の突出面11sよりも前方を含む被検体内の第2の領域とは異なる他の領域(第1の領域)から他の被写体像81(図5参照)を取得する前方画像取得部である他の被写体像取得部(第1の被写体像取得部。以下、前方観察用レンズと称す)12が、突出面11sに露出するよう設けられている。
尚、他の被写体像81は、突出面11sよりも前方を含む第1の領域に位置する第1の被写体の被写体像(第1の被写体像)である。
即ち、本実施の形態の内視鏡2は、周囲方向観察用レンズ13が観察する周囲方向の視野と前方観察用レンズ12が観察する前方視野とを取得できる広角視野を有している。
尚、円筒部11内においては、図4に示すように、周囲方向観察用レンズ13は、前方観察用レンズ12よりも後方に位置している。
また、円筒部11内においては、図4に示すように、周囲方向観察用レンズ13よりも後方に複数のレンズから構成された後方レンズ群40が設けられており、該後方レンズ群40の結像位置に、撮像面41sを有するCCD等の撮像部41が設けられている。
撮像部41は、周囲方向観察用レンズ13によって取得された被写体像82と、前方観察用レンズ12によって取得された被写体像81とを同じ撮像面41sにて光電変換するよう配置されるとともに、図示しない信号線によりビデオプロセッサ34に電気的に接続されている。
尚、撮像部41の撮像面41sへの前方観察用レンズ12、周囲方向観察用レンズ13、後方レンズ群40を介した第1の被写体の入光構成や、周囲方向観察用レンズ13、後方レンズ群40を介した第2の被写体の入光構成は周知であるため、その詳しい説明は省略する。
また、撮像部41によって撮像された被写体像82、被写体像81は、ビデオプロセッサ34によって画像信号(画像)として生成される。
具体的には、モニタ36に出力された後、図5に示すように、被写体像81が、モニタ36の中央に略円形状に表示され、被写体像82が、被写体像81の周囲を囲むように略円環状に表示されるよう、ビデオプロセッサ34は画像信号を生成する。
尚、ビデオプロセッサ34は、モニタ36に被写体像82及び被写体像81を表示する画像信号を生成する際、被写体像82と被写体像81とが連続的に表示されるよう、被写体像82と被写体像81との境目における各々の重複領域を除去する境界処理を行う。
また、図2、図3に示すように、突出部10における円筒部11の外周側面11gにおいて、径方向Kに照明光を供給(射出)して周囲方向観察用レンズ13が観察する領域を照らす照明窓である照明用レンズ24、25が設けられている。
照明用レンズ24、25は、図3に示すように、周囲方向観察用レンズ13よりも挿入部4の長手方向Nの後方に、例えば周方向Cに略180°ずれて2つ設けられる。
尚、照明用レンズの個数は、円筒部11の周囲を取り囲むように外周側面11gに設けられていれば2つに限定されず、3つ以上の照明用レンズが設けられていても環状の部分を有する照明用レンズが1つ設けられていても構わない。
図4に示すように、各照明用レンズ24、25には、挿入部4、操作部3、ユニバーサルコード5、コネクタ32内に挿通されるとともに光源装置33から照明光が導入されるライトガイド55から照明光が供給される。
また、突出面18sに、該突出面18sよりも前方に照明光を供給(射出)する照明用レンズ15が設けられている。照明用レンズ15には、ライトガイド55から照明光が供給される。
さらに、先端面6sに、該先端面6sよりも前方に照明光を供給(射出)する照明用レンズ16が設けられていてもよい。照明用レンズ16には、ライトガイド55から照明光が供給される。
支持部18の外周側面18gには、周囲方向観察用レンズ13に向けて流体を供給する周囲観察窓用ノズル22が、例えば2つ設けられている。尚、周囲観察窓用ノズル22の個数は、2つに限定されない。
また、図2、図3に示すように、支持部18の突出面18sに、前方観察用レンズ12に向けて流体を供給する直視観察窓用ノズル部19が設けられている。
尚、支持部18は、周状を有する周囲方向観察用レンズ13の観察範囲Q(図4参照)に含まれてしまう。よって、モニタ36における被写体像82には支持部18の像が一部表示されてしまうが、ビデオプロセッサ34は、被写体像82の画像信号に対し、支持部18の像が表れている部分を覆い隠すマスク処理を行う。このことにより、図5に示すように、モニタ36において、被写体像82に対して支持部18が表示されてしまう部位にはマスクMが、例えば略台形状に表示される。
さらに、先端部6の先端面6sにおいて、上述したチャンネルの長手方向Nの先端(以下、単に先端と称す)となる吸引口17が形成されている。
前述のように、円筒部11の外周方向つまり円筒部11の径方向Kに照明光を供給する照明用レンズ24、25は、円筒部11の外周側面11gにおいて、周囲方向観察用レンズ13よりも後方に設けられている。
しかし、側方被写体像取得部によって取得される被写体像82、つまり周囲方向観察用レンズ13の観察範囲Q(視野内)に照明用レンズ24、25の像が入ってしまうとハレーションが発生するおそれがあるので、側方被写体像取得部で観察可能な範囲からは照明用レンズ24、25が除外されるように周囲方向観察用レンズ13の視野範囲Qが設定されている。
図2に示すように、吸引口17は、周囲方向観察用レンズ13及び前方観察用レンズ12よりも後方に位置しているので、周囲方向観察用レンズ13から見て照明用レンズ24、25の照明光により円筒部11の周囲方向の視野に対して影響する範囲に配置されることになる。
よって、吸引口17は、周囲方向観察用レンズ13の視野外(観察範囲Q外)に位置していることから、図5に示すようにモニタ36には表示されない。
ここで、ビデオプロセッサ34は、被写体像82及び被写体像81に基づく画像信号のみならず、吸引口17が位置する方向を示す指標50を生成し、モニタ36に表示する機能を有している。
具体的には、ビデオプロセッサ34は、モニタ36における被写体像82の画像信号に対し、指標50を重畳表示する機能を有している。
次に、図5のモニタに表示される指標の例を、図6〜図9を用いて説明する。図6は、図5のモニタに表示される指標が吸引対象物の吸引可能範囲を示す表示から構成された一例を示す図、図7は、図5のモニタに表示される指標が吸引口の位置を示す表示から構成された一例を示す図、図8は、図5のモニタに表示される指標が吸引口から吸引される吸引対象物の向きを示す表示から構成された一例を示す図、図9は、図5のモニタに表示される指標がマスクと一体的となった表示から構成された一例を示す図である。
図6に示すように、モニタ36に表示される指標50は、ビデオプロセッサ34により、被写体像82における吸引口17が位置する方向、具体的には、マスクMに隣接する位置に、吸引対象物の吸引可能範囲Hとして表示されても構わないし、図7に示すように、吸引口17の位置を示す、例えば矢印Yとして表示されても構わない。
図15は、図5のモニタに表示される指標が、マスク処理が行われた部分に対して吸引口の一部の形状を現す疑似画像から構成された一例を示す図である。
尚、指標50は、ビデオプロセッサ34により、マスクMを切り欠くことによりマスクM自体が吸引口17を模擬した形状に指標50は形成されていても構わないし、図15に示すように、マスクMによる処理が行われた部分に対し、ビデオプロセッサ34により例えば吸引口17の一部の形状を現す模擬形状Xといった種々の指標50を重畳する処理を行うようにしても構わない。
また、指標50は、ビデオプロセッサ34により、モニタ36における被写体像82における吸引口17が位置する方向、具体的には、図8に示すように、マスクMに隣接する位置に、吸引口17から吸引される吸引対象物の向きを示すようにしても構わない。
即ち、指標50は、吸引口17への吸引対象物の流れを示す、例えば矢印Zとして表示されても構わない。
さらに、図9に示すように、指標50は、ビデオプロセッサ34により、マスクMと一体的に形成されてマスクMの一部として表示されても構わない。
つまり、指標50は、操作者に吸引口17の位置を視認させるものであれば、図6〜図9、図15に示す表示に限定されず、どのような表示であっても構わない。
また、指標50は、モニタ36に常時表示されていても構わないし、操作部3内に図示しないスイッチセンサが設けられ、操作者により、操作部3に設けられた図示しない指標表示スイッチが押下されている場合のみ、スイッチセンサによって押下が検知されビデオプロセッサ34に押下信号が送信されることにより表示されても構わない。
また、指標50は、操作部3内に図示しないスイッチセンサが設けられることにより、操作者により、吸引釦3bが押下された場合のみ、スイッチセンサによって押下が検知されビデオプロセッサ34に押下信号が送信されることにより表示されても構わないし、その他、操作者によるフットスイッチの操作により表示されても構わない。
さらに、チャンネル内に圧力センサが設けられ、吸引釦3bの押下後、吸引口17によりチャンネルを介して被検体内の吸引対象物の吸引を圧力センサが検知した場合のみ、圧力信号がビデオプロセッサ34に送信されることにより、指標50が表示されても構わない。
また、指標50が操作者によって不要であれば、操作部3に設けられた上述した表示スイッチの押下操作により、ビデオプロセッサ34がモニタ36から指標50を除去する構成を有していても構わない。
このように、本実施の形態においては、ビデオプロセッサ34は、モニタ36に、少なくとも周囲方向観察用レンズ13からの被写体像82の画像信号を表示させるとともに、周囲方向観察用レンズ13よりも後方に位置し、周囲方向観察用レンズ13から見て照明用レンズ24、25の照明光により円筒部11の周囲方向の視野に対して影響する範囲に配置されるため、周囲方向観察用レンズ13の視野外(観察範囲Q外)に位置する吸引口17の位置を示す指標50を表示させると示した。
このことによれば、周囲方向観察用レンズ13(及び前方観察用レンズ12)において照明窓を視野外にするために周囲方向観察用レンズ13で吸引口17の位置を観察できない構造になっていても、操作者は、モニタ36に表示されている指標50から吸引口17の位置を容易に視認することができる。
よって、操作者は、挿入部4を操作することにより、被検体内の吸引対象物を、モニタ36に表示されている指標50を基に、容易に吸引口17に近接させることができる。よって、吸引対象物を確実かつ容易に吸引することができる。
尚、操作者は、上述した吸引口17を介して吸引対象物を吸引していることを、チャンネルにおける操作部3内に位置する部位を吸引対象物が通過する際の操作部3を把持する操作者の手への振動の伝達や、コネクタ23と吸引装置とを連結するチューブの振動、該チューブ内における吸引対象物の通過を視認する等により容易に認識することができる。また、吸引対象物の吸引状態は、モニタ36に表示されても良い。
また、吸引対象物の吸引の際のみならず、吸引口17を介して被検体内に処置具等を突出させて被検部位の処置を行う際にも、操作者は吸引口17の位置が分かれば吸引口17と被検部位との距離を認識できるため、吸引口17から突出させた処置具等を容易に被検部位に近付けることができ、処置性が向上する。
以上から、被検体内から被写体像を取得する周囲方向観察用レンズ13(及び前方観察用レンズ12)において吸引口17の位置を観察できない構造になっていても、吸引口17の位置をモニタ36から容易に視認でき、被検体内の吸引対象物を吸引口17に近接させて確実に吸引できる構成を具備する内視鏡装置1を提供することができる。
(第2実施の形態)
図10は、本実施の形態の内視鏡装置における内視鏡の挿入部の先端部を拡大して示す部分斜視図、図11は、図10の内視鏡装置のモニタに、第1の被写体像及び第2の被写体像とともに吸引口の一部が表示された状態を示す図である。
この第2実施の形態の内視鏡装置の構成は、上述した図1〜図9に示した第1実施の形態の内視鏡装置と比して、吸引口の一部が周囲方向観察用レンズの観察範囲に含まれる位置に設けられている点が異なる。
よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図10に示すように、本実施の形態においては、吸引口17は、先端面6sにおいて、周囲方向観察用レンズ13の観察範囲Qから一部が遮られる領域に配置されている。
具体的には、吸引口17が形成された先端面6sの全体のうちの一部6dは、少なくとも周囲方向観察用レンズ13の観察範囲Qに物理的に含まれるよう前方に突出しており、ビデオプロセッサ34は、吸引口17が形成された一部6dを指標50として生成し、図11に示すようにモニタ36に表示する。尚、その他の構成は、上述した第1実施の形態と同じである。
このような構成によれば、操作者は、モニタ36に表示されている吸引口17が形成された一部6dから吸引口17の位置を容易に視認することができるため、上述した第1実施の形態と同様の効果を得ることができる。
尚、以下、変形例を、図12、図13を用いて示す。図12は、図10の先端部の先端面における吸引口の周囲に、前方に突出する突起が設けられた変形例を示す部分斜視図、図13は、図10の内視鏡装置のモニタに、第1の被写体像及び第2の被写体像とともに図12の突起が表示された状態を示す図である。
上述した本実施の形態のように、先端面6sにおける吸引口17が形成された一部6dが周囲方向観察用レンズ13の観察範囲Qに含まれるよう前方に突出するのではなく、図12に示すように、先端面6sにおいて、吸引口17の周囲において前方に突出するよう設けられるとともに周囲方向観察用レンズ13の観察範囲Qに含まれる突起70が形成され、該突起70が指標50として、図13に示すように、ビデオプロセッサ34によりモニタ36に表示される構成であっても構わない。
このことによれば、操作者は、突起70をモニタ36から視認することにより、吸引口17の位置を容易に視認することができるため、上述した本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、以下、別の変形例を、図14を用いて示す。図14は、内視鏡装置のモニタに表示される第1の被写体像にも指標が重畳表示された変形例を示す図である。
上述した第1、第2実施の形態においては、指標50は、ビデオプロセッサ34によって、モニタ36において被写体像82に重畳表示されると示した。
これに限らず、図14に示すように、ビデオプロセッサ34は、モニタ36に表示される被写体像81の画像信号に対し被写体像81に重なる、即ち前方観察用レンズ12の観察範囲に含まれる吸引口17の長手方向Nに沿った中心軸L(図2参照)を、被写体像81における吸引口17が位置する方向を示す仮想直線L’から構成された指標50としてさらに重畳表示しても良い。
図16は、図10の内視鏡装置のモニタに、指標そのものが、吸引口が位置する方向として第1の被写体像に重畳表示された変形例を示す図である。
またさらに、図16に示すように、ビデオプロセッサ34により指標50(W)そのものを吸引口17が位置する方向としてモニタ36における被写体像81にも掛かるよう表示させるようにしても構わない。
このような構成によれば、上述した第1、第2実施の形態の効果の他、吸引口17を前方に延長した位置が被写体像81から操作者は容易に視認できるため、被写体像81を見ながらも、吸引口17の位置を容易に視認することができることから吸引対象物に対する吸引口17の位置合わせがより行いやすくなる。さらに、被写体像81における吸引口17を介した処置具等の突出方向も容易に認識することができるため、被検部位の処置性が向上する。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1…内視鏡装置
4…挿入部
6d…吸引口が形成された先端面の一部
6s…先端面
10…突出部
11g…円筒部の外周側面(側面)
11s…突出面
12…前方観察用レンズ(他の被写体像取得部)(第1の被写体像取得部)(前方画像取得部)
13…周囲方向観察用レンズ(被写体像取得部)(第2の被写体像取得部)(側方画像取得部)
17…吸引口
24…照明用レンズ(照明窓)
25…照明用レンズ(照明窓)
34…ビデオプロセッサ(画像生成部)
36…モニタ(表示部)
41…撮像部
41m…撮像面
50…指標
70…突起
81…第1の被写体像(他の被写体像)
82…第2の被写体像(被写体像)
H…吸引可能範囲
K…径方向(長手方向と交差する方向)
L…中心軸
N…長手方向
Q…周囲方向観察用レンズの観察範囲
Z…矢印

Claims (10)

  1. 被検体内に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の長手方向の先端側の先端面から前記長手方向の前方に突出して設けられた柱状の突出部と、
    前記突出部の周側面に設けられ、前記突出部の周方向を含む前記被検体内の所定の領域から被写体像を取得する被写体像取得部と、
    前記突出部の周側面に、前記被写体像取得部よりも前記長手方向の後方において前記被写体像取得部の視野外に位置するよう設けられ、前記被検体の前記領域を照らす照明光を射出する照明窓と、
    前記被写体像取得部よりも前記長手方向の後方において前記被写体像取得部の視野外に少なくとも一部が配置された吸引口と、
    前記被写体像に基づく画像と、前記吸引口が位置する方向を示す指標とを生成し、表示部に表示させる画像生成部と、
    前記突出部の突出面に設けられ、前記所定の領域とは少なくとも一部が異なる該突出面の前記前方を含む前記被検体内の他の領域から他の被写体像を取得する他の被写体像取得部と、
    を具備し、
    前記画像生成部は、前記表示部における前記突出部の周方向の被写体像に基づく前記画像に対し前記指標を重畳表示することを特徴とする内視鏡装置。
  2. 前記画像生成部は、さらに前記他の被写体像に基づく画像を生成し、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  3. 前記被写体像取得部の前記視野の一部の領域は、前記突出部によって少なくとも一部が遮られ、前記画像生成部により前記被写体像に基づく前記画像に対し遮られる領域の画像情報を覆い隠すマスク処理が行われて、前記表示部に表示されることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  4. 前記画像生成部は、前記マスク処理が行われた部分に対し前記指標を重畳することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡装置。
  5. 前記吸引口が形成された前記先端面の部位の一部は、少なくとも前記被写体像取得部の観察範囲に含まれるよう前記前方に突出しており、
    前記画像生成部は、前記吸引口が形成された前記先端面の部位の画像を、前記指標として生成し前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  6. 前記先端面において前記吸引口の周囲に、少なくとも前記被写体像取得部の観察範囲に含まれる突起が形成されており、
    前記画像生成部は、少なくとも前記突起を、前記指標として生成し前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  7. 前記画像生成部は、前記指標として、前記吸引口における前記被検体内の吸引対象物が吸引可能な範囲と、前記吸引口への前記吸引対象物の流れを表す矢印とのいずれかを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  8. 前記被写体像取得部は、前記挿入部の長手方向と交差する前記突出部の側方の前記被写体像を取得する側方被写体像取得部であり、
    前記他の被写体像取得部は、前記挿入部の長手方向に沿った前記突出部の前方の前記他の被写体像を取得する前方被写体像取得部であり、
    前記画像生成部は、前記他の被写体像に基づく画像が前記表示部に略円形状に表示され、前記被写体像に基づく画像が前記他の被写体像に基づく画像の周囲を取り囲む略環状に前記表示部に表示されるよう前記画像を生成することを特徴とする請求項に記載の内視鏡装置。
  9. 前記画像生成部は、前記表示部における前記被写体像の前記画像に対し、前記被写体像に重なる前記吸引口の前記長手方向に沿った中心軸を、前記被写体像における前記吸引口の位置を示す前記指標としてさらに重畳表示することを特徴とする請求項8に記載の内視鏡装置。
  10. 前記被写体像取得部からの前記被写体像と、前記他の被写体像取得部からの前記他の被写体像とを同じ撮像面にて光電変換するよう配置されるとともに、前記画像生成部に電気的に接続される撮像部を具備していることを特徴とする請求項に記載の内視鏡装置。
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