JP6522046B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
商品配送を効率化するため、商品の配送処理に関する分析を行う技術が望まれている。従来、商品配送処理の分析は、物流システムの運用実績に基づいて行われている。
特開2001−297140号公報
しかしながら、従来の技術は、物流システムの運用を分析しているにすぎず、商品配送に関する精度の高い分析を行っているとは言えない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、商品配送に関する精度の高い分析を可能にすることを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、分析対象ストアの商品配送に関する実績情報に基づいて、分析対象ストアの商品配送に関するスコアを算出する算出部と、分析対象ストアのスコアに基づいて、分析対象ストアの商品配送に関する分析を行う分析部と、分析部の分析結果に基づく情報の出力を行う出力制御部と、を備える。
実施形態の一態様によれば、商品配送に関する精度の高い分析を可能にすることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理装置の動作の概要を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図3は、実績情報記憶部の構成例を示す図である。 図4は、実績情報の一例を示す図である。 図5は、商品配送プロセスを説明するための図である。 図6は、スコア情報記憶部の構成例を示す図である。 図7は、スコア情報の一例を示す図である。 図8は、業務情報記憶部の構成例を示す図である。 図9は、業務情報の一例を示す図である。 図10は、制御部の機能ブロック図である。 図11は、分析処理のフローチャートである。 図12は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理装置の動作の概要〕
最初に、本実施形態の情報処理装置10の動作の概要を説明する。情報処理装置10は、ストアの商品配送に関する分析(例えば、商品配送プロセス毎の他のストアとの比較)を行う装置である。商品配送プロセスとは、商品配送処理を構成するプロセスのことである。情報処理装置10は、ストア(例えば、オンラインストア)の過去の商品配送に関する実績の情報に基づいて、ストアの商品配送に関する分析を行う。以下の説明では、情報処理装置10が分析対象とするストアのことを分析対象ストアという。
図1は、実施形態に係る情報処理装置10の動作の概要を示す図である。情報処理装置10は、ネットワークを介して端末装置1及びサーバ2と接続されている。情報処理装置10に接続される端末装置1及びサーバ2は、それぞれ複数あってもよい。端末装置1は、ストアが使用する端末である。端末装置1は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等のユーザ端末である。また、サーバ2は、ユーザ或いはストアに対して各種サービスを提供するサーバ用ホストコンピュータである。サーバ2は、例えば、EC(Electronic Commerce)サイトとして機能するサーバである。サーバ2は、端末装置1を操作するストアの店員等に対して、商品配送に関するサービス(例えば、商品配送の管理サービス)を提供する。
また、サーバ2は、商品の配送処理に関する管理機能(注文管理機能)を有している。そして、サーバ2は、複数のストアに対して商品配送処理に関する管理サービス(注文管理サービス)を提供している。商品配送処理は、出荷待ちプロセス、出荷処理中プロセス等の複数の商品配送プロセスで構成されている。サーバ2は、ストアの指定商品に関する商品配送処理が現在どの商品配送プロセスにあるかをフラグ等によりステータス管理する。ステータスの変更は、サーバ2が備えるユーザインタフェースを使って、ストアの店員が行ってもよい。また、ステータスは、商品購入者、銀行等からの入力に基づいて、サーバ2が変更してもよい。サーバ2は、ステータスが変わったタイミング(例えば、ステータスが出荷待ちから出荷処理中に変わったタイミング)の情報に基づいてストアが各商品配送プロセスにかけた時間を判別する。サーバ2は、判別した時間の情報をストアの実績情報として蓄積する。なお、商品配送プロセスについては後に詳述する。以下、図1を参照しながら、情報処理装置10の動作の概要を説明する。
まず、情報処理装置10は、サーバ2から分析対象ストア(例えば、ストアA)の実績情報を取得する(ステップS1)。実績情報は、ストアの商品配送処理に関する実績の情報である。商品配送処理は、出荷待ちプロセス、出荷処理中プロセス等の複数の商品配送プロセスで構成される。情報処理装置10は、例えば、各商品配送プロセスにかかった時間の長さの情報を実績情報として取得する。例えば、情報処理装置10は、過去、ストアAが、“出荷待ちプロセス”、“出荷処理中プロセス”等にかけた時間が、5.1時間、2.5時間であるとの情報をサーバ2から取得する。時間は、過去一定期間の平均であってもよい。
そして、情報処理装置10は、実績情報に基づいて、分析対象ストアの商品配送に関するスコアを算出する(ステップS2)。スコアは、ストアの商品配送処理(或いはストアの商品配送処理プロセス)の優劣の程度を数値或いは記号等により示したものである。例えば、スコアは、商品配送処理にかかった処理時間(或いは商品配送処理プロセスにかかった処理時間)を予め設定された基準に従って正規化したものである。正規化の方法は種々の方法を使用可能である。例えば、情報処理装置10は、時間とスコアの変換テーブルを備え、処理時間を変換テーブルに適用することによってスコアを算出してもよい。情報処理装置10は、処理時間が短いほど良いスコア(例えば、高い数値)となり、処理時間が長いほど悪いスコア(例えば、低い数値)となるようスコアを算出してもよいし、予め設定された基準値に近い場合に高いスコアとなるようスコアを算出してもよい。このとき、「予め設定された基準値」は、例えば、複数のストア(例えば、複数の類似ストア)の処理時間の平均値、最頻値、或いは中央値であってもよい。情報処理装置10は、商品配送処理全体のスコアと、商品配送処理プロセスそれぞれのスコアを算出する。図1の例では、商品配送処理全体のスコアが“67”、出荷待ちプロセスと出荷処理中プロセスのスコアがそれぞれ“16”、“88”となっている。
次に、情報処理装置10は、他ストアのスコア情報を取得する。他ストアは、分析対象ストアとは別のストアである。他ストアは複数であってもよい。情報処理装置10は、複数のストアのスコア情報を取得する。図1の例では、情報処理装置10は、ストアBのスコア情報と、ストアCのスコア情報等を取得している。スコア情報には、分析対象ストアのスコアと同じ算出基準で算出されたスコアが格納されている。図1の例では、ストアBの商品配送処理全体、出荷待ちプロセス、出荷処理中プロセスのスコアがそれぞれ“66”、“56”、“75”となっている。また、図1の例では、ストアCの商品配送処理全体、出荷待ちプロセス、出荷処理中プロセスのスコアがそれぞれ“64”、“69”、“52”となっている。
続いて、情報処理装置10は、分析対象ストアのスコアに基づいて、分析対象ストアの商品配送に関する分析を行う(ステップS3)。例えば、情報処理装置10は、分析対象ストアのスコアと他ストアのスコアとに基づき、分析対象ストアと他ストアとの商品配送に関する比較を行う。具体的には、情報処理装置10は、他ストアのスコアの平均と分析対象ストアのスコアとの比較を行い、比較結果を分析結果とする。例えば、他ストアがストアAとストアBの2つであるとすれば、情報処理装置10は、ストアBの商品配送処理全体のスコア“66”とストアCの商品配送処理全体のスコア“64”の平均スコア“65”を算出する。そして、情報処理装置10は、平均スコア“65”とストアAの商品配送処理全体のスコア“67”とを比較し、分析対象ストア(ストアA)のスコアが高いか否かの情報を分析結果として取得する。例えば、情報処理装置10は、“ストアAのスコアの方が高い”といった情報を分析結果として取得する。
同様に、情報処理装置10は、各商品配送プロセスについても比較を行う。例えば、情報処理装置10は、ストアBの出荷待ちプロセスのスコア“56”とストアCの出荷待ちプロセスのスコア“69”の平均スコア“62.5”を算出する。そして、情報処理装置10は、平均スコアとストアAの出荷待ちプロセスのスコア“16”とを比較し、分析対象ストアのスコアが高いか否かの情報を分析結果として取得する。また、情報処理装置10は、ストアBの出荷処理中プロセスのスコア“75”とストアCの出荷処理中プロセスのスコア“52”の平均スコア“63.5”を算出する。そして、情報処理装置10は、平均スコアとストアAの出荷処理中プロセスのスコア“88”とを比較し、分析対象ストアのスコアが高いか否かの情報を分析結果として取得する。
なお、情報処理装置10は、複数の商品配送プロセスの中から、スコアが平均スコアより低い商品配送プロセスを抽出し、抽出結果を分析結果として取得してもよい。例えば、ストアAの複数の商品配送プロセスのうち、出荷待ちプロセスのスコアのみが平均スコアより低いとする。このとき、情報処理装置10は、“出荷待ちのスコアが低い”といった情報を分析結果として取得してもよい。
また、比較対象となる他ストアは、比較対象ストアと類似する類似ストアであってもよい。例えば、情報処理装置10は、クラスタリング等の手法を使用して、 他ストアの中からストアAと類似する類似ストアを選択する。例えば、情報処理装置10は、ストアAが家電製品販売店なのであれば、他ストアの中から業種が家電製品販売となっているストアを類似ストアとして選択する。そして、情報処理装置10は、類似ストアの平均スコアとストアAのスコアとの比較を行い、比較結果(例えば、平均スコアより低いスコアを有する商品配送プロセスの情報)を分析結果として取得する。
そして、情報処理装置10は、端末装置1に向けて分析結果を出力する(ステップS4)。例えば、情報処理装置10は、平均スコアより低いスコアを有する商品配送プロセスの情報を分析結果として出力する。図1の例では、情報処理装置10は、“出荷待ちのスコアが低い”との情報を端末装置1に向けて送信している。
以上のように、情報処理装置10は、分析対象ストアの商品配送に関する実績情報に基づいて、分析対象ストアの商品配送に関するスコアを算出している。そして、情報処理装置10は、分析対象ストアのスコアに基づいて、分析対象ストアの商品配送に関する分析を行っている。情報処理装置10は、物流システムの分析ではなく、ストアの商品配送に関する分析を精度よくできる。
〔2.情報処理装置の構成例〕
次に、本実施形態の情報処理装置10の構成を詳細に説明する。情報処理装置10は、各種情報を処理するコンピュータである。例えば、情報処理装置10は、クライアント端末(例えば、端末装置1或いはサーバ2)からの要求を処理するサーバ用ホストコンピュータ(以下、単に「サーバ」という。)である。情報処理装置10は、PCサーバであってもよいし、ミッドレンジサーバであってもよいし、メインフレームサーバであってもよい。また、情報処理装置10は、1つのサーバにより構成されていてもよいし、協同して処理を実行する複数のサーバにより構成されていてもよい。情報処理装置10を複数のサーバで構成する場合、これらサーバの設置場所は離れていてもよい。設置場所が離れていたとしても、協同して処理を実行するのであれば、これらサーバは1つの情報処理装置10とみなすことができる。
図2は、実施形態に係る情報処理装置10の構成例を示す図である。情報処理装置10は、通信部11と、出力部12と、記憶部13と、制御部14と、を備える。なお、図2に示した構成は機能的な構成であり、ハードウェア構成はこれとは異なっていてもよい。
(通信部11)
通信部11は、外部の装置と通信する通信インタフェースである。通信部11は、ネットワークインタフェースであってもよいし、機器接続インタフェースであってもよい。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)等のLANインタフェースであってもよいし、USB(Universal Serial Bus)ホストコントローラ、USBポート等により構成されるUSBインタフェースであってもよい。また、通信部11は、有線インタフェースであってもよいし、無線インタフェースであってもよい。通信部11は、情報処理装置10の通信手段として機能する。通信部11は、制御部14の制御に従って外部の装置と通信する。
(出力部12)
出力部12は、ユーザに情報を通知するための出力装置である。出力部12は、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(Organic Electroluminescence Display)等の表示装置である。勿論、出力部12は表示装置に限定されない。例えば、出力部12は、スピーカー、ブザー等の音響発生装置であってもよいし、LED(Light Emitting Diode)ランプ等の点灯装置であってもよい。出力部12は、情報処理装置10の出力手段(通知手段)として機能する。出力部12は、制御部14の制御に基づいて、ユーザに対し各種情報を出力する。
(記憶部13)
記憶部13は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク等のデータ読み書き可能な記憶装置である。記憶部13は、情報処理装置10の記憶手段として機能する。記憶部13は、実績情報記憶部131と、スコア情報記憶部132と、業務情報記憶部133と、を有している。
(実績情報記憶部131)
実績情報記憶部131は、実績情報を記憶する記憶領域である。実績情報は、ストアの商品配送処理に関する実績を記録した情報である。実績情報は、例えば、後述の取得部141がサーバ2から取得して保存する。なお、実績情報は、ストアの店員が実績情報記憶部131に保存してもよいし、情報処理装置10の設計者若しくは運用者が予め実績情報記憶部131に保存してもよい。図3は、実績情報記憶部131の構成例を示す図である。実績情報記憶部131には、複数のストアそれぞれの実績情報が保存されている。例えば、実績情報記憶部131には、ストアAの実績情報、ストアBの実績情報、ストアCの実績情報等が保存されている。図4は、実績情報の一例を示す図である。図4の例では、各商品配送プロセスにかかった時間の長さの情報(処理時間の情報)が実績情報として保存されている。処理時間は過去所定の期間の平均時間であってもよい。図4の例では、新規注文プロセス、新規予約プロセス、予約中プロセス、入金待ちプロセス、出荷待ちプロセス、出荷処理中プロセス、注文完了待ちプロセス、注文完了プロセス、保留プロセス、にかかった時間の平均がそれぞれ、4.3時間、4.1時間、278.6時間、73.5時間、5.1時間、2.5時間、18.3時間、1.4時間、17.3時間であるとの情報が格納されている。
ここで、商品配送処理を構成する商品配送プロセスについて説明する。図5は、商品配送プロセスを説明するための図である。商品配送処理は、商品配送プロセスとして、新規注文プロセスP1と、新規予約プロセスP2と、予約中プロセスP3と、入金待ちプロセスP4と、出荷待ちプロセスP5と、出荷処理中プロセスP6と、注文完了待ちプロセスP7と、注文完了プロセスP8と、を有している。なお、図5に示した各商品配送プロセスは、商品配送処理の分類の一例を示したものである。商品配送処理の分類は図5に示した分類に限定されるものではない。例えば、図5の例では保留プロセスの図示は省略されているが、商品配送処理に商品配送プロセスとして保留プロセスが含まれていてもよい。サーバ2は、商品配送処理が現在どの商品配送プロセスにあるのかを管理する機能を有している。ストアの店員は、端末装置1を使って、該当の商品の配送処理が現在どのステータスにあるのか(すなわち、該当の商品の配送処理に関してストアが現在どの商品配送プロセスを実行しているのか)をサーバ2に入力する。なお、一部のステータス(例えば、“新規注文”、“新規予約”)に関しては、商品購入者の商品購入に関する入力(注文)に基づいてサーバ2が自動的に入力を行ってもよい。
新規注文プロセスP1は、ストアがユーザから在庫のある商品の注文を受けた場合に実行されるプロセスである。このプロセスでは、ストアの店員は、例えば、客の注文内容の確認処理を行う。ストアの店員は、注文を受けた商品が他の客に販売されてしまわないように社内システム等を使って在庫の商品を確保する処理を行ってもよい。なお、ユーザの注文がサーバ2のオンラインショッピングサービスを使って行われた場合、ステータスの新規注文への変更(或いは、該当の商品の配送処理に関するステータスの新規立ち上げ)は、サーバ2が行ってもよい。新規注文プロセスP1が終了したら、ストアの店員は商品配送処理を出荷待ちプロセスP5或いは出荷処理中プロセスP6に移行させるとともに、サーバ2で管理されているステータスを“出荷待ち”或いは“出荷処理中”に変更する。客からの入金が確認できない場合、ストアの店員は商品配送処理を入金待ちプロセスP4に移行させるとともに、サーバ2で管理されているステータスを“入金待ち”に変更してもよい。客からの入金が確認できない場合とは、例えば、決済方法が銀行振り込みの場合(クレジット決済或いは代引きでない場合)である。サーバ2は、ステータスが“新規注文”へ変更されてから他のステータスに変更されるまでの時間(図5に示す処理時間T1)を算出して記憶する。サーバ2が算出する処理時間T1は、過去一定期間の新規注文プロセスP1の平均時間であってもよい。
新規予約プロセスP2は、在庫のない商品の注文をストアがユーザから受けた場合に実行されるプロセスである。このプロセスでは、ストアの店員は、例えば、客の注文内容の確認処理を行う。注文を受けた商品がすでに発売されている商品の場合には、ストアの店員は商品をメーカー等に発注する処理を行う。なお、ユーザの注文がサーバ2のオンラインショッピングサービスを使って行われた場合、ステータスの新規予約への変更(或いは、該当の商品の配送処理に関するステータスの新規立ち上げ)は、サーバ2が行ってもよい。新規予約プロセスP2が終了したら、ストアの店員は商品配送処理を出荷待ちプロセスP5に移行させるとともに、サーバ2で管理されているステータスを“出荷待ち”に変更する。注文を受けた商品が未だ発売されていない商品の場合には、ストアの店員は商品配送処理を予約中プロセスP3に移行させるとともに、サーバ2で管理されているステータスを“予約待ち”に変更してもよい。サーバ2は、ステータスが“新規予約”へ変更されてから他のステータスに変更されるまでの時間(図5に示す処理時間T2)を算出して記憶する。サーバ2が算出する処理時間T2は、過過去一定期間の新規予約プロセスP2の平均時間であってもよい。
予約中プロセスP3は、客から注文(予約注文)を受けた商品が未だ発売されていない商品であった場合に実行されるプロセスである。このプロセスでは、ストアの店員は、例えば、商品の発売日までの期限管理を行う。ストアの店員は、メーカーへ商品の予約注文を行ってもよい。予約中プロセスP3が終了したら(例えば、商品の発売日が到来したら)、ストアの店員は商品配送処理を出荷待ちプロセスP5或いは出荷処理中プロセスP6に移行させるとともに、サーバ2で管理されているステータスを“出荷待ち”或いは“出荷処理中”に変更する。客からの入金が確認できない場合、ストアの店員は商品配送処理を入金待ちプロセスP4に移行させるとともに、サーバ2で管理されているステータスを“入金待ち”に変更してもよい。サーバ2は、ステータスが“予約中”へ変更されてから他のステータスに変更されるまでの時間(図5に示す処理時間T3)を算出して記憶する。サーバ2が算出する処理時間T3は、過去一定期間の予約中プロセスP3の平均時間であってもよい。
入金待ちプロセスP4は、客からの入金が確認できない場合に実行されるプロセスである。このプロセスでは、ストアの店員は、例えば、指定口座へ客から入金があったか否かの確認処理を行う。入金待ちプロセスP4が終了したら(例えば、入金が確認できたら)、ストアの店員は商品配送処理を出荷待ちプロセスP5或いは出荷処理中プロセスP6に移行させるとともに、サーバ2で管理されているステータスを“出荷待ち”或いは“出荷処理中”に変更する。サーバ2は、ステータスが“入金待ち”へ変更されてから他のステータスに変更されるまでの時間(図5に示す処理時間T4)を算出して記憶する。サーバ2が算出する処理時間T4は、過去一定期間の入金待ちプロセスP4の平均時間であってもよい。
出荷待ちプロセスP5は、商品の出荷(発送)準備のためのプロセスである。このプロセスでは、ストアの店員は、出荷準備のための各種処理(例えば、伝票処理等)を行う。客から注文を受けた商品が在庫のない商品であった場合には、ストアの店員は、メーカーから商品の入庫があったか否かの確認処理を行う。出荷待ちプロセスP5が終了したら、ストアの店員は商品配送処理を出荷処理中プロセスP6に移行させるとともに、サーバ2で管理されているステータスを“出荷処理中”に変更する。サーバ2は、ステータスが“出荷待ち”へ変更されてから他のステータスに変更されるまでの時間(図5に示す処理時間T5)を算出して記憶する。サーバ2が算出する処理時間T5は、過去一定期間の出荷待ちプロセスP5の平均時間であってもよい。
出荷処理中プロセスP6は、商品の出荷(発送)処理のためのプロセスである。このプロセスでは、ストアの店員は、商品の梱包や発送(例えば、配送会社への配送指示等)を行う。出荷処理中プロセスP6が完了したら(例えば、商品の発送が完了したら)、ストアの店員は商品配送処理を注文完了待ちプロセスP7に移行させるとともに、サーバ2で管理されているステータスを“注文完了待ち”に変更する。サーバ2は、ステータスが“出荷処理中”へ変更されてから他のステータスに変更されるまでの時間(図5に示す処理時間T6)を算出して記憶する。サーバ2が算出する処理時間T6は、過去一定期間の出荷処理中プロセスP6の平均時間であってもよい。
注文完了待ちプロセスP7は、商品の到達完了の確認のためのプロセスである。このプロセスでは、ストアの店員は、例えば、商品が客へ到達したか否かの確認処理を行う。注文完了待ちプロセスP7が終了したら(例えば、商品の到達が確認できたら)、ストアの店員は商品配送処理を注文完了プロセスP8に移行させるとともに、サーバ2で管理されているステータスを“注文完了”に変更する。なお、商品の配送を配送会社が行っているのであれば、ステータスの変更は配送会社の配送完了情報に基づいてサーバ2が行ってもよい。サーバ2は、ステータスが“注文完了待ち”へ変更されてから他のステータスに変更されるまでの時間(図5に示す処理時間T7)を算出して記憶する。サーバ2が算出する処理時間T7は、過去一定期間の注文完了待ちプロセスP7の平均時間であってもよい。
注文完了プロセスP8は、注文完了処理のためのプロセスである。注文完了処理は、商品配送処理をクローズするための処理(例えば、商品配送が完了したことを社内の各部へ知らせるための社内システムへの入力)である。注文完了プロセスP8が終了したら、ストアの店員は該当の注文に関するステータスをクローズする。サーバ2は、ステータスが“注文完了”へ変更されてからクローズされるまでの時間(図5に示す処理時間T8)を算出して記憶する。サーバ2が算出する処理時間T8は、過去一定期間の注文完了プロセスP8の平均時間であってもよい。
保留プロセスは、イレギュラーが発生した場合のプロセスである。保留プロセスは、例えば、上記商品配送プロセスのいずれか(例えば、新規注文プロセスP1等)から移行する。このプロセスでは、ストアの店員は、例えば、商品の在庫があるか否かを確認したり、注文内容を客に問い合わせたりする。問題が解決したら、ストアの店員は商品配送処理を基の商品配送プロセスに戻すとともに、サーバ2で管理されているステータスを基のステータスに戻す。サーバ2は、ステータスが“保留”へ変更されてから元のステータスに戻るまでの時間を算出して記憶してもよい。サーバ2が算出する時間は、過去一定期間の保留プロセスの平均時間であってもよい。
(スコア情報記憶部132)
スコア情報記憶部132は、スコア情報を記憶する記憶領域である。スコア情報は、ストアの商品配送に関するスコアの情報である。スコア情報記憶部132に保存されるスコア情報は、後述の算出部142で算出されたスコアであってもよい。なお、スコア情報は、算出基準が同じなのであれば、他の装置が算出したものであってもよい。図6は、スコア情報記憶部132の構成例を示す図である。スコア情報記憶部132には、複数のストアそれぞれのスコア情報が保存されている。例えば、スコア情報記憶部132には、ストアAのスコア情報、ストアBのスコア情報、ストアCのスコア情報等が保存されている。
図7は、スコア情報の一例を示す図である。スコア情報には、新規注文プロセスP1のスコアと、新規予約プロセスP2のスコアと、予約中プロセスP3のスコアと、入金待ちプロセスP4のスコアと、出荷待ちプロセスP5のスコアと、出荷処理中プロセスP6のスコアと、注文完了待ちプロセスP7のスコアと、注文完了プロセスP8のスコアと、保留プロセスのスコアと、発送前期間のスコアと、発送後期間のスコアと、商品配送処理全体のスコアと、ユーザ満足度と、が含まれている。ユーザ満足度もスコアの一種である。なお、図7に示したスコアは一例である。スコア情報には、図7に示したスコア以外のスコアが含まれていてもよいし、図7に示したスコアの一部が含まれていなくてもよい。
新規注文プロセスP1のスコアは、新規注文プロセスP1の処理時間T1の情報に基づき算出されるスコアである。図7の例では、新規注文プロセスP1のスコアとして“82”が保存されている。新規予約プロセスP2のスコアは、新規予約プロセスP2の処理時間T2の情報に基づき算出されるスコアである。図7の例では、新規予約プロセスP2のスコアとして“83”が保存されている。予約中プロセスP3のスコアは、予約中プロセスP3の処理時間T3の情報に基づき算出されるスコアである。図7の例では、予約中プロセスP3のスコアとして“75”が保存されている。入金待ちプロセスP4のスコアは、入金待ちプロセスP4の処理時間T4の情報に基づき算出されるスコアである。図7の例では、入金待ちプロセスP4のスコアとして“64”が保存されている。出荷待ちプロセスP5のスコアは、出荷待ちプロセスP5の処理時間T5の情報に基づき算出されるスコアである。図7の例では、出荷待ちプロセスP5のスコアとして“16”が保存されている。出荷処理中プロセスP6のスコアは、出荷処理中プロセスP6の処理時間T6の情報に基づき算出されるスコアである。図7の例では、出荷処理中プロセスP6のスコアとして“88”が保存されている。注文完了待ちプロセスP7のスコアは、注文完了待ちプロセスP7の処理時間T7の情報に基づき算出されるスコアである。図7の例では、注文完了待ちプロセスP7のスコアとして“66”が保存されている。注文完了プロセスP8のスコアは、注文完了プロセスP8の処理時間T8の情報に基づき算出されるスコアである。図7の例では、注文完了プロセスP8のスコアとして“76”が保存されている。保留プロセスのスコアは、保留プロセスにかかった時間の情報に基づき算出されるスコアである。図7の例では、保留プロセスのスコアとして“53”が保存されている。
発送前期間のスコアは、ストアの発送前期間(図5に示すTA)の情報に基づき算出されるスコアである。「発送前期間」とは、指定商品の受注から発送までにかかる期間のことである。図5の例であれば、新規注文プロセスP1或いは新規予約プロセスP2の開始から出荷処理中プロセスP6の終了(注文完了待ちプロセスP7の開始)までの期間TAが発送前期間である。このとき、発送前期間TAは、新規注文プロセスP1〜出荷処理中プロセスP6それぞれの処理時間T1〜T6の合計であってもよい。図7の例では、発送前期間のスコアとして“68”が保存されている。
発送後期間のスコアは、ストアの発送後期間(図5に示すTB)の情報に基づき算出されるスコアである。「発送後期間」とは、指定商品の発送から指定商品の到達までにかかる時間のことである。図5の例であれば、出荷処理中プロセスP6の終了(注文完了待ちプロセスP7の開始)から注文完了待ちプロセスP7の終了(注文完了プロセスP8の開始)までの期間TBが発送後期間である。このとき、発送後期間TBは、注文完了待ちプロセスP7そのものであってもよい。図7の例では、発送後期間のスコアとして“66”が保存されている。
商品配送処理全体のスコアは、商品の配送処理全体にかかった時間(図5に示すTC)の情報に基づき算出されるスコアである。商品配送処理全体の処理時間TCは、ストアが、過去一定期間、配送処理全体にかかった時間の平均であってもよい。例えば、商品配送処理全体の処理時間TCは、新規注文プロセスP1〜注文完了プロセスP8それぞれの処理時間T1〜T8の合計であってもよい。商品配送処理全体の処理時間TCには、保留プロセスにかかった時間が含まれていてもよい。図7の例では、商品配送処理全体のスコアとして“67”が保存されている。
ユーザ満足度は、ストアの商品の配送に関するユーザの満足の程度を示すスコアである。ユーザ満足度は、ユーザの主観評価に基づき算出されたスコアであってもよい。例えば、ユーザ満足度は、商品到達後のユーザに向けたアンケート結果(例えば、ユーザが主観でつけた点数)に基づき算出されたスコアであってもよい。或いは、ユーザ満足度は、客観指標に基づき算出されたスコアであってもよい。例えば、ユーザ満足度は、ユーザの満足感と相関があると思われる指標(例えば、ストアの売り上げ、一定期間にストアから配送された商品数、客のリピート率等)に基づき算出されたスコアであってもよい。勿論、ユーザの主観評価と客観指標の双方を使用して算出されたスコアであってもよい。図7の例では、ユーザ満足度として“62”が保存されている。
(業務情報記憶部133)
業務情報記憶部133は、業務情報を記憶する記憶領域である。業務情報は、ストアの商品配送の業務に関する情報である。業務情報は、例えば、後述の取得部141がサーバ2から取得して保存する。なお、業務情報は、ストアの店員が業務情報記憶部133に保存してもよいし、情報処理装置10の設計者若しくは運用者が予め業務情報記憶部133に保存してもよい。図8は、業務情報記憶部133の構成例を示す図である。業務情報記憶部133には、複数のストアそれぞれの業務情報が保存されている。例えば、業務情報記憶部133には、ストアAの業務情報、ストアBの業務情報、ストアCの業務情報等が保存されている。
図9は、業務情報の一例を示す図である。業務情報には、受注業務情報と、出荷業務情報と、使用配送会社情報等が含まれている。受注業務情報は、ストアの受注業務に関する情報である。例えば、受注業務情報は、ストアの受注システム(例えば、受注ソフトウェア)がどのシステムかを示す情報である。図9の例では、受注業務情報として“X社のシステムを使用”との情報が保存されている。また、出荷業務情報は、ストアの出荷業務に関する情報である。例えば、出荷業務情報は、ストアの出荷業務(発送業務)がオートメーション化されているか手動(マニュアル)で行っているかを示す情報である。図9の例では、出荷業務情報として“X社のシステムを使用”との情報が保存されている。また、使用配送会社情報は、ストアが商品の配送に使用している配送会社に関する情報である。図9の例では、配送会社情報として“Z社を使用”との情報が保存されている。
なお、図9に示した業務情報は一例である。業務情報には、図9に示した情報の一部が含まれていなくてもよい。また、業務情報には、図9に示した情報以外の情報が含まれていてもよい。例えば、配送場所情報、配送距離情報、受け渡し手順情報、出荷頻度情報が含まれていてもよい。配送場所情報は、ストアが過去どのような場所(例えば、日本の関東地方、日本の関西地方)に配送したことがあるかを示す情報である。配送距離情報は、商品の配送に要する距離の情報(例えば、ストアが過去取り扱った商品の配送距離の合計或いは平均)である。受け渡し手順情報は、受け渡しの手順を示した情報(例えば、近くのコンビニでの受け渡しか、客の自宅での受け渡しか等の情報)である。出荷頻度情報は、出荷の頻度の情報(例えば、1日あたりの出荷数)の情報である。出荷頻度情報に含まれる出荷頻度は複数あってもよい。例えば、出荷頻度情報には、平日の出荷頻度の情報、祭日の出荷頻度の情報、時間帯別の出荷頻度の情報が含まれていてもよい。
(制御部14)
制御部14は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(分析プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部14は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図10は、制御部14の機能ブロック図である。制御部14は、取得部141と、算出部142と、分析部143と、生成部144と、出力制御部145と、を備える。制御部14を構成するブロック(取得部141〜出力制御部145)はそれぞれ制御部14の機能を示す機能ブロックである。これら機能ブロックはソフトウェアブロックであってもよいし、ハードウェアブロックであってもよい。例えば、上述の機能ブロックが、それぞれ、ソフトウェア(マイクロプログラムを含む。)で実現される1つのソフトウェアモジュールであってもよいし、半導体チップ(ダイ)上の1つの回路ブロックであってもよい。勿論、各機能ブロックがそれぞれ1つのプロセッサ或いは1つの集積回路であってもよい。機能ブロックの構成方法は任意である。なお、「分析処理」が実現されるのであれば、制御部14はこれら機能ブロックとは異なる機能単位で構成されていてもよい。
(取得部141)
取得部141は、算出部142の他ストアのスコアを取得する。また、取得部141は、分析対象ストアの商品配送に関する業務情報と、他ストアの商品配送に関する業務情報と、を取得する。また、取得部141は、他ストアの商品配送に関するユーザ満足度の情報を取得する。取得部141の動作は、後述の分析処理の説明の箇所で詳述する。
(算出部142)
算出部142は、分析対象ストアの商品配送に関する実績情報に基づいて、分析対象ストアの商品配送に関するスコアを算出する。例えば、算出部142は、実績情報に基づいて、商品配送を構成する複数の商品配送プロセスの少なくとも1つの個別スコアを算出する。算出部142の動作は、後述の分析処理の説明の箇所で詳述する。
(分析部143)
分析部143は、分析対象ストアのスコアに基づいて、分析対象ストアの商品配送に関する分析を行う。例えば、分析部143は、分析対象ストアのスコアと他ストアのスコアとに基づき、分析対象ストアと他ストアとの商品配送に関する比較を行う。分析部143の動作は、後述の分析処理の説明の箇所で詳述する。
(生成部144)
生成部144は、分析部143の分析結果に基づいて提案情報を生成する。生成部144の動作は、後述の分析処理の説明の箇所で詳述する。
(出力制御部145)
出力制御部145は、分析部の分析結果に基づく情報の出力を行う。出力制御部145は、分析対象ストアのスコアと平均スコアとの比較結果を出力する。また、出力制御部145は、生成部144が生成した提案情報を出力する。出力制御部145の動作は、後述の分析処理の説明の箇所で詳述する。
〔3.情報処理装置の動作の詳細〕
次に、情報処理装置10の動作を説明する。図11は、分析処理のフローチャートである。分析処理は、分析対象ストアの商品配送に関する分析を行う処理である。例えば、分析処理は、分析対象ストアと他のストアとのスコアの比較を行い、比較結果を分析結果として出力する処理である。情報処理装置10の制御部14は、通信部11を介して端末装置1から処理開始指示を受け取ると、分析対象ストア(例えば、端末装置1を所持するストア)の分析処理を開始する。以下、図11を参照しながら分析処理を説明する。
まず、取得部141は、分析対象ストアの商品配送に関する実績情報を取得する(ステップS11)。取得部141は、サーバ2から実績情報を取得してもよいし、端末装置1から、直接、実績情報を取得してもよい。また、取得部141は、実績情報記憶部131に予め保存されている実績情報を分析対象ストアの実績情報として取得してもよい。また、取得部141は、実績情報に加えて、分析対象ストアの業務情報を取得してもよい。このとき、取得部141は、サーバ2から業務情報を取得してもよいし、端末装置1から直接業務情報を取得してもよい。また、取得部141は、業務情報記憶部133に保存されている業務情報を分析対象ストアの業務情報として取得してもよい。また、取得部141は、サーバ2からユーザ満足度の情報を取得してもよい。
次に、算出部142は、ステップS11で取得した実績情報に基づいて、分析対象ストアの商品配送に関するスコアを算出する(ステップS12)。スコアの算出方法は種々の方法を使用可能である。例えば、算出部142は、時間とスコアの変換テーブルを備え、実績情報に含まれる処理時間を変換テーブルに適用することによりスコアを算出してもよい。或いは、算出部142は、他ストアの商品配送に関する処理時間の情報を複数取得し、複数の処理時間を母集団とし、母集団における分析対象ストアの処理時間の位置(例えば、偏差値)をスコアとして算出してもよい。算出部142は、実績情報に含まれる処理時間の情報に基づいて商品配送処理全体の処理時間TCを特定し、処理時間TCに基づいて商品配送処理全体のスコアを算出する。
また、算出部142は、実績情報に含まれる商品配送処理プロセスの処理時間の情報に基づいて、商品配送処理プロセスそれぞれのスコア(以下、個別スコアという。)を算出する。例えば、算出部142は、実績情報に含まれる新規注文プロセスP1の処理時間T1に基づいて、新規注文プロセスP1の個別スコアを算出する。同様に、算出部142は、実績情報に含まれる新規予約プロセスP2〜注文完了プロセスP8の処理時間T2〜T8に基づいて、新規注文プロセスP1〜注文完了プロセスP8それぞれの個別スコアを算出する。また、算出部142は、実績情報に含まれる処理時間の情報に基づいて発送前期間TAを特定する。そして、算出部142は、発送後期間TAに基づいて発送後期間TAのスコアを算出する。また、算出部142は、実績情報に含まれる処理時間の情報に基づいて発送後期間TBを特定する。そして、算出部142は、発送後期間TBに基づいて発送後期間TBのスコアを算出する。発送後期間TAのスコア及び発送後期間TBのスコアも個別スコアの一種である。
なお、算出部142は、実績情報に基づいてユーザ満足度を算出してもよい。例えば、算出部142は、商品配送処理全体の処理時間TCに基づいてユーザ満足度を算出してもよい。算出方法は、商品配送処理全体のスコアと同じ算出方法であってもよい。また、算出部142は、サーバ2から別途取得した情報に基づいてユーザ満足度を算出してもよい。そして、取得部141は、算出部142が算出したユーザ満足度を分析対象ストアのユーザ満足度として取得してもよい。
次に、取得部141は、他ストアの情報を取得する(ステップS13)。例えば、取得部141は、ステップS12で算出されたスコアと同一の算出基準で算出された他ストアのスコアを取得する。取得部141は、スコア情報記憶部132に保存されているスコアを他ストアのスコアとして取得してもよいし、他の装置(例えば、サーバ2)が算出したスコアを他ストアのスコアとして取得してもよい。このとき、取得部141は、商品配送処理全体のスコアに加えて、商品配送処理プロセスそれぞれの個別スコアも取得する。また、取得部141は、発送後期間TAの個別スコア、発送後期間TBの個別スコア、及びユーザ満足度も取得する。
また、取得部141は、他ストアの業務情報を取得する。このとき、取得部141は、サーバ2から業務情報を取得してもよいし、端末装置1から直接業務情報を取得してもよい。また、取得部141は、業務情報記憶部133に保存されている業務情報を他ストアの業務情報として取得してもよい。また、取得部141は、サーバ2から他ストアのユーザ満足度の情報を取得してもよい。
次に、分析部143は、他ストアの中から比較対象となるストア(以下、比較対象ストアという。)を抽出する(ステップS14)。例えば、分析部143は、他ストアの中から分析対象ストアと類似する類似ストアを比較対象ストアとして選択する。類似ストアの選択方法は種々の方法を使用可能である。例えば、分析部143は、ストア情報に基づくクラスター分析により類似ストアを選択してもよい。このとき、ストア情報は、例えば、ストアの所在地を示す所在地情報、ストアが取り扱う商品を示す取扱商品情報、ストアの業種(例えば、家電製品販売、食料品販売等)を示す業種情報である。分析部143は、単純に同一業種のストアを類似ストアとして選択してもよい。例えば、分析対象ストアが家電製品販売店なのであれば、他ストアの中から業種が家電製品販売となっているストアを類似ストアとして選択してもよい。
また、分析部143は、他ストアの中から予め設定された基準を満たすスコアを有するストアを比較対象ストアとして選択してもよい。例えば、分析部143は、他ストアの中から商品配送処理全体のスコア或いはユーザ満足度が最も高いストアを比較対象ストアとして選択してもよい。なお、他ストアは類似ストアであってもよい。例えば、分析部143は、類似ストアの中から予め設定された基準を満たすスコアを有するストアを比較対象ストアとして選択してもよい。このとき、分析部143は、類似ストアの中から商品配送処理全体のスコアが最も高いストアを比較対象ストアとして選択してもよい。勿論、分析部143は、ステップS13で情報を取得した全ての他ストアを比較対象ストアとして選択してもよい。
続いて、分析部143は、分析対象ストアの商品配送に関する分析(すなわち、商品配送処理の分析)を行う(ステップS15)。例えば、分析部143は、分析対象ストアのスコアと比較対象ストアのスコアとに基づき、分析対象ストアと比較対象ストアとの商品配送に関する比較を行う。比較対象ストアが分析対象ストアの類似ストアなのであれば、分析部143は、例えば次の通り比較を行う。
まず、分析部143は、類似ストアの平均スコアを算出する。平均スコアは、類似ストアのスコアの平均である。例えば、類似ストアがストアBとストアCの2つであり、ストアBの商品配送処理全体のスコアが“66”、ストアCの商品配送処理全体のスコアが“64”であるとする。このとき、分析部143は、類似ストアの商品配送処理全体の平均スコアを“65”と算出する。平均スコアは、平均個別スコアであってもよい。平均個別スコアは、類似ストアの個別スコアの平均である。例えば、類似ストアがストアBとストアCの2つであり、ストアBの出荷待ちプロセスP5の個別スコアが“56”、ストアCの出荷待ちプロセスP5の個別スコアが“69”であるとする。このとき、分析部143は、類似ストアの出荷待ちプロセスP5の平均個別スコアを“62.5”と算出する。同様に、分析部143は、他の商品配送プロセスの個別平均スコアを算出する。また、分析部143は、発送前期間及び発送後期間の平均個別スコアをそれぞれ算出する。分析部143は、類似ストアのユーザ満足度の平均を算出してもよい。
そして、分析部143は、分析対象ストアのスコアと平均スコアとの比較を行い、比較結果を分析結果として取得する。例えば、分析対象ストアの商品配送処理全体のスコアが“67”、類似ストアの商品配送処理全体の平均スコアが“65”であるとする。このとき、分析部143は、分析対象ストアの商品配送処理全体のスコア“67”と類似ストアの商品配送処理全体の平均スコア“65”とを比較し、比較結果(例えば、“分析対象ストアのスコアの方が高い”との情報)を分析結果として取得する。また、分析対象ストアの出荷待ちプロセスP5の個別スコアが“16”、類似ストアの出荷待ちプロセスP5の平均個別スコアが“62.5”であるとする。このとき、分析部143は、分析対象ストアの出荷待ちプロセスP5の個別スコア“16”と類似ストアの出荷待ちプロセスP5の平均個別スコア“62.5”とを比較し、比較結果(例えば、“分析対象ストアの個別スコアの方が低い”との情報)を分析結果として取得する。同様に分析部143は、発送前期間及び発送後期間についても、それぞれ個別スコアと平均個別スコアの比較を行う。分析部143は、分析対象ストアのユーザ満足度と類似ストアのユーザ満足度の平均との比較を行ってもよい。
なお、分析部143は、分析対象ストアの複数の個別スコアを、それぞれ、類似ストアの対応の平均個別スコアと比較してもよい。そして、分析部143は、比較結果に基づいて分析対象ストアの複数の商品配送プロセスの中から、予め設定された基準を満たす商品配送プロセスを抽出してもよい。例えば、分析部143は、分析対象ストアの新規注文プロセスP1の個別スコアと、類似ストアの新規注文プロセスP1の平均個別スコアと、を比較する。同様に、分析部143は、分析対象ストアの新規予約プロセスP2〜注文完了プロセスP8それぞれの個別スコアと、類似ストアの新規予約プロセスP2〜注文完了プロセスP8それぞれの平均個別スコアと、を比較する。そして、分析部143は、分析対象ストアの複数の商品配送プロセスの中から、平均個別スコアより低い(或いは高い)スコアを有する商品配送プロセスを抽出する。例えば、分析対象ストアの出荷待ちプロセスP5の個別スコア“16”のみが平均個別スコアより低いのであれば、分析部143は出荷待ちプロセスP5を、基準を満たす商品配送プロセスとして抽出する。分析部143は抽出した商品配送プロセスを分析結果として取得する。
なお、分析部143は、類似ストアの中の予め設定された基準を満たすスコアを有するストアを比較対象ストアとして選択してもよい。例えば、分析部143は、類似ストアの中の最も高いスコアを有するストアを比較対象ストアとして選択してもよい。より具体的には、分析部143は、類似ストアの中の、商品配送処理全体のスコアが最も高いストアを比較対象ストアとして選択してもよい。或いは、分析部143は、類似ストアの中の、ユーザ満足度が最も高いストアを比較対象ストアとして選択してもよい。勿論、分析部143は、類似ストアの中の最も低いスコアを有するストアを比較対象ストアとして選択してもよい。
そして、分析部143は、選択したストア(類似ストアの中の予め設定された基準を満たすスコアを有するストア)のスコアと分析対象ストアのスコアとの比較を行ってもよい。例えば、分析部143は、比較対象ストアの各商品配送プロセスの個別スコアと、比較対象ストアの各商品配送プロセスの個別スコアとを比較し、比較対象ストアの個別スコアの方が低い(或いは高い)商品配送プロセスを抽出する。分析部143は抽出した商品配送プロセスを分析結果として取得する。
また、分析部143は、選択したストア(類似ストアの中の予め設定された基準を満たすスコアを有するストア)の業務情報と分析対象ストアの業務情報とを比較して業務の相違部分を抽出してもよい。例えば、分析部143は、受注業務情報、出荷作業情報、使用配送会社情報、配送場所情報、配送距離情報、受け渡し手順情報、出荷頻度情報それぞれを比較し、相違部分を抽出してもよい。例えば、分析対象ストアの受注業務情報が“X社システムを使用”となっており、選択したストアの受注業務情報が“Y社システムを使用”となっているとする。この場合、分析部143は、受注業務に使用するシステムを相違部分として抽出する。なお、分析部143は、類似ストアではなく“他ストア”の中の予め設定された基準を満たすスコアを有するストアの業務情報と分析対象ストアの業務情報とを比較して業務の相違部分を抽出してもよい。分析部143は、相違部分を分析結果として取得する。
次に、生成部144は、分析部143の分析結果に基づいて、提案情報を生成する(ステップS16)。提案情報は、分析対象ストアに業務改善を提案する推奨情報である。例えば、分析対象ストアの出荷待ちプロセスP5の個別スコアが類似ストアの出荷待ちプロセスP5の平均個別スコアより低かったとする。この場合、生成部144は、例えば、“出荷待ちプロセスのスコアが低いです。出荷待ちプロセスP5の業務を改善することで商品出荷処理全体のスコアが改善する可能性があります。”との提案情報を生成する。また、分析対象ストアの業務と比較対象ストア(例えば、ユーザ満足度が高いストア)の業務の相違部分が受注業務に使用するシステムであるとする。この場合、生成部144は、例えば、“受注業務に使用するシステムをY社システムに変更することで、新規注文プロセス及び新規予約プロセスP2のスコアが改善する可能性があります。” との提案情報を生成する。
次に、出力制御部145は、分析部の分析結果に基づく情報の出力を行う(ステップS17)。例えば、分析対象ストアの出荷待ちプロセスP5の個別スコアが類似ストアの出荷待ちプロセスP5の平均個別スコアより低かったとする。この場合、生成部144は、例えば、“出荷待ちプロセスのスコアが低いです。”との情報を端末装置1に向けて出力する。出力制御部145は、業務の相違部分の情報を出力してもよいし、ステップS16で生成した提案情報を出力してもよい。なお、出力制御部145は、端末装置1ではなく、出力部12に情報を出力してもよい。
情報の出力が完了したら、制御部14は、分析処理を終了する。
〔4.効果〕
本実施形態によれば、情報処理装置10は、分析対象ストアの商品配送に関する実績情報に基づいて、分析対象ストアの商品配送に関するスコアを算出する算出部142と、分析対象ストアのスコアに基づいて、分析対象ストアの商品配送に関する分析を行う分析部143と、分析部143の分析結果に基づく情報の出力を行う出力制御部145と、を備える。情報処理装置10は、分析対象ストアのスコアに基づいて分析を行っているので、ストアが使用する物流システムに依存せず、ストアの商品配送に関する分析を精度よくできる。
また、情報処理装置10は、他ストアのスコアを取得する取得部141、をさらに備える。そして、分析部143は、分析対象ストアのスコアと他ストアのスコアとに基づき、分析対象ストアと他ストアとの商品配送に関する比較を行う。そして、出力制御部145は、分析部143の比較結果に基づく情報の出力を行う。これにより、情報処理装置10は、他ストアとの比較に基づく精度の高い分析ができる。分析対象ストアのスコアと他ストアのスコアとの比較であるので、例え分析対象ストアが使用する物流システムと他ストアが使用する物流システムとが異なっていたとしても、情報処理装置10は商品配送に関する比較を行うことが可能である。
また、他ストアには、分析対象ストアと類似する類似ストアが含まれる。そして、分析部143は、分析対象ストアのスコアと類似ストアのスコアとに基づき、分析対象ストアと類似ストアとの商品配送に関する比較を行う。そして、出力制御部145は、分析部143の比較結果に基づく情報の出力を行う。情報処理装置10は、単に他ストアとの比較を行うのではなく類似ストアとの比較を行っているので、さらに精度の高い分析ができる。
また、分析部143は、分析対象ストアのスコアと、類似ストアのスコアの平均である平均スコアと、の比較を行う。そして、出力制御部145は、分析部143の比較結果に基づく情報の出力を行う。これにより、ユーザ(分析対象ストア)は、類似ストア全体における自身の位置づけを知ることが容易となる。
また、分析部143は、分析対象ストアのスコアと、類似ストアの中の所定の基準を満たすスコアを有するストアのスコアと、の比較を行う。そして、出力制御部145は、分析部143の比較結果に基づく情報の出力を行う。これにより、ユーザ(分析対象ストア)は、スコアが高い(或いは低い)ストアと自身との比較が容易となる。
また、取得部141は、類似ストアの商品配送に関するユーザ満足度の情報を取得し、分析部143は、分析対象ストアのスコアと、類似ストアの中の所定の基準を満たすユーザ満足度を有するストアのスコアと、の比較を行う。そして、出力制御部145は、分析部143の比較結果に基づく情報の出力を行う。これにより、ユーザ(分析対象ストア)は、ユーザ満足度が高い(或いは低い)ストアと自身との比較が容易となる。
また、取得部141は、分析対象ストアの商品配送に関する業務情報と、他ストアの商品配送に関する業務情報と、を取得し、分析部143は、分析対象ストアのスコアと他ストアのスコアとに基づいて他ストアの中から所定の基準を満たすスコアを有するストアを選択し、該ストアの業務情報と分析対象ストアの業務情報とを比較して業務の相違部分を抽出し、出力制御部145は、相違部分を示す情報を出力する。これにより、ユーザは、分析対象ストアと比較対象ストアとの業務の相違を知ることができる。
また、業務情報には、受注業務情報、出荷作業情報、使用配送会社情報、配送場所情報、配送距離情報、受け渡し手順情報、出荷頻度情報の中から選択される少なくとも1つの情報が含まれる。これにより、ユーザは、分析対象ストアと比較対象ストアとのさまざまな業務の相違を知ることができる。
また、算出部142は、商品配送にかかった時間の長さに基づきスコアを算出する。これにより、情報処理装置10は、時間の長さに基づく精度の高い分析ができる。
また、商品配送は、複数の商品配送プロセスで構成されている。また、商品配送に関するスコアには、商品配送プロセスのスコアである個別スコアが含まれる。そして、算出部142は、実績情報に基づいて、複数の商品配送プロセスの少なくとも1つの個別スコアを算出する。そして、分析部143は、分析対象ストアの個別スコアに基づいて、分析対象ストアの商品配送に関する分析を行う。情報処理装置10は、個別スコアを使って分析対象ストアの商品配送に関する分析を行っているので、更に精度の高い分析ができる。
また、情報処理装置10は、他ストアの個別スコアを取得する取得部141、をさらに備える。そして、分析部143は、分析対象ストアの個別スコアと他ストアの個別スコアとに基づき、分析対象ストアと他ストアとの商品配送に関する比較を行う。そして、出力制御部145は、分析部143の比較結果に基づく情報の出力を行う。これにより、情報処理装置10は、他ストアとの比較に基づく精度の高い分析ができる。分析対象ストアの個別スコアと他ストアの個別スコアとの比較であるので、例え分析対象ストアが使用する物流システムと他ストアが使用する物流システムとが異なっていたとしても、情報処理装置10は商品配送に関する比較を行うことが可能である。
また、他ストアには、分析対象ストアと類似する類似ストアが含まれる。そして、分析部143は、分析対象ストアの個別スコアと類似ストアの個別スコアとに基づき、分析対象ストアと類似ストアとの商品配送に関する比較を行い、出力制御部145は、分析部143の比較結果に基づく情報の出力を行う。情報処理装置10は、単に他ストアとの比較を行うのではなく類似ストアとの比較を行っているので、さらに精度の高い分析ができる。
また、分析部143は、分析対象ストアの個別スコアと、類似ストアのスコアの平均である平均個別スコアと、の比較を行い、出力制御部145は、分析部143の比較結果に基づく情報の出力を行う。これにより、ユーザ(分析対象ストア)は、類似ストア全体における自身の位置づけを知ることが容易となる。
また、算出部142は、分析対象ストアの複数の商品配送プロセスに対してそれぞれ個別スコアを算出し、分析部143は、分析対象ストアの複数の個別スコアを、それぞれ、類似ストアの対応の平均個別スコアと比較し、比較結果に基づいて分析対象ストアの複数の商品配送プロセスの中から所定の基準を満たす商品配送プロセスを抽出し、出力制御部145は、分析部143で抽出された商品配送プロセスを示す情報を出力する。これにより、ユーザ(分析対象ストア)は、他のストアより劣っている或いは優れている商品配送プロセスを容易に知ることができる。
また、複数の商品配送プロセスには、新規注文プロセスP1と、新規予約プロセスP2と、予約中プロセスP3と、入金待ちプロセスP4と、出荷待ちプロセスP5と、出荷処理中プロセスP6と、注文完了待ちプロセスP7と、注文完了プロセスP8と、が含まれる。これにより、ユーザは、さまざま商品配送プロセスの分析結果を知ることができる。
また、分析部143の分析結果に基づいて提案情報を生成する生成部144、をさらに備える。出力制御部145は、提案情報を出力する。これにより、ユーザ(分析対象ストア)は改善すべき業務を容易に知ることができる。
〔5.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
例えば、上述の実施形態では、商品を取り扱う“ストア”としてオンラインストアを例示したが、ストアはオンラインストアに限定されない。例えば、ストアは店舗を構えて客と対面して商品の売買を行う現実のストアであってもよい。商取引を行う個人をストアとみなすことも可能である。
また、上述の実施形態では、発送前期間TAは、新規注文プロセスP1或いは新規予約プロセスP2の開始から出荷処理中プロセスP6の終了(注文完了待ちプロセスP7の開始)までの期間であるものとしたが、発送前期間TAは指定商品ごとに異なっていてもよい。例えば、発送前期間TAは、ストアに在庫がある商品と在庫がない商品とで異なっていてもよい。例えば、ストアに在庫がある商品の場合、発送前期間TAは、新規注文プロセスP1の処理時間T1と、出荷待ちプロセスP5の処理時間T5と、出荷処理中プロセスP6の処理時間T6と、の合計であってもよい。ストアに在庫がない商品の場合、発送前期間TAは、新規予約プロセスP2の処理時間T2と、出荷待ちプロセスP5の処理時間T5と、出荷処理中プロセスP6の処理時間T6と、の合計であってもよい。予約中プロセスP3の処理時間T3と入金待ちプロセスP4の処理時間T4は、発送前期間TAに含まれていてもよいし含まれていなくてもよい。
また、上述の実施形態(ステップS12)では、算出部142は、商品配送にかかった時間の長さに基づきスコアを算出した。しかし、算出部142は、商品配送にかかった時間のムラ(例えば、分散、標準偏差)に基づきスコアを算出してもよい。例えば、算出部142は、ストアの商品配送全体にかかった処理時間を複数取得し、その複数の処理時間の分散を算出する。或いは、算出部142は、ストアのある商品配送プロセスにかかった処理時間を複数取得し、その複数の処理時間の分散を算出する。そして、算出部142は、分散に基づきスコアを算出してもよい。
この場合、算出部142は、指定商品ごとにスコアの算出方法を変更してもよい。例えば、算出部142は、ストアに在庫がない商品(或いは、発売日がまだ到来していない予約商品)の場合は、商品配送にかかった時間のムラに基づきスコアを算出し、それ以外(例えば、ストアに在庫がある商品)の場合は、商品配送にかかった時間の長さに基づきスコアを算出してもよい。そして、分析部143は、ストアに在庫がない商品(或いは、発売日がまだ到来していない予約商品)の場合は、商品配送にかかった時間のムラに基づくスコアを使って分析を行い、それ以外(例えば、ストアに在庫がある商品)の場合は、商品配送にかかった時間の長さに基づくスコアを使って分析を行ってもよい。
また、上述の実施形態(ステップS12)では、算出部142は、複数の商品配送プロセス全ての個別スコアを算出した。しかし、算出部142が算出する個別スコアは複数の商品配送プロセスの一部であってもよい。例えば、算出部142は、複数の商品配送プロセスのうち、出荷待ちプロセスP5、出荷処理中プロセスP6、及び注文完了待ちプロセスP7の個別スコアを算出してもよい。そして、分析部143は、分析対象ストアの出荷待ちプロセスP5、出荷処理中プロセスP6、及び注文完了待ちプロセスP7の個別スコアと、他ストアの出荷待ちプロセスP5、出荷処理中プロセスP6、及び注文完了待ちプロセスP7の個別スコアと、に基づいて、分析対象ストアの商品配送に関する分析を行ってもよい。出荷待ちプロセスP5、出荷処理中プロセスP6、及び注文完了待ちプロセスP7は、客の行為にあまり依存しない商品配送プロセスである。情報処理装置10は、出荷待ちプロセスP5、出荷処理中プロセスP6、及び注文完了待ちプロセスP7の個別スコアを使って分析を行うことで、より現実に即した分析が可能となる。
また、上述の実施形態(ステップS15)では、比較対象ストアが類似ストアであるものとして分析部143が行う処理の一例を示したが、比較対象ストアは必ずしも類似ストアでなくてもよい。比較対象ストアは単に“他ストア”であってもよい。この場合、上述のステップS15で示した“類似ストア”の言葉は“他ストア”と置き換えることが可能である。
また、上述の実施形態(ステップS15)では、分析対象ストアと比較対象ストアとの比較を“商品配送に関する分析”としたが、“商品配送に関する分析”は分析対象ストアと比較対象ストアとの比較に限定されない。例えば、“商品配送に関する分析”は、分析対象ストアのスコア(或いは個別スコア)と予め情報処理装置10に設定されたスコア(或いは個別スコア)との比較であってもよい。
また、上述の実施形態(ステップS17)では、出力制御部145は、個別スコアが低い商品配送プロセスの情報や業務の相違部分の情報を出力した。しかし、出力制御部145が出力する情報はこれらの情報に限定されない。例えば、出力制御部145は、実績情報に含まれる各商品配送プロセスの処理時間の情報(例えば、各商品配送プロセスの平均処理時間の情報)をユーザに出力するよう構成されていてもよい。このとき、出力制御部145は、例えば図5に示すようなプロセス図とともに処理時間の情報をユーザに出力するよう構成されていてもよい。出力制御部145は、提案情報に従って分析対象ストアが業務改善を行った場合の配送短縮期間を出力するよう構成されていてもよい。
また、出力制御部145が出力する情報はユーザ(分析対象ストア)へのアラート(警告)であってもよい。例えば、出力制御部145は、分析対象ストアのスコア(或いは個別スコア)が予め設定された期間、継続して予め設定された基準を満たす場合(例えば、スコアが閾値より低い場合)、アラートを出力するよう構成されていてもよい。アラートは画面に表示される情報であってもよいし、音による通知(例えば、ブザーや音声による警告)であってもよい。
本実施形態の情報処理装置10を制御する制御装置は、専用のコンピュータシステムによって実現してもよいし、通常のコンピュータシステムにより実現してもよい。例えば、上述の動作を実行するためのプログラムを、光ディスク、半導体メモリ、磁気テープ、フレキシブルディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、該プログラムをコンピュータにインストールし、上述の処理を実行することによって制御装置を構成してもよい。制御装置は、情報処理装置10の外部の装置(例えば、パーソナルコンピュータ)であってもよいし、内部の装置(例えば、制御部14)であってもよい。また、上記プログラムをインターネット等のネットワーク上のサーバ装置が備えるディスク装置に格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。また、上述の機能を、OS(Operating System)とアプリケーションソフトとの協働により実現してもよい。この場合には、OS以外の部分を媒体に格納して配布してもよいし、OS以外の部分をサーバ装置に格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。
〔6.ハードウェア構成〕
実施形態及び変形例に係る情報処理装置10は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000によっても実現可能である。図12は、情報処理装置10の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU(Central Processing Unit)1100、RAM1200、ROM1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インタフェース(I/F)1500、入出力インタフェース(I/F)1600、及びメディアインタフェース(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インタフェース1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インタフェース1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インタフェース1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インタフェース1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインタフェース1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインタフェース1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部14の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔7.その他〕
また、上記各実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、算出部は、算出手段や算出回路に読み替えることができる。
1…端末装置
2…サーバ
10…情報処理装置
11…通信部
12…出力部
13…記憶部
131…実績情報記憶部
132…スコア情報記憶部
133…業務情報記憶部
14…制御部
141…取得部
142…算出部
143…分析部
144…生成部
145…出力制御部

Claims (11)

  1. 分析対象ストアの商品配送に関する実績情報に基づいて、前記分析対象ストアの商品配送に関するスコアを算出する算出部と、
    他ストアのスコアと、前記分析対象ストアの商品配送に関する業務情報と、前記他ストアの商品配送に関する業務情報と、を取得する取得部と、
    前記分析対象ストアのスコアと前記他ストアのスコアとに基づいて前記他ストアの中から所定の基準を満たすスコアを有するストアを選択し、該ストアの業務情報と前記分析対象ストアの業務情報とを比較して業務の相違部分を抽出する分析部と、
    前記相違部分を示す情報を出力する出力制御部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記業務情報には、受注業務情報、出荷作業情報、使用配送会社情報、配送場所情報、配送距離情報、受け渡し手順情報、出荷頻度情報の中から選択される少なくとも1つの情報が含まれる、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記他ストアには、前記分析対象ストアと類似する類似ストアが含まれ、
    前記分析部は、前記分析対象ストアのスコアと前記類似ストアのスコアとに基づき、前記分析対象ストアと前記類似ストアとの商品配送に関する比較を行い、
    前記出力制御部は、前記分析部の比較結果に基づく情報の出力を行う、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記分析部は、前記分析対象ストアのスコアと、前記類似ストアのスコアの平均である平均スコアと、の比較を行い、
    前記出力制御部は、前記分析部の比較結果に基づく情報の出力を行う、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記分析部は、前記分析対象ストアのスコアと、前記類似ストアの中の所定の基準を満たすスコアを有するストアのスコアと、の比較を行い、
    前記出力制御部は、前記分析部の比較結果に基づく情報の出力を行う、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得部は、前記類似ストアの商品配送に関するユーザ満足度の情報を取得し、
    前記分析部は、前記分析対象ストアのスコアと、前記類似ストアの中の所定の基準を満たすユーザ満足度を有するストアのスコアと、の比較を行い、
    前記出力制御部は、前記分析部の比較結果に基づく情報の出力を行う、
    ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記算出部は、商品配送にかかった時間の長さに基づきスコアを算出する、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記算出部は、商品配送にかかった時間のムラに基づきスコアを算出する、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記分析部の分析結果に基づいて提案情報を生成する生成部、をさらに備え、
    前記出力制御部は、前記提案情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    分析対象ストアの商品配送に関する実績情報に基づいて、前記分析対象ストアの商品配送に関するスコアを算出する算出工程と、
    他ストアのスコアと、前記分析対象ストアの商品配送に関する業務情報と、前記他ストアの商品配送に関する業務情報と、を取得する取得工程と、
    前記分析対象ストアのスコアと前記他ストアのスコアとに基づいて前記他ストアの中から所定の基準を満たすスコアを有するストアを選択し、該ストアの業務情報と前記分析対象ストアの業務情報とを比較して業務の相違部分を抽出する分析工程と、
    前記相違部分を示す情報を出力する出力制御工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  11. 分析対象ストアの商品配送に関する実績情報に基づいて、前記分析対象ストアの商品配送に関するスコアを算出する算出手順と、
    他ストアのスコアと、前記分析対象ストアの商品配送に関する業務情報と、前記他ストアの商品配送に関する業務情報と、を取得する取得手順と、
    前記分析対象ストアのスコアと前記他ストアのスコアとに基づいて前記他ストアの中から所定の基準を満たすスコアを有するストアを選択し、該ストアの業務情報と前記分析対象ストアの業務情報とを比較して業務の相違部分を抽出する分析手順と、
    前記相違部分を示す情報を出力する出力制御手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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