JP6520561B2 - カラオケ装置及びカラオケシステム - Google Patents

カラオケ装置及びカラオケシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6520561B2
JP6520561B2 JP2015164308A JP2015164308A JP6520561B2 JP 6520561 B2 JP6520561 B2 JP 6520561B2 JP 2015164308 A JP2015164308 A JP 2015164308A JP 2015164308 A JP2015164308 A JP 2015164308A JP 6520561 B2 JP6520561 B2 JP 6520561B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
music
karaoke
beat
portable terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015164308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017040894A (ja
Inventor
英知 郡司
英知 郡司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2015164308A priority Critical patent/JP6520561B2/ja
Publication of JP2017040894A publication Critical patent/JP2017040894A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6520561B2 publication Critical patent/JP6520561B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、演奏情報に基づいて楽曲の演奏を行うカラオケ装置、及び、カラオケ装置とカラオケ用プログラムを含んで構成されるカラオケシステムに関する。
演奏に合わせて歌唱を楽しむことのできるカラオケ装置が知られている。カラオケ装置は、カラオケボックスやスナック等のナイト店に設置され、友人、知人等の社交に利用されている。歌唱者による歌唱を聴取しつつ、手拍子等による合いの手(拍子)を入れることで、ユーザー間による一体感を楽しむことが行われている。カラオケの分野では、歌唱時における合いの手を補助する各種装置が提案されている。
特許文献1には、カラオケ楽曲を再生する際、楽曲データからリズム音データを抽出し、リズム音データに基づいて物理的な振動を発生させることで、リズムに合わせて歌えるように歌唱者を支援するカラオケ装置が開示されている。
特許文献2には、カラオケ等を行う環境において、楽曲の再生と同期して手本データの映像を再生するカラオケシステムが開示されている。このカラオケシステムでは、ユーザーの身体動作と手本データの一致度を特定し、ユーザーの身体動作の評価値を算出することで、客観的な数値として振り付けや合いの手を評価することが可能である。
特開2008−250031号公報 特開2014−217627号公報
特許文献1に開示されるカラオケ装置は、歌唱者を対象とする補助であって、合いの手等を入れる聴取者を対象として補助を行うものではなかった。また、特許文献2に開示されるカラオケシステムは、歌唱者、聴取者を特段問うことなく、手本データを表示することで補助を行うものであって、聴取者に限って補助を行うものではない。歌唱時において、聴取者が合いの手を適切に入れることは、歌唱者にとって気分が良いものである。特許文献2のように手本データを表示することで、聴取者に対して適切な合いの手を教示することは可能である。しかしながら、特許文献2に開示されるカラオケシステムは、教示する対象として歌唱者、聴取者を問わず行われるため、手本データが歌唱者にも視認されてしまう可能性がある。手本データを使用して合いの手を入れていることが明らかであると、歌唱している側にとっては興ざめな場合もある。
本発明は、このような課題を解決することを目的として、以下の構成を採用したことを特徴とする。
ユーザーをログイン状態とさせるログイン処理と、
ログインしているユーザーのユーザーIDと楽曲IDとを対応付けた予約情報を受信し、楽曲の予約を受け付ける楽曲予約処理と、
楽曲予約処理で受け付けた楽曲情報に基づいて演奏を行う楽曲演奏処理と、
ログイン状態のユーザーが所持する携帯端末を特定する特定処理と、
ログイン状態のユーザー中、演奏中の楽曲を予約したユーザー以外を通知対象ユーザーとして判定し、通知対象ユーザーが所持する携帯端末に対し、演奏中の楽曲に対応する模範拍子情報を送信する拍子送信処理と、を実行可能とすることを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ装置は、
マイクロホンで受信した周囲音に基づいて実際の拍子を判定し、実際の拍子が適正であることを条件として、拍子送信処理を実行することを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ装置は、
マイクロホンで受信した周囲音に基づいて実際の拍子を判定し、演奏中の楽曲情報に対応する模範拍子情報と実際の拍子を比較して、実際の拍子を評価する拍子評価処理を実行することを特徴とする。
また本発明に係るカラオケシステムは、
カラオケ装置と、携帯端末で実行可能なカラオケ用プログラムを含んで構成されるカラオケシステムであって、
カラオケ装置は、
ユーザーをログイン状態とさせるログイン処理と、
ログインしているユーザーのユーザーIDと楽曲IDとを対応付けた予約情報を受信し、楽曲の予約を受け付ける楽曲予約処理と、
楽曲予約処理で受け付けた楽曲情報に基づいて演奏を行う楽曲演奏処理と、
ログイン状態のユーザーが所持する携帯端末を特定する特定処理と、
ログイン状態のユーザー中、演奏中の楽曲を予約したユーザー以外を通知対象ユーザーとして判定し、通知対象ユーザーが所持する携帯端末に対し、演奏中の楽曲に対応する模範拍子情報を送信する拍子送信処理と、を実行可能とし、
カラオケ用プログラムは、
受信した模範拍子情報に基づいて、演奏中の楽曲に対応する模範拍子をユーザーに通知する拍子通知処理を、携帯端末に実行させることを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケシステムは、
拍子通知処理は、マイクロホンで受信した周囲音に基づいて実際の拍子が適正であることを条件として、模範拍子をユーザーに通知することを特徴とする。
本発明に係るカラオケ装置、及び、カラオケシステムによれば、カラオケの場に集まる複数のユーザー中、楽曲を予約したユーザー以外のユーザ(通知対象ユーザ)が所持する携帯端末に対して、演奏中の楽曲に対応する模範拍子情報を送信することとしている。このような構成により、模範拍子情報を受信した携帯端末では、受信した模範拍子情報に基づいて、演奏中の楽曲に対応する模範拍子をユーザーに通知することが可能となる。その際、歌唱している歌唱ユーザ(楽曲を予約したユーザ)の携帯端末では、模範拍子が通知されず、同席する他の聴取ユーザーの携帯端末で模範拍子が通知されることになる。よって、歌唱ユーザーは、他のユーザーによる手拍子や各種楽器(タンバリン等)による拍子を楽しみながら歌唱を行うことが可能となる。また、歌唱者以外の聴取ユーザーは、通知される模範拍子によって、適切に拍子を入れることが可能となり、歌唱の場を一層盛り上げることが可能となる。
さらに本発明に係るカラオケ装置、及び、カラオケシステムによれば、マイクロホンで受信した周囲音に基づいて実際の拍子を判定し、実際に打たれた拍子が適正であることを条件として、拍子送信処理を実行することとしている。このような構成によれば、模範拍子情報に対し適正に拍子を入れている場合、模範拍子が通知される煩わしさがない。
さらに本発明に係るカラオケ装置、及び、カラオケシステムによれば、マイクロホンで受信した周囲音に基づいて実際の拍子を判定し、実際の拍子を評価する拍子評価処理を実行することとしている。このように拍子評価処理を実行することで、手拍子や各種楽器による拍子の適切さの程度をユーザーに通知することが可能となる。
本実施形態に係るシステムの全体構成を示す図 本実施形態に係るカラオケシステムの構成を示すブロック図 本実施形態に係る携帯端末の外観(正面図)を示す図 本実施形態に係る携帯端末の構成を示すブロック図 携帯端末を使用したログインから楽曲予約までの処理を示すフロー図 携帯端末を使用したカラオケシステムの利用例を示す模式図 本実施形態に係る楽曲再生処理を示すフロー図 他の実施形態(変形例1)に係る楽曲再生処理を示すフロー図 他の実施形態(変形例2)に係る楽曲再生処理を示すフロー図
図1は、本実施形態に係るシステムの全体構成を示す図である。本実施形態では、カラオケボックス等のように、カラオケ装置2が複数設置されたカラオケ店舗を想定している。本発明は、このようなカラオケ店舗以外に、スナック等のように1台のカラオケ装置2が設置されたカラオケ店舗に適用することも可能である。カラオケ装置2は、LAN100を介してローカルエリアネットワークを構成している。ローカルエリアネットワークには、ルータ120が設置され、ローカルエリアネットワークとインターネット網間を通信接続している。
インターネット網には、通信回線を介してカラオケ装置2を管理するサーバ装置5が通信接続されている。サーバ装置5は、カラオケ装置2を管理するための各種データベース、そして、カラオケ装置2に提供するための楽曲情報等を記憶部51に記憶している。更に、サーバ装置5は、各種情報を記憶する記憶部51と、制御手段(図示せず)に相当するCPU、ROM、RAM、及び、カラオケ装置2との通信部を備えている。カラオケ装置2は、ローカルエリアネットワークからルータ120を介してインターネット網にアクセスし、サーバ装置5と通信することが可能である。
現在、スマートフォンやタブレット端末といった携帯端末6の高機能化が進む中、カラオケの分野においても携帯端末6を使用した各種サービスが提供されている。カラオケにおけるサービスの一つとして、ユーザーの所持する携帯端末6を、使用対象となるカラオケ装置2のリモコンとして使用するサービスがある。ユーザーは、携帯端末6に携帯端末用プログラム(アプリとも呼ばれる)をインストールし、携帯端末用プログラムを起動することで、携帯端末6のユーザーインターフェイスを使用して、使用対象となるカラオケ装置2を遠隔制御することが可能である。
このような携帯端末6を使用したサービスは、携帯端末6と使用対象となるカラオケ装置2とを通信接続する必要がある。図1の例では、部屋Aに設置されたカラオケ装置2と、部屋Aを利用するユーザーの携帯端末6とを通信接続しなければならない。
カラオケ店舗には、ローカルエリアネットワーク上にアクセスポイントが設けられ、無線LAN環境が構築されている。また、携帯端末6は、携帯通信網(例えば、LTE、4G回線など)を利用してインターネット網にアクセスする通信機能に加え、Wi−Fi等の無線LANを利用してインターネット網にアクセスする通信機能を有する製品が一般的になっている。携帯端末6では、無線LANの通信機能をアクセスポイントと無線接続し、ローカルエリアネットワークに参加させ、携帯端末6と使用対象となるカラオケ装置2とを通信接続させることは技術上可能ではあるものの、セキュリティの関係上行われていない。そこで、現状、携帯通信網を介して、携帯端末6を使用対象となるカラオケ装置2と通信接続することが行われている。携帯通信網には携帯基地局140が設けられ、携帯端末6は、携帯基地局140と通信接続することが可能である。携帯通信網はゲートウェイ130を介してインターネット網と通信接続されている。このような通信環境の中、サーバ装置5が、携帯端末6と仕様対象となるカラオケ装置2間を仲介することで、両者間における各種サービスを提供することが可能となる。
図2は、本発明の実施形態に係るカラオケシステムの構成を示す図である。図1で説明した各カラオケ装置2は、この図2に示すような構成で店舗の各部屋に配置される。カラオケシステムには、カラオケ装置2の他、カラオケ装置2を遠隔制御するためのリモコン装置1が設けられている。カラオケ装置2とリモコン装置1は、LAN100及びアクセスポイント110を利用してネットワークを形成するように接続されている。
カラオケ装置2は、楽曲を演奏するための演奏手段として音響制御部25を備えている。音響制御部25は、歌唱用マイク43a、43bから入力されるユーザーの歌唱音声を取り込み、演奏音とミキシングしてスピーカー42から放音させる。また、本実施形態の音響制御部25には、収音用マイク44が接続されている。この収音用マイク44は、主に歌唱を聴取するユーザーによって行われる手拍子、あるいは、タンバリン等の楽器を使用して行われる演奏、といったユーザーによる拍子を検出するために設けられたマイクである。この収音用マイクは、ユーザーによって行われる拍子を検出しやすい位置に配置しておくことが好ましい。
また、カラオケ装置2は、ユーザーからの各種入力を受け付けるスイッチなどで構成される入力手段としての操作部21を備える。カラオケ装置2は、操作部21からの入力を解釈してCPU30に伝達する操作処理部22を備える。また、カラオケ装置2は、各種情報を記憶するカラオケ装置側記憶手段としてのハードディスク32を備える。カラオケ装置2は、LAN100に通信接続してネットワークに加入するためのLAN通信部24を備えている。
また、カラオケ装置2は、モニタ41に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再生手段を備える。この映像再生手段は、映像情報に基づいて映像を再生する映像再生部29、再生する映像を一時的に蓄積するビデオRAM28、再生された映像に対する歌詞テロップの重畳、映像効果の付与等、各種映像処理を実行可能な映像制御部31を備えて構成される。
さらに、このカラオケ装置2では、外部に接続されたモニタ41以外に、タッチパネルモニタ33に対しても各種情報を表示することを可能としている。タッチパネルモニタ33は、映像制御部31から入力された映像情報を表示する表示部35と、タッチ入力された位置を操作処理部22に出力するタッチパネル34が重畳されて構成されている。また、カラオケ装置2に対する各種操作は、カラオケ装置2のフロントパネル等に設けられた操作部21を介して行うことも可能となっている。
本実施形態のタッチパネルモニタ33は、リモコン装置1の操作手段であるタッチパネルモニタ11と同様の操作手段として機能することも可能としている。ユーザーはタッチパネルモニタ33から楽曲を選択して、直接カラオケ装置2に予約をさせるなど、リモコン装置1と同等の操作手段機能を利用することが可能である。
さらに、カラオケ装置2は、各構成を統括して制御するための制御手段として、各種プログラムを実行するCPU30、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのメモリ27を有して構成される。
このような構成にてカラオケ装置2は、各種処理を実行することとなるが、カラオケ装置2の主な機能として、楽曲予約処理、再生処理などを実行可能としている。楽曲予約処理は、ユーザーからの指示に基づいて楽曲を予約するための処理であってリモコン装置1、あるいは、携帯端末6と連携して実行される。リモコン装置1、あるいは、携帯端末6から送信された予約情報を、メモリ27内の予約テーブルに登録する。再生処理は、予約された楽曲を再生させる処理であって、演奏処理と歌詞再生処理が同期して実行される処理である。
演奏処理は、楽曲データに含まれる演奏情報を音響制御部25にて演奏させる処理である。音響制御部25にて演奏された楽曲は、歌唱用マイク43a、43bから入力される歌唱音声と一緒にスピーカー42から放音される。歌詞再生処理は、楽曲データに含まれる歌詞情報をモニタ41に表示させることで歌唱補助を行う処理である。この歌詞再生処理で表示される歌詞に、背景映像を重畳させて表示させる背景映像表示処理を実行することとしてもよい。
一方、リモコン装置1は、予約情報などカラオケ装置2に対して各種指示を送信するとともに、カラオケ装置2あるいはインターネット上に接続されたサーバ装置5から各種情報を受信する。本実施形態では、ユーザーインターフェイスとしてボタンなどの操作部17と、タッチパネルモニタ11を備えている。タッチパネルモニタ11は、表示部11aとタッチパネル11bを有して構成され、表示部11aに各種インターフェイスを表示するとともに、ユーザーからのタッチ入力を受付可能としている。
さらにリモコン装置1は、楽曲検索に必要とされるデータベース、各種プログラム、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶するリモコン側記憶手段としてメモリ14、そして、これら構成を統括して制御するためのリモコン側制御手段を備えて構成される。リモコン側制御手段には、CPUにて構成される制御部15、表示部11aに対して表示する映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、操作部17からの入力を解釈して制御部15に伝達する操作処理部18が含まれている。
また、リモコン装置1は、無線LAN通信部16によって、アクセスポイント110と無線接続されることで、LAN100によって構成されるネットワークに接続される。なお、各リモコン装置1は、特定のカラオケ装置2に対して事前に対応付けされている。リモコン装置1から出力される各種命令は、対応付けされたカラオケ装置2にて受信されることとなる。
このようなリモコン装置1の構成により、ユーザーからの各種入力をタッチパネルモニタ11、あるいは、操作部17から受付けるとともに、映像情報をタッチパネルモニタ11の表示により各種情報を提供することで、カラオケ装置2に対して楽曲予約などの各種指示を行うことが可能とされている。
図3は、本発明の実施形態に係る携帯端末6の外観(正面図)を示す図であり、図4は、本発明の実施形態に係る携帯端末6の構成を示すブロック図である。この携帯端末6としては、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話などを採用することが可能である。この携帯端末6に、携帯端末用プログラムをインストールすることで、携帯端末6と使用対象となるカラオケ装置2を対応付けし、両者の間における各種情報の送受信を行うことが可能となる。
本実施形態の携帯端末6は、CPU61、RAM62、記憶部63、画像処理部64、音響処理部66を含んで構成された制御手段を有している。記憶部63には、NAND型フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶手段を採用することが可能である。この記憶部63には、本実施形態のプログラム、そして、プログラムで使用する各種データが記憶される。
CPU61は、携帯端末6全体を統括して制御する手段であり、記憶部63に記憶されたプログラム、データに基づいて各種制御を実行する。RAM62には、CPU61の制御によって生成されたデータを一時的に格納する。
音響処理部66は、携帯端末6の音響関係の入出力を行う手段である。CPU61の制御によりスピーカー67aに放音させる手段である。また、音響処理部66は、マイクロホン67bと接続され、マイクロホン67bから通話音声や、周囲の音声を取り込み可能としている。
タッチパネル表示部68は、画像を表示する表示部68bとその表面あるいは裏面に配設されるタッチパネル68aを有して構成されている。タッチパネル68aには、静電容量方式などユーザーのタッチ位置を認識可能とする各種タイプを採用することが可能である。CPU61は、表示部68bに表示を行うとともに、タッチパネル68aからのタッチ入力にて、表示させている画像中のどの部分にタッチ入力されたかを判定することが可能である。
画像処理部64は、携帯端末6の画像関係の入出力を行う手段である。画像処理部64は、CPU61で形成された画像を表示部68bに表示出力する。そして、携帯端末6の前面(タッチパネル表示部68側)に配置されたフロントカメラ65F、もしくは、携帯端末6の背面に配置されたリアカメラ65Rから画像、又は、映像であれば動画を取り込み、画像、又は、動画情報として、記憶部63に記憶する機能を有する。
本実施形態の携帯端末6は、外部と通信するための通信手段として第1通信部69a、第2通信部69bを備える。第1通信部69aは、携帯通信網接続用の通信手段であって、携帯基地局140に無線接続することで、携帯通信網の通信回線でインターネット網を介した各通信を行うことが可能である。第2通信部69bは、Wifi接続用の通信手段である。携帯端末6は第2通信部69bを使用して、アクセスポイント110に無線接続し、アクセスポイント110が参加するローカルエリアネットワークに通信接続することが可能である。なお、携帯端末6の通信手段としては、第1通信部69a、第2通信部69b以外に、赤外線通信部、Bluetooth(登録商標)といった近距離通信手段等を設けることとしてもよい。
本実施形態の携帯端末6は、入力手段としてタッチパネル68a以外に入力スイッチ70を備えて構成されている。この入力スイッチ70(図3の入力スイッチ70a、70b、70c等)には、電源スイッチ、音量調整スイッチ、プログラムに応じて入力用途が変更されるスイッチなど、各種スイッチを設けることが可能である。
さらに本実施形態の携帯端末6は、携帯端末6を所持するユーザーに各種通知を行うため、振動部72、LED73を有する。振動部72は、モータの軸に偏心させたウェイトを取り付けて構成される部材である。モータを回転駆動することでユーザーに通知可能な振動を伝えることが可能である。LED73は、図3に示すように携帯端末6の正面上方に配置され、明滅することでユーザーに各種通知を行うことができる。
このような携帯端末6では、携帯端末用プログラムをインストールすることで、使用対象となるカラオケ装置2に対して、各種コマンドを送信するリモコン機能、あるいは、歌唱を聴取しているユーザーに適切な拍子を通知する機能を追加することが可能となる。では、これらの機能について処理の詳細を説明する。
図5は、携帯端末6を使用したログインから楽曲予約までの処理を示すフロー図である。図1で説明したように携帯端末6は、インターネット網上に設置されたサーバ装置5と携帯電話網を介して通信接続されている。また、サーバ装置5は、カラオケ店舗に設置されたルータ120とインターネット網を介して通信接続されている。そして、ルータ120とカラオケ装置2は、LAN100によるローカルエリアネットワークによって通信接続されている。本実施形態中、ルータ120以下に形成されるローカルエリアネットワークを、ローカルネットワーク、ルータ120より上に形成されるインターネット網、及び、携帯電話網を外部ネットワークと呼称する。ルータ120は、「ローカルネットワーク」と「外部ネットワーク」間とを通信接続する。また、ルータ120は、両ネットワークの情報送受信に対してネットワークアドレス変換処理を実行する機能を有する。
カラオケ店舗に入店したユーザーは、まず、携帯端末6上で携帯端末用プログラムを起動し、携帯通信網を介してサーバ装置5にログイン認証依頼を送信する。ログイン認証依頼では、ユーザーID(ユーザー識別情報)、パスワードの他、使用対象となるカラオケ装置ID(カラオケ装置識別情報)、携帯端末6のIPアドレス(ネットワークアドレス情報)を送信する。ここで、使用対象となるカラオケ装置2とは、ユーザーが所持する携帯端末6と同じ部屋(図1の場合、部屋A)に設置されたカラオケ装置2のことをいう。ユーザーは、リモコン装置1に表示された2次元バーコード(カラオケ装置IDを含んでいる)を読み取る等、各種手段によって、使用対象となるカラオケ装置2のカラオケ装置IDを取得し、ログイン認証依頼に含めて送信する。
使用対象となるカラオケ装置2の判定、すなわち、携帯端末6とカラオケ装置2の対応付け(紐付けとも呼ばれる)は、リモコン装置1と携帯端末6で同じユーザーIDを使用してログインすることで行うことも可能である。サーバ装置5は、リモコン装置1と携帯端末6の両方から、同じユーザーIDを使用したログインを検出した場合、リモコン装置1に対応付けられているカラオケ装置2を、携帯端末6に対応付けることで、携帯端末6とカラオケ装置2とを対応付けることが可能である。
携帯端末6からログイン認証依頼を受信したサーバ装置5は、携帯端末6とカラオケ装置2間での通信を可能とするべくログイン処理(S11)を実行する。ログイン処理については、各種形態を採用することが可能である。ログイン後、サーバ装置5は、携帯端末6の使用対象となるカラオケ装置2に対して、ユーザーIDと、携帯端末6のIPアドレスを通知する。カラオケ装置2は、受信したユーザーIDと携帯端末6のIPアドレスを対応付けて記憶する(S12)。カラオケ装置2は、このユーザーIDとIPアドレスを対応付けたテーブルを参照することで、対応付けられている携帯端末6、すなわち、当該カラオケ装置2を使用対象としているユーザー、及び、ユーザーが所持する携帯端末6を特定することが可能である。なお、携帯端末6がログオフした場合、カラオケ装置2に登録された当該携帯端末6に関する情報(ユーザーIDとIPアドレス)は解除される。
このようにカラオケ装置2と対応付けされた携帯端末6は、携帯端末用プログラムを使用して楽曲の選曲、予約を行うことが可能である。携帯端末6を使用して楽曲の予約を行った場合、使用対象であるカラオケ装置2に対して予約情報が送信される。本実施形態では、携帯通信網を介して予約情報を送信する形態となっている。予約情報には、ユーザーID、使用対象となっているカラオケ装置2のカラオケ装置ID、楽曲IDを含んで構成されている。携帯端末6から送信された予約情報は、携帯通信網を介してサーバ装置5に送信される。サーバ装置5は、予約情報に含まれるカラオケ装置IDを宛先として使用し、使用対象となるカラオケ装置2に予約情報を転送する。
サーバ装置5から転送された予約情報は、ルータ120を介してカラオケ装置2で受信される。予約情報を受信したカラオケ装置2は、予約情報を予約テーブルに登録(S13)して、楽曲再生処理を実行する(S20)。
本実施形態では、楽曲を再生する際、歌唱を聴取するユーザーに対して、手拍子や合いの手、タンバリン等の楽器を使用した拍子の補助を行うこととしている。図5で説明したよう、カラオケ装置2は、S12で記憶した携帯端末6のIPアドレスに基づき、現在、カラオケ装置2を使用している携帯端末6を特定することが可能である。図6は、携帯端末6を使用したカラオケシステムの利用例を示す模式図であって、カラオケボックスのある部屋内でカラオケ装置2を使用している例を示した図である。この例では、4人のユーザーA〜ユーザーDが使用している場合を例としている。また、各ユーザーA〜Dは、それぞれ携帯端末6a〜6dを所持しており、ログインして使用している場合を想定している。
手拍子や合いの手等の拍子は、主に歌唱を行うユーザー(歌唱ユーザー)を支援することを目的として、歌唱を聴取するユーザー(聴取ユーザー)によって行われることになる。本実施形態では、携帯端末6を使用しているユーザー中、聴取ユーザーに対して、模範となる拍子を通知することで、聴取ユーザーが適切に歌唱支援を行うことができることを目的としている。模範的な拍子を参照しながら手拍子、合いの手を入れていることが歌唱ユーザーに分かると、歌唱ユーザーが興ざめとなる場合もある。本実施形態では、聴取ユーザーが所持する携帯端末6に対して通知を行うため、通知された拍子を使用して手拍子や合いの手を入れていることが、歌唱ユーザーにとって認識され難い形態となっている。
図5で説明したように、予約情報には、歌唱するユーザーを示すユーザーIDが含まれている。カラオケ装置2では、予約情報に含まれるユーザーIDを参照することで、歌唱ユーザーを特定することが可能である。また、カラオケ装置2では、カラオケ装置2に対応付けられているユーザーID、及び、携帯端末6のIPアドレスを記憶している。したがって、歌唱ユーザー以外のユーザーを、聴取ユーザーを通知対象ユーザーとして特定するとともに、通知対象ユーザーの携帯端末6を特定することが可能である。カラオケ装置2は、楽曲を再生する際、この通知対象ユーザーの携帯端末6に対して、模範となる拍子を通知する。図5の模式図では、ユーザーAが歌唱ユーザーであり、ユーザーB、ユーザーC、ユーザーDが聴取ユーザー(通知対象ユーザー)となっている例である。この場合、聴取ユーザーが所持する携帯端末6b〜6dに対して、LED73を点滅させる(Fb〜Fd)ことで模範となる拍子を通知する。一方、歌唱ユーザーの所持する携帯端末6aのLEDは点滅させない。
図7は、本実施形態に係る楽曲再生処理を示すフロー図である。楽曲再生処理は、予約テーブルに登録された予約情報を参照することで実行される。カラオケ装置2は、予約情報を参照し、まず、通知対象特定処理(S21)を実行する。この通知対象特定処理は、模範となる拍子を通知する携帯端末6を特定するための処理である。図7の例は、図6の模式図の場合であって、ユーザーAが歌唱ユーザー、ユーザーB〜Dが聴取ユーザー(通知対象ユーザー)の場合である。この場合、ユーザーB〜Dが所持する携帯端末6b〜6dを通知対象として特定し、これらの携帯端末6b〜6dに模範となる拍子の通知を行う。
カラオケ装置2は、通知対象として特定した携帯端末6b〜6dに通信確立要求を送信する。ここで、拍子の通知に遅延が生じることは、適切なタイミングで拍子を通知するには都合悪い。本実施形態では、カラオケ店舗に施設された無線LANを使用することで、遅延の抑制を図っている。図5で説明したように、カラオケ装置2は、対応付けられている携帯端末6のIPアドレスを記憶している(S12)。したがって、カラオケ装置2は、このIPアドレスを使用して、ローカルネットワーク内の携帯端末6b〜6dを特定し、直接、無線通信を行うことが可能である。このように無線LANを使用した場合、予約情報を送信する場合のように、サーバ装置5を介して送信する場合と比較して、データ送信の遅延時間を短くすることが可能である。
通信確立要求を受信した携帯端末6b〜6dは、カラオケ装置2に対して通信許可を送信する。携帯端末6b〜6dでは、許可したネットワーク以外に接続しないように設定することも可能である。そのように設定された携帯端末6b〜6dは、カラオケ装置2に通信許可を送信せず、以降の処理を中断する。カラオケ装置2は、予約情報に含まれる楽曲IDに対応する楽曲情報を読み出し、楽曲の演奏を開始する(S22)。また、模範となる拍子を通知するため、カラオケ装置2は、通知対象となる携帯端末6b〜6dに対して通信開始通知を送信する。模範拍子の通知準備が整った携帯端末6b〜6dは、カラオケ装置2に対して模範拍子情報要求を送信する。カラオケ装置2は、模範拍子情報要求を送信してきた携帯端末6b〜6dに対して、模範拍子タイミングを送信する。この模範拍子タイミングは、手拍子や合いの手を入れるタイミング時に送信される情報である。模範拍子タイミングを受信した携帯端末6は、受信したタイミングでLED73を点灯させる(図6のFb〜Fd)ことで、ユーザーに模範的な拍子を通知する(S24)。
模範拍子タイミングは、演奏対象となる演奏情報中に予め規定しておく、あるいは、演奏情報中の所定パートの特徴に基づいて判定することが可能である。また、本実施形態では、模範拍子タイミングが到来した時に、模範拍子タイミングを携帯端末6b〜6dに送信する形態としているが、予め、複数の模範拍子タイミングを携帯端末6b〜6dに送信しておき、携帯端末6b〜6dで通知タイミングを判定して通知することとしてもよい。なお、携帯端末6aは、歌唱ユーザーによって所持されているため、模範となる拍子の通知は行っていない。
以上、本実施形態では、歌唱ユーザー以外の聴取ユーザーを通知対象ユーザーとして特定し、通知対象ユーザーの所持する携帯端末6b〜6dに対して、模範的な拍子を通知することで、聴取ユーザーは通知された模範的な拍子を参照して、手拍子や合いの手等を打つことが可能となる。また、歌唱ユーザーは、適切な手拍子、合いの手により、気分良く歌唱することが可能となる。
本実施形態では、模範的な拍子をLED73の点滅で通知する形態としているが、通知の形態は、このような形態に限られるものではない。例えば、携帯端末6の振動部72を振動させることや、タッチパネル表示部68に表示させる通知形態としてもよい。特に、振動による通知形態では、携帯端末6をポケットに入れた状態でも、模範的な拍子を体感させて通知することが可能である。
(変形例1)
図8は、他の実施形態(変形例1)に係る楽曲再生処理を示すフロー図である。前述の実施形態では、楽曲を演奏している際、常に模範的な拍子を通知する形態としていたが、この変形例1では、ユーザーの手拍子、合いの手が不適切と判定された場合に、模範的な拍子を通知する形態となっている。図8のフロー図中、携帯端末6b〜6dが模範拍子情報を要求するまでの処理(S25はS21に相当し、S26はS22に相当)は、前述の実施形態と同様である。
楽曲の再生中、カラオケ装置2は、収音用マイク44から周囲音を抽出する(S27)。この周囲音からカラオケ装置2の演奏音と歌唱用マイク43a、43bに入力される歌唱音声を差し引くことで、ユーザーによる手拍子や合いの手等、実際の拍子を抽出することが可能である。抽出された実際の拍子を模範的な拍子と比較し、実際の拍子のタイミングが適正でないと判定された場合(S28:No)、カラオケ装置2は、通知対象となる携帯端末6b〜6dに模範拍子タイミングを送信する。模範拍子タイミングを受信した携帯端末6b〜6dは、LED73を点灯させることで、聴取ユーザーに適切な拍子のタイミングを通知する(S31)。楽曲再生中、S27、S28の処理を繰り返し実行することで、実際の拍子のタイミングが適正で無い場合に、携帯端末6b〜6dで模範的な拍子が通知される。適正に拍子を取っている場合にも、模範的な拍子が通知されると煩わしさを感じることがある。変形例2では、模範的な拍子が必要な場合のみ、その通知を行うことでユーザーに煩わしさを感じさせない構成となっている。
楽曲の再生が終了したことが判定される(S29:Yes)と、カラオケ装置2は、周囲音から抽出した実際の拍子に対する評価を算出する(S30)。評価としては、実際の拍子を模範的な拍子と比較して算出した採点値、あるいは、ランク付け等が考えられる。算出した評価結果は、通知対象となっている携帯端末6b〜6dに送信される。携帯端末6b〜6dは、受信した評価結果をタッチパネル表示部68に表示する等の形態で、聴取ユーザーに通知する(S32)。なお、再生終了後に通知される拍子の評価結果は、聴取ユーザーの携帯端末6b〜6dのみならず、歌唱ユーザーの携帯端末6aで通知することとしてもよい。あるいは、カラオケ装置2に接続されたモニタ41に拍子の評価を表示することとしてもよい。歌唱の場に集うユーザー間で、拍子に対する評価を共有することが可能である。
(変形例2)
図9は、他の実施形態(変形例2)に係る楽曲再生処理を示すフロー図である。変形例1では、カラオケ装置2側で拍子の適正さを判定していたが、拍子の適正さは携帯端末6b〜6dで判定することとしてもよい。図9のフロー図中、携帯端末6b〜6dが模範拍子情報を要求するまでの処理(S33はS21に相当、S34はS22に相当)は、前述の実施形態と同様である。カラオケ装置2では、楽曲再生期間中、模範拍子タイミングが到来する毎(S35)に、通知対象ユーザーが所持する携帯端末6b〜6dに模範拍子タイミングを送信する。
一方、通知対象ユーザーが所持する各携帯端末6b〜6dは、マイクロホン67bで周囲音を収音(S37)し、実際に打たれている拍子のタイミングを判定する(S38)。このように携帯端末6b〜6dにおいて周囲音を収音した場合、携帯端末6b〜6dを所持する個々の聴取ユーザーが打つ拍子を判定することが可能となる。例えば、ユーザーBのみが、タイミングのずれた拍子を打っている場合、ユーザーBのみの携帯端末6bで模範的な拍子を通知することが可能である。
実際の拍子のタイミングが適正でない場合(S39:No)、カラオケ装置2から受信した模範拍子タイミングに基づき模範拍子の通知を行う(S40)。一方、実際の拍子のタイミングが適正な場合(S39:Yes)、模範拍子の通知を実行しない。カラオケ装置2は楽曲再生の終了が判定される(S36:Yes)と、携帯端末6b〜6dに対して楽曲終了通知を送信する。携帯端末6b〜6dでは、楽曲の再生期間中、S37〜S40の処理を繰り返し実行し、カラオケ装置2から楽曲終了通知を受信する(S41:Yes)ことで、この繰り返し処理を中止する。楽曲の終了後、携帯端末6b〜6dは、周囲音から抽出した実際の拍子に対する評価を算出する(S42)。算出された評価結果は、携帯端末6b〜6dにおいて、タッチパネル表示部68に表示する等の形態で、聴取ユーザーに通知される。変形例2では、個々の携帯端末6b〜6dで収音した周囲音に基づいて評価が行われる。携帯端末6b〜6dは、聴取ユーザーが身につけている、あるいは、聴取ユーザーの身近に置かれていることが多いため、各携帯端末6b〜6dで、聴取ユーザーが打った拍子に対する評価を行うことが可能である。
なお、図7〜9で説明した、本実施形態と、2つの変形例について、通知対象処理(S21、S25、S33)は、通知対象ユーザーの携帯端末6b、6c、6dのみと通信を確立し、歌唱ユーザーの携帯端末6aとは通信を確立しない。このように接続する携帯端末6の数を削減することで、店舗内の無線LANの混雑を緩和し、通信できない、あるいは、通信に遅延が生じるといった不具合の抑制を図ることが可能である。
他の形態として、カラオケ装置2は、通知対象特定処理(S21、S25、S33)において、全ユーザーの携帯端末6a〜6dと通信を確立し、携帯端末6a〜6dに模範拍子タイミング(振動1)で通知し、その後の楽曲演奏開始(S22,S26、S34)移行後の通信では、通知対象ユーザー6b、6c、6dのみと通信で模範拍子タイミング(振動2)としてもよい。このような構成により、振動1で携帯端末6の振動を用いて(音や光で明らかに明確にならないように)全員に歌唱開始を知らせ、振動2で通知対象ユーザーにのみ拍子を知らせることができる。こうすることで、歌唱ユーザーと通知対象ユーザーの双方に、スピーカー42による可聴音や、カラオケ装置2などの具備されたインジケータの光を用いず、自然な状態のままで振動による振動で歌唱の開始を通知し、その後は通知対象ユーザーにのみ、拍子タイミングを通知することができる。よって、歌唱があってこそ(歌唱がスタートできてこそ)、拍子がある、という、本来の歌唱と拍子の関係を維持しながら、聴取ユーザーが適切な拍子で歌唱を演出することができる効果が得られる。
また、他の形態としては、拍子の通知をカラオケ装置側、あるいは、リモコン装置1側で行うこととしてもよい。携帯端末6を所持していない、あるいは、ログインしていない聴取ユーザーに対しても適切な拍子を通知することが可能となる。その際、拍子の通知は、歌唱ユーザーにとって、気付きにくい箇所で行うことが好ましい。例えば、歌詞を表示するモニタ41ではなく、タッチパネルモニタ33に表示する、あるいは、リモコン装置1のタッチパネルモニタ11に表示すること、あるいは、リモコン装置1に振動機能を設け、通知される拍子に合わせてリモコン装置1を振動させること等が考えられる。あるいは、拍子を通知する専用のLEDを設け、聴取ユーザーに向けて(歌唱ユーザーの目に付きにくい位置に設置する)こととしてもよい。
以上、本発明のカラオケ装置、カラオケシステムについて各種形態を説明したが、本発明のカラオケ装置、カラオケシステムによれば、聴取ユーザーの所持する携帯端末6を通知対象ユーザーとして模範拍子情報を送信し、聴取ユーザーに対して模範的な拍子を通知することとしている。このような構成により、歌唱ユーザーは、模範的な拍子を基準として拍子が打たれていることを意識することなく歌唱を楽しむことが可能となる。また、聴取ユーザーは、通知される模範拍子によって、適切に拍子を入れることが可能となり、歌唱の場を一層盛り上げることが可能となる。
1:リモコン装置 41:モニタ
2:カラオケ装置 42:スピーカー
5:サーバ装置 43a、43b:歌唱用マイク
6(6a〜6d):携帯端末 44:収音用マイク
11:タッチパネルモニタ 51:記憶部
11a:表示部 61:CPU
11b:タッチパネル 62:RAM
12:ビデオRAM 63:記憶部
13:映像制御部 64:画像処理部
14:メモリ 65F:フロントカメラ
15:制御部 65R:リアカメラ
16:無線LAN通信部 66:音響処理部
17:操作部 67a:スピーカー
18:操作処理部 67b:マイクロホン
21:操作部 68:タッチパネル表示部
22:操作処理部 68a:タッチパネル
24:LAN通信部 68b:表示部
25:音響制御部 69a:第1通信部
27:メモリ 69b:第2通信部
28:ビデオRAM 70(70a〜70c):入力スイッチ
29:映像再生部 72:振動部
30:CPU 73:LED
31:映像制御部 110:アクセスポイント
32:ハードディスク 120:ルータ
33:タッチパネルモニタ 130:ゲートウェイ
34:タッチパネル 140:携帯基地局
35:表示部

Claims (5)

  1. ユーザーをログイン状態とさせるログイン処理と、
    ログインしているユーザーのユーザーIDと楽曲IDとを対応付けた予約情報を受信し、楽曲の予約を受け付ける楽曲予約処理と、
    楽曲予約処理で受け付けた楽曲情報に基づいて演奏を行う楽曲演奏処理と、
    ログイン状態のユーザーが所持する携帯端末を特定する特定処理と、
    ログイン状態のユーザー中、演奏中の楽曲を予約したユーザー以外を通知対象ユーザーとして判定し、通知対象ユーザーが所持する携帯端末に対し、演奏中の楽曲に対応する模範拍子情報を送信する拍子送信処理と、を実行可能とすることを特徴とする
    カラオケ装置。
  2. マイクロホンで受信した周囲音に基づいて実際の拍子を判定し、実際の拍子が適正であることを条件として、拍子送信処理を実行することを特徴とする
    請求項1に記載のカラオケ装置。
  3. マイクロホンで受信した周囲音に基づいて実際の拍子を判定し、演奏中の楽曲情報に対応する模範拍子情報と実際の拍子を比較して、実際の拍子を評価する拍子評価処理を実行することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のカラオケ装置。
  4. カラオケ装置と、携帯端末で実行可能なカラオケ用プログラムを含んで構成されるカラオケシステムであって、
    カラオケ装置は、
    ユーザーをログイン状態とさせるログイン処理と、
    ログインしているユーザーのユーザーIDと楽曲IDとを対応付けた予約情報を受信し、楽曲の予約を受け付ける楽曲予約処理と、
    楽曲予約処理で受け付けた楽曲情報に基づいて演奏を行う楽曲演奏処理と、
    ログイン状態のユーザーが所持する携帯端末を特定する特定処理と、
    ログイン状態のユーザー中、演奏中の楽曲を予約したユーザー以外を通知対象ユーザーとして判定し、通知対象ユーザーが所持する携帯端末に対し、演奏中の楽曲に対応する模範拍子情報を送信する拍子送信処理と、を実行可能とし、
    カラオケ用プログラムは、
    受信した模範拍子情報に基づいて、演奏中の楽曲に対応する模範拍子をユーザーに通知する拍子通知処理を、携帯端末に実行させることを特徴とする
    カラオケシステム。
  5. 拍子通知処理は、マイクロホンで受信した周囲音に基づいて実際の拍子が適正であることを条件として、模範拍子をユーザーに通知することを特徴とする
    請求項4に記載のカラオケシステム。
JP2015164308A 2015-08-23 2015-08-23 カラオケ装置及びカラオケシステム Active JP6520561B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015164308A JP6520561B2 (ja) 2015-08-23 2015-08-23 カラオケ装置及びカラオケシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015164308A JP6520561B2 (ja) 2015-08-23 2015-08-23 カラオケ装置及びカラオケシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017040894A JP2017040894A (ja) 2017-02-23
JP6520561B2 true JP6520561B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=58203411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015164308A Active JP6520561B2 (ja) 2015-08-23 2015-08-23 カラオケ装置及びカラオケシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6520561B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09297594A (ja) * 1996-03-05 1997-11-18 Sega Enterp Ltd 伴奏演奏装置および記憶媒体
JP2002041067A (ja) * 2000-07-25 2002-02-08 Namco Ltd カラオケ装置及び記録媒体
US20060060068A1 (en) * 2004-08-27 2006-03-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for controlling music play in mobile communication terminal
JP4516943B2 (ja) * 2006-09-20 2010-08-04 株式会社第一興商 カラオケ歌唱補助システム
JP2009015105A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Mega Chips Corp 演奏端末
KR101081493B1 (ko) * 2009-12-31 2011-11-08 주식회사 금영 휴대용 전자기기를 이용한 노래반주기 협연방법
JP5418555B2 (ja) * 2011-08-05 2014-02-19 ブラザー工業株式会社 カラオケ採点システム、及びサーバプログラム
JP5941811B2 (ja) * 2012-09-28 2016-06-29 株式会社エクシング プログラム、楽曲出力方法及び楽曲出力システム
JP6137935B2 (ja) * 2013-05-09 2017-05-31 株式会社モバダイ 身体動作評価装置、カラオケシステム、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017040894A (ja) 2017-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI574252B (zh) 同步節拍特效系統及同步節拍特效處理方法
JP2015025934A (ja) 楽曲演奏装置及び楽曲演奏プログラム
JP6501344B2 (ja) 聴取者評価を考慮したカラオケ採点システム
JP6520561B2 (ja) カラオケ装置及びカラオケシステム
JP6278403B2 (ja) カラオケ管理システム
JP6504805B2 (ja) カラオケシステム
JP6065225B2 (ja) カラオケ装置
JP6422286B2 (ja) カラオケ管理システム
JP2016157010A (ja) 歌唱評価装置及び歌唱評価用プログラム
JP6531567B2 (ja) カラオケ装置及びカラオケ用プログラム
JP2016001282A (ja) カラオケシステム、携帯型情報処理装置及びプログラム
JP6168981B2 (ja) カラオケ装置及びカラオケシステム
JP6356565B2 (ja) カラオケ用プログラム
JP6278404B2 (ja) カラオケ管理システム、プログラム、及び、カラオケシステム
JP6079971B2 (ja) カラオケ用ホスト装置、カラオケシステム及びカラオケ用プログラム
JP6065224B2 (ja) カラオケ装置
JP6543556B2 (ja) カラオケシステム
JP5941811B2 (ja) プログラム、楽曲出力方法及び楽曲出力システム
JP6315475B2 (ja) カラオケ管理システム、プログラム及びカラオケシステム
JP7079650B2 (ja) カラオケシステム
JP2015191161A (ja) プログラム及び情報処理装置
JP7533492B2 (ja) カラオケ用プログラム、及び、カラオケ装置
KR20110104183A (ko) 노래반주 시스템을 이용한 노래간 분위기 상승게임 제공방법
JP6098828B2 (ja) カラオケ装置及びカラオケ用プログラム
KR101091939B1 (ko) 노래반주기 및 중앙서버를 이용한 실시간 노래 채점 서비스방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6520561

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150