JP6518572B2 - 出力制御システムおよび出力制御方法 - Google Patents

出力制御システムおよび出力制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6518572B2
JP6518572B2 JP2015219732A JP2015219732A JP6518572B2 JP 6518572 B2 JP6518572 B2 JP 6518572B2 JP 2015219732 A JP2015219732 A JP 2015219732A JP 2015219732 A JP2015219732 A JP 2015219732A JP 6518572 B2 JP6518572 B2 JP 6518572B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
processing result
electronic form
processing
transaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015219732A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017091171A (ja
Inventor
良一 大瀧
良一 大瀧
周平 芝
周平 芝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2015219732A priority Critical patent/JP6518572B2/ja
Publication of JP2017091171A publication Critical patent/JP2017091171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6518572B2 publication Critical patent/JP6518572B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、出力制御システムおよび出力制御方法に関するものであり、具体的には、ホストから配信された電文を、その取引種類に応じて電子帳票表示用に処理可能とする技術に関する。
金融機関の各営業店においては、主にテラーが勘定取引に際して操作する窓口端末と、役席者が照会/役席承認業務に際して操作する後方用端末(役席端末)が存在する。
このうち窓口端末においては、通帳伝票プリンタやレーザープリンタが備わり、勘定取引に伴う帳票等を紙媒体に印字する処理が可能である。一方、役席端末では、紙媒体への印字処理は基本的に行われず、照会動作等に伴う電子帳票の画面表示処理が実行される。
このように金融機関においては、帳票類を紙媒体と電子帳票の各形態で処理することが一般的となっており、帳票類の効率的な管理に関して更に電子化を進める動きがある。こうした帳票管理に関する技術としては、例えば、電子帳票の運用に係る労力を削減し、再利用する場合の印刷、配布に係る労力を削減し、配布先変更があっても適確な関連をもって利用可能とし、印刷、配布量の偏りによる不公平な印刷、配布運用を回避する電子帳票管理システム(特許文献1参照)などが提案されている。
また、文書管理システムに電子帳票を格納するとき自動的に必要最低限のアクセス権を設定し文書管理システムの容易で適切な運用を提供するとの目的の下、ネットワークに接続された複数の電子計算機を使用して、申請書や稟議書などの帳票を管理する文書管理システムにおいて、ワークフロー管理システムを回覧されてきた帳票データとともに処理履歴を格納できる手段と処理履歴からアクセス可否をユーザIDやユーザの組織および職位といった従来から管理メンテナンスする対象となる情報により決定できるアクセスルールを設定できる手段とアクセス要求があったときに処理履歴とアクセスルールからアクセス可否を決定できる手段とを備える文書管理システム(特許文献2参照)なども提案されている。
特開2012−43129号公報 特開2008−299460号公報
上述したように、役席端末では、主に照会/役席承認業務を実施するため、窓口端末のような周辺機器が備わっていない形態が一般的である。そのため、勘定系ホストから、例えば帳票伝票プリンタでの印字を伴う取引電文(帳票伝票プリンタ宛電文)が配信されても、役席端末では当該電文に応じた印字処理を実行出来ない。
その一方で、この取引には照会取引が含まれているケースがある。そこで役席端末において当該取引に応じた処理を可能にすべく、帳票伝票プリンタ宛に受信した電文を電子帳票形式で出力する対応を行っている。
しかしながら役席端末では、窓口端末に比べて照会できない取引が多数存在するため、
役席者における業務効率は良好でない。他方、レーザープリンタ宛に受信した電文に関しては、照会結果が直接紙としてレーザープリンタから出力されるため、不要な印刷に繋がるおそれがある。
そこで本発明の目的は、ホストから配信された電文を、その取引種類に応じて電子帳票表示用に処理可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の出力制御システムは、勘定系ホストを利用する取引のうち処理結果を電子帳票として表示する対象を規定した対象判定テーブルと、前記対象である取引の処理結果を、当該処理結果の起源となる処理要求が示す出力形式で出力する場合の出力定義と、前記対象である取引の処理結果を電子帳票形式で出力する場合の出力定義との対応関係を規定した出力先変換テーブルと、を格納した記憶装置と、所定端末からの所定取引の処理要求に応じて勘定系ホストから送信された処理結果を、前記対象判定テーブルに照合して、電子帳票として表示すべき処理結果を特定する処理と、当該処理結果に対応する前記取引の前記処理要求に付帯した出力形式の情報を、前記出力先変換テーブルに照合し、当該取引の処理結果に関する電子帳票形式の出力定義を特定する処理と、前記特定した出力定義に当該処理結果を設定して電子帳票の出力用データを生成し、当該電子帳票の出力用データを前記所定端末に送信する処理を実行する演算装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の出力制御方法は、勘定系ホストを利用する取引のうち処理結果を電子帳票として表示する対象を規定した対象判定テーブルと、前記対象である取引の処理結果を、当該処理結果の起源となる処理要求が示す出力形式で出力する場合の出力定義と、前記対象である取引の処理結果を電子帳票形式で出力する場合の出力定義との対応関係を規定した出力先変換テーブルとを格納した記憶装置を備える情報処理システムが、所定端末からの所定取引の処理要求に応じて勘定系ホストから送信された処理結果を、前記対象判定テーブルに照合して、電子帳票として表示すべき処理結果を特定する処理と、当該処理結果に対応する前記取引の前記処理要求に付帯した出力形式の情報を、前記出力先変換テーブルに照合し、当該取引の処理結果に関する電子帳票形式の出力定義を特定する処理と、前記特定した出力定義に当該処理結果を設定して電子帳票の出力用データを生成し、当該電子帳票の出力用データを前記所定端末に送信する処理と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、ホストから配信された電文を、その取引種類に応じて電子帳票表示用に処理可能となる。
本実施形態の出力制御システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態における出力制御システムのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態における窓口端末のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態における役席端末のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態における対象判定テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における出力先変換テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における出力制御方法のフロー例を示す図である。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の
出力制御システム100を含むネットワーク構成図である。図1に示す出力制御システム100は、勘定系ホスト400から配信された電文を、その取引種類に応じて電子帳票表示用に処理可能とするコンピュータシステムである。勘定系ホスト400は、顧客の口座残高等の管理、入出金や振込、決済といった各種処理を実行するシステムである。
一方、本実施形態における出力制御システム100は、金融機関の各チャネルから各取引に応じた処理要求を受信して勘定系ホスト400に転送し、その勘定系ホスト400からの応答たる処理結果を当該チャネルに返す、いわゆるゲートウェイサーバを想定出来る。或いは、本実施形態の出力制御システム100が、勘定系ホスト400の一部を構成する例を想定してもよい。なお、上述のチャネルとは、金融機関の各営業店に備わる窓口端末200、役席端末300の他、営業担当者が携行する端末などの各種端末が該当する。
他方、窓口端末200は、金融機関の各営業店においては、主にテラーが勘定取引に際して操作する端末であり、レーザープリンタ208および通帳伝票プリンタ209を使用可能に接続している。また、役席端末300は、上述のテラーの管理者にあたる役席者が照会/役席承認業務に際して操作する端末である。
−−−ハードウェア構成−−−
また、出力制御システム100のハードウェア構成は以下の如くとなる。図2は本実施形態における出力制御システムのハードウェア構成例を示す図である。
出力制御システム100は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置101、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ103、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置104、ネットワーク10と接続し他装置との通信処理を担う通信装置105、を備える。
なお、記憶装置101内には、本実施形態の出力制御システム100として必要な機能を実装する為のプログラム102に加え、対象判定テーブル125および出力先変換テーブル126が少なくとも記憶されている。これら各テーブルの詳細については後述する。
図3は本実施形態における窓口端末200のハードウェア構成例を示す図である。また、窓口端末200は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置201、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ203、記憶装置201に保持されるプログラム202をメモリ203に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置204、ユーザであるテラーからのキー入力や音声入力を受け付ける入力装置205、出力制御システム100を介して勘定系ホスト400から得た処理結果の表示を行うディスプレイ等の出力装置206、ネットワーク10と接続し出力制御システム100との通信処理を担う通信装置207を備える。
上述の通信装置207は、有線或いは無線の適宜な営業店内ネットワークを介して、レーザープリンタ208、および通帳伝票プリンタ209と接続されている。このうち通帳伝票プリンタ209は、金融機関の営業店で使用する各顧客の通帳や伝票など、適宜な媒体に対して印字或いは磁気記録等を実行するプリンタ装置である。
なお、窓口端末200が記憶装置201で保持するプログラム201には、電子帳票ビューワ210が含まれているものとする。この電子帳票ビューワ210は、勘定系ホスト400による処理結果を電子帳票形式で表示するビューワソフトであり、既存のものを採
用すればよい。
図4は本実施形態における役席端末300のハードウェア構成例を示す図である。また、役席端末300は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置301、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ303、記憶装置301に保持されるプログラム302をメモリ303に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置304、ユーザである役席者からのキー入力や音声入力を受け付ける入力装置305、処理データの表示を行うディスプレイ等の出力装置306、ネットワーク10と接続し出力制御システム100との通信処理を担う通信装置307を備える。
なお、役席端末300のプログラム301も、窓口端末200と同様の電子帳票ビューワ310を含むものとする。
−−−データ構造例−−−
次に、本実施形態の出力制御システム100が用いるテーブルにおけるデータ構造例について説明する。図5は本実施形態における対象判定テーブル125の構成例を示す図である。本実施形態の対象判定テーブル125は、勘定系ホスト400を利用する取引のうち処理結果を電子帳票として表示する対象を規定したテーブルである。なお、電子帳票の概念は既存のものと同様である。
当該対象判定テーブル125のデータ構成は、電子帳票形式で処理結果を表示させるべき取引に対応する画面番号をキーとして、当該取引の名称を対応付けたレコードの集合体となっている。
このうち画面番号の値は、窓口端末200や役席端末300等の適宜なチャネルにおいて所定取引の処理に際してディスプレイ表示する各画面のうち、出力制御システム100経由で勘定系ホスト400から得た処理結果を電子帳票形式で表示させるべき取引に関する画面を、一意に示す識別番号である。例えば、図5の対象判定テーブル125における各レコードのうち、最初のレコードの場合、電子帳票形式で処理結果を表示させるべき取引として「顧客取引有無照会」なる取引が存在し、その取引の処理結果に関してチャネルで表示する画面番号が「101702」であることを示している。
なお、当該対象判定テーブル125のレコードに、取引の処理対象となる顧客口座の、店番および科目の各値を示すタグが付帯するとしてもよい。
図6は本実施形態における出力先変換テーブル126の構成例を示す図である。本実施形態の出力先変換テーブル126は、電子帳票形式で表示すべき所定取引の処理結果を当該処理要求が示す出力形式で出力する場合の出力定義と、電子帳票形式で表示すべき所定取引の処理結果を電子帳票形式で出力する場合の出力定義との対応関係を規定したテーブルである。
当該出力先変換テーブル126のデータ構成は、処理結果を電子帳票として表示すべき取引に関する上述の画面番号をキーとし、当該取引の処理結果の起源と言える、チャネルから送信された処理要求が示す出力形式の定義すなわち出力定義および出力先と、当該取引の処理結果を電子帳票形式で出力する場合の出力先および出力定義、の各値を対応付けたレコードの集合体となっている。
図6に示す出力先変換テーブル126では、例えば、画面番号「140705」の取引
の処理結果の出力定義「240710」、および出力先(変換前)「<GAMEN>」と、画面番号「140705」の取引の処理結果を電子帳票形式で出力する場合の出力先(変換後)「<TANPYO1>」および出力定義(変換後)「D240710」とが対応付けられたレコードが含まれている。
つまり、画面番号「140705」の取引の処理結果を窓口端末200や役席端末300等のチャネルに表示させる場合、該当チャネルが付与した出力先は「<GAMEN>」すなわち画面であり、その出力定義は「240710」なる形式であるが、当該処理の処理結果を、該当チャネルの電子帳票ビューワ310にて電子帳票形式で表示させる場合には、その出力先(変換後)は上述の電子帳票ビューワ310を示す「<TANPYO1>」であり、出力定義は「D240710」なる形式であることを示している。
上述の出力定義を示す各値はファイル名であり、対応する実ファイルが記憶装置101に予め格納されている。この実ファイルは、処理結果が含む各項目の値の配置先を記述し、当該配置先に処理結果の該当項目の値を設定することで、電子帳票のデータを構成するファイルである。こうした実ファイルとしては、例えばXML(Extensible Markup Language)ファイルを想定出来る。
−−−機能−−−
続いて、本実施形態の出力制御システム100が備える機能について説明する。上述したように、以下に説明する機能は、例えば出力制御システム100が備えるプログラム102を実行することで実装される機能と言える。
本実施形態の出力制御システム100は、上述したチャネル(窓口端末200または役席端末300)からの所定取引の処理要求に応じて勘定系ホスト400から送信された処理結果を対象判定テーブル125に照合して、電子帳票として表示すべき処理結果を特定する機能を備えている。
また、出力制御システム100は、上述で特定した当該処理結果に対応する該当取引の処理要求に付帯した出力形式の情報を、出力先変換テーブル126に照合し、当該取引の処理結果に関する電子帳票形式の出力定義を特定する機能を備えている。なお、出力形式の情報は、上述の画面番号および出力先の情報となる。
また、出力制御システム100は、上述で特定した出力定義に当該処理結果を設定して電子帳票の出力用データを生成し、当該電子帳票の出力用データを、当該チャネルに送信する機能を備えている。
また、出力制御システム100は、上述のように電子帳票として表示すべきものとして特定した当該処理結果について、窓口端末200から得ている当該処理要求が、通帳伝票プリンタ209における印字媒体のセット済みの情報を含むものである場合、上述で特定した処理結果を、通帳伝票プリンタ209での印字出力用データとして窓口端末200に送信する機能を備えている。
−−−処理手順例−−−
以下、本実施形態における出力制御方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する出力制御方法に対応する各種動作は、出力制御システム100がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図7は、本実施形態における出力制御方法のフロー例を示す図である。ここで、営業店
に在席する役席者が、「融資共通 未収利息照会」なる取引を行うべく役席端末300を操作し、その取引の処理要求の送信指示動作(例:入力装置305を用いた送信キーの押下)を行ったとする。
この場合、役席端末300は、当該取引すなわち「融資共通 未収利息照会」なる取引の処理結果を表示する画面の画面番号「140705」とタグの値「A1=12」、「A2=01」を、処理要求として出力制御システム100に対して送信する。この処理要求は、従来の営業店システムにおいて各端末が勘定系ホスト400に対して行うものと同様である。
一方、出力制御システム100は、この処理要求をネットワーク10を介して受信し(s100)、当該処理要求を勘定系ホスト400に転送する(s101)。
処理要求を受信した勘定系ホスト400は、当該取引すなわち「融資共通 未収利息照会」を、タグの値が示す店番「12」、および科目「01」の各口座に関して実行し、処理結果を演算することとなる。勘定系ホスト400は、こうして得た処理結果を出力制御システム100に返す。処理結果には、上述の処理要求が含んでいた画面番号「140705」およびタグ「A1=12」、「A2=01」の他、当該処理結果の出力先「GAMEN」と出力定義「240710」の情報も付帯している。こうした情報を付帯させる動作については、従来の勘定系ホスト400において行うものと同様であり、特段の図示はしないが、画面番号すなわち取引に応じた、処理結果の出力先と出力定義の情報を規定するテーブル等(勘定系ホスト400が予め保持)に基づき、上述の付帯情報を特定し付帯させる動作を想定できる。
次に、出力制御システム100は、上述の処理要求に応じて勘定系ホスト400が送信した処理結果を受信し、当該処理結果が示す画面番号「140705」およびタグ「A1=12」、「A2=01」の各値を、対象判定テーブル125に照合し、電子帳票として表示すべき処理結果であるか判定する(s102)。上述の例であれば、「融資共通 未収利息照会」なる取引に関して勘定系ホスト400から得た処理結果は、画面番号「140705」およびタグ「A1=12」、「A2=01」の値を含んでおり、対象判定テーブル125に該当する値を規定したレコードが存在するため、当該「融資共通 未収利息照会」なる取引の処理結果は、電子帳票として表示すべき処理結果であると判定出来る。
このように上述の判定の結果、当該処理結果が電子帳票として表示すべきものと判定できた場合(s103:y)、出力制御システム100は、ステップs100で受信している当該処理要求が、通帳伝票プリンタ209における印字媒体のセット済みの情報を含むものであるか更に判定する(s104)。上述の例であれば、処理要求を送信してきたのは役席端末300であって、通帳伝票プリンタ209を備えていないため、当該処理要求が通帳伝票プリンタ209における印字媒体のセット済みとの情報を含むことはない。
当該判定の結果、処理要求が上述の印字媒体のセット済み情報を含まないことが判明した場合(s105:n)、出力制御システム100は、処理をステップs107に遷移させる。
他方、上述の判定の結果、処理要求が窓口端末200から送信されたもので、上述の印字媒体のセット済み情報を含むことが判明した場合(s105:y)、出力制御システム100は、上述で特定した処理結果を、通帳伝票プリンタ209での印字出力用データとして該当窓口端末200に送信し(s106)、処理を終了することとなる。
ステップs107において、出力制御システム100は、当該処理結果に対応する該当
取引すなわち「融資共通 未収利息照会」の処理要求に付帯した出力形式の情報「240710」を、出力先変換テーブル126に照合し、当該取引の処理結果に関する電子帳票形式の出力定義「D240710」を特定する。
他方、上述のステップs102の判定の結果、当該処理結果が電子帳票として表示すべきものではない判定できた場合(s103:n)、出力制御システム100は、その処理結果が示す通帳伝票プリンタ209やレーザープリンタ208、或いは画面といった出力先に対する、同じく処理結果に付帯する出力定義にて、従来通りの出力用データを生成し(s108)、これを該当チャネルに送信する(s109)。
上述のステップs107に続いて、出力制御システム100は、ステップs107で特定した出力定義「D240710」の実ファイルを記憶装置101から読み出し、この実ファイルに対し、既に勘定系ホスト400から得ている「融資共通 未収利息照会」の処理結果を設定して電子帳票の出力用データを生成する(s110)。
また、出力制御システム100は、ステップs110で生成した電子帳票の出力用データを、当該チャネルたる役席端末300に送信し(s111)、処理を終了する。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、ホストから配信された電文を、その取引種類に応じて電子帳票表示用に処理可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の出力制御システムにおいて、前記記憶装置は、前記出力先変換テーブルにおいて、前記対象である取引の処理結果を電子帳票形式で出力する場合の出力定義と、少なくとも、電子帳票形式以外の形式での画面表示、通帳伝票プリンタでの印字、およびその他のプリンタでの印字のいずれかの形式で処理結果を出力する場合の出力定義との対応関係を規定したものであり、前記演算装置は、前記出力定義を特定する処理に際し、当該処理結果に対応する前記取引の前記処理要求に付帯した、電子帳票形式以外の形式での画面表示、通帳伝票プリンタでの印字、およびその他のプリンタでの印字のいずれかの出力形式の情報を、前記出力先変換テーブルに照合し、当該取引の処理結果に関する電子帳票形式の出力定義を特定するものである、としてもよい。
これによれば、金融機関における営業店において一般的な、通帳伝票プリンタでの印字、レーザープリンタなどその他のプリンタでの印字、および電子帳票形式以外の形式での画面表示(例:帳票形式ではない一般的なインターフェイスのWeb画面等)、といった出力形式から、電子帳票形式の出力定義を簡便かつ確実に特定し、電子帳票形式での処理結果の出力処理を更に効率的なものと出来る。
また、本実施形態の出力制御システムにおいて、前記演算装置は、前記電子帳票として表示すべきものとして特定した当該処理結果について、前記所定端末から得ている処理要求が、前記通帳伝票プリンタにおける印字媒体のセット済みの情報を含むものである場合、前記特定した処理結果を、通帳伝票プリンタでの印字出力用データとして前記所定端末に送信する処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、窓口端末200の通帳伝票プリンタに通帳や伝票等の印字媒体が既にセットされた状態、すなわちテラーが通帳伝票プリンタでの媒体印字を行う意思が確実である状態を踏まえ、これに的確かつ効率的に応える処理が可能となる。
また、本実施形態の出力制御方法において、前記情報処理システムが、前記記憶装置において、前記出力先変換テーブルとして、前記対象である取引の処理結果を電子帳票形式で出力する場合の出力定義と、少なくとも、電子帳票形式以外の形式での画面表示、通帳伝票プリンタでの印字、およびその他のプリンタでの印字のいずれかの形式で処理結果を出力する場合の出力定義との対応関係を規定したものを保持し、前記出力定義を特定する処理に際し、当該処理結果に対応する前記取引の前記処理要求に付帯した、電子帳票形式以外の形式での画面表示、通帳伝票プリンタでの印字、およびその他のプリンタでの印字のいずれかの出力形式の情報を、前記出力先変換テーブルに照合し、当該取引の処理結果に関する電子帳票形式の出力定義を特定する、としてもよい。
また、本実施形態の出力制御方法において、前記情報処理システムが、前記電子帳票として表示すべきものとして特定した当該処理結果について、前記所定端末から得ている処理要求が、前記通帳伝票プリンタにおける印字媒体のセット済みの情報を含むものである場合、前記特定した処理結果を、通帳伝票プリンタでの印字出力用データとして前記所定端末に送信する処理を更に実行するとしてもよい。
10 ネットワーク
100 出力制御システム
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 通信装置
125 対象判定テーブル
126 出力先変換テーブル
200 窓口端末
201 記憶装置
202 プログラム
203 メモリ
204 演算装置
205 入力装置
206 出力装置
207 通信装置
208 レーザープリンタ
209 通帳伝票プリンタ
210 電子帳票ビューワ
300 役席端末
301 記憶装置
302 プログラム
303 メモリ
304 演算装置
305 入力装置
306 出力装置
307 通信装置
310 電子帳票ビューワ
400 勘定系ホスト

Claims (6)

  1. 勘定系ホストを利用する取引のうち処理結果を電子帳票として表示する対象を規定した対象判定テーブルと、前記対象である取引の処理結果を、当該処理結果の起源となる処理要求が示す出力形式で出力する場合の出力定義と、前記対象である取引の処理結果を電子帳票形式で出力する場合の出力定義との対応関係を規定した出力先変換テーブルと、を格納した記憶装置と、
    所定端末からの所定取引の処理要求に応じて勘定系ホストから送信された処理結果を、前記対象判定テーブルに照合して、電子帳票として表示すべき処理結果を特定する処理と、当該処理結果に対応する前記取引の前記処理要求に付帯した出力形式の情報を、前記出力先変換テーブルに照合し、当該取引の処理結果に関する電子帳票形式の出力定義を特定する処理と、前記特定した出力定義に当該処理結果を設定して電子帳票の出力用データを生成し、当該電子帳票の出力用データを前記所定端末に送信する処理を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とする出力制御システム。
  2. 前記記憶装置は、
    前記出力先変換テーブルにおいて、前記対象である取引の処理結果を電子帳票形式で出力する場合の出力定義と、少なくとも、電子帳票形式以外の形式での画面表示、通帳伝票プリンタでの印字、およびその他のプリンタでの印字のいずれかの形式で処理結果を出力する場合の出力定義との対応関係を規定したものであり、
    前記演算装置は、
    前記出力定義を特定する処理に際し、当該処理結果に対応する前記取引の前記処理要求に付帯した、電子帳票形式以外の形式での画面表示、通帳伝票プリンタでの印字、およびその他のプリンタでの印字のいずれかの出力形式の情報を、前記出力先変換テーブルに照合し、当該取引の処理結果に関する電子帳票形式の出力定義を特定するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の出力制御システム。
  3. 前記演算装置は、
    前記電子帳票として表示すべきものとして特定した当該処理結果について、前記所定端末から得ている処理要求が、前記通帳伝票プリンタにおける印字媒体のセット済みの情報を含むものである場合、前記特定した処理結果を、通帳伝票プリンタでの印字出力用データとして前記所定端末に送信する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項に記載の出力制御システム。
  4. 勘定系ホストを利用する取引のうち処理結果を電子帳票として表示する対象を規定した対象判定テーブルと、前記対象である取引の処理結果を、当該処理結果の起源となる処理要求が示す出力形式で出力する場合の出力定義と、前記対象である取引の処理結果を電子帳票形式で出力する場合の出力定義との対応関係を規定した出力先変換テーブルとを格納した記憶装置を備える情報処理システムが、
    所定端末からの所定取引の処理要求に応じて勘定系ホストから送信された処理結果を、前記対象判定テーブルに照合して、電子帳票として表示すべき処理結果を特定する処理と、
    当該処理結果に対応する前記取引の前記処理要求に付帯した出力形式の情報を、前記出力先変換テーブルに照合し、当該取引の処理結果に関する電子帳票形式の出力定義を特定する処理と、
    前記特定した出力定義に当該処理結果を設定して電子帳票の出力用データを生成し、当該電子帳票の出力用データを前記所定端末に送信する処理と、
    を実行することを特徴とする出力制御方法。
  5. 前記情報処理システムが、
    前記記憶装置において、前記出力先変換テーブルとして、前記対象である取引の処理結果を電子帳票形式で出力する場合の出力定義と、少なくとも、電子帳票形式以外の形式での画面表示、通帳伝票プリンタでの印字、およびその他のプリンタでの印字のいずれかの形式で処理結果を出力する場合の出力定義との対応関係を規定したものを保持し、
    前記出力定義を特定する処理に際し、当該処理結果に対応する前記取引の前記処理要求に付帯した、電子帳票形式以外の形式での画面表示、通帳伝票プリンタでの印字、およびその他のプリンタでの印字のいずれかの出力形式の情報を、前記出力先変換テーブルに照合し、当該取引の処理結果に関する電子帳票形式の出力定義を特定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の出力制御方法。
  6. 前記情報処理システムが、
    前記電子帳票として表示すべきものとして特定した当該処理結果について、前記所定端末から得ている処理要求が、前記通帳伝票プリンタにおける印字媒体のセット済みの情報を含むものである場合、前記特定した処理結果を、通帳伝票プリンタでの印字出力用データとして前記所定端末に送信する処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項に記載の出力制御方法。
JP2015219732A 2015-11-09 2015-11-09 出力制御システムおよび出力制御方法 Active JP6518572B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015219732A JP6518572B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 出力制御システムおよび出力制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015219732A JP6518572B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 出力制御システムおよび出力制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017091171A JP2017091171A (ja) 2017-05-25
JP6518572B2 true JP6518572B2 (ja) 2019-05-22

Family

ID=58768648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015219732A Active JP6518572B2 (ja) 2015-11-09 2015-11-09 出力制御システムおよび出力制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6518572B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7377175B2 (ja) 2020-07-16 2023-11-09 株式会社オービック 融資支援装置、融資支援方法、及び融資支援プログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000322501A (ja) * 1999-05-13 2000-11-24 Nec Software Hokkaido Ltd スプール印刷処理システム及びスプール印刷処理方法
JP2003108911A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Kokuyo Co Ltd 情報処理装置並びに情報処理端末
JP2005173652A (ja) * 2003-12-05 2005-06-30 Canon Sales Co Inc 帳票作成装置、帳票作成方法、その記録媒体及びプログラム
US20050137883A1 (en) * 2003-12-19 2005-06-23 Hiroaki Nohgawa Business form issuing apparatus and electronic business form system
JP2005234748A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Dainippon Printing Co Ltd 電子フォーム処理装置、電子フォーム処理方法、プログラム、記録媒体
JP2006313490A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Canon Inc 電子処理システム及びその制御方法、並びに制御プログラム
JP2008077191A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Oki Electric Ind Co Ltd 汎用エントリシステム及びその帳票フォーマット管理方法
JP2015130159A (ja) * 2013-12-05 2015-07-16 司 窪田 電子帳票サーバ、電子帳票サーバの動作方法、電子帳票サーバの動作プログラム、電子帳票サーバの動作プログラムを記録した記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017091171A (ja) 2017-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110599276B (zh) 票据报销方法、装置和设备及计算机存储介质
US20140195361A1 (en) Method and system for active receipt management
US6981015B1 (en) Internet print managing system and method with print services statistical analysis
US7242490B1 (en) Internet print managing system and method with print job distribution
JP2007515001A (ja) 電子調達システムを介して出荷ラベルを提供する方法及びシステム
US10719887B2 (en) Non-transitory computer-readable medium, data management system and data management server
CN104756163A (zh) 收据发行系统、打印机以及收据发行方法
EP3485447A1 (en) System, device, and method for capturing and managing point of sale transaction related data
US20190073649A1 (en) Transaction data processing apparatus connected to an external device for data communication
US20160104143A1 (en) Recording device, transaction processing system, and control method of a recording device
US9229670B1 (en) Flexible attribute tracking and report generation for a workflow
JP6518572B2 (ja) 出力制御システムおよび出力制御方法
US10552816B2 (en) Transaction system, processing device, and control device
JP6187633B2 (ja) 印刷ワークフローからのモバイル用文書の生成
JP6356531B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP6919702B2 (ja) 電子レシートシステム、装置、方法およびプログラム
EP1197842A2 (en) Internet print managing system and method with print services consumables management
US11593799B2 (en) Message-less B2B transaction processing
EP1197837A2 (en) Internet print managing system and method with print services cost accounting
CN113535101A (zh) 打印文件生成方法及装置、存储介质及电子设备
US20170185874A1 (en) Information Processing Device, Information Process System, and Control Method of an Information Processing Device
JP2019144979A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP5275057B2 (ja) ポイント決済処理システム、ポイント決済処理方法、およびポイント決済処理プログラム
JP2008204228A (ja) 顧客情報登録システム、顧客情報登録方法、および顧客情報登録プログラム
JP6608486B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6518572

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150