JP6515887B2 - 画像形成装置及び画像形成プログラム - Google Patents

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本発明は、画像データを処理する画像形成装置及び画像形成プログラムに関する。
たとえば、プリンター、多機能プリンター、複合機などのMFP(Multifunction Peripheral)である画像形成装置においては、たとえば原稿台上に載置した複数枚の原稿を読み取り、読み取ったそれぞれの原稿の画像データに含まれる画像の傾きを補正処理する機能を備えている機種がある。
このような画像データに含まれる画像の傾きを補正処理するものとして、特許文献1では、読取部が原稿台に載置された複数の原稿を読み取り、CPUが読取部の読み取った画像データから各原稿の傾き量の検出を行い、傾き量が一定の条件以内であれば、画像データの傾きを補正処理する画像処理装置を提案している。
特開2012−134773号公報
上述した特許文献1での画像処理装置では、原稿カバーの開け閉めの際、原稿台に載置された原稿が傾いていても、読取部が読み取った画像データに基づく原稿の傾き量が一定の条件以内であれば、画像データの傾きを補正処理している。
ところが、この画像処理装置では、原稿の傾き量が一定の条件を超えた画像データに対しての傾き補正を行わず、一定の条件を超えた画像データを除いて出力させている。この場合、一定の条件を満たさない原稿は原稿台に再度載置し直させ、再度読取部によって読み取らせることになり、原稿の読み取りに関する操作性が低下してしまうという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解消することができる画像形成装置及び画像形成プログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、原稿を読み取るスキャナー部と、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像の傾きを補正する画像補正部と、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う画像処理部と、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示するシステム制御部とを備え、前記画像補正部は、前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、さらに、前記原稿の画像が正方形の場合、前記枠線と横の前記座標軸との間の鋭角が小さい方を横の前記枠線とし、前記枠線と横の前記座標軸との間の鋭角が大きい方を縦の前記枠線として検出することを特徴とする。
また、前記画像補正部は、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正することを特徴とする。
また、前記画像補正部は、前記枠線と横の前記座標軸との間の鋭角に枠線間で差がない場合、前記原稿の画像を90°の整数倍を除く特定の角度回転させた後、再度、前記鋭角の比較を行って、横の前記枠線と縦の前記枠線とを検出することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、原稿を読み取るスキャナー部と、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像の傾きを補正する画像補正部と、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う画像処理部と、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示するシステム制御部とを備え、前記画像補正部は、前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、さらに、前記画像の文字の向きと前記枠線との間の鋭角が大きい方の前記枠線を横の前記枠線とし、前記画像の文字の向きと前記枠線との間の鋭角が小さい方の枠線を縦の前記枠線として検出し、前記画像の文字が逆向きとなっているとき、前記原稿の画像を180°回転させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、原稿を読み取るスキャナー部と、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像の傾きを補正する画像補正部と、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う画像処理部と、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示するシステム制御部とを備え、前記画像補正部は、前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、さらに、横の前記枠線及び縦の前記枠線を検出し、横の前記枠線の傾きと文字の並びの傾きとが異なるとき、縦の前記枠線が補正の基準となる横の座標軸と平行になるように補正し、縦の前記枠線の傾きと文字の並びの傾きとが異なるとき、横の前記枠線が補正の基準となる縦の座標軸と平行になるように補正することを特徴とする
本発明の画像形成装置は、原稿を読み取るスキャナー部と、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像の傾きを補正する画像補正部と、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う画像処理部と、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示するシステム制御部とを備え、前記画像補正部は、前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、さらに、前記原稿の画像の枠線が直線でない場合、前記文字の向きが前記座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、前記画像の文字が逆向きとなっているとき、前記原稿の画像を180°回転させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、原稿を読み取るスキャナー部と、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像の傾きを補正する画像補正部と、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う画像処理部と、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示するシステム制御部とを備え、前記画像補正部は、前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、さらに、切り出した前記原稿の画像から、内側と外側の2重の前記枠線を検出した場合、内側の前記枠線を傾きの補正のための前記枠線として用いないことを特徴とする
本発明の画像形成プログラムは、スキャナー部により、原稿を読み取る工程と、画像補正部により、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、さらに、前記原稿の画像が正方形の場合、前記枠線と横の前記座標軸との間の鋭角が小さい方を横の前記枠線とし、前記枠線と横の前記座標軸との間の鋭角が大きい方を縦の前記枠線として検出する工程と、画像処理部により、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う工程と、システム制御部により、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示する工程とを画像形成装置を制御するコンピューターに実行させることを特徴とする。
本発明の画像形成プログラムは、スキャナー部により、原稿を読み取る工程と、画像補正部により、前記スキャナー部が読み取った前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、さらに、前記画像の文字の向きと前記枠線との間の鋭角が大きい方の前記枠線を横の前記枠線とし、前記画像の文字の向きと前記枠線との間の鋭角が小さい方の枠線を縦の前記枠線として検出し、前記画像の文字が逆向きとなっているとき、前記原稿の画像を180°回転させる工程と、画像処理部により、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う工程と、システム制御部により、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示する工程とを画像形成装置を制御するコンピューターに実行させることを特徴とする。
本発明の画像形成プログラムは、スキャナー部により、原稿を読み取る工程と、画像補正部により、前記スキャナー部が読み取った前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、さらに、横の前記枠線及び縦の前記枠線を検出し、横の前記枠線の傾きと文字の並びの傾きとが異なるとき、縦の前記枠線が補正の基準となる横の座標軸と平行になるように補正し、縦の前記枠線の傾きと文字の並びの傾きとが異なるとき、横の前記枠線が補正の基準となる縦の座標軸と平行になるように補正する工程と、画像処理部により、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う工程と、システム制御部により、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示する工程とを画像形成装置を制御するコンピューターに実行させることを特徴とする。
本発明の画像形成プログラムは、スキャナー部により、原稿を読み取る工程と、画像補正部により、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、さらに、前記原稿の画像の枠線が直線でない場合、前記文字の向きが前記座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、前記画像の文字が逆向きとなっているとき、前記原稿の画像を180°回転させる工程と、画像処理部により、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う工程と、システム制御部により、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示する工程とを画像形成装置を制御するコンピューターに実行させることを特徴とする。
本発明の画像形成プログラムは、スキャナー部により、原稿を読み取る工程と、画像補正部により、前記スキャナー部が読み取った前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、さらに、切り出した前記原稿の画像から、内側と外側の2重の前記枠線を検出した場合、内側の前記枠線を傾きの補正のための前記枠線として用いない工程と、画像処理部により、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う工程と、システム制御部により、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示する工程とを画像形成装置を制御するコンピューターに実行させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置及び画像形成プログラムでは、スキャナー部により原稿を読み取り、画像補正部によりスキャナー部が読み取った原稿の画像の枠線の傾きを検出し、枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように画像の傾きを補正し、画像処理部により画像補正部が補正した画像に対する画像処理を行う。なお、システム制御部は、原稿の読み取りに関わる指示があると、スキャナー部に対して原稿の読み取りを指示し、画像補正部に対して画像の傾きの補正を指示し、画像処理部に対して画像処理を指示する。
このように、画像補正部が原稿の画像の枠線の傾きを補正の基準となる座標軸と平行になるようして画像の傾きを補正するので、スキャナー部による原稿の再読み取りが不要となる。
本発明の画像形成装置及び画像形成プログラムによれば、画像補正部が原稿の画像の枠線の傾きを補正の基準となる座標軸と平行になるようにして画像の傾きを補正し、スキャナー部による原稿の再読み取りを不要としたので、原稿の読み取りに関する操作性の低下を防止できる。
本発明の画像形成装置をMFPに適用した場合の一実施形態を示す図である。 図1の画像補正部による原稿の傾き補正の詳細について説明するものであって、図2(a)は原稿台の読み取り領域に複数の原稿が載置されている場合を示す図であり、図2(b)は図1のスキャナー部が読み取った原稿の画像データに含まれる画像の切り出しを示す図である。 図1の画像補正部による原稿の傾き補正の詳細について説明するものであって、図3(a)は画像補正部が切り出した横長の画像を示す図であり、図3(b)は画像補正部が図3(a)の画像の傾きを補正した場合の画像を示す図であり、図3(c)は画像補正部が切り出した文字が含まれている横長の画像を示す図であり、図3(d)は画像補正部が図3(c)の画像の傾きを補正した場合の画像を示す図であり、図3(e)は画像補正部が切り出した文字が含まれている縦長の画像を示す図であり、図3(f)は画像補正部が図3(e)の画像の傾きを補正した場合の画像を示す図であり、図3(g)は画像補正部が切り出した枠線が直線でない横長の画像を示す図であり、図3(h)は画像補正部が図3(g)の画像の傾きを補正した場合の画像を示す図である。 図1の画像補正部によって傾きが補正された画像の出力について説明するものであり、図4(a)は傾きが補正された画像がそれぞれの用紙に印刷された場合を示す図であり、図4(b)は傾きが補正された画像が1枚の用紙に印刷された場合を示す図である。 図1のMFPによる原稿の傾き補正の処理について説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の画像形成装置の一実施形態を、図1〜図5を参照しながら説明する。なお、以下の説明においての画像形成装置の一例としては、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能などを搭載した複合的な周辺機器であるMFP(Multifunction Peripheral)であるものとする。
まず、図1を参照し、MFP100の構成の一例について説明する。MFP100は、スキャナー部101、プリンター部102、FAX部103、I/F(インターフェース)104、パネル部105及びHDD106の動作を制御する制御部110を備えている。
スキャナー部101は、イメージセンサ(図示省略)によって読み取られる、後述の原稿201〜206の画像201a〜206aをデジタルの画像データに変換し、制御部110に入力するデバイスである。プリンター部102は、制御部110から出力される印刷データに基づき、後述の用紙300上に画像201a〜206aを印刷するデバイスである。FAX部103は、制御部110から出力されるデータを、電話回線を通じ相手方となるファクシミリへと送信し、また、相手方ファクシミリからのデータを受信して制御部110に入力するデバイスである。
I/F104は、ネットワークを介し、他のMFPやユーザー端末などとの通信を受け持つ。なお、I/F104は、図示しないコンテンツサーバーやウェブサーバーなどとの通信を受け持ってもよい。パネル部105は、MFP100の印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能や、各種設定のための表示を行うタッチパネルなどのデバイスである。HDD106は、MFP100の種々の機能を提供するためのアプリケーションプログラムなどを記憶している記憶デバイスである。また、HDD106は、たとえばユーザー端末側から登録された印刷ジョブ及びページ記述言語による印刷対応データなどを記憶するユーザーボックスを有している。なお、ユーザー端末としては、PC(personal computer)であってもよいし、携帯端末であってもよいし、タブレットであってもよい。
制御部110は、認証プログラムなどのアプリケーションプログラム、画像形成プログラム、及び制御プログラムなどを実行してMFP100全体の動作を制御するプロセッサーである。制御部110は、スキャナー制御部111、プリンター制御部112、FAX(Facsimile)制御部113、通信制御部114、RAM(Random Access Memory)115、ROM(Read−Only Memory)116、画像補正部117、画像処理部118、パネル操作制御部119、HDD制御部120、システム制御部121を備えている。また、これらは、データバス122に接続されている。
スキャナー制御部111は、スキャナー部101の読み取り動作を制御する。プリンター制御部112は、プリンター部102の印刷動作を制御する。FAX制御部113は、FAX部103によるデータの送受信動作を制御する。通信制御部114は、I/F104を介し、ネットワーク経由でのデータなどの送受信の制御を行う。
RAM115は、プログラムを実行するためのワークメモリーである。また、RAM115は、画像処理部118によって画像処理された印刷データを記憶する。ROM116には、各部の動作チェックなどを行う制御プログラムが記憶されている。画像補正部117は、スキャナー部101によって読み取られた後述の原稿201〜206の画像データに含まれる画像201a〜206aの傾きを補正する。画像補正部117は、画像201a〜206aの傾きを補正する場合、画像201a〜206aの枠線の傾きを検出し、検出した傾きを補正する。また、画像補正部117は、画像201a〜206aの傾きを補正する場合、OCR(Optical Character Recognition/Reader)機能を有し、画像201a〜206aの文字を認識して文字の向きを補正する。
画像処理部118は、スキャナー部101によって読み取られた画像データに対する画像処理(ラスタライズ)を行う。また、画像処理部118は、画像補正部117が補正した画像データである画像201a〜206aに対する画像処理(ラスタライズ)を行う。また、画像処理部118は、HDD106のユーザーボックスに登録された印刷対象データに対する画像処理(ラスタライズ)を行う。なお、システム制御部121は、画像処理部118が画像処理した印刷データを、一旦、RAM115に記憶させる。
パネル操作制御部119は、パネル部105の表示動作を制御する。また、パネル操作制御部119は、パネル部105を介し、印刷、コピー、FAX、ネットワーク経由でのデータ送受信などの開始を受け付ける。HDD制御部120は、HDD106に対するデータの読み出し及び書き込みなどを制御する。
システム制御部121は、各部の連携動作などを制御する。また、システム制御部121は、パネル部105を介してコピーやFAXが選択されると、画像補正部117に対し、原稿201〜206の画像201a〜206aの傾きの補正を指示し、画像処理部118に対し、画像補正部117が補正した画像データである画像201a〜206aに対する画像処理(ラスタライズ)を指示する。
次に、図2〜図3を参照し、画像補正部117による原稿201〜206の傾き補正の詳細について説明する。まず、図2(a)は図示しない原稿台の読み取り領域200に複数の原稿201〜206が載置されている場合を示している。また、図2(a)は、複数の原稿201〜206を原稿台に載置したとき、あるいは図示しない原稿カバーを閉じたときに傾いている状態を示している。この状態で、スキャナー部101が矢印方向(走査方向)に沿って移動し、複数の原稿201〜206を読み取る。
図2(b)は、スキャナー部101が読み取った原稿201〜206の画像データに含まれる原稿の画像201a〜206aを示している。画像補正部117は、たとえば点線に沿ってそれぞれの画像201b〜206bを切り出す。ここでの画像201b〜206bを切り出す処理は、それぞれの画像201a〜206aの傾きを検出するためである。なお、画像201b〜206bを切り出す領域については、それぞれの画像201a〜206aが途切れない範囲であればよい。また、図2(b)において、図面上の水平方向が横の座標軸、垂直方向が縦の座標軸と定義される。画像補正部117は、画像201b〜206bを囲う各点線が横の座標軸及び縦の座標軸の何れか一方に平行となるように、画像201b〜206bを切り出す。
図3(a)は、画像補正部117が切り出したたとえば長方形の画像202aを示している。ここで、画像補正部117は、枠線210、211の傾きを検出する。この場合、画像補正部117は、画像202aの長辺である横の枠線210及び短辺である縦の枠線211を検出する。横の枠線210及び縦の枠線211を検出する場合、たとえばフィルター処理によるエッジ検出(縦線検出及び横線検出)などを用いることができる。この場合、原稿202の四辺が枠線として検出されるので、画像補正部117は、四辺のうち長辺を横の枠線210とし、短辺を縦の枠線211として検出する。また、画像補正部117は、横の枠線210及び縦の枠線211を検出した後、横の枠線210及び縦の枠線211が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正する。具体的には、画像補正部117は、横の枠線210が画像202bの横の座標軸に平行な点線と平行に、縦の枠線211が画像202bの縦の座標軸に平行な点線と平行にそれぞれなるように画像202aを補正する。これにより、図3(b)に示すように、画像202aの傾きが補正される。なお、補正の基準となる座標軸については、たとえば読み取り領域200の辺(一辺を横が座標軸、この一辺と垂直な辺が縦の座標軸)であってもよいし、たとえば図示しない原稿台の辺(一辺を横が座標軸、この一辺と垂直な辺が縦の座標軸)であってもよいし、スキャナー部101の読み取り方向(主走査方向を縦の座標軸、副走査方向を横の座標軸)としてもよい。
なお、画像補正部117は、画像202aの長辺である横の枠線210及び短辺である縦の枠線211を検出してもよい。
また、画像補正部117は、画像202aに文字が含まれていない場合、または文字が含まれていても、後述する図3(c)〜(h)について説明する方法で傾きが補正できない場合、上記の図3(a)〜(b)について説明した方法を採用しても良い。
また、画像補正部117は、画像202aが正方形の場合、画像202aの枠線のうち、枠線と横の座標軸との間の鋭角が小さい方の枠線を横の枠線210、枠線と横の座標軸との間の鋭角が大きい方の枠線を縦の枠線211としてそれぞれ検出しても良い。ここで、枠線と横の座標軸との間の鋭角に枠線間で差がない場合、画像202aを90°の整数倍を除く特定の角度回転させた後、再度、上記の鋭角の比較を行って、横の枠線210と縦の枠線211を検出しても良い。
図3(c)は、文字が含まれているたとえば横長の矩形の画像207aを示している。ここで、画像補正部117は画像207aの文字を認識し、画像207aの枠線のうち、文字の向きと枠線との間の鋭角が大きい方の枠線を横の枠線210、文字の向きと枠線との間の鋭角が小さい方の枠線を縦の枠線211としてそれぞれ検出する。この場合、画像補正部117は、文字が逆向き(下向き:文字が横の軸線に対して90°を超えて傾いている状態と定義する。)となっているとき、画像207aを180°回転させる。、さらに、画像補正部117は、文字の並び(文字が横書きの場合)が補正の基準となる横の座標軸と平行になるように(具体的には、文字の並びが画像207bの横の座標軸に平行な点線と平行になるように)画像207aの傾きを補正する。この場合、画像補正部117は、横の枠線210及び縦の枠線211を検出し、たとえば横の枠線210の傾きと文字の並びの傾きとが異なるとき、横の枠線210が補正の基準となる横の座標軸と平行になるように(具体的には、横の枠線210が画像207bの横の座標軸に平行な点線と平行となるように)補正してもよい。あるいは、画像補正部117は、横の枠線210及び縦の枠線211を検出し、たとえば横の枠線210の傾きと文字の並びの傾きとが異なるとき、縦の枠線211が補正の基準となる横の座標軸と平行になるように(具体的には、縦の枠線211が画像207bの縦の座標軸に平行な点線と平行となるように)補正してもよい。
なお、画像補正部117は、画像207aの文字を認識した結果、文字が横の軸線に対して90°傾いている場合、画像207aを90°回転させた後、上記のように文字が逆向きとなっているときに画像207aを180°回転させてもよい。
また、画像207aの文字が縦書きの場合、画像補正部117は、文字の並びが補正の基準となる縦の座標軸と平行になるように(具体的には、文字の並びが画像207bの縦の座標軸に平行な点線と平行になるように)画像207aの傾きを補正してもよい。ここで、画像補正部117は、文字の並ぶ方向が文字の向きと垂直であれば縦書き、文字の並ぶ方向が文字の向きと水平であれば横書きとそれぞれ判断する。
図3(e)は、切り出された画像208bに含まれる縦長の矩形の画像208aを示している。画像208aは、文字を含む。ここで、画像補正部117は画像208aの文字を認識し、図3(c)〜(d)についての説明と同様にして、図3(f)に示すように、文字の向きが補正の基準となる座標軸と平行になるように画像208aの傾きを補正する。この場合、上記同様に、たとえば横の枠線210の傾きと文字の並びの傾きとが異なるとき、横の枠線210が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正してもよい。
図3(g)は、切り出された画像208bに含まれる画像209aを示している。画像209aは、横の枠線210及び縦の枠線211が直線でないたとえば横長の画像であって、文字を含む。言い換えると、図3(g)は、図3(a)〜(f)について説明した方法では、画像補正部117が横の枠線210と縦の枠線211を検出できない画像209aを示している。ここで、画像補正部117は画像209aの文字を認識し、図3(h)に示すように、図3(c)〜(d)についての説明と同様にして、文字の向きが補正の基準となる座標軸と平行になるように画像209aの傾きを補正する。この場合、横の枠線210及び縦の枠線211が直線でない画像209aであっても、文字の向きを補正することで、画像209aの向きを補正できる。
次に、図4を参照し、画像補正部117によって傾きが補正された画像201a〜206aの出力について説明する。
まず、図4(a)は、画像処理部118が画像処理した印刷データに基づき、プリンター部102がそれぞれ画像201a〜206aをそれぞれの用紙300に印刷した場合を示している。ここで、用紙300に対する画像201a〜206aの印刷位置やサイズなどは、パネル部105を介して設定してもよい。また、それぞれの画像201a〜206aの印刷順もパネル部105を介して設定してもよい。
また、図4(b)は、画像処理部118が画像処理した印刷データに基づき、プリンター部102がそれぞれ画像201a〜206aを1枚の用紙300に印刷した場合を示している。ここで、用紙300に対する画像201a〜206aの印刷位置やサイズなどは、パネル部105を介して設定してもよい。また、それぞれの画像201a〜206aの印刷順もパネル部105を介して設定してもよい。
次に、図5を参照し、MFP100による原稿201〜206の傾き補正の処理について説明する。なお、以下は、スキャナー部101によって複数の原稿201〜206が一度に読み取られる場合として説明する。
(ステップS101)
システム制御部121は、読み取り開始かどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介しての読み取り開始の指示を受け付けたことを示す通知が無ければ読み取り開始ではないと判断する(ステップS101:No)。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介しての読み取り開始の指示を受け付けたことを示す通知が有れば読み取り開始と判断し(ステップS101:Yes)、ステップS102に移行する。
(ステップS102)
システム制御部121は、原稿201〜206の読み取りを指示する。
この場合、システム制御部121は、スキャナー制御部111に対し、原稿201〜206の読み取りを指示すると、スキャナー制御部111がスキャナー部101を駆動させ、原稿201〜206を読み取らせる。
(ステップS103)
システム制御部121は、読み取りが終了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、スキャナー制御部111からの読み取り終了を示す通知が無ければ読み取りが終了していないと判断する(ステップS103:No)。
これに対し、システム制御部121は、スキャナー制御部111からの読み取り終了を示す通知が有れば読み取りが終了したと判断し(ステップS103:Yes)、ステップS104に移行する。
(ステップS104)
システム制御部121は、画像201a〜206aの傾きの補正を指示する。
この場合、システム制御部121は、画像補正部117に対し、画像201a〜206aの傾きの補正を指示する。
(ステップS105)
画像補正部117は、画像201a〜206aを切り出す。
この場合、画像補正部117は、図2(b)に示したように、スキャナー部101が読み取った原稿201〜206の画像データに含まれる画像201a〜206aを包含する画像201b〜206bを切り出す。
(ステップS106)
画像補正部117は、横の枠線210及び縦の枠線211を検出する。
この場合、画像補正部117は、ステップS105で切り出したそれぞれの画像201a〜206aについて、たとえばフィルター処理によるエッジ検出(縦線検出及び横線検出)により、横の枠線210及び縦の枠線211を検出する。
(ステップS107)
画像補正部117は、横の枠線210及び縦の枠線211の傾きに基づき、画像201a〜206aの傾きを補正する。
この場合、画像補正部117は、たとえば図3(a)に示したように、たとえば画像202aの横の枠線210及び縦の枠線211が、補正の基準となる座標軸と平行になるように補正する。これにより、図3(b)に示したように、画像202aの傾きが補正される。
(ステップS108)
システム制御部121は、画像201a〜206aの傾きの補正が終了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、画像補正部117からの終了を示す通知が無ければ画像201a〜206aの傾きの補正が終了していないと判断する(ステップS108:No)。
これに対し、システム制御部121は、画像補正部117からの終了を示す通知が有れば画像201a〜206aの傾きの補正が終了したと判断し(ステップS108:Yes)、ステップS109に移行する。
(ステップS109)
システム制御部121は、画像処理を指示する。
この場合、システム制御部121は、画像処理部118に対し、画像補正部117が補正した画像データである画像201a〜206aに対する画像処理を指示する。
なお、ステップS106とステップS107との間に、画像補正部117が横の枠線210及び縦の枠線211が傾いているかどうかを判断する処理を追加してもよい。この場合、横の枠線210及び縦の枠線211の補正の基準となる座標軸に対する横の枠線210及び縦の枠線211の傾き量が一定量以内であればステップS107の処理を省き、ステップS108に移行させてもよい。このようにすると、微々たる傾きに対しての補正の処理が省けるので、処理時間を短縮できる。
また、ステップS106において、画像補正部117が横の枠線210及び縦の枠線211を検出しているが、横の枠線210又は縦の枠線211のいずれか一方を検出し、ステップS107で、検出した一方の枠線210又は211が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正してもよい。
このように、本実施形態では、スキャナー部101により原稿201〜206を読み取り、画像補正部117によりスキャナー部101が読み取った原稿201〜206の画像201a〜206aの横の枠線210及び縦の枠線211の傾きを検出し、枠線210、211の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように画像201a〜206aの傾きを補正し、画像処理部118により画像補正部117が補正した画像201a〜206aに対する画像処理を行う。なお、システム制御部121は、原稿の読み取りに関わる指示があると、スキャナー部10に対して原稿201〜206の読み取りを指示し、画像補正部117に対して画像201a〜206aの傾きの補正を指示し、画像処理部118に対して画像処理を指示する。
このように、画像補正部117が原稿201〜206の画像201a〜206aの枠線210、211の傾きを補正の基準となる座標軸と平行になるようにして画像201a〜206aの傾きを補正し、スキャナー部101による原稿201〜206の再読み取りを不要としたので、原稿201〜206の読み取りに関する操作性の低下を防止できる。
また、本実施形態では、スキャナー部101によって複数の原稿201〜206が読み取られた場合であっても、それぞれの原稿201〜206の画像201a〜206a毎に傾きを補正している。これにより、原稿201〜206のサイズが名刺やカードなどのように小さい場合であって、一度に大量に読み込んでも、それぞれの画像201a〜206a毎の傾き補正を適切に行うことができる。また、本実施形態での画像201a〜206aの傾き補正を用いることで、DP(自動原稿送り装置)での自動原稿送りが不可能であったサイズの小さい原稿201〜206に対しても、それぞれの画像201a〜206a毎の傾き補正を適切に行うことができる。
なお、本実施形態では、複数の原稿201〜206を読み取って画像201a〜206aの傾きを補正する場合として説明したが、これに限らず、1枚の原稿201〜206を読み取って画像201a〜206aの傾きを補正してもよい。
また、本実施形態では、文字が含まれているたとえば縦長の画像207a〜209aについては、画像207a〜209aの文字を認識し、文字の並びが補正の基準となる座標軸と平行になるように画像207a〜209aの傾きを補正しているが、文字に限らず、人物、動物、風景などの他の画像201a〜206aの場合でも同様に傾きを補正してもよい。この場合、人物、動物、風景などの他の画像201a〜206aの特徴点を抽出するパターン認識などを用いることで、文字以外の画像201a〜206aであっても傾きを補正できる。
また、原稿内に枠線が印刷されている場合、画像補正部117は、図2(b)に示す原稿201〜206の四辺を示す画像201a〜206aの枠線の内側に原稿に印刷された枠線も検出することになる。このような場合、画像補正部117は、内側の枠線を画像201a〜206aの傾きを補正するための枠線として使用しない。
100 MFP
101 スキャナー部
102 プリンター部
103 FAX部
104 I/F
105 パネル部
106 HDD
110 制御部
111 スキャナー制御部
112 プリンター制御部
113 FAX制御部
114 通信制御部
115 RAM
116 ROM
117 画像補正部
118 画像処理部
119 パネル操作制御部
120 HDD制御部
121 システム制御部
122 データバス
200 読み取り領域
201a〜209a、201b〜209b 画像
201〜206 原稿
210、211 枠線
300 用紙

Claims (12)

  1. 原稿を読み取るスキャナー部と、
    前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像の傾きを補正する画像補正部と、
    前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う画像処理部と、
    前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示するシステム制御部とを備え、
    前記画像補正部は、前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、さらに、前記原稿の画像が正方形の場合、前記枠線と横の前記座標軸との間の鋭角が小さい方を横の前記枠線とし、前記枠線と横の前記座標軸との間の鋭角が大きい方を縦の前記枠線として検出する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像補正部は、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像補正部は、前記枠線と横の前記座標軸との間の鋭角に枠線間で差がない場合、前記原稿の画像を90°の整数倍を除く特定の角度回転させた後、再度、前記鋭角の比較を行って、横の前記枠線と縦の前記枠線とを検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 原稿を読み取るスキャナー部と、
    前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像の傾きを補正する画像補正部と、
    前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う画像処理部と、
    前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示するシステム制御部とを備え、
    前記画像補正部は、
    前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、
    また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、
    さらに、前記画像の文字の向きと前記枠線との間の鋭角が大きい方の前記枠線を横の前記枠線とし、前記画像の文字の向きと前記枠線との間の鋭角が小さい方の枠線を縦の前記枠線として検出し、前記画像の文字が逆向きとなっているとき、前記原稿の画像を180°回転させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 原稿を読み取るスキャナー部と、
    前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像の傾きを補正する画像補正部と、
    前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う画像処理部と、
    前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示するシステム制御部とを備え、
    前記画像補正部は、
    前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、
    また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、
    さらに、横の前記枠線及び縦の前記枠線を検出し、横の前記枠線の傾きと文字の並びの傾きとが異なるとき、縦の前記枠線が補正の基準となる横の座標軸と平行になるように補正し、縦の前記枠線の傾きと文字の並びの傾きとが異なるとき、横の前記枠線が補正の基準となる縦の座標軸と平行になるように補正する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 原稿を読み取るスキャナー部と、
    前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像の傾きを補正する画像補正部と、
    前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う画像処理部と、
    前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示するシステム制御部とを備え、
    前記画像補正部は、
    前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、
    また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、
    さらに、前記原稿の画像の枠線が直線でない場合、前記文字の向きが前記座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、前記画像の文字が逆向きとなっているとき、前記原稿の画像を180°回転させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 原稿を読み取るスキャナー部と、
    前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像の傾きを補正する画像補正部と、
    前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う画像処理部と、
    前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示するシステム制御部とを備え、
    前記画像補正部は、
    前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、
    また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、
    さらに、切り出した前記原稿の画像から、内側と外側の2重の前記枠線を検出した場合、内側の前記枠線を傾きの補正のための前記枠線として用いない
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. スキャナー部により、原稿を読み取る工程と、
    画像補正部により、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、さらに、前記原稿の画像が正方形の場合、前記枠線と横の前記座標軸との間の鋭角が小さい方を横の前記枠線とし、前記枠線と横の前記座標軸との間の鋭角が大きい方を縦の前記枠線として検出する工程と、
    画像処理部により、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う工程と、
    システム制御部により、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示する工程とを画像形成装置を制御するコンピューターに実行させる
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
  9. スキャナー部により、原稿を読み取る工程と、
    画像補正部により、
    前記スキャナー部が読み取った前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、
    また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、
    さらに、前記画像の文字の向きと前記枠線との間の鋭角が大きい方の前記枠線を横の前記枠線とし、前記画像の文字の向きと前記枠線との間の鋭角が小さい方の枠線を縦の前記枠線として検出し、前記画像の文字が逆向きとなっているとき、前記原稿の画像を180°回転させる工程と、
    画像処理部により、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う工程と、
    システム制御部により、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示する工程とを画像形成装置を制御するコンピューターに実行させる
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
  10. スキャナー部により、原稿を読み取る工程と、
    画像補正部により、前記スキャナー部が読み取った前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、
    また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、
    さらに、横の前記枠線及び縦の前記枠線を検出し、横の前記枠線の傾きと文字の並びの傾きとが異なるとき、縦の前記枠線が補正の基準となる横の座標軸と平行になるように補正し、縦の前記枠線の傾きと文字の並びの傾きとが異なるとき、横の前記枠線が補正の基準となる縦の座標軸と平行になるように補正する工程と、
    画像処理部により、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う工程と、
    システム制御部により、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示する工程とを画像形成装置を制御するコンピューターに実行させる
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
  11. スキャナー部により、原稿を読み取る工程と、
    画像補正部により、
    前記スキャナー部が読み取った前記原稿の前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、
    また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、
    さらに、前記原稿の画像の枠線が直線でない場合、前記文字の向きが前記座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、前記画像の文字が逆向きとなっているとき、前記原稿の画像を180°回転させる工程と、
    画像処理部により、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う工程と、
    システム制御部により、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示する工程とを画像形成装置を制御するコンピューターに実行させる
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
  12. スキャナー部により、原稿を読み取る工程と、
    画像補正部により、
    前記スキャナー部が読み取った前記画像の枠線の傾きを検出し、前記枠線の傾きが補正の基準となる座標軸と平行になるように前記画像の傾きを補正し、
    また、前記スキャナー部が読み取った前記原稿の画像データに含まれる前記原稿の画像を切り出し、長辺を横の枠線とし、短辺を縦の枠線として検出し、横の前記枠線及び縦の前記枠線が補正の基準となる座標軸と平行になるように補正し、
    さらに、切り出した前記原稿の画像から、内側と外側の2重の前記枠線を検出した場合、内側の前記枠線を傾きの補正のための前記枠線として用いない工程と、
    画像処理部により、前記画像補正部が補正した前記画像に対する画像処理を行う工程と、
    システム制御部により、前記原稿の読み取りに関わる指示があると、前記スキャナー部に対して前記原稿の読み取りを指示し、前記画像補正部に対して前記画像の傾きの補正を指示し、前記画像処理部に対して画像処理を指示する工程とを画像形成装置を制御するコンピューターに実行させる
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
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