JP6512747B2 - レイズドパネルアセンブリの組立及び分解のためのシステム、方法及びコンポーネント - Google Patents

レイズドパネルアセンブリの組立及び分解のためのシステム、方法及びコンポーネント Download PDF

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本開示は概してレイズドパネルアセンブリ及びそのコンポーネントに関し、より具体的にはレイズドパネルアセンブリの組立及び/又は分解のためのシステム、方法及びコンポーネントに関する。
レイズドパネルアセンブリは、隆起した表面を形成するために様々な構造体で組み立てられること、及び/又は利用されることがある。一般的に、レイズドパネルアセンブリは、複数のレイズドパネル、下部構造体を含む及び/又は動作可能に取り付けられるレイズドパネルの少なくとも一部を含む。下部構造体は、他の複数のレイズドパネルに対して、及び/又は下部構造体に対して、複数のレイズドパネルの各々を支持する、保持する、及び/又は配置するように構成されてもよい。レイズドパネルは、下部構造体に直接物理的に接触することがある支持部分、並びに下部構造体に直接物理的に接触することがない非支持部分を含むことがある。
レイズドパネルアセンブリによっては、隣接するレイズドパネル間に間隙を含むことがあり、この間隙は、第1のレイズドパネルを第2のレイズドパネルに接着するように、及び/又は、間隙を通る流体及び/又は固体の移動を妨げる障壁として機能するように構成されうる封止剤で充填されてもよい。例示的な非排他的実施例として、航空機は、レイズドパネルアセンブリから組み立てられる床を含むことがあり、隣接するレイズドパネル間の間隙は、封止された間隙を生成するために封止剤で充填されることがある。
封止された間隙を含むレイズドパネルアセンブリを組み立てるときには、組立工程中に封止剤が間隙から流れ出ることがある。これは、レイズドパネルアセンブリの封止に要する封止剤の量を増し、封止剤の費用を増大させ、レイズドパネルアセンブリ全体の重量を増加させ、及び/又は過剰な封止剤の除去及び/又は廃棄に関連して環境への影響を増大させることがある。同様に、封止された間隙を含むレイズドパネルアセンブリを分解する際には、隣接するレイズドパネル間の封止剤及び/又は、レイズドパネルアセンブリの間隙から流れ出て、レイズドパネルを直接下部構造体に結合する封止剤を取り除くことが困難になることがあり、レイズドパネル及び/又は下部構造体に損傷を与えることなくレイズドパネルアセンブリからレイズドパネルを取り外すことが困難又は不可能になることがある。したがって、レイズドパネルアセンブリの組立及び/又は分解のための改良されたシステム及び方法が必要になっている。
レイズドパネルアセンブリの組立及び分解のためのシステム、方法及びコンポーネントが本明細書で開示される。これらのシステム、方法、及びコンポーネントは、隣接するレイズドパネル間の間隙の少なくとも一部を含み、封止剤を受け止めるように構成されるチャネルの少なくとも1つの境界を画定するように構成される、流出制限構造体を含みうる。流出制限構造体は通過する封止剤の流れを制限することが可能で、これによってレイズドパネルアセンブリの組立に必要となる封止剤全体の容積を減らすこと、及び/又は、レイズドパネルアセンブリに関連するレイズドパネルが、望んでいないにもかかわらず、レイズドパネルアセンブリを支持するように構成される下部構造体などの他の構造体に付着するのを制限することができる。これらのシステム、方法、及びコンポーネントはまた、レイズドパネルアセンブリからの取り外しにあたって、隣接するレイズドパネル間の封止剤の少なくとも一部を分断するように構成された長尺分解補助器具を含むことがある。したがって、長尺分解補助器具の使用により、レイズドパネルアセンブリの分解及び/又は修理の時間を短縮することができる。
幾つかの実施形態では、方法はレイズドパネルアセンブリを組み立てることを含みうる。幾つかの実施形態では、組立は、チャネルを形成してそのチャネルに封止剤を適用するため、レイズドパネルアセンブリの中に(又はその間隙の中に)流出制限構造体を設置することを含む。幾つかの実施形態では、方法は、間隙の中に長尺分解補助器具を設置することをさらに含みうる。幾つかの実施形態では、流出制限構造体は間隙の中に固体として設置されてもよい。幾つかの実施形態では、流出制限構造体はレイズドパネルアセンブリの中に設置されると、レイズドパネル間で圧縮される。幾つかの実施形態では、流出制限構造体を設置することは、間隙の中の流出制限構造体の深さを調整することを含む。幾つかの実施形態では、流出制限構造体を設置することは、適用ツールによって設置することを含む。幾つかの実施形態では、方法は、適用ツールに対して流出制限構造体を配向することをさらに含む
幾つかの実施形態では、方法はまた、レイズドパネルアセンブリを分解することを含みうる。幾つかの実施形態では、分解することは、長尺分解補助器具を把持すること、レイズドパネルアセンブリから長尺分解補助器具を取り除くこと、及び取り除き作業中にレイズドパネル間に延在する封止剤の少なくとも一部を切断することを含みうる。幾つかの実施形態では、長尺分解補助器具を取り除くことは、流出制限構造体から長尺分離補助器具を分離することをさらに含む。幾つかの実施形態では、分解することは、レイズドパネルアセンブリから一又は複数のレイズドパネルを取り除くことをさらに含みうる。
幾つかの実施形態では、流出制限構造体、又はその中の弾性長尺体は、縦軸を画定し、中央部分及び中央部分の対向する側面領域から延在する2つの突起部分を含む。幾つかの実施形態では、中央部分及び2つの突起物は縦軸に沿って延在する。幾つかの実施形態では、弾性長尺体は、実質的に一定の横断面形状を画定する一体型の弾性長尺体である。幾つかの実施形態では、2つの突起物は中央部分から延在し、適用ツールの凸型領域を受け入れるように構成されている、陥凹領域を画定する。幾つかの実施形態では、システムは流出制限構造体、封止剤、及び適用ツールを含むコンポーネントのキットを含む。
本開示による流出制限構造体の例示的な非排他的実施例の概略断面図である。 本開示による流出制限構造体を含むレイズドパネルアセンブリの図式的ではないが、例示的な非排他的実施例の斜投影図である。 本開示による適用ツールを使用してレイズドパネルアセンブリの中に設置される流出制限構造体の例示的な非排他的実施例の概略断面図である。 本開示によるレイズドパネルアセンブリの図式的ではないが、例示的な非排他的実施例の断面図である。 本開示による流出制限構造体の例示的な非排他的実施例の別の概略断面図である。 本開示によるレイズドパネルアセンブリの図式的ではないが、例示的な非排他的実施例の別の断面図である。 本開示による流出制限構造体のより詳細ではあるが、例示的な非排他的実施例の概略断面図である。 本開示による適用ツールを使用してレイズドパネルアセンブリの中に設置される、図7の流出制限構造体の概略断面図である。 本開示による別の適用ツールを使用してレイズドパネルアセンブリの中に設置される、図7の流出制限構造体の概略断面図である。 図7の流出制限構造体を含むレイズドパネルアセンブリの例示的な非排他的実施例の概略断面図である。 本開示によるレイズドパネルアセンブリを組み立てる方法の例示的な非排他的実施例を描いたフロー図である。 本開示によるレイズドパネルアセンブリを組み立てる方法の例示的な非排他的実施例を描いたフロー図である。
図1〜10は、本開示による流出制限構造体の例示的な非排他的実施例に加えて、構造体10及び/又は、流出制限構造体を含みうる及び/又は利用しうるレイズドパネルアセンブリ12の例示的な非排他的実施例を提供する。同様、又は少なくとも実質的に同様の目的を果たす要素は、図1〜10の各々で同様の番号でラベル表示されているため、これらの要素は図1〜10の各々で参照されても、本明細書で詳細に説明されないことがある。同様に、図1〜10の各々ではすべての要素がラベル表示されるわけではないが、一貫性を保つため本明細書では関連する参照番号が利用されてもよい。概して、所与の実施形態に含まれる可能性が高い要素は実線で示されており、一方、所与の実施形態で任意選択の要素は破線で示されている。しかしながら、実線で示される要素はすべての実施形態で必須というわけではないが、実線で示されている要素は特定の実施形態からは除外されうることは、本開示の範囲内のことである。
図1は本開示による流出制限構造体50の例示的な非排他的実施例の概略断面図である。流出制限構造体50は、任意の好適な構造体10の一部を形成しうる任意の好適なレイズドパネルアセンブリ12の一部に含まれること、レイズドパネルアセンブリ12の組立に利用されること、及び/又はレイズドパネルアセンブリ12を形成することがある。レイズドパネルアセンブリ12は複数のレイズドパネル14を含むことがあり、レイズドパネル14の各々は2つの実質的に対向する面30を含むことがあり、例えば本明細書では頂面32及び/又は上面32と呼ばれることもある第1の対向する面32と、底面33及び/又は下面33と呼ばれることもある第2の対向する面33、並びに一又は複数のエッジ34が含まれる。レイズドパネルアセンブリ12では、第1のレイズドパネルに関連する第1のエッジは、間隙18を形成するように近位で、隣接して、近傍に、及び/又は対向するように、第2のレイズドパネルに関連する第2のエッジから離間して配置されてもよく、この間隙はまた、本明細書では2つのレイズドパネル14間の開口部、溝、及び/又は空間と呼ばれることもある。
流出制限構造体50がレイズドパネルアセンブリ12に含まれる場合には、流出制限構造体50はレイズドパネル14と好適な機械的(物理的)連係状態にあってもよく、また、図1に概略的に示されているように、封止剤26を受け止め、結び付け、及び/又は含むように構成されているチャネル、谷、及び/又は溝20の少なくとも1つの表面及び/又は境界を形成してもよい。例示的な非排他的実施例として、図2〜4及び図8〜10にさらに詳細に示されているように、流出制限構造体50は隣接するレイズドパネル14の間の間隙18の中に存在してもよい。別の例示的な非排他的実施例として、図5〜6にさらに詳細に示されているように、流出制限構造体50はレイズドパネル14の下面33に動作可能に取り付けられること、及び/又は機械的に連係されること、及び/又は間隙18の境界を形成することが可能である。
流出制限構造体50がレイズドパネル14の下面33に動作可能に取り付けられること、及び/又は機械的に連係されること、及び流出制限構造体50が隣接するレイズドパネル14間の間隙18の中に延在しうることも、本開示の範囲内のことである。封止剤26及び/又は流出制限構造体50は、長尺分解補助器具80を含むこと、包含すること、取り囲むこと、封入すること、接着すること、隣接すること、近接すること、及び/又は機械的に連係されることが可能であり、さらにこの長尺分解補助器具80は、レイズドパネルアセンブリの分解及び/又は隣接するレイズドパネルの分離を簡略化する、改善する、時間を短縮する、及び/又は円滑にするように構成されてもよい。
一又は複数の下部構造体22、23は、本明細書では支持構造体22,23と呼ばれることもあるが、支持部分すなわちレイズドパネル14の領域44を支持することが可能で、一方、非支持部分すなわちレイズドパネル14の領域46は下部構造体22,23によって支持されないこと、又は直接支持されないことがある。支持部分44と非支持部分46は共に、レイズドパネルの同じ側、すなわち同じ面上に存在してもよい。下部構造体22,23は、レイズドパネル14の表面積の任意の好適な部分を支持する及び/又は機械的に連係するように構成されてもよい。例示的な非排他的実施例として、非支持部分は、レイズドパネルの表面積の少なくとも25%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、50〜95%、70〜95%、又は75〜90%を含んでもよい。
流出制限構造体50と封止剤26の両方を使用したレイズドパネルアセンブリ12の組み立ては、溝20への封止剤26の適用中に、間隙18及び/又は溝20からの封止剤26の流出を減らすことができ、また、間隙18及び/又は溝20を満たすのに必要となる封止剤26の容積及び/又は質量を減らすことができる。これは、流出制限構造体50を含まない同等のレイズドパネルアセンブリと比較して、隣接するレイズドパネル14の接着に使用される封止剤26の容積を減らすことができる。追加的に又は代替的に、これは、同等のレイズドパネルアセンブリと比較して、レイズドパネルアセンブリ12の全重量を減らすことができる。例示的な非排他的実施例として、封止剤の容積は、同等のレイズドパネルアセンブリで使用される封止剤の容積の10%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、又は75%未満になることがある。
加えて、流出制限構造体50があることによって、封止剤26と下部構造体22との間の、及び/又はレイズドパネル14と下部構造体22との間の接着結合の形成を減少すること、制限すること、防止すること、及び/又は停止することが可能で、これによってレイズドパネルアセンブリ12の分解を迅速化及び/又は単純化することができる。同様に、レイズドパネルアセンブリ12の中に長尺分解補助器具80を封入しておくと、長尺分解補助器具80がレイズドパネルアセンブリ12から取り外されるとき、隣接するレイズドパネル14の間から封止剤26の少なくとも一部を分断することによって、レイズドパネルアセンブリの分解、及び/又は第2の隣接するレイズドパネルからの第1のレイズドパネルの分離を迅速化及び/又は単純化することができる。
長尺分解補助器具80を使用して封止剤26を分断することにより、ナイフを使用して封止剤を分断する方法など、他の分解方法と比較した場合、分解中のレイズドパネルアセンブリ12に対する損傷の可能性は低くすることができる。加えて、流出制限構造体50及び/又は長尺分解補助器具80は、レイズドパネルアセンブリ12の中に存在するレイズドパネルの残材の間にある封止剤に損傷を与えることなく、レイズドパネルアセンブリ12の中に存在しうるレイズドパネル14の一部の除去を容易にすることができる。
本明細書でさらに詳細に説明しているように、流出制限構造体50、封止剤26、及び/又は長尺分解補助器具80は、一又は複数の疎水性材料84を含んでいても、疎水性材料84に被覆されていても、及び/又は疎水性材料84から構成されていてもよい。これらの疎水性材料を使用することにより、構造体10及び/又はレイズドパネルアセンブリ12が湿気に曝されたときの腐食の可能性を低減することができる。
流出制限構造体50は、間隙18の中に設置されるように、溝20の境界を形成するように、及び/又は通過する封止剤26の流出を低減する、制限する、塞ぐ、及び/又は止めるように構成されてもよい。例示的な非排他的実施例として、流出制限構造体50は、隣接するレイズドパネル14の間に圧縮されるように構成される弾性長尺体を含んでもよい。おそらく図2で最も明瞭に示されているように、弾性長尺体54は、間隙18の縦軸21に対して揃えられる、平行な、少なくとも実質的に平行な、及び/又は同延な縦軸51を含みうる。
弾性長尺体54は、任意の好適な構造体及び/又は材料を含んでもよく、これらから製造されてもよく、及び/又はこれらから形成されてもよい。例示的な非排他的実施例として、弾性長尺体は、任意の好適な弾性固体、エラストマー、ポリマー、疎水性材料、発泡体、疎水性発泡体、ポリウレタン発泡体、及び/又は疎水性ポリウレタン発泡体を含んでもよい。
図1は、矩形断面形状、又は横断面形状を含むように、流出制限構造体50、及び/又はその弾性長尺体54を示しているが、流出制限構造体50は任意の好適な横断面形状を含んでもよい。例示的な非排他的実施例として、流出制限構造体50は、円形の、卵形の、楕円形の、台形の、多角形の、正方形の、及び/又は矩形の断面形状を含んでもよい。追加的に又は代替的に、図7〜10を参照して本明細書でさらに詳細に説明されているように、弾性長尺体54はまた、一体型の弾性長尺体であってもよく、及び/又は中央部分66及び中央部分から延在する2つの突起物60を画定してもよい。弾性長尺体54が中央部分66及び突起物60を含むとき、中央部分及び/又は突起物は(図2の図解されているように)長軸51に沿って延在してもよい。
図1に図解されているように、中央部分66は第1の面67及び第1の面に対向する第2の面68を画定することができ、また、第1の面と第2の面との間の距離は中央部分の厚み(又は平均の厚み)69を画定することができる。また、図1に図解されているように、突起物60は、中央部分66の対向する側面、対向する領域、及び/又は対向する側面領域から延在してもよい。例示的な非排他的実施例として、突起物60は、中央部分66のそれぞれのエッジ70から延在してもよく、これらのエッジは第1の面67と第2の面68との間で画定されてもよい。追加的に又は代替的に、突起物60はまた第1の面67から及び/又は第2の面68から延在してもよい。弾性長尺体54が突起物60を含むときには、突起物は中央部分60から延在して、突起物の間に凹領域72を画定することがある。凹領域72が任意の好適な形状及び/又は横断面形状を画定することは、本開示の範囲内のことである。例示的な非排他的実施例として、凹領域72は、くぼんだ領域、概してV字型の領域、概してU字型の領域、概してカップ型の領域、及び/又は概して谷型の領域を画定してもよく、またはこのような領域であってもよい。弾性長尺体54がレイズドパネルアセンブリ12の中に配置されるときには、凹領域72は封止剤26を受け取る及び/又は包含するように構成されてもよい。
流出制限構造体50及び/又はその弾性長尺体54は、レイズドパネルアセンブリ12の中に、及び/又はその間隙18の中に、固体又は少なくとも実質的に固体の形態で設置されるように構成されてもよいこと、並びに流出制限構造体50は弾性固体及び/又は非弾性固体を含んでもよく、及び/またはそのような固体であってもよいことは、本開示の範囲内のことである。流出制限構造体50がレイズドパネルアセンブリ12の中に固体として設置されているときには、流出制限構造体は隣接するレイズドパネル14の間に、及び/又は一又は複数のレイズドパネル14と下部構造体22,23との間に圧縮されてもよい。例示的な非排他的実施例として、流出制限構造体50は、圧縮されていない状態での特徴的な断面直径又は寸法、圧縮されている状態での特徴的な断面直径又は寸法を含むことがある。圧縮された特徴的な断面直径は、間隙18の幅38になること、及び/又はこれに相当することがあり、さらに閾値圧縮の比率又は割合だけ、或いは少なくとも閾値圧縮の比率又は割合だけ、圧縮されていない特徴的な断面直径を下回ることがある。本開示による閾値圧縮割合の例示的な非排他的実施例は、少なくとも5%の、少なくとも10%の、少なくとも15%の、少なくとも20%の、少なくとも25%の、少なくとも30%の、少なくとも35%の、少なくとも40%の、少なくとも45%の、少なくとも50%の、5〜25%の、又は5〜50%の閾値圧縮割合を含む。
長尺分解補助器具80は、レイズドパネルアセンブリ12からの取り外しの際に、及び/又はレイズドパネルディスアセンブリの分解中に、隣接するレイズドパネル14の間の封止剤26の少なくとも一部を薄切するように、切断するように、分断するように、引裂するように、及び/又は分割するように構成されうる任意の好適な構造体を含んでもよい。長尺分解補助器具80は、間隙18の縦軸、流出制限構造体50、及び/又は弾性長尺体54の少なくとも一部、及び任意選択によりこれらすべてと、一列に並ぶ、平行になる、少なくとも実質的に平行になる、及び/又は同延となることがある縦軸を含んでもよい。
長尺分解補助器具80は、任意の好適な構造体及び/又は形状を含むことがあり、さらに任意の好適な材料から製造及び/又は形成されてもよい。例示的な非排他的実施例として、長尺分解補助器具80は、任意の好適な弦、糸、フィラメント、ワイヤ、ロッド、及び/又はケーブルを含むことがある。別の例示的な非排他的実施例として、長尺分解補助器具80は、好適な金属、ポリマー、エラストマー、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、及び/又は疎水性材料から作られてもよい。
概して、長尺分解補助器具80は、弾性長尺体54及び/又は封止剤26の組成とは異なる組成を含む。例示的な非排他的実施例として、長尺分解補助器具80は、弾性長尺体54及び/又は封止剤26とは異なる化学組成、異なる密度、異なるヤング率、異なるせん断強度、及び/又は異なる引張強度を含むことがある。別の例示的な非排他的実施例として、長尺分解補助器具80は、弾性長尺体54及び/又は封止剤26よりも大きなせん断強度、及び/又は大きな引張強度を含むことがある。
図1に破線で示したように、長尺分解補助器具80は、間隙18の中の好適な配置に存在してもよい。例示的な非排他的実施例として、長尺分解補助器具80は、弾性長尺体54の中に配置されてもよく、及び/又は動作可能になるように弾性長尺体54に取り付けられてもよい。これらの条件下では、長尺分解補助器具80は、レイズドパネルアセンブリ12からの取り外しの際に、弾性長尺体54の少なくとも一部の構造体から分離されるように、及び/又はそれを変更するように、さらには分離の際には、弾性長尺体54の少なくとも一部を薄切するように、切断するように、分断するように、引裂するように、及び/又は分割するように構成されてもよい。例示的な非排他的実施例として、長尺分解補助器具80は、弾性長尺体54からの分離の際に弾性長尺体54の少なくとも長さの一部を変更するように構成されてもよい。弾性長尺体54の長さの一部の例示的な非排他的実施例は、弾性長尺体54の長さの少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも99%、100%、50〜100%、70〜99%、又は75〜100%を含む。
また、図1に破線で示したように、長尺分解補助器具80は、弾性長尺体54の中に包含されていなくても、及び/又は取り付けられていなくてもよい。例示的な非排他的実施例として、長尺分解補助器具80は、弾性長尺体54に機械的に連係されているが取り付けられていないことがあり、弾性長尺体に隣接しているが取り付けられていないことがあり、封止剤26と弾性長尺体との間にあることがあり、及び/又は封止剤の中に配置されていること及び/又は封止剤に囲まれていることがある。長尺分解補助器具80が弾性長尺体54の中に包含されていない、及び/又は取り付けられていない場合でも、弾性長尺体に損傷及び/又は改変を加えることなく、長尺分解補助器具はレイズドパネルアセンブリ12から取り除きうることは、本開示の範囲内のことである。
封止剤26は、間隙18及び/又は溝20の中に設置されうる任意の好適な構造体及び/又は材料を含むことがあり、さらに、隣接するレイズドパネル14及び/又は流出制限構造体50との間の接着結合、及び/又はこれらとの接着結合を形成するように構成されてもよい。例示的な非排他的実施例として、封止剤26は任意の好適な接着剤、エラストマー、ポリマー、弾性材料、及び/又は疎水性材料を含むことがある。封止剤26は、液状封止剤として間隙18及び/又は溝20の中に設置される、及び/又は適用されるように、さらには固体の、固体様の、又は少なくとも高粘性の封止剤を形成するようにその中で硬化されるように、構成されてもよい。
下部構造体22、23は、レイズドパネルアセンブリ12に含まれていても、その一部を形成しても、機械的な支持を提供してもよく、及び/又はレイズドパネルアセンブリ12と機械的に連係していてもよい。本明細書でさらに詳細に説明されるように、レイズドパネルアセンブリ12の少なくとも一部、及び/又はその中のレイズドパネル14は、保持構造体90を使用するなどして、動作可能になるように下部構造体22、23に取り付けうることは、本開示の範囲内のことである。本開示による保持構造体90の例示的な非排他的実施例は、任意の好適な締結具、ねじ、リベット、ボルト、ワッシャ、ナット、及び/又はナットクリップを含む。
図1に示すように、レイズドパネル14の支持されている部分44は、下部構造体22、23の支持面24に直接接触していてもよい。しかしながら、一又は複数の支持構造体92は下部構造体22、23とレイズドパネル14との間に存在することがあり、下部構造体からレイズドパネルの少なくとも一部を分離し、及び/又はその間に第2の間隙を生成しうることも、本開示の範囲内のことである。また、図1に示すように、下部構造体22は間隙18の少なくとも一部の下に存在してもよい。追加的に又は代替的に、下部構造体23は間隙18の少なくとも一部の下に配置されなくてもよい。下部構造体23が間隙18の下に配置されていないときには、流出制限構造体50の使用により、間隙の底面を覆うテープ材料(又は追加のテープ材料)を使用することなく間隙18に封止剤26を適用して、封止剤の流出を防ぐことができる。
間隙18は任意の好適な幅38及び/又は深さ42を含み、レイズドパネル14のエッジ34間に延在してもよい。本開示による間隙の幅38の例示的な非排他的実施例は、2cm未満の、1.5cm未満の、1cm未満の、0.75cm未満の、0.5cm未満の、0.4cm未満の、0.3cm未満の、0.2cm未満の、0.1cm未満の、0.1〜2cmの、0.1〜1cmの、又は0.2〜0.8cmの間隙の幅を含む。本開示による間隙の深さ42の例示的な非排他的実施例は、2.5cm未満の、2cm未満の、1.5cm未満の、1cm未満の、0.75cm未満の、0.5cm未満の、又は0.5〜2.5cmの間隙の深さを含む。間隙の深さ42はまた、レイズドパネルの厚み42と呼ばれることもあり、レイズドパネル14の上面32と下面33によって画定されうる。
本明細書でさらに詳細に説明されているように、レイズドパネルアセンブリ12は、本明細書では部分的に支持されているパネルアセンブリ12、フローティングパネルアセンブリ12、密閉されたパネルアセンブリ12、及び/又は密閉されたレイズドパネルアセンブリ12と呼ばれることもあるが、任意の好適な構造体10の一部に含まれうる及び/又はそれを形成しうる隆起した表面を形成することがある。本開示による隆起した表面の例示的な非排他的実施例は、任意の好適な床面、壁面、及び又は天井面を含む。本開示による構造体10の例示的な非排他的実施例は、任意の好適な建物、航空機、自動車、及び又は機械を含む。
図2は、本開示による流出制限構造体50を含むレイズドパネルアセンブリ12の図式的ではないが、例示的な非排他的実施例の斜投影図である。図2に示すように、また図1を参照してさらに詳細に説明されているように、レイズドパネルアセンブリ12は、一又は複数のレイズドパネル14(図2に破線で示したものの1つ)、間隙18を形成しうる隣接するエッジを含むことができる。レイズドパネル14は下部構造体22によって支持される。間隙18はチャネル20の一部を画定しうる流出制限構造体50を含んでもよい。チャネル20は封止剤26を含むことができる。
図2は、流出制限構造体50及び/又はその中の弾性長尺体54が、間隙18の縦軸21に対して揃えられる、平行な、少なくとも実質的に平行な、及び/又は同延な縦軸51を含むことを示している。図2はまた、レイズドパネル14の各々は2つの実質的に対向する面30及び一又は複数のエッジ34を含み、隣接するレイズドパネル14のエッジ34の間の空間は、間隙18及び/又は溝20の少なくとも一部を形成及び/又は画定しうることを示している。
図3は、本開示による適用ツール110を使用して、レイズドパネルアセンブリ12の中に設置される流出制限構造体50の例示的な非排他的実施例の概略断面図である。適用ツール110は、溝20を生成及び/又は画定するため、間隙18の中の所望の深さ48に流出制限構造体50を設置、挿入、及び/又は配置するように構成されてもよい。所望の深さ48は、流出制限構造体50に対して任意の好適な深さを含むことがある。例示的な非排他的実施例として、及び下部構造体22が間隙18の下に配置されているとき、適用ツール110は、流出制限構造体が下部構造体22の近位にあるように及び/又は下部構造体22と機械的に連係するように、流出制限構造体50を間隙18に挿入してもよい。別の例示的な非排他的実施例として、適用ツール110は、例えば、所望の接着結合強度を提供するためなど、対象物、又は封止剤26とレイズドパネル14との間の所望の接触領域を提供するのに十分な深さまで流出制限構造体50を挿入することができる。さらに別の例示的な非排他的実施例として、及び下部構造体22が間隙18の下に配置されているとき、適用ツール110は流出制限構造体50を間隙18の中に挿入することができ、流出制限構造体が圧縮されることにより隣接するレイズドパネル14の間に保持される。
図3はまた、レイズドパネル14が任意の好適な方法及び/又は材料を使用して構成されうることを示している。例示的な非排他的実施例として、レイズドパネル14は、複合レイズドパネル94を含んでもよい。複合レイズドパネル94は、レイズドパネル表面30を画定する2つ以上の表面材料パネル96に加えて、2つ以上の表面材料パネルの間に含まれるコア材料パネル98を含んでもよい。複合パネル94は、複合パネルの埋め込みエッジ102を画定する埋め込み材料100を含んでもよい。追加的に又は代替的に、複合パネル94はまた、露出したコア材料パネル98を含む非埋め込みエッジ104を含んでいて、埋め込み材料を含まないことがある。
図4は、本開示によるレイズドパネルアセンブリ12の図式的ではないが、例示的な非排他的実施例の断面図である。図4のレイズドパネルアセンブリは、図1〜3のレイズドパネルアセンブリと実質的に同様であるが、保持構造体90、支持構造体92、流出制限構造体50、及び/又は下部構造体22の図式的ではない実施例を提供している。
図4に示すように、また本明細書でさらに詳細に説明されているように、保持構造体90は複数のナットクリップ91を含んでもよく、その各々は下部構造体22をレイズドパネル14から分離しうる支持構造体92を含んでもよい。ナットクリップ91は下部構造体22の長さに沿って離間され、下部構造体22とレイズドパネル14との間に第2の間隙19を作ってもよく、流出制限構造体50は第2の間隙19への封止剤26の流出を制限する、ブロックする、塞ぐ、及び/又は停止することが可能で、下部構造体22とレイズドパネル14との間に接着結合を形成する可能性を引き下げることができる。
また、図4に示すように、長尺分解補助器具80は、レイズドパネルアセンブリ12の中に、及び/又はその中の流出制限構造体50の中に存在してもよい。本明細書でさらに詳細に説明されているように、長尺分解補助器具80は、流出制限構造体50及び封止剤26を通る長尺分解補助器具を引くことによってレイズドパネルアセンブリ12から、またレイズドパネルアセンブリ12の上面32から取り外し可能である。レイズドパネルアセンブリ12からの長尺分解補助器具80の取り外しは、流出制限構造体50及び/又は封止剤26を薄切する、切断する、分断する、引裂する、及び/又は分割することが可能で、レイズドパネルアセンブリ12から一又は複数のレイズドパネル14の取り外しを簡単にする損傷領域82を作ることができる。
図4は、長尺分解補助器具80をレイズドパネルアセンブリ12から取り外したときに、レイズドパネル14間に延在する封止剤26のすべてが分断されることを示しているが、封止剤及び/又は流出制限構造体50の任意の好適な分断部分が分断されることは本開示の範囲内のことである。本開示による分断された部分の例示的な非排他的実施例は、レイズドパネル間に延在する封止剤26及び/又は流出制限構造体50の少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも99%、又は100%を含む。
図5は、本開示による流出制限構造体50の例示的な非排他的実施例の別の概略断面図である。図1を参照して本明細書でさらに詳細に説明されているように、図5の流出制限構造体はチャネル20の低い境界、エッジ、及び/又は表面を形成し、そこからの封止剤26の流出を制限する。図5では、流出制限構造体50は、平面的な、又は少なくとも実質的に平面的な弾性長尺体54を含むことがあり、その例示的な非排他的実施例には、テープ、細片又は別の長さの発泡体、又は封止剤が流出しないような別の材料、及び/又は発泡体テープが含まれる。
本明細書でさらに詳細に説明されているように、流出制限構造体50がレイズドパネルアセンブリ12に含まれているときには、下部構造体22は間隙18の少なくとも一部の下に存在してもよい。これらの条件下では、流出制限構造体50は、レイズドパネル14の組立及び/又は設置に先立って下部構造体22の上に設置されてもよい。流出制限構造体50は、追加的に又は代替的に、接着剤58、締結具、及び/又は着脱可能な締結具を使用することなどによって、下部構造体22の支持面24に動作可能に取り付けられうることは、本開示の範囲内のことである。本明細書でさらに詳細に説明されるように、流出制限構造体50は、通過する封止剤26の流出を防ぐ及び/又は塞ぐため、下部構造体22とレイズドパネル14との間などに圧縮されてもよい。
追加的に又は代替的に、流出制限構造体50は、接着剤58を用いることなどによって、レイズドパネル14の下面33に動作可能に取り付けられる。本明細書でさらに詳細に説明されているように、長尺分解補助器具80は、間隙18の任意の好適な部分及び/又は流出制限構造体50の中に存在してもよく、かつレイズドパネルアセンブリ12の分解に役立つように構成されてもよい。
図6は、本開示によるレイズドパネルアセンブリ12の図式的ではないが、例示的な非排他的実施例の別の断面図である。図6のレイズドパネルアセンブリの中では、流出制限構造体50はレイズドパネル14の下面33に機械的に接触していて、通過する封止剤26の流出を制限している。
本明細書で図4〜5を参照してさらに詳細に説明されているように、下部構造体22は、間隙18の下に存在してもよく、また、任意の好適な機構によってレイズドパネル14に動作可能に取り付けられてもよく、その例示的な非排他的実施例には、ナットクリップ91などの保持構造体90が含まれる。ナットクリップ91の支持構造体92は下部構造体22とレイズドパネル14との間に第2の間隙19を作ってもよく、流出制限構造体50は第2の間隙の中への封止剤26の流出を制限することができる。
図4に示すように、第2の間隙19はレイズドパネル14、下部構造体22及び保持構造体90及び/又はその支持構造体92に境界を接しうることは、本開示の範囲内のことである。追加的に又は代替的に、第2の間隙19が、下部構造体22とレイズドパネル14との間に、或いは少なくともその間に直接的に保持構造体90を含まない、レイズドパネルアセンブリ12の一又は複数の領域の中に存在しうることも、本開示の範囲内のことである。代替的に、下部構造体22は間隙18の下になくてもよく、流出制限構造体50は封止剤26の間隙からの流出を制限することができる。接着剤58は、流出制限構造体50を下部構造体22及び/又はレイズドパネル14に動作可能に取り付けることができる。
図7は、図1の流出制限構造体を含みうる及び/又は流出制限構造体である本開示に従う、流出制限構造体50のより詳細ではあるが、例示的な非排他的実施例の概略断面図である。図7の流出制限構造体50は、中央部分66、及び凹領域72を画定するように中央部分から延在する2つの突起物60を画定する弾性長尺体54を含む。中央部分66は中央部分の厚み(平均の厚み)69及び中央部分の幅(平均の幅)74を画定する。
図7に示されているように、突起物60は、中央部分66から次第に細くなること、及び/又は中央部分の厚み69から中央部分の厚みを下回る突起物の厚みまで次第に細くなることもある。これは、点になるまで次第に細くすること、丸い点になるまで次第に細くすること、及び/又は尖った点になるまで次第に細くすることを含んでもよい。中央部分の幅74が中央部分の厚み69よりも大きくなることは、本開示の範囲内のことである。例示的な非排他的実施例として、中央部分の厚み69に対する中央部分の幅74の比率は、少なくとも1.25、少なくとも1.5、少なくとも1.75、少なくとも2、少なくとも2.5、少なくとも3、少なくとも3.5、又は少なくとも4であってもよい。
また、図7に示されているように、流出制限構造体50は長尺分解補助器具80を含んでもよく、及び/又はこれに関連付けられていてもよい。長尺分解補助器具80は、流出制限構造体50がレイズドパネルアセンブリの中に配置される前に、弾性長尺体54及び/又は中央部分66及び/又はその突起物60の中に配置されること、これらの中に部分的に配置されること、及び/又はこれらに動作可能に取り付けられることがあってもよい。
図8〜9は、本開示による適用ツール110を使用してレイズドパネルアセンブリ12の中に設置される、図7の流出制限構造体50の概略断面図である。図8〜9に示されているように、適用ツール110は、弾性長尺体54の凹領域72の中に受け入れられるような大きさ及び/又は形状にされる凸領域112を含む及び/又は画定してもよい。また、図8〜9に示されているように、流出制限構造体50の凹領域72の中に適用ツール100の凸領域112を受け入れることにより、間隙に対して所望の、特定の、及び/又は目的の配向で、流出制限構造体50を間隙18の中へ配置することを可能にする、及び/または容易にすることができる。
適用ツール100はさらに、レイズドパネル14の上面32に接触するような大きさにされ、凸領域112が間隙18の中へ延在する深さを調整する一又は複数の深さ止め114を含んでもよい。今度はこれによって、流出制限構造体50が適用ツール110によって間隙18の中へ挿入される際の深さが調整され、流出制限構造体50及びレイズドパネル14のエッジ34に境界を接するチャネル20の容積及び/又は断面積が調整される。したがって、図8〜10に示されているように、適用ツール110は流出制限構造体50を間隙18の中の任意の好適な深さに配置するように構成されてもよい。
図8に示されているように、適用ツール110は、流出制限構造体が間隙18の中に設置されるとき、レイズドパネル14及び/又は流出制限構造体50に対して摺動するように構成される一体型の適用ツールを含んでもよく、及び/又は一体型の適用ツールであってもよい。追加的に又は代替的に、さらに図9に示されているように、適用ツール110はまた、複数のコンポーネントによって画定されてもよく、及び/又は流出制限構造体が間隙18の中に設置されるとき、レイズドパネル14及び/又は流出制限構造体50に対して回転するように構成されてもよい。例示的な非排他的実施例として、凸領域112は、流出制限構造体50に対して回転するように構成される中央ローラー116によって画定されてもよい。別の例示的な非排他的実施例として、深さ止め114は、レイズドパネル14に対して回転するように構成される一又は複数の外側ローラー118によって画定されてもよい。適用ツール110が中央ローラー116及び外側ローラー118を含むとき、外側ローラーの直径は、図示されているように中央ローラーの直径を下回ることがある。これにより、流出制限構造体50を所望の深さで間隙18の中に設置することができる。
図10は、図7の流出制限構造体50を含むレイズドパネルアセンブリ12の例示的な非排他的実施例の概略断面図である。図10では、流出制限構造体50はチャネル20を画定するため間隙18の中に設置されており、封止剤26はレイズドパネルアセンブリ12を形成するためチャネル20の中に設置されている。本明細書で説明されるように、封止剤26はレイズドパネル14のエッジ34に付着、又は直接付着する。加えて、封止剤26はまた、流出制限構造体50の凹領域72内に配置されてもよく、さらに流出制限構造体に及び/又はその弾性長尺体54に、動作可能に取り付けられてもよく、直接取り付けられてもよく、接着されてもよく、及び/又は直接接着されてもよい。
図10に示されているように、第1の突起物62は、第1のレイズドパネル15のエッジ34(又は第1のエッジ34)と接触する、及び/又はエッジ34との流体封止を形成する。同様に、第2の突起物64は、第2のレイズドパネル16のエッジ34(又は第2のエッジ34)と接触する、及び/又はエッジ34との流体封止を形成する。
流出制限構造体50及び/又はその弾性長尺体54が変形されていない形態(例えば、流出制限構造体が間隙18の中に設置されていない、及び/又は図7に示されているようにレイズドパネル14の間で圧縮されていない場合)と変形されている形態(例えば、流出制限構造体が間隙18の中に設置されている、及び/又は図8〜10に示されているようにレイズドパネル14の間で圧縮されている場合)とを画定しうることは、本開示の範囲内のことである。変形された形態は変形されていない形態とは異なることがある。
例示的な非排他的実施例として、弾性長尺体54が変形された形態にあるときには、第1の突起物62と第2の突起物64との間の距離(又は平均の距離)は、弾性長尺体54が変形されていない形態にあるときの第1の突起物62と第2の突起物64との間の距離(又は平均の距離)を下回っていてもよい。別の例示的な非排他的実施例として、弾性長尺体54は第1の面67及び第2の面68を画定してもよく、第1の面67は封止剤26に面しており、第2の面68は第1の面67とは対向している、及び/又は封止剤26には背を向けている。弾性長尺体54が変形していない形態にあるときには、第1の面67及び/又は第2の面68は弛緩した状態にあるか、張力が加えられていないか、及び/又は圧縮された状態にはない。しかしながら、弾性長尺体54が変形された形態にあるときには、第1の面67は圧縮されていることがある。さらに、間隙18に対する第2の面68の幅に応じて、第2の面68には、張力が加えられていること、圧縮された状態にあること、又は、第1の面67の圧縮の量(すなわち第1の量)を下回る量(すなわち第2の量)だけ圧縮されることがある。
レイズドパネルアセンブリ12が、突起物60を含む流出制限構造体50を含むときには、間隙18(図1では38で示されている)の幅の変化率が少なくとも閾値幅の範囲を超えていても、レイズドパネル14のエッジ34に接触するように、及び又はエッジ34との流体封止を形成するように大きさが決定されてもよい。例示的な非排他的実施例として、間隙幅の変化率が平均間隙幅の少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、又は少なくとも40%であっても、流出制限構造体はエッジ34に接触するように、及び又はエッジ34との流体封止を形成するように大きさが決定されてもよい。
加えて、突起物60はエッジ34と封止剤26との間の接触面積35を制限するように大きさがきめられてもよく、これによってその間の接着結合の全体的な強度を調整する。例示的な非排他的実施例として、突起物60の長さ(すなわち、突起物60とエッジ34との間の接触面積36)を減少させて、エッジ34と封止剤26との間の接触面積35を増やしてもよい。別の例示的な非排他的実施例として、突起物60の長さ(すなわち、接触面積36)を増加させて、エッジ34と封止剤26との間の接触面積35を減少させてもよい。
図11は、本開示によるレイズドパネルアセンブリの組立方法200を図解する例示的な非排他的実施例のフロー図である。方法200は任意選択により、210で一又は複数のレイズドパネルを配置すること、及び/又は215で適用ツールに対して流出制限構造体の向きを定めることを含み、さらに、封止剤を受け止めるように構成されるチャネルを作るため、220でレイズドパネルアセンブリの中に流出制限構造体を設置することを含む。方法はさらに任意選択により、230でレイズドパネルアセンブリの中に長尺分解補助器具を設置することを含み、240でチャネルに封止剤を適用することを含んでもよい。方法はまた、250で流出制限構造体を通過した封止剤の流れを塞ぐこと、260で封止剤と下部構造体との間の接触を制限すること、及び/又は270で間隙の中で封止剤を硬化させることを含んでもよい。
210で一又は複数のレイズドパネルを配置することは、2つ以上のレイズドパネルの間、例えば2つ以上のパネルのエッジの間に間隙を生成するため、一又は複数のレイズドパネルを移動すること、配向すること、及び/又は配列することを含みうる。追加的に又は代替的に、配置することはまた、一又は複数のレイズドパネルを支持するように構成された下部構造体に関して一又は複数のレイズドパネルを配向すること、及び/又は下部構造体に対して一又は複数のレイズドパネルを動作可能に取り付けることを含んでもよい。
215で適用ツールに対して流出制限構造体を配向することは、(220で設置中などに)レイズドパネルアセンブリの中に流出制限構造体が所望の配向及び/又は配置で設置されるように配向することを含む。例示的な非排他的実施例として、また、本明細書でさらに詳細に説明されるように、流出制限構造体は凹領域を画定し、適用ツールは凹領域の中に受け入れられるような形状及び/又は大きさになる凸領域を画定することができる。このような条件下では、215で配向することは、流出制限構造体の凹領域の中に適用ツールの凸領域を配置することを含む。適用ツール及び/又は流出制限構造体は、適用ツールの凸領域が流出制限構造体の凹領域の中に受け入れられるときに、両者の間の単一の、対象となる、好ましい、及び/又は所望の相対配向を画定するように組み立てられること、及び/又は大きさが決定されること、その結果、レイズドパネルに対して対象となる、好ましい、及び/又は所望の配向で、レイズドパネルアセンブリの中の流出制限構造体の位置決めが促進されることは、本開示の範囲内のことである。
220でレイズドパネルアセンブリの中へ流出制限構造体を設置することは、間隙の一部を含み、封止剤を受け入れるように構成されるチャネル、谷、及び/又は溝を生成するように適用する前に間隙の中に、その例示的な非排他的実施例が本明細書でさらに詳細に説明される、所望の深さまで流出制限構造体を挿入することを含むことがある。挿入することは、手作業で挿入すること及び/又は間隙の中へ流出制限構造体を押し込むことを含みうることは、本開示の範囲内のことである。しかしながら、挿入することは、本明細書でさらに詳細に説明されるように、適用ツールの使用を含みうることも、本開示の範囲内のことである。挿入することはさらに、2つのレイズドパネルの間に、例えば、レイズドパネルの2つのエッジの間に、少なくとも例示的な非排他的実施例が本明細書でさらに詳細に説明される圧縮比率で、流出制限構造体を圧縮することを含んでもよい。
間隙が下部構造体の上に配置されているときには、挿入することは、260に示したように、封止剤が流出して下部構造体に接触することを低減する、制限する、ブロックする、及び/又は停止するように、間隙の中に流出制限構造体を挿入することを含んでもよい。間隙が下部構造体の上に配置されていないときには、挿入することは、適用することが実施される間隙の面とは反対側の間隙の面にテープ材料を接着することなく、流出制限構造体を挿入すること、及び封止剤を適用することを含んでもよい。
追加的に又は代替的に、220でレイズドパネルアセンブリの中へ流出制限構造体を設置することは、流出制限構造体が封止剤を受け入れるように構成されるチャネルの少なくとも1つの表面及び/又は境界を形成するように、流出制限構造体を配置することを含んでもよい。例示的な非排他的実施例として、また、本明細書でさらに詳細に説明されるように、これは、レイズドパネルアセンブリのレイズドパネルとレイズドパネルアセンブリを支持するように構成される下部構造体との間に流出制限構造体を配置することを含んでもよい。別の例示的な非排他的実施例として、また、本明細書でさらに詳細に説明されるように、これは、下部構造体の支持面とレイズドパネルの下面のうちの少なくとも1つに流出制限構造体を接着すること又は取り付けることを含んでもよい。
230でレイズドパネルアセンブリの中に長尺分解補助器具を設置することは、間隙の任意の好適な部分の中へ、及び/又は流出制限構造体の中へ長尺分解補助器具を設置することを含むことがあり、その例示的な非排他的実施例は本明細書でさらに詳細に説明される。設置が挿入と同時に、或いは少なくとも実質的に同時に実施されうることは、本開示の範囲内のことである。しかしながら、設置が挿入よりも前に、及び/又は後に実施されうることも、本開示の範囲内のことである。設置が現時点で挿入と共に実施される場合には、長尺分解補助器具は流出制限構造体の一部を形成すること、又は流出制限構造体から分離されることがある。設置が挿入の後に実施される場合には、設置は適用の前に実施されてもよい。
240で封止剤を適用することは、チャネルの少なくとも一部を封止剤で満たすための任意の好適な方法の使用を含みうる。本明細書でさらに詳細に説明されるように、適用することは、封止剤を液体の形態で、或いは少なくとも実質的に液体の形態で適用すること、及びチャネルの中で封止剤を硬化して、270で示したように固体の、或いは少なくとも実質的に固体の封止剤を生成することを含みうることは、本開示の範囲内のことである。本明細書でさらに詳細に説明されるように、適用すること及び/又は硬化することは、封止剤とこれに接触するレイズドパネルとの間に、及び/又は封止剤と流出制限構造体との間に接着結合を形成することを含みうる。適用中及び/又は適用後に、流出制限構造体は、250で示したように、そこを通る封止剤の流れを塞ぐ、制限する、及び/またはブロックすることができる。
図12は、本開示による長尺分解補助器具を含むレイズドパネルアセンブリを分解する方法300の例示的な非排他的実施例を描いたフロー図である。方法は、310で長尺分解補助器具を把持すること、及び320でレイズドパネルアセンブリから長尺分解補助器具を取り除くことを含む。方法はまた、330で流出制限構造体から長尺分解補助器具を分離することを含み、さらに340で封止剤の一部を分断することを含む。方法はさらに、350でレイズドパネルアセンブリから取り外したパネルを取り除くこと、360で取り外したパネルを交換用パネルと交換すること、及び/又は370で交換用パネルを封止することを含む。
310で長尺分解補助器具を把持することは、レイズドパネルアセンブリから長尺分解補助器具の取り外しを容易にするため、長尺分解補助器具の少なくとも一部を保持する、つかむ、及び/又は把持するための任意の好適なシステム及び/又は方法の利用を含んでもよい。把持することは、レイズドパネルアセンブリから長尺分解補助器具の一部を分離することを含みうること、及び/又は把持することは、長尺分解補助器具がレイズドパネルアセンブリの中にあるときに長尺分解補助器具を把持することを含みうることは、本開示の範囲内のことである。
320でレイズドパネルアセンブリから長尺分解補助器具を取り外すことは、340で示されているように、レイズドパネル間に延在する封止剤の少なくとも分断された部分を分断するため、封止剤を通して長尺分解補助器具を引き出すこと及び/又は引き寄せることを含んでもよい。封止剤の分断された部分の例示的な非排他的実施例は、本明細書でさらに詳細に説明される。
長尺分解補助器具が流出制限構造体の一部を形成しているとき、及び/又は流出制限構造体に動作可能に取り付けられているとき、取り外すことはまた、330で示されているように、流出制限構造体から長尺分解補助器具を分離することを含んでもよい。これは、分離中に、流出制限構造体の少なくとも一部を薄切する、切断する、分断する、引裂する、及び/又は分割することを含むことがある。
350でレイズドパネルアセンブリからレイズドパネルを取り外すことは、レイズドパネルの下に存在しうる構造体にアクセスするために、及び/又はレイズドパネルを修理、再加工及び/又は交換するために、レイズドパネルアセンブリからレイズドパネルを分離することを含んでもよい。360で取り外したレイズドパネルを交換することは、取り外したレイズドパネルを任意の好適なレイズドパネルで交換することを含むことがあり、その例示的な非排他的実施例には、新しいレイズドパネル、修理されたレイズドパネル、再加工されたレイズドパネル、及び/又は取り外されたレイズドパネルが含まれる。370で交換パネルを封止することは、交換パネルのエッジを封止する方法200を含む、任意の好適なシステム及び/又は方法の使用を含んでもよい。
本開示では、例示的な非排他的実施例の幾つかは、方法が一連のブロック又はステップとして示され、説明されるブロック図又はフロー図との関連で、説明及び/又は提示されている。付随する説明が具体的に記述されていない場合でも、2つ以上のブロック(又はステップ)が異なる順序で、及び/又は同時に起こることを含め、ブロックの順序がフロー図で説明されている順序と異なりうることは、本開示の範囲内のことである。ブロック又はステップは論理として実装されうること、それはまた、ブロック又はステップを論理として実装することとして説明されうることは、本開示の範囲内のことである。幾つかの適用では、ブロック又はステップは、機能的に等価な回路又は他の論理装置によって実施される表現及び/又は行為を表すことがある。図示されているブロックは、必須ではないが、コンピュータ、プロセッサ、及び/又は他の論理装置が応答する、動作を行う、状態を変える、出力又は表示を生成する、及び/又は判断するようにさせる、実行可能な命令を表してもよい。
本明細書で使われているように、第1の実体と第2の実体との間に置かれる「及び/又は」という表現は、(1)第1の実体、(2)第2の実体、及び(3)第1の実体及び第2の実体、のうちの1つを意味する。「及び/又は」と共に列挙された複数の実体も同様な方法で、すなわち「一又は複数の」実体が結合されている、と解釈されるべきである。「及び/又は」という句で具体的に特定された実体以外に、具体的に特定されたこれらの実体に関連しているか関連していないにかかわらず、他の実体が任意選択により示されることがある。したがって、非限定的な実施例として、「A及び/又はB」という表現は、「〜を備える(comprising)」などの非限定的な言語(open−ended language)と共に使用される場合には、1つの実施態様として、Aのみ(任意選択によりB以外の実体を含む)を意味し;別の実施態様として、Bのみ(任意選択によりA以外の実体を含む)を意味し;さらに別の実施態様として、AとBの両方(任意選択により他の実体を含む)を意味する。これらの実体は、要素、行為、構造、ステップ、操作、値などを意味することがある。
本明細書で使用されているように、一又は複数の実体のリストを参照する「少なくとも1つの」という句は、実体のリストの中の一又は複数の実体から選択される少なくとも1つの実体を意味すると理解されるべきで、実体のリストの中で具体的に列挙されたありとあらゆる実体の中の少なくとも1つを含むこと、及び実体のリストの中の実体の任意の組み合わせを除外することを必ずしも意味しない。この定義により、具体的に特定されたこれらの実体に関連しているか関連していないにかかわらず、「少なくとも1つの」という句で参照される実体のリストの中で具体的に特定された実体以外にも、実体を任意選択により提示することができる。したがって、非限定的な実施例として、「A及びBのうちの少なくとも1つ」(或いは同じように「A又はBのうちの少なくとも1つ」、或いは同じように「A及び/又はBのうちの少なくとも1つ」)は、1つの実施態様として、「少なくとも1つの、任意選択により2つ以上のAを含み、Bは存在しない」(及び任意選択によりB以外の実体を含む)ことを意味し;別の実施態様として、「少なくとも1つの、任意選択により2つ以上のBを含み、Aは存在しない」(及び任意選択によりA以外の実体を含む)ことを意味し;さらに別の実施態様として、「少なくとも1つの、任意選択により2つ以上のA、及び少なくとも1つの、任意選択により2つ以上のBを含む」(及び任意選択により他の実体を含む)ことを意味する。言い換えるならば、「少なくとも1つの」「一又は複数の」「及び/又は」という句は、操作を接続する又は分離する非限定的な表現である。例えば、「A、B及びCのうちの少なくとも1つ」、「A、B又はCのうちの少なくとも1つ」、「A、B及びCのうちの一又は複数」、「A、B又はCのうちの一又は複数」、及び「A、B、及び/又はC」という表現の各々は、「Aのみ」、「Bのみ」、「Cのみ」、「A及びB共に」、「A及びC共に」、「B及びC共に」、「A、B及びC共に」、さらに任意選択により少なくとも1つの他の実体と組み合わせた上述のいずれか、を意味する。
本明細書で使用されているように、「適合された」及び「構成された」という表現は、要素、コンポーネント、又は他の主題が所与の機能を果たすように設計されている及び/又は意図されていることを意味する。このため、「適合された」及び「構成された」という表現の使用は、所定の要素、構成要素、又は他の主題が単純に所定の機能を「果たすことができる」ことを意味すると解釈すべきでなく、要素、構成要素、及び/又は他の主題が機能を果たす目的で特別に選択された、作製された、実装された、用いられた、プログラムされた、及び/又は設計されたものである。特定の機能を実行するように適合されているものとして記載されている要素、コンポーネント、及び/又は他の主題は、追加的に又は代替的に、そのような機能を実行するように構成されているものとして記載することができ、逆もまた可であることはまた、本開示の範囲内のことである。
本開示によるシステム及び方法の例示的な非排他的な実施例は、以下に列挙される段落に記載される。以下に列挙される段落内を含め、本明細書に記載されている方法の個々のステップは、追加的に又は代替的に、記載された動作を実行する「ためのステップ」と呼ばれることがある。
A.1 隣接するレイズドパネル間の間隙から出る封止剤の流出を制限するように構成されている流出制限構造体であって、
縦軸を画定する弾性長尺体を備える、流出制限構造体。
A.2 前記流出制限構造体は、隣接するレイズドパネル間にある封止剤を分断する手段を含んでいる、及び分断する手段に近接している、のうちの少なくとも1つの状態にある、段落A1に記載の流出制限構造体。
A.3 隣接するレイズドパネル間に存在する封止剤を分断するための前記手段は、長尺分解補助器具を含み、さらに任意選択により前記長尺分解補助器具は前記弾性長尺体の縦軸と同延である、段落A2に記載の流出制限構造体。
A.4 前記弾性長尺体は弾性固体、エラストマー、ポリマー、疎水性材料、発泡体、疎水性発泡体、ポリウレタン発泡体、及び疎水性ポリウレタン発泡体のうちの少なくとも1つから形成される、段落A1からA3のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.5 前記弾性長尺体は前記レイズドパネルアセンブリの中に設置されるように構成されている、段落A1からA4のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.6 前記弾性長尺体は実質的に一定の横断面形状を含み、任意選択により前記横断面形状は円形の、卵形の、楕円形の、台形の、多角形の、正方形の、及び矩形の横断面形状を含む、段落A1からA5のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.7 前記弾性長尺体は前記間隙に挿入され、前記間隙への挿入時に圧縮されるように構成されており、前記弾性長尺体は非圧縮状態にあるとき特徴的な横断面直径を含み、さらに前記特徴的な横断面直径は前記間隙の幅よりも大きく、任意選択により前記特徴的な横断面直径は前記間隙の幅よりも少なくとも5%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、又は5〜50%大きい、段落A1からA6のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.8 前記長尺分解補助器具は、弦、糸、フィラメント、ワイヤ、ロッド、及びケーブルのうちの少なくとも1つを含む、段落A3からA7のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.9 前記長尺分解補助器具は、金属、ポリマー、エラストマー、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、及び疎水性材料のうちの少なくとも1つから形成される、段落A3からA8のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.10 前記長尺分解補助器具は、前記弾性長尺体とは異なる化学組成、異なる密度、異なるヤング率、異なるせん断強度、及び異なる引張強度のうちの少なくとも1つを含み、任意選択により前記長尺分解補助器具は、前記弾性長尺体よりも大きなせん断強度及び大きな引張強度を含む、段落A3からA9のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.11 前記長尺分解補助器具は、前記弾性長尺体の中にある、及び前記弾性長尺体に動作可能に取り付けられている、のうちの少なくとも1つの状態ある、段落A3からA10のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.12 前記長尺分解補助器具は、前記弾性長尺体から分離され、前記隣接するレイズドパネル間から前記封止剤の少なくとも一部を薄切する、切断する、分断する、引裂する、及び分割する、のうちの少なくとも1つを行うように構成される、段落A11に記載の流出制限構造体。
A.13 前記長尺分解補助器具は、前記弾性長尺体から分離されると、弾性長尺体の構造を変更するように構成されており、任意選択により前記長尺分解補助器具は、前記弾性長尺体からの分離時に、前記弾性長尺体を薄切する、切断する、分断する、引裂する、及び分割する、のうちの少なくとも1つを行うように構成されている、段落A11又はA12に記載の流出制限構造体。
A.14 前記長尺分解補助器具は、前記弾性長尺体からの分離時に、前記弾性長尺体の長さの少なくとも一部を変更するように構成されており、任意選択により前記弾性長尺体の前記長さの一部は、前記弾性長尺体の長さの少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも99%、100%、50〜100%、又は75〜100%を含み、さらに任意選択により前記弾性長尺体の前記長さは前記弾性長尺体の前記縦軸と同延である、段落A13に記載の流出制限構造体。
A.15 前記長尺分解補助器具は、前記封止剤の中に配置され、任意選択により前記長尺分解補助器具は、封止剤によって取り囲まれており、さらに任意選択により前記長尺分解補助器具は、弾性長尺体によって取り囲まれていない、段落A3からA11のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.16 前記長尺分解補助器具は、前記封止剤と前記弾性長尺体との間にある、段落A3からA11のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.17 前記長尺分解補助器具は、前記封止剤から分離され、前記隣接するレイズドパネル間から前記封止剤の少なくとも一部を薄切する、切断する、分断する、引裂する、及び分割する、のうちの少なくとも1つを行うように構成され、任意選択により前記長尺分解補助器具は、前記弾性長尺体に損傷を与えることなく、前記封止剤から分離されるように構成されている、段落A15又はA16に記載の流出制限構造体。
A.18 前記流出制限構造体の少なくとも一部は、レイズドパネル及びレイズドパネルの下面を支えるように構成されている下部構造体の支持面の少なくとも1つに接着されるように構成されている、段落A1からA17のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.19 前記流出制限構造体の少なくとも一部は、レイズドパネル及びレイズドパネルの下面を支えるように構成されている下部構造体の支持面の少なくとも1つに固定されるように構成されている、段落A1からA17のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.20 前記流出制限構造体は、前記封止剤を受け取るように構成されているチャネルの少なくとも1つの境界を形成するように構成されている、段落A1からA19のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.21 前記弾性長尺体は、任意選択により横断面で見たときに、中央部分及び前記中央部分から延在する2つの突起物を画定する、段落A1からA20のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.22 前記2つの突起物は、対向する側面、対向する領域、及び/又は中央部分の対向する側面領域から延在する、段落A21に記載の流出制限構造体。
A.23 前記中央部分及び前記2つの突起物は、前記弾性長尺体の縦軸に沿って延在する、段落A21又はA22に記載の流出制限構造体。
A.24 前記中央部分は、中央部分の厚み(又は平均の厚み)を画定し、さらに前記2つの突起物は前記中央部分の厚み(又は平均の厚み)から前記中央部分の厚み(又は平均の厚み)を下回る突起物の厚みまで次第に細くなる、段落A21からA23のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.25 前記2つの突起物は、横断面で見たときに、中央部分から次第に細くなり、任意選択により前記2つの突起物は、点、丸い点、及び尖った点のうちの少なくとも1つまで次第に細くなる、段落A21からA24のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.26 前記中央部分は、中央部分の厚み(又は平均の厚み)及び中央部分の幅(横断面で見たとき)を画定し、さらに前記中央部分の幅は前記中央部分の厚み(又は平均の厚み)よりも大きく、任意選択により前記中央部分の厚み(又は平均の中央部分の厚み)に対する前記中央部分の幅の比率は、少なくとも1.25、少なくとも1.5、少なくとも1.75、少なくとも2、少なくとも2.5、少なくとも3、少なくとも3.5、又は少なくとも4である、段落A21からA25のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.27 前記中央部分は、第1の面及び第1の面に対向する第2の面を画定し、また任意選択により、第1の面及び第2の面は中央部分の厚み(又は平均の厚み)を画定する、段落A21からA26のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.28 前記2つの突起物は、前記中央部分の各エッジから延在し、前記中央部分の前記各エッジは前記第1の面と前記第2の面との間に画定される、段落A27に記載の流出制限構造体。
A.28´ 前記2つの突起物は、前記第1の面及び前記第2の面のうちの1つから延在する、段落A27に記載の流出制限構造体。
A.29 前記2つの突起物は、前記中央部分から延在して、その間に凹領域を画定し、任意選択により横断面で見たときに、前記凹領域は、くぼんだ領域、概してV字型の領域、概してU字型の領域、概してカップ型の領域、及び概して谷型の領域のうちの少なくとも1つである、段落A21からA26のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.30 前記凹領域は、封止剤を受け入れるように構成されている、段落A29に記載の流出制限構造体。
A.31 前記長尺分解補助器具は、内部に配置されている、少なくとも部分的に内部に配置されている、のうちの少なくとも1つの状態にあり、さらに(i)前記中央部分、(ii)前記2つの突起物の一方、のうちの少なくとも1つに動作可能に取り付けられている、段落A21からA30のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
A.32 前記弾性長尺体は、前記中央部分及び前記2つの突起物を画定する一体型の弾性長尺体である、段落A21からA31のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体。
B.1 隣接するレイズドパネル間の間隙の封止に使用されるように構成されたコンポーネントのキットであって、前記キットは:
段落A1からA32のいずれか1つの段落に記載の前記流出制限構造体と;
封止剤とを備え、前記流出制限構造体は、前記間隙の一部を形成し、前記封止剤を受け入れるように構成されているチャネルの少なくとも1つの境界を形成するように構成されており、前記流出制限構造体は、通過する封止剤の流出を制限するように構成されており、さらに前記封止剤は、前記チャネルの一部を充填するため、及び前記隣接するレイズドパネルの各々を接着するため、前記チャネルに適用されるように構成されている、コンポーネントのキット。
B.2 前記流出制限構造体は、前記間隙の中に設置されるように構成されており、前記キットは、前記封止剤の適用に先立って、前記間隙の中の所望の深さまで前記流出制限構造体を挿入するように構成されている適用ツールをさらに含む、段落B1に記載のキット。
B.3 前記所望の深さは、前記封止剤と前記隣接するレイズドパネルとの間の接触面積が両者の間に所望の結合力をもたらすのに十分である深さを含む、段落B2に記載のキット。
B.4 前記封止剤は、液体として前記間隙に適用され、前記間隙の中で硬化されて固体を形成するように構成されている、段落B2又はB3に記載のキット。
B.5 前記適用ツールは、前記弾性長尺体によって画定される凹領域の中に受け入れられるように成形される凸領域を画定し、任意選択により前記凹領域は、前記中央部分及び前記弾性長尺体によって画定される2つの突起物によって画定される、段落B1からB4のいずれか1つの段落に記載のキット。
B.6 前記凸領域が前記凹領域の中に受け入れられ、前記流出制限構造体が前記適用ツールによって前記間隙の中に配置され、前記流出制限構造体は前記間隙に対して所望の配向を画定する、段落B5に記載のキット。
B.7 前記凹領域及び前記凸領域は、前記間隙に対して所望の配向で前記間隙の中に前記流出制限構造体を選択的に配置できるように大きさが決定される、段落B5又はB6に記載のキット。
B.8 前記適用ツールは、前記凸領域及び、前記間隙の中の前記流出制限構造体の深さを調整するため、前記隣接するレイズドパネルの1つの上面に接触するように構成される少なくとも1つの深さ止めを画定する中央ローラーを含み、任意選択により前記少なくとも1つの深さ止めは少なくとも1つの外側ローラーを含むか、又は少なくとも1つの外側ローラーであり、さらに任意選択により少なくとも1つの外側ローラーの直径は前記中央ローラーの直径を下回っている、段落B5からB7のいずれか1つの段落に記載のキット。
C.1 2つの実質的に対向する第1の面及び第1のエッジを含む第1のレイズドパネルと;
2つの実質的に対向する第2の面及び第2のエッジを含む第2のレイズドパネルであって、前記第1のエッジの第1の隣接する部分は前記第2のエッジの第2の隣接する部分と対向して離間され、前記第1のレイズドパネルと前記第2のレイズドパネルとの間に間隙を形成する第2のレイズドパネルと;
前記間隙の少なくとも一部を含むチャネルの少なくとも1つの境界を画定する流出制限構造体と;
前記チャネルの中に配置され、前記第1の隣接する部分及び前記第2の隣接する部分と接着結合を形成するように構成された封止剤と
を備えるレイズドパネルアセンブリであって、さらに前記流出制限構造体は通過する封止剤の流出を制限する、及び任意選択によりブロックするように構成されているレイズドパネルアセンブリ。
C.2 前記流出制限構造体は、前記第1の隣接する部分及び前記第2の隣接する部分と機械的に接触する、段落C1に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.3 前記流出制限構造体は、段落A1からA32のいずれか1つの段落に記載の流出制限構造体を含む、段落C1又はC2に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.4 前記封止剤は、接着剤、エラストマー、ポリマー、弾性材料、及び疎水性材料のうちの少なくとも1つを含む、段落C1からC3のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.5 前記封止剤は、液体として前記間隙に適用され、前記間隙の中で硬化されて固体を形成するように構成されている、段落C1からC4のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.6 前記レイズドパネルアセンブリは、下部構造体をさらに含む、及び下部構造体と機械的に連係している、のうちの少なくとも1つの状態にあり、さらに前記レイズドパネルアセンブリの少なくとも一部は前記下部構造体に動作可能に取り付けられている、段落C1からC5のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.7 前記下部構造体は、支持面を含み、さらに前記第1の隣接する部分、前記第2の隣接する部分、及び前記間隙は、前記支持面の上に配置されている、段落C6に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.8 前記流出制限構造体は、前記封止剤と前記支持面との間に配置され、且つ前記封止剤と前記支持面との間で制限する、及び任意選択によりブロックする、接触するように構成されている段落C7に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.9 前記レイズドパネルアセンブリは、前記第1のレイズドパネルと前記第2のレイズドパネルのうちの少なくとも1つを前記下部構造体に動作可能に取り付けるように構成されている複数の保持構造体をさらに含む、段落C7又はC8に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.10 前記複数の保持構造体は、締結具、ねじ、リベット、ボルト、ワッシャ、ナット、及びナットクリップのうちの少なくとも1つを含む、段落C9に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.11 前記間隙は第1の間隙であって、複数の保持構造体は複数の支持構造体を含み、前記複数の支持構造体は前記第1のレイズドパネル及び前記第2のレイズドパネルのうちの少なくとも1つと前記支持面との間にあり、さらに前記複数の支持構造体は前記第1のレイズドパネル及び前記第2のレイズドパネルのうちの少なくとも1つと前記支持面との間に第2の間隙を生成する、段落C9又はC10に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.12 前記流出制限構造体は、前記第2の間隙への前記封止剤の流出を制限する、及び任意選択によりブロックするように構成される、段落C11に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.13 前記流出制限構造体は、前記第1のレイズドパネルと前記支持面との間に、及び前記第2のレイズドパネルと前記支持面との間に配置される、段落C7からC12のうちの1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.14 前記流出制限構造体は、前記支持面、前記第1のレイズドパネルの下面、及び前記第2のレイズドパネルのうちの少なくとも1つに、動作可能に取り付けられる、及び任意選択により接着される、段落C13に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.15 前記下部構造体は、支持面を含み、さらに前記第1の隣接する部分、前記第2の隣接する部分、及び前記間隙は、前記支持面の上に配置されていない、段落C6に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.16 前記間隙は、前記封止剤が前記間隙に適用される前記間隙の側面とは反対に位置する前記間隙の側面の上にテープ材料を含まない、段落C15に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.17 前記流出制限構造体は、前記第1のレイズドパネルの下面及び前記第2のレイズドパネルの下面のうちの少なくとも1つに動作可能に取り付けられ、及び任意選択により接着され、さらに任意選択により前記流出制限構造体は、テープ及び発泡体テープのうちの少なくとも1つを含む、段落C15に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.18 前記間隙は幅を含み、さらに前記幅は、2cm未満、1.5cm未満、1cm未満、0.75cm未満、0.5cm未満、0.4cm未満、0.3cm未満、0.2cm未満、0.1cm未満、0.1〜2cm、0.1〜1cm、及び0.2〜0.8cmのうちの少なくとも1つである、段落C1からC17のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.19 前記間隙は深さを含み、さらに前記深さは、2.5cm未満、2cm未満、1.5cm未満、1cm未満、0.75cm未満、0.5cm未満、及び0.5〜2.5cmのうちの少なくとも1つである、段落C1からC18のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.20 前記封止剤は封止剤の容積を含み、さらに前記封止剤の容積は、前記第1のレイズドパネル、前記第2のレイズドパネル、及び前記封止剤を含むが、前記流出制限構造体を含まない同等のレイズドパネルアセンブリの封止剤の容積を下回っており、さらに任意選択により前記封止剤の容積は、前記同等のレイズドパネルアセンブリの前記封止剤の容積を10%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、及び75%下回る、段落C1からC19のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.21 前記第1のレイズドパネル及び前記第2のレイズドパネルのうちの少なくとも1つは複合パネルを含み、前記複合パネルは、前記複合パネルの第1の面を備える第1の表面材料、前記複合パネルの第2の対向する面を備える第2の表面材料、及び前記第1の表面材料と前記第2の表面材料との間にあるコア材料を含む、段落C1からC20のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.22 前記第1の隣接する部分及び前記第2の隣接する部分のうちの少なくとも1つ、及び任意選択により両方は、前記コア材料を覆う埋め込み材料を有する埋め込みエッジを含む、段落C21に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.23 前記第1の隣接する部分及び前記第2の隣接する部分のうちの少なくとも1つ、及び任意選択により両方は、コア材料が露出している非埋め込みエッジを含む、段落C21又はC22に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.24 前記第1のレイズドパネル及び前記第2のレイズドパネルのうちの少なくとも1つの少なくとも非支持部分は、非支持領域を含み、さらに任意選択により非支持部分は、前記第1のレイズドパネル及び前記第2のレイズドパネルのうちの少なくとも1つの表面積の少なくとも25%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、50〜95%、70〜95%、又は75〜90%を含む、段落C1からC23のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.25 前記レイズドパネルアセンブリは、隆起した床、天井、及び壁のうちの少なくとも1つの部分を形成する、段落C1からC24のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.26 前記流出制限構造体は前記間隙の中に配置されている、段落C1からC25のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.27 段落A21からA32のいずれか1つの段落に従属している場合、前記2つの突起物は第1の突起物及び第2の突起物を含む、段落C1からC26のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.28 前記第1の突起物は前記第1のエッジに接触しており、さらに前記第2の突起物は前記第2のエッジに接触している、段落C27に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.29 前記第1の突起物は前記第1のエッジとの流体封止を形成し、さらに前記第2の突起物は前記第2のエッジとの流体封止を形成する、段落C27又はC28に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.30 前記封止剤は、前記弾性長尺体に動作可能に取り付けられる、直接取り付けられる、接着される、及び/又は直接接着される、段落C27からC29のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.31 前記封止剤は、前記弾性長尺体によって画定される凹領域の中に配置される、段落C27からC30のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.32 前記弾性長尺体は、前記間隙の中に配置される前の未変形形態及び前記間隙の中に配置された後の変形形態を画定し、任意選択により前記変形形態は前記未変形形態とは異なる、段落C27からC31のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.33 前記弾性長尺体が変形形態にあるときの前記第1の突起物と前記第2の突起物との間の平均距離は、前記弾性長尺体が未変形形態にあるときの前記第1の突起物と前記第2の突起物との間の平均距離を下回る、段落C32に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.34 前記弾性長尺体は、前記封止剤の方向に向けられている第1の面、及び前記第1の面に対向し前記封止剤から離れる方向に向けられている第2の面を画定する、段落C1からC33のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.35 前記第1の面は圧縮された状態にあり、前記第2の面は引っ張られた状態にある、段落C34に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.36 前記第1の面は第1の量だけ圧縮されており、さらに前記第2の面は前記第1の量を下回る第2の量だけ圧縮されている、段落C34に記載のレイズドパネルアセンブリ。
C.37 段落C1からC36のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリを含む建造物。
C.38 段落C1からC36のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリを含む航空機。
C.39 段落C1からC36のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリを含む自動車。
C.40 段落C1からC36のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリを含む構造体。
C.41 段落C1からC36のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリを含む機械。
D1. レイズドパネルアセンブリを組み立てる方法であって、前記方法は:
封止剤を受け入れるように構成されるチャネルであって、第1のレイズドパネルの第1のエッジと第2のレイズドパネルの第2のエッジとの間の間隙の一部を含むチャネルの境界を形成するために、前記レイズドパネルアセンブリの中に流出制限構造体を設置することと;
前記封止剤を前記チャネルに適用することとを含み、前記流出制限構造体は通過する前記封止剤の流出を制限し、かつ任意選択によりブロックし、前記封止剤は前記第1のレイズドパネル及び前記第2のレイズドパネルと接着結合を形成し、さらに前記適用することは前記設置することの後で実施される方法。
D2. 前記方法は、前記間隙を生成するように前記レイズドパネルを配置することをさらに含む、段落D1に記載の方法。
D3. 前記間隙は下部構造体の支持面の上方に配置され、さらに前記設置することは前記構造体に接触する前記封止剤の流出を制限するように前記流出制限構造体を設置することを含む、段落D1又はD2に記載の方法。
D4. 前記方法は、前記間隙の中に長尺分解補助器具を設置することをさらに含み、前記長尺分解補助器具は、前記第1のレイズドパネルと前記第2のレイズドパネルとの間に延在する前記封止剤の少なくとも一部を薄切すること、切断すること、分断すること、引裂すること、及び分割することのうちの少なくとも1つによって、前記第2のレイズドパネルから前記第1のレイズドパネルを分解するのに要する時間を短縮するように構成されている、段落D1からD3のいずれか1つの段落に記載の方法。
D5. 前記長尺分解補助器具を前記設置することは、前記流出制限構造体を前記設置することと同時に実施され、任意選択により前記長尺分解補助器具は前記流出制限構造体の一部を形成する、段落D4に記載の方法。
D6. 前記長尺分解補助器具を前記設置することは、前記流出制限構造体を前記設置することの後で実施され、任意選択により前記長尺分解補助器具の前記設置することは前記適用することの前に実施される、段落D4に記載の方法。
D7. 前記流出制限構造体を前記設置することは、前記流出制限構造体を前記間隙に設置することを含む、段落D1からD6のいずれか1つの段落に記載の方法。
D8. 前記方法は、前記適用することが実施される前記間隙の側面と対向する前記間隙の側面に別のテープ材料を接着することなく、前記流出制限構造体を設置すること、及び前記封止剤を適用することを含む、段落D7に記載の方法。
D9. 前記流出制限構造体を前記設置することは、適用ツールにより前記流出制限構造体を所望の深さに設置することを含み、任意選択により前記所望の深さは、前記封止剤と、前記第1のレイズドパネルと、前記第2レイズドパネルとの間の接触領域が、所望の結合強度をもたらすのに十分となる深さを含む、段落D7又はD8に記載の方法。
D10. 前記方法は、任意選択により前記設置することに先立って、前記適用ツールに対して前記流出制限構造体を配向することをさらに含む、段落D9に記載の方法。
D11. 前記配向することは、前記流出制限構造体によって画定される凹領域の中に前記適用ツールの凸領域を配置することを含む、段落D10に記載の方法。
D12. 前記流出制限構造体を前記設置することは、前記第1のエッジと前記第2のエッジとの間で前記流出制限構造体を圧縮することを含み、任意選択により前記圧縮することは、少なくとも1つの寸法について少なくとも5%だけ、少なくとも10%だけ、少なくとも15%だけ、少なくとも20%だけ、少なくとも25%だけ、少なくとも30%だけ、少なくとも35%だけ、少なくとも40%だけ、少なくとも45%だけ、少なくとも50%だけ、5〜25%だけ、又は5〜50%だけ前記流出制限構造体を圧縮することを含む、段落D7からD11のいずれか1つの段落に記載の方法。
D.13 前記流出制限構造体を前記設置することは、前記第1のレイズドパネルの下面及び前記第2のレイズドパネルの下面に前記流出制限構造体を動作可能に取り付けること、及び任意選択により接着することを含む、段落D1からD12のいずれか1つの段落に記載の方法。
D.14 前記流出制限構造体を前記設置することは、前記第1のレイズドパネルと下部構造体との間に前記流出制限構造体を設置すること、及び前記第2のレイズドパネルと下部構造体との間に前記流出制限構造体を設置すること含む、段落D1からD13のいずれか1つの段落に記載の方法。
D.15 前記設置することは、前記流出制限構造体を前記下部構造体に、任意選択により取り付けること、及び任意選択により接着することをさらに含む、段落D14に記載の方法。
D.16 前記適用することは、前記封止剤を液体封止剤として適用することを含み、さらに、前記方法は固体封止剤を形成するため前記封止剤を硬化することを含む、段落D1からD15のいずれか1つの段落に記載の方法。
D.17 前記方法は、前記流出制限構造体を通過した前記封止剤の流出を塞ぐことをさらに含み、任意選択により前記塞ぐことはブロックすることを含む、段落D1からD16のいずれか1つの段落に記載の方法。
D18.前記流出制限構造体は、段落A1からA32のいずれか1つの段落に記載の前記流出制限構造体を含む、段落D1〜D17のいずれか1つの段落に記載の方法。
D19.前記方法は、段落B1〜B8のいずれか1つの段落に記載の前記キットを使用して実施される、段落D1〜D18のいずれか1つの段落に記載の方法。
D20. 前記レイズドパネルアセンブリは、段落C1からC41のいずれか1つの段落に記載の前記レイズドパネルアセンブリを含む、段落D1からD19のいずれか1つの段落に記載の方法。
E1. 前記レイズドパネルアセンブリは、第1のエッジを有する第1のレイズドパネル、第2のエッジを有する第2のレイズドパネル、及び前記第1のエッジと前記第2のエッジとの間の間隙を含み、流出制限構造体は前記間隙の一部を含むチャネルの少なくとも1つの境界を画定し、前記チャネルは封止剤を包含し、さらに前記封止剤及び前記流出制限構造体のうちの少なくとも1つは長尺分解補助器具を含む、レイズドパネルアセンブリを分解する方法であって、前記方法は:
前記長尺分解補助器具を把持することと;
前記レイズドパネルアセンブリから前記長尺分解補助器具を取り外すことと;
前記取り外し中に前記長尺分解補助器具により、前記第1のエッジと前記第2のエッジとの間に延在する前記封止剤の少なくとも分断された部分を分断することと
を含む方法。
E2. 前記封止剤の前記分断された部分は、前記第1のエッジと前記第2のエッジとの間に延在する前記封止剤の少なくとも50%を含み、任意選択により前記第1のエッジと前記第2のエッジとの間に延在する前記封止剤の少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも99%、又は100%を含む、段落E1に記載の方法。
E3. 前記取り外すことは、前記流出制限構造体から前記長尺分解補助器具を分離することを含み、任意選択により前記分離することは、前記流出制限構造体の外表面及び前記流出制限構造体の内部領域のうちの少なくとも1つから前記長尺分解補助器具を分離することを含む、段落E1又はE2に記載の方法。
E4. 前記分離することは、前記流出制限構造体の少なくとも一部を薄切すること、切断すること、分断すること、引裂すること、及び分割することのうちの少なくとも1つを含む、段落E3に記載の方法。
E5. 前記方法は、前記レイズドパネルアセンブリから取り外したパネルを取り除くことをさらに含み、前記取り外したパネルは前記第1のレイズドパネル及び第2のレイズドパネルのうちの少なくとも1つを含む、段落E1からE4のいずれか1つの段落に記載の方法。
E6. 前記方法は、前記取り外したパネルを交換パネルと交換することを含む、段落E5に記載の方法。
E7. 前記交換することは、段落B1からB8のいずれか1つの段落に記載のキットを使用して前記取り外したパネルを交換することを含む、段落E6に記載の方法。
E8. 前記交換することは、段落D1からD20のいずれか1つの段落に記載の方法を使用して前記取り外したパネルを交換することを含む、段落E6に記載の方法。
E9.前記流出制限構造体は、段落A1〜A32のいずれか1つの段落に記載の前記流出制限構造体を含む、段落E1からE8のいずれか1つの段落に記載の方法。
E10.前記レイズドパネルアセンブリは、段落C1からC41のいずれか1つの段落に記載のレイズドパネルアセンブリを含む、段落E1からE9のいずれか1つの段落に記載の方法。
F1. 段落D1からE10のいずれか1つの段落に記載の方法による、段落A1〜A32のいずれか1つの段落に記載の前記流出制限構造体、段落B1からB8のいずれか1つの段落に記載の前記キット、又は段落C1からC41のいずれか1つの段落に記載の前記レイズドパネルアセンブリの使用。
F2. 段落A1〜A32のいずれか1つの段落に記載の前記流出制限構造体、段落B1からB8のいずれか1つの段落に記載の前記キット、又は段落C1からC41のいずれか1つの段落に記載の前記レイズドパネルアセンブリによる、段落D1からE10のいずれか1つの段落に記載の方法の使用。
F3. レイズドパネルアセンブリの組み立て中に、封止剤の流出を制限する、及び任意選択によりブロックする、流出制限構造体の使用。
F4. レイズドパネルアセンブリからのレイズドパネルの取り外し中に、含まれている長尺分解補助器具による流出制限構造体の使用。
F5. レイズドパネルアセンブリの組み立て中に、隣接するレイズドパネル間の間隙に流出制限構造体を挿入する深さを制御する適用ツールの使用。
本明細書に開示されているシステム及び方法は、航空業界に加えて、レイズドパネルアセンブリを使用しうる他の業界でも適用可能である。
上述の開示内容は、独立の用途を有する複数の個別の実施形態を包含している。これらの実施形態の各々をそれぞれに好ましい形態で開示したが、本明細書に開示及び例示された特定の実施例は、多数の変形例が可能であるため、限定的な意味で考慮されるべきではない。記載されている実施形態の主題は、本明細書に開示された様々な要素、機構、機能、及び/又は特性のすべてを含む。同様に、請求項において「一つの」、又は「第1の」要素、又はこれらの均等物が記載される所では、このような請求項は一又は複数の上記要素の組み込みを含み、2つ以上の上記要素を要求することも除外することも含まないものとして理解すべきである。
以下の特許請求の範囲は、開示されている実施形態の一又は複数を対象とする特定の組み合わせ及び部分組み合わせを特に指摘するものであり、新規で且つ進歩性があると考えられる。特徴、機能、要素、及び/又は特性の他の組み合わせ及び部分組み合わせは、本願又は関連出願の本請求項の補正、又は新規請求項の提示を通して主張することができる。このような補正された請求項又は新規請求項も、異なる実施形態を対象とするものであるか、又は同じ実施形態を対象とするものであるかを問わず、また、元の請求項と比較して、異なるか、広いか、狭いか、又は等価であるかを問わず、本開示の主題に含まれるものとみなされる。
10 構造体
12 レイズドパネルアセンブリ
14 レイズドパネル
15 第1のレイズドパネル
16 第2のレイズドパネル
18 間隙
19 第2の間隙
20 溝
21 縦軸
22、23 下部構造体
24 支持面
26 封止剤
30 対向する面
32 上面
33 下面
34 エッジ
35 エッジと封止剤との接触面積
36 突起物とエッジとの接触面積
38 間隙の幅
42 間隙の深さ
44 支持されている部分
46 支持されていない部分
48 所望の深さ
50 流出制限構造体
51 縦軸
54 弾性長尺体
58 接着剤
60 突起物
62 第1の突起物
64 第2の突起物
66 中央部分
67 第1の面
68 第2の面
69 中央部分の厚み
70 エッジ
72 凹領域
74 中央部分の幅
80 長尺分解補助器具
82 損傷領域
84 疎水性材料
90 保持構造体
91 ナットクリップ
92 支持構造体
94 複合レイズドパネル
96 表面材料パネル
98 コア材料パネル
100 埋め込み材料
102 埋め込みエッジ
104 非埋め込みエッジ
110 適用ツール
112 凸領域
114 深さ止め
116 中央ローラー
118 外側ローラー

Claims (13)

  1. レイズドパネルアセンブリを組み立てる方法であって、前記方法は、
    封止剤(26)を受け入れるように構成されるチャネル(20)であって、第1のレイズドパネル(15)の第1のエッジと第2のレイズドパネル(16)の第2のエッジとの間の間隙(18)の一部を含むチャネル(20)の境界を形成するために、前記レイズドパネルアセンブリの中に流出制限構造体(50)を設置することと、
    前記封止剤(26)を前記チャネル(20)に適用することとを含み、前記流出制限構造体(50)は通過する前記封止剤(26)の流出を制限し、前記封止剤(26)は前記第1のレイズドパネル(15)及び前記第2のレイズドパネル(16)と接着結合を形成し、さらに前記適用することは前記流出制限構造体(50)を設置することの後で実施される、方法であって、
    前記方法は、前記間隙(18)の中に長尺分解補助器具(80)を設置することをさらに含み、前記長尺分解補助器具(80)は、前記第1のレイズドパネル(15)と前記第2のレイズドパネル(16)との間に延在する前記封止剤(26)の少なくとも一部を薄切すること、切断すること、分断すること、引裂すること、及び分割することのうちの少なくとも1つによって、前記第2のレイズドパネル(16)から前記第1のレイズドパネル(15)を分解するのに要する時間を短縮するように構成されており、
    前記長尺分解補助器具(80)は前記流出制限構造体(50)の一部を形成し、さらに、前記長尺分解補助器具(80)を設置することは前記流出制限構造体(50)を設置することと同時に実施される、方法。
  2. 前記方法は、前記適用することが実施される前記間隙(18)の面と対向する前記間隙(18)の底面に別のテープ材料を接着することなく、前記流出制限構造体(50)を設置すること、及び前記封止剤(26)を適用することを含む、請求項に記載の方法。
  3. 前記適用することは、前記封止剤(26)を液体封止剤として適用することを含み、さらに、前記方法は固体封止剤を形成するため前記封止剤を硬化することを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記流出制限構造体(50)を設置することは、前記流出制限構造体(50)を前記レイズドパネルアセンブリの中に固体として設置することを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記流出制限構造体(50)を設置することは、前記第1のエッジと前記第2のエッジとの間で、前記流出制限構造体(50)を圧縮することを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記流出制限構造体(50)を設置することは、前記流出制限構造体(50)を前記第1のエッジ及び前記第2のエッジに直接接触させることを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記適用することは、前記封止剤(26)と前記流出制限構造体(50)との間に接着結合を形成することを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記流出制限構造体(50)を設置することは、前記封止剤(26)と、前記第1のレイズドパネル(15)と、前記第2のレイズドパネル(16)との間に、所望の結合強度をもたらすのに十分な接触領域を提供するために、前記間隙(18)の中の前記流出制限構造体(50)の深さを調整することを含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記流出制限構造体(50)を設置することは、適用ツール(110)を使用して、前記間隙(18)の中に所望の深さまで前記流出制限構造体(50)を設置することを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記方法は、前記流出制限構造体(50)によって画定される凹領域の中に、前記適用ツール(110)の凸領域(112)を配置することによって、前記適用ツール(110)に対して前記流出制限構造体(50)を配向することをさらに含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 隣接するレイズドパネル間の間隙(18)から出る封止剤(26)の流出を制限するように構成されている流出制限構造体(50)であって、前記流出制限構造体(50)は、
    (i)縦軸(51)、
    (ii)中央部分(66)、
    (iii)前記中央部分の対向する側面領域から延在する2つの突起物(60)
    を画定する弾性長尺体(54)であって、前記中央部分及び前記2つの突起物は前記弾性長尺体の前記縦軸に沿って延在する、弾性長尺体(54)と、
    前記流出制限構造体(50)の前記縦軸に沿って延在する長尺分解補助器具(80)と
    を備え、前記長尺分解補助器具(80)のせん断強度は前記弾性長尺体のせん断強度よりも大きく、
    前記長尺分解補助器具(80)は前記流出制限構造体(50)の一部を形成する、流出制限構造体(50)。
  12. 前記弾性長尺体(54)は、実質的に一定の横断面形状を画定する一体型の弾性長尺体である、請求項11に記載の流出制限構造体(50)。
  13. 前記2つの突起物(60)は前記中央部分(66)から延在して、その間に陥凹領域を画定する、請求項11又は12に記載の流出制限構造体(50)。
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