JP6510831B2 - カテーテル組立体および外カテーテル - Google Patents

カテーテル組立体および外カテーテル Download PDF

Info

Publication number
JP6510831B2
JP6510831B2 JP2015024923A JP2015024923A JP6510831B2 JP 6510831 B2 JP6510831 B2 JP 6510831B2 JP 2015024923 A JP2015024923 A JP 2015024923A JP 2015024923 A JP2015024923 A JP 2015024923A JP 6510831 B2 JP6510831 B2 JP 6510831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
lumen
outer catheter
shaft portion
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015024923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016146920A (ja
Inventor
皓太 羽室
皓太 羽室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TRUMO KABUSHIKI KAISHA filed Critical TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP2015024923A priority Critical patent/JP6510831B2/ja
Publication of JP2016146920A publication Critical patent/JP2016146920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6510831B2 publication Critical patent/JP6510831B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

本発明は、組み合わせて使用可能な2つのカテーテルを有するカテーテル組立体およびカテーテル組立体を構成する外カテーテルに関する。
近年、カテーテルを用いた血管内の治療が広く行われており、その一例として、拡張可能なバルーン付きのカテーテルを用いた虚血性心疾患治療の経皮的冠動脈形成術が挙げられる。このような治療では、血管等の生体管腔へ挿入して治療や診断等を行うための処置用カテーテル(拡張カテーテルやステント留置用カテーテルなど)を目的部位まで挿入するために、処置用カテーテルをガイドするガイディングカテーテルが用いられる。
ガイディングカテーテルは、標的とする血管の入口に係合(エンゲージ)されて、ガイディングカテーテルの内腔を通過させるバルーンカテーテル等の処置用デバイスが病変部を通過する際に生じる反力を受け止めるためにバックアップ力を発生させる。この際、ガイディングカテーテルは、その係合した血管の入口に対する対面側の血管壁面に接触することでバックアップ力を発生させる。このようにガイディングカテーテルは、処置用カテーテルを安全かつ効率的に目的の血管まで挿入させ、目的の位置で十分な機能を発揮させるため、十分なバックアップ力が必要である。例えば、特許文献1に記載のガイディングカテーテルは、バックアップ力を向上させるために湾曲部の剛性を高めている。
特開2006−326226号公報
しかしながら、上述したガイディングカテーテルでも、手技の際、体温によりガイディングカテーテル自体に熱ダレが生じてバックアップ力が低下する可能性がある。また、手技の最中に、意図せずガイディングカテーテルの血管壁へのエンゲージが外れる可能性もある。一方、ガイディングカテーテルは、血管の形状に応じて適切なバックアップ力を有する形状を選択する必要がある。しかしながら、血管の形状は個人差があるため、ガイディングカテーテルの形状は汎用性が低い。なお、熱ダレとは、カテーテルが水分を含む又はカテーテルに熱が掛かることにより、カテーテル自体が柔らかくなる現象をいう。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、適切なバックアップ力を発生させて血管内に良好に係合可能であり、かつ汎用性が高いカテーテル組立体および外カテーテルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためのカテーテル組立体は、貫通する第1のルーメンが形成される管状部および当該管状部から基端方向へ延びるシャフト部を備える内カテーテルと、前記管状部およびシャフト部を収容可能な第2のルーメンが形成される外カテーテルと、を備えており、前記外カテーテルは、前記シャフト部を基端方向へ向かって挿入可能であるとともに前記管状部の少なくとも一部を基端方向へ向かって挿入不能な大きさで形成されるシャフト部用開口部を有し、前記シャフト部開口部は、前記第2のルーメンの先端側の開口部よりも基端側に形成される。
上記のように構成したカテーテル組立体は、シャフト部用開口部が内カテーテルの管状部の少なくとも一部を挿入不能なように形成されるため、内カテーテルのシャフト部を外カテーテルのシャフト部用開口部に挿入することで、内カテーテルの先端部及び外カテーテルの先端部が分岐した形態となる。そのため、カテーテル組立体は、外カテーテルを所定の生体管腔へ係合させつつ、内カテーテルを生体管腔の他の部位へ係合させることができ、生体管腔への係合が外れ難くなって適切なバックアップ力を発生させることが可能となる。さらに、上述のカテーテル組立体は、外カテーテルおよび内カテーテルの両方を生体管腔に係合させるため、1本のカテーテルで係合させる場合のようにカテーテルの形状を最適化せずとも適切なバックアップ力を発生させることができ、汎用性が高い。また、上述のカテーテル組立体は、外カテーテルの第2のルーメン内に内カテーテルを収容可能であるため、外カテーテルの第2のルーメンの先端側の開口部を介して内カテーテルの先端部を更に先端側に挿入することができる。そのため、生体管腔の末梢側に目的の部位がある場合でも、外カテーテルの第2のルーメンを介して内カテーテルを目的の部位に挿入することができる。
前記シャフト部用開口部は、前記外カテーテルに形成される前記第2のルーメンと異なる第3のルーメンに連通するようにすれば、第2のルーメンにシャフト部が挿入されず、第2のルーメンを介して生体管腔内へ導入される器具や物質等の動作が阻害されないため、作業性が向上する。
前記外カテーテルは、前記第2のルーメンから側方へ開口し、かつ、前記シャフト部用開口部と異なる側孔を有するようにすれば、外カテーテルの第2ルーメン内に挿入された器具や物質等を、側孔を介して外カテーテルの外側に導出させることができる。
前記シャフト部を前記シャフト部用開口部に挿入して前記管状部の基端部を前記外カテーテルの外周面に接触させる際に、前記第1のルーメンが前記側孔に連通するようにすれば、第2のルーメンから側孔を介して第2のルーメン内の器具や物質等を第1のルーメン内に導入でき、内カテーテルを用いた処置が可能となる。
前記管状部の基端部は、当該管状部の軸心と直交する面に対して傾斜する傾斜面が形成され、前記シャフト部の先端部は、前記管状部の軸心から前記傾斜面の基端方向へ突出する側に偏った位置で前記管状部に連結され、前記シャフト部を前記シャフト部用開口部に挿入して前記管状部の基端部を前記外カテーテルの外周面に接触させる際に、前記傾斜面が前記外カテーテルの外周面と接触するようにすれば、シャフト部をシャフト部用開口部に挿入して傾斜面を外カテーテルの外周面に接触させることで、外カテーテルおよび内カテーテルを先端方向へ向かって離れるように分岐させることができ、外カテーテルおよび内カテーテルを、生体管腔の異なる位置へ配置して、適切なバックアップ力を発生させることができる。
上記目的を達成するための外カテーテルは、可撓性を有する外カテーテル本体を有する外カテーテルであって、前記外カテーテル本体は、内部にメインルーメンと、前記メインルーメンとは異なるサブルーメンと、を備えており、前記メインルーメンは、前記外カテーテル本体の先端部で開口する先端開口部を有し、前記サブルーメンは、先端で開口するサブルーメン先端開口部を有し、前記外カテーテル本体の外表面には、前記先端開口部よりも基端側に前記メインルーメンと連通する側孔が形成されており、前記サブルーメン先端開口部は、前記側孔の基端側に形成される。上記のように構成した外カテーテルは、サブルーメン内に長尺な医療器具(例えば、内カテーテル)を挿入してサブルーメン先端開口部から突出させることで、長尺な医療器具の先端部及び外カテーテルの先端部を分岐させることができる。そのため、外カテーテルを所定の生体管腔へ係合させつつ、長尺な医療器具を生体管腔の他の部位へ係合させることができ、生体管腔への係合が外れ難くなって適切なバックアップ力を発生させることが可能となる。さらに、上述の外カテーテルは、生体管腔へ係合させる際に、外カテーテルのみならず、サブルーメンに挿入される他の医療器具をも生体管腔に係合させることができるため、1本のカテーテルで係合させる場合のようにカテーテルの形状を最適化せずとも適切なバックアップ力を発生させることができ、汎用性が高い。また、上述の外カテーテルは、メインルーメン内に他の医療器具を収容可能であるため、メインルーメンの先端開口部を介して医療器具の先端部を更に先端側に挿入することができる。そのため、生体管腔の末梢側に目的の部位がある場合でも、外カテーテルのメインルーメンを介して長尺な医療器具を目的の部位に挿入することができる。また、上述の外カテーテルは、メインルーメンと連通する側孔の基端側にサブルーメン先端開口部が形成されるため、メインルーメン内に挿入された器具や物質等を、側孔を介して外カテーテルの外側に導出させることができるとともに、側孔を介して導出された器具や物質等を、サブルーメン先端開口部から突出する長尺な医療器具へ渡すことができる。
第1実施形態に係るカテーテル組立体の平面図である。 第1実施形態に係るカテーテル組立体の先端部を示す断面図である。 外カテーテルに内カテーテルを収容した状態のカテーテル組立体の先端部を示す断面図である。 外カテーテルの先端側シャフト部用開口部に内カテーテルのシャフト部を挿入した状態のカテーテル組立体の先端部を示す断面図である。 図4のA−A線に沿う断面図である。 第1実施形態に係るカテーテル組立体を動脈内に挿入した状態を示す概略説明図である。 第1実施形態に係るカテーテル組立体の外カテーテルから内カテーテルを突出させて内カテーテルを右冠動脈口に係合させた状態を示す概略説明図である。 右冠動脈口に係合させた内カテーテルを残して外カテーテルを引き抜いた状態を示す概略説明図である。 内カテーテルのシャフト部を外カテーテルの先端側シャフト部用開口部に挿入して、外カテーテルを左冠動脈口に係合させた状態を示す概略説明図である。 内カテーテルのシャフト部を外カテーテルの先端側シャフト部用開口部に挿入して、外カテーテルを左冠動脈口に係合させた状態を示す概略断面図である。 内カテーテルを介して右冠動脈に処置用デバイスを挿入した状態を示す概略説明図である。 内カテーテルを介して右冠動脈に処置用デバイスを挿入した状態を示す概略断面図である。 第1実施形態に係るカテーテル組立体の他の使用方法を示す概略説明図である。 第1実施形態に係るカテーテル組立体の第1変形例を示す断面図である。 第1実施形態に係るカテーテル組立体の第2変形例のシャフト部の基端部を示す斜視図である。 第2実施形態に係るカテーテル組立体の外カテーテルに内カテーテルを収容した状態のカテーテル組立体の先端部を示す断面図である。 第2実施形態における外カテーテルの先端側シャフト部用開口部に内カテーテルのシャフト部を挿入した状態のカテーテル組立体の先端部を示す断面図である。 第3実施形態に係るカテーテル組立体の外カテーテルに内カテーテルを収容した状態を示すカテーテル組立体の先端部の断面図である。 第4実施形態に係るカテーテル組立体を示す平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。本明細書では、生体管腔に挿入する側を「先端」若しくは「先端側」、操作する手元側を「基端」若しくは「基端側」と称することとする。
本発明の第1実施形態に係るカテーテル組立体10は、左右の冠動脈口に先端を係合(エンゲージ)して、バルーンカテーテルなどの処置用デバイスを冠動脈内に導くためのものである。
カテーテル組立体10は、図1〜3に示すように、外カテーテル20と、外カテーテル20の内部に収容可能な内カテーテル30とを備えている。
外カテーテル20は、可撓性を有する管状の外カテーテル本体40と、この外カテーテル本体40の基端部に連結されるハブ50とを有している。外カテーテル本体40は、内部にメインルーメン41(第2のルーメン)およびシャフト部用ルーメン42(第3のルーメン、サブルーメン)が形成されている。メインルーメン41は、外カテーテル本体40の先端部に形成される先端開口部43で開口し、かつハブ50に連通している。さらに、メインルーメン41は、外カテーテル本体40の先端開口部43よりも基端側の外周面に形成される側孔44で開口している。シャフト部用ルーメン42は、後述するシャフト部70が挿入される内腔であり、外カテーテル本体40の側孔44の基端側に隣接して形成される先端側シャフト部用開口部45(シャフト部用開口部、サブルーメン先端開口部)から、先端側シャフト部用開口部45よりも基端側の基端側シャフト部用開口部46まで貫通して形成される。
ハブ50は、メインルーメン41と連通するハブ開口部51が形成されており、このハブ開口部51が、内カテーテル30や処置用デバイスの挿入口、または造影剤等を注入する際の注入口として機能する。
外カテーテル本体40およびハブ50の構成材料は、ポリアミド系樹脂(例えば、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6)、ポリエステル系ポリアミド系樹脂(例えば、グリラックス(商品名、メーカーDIC))、ポリエーテル系ポリアミド樹脂(例えば、ペバックス(商品名、メーカー/アトケム))、ポリウレタン、ABS樹脂、ポリエステルエラストマー樹脂、ポリウレタンエラストマー樹脂、フッ素系樹脂(PFA、PTFE、ETFE等)が使用可能である。
外カテーテル本体40の外径は、挿入対象である血管の目的部位で挿入可能であれば、特に限定されないが、例えば1.2〜3.0mmである。メインルーメン41の内径は、特に限定されないが、例えば1.0〜2.5mmである。シャフト部用ルーメン42の内径は、特に限定されないが、例えば0.2〜1.0mmである。
外カテーテル本体40の軸心方向の長さは、特に限定されないが、例えば400〜1200mmである。
外カテーテル本体40の先端側シャフト部用開口部45の位置は、適用する血管等に応じて適宜設定されることが好ましく、特に限定されないが、例えば外カテーテル本体40の先端部から10〜200mmの位置に形成される。
外カテーテル本体40の先端側シャフト部用開口部45から基端側シャフト部用開口部46までの長さは、特に限定されないが、例えば30〜500mmである。
内カテーテル30は、可撓性を有する管状の管状部60と、管状部60の基端部に連結されるシャフト部70とを備えている。管状部60は、先端側の管状部先端開口部61から基端側の管状部基端開口部62まで貫通する管状部ルーメン63(第1のルーメン)が形成されている。
管状部60の基端側の端面には、管状部60の軸心Xと直交する面に対して傾斜する傾斜面64が形成され、この傾斜面64に、管状部基端開口部62が形成されている。シャフト部70は、例えばワイヤ、ハイポチューブであり、管状部60の傾斜面64によって基端方向へ突出する側Sに、管状部60の軸心Xから偏った位置に連結されている。図4に示すように、シャフト部70を先端側シャフト部用開口部45からシャフト部用ルーメン42に挿入すると、管状部60はシャフト部用ルーメン42に収容されず、もしくは管状部60のシャフト部70と連結されている一部のみがシャフト部用ルーメン42に収容されて、管状部60の傾斜面64が外カテーテル本体40の外周面に接触する。これにより、シャフト部70が撓みつつ、外カテーテル20および内カテーテル30が先端方向へ向かって離れるように分岐する。このとき、図5に示すように、管状部基端開口部62が側孔44に重なり、外カテーテル20のメインルーメン41と、内カテーテル30の管状部ルーメン63が、側孔44を介して連通する。管状部60の傾斜面64は、外カテーテル本体40の外周面と良好に接触するように、外カテーテル本体40の外周面に対応した曲率で窪んで形成されていることが好ましい。なお、管状部60の基端部は、傾斜面64が窪んで形成されなくてもよく、または、傾斜して形成されなくてもよい。
管状部60の構成材料は、特に限定されないが、例えば、ポリアミド系樹脂(例えば、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6)、ポリエステル系ポリアミド系樹脂(例えば、グリラックス(商品名、メーカーDIC))、ポリエーテル系ポリアミド樹脂(例えば、ペバックス(商品名、メーカー/アトケム))、ポリウレタン、ABS樹脂、ポリエステルエラストマー樹脂、ポリウレタンエラストマー樹脂、フッ素系樹脂(PFA、PTFE、ETFE等)が使用可能である。
シャフト部70の構成材料は特に限定されないが、例えば、ステンレス、ステンレスばね線、タングステン、Ni−Ti、炭素繊維等が使用可能である。
管状部60の外径は、管状部60を外カテーテル本体40のメインルーメン41に収容可能であり、かつシャフト部用ルーメン42に少なくとも一部が収容不能であり、かつ挿入対象である血管の目的部位まで挿入可能であれば、特に限定されないが、例えば0.7〜2.4mmである。
シャフト部70の外径は、管状部60の外径よりも小さく、かつシャフト部用ルーメン42に収容可能であれば特に限定されないが、例えば0.1〜0.9mmである。
管状部60の軸心方向の長さは、適用する血管等に応じて適宜設定されることが好ましく、特に限定されないが、例えば10〜300mmである。
次に、本実施形態に係るカテーテル組立体10の作用および効果について説明する。以下では、カテーテル組立体10を、冠動脈に挿入する処置用カテーテル90をガイドするために用いられるガイディングカテーテルとして使用する場合を例として説明する。処置用カテーテル90は、例えば、バルーンカテーテル、ステント付きカテーテル、アブレーションカテーテル、IVUS、OFDI、マイクロカテーテル、ロータブレーター等である。
初めに、セルジンガー法により図示しないカテーテルイントロデューサーを、脚や腕などの動脈に穿刺する。次に、メインルーメン41にガイドワイヤー80を挿入した状態の外カテーテル20を、カテーテルイントロデューサーに挿入する。そして、外カテーテル20の先端に対してガイドワイヤー80を先行させた状態で、外カテーテル20およびガイドワイヤー80を徐々に送り、図6に示すように、上行大動脈200に挿入していく。この際、外カテーテル20の先端部が血管の屈曲部を通過できるように、ガイドワイヤー80の出し入れ、外カテーテル20の進退及び回転を適宜組み合わせた操作を行う。
次に、外カテーテル20のハブ開口部51から内カテーテル30を挿入し、図7に示すように、内カテーテル30の管状部60を外カテーテル20の先端開口部43から先端方向へ突出させる。次に、管状部60の先端部を、右冠動脈201の入口の右冠動脈口201Aに引っ掛けるように係合させる。または、管状部60を、右冠動脈201のより奥へ挿入してもよい。この後、図8に示すように、内カテーテル30を血管内に残し、外カテーテル20およびガイドワイヤー80を引き抜く。
次に、内カテーテル30のシャフト部70の基端を外カテーテル20の先端側シャフト部用開口部45からシャフト部用ルーメン42に挿入し、シャフト部用ルーメン42に挿入されたシャフト部70を基端側シャフト部用開口部46から導出して、外カテーテル20をシャフト部70に沿って押し進める。そして、図9、10に示すように、管状部60の傾斜面64を、外カテーテル本体40の外周面に接触させつつ、外カテーテル20の先端を、左冠動脈202の入口の左冠動脈口202Aに引っ掛けるように係合させる。これにより、外カテーテル本体40と管状部60は、傾斜面64の角度に依存して所定の角度で先端方向へ向かって分岐した状態となる。このとき、管状部60の管状部基端開口部62は、外カテーテル本体40の側孔44に重なり、外カテーテル20のメインルーメン41と管状部60の管状部ルーメン63が連通する。そして、管状部60の傾斜面64は、外カテーテル本体40の外周面に対応した曲面で窪んで形成されているため、傾斜面64と外カテーテル本体40の外周面との接触を良好に維持することができる。そして、外カテーテル20および内カテーテル30は、互いに離れる方向へ湾曲しつつ、血管壁に係合する。なお、シャフト部70に沿って外カテーテル20を挿入する際に、メインルーメン41内にガイドワイヤー80が挿入されていてもよい。
次に、処置用カテーテル90をハブ開口部51からメインルーメン41内に挿入し、外カテーテル20の先端開口部43から突出させると、処置用カテーテル90は、左冠動脈202内に導入される。この後、処置用カテーテル90をガイドワイヤー80を使用して目的の位置に留置し、治療(処置)を行う。
このとき、外カテーテル20を左冠動脈202へ係合させつつ、内カテーテル30を右冠動脈201に係合させているため、外カテーテル20の左冠動脈202への係合が外れ難くなり、適切なバックアップ力を発生させることが可能である。
そして、外カテーテル20および内カテーテル30は、互いに離れる方向へ湾曲しつつ、血管壁に係合しているため、外カテーテル20は、内カテーテル30から反力F1を受けて、左冠動脈202の方向へ押しつけられている。このため、例えば、処置用カテーテル90を操作する際に、外カテーテル20が、左冠動脈口202Aから外れる方向へ力F2を受けても、内カテーテル30からの反力F1によって左冠動脈口202Aへの係合が維持されて、処置用カテーテル90による適切な処置が可能である。また、外カテーテル20および内カテーテル30が、体温による熱ダレによって変形しやすくなっても、内カテーテル30からの反力F1によって、バックアップ力の低下を抑制し、手技の最中に、意図せずエンゲージが外れることを抑制できる。また、カテーテル組立体10は、外カテーテル20および内カテーテル30の両方を血管に係合させるため、1本のカテーテルで係合させる場合のようにカテーテルの形状を最適化する必要性が低下し、汎用性が高い。
処置用カテーテル90による処置が完了した後には、処置用カテーテル90を血管内から引き抜く。この後、必要に応じて、右冠動脈201へ、同一の(または他の)処置用カテーテル90を挿入し、右冠動脈201における処置を行う。そのために、図11、12に示すように、ハブ開口部51からメインルーメン41内に挿入した処置用カテーテル90の先端を、側孔44から管状部60の管状部ルーメン63に挿入し、管状部先端開口部61から突出させると、処置用カテーテル90は、右冠動脈201内に導入される。この後、処置用カテーテル90を目的に位置まで押し込み、治療(処置)を行う。このとき、外カテーテル20および内カテーテル30は、互いに離れる方向へ湾曲しつつ、血管壁に係合しているため、内カテーテル30は、外カテーテル20から反力F3を受けて、右冠動脈201の方向へ押しつけられている。このため、例えば、処置用カテーテル90を操作する際に、内カテーテル30が、右冠動脈口201Aから外れる方向へ力F4を受けても、外カテーテル20からの反力F3によって右冠動脈口201Aへの係合が維持されて、処置用カテーテル90による適切な処置が可能である。また、外カテーテル20および内カテーテル30が、体温による熱ダレによって変形しやすくなっても、外カテーテル20からの反力F3によって、バックアップ力の低下を抑制し、手技の最中に、意図せずエンゲージが外れることを抑制できる。
この後、処置用デバイス90を引き抜き、外カテーテル20を引き抜いた後、内カテーテル30を引き抜く。さらに、カテーテルイントロデューサーを引き抜き、手技が完了する。
以上のように、第1実施形態に係るカテーテル組立体10は、外カテーテル20の第2のカテーテル内に内カテーテル30を収容可能であるため、外カテーテル20内に内カテーテル30を収容した状態で血管の目的の部位まで挿入することができ、かつ、内カテーテル30のシャフト部70を外カテーテル20の先端側シャフト部用開口部45(シャフト部用開口部)に挿入することで、内カテーテル30の先端および外カテーテル20の先端が分岐した形態とすることができる。このため、外カテーテル20を所定の血管へ係合させつつ、内カテーテル30を血管の他の部位へ係合させることができ、血管への係合が外れ難くなって適切なバックアップ力を発生させることが可能となる。さらに、上述のカテーテル組立体10は、外カテーテル20および内カテーテル30の両方を血管に係合させるため、1本のカテーテルで係合させる場合のようにカテーテルの形状を最適化する必要性が低下し、汎用性が高い。
また、先端側シャフト部用開口部45(シャフト部用開口部)は、外カテーテル20に形成されるメインルーメン41(第2のルーメン)と異なるシャフト部用ルーメン42(第3のルーメン)に連通するため、メインルーメン41にシャフト部70が挿入されず、メインルーメン41を介して血管内へ導入される器具(例えば、処置用カテーテル90)や、造影剤などの物質等の動作が阻害されないため、作業性が向上する。
また、外カテーテル20は、メインルーメン41(第2のルーメン)から側方へ開口する側孔44が形成されるため、側孔44を介して外カテーテル20の外へメインルーメン41内の器具(例えば、処置用カテーテル90)や、造影剤などの物質等を導出させることができる。
また、シャフト部70を先端側シャフト部用開口部45(シャフト部用開口部)に挿入して管状部60の基端部を外カテーテル20の外周面に接触させる際に、管状部基端開口部62が側孔44に連通するため、メインルーメン41(第2のルーメン)から側孔44を介してメインルーメン41内の器具(例えば、処置用カテーテル90)や、造影剤などの物質等を、管状部ルーメン63(第1のルーメン)内に導入でき、内カテーテル30を用いた処置が可能となる。
また、管状部60は、当該管状部60の軸心Xと直交する面に対して傾斜する傾斜面64が基端部に形成され、シャフト部70は、管状部60の軸心Xから傾斜面64の基端方向へ突出する側Sに偏った位置で管状部60に連結され、シャフト部70を先端側シャフト部用開口部45(シャフト部用開口部)に挿入して管状部60の基端部を外カテーテル20の外周面に接触させる際に、傾斜面64が外カテーテル20の外周面と接触する。このため、シャフト部70を先端側シャフト部用開口部45に挿入して傾斜面64を外カテーテル20の外周面に接触させることで、外カテーテル20および内カテーテル30を先端方向へ向かって離れるように分岐させることができ、外カテーテル20および内カテーテル30を、血管の異なる位置に係合させて、バックアップ力を向上させることができる。
また、第1実施形態における外カテーテル20は、可撓性を有する外カテーテル本体40を有し、外カテーテル本体40は、内部にメインルーメン41と、メインルーメン41とは異なるシャフト部用ルーメン42(サブルーメン)と、を備えている。そして、メインルーメン41は、外カテーテル本体40の先端部で開口する先端開口部43を有し、シャフト部用ルーメン42は、先端で開口する先端側シャフト部用開口部45(サブルーメン先端開口部)を有し、外カテーテル本体40の外表面には、先端開口部43よりも基端側にメインルーメン41と連通する側孔44が形成されており、先端側シャフト部用開口部45は、側孔44の基端側に形成される。上記のように構成した外カテーテル20は、シャフト部用ルーメン42内に長尺な医療器具(例えば、内カテーテル30)を挿入して先端側シャフト部用開口部45から突出させることで、内カテーテル30の先端部及び外カテーテル20の先端部を分岐させることができる。そのため、外カテーテル20を所定の生体管腔へ係合させつつ、内カテーテル30を生体管腔の他の部位へ係合させることができ、生体管腔への係合が外れ難くなって適切なバックアップ力を発生させることが可能となる。さらに、上述の外カテーテル40は、生体管腔へ係合させる際に、外カテーテル40のみならず、シャフト部用ルーメン42に挿入される内カテーテル30をも生体管腔に係合させることができるため、1本のカテーテルで係合させる場合のようにカテーテルの形状を最適化せずとも適切なバックアップ力を発生させることができ、汎用性が高い。また、上述の外カテーテル20は、メインルーメン41内に内カテーテル30を収容可能であるため、メインルーメン41の先端開口部43を介して内カテーテル30の先端部を更に先端側に挿入することができる。そのため、生体管腔の末梢側に目的の部位がある場合でも、外カテーテル20のメインルーメン41を介して内カテーテル30を目的の部位に挿入することができる。また、上述の外カテーテル20は、メインルーメン41と連通する側孔44が形成されるため、メインルーメン41内に挿入された器具や物質等を、側孔44を介して外カテーテル20の外側に導出させることができる。さらに、上述の外カテーテル20は、側孔44の基端側に先端側シャフト部用開口部45が形成されるため、側孔44を介して導出された器具や物質等を、先端側シャフト部用開口部45から突出する内カテーテル30へ渡すことができる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。例えば、第1実施形態に係るカテーテル組立体10は、外カテーテル20および内カテーテル30を係合させる血管は、特に限定されない。したがって、本実施形態に係るカテーテル組立体10は、左冠動脈202に対して外カテーテル20が係合し、右冠動脈201に対して内カテーテル30が係合しているが(図9を参照)、右冠動脈201に対して外カテーテル20が係合し、左冠動脈202に対して内カテーテル30が係合してもよい。また、外カテーテル20を左冠動脈202(または右冠動脈201)に係合した後、内カテーテル30を、冠動脈以外の部位(例えば、大動脈洞)に係合してもよい。また、外カテーテル20を、下行大動脈から左(または右)の腎動脈に係合し、内カテーテル30を右(または左)の腎動脈に係合することもできる。このように、本実施形態に係るカテーテル組立体10は、主となる血管から、左右などの対向する両側へ分岐して延びる対をなす血管へ係合させる場合に、より好適に適用できる。また、カテーテル組立体10を挿入する生体管腔は、血管に限定されず、例えば、脈管、尿管等であってもよい。
また、外カテーテル本体40や管状部60は、外力が作用しない状態において湾曲するように形状付けられていてもよい。
また、図13に示すように、第1実施形態に係るカテーテル組立体10は、外カテーテル20のメインルーメン41内に内カテーテル30を収容した状態で、例えば左冠動脈202などの目的の位置に係合させて、メインルーメン41および管状部ルーメン63を介して処置用カテーテル90などを誘導するために使用することもできる。
また、図14に示す第1変形例のように、内カテーテル100のシャフト部101の断面が、半月形状に形成され、外カテーテル110のシャフト部用ルーメン111の断面が、シャフト部101の形状に対応して半月形状に形成され、シャフト部用ルーメン111にシャフト部101を挿入可能であってもよい。なお、第1実施形態と同一の機能を有する部位には、同一の符号を付し、説明を省略する。このように、シャフト部101およびシャフト部用ルーメン111の断面が非円形であれば、シャフト部101が外カテーテル110のシャフト部用ルーメン111に収容された状態において、シャフト部101を、シャフト部用ルーメン111に対して特定の回転方向位置でのみ、シャフト部101を挿入可能であり、かつシャフト部101がシャフト部用ルーメン111内で回転しない。このため、管状部60から離れたシャフト部101の基端をシャフト部用ルーメン111に挿入する際に、適切な回転方向位置でのみ挿入可能となり、確実に、外カテーテル110から内カテーテル100が分岐する適切な形状(図9を参照)とすることができる。
また、図15に示す第2変形例のように、シャフト部105の基端部106は、例えば平坦に形成し、表裏を認識できるように表裏で異なる色とすることができる。これにより、外カテーテル20と内カテーテル30が適切な回転方向位置で組み合わさるように、シャフト部105の基端をシャフト部用ルーメン42(第3のルーメン)に挿入することができる。
また、カテーテル組立体は、上述した第1実施形態と異なり、外カテーテル120にシャフト部用ルーメン(第3のルーメン)が形成されていなくてもよい。具体的には、図16、図17に示す第2実施形態のように、管状部60の基端部を外カテーテル120の外周面に接触させる際、シャフト部70は、シャフト部用開口部46を介してメインルーメン41(第2のルーメン)に挿入するように構成されていてもよい。なお、第1施形態と同一の機能を有する部位には、同一の符号を付し、説明を省略する。この第2実施形態では、図17に示すように、側孔44を介して、内カテーテル130のシャフト部131をメインルーメン41に収容することができる。すなわち、側孔44が、シャフト部131をメインルーメン41に挿入するためのシャフト部用開口部として機能する。
また、カテーテル組立体は、上述した第1実施形態と異なり、側孔が形成されていなくてもよい。具体的には、図18に示す第3実施形態のように、外カテーテル140は、メインルーメン41(第2のルーメン)から側方へ開口し、かつ、シャフト部用開口部45と異なる側孔を有していない。なお、第1実施形態と同一の機能を有する部位には、同一の符号を付し、説明を省略する。この第3実施形態では、管状部60の基端部を外カテーテル140の外周面に接触させた際、外カテーテル140のメインルーメン41(第2のルーメン)内に挿入された器具や物質等を、側孔を介して外カテーテル140の外側に導出させることができない。しかし、第3実施形態に係るカテーテル組立体は、外カテーテル140を所定の生体管腔へ係合させつつ、内カテーテル30を生体管腔の他の部位へ係合させることができるため、生体管腔への係合が外れ難くなって適切なバックアップ力を発生させることができる。
また、図19に示す第4実施形態のように、カテーテル組立体は、上述した第1実施形態と異なり、外カテーテル150に形成されるシャフト部用ルーメン151が、ハブ160のポート161まで連通するオーバーザワイヤー型であってもよい。なお、第1実施形態と同一の機能を有する部位には、同一の符号を付し、説明を省略する。この第4実施形態では、シャフト部70がシャフト部用ルーメン151に挿入された状態において、シャフト部70が血管内で外カテーテル150により完全に覆われているため、シャフト部70が血管内で動いてしまう可能性を抑制できる。なお、冠動脈に係合した内カテーテル30を、外カテーテル150のシャフト部用ルーメン151に挿入する場合、シャフト部70は、シャフト部70の体内に入っている部位の長さ(例えば、約70〜90cm)に、シャフト部用ルーメン151の長さ(例えば、約80〜100cm)と、シャフト部用ルーメン151の基端のポート161から導出されて内カテーテル30の操作に必要な長さ(例えば、約20cm)を加えた長さが必要となり、先端部にのみシャフト部用ルーメン42が形成されるラピッドエクスチェンジ型(図1の第1実施形態を参照)の場合よりも長くなる。
また、第1実施形態〜第4実施形態に係るカテーテル組立体10は、処置用カテーテル90などの器具を誘導するためのみならず、造影剤、薬剤、生理食塩液、または他の物質を誘導するために用いることもできる。
10 カテーテル組立体、
20、110、120、140、150 外カテーテル、
30、100、130 内カテーテル、
40 外カテーテル本体、
41 メインルーメン(第2のルーメン)、
42、111、151 シャフト部用ルーメン(第3のルーメン、サブルーメン)、
43 先端開口部、
44 側孔、
45 先端側シャフト部用開口部(シャフト部用開口部、サブルーメン先端開口部)、
46 基端側シャフト部用開口部、
60 管状部、
61 管状部先端開口部、
62 管状部基端開口部、
63 管状部ルーメン(第1のルーメン)、
64 傾斜面、
70、101、105、131 シャフト部、
90 処置用カテーテル、
200 上行大動脈、
201 右冠動脈、
201A 右冠動脈口、
202 左冠動脈、
202A 左冠動脈口。

Claims (6)

  1. 貫通する第1のルーメンが形成される管状部および当該管状部から基端方向へ延びるシャフト部を備える内カテーテルと、
    前記管状部およびシャフト部を収容可能な第2のルーメンが形成される外カテーテルと、を備えており、
    前記外カテーテルは、前記シャフト部を基端方向へ向かって挿入可能であるとともに前記管状部の少なくとも一部を基端方向へ向かって挿入不能な大きさで形成されるシャフト部用開口部を有し、
    前記シャフト部用開口部は、前記第2のルーメンの先端側の開口部よりも基端側に形成されるカテーテル組立体。
  2. 前記シャフト部用開口部は、前記外カテーテルに形成される前記第2のルーメンと異なる第3のルーメンに連通する請求項1に記載のカテーテル組立体。
  3. 前記外カテーテルは、前記第2のルーメンから側方へ開口し、かつ、前記シャフト部用開口部と異なる側孔を有する請求項2に記載のカテーテル組立体。
  4. 前記シャフト部を前記シャフト部用開口部に挿入して前記管状部の基端部を前記外カテーテルの外周面に接触させる際に、前記第1のルーメンが前記側孔に連通する請求項3に記載のカテーテル組立体。
  5. 前記管状部の基端部は、当該管状部の軸心と直交する面に対して傾斜する傾斜面が形成され、
    前記シャフト部の先端部は、前記管状部の軸心から前記傾斜面の基端方向へ突出する側に偏った位置で前記管状部に連結され、
    前記シャフト部を前記シャフト部用開口部に挿入して前記管状部の基端部を前記外カテーテルの外周面に接触させる際に、前記傾斜面が前記外カテーテルの外周面と接触する請求項1〜4のいずれか1項に記載のカテーテル組立体。
  6. 可撓性を有する外カテーテル本体を有する外カテーテルであって、
    前記外カテーテル本体は、内部にメインルーメンと、前記メインルーメンとは異なるサブルーメンと、を備えており、
    前記メインルーメンは、前記外カテーテル本体の先端部で開口する先端開口部を有し、
    前記サブルーメンは、先端で開口するサブルーメン先端開口部を有し、
    前記外カテーテル本体の外表面には、前記先端開口部よりも基端側に前記メインルーメンと連通する側孔が形成されており、
    前記サブルーメン先端開口部は、前記側孔の基端側に形成される外カテーテル。
JP2015024923A 2015-02-12 2015-02-12 カテーテル組立体および外カテーテル Active JP6510831B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015024923A JP6510831B2 (ja) 2015-02-12 2015-02-12 カテーテル組立体および外カテーテル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015024923A JP6510831B2 (ja) 2015-02-12 2015-02-12 カテーテル組立体および外カテーテル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016146920A JP2016146920A (ja) 2016-08-18
JP6510831B2 true JP6510831B2 (ja) 2019-05-08

Family

ID=56690850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015024923A Active JP6510831B2 (ja) 2015-02-12 2015-02-12 カテーテル組立体および外カテーテル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6510831B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020162287A1 (ja) * 2019-02-06 2020-08-13 株式会社カネカ 延長カテーテル、及びその製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6860876B2 (en) * 2003-05-09 2005-03-01 Jack P. Chen Versatile interventional coronary guiding catheter
GB0617219D0 (en) * 2006-08-31 2006-10-11 Barts & London Nhs Trust Blood vessel prosthesis and delivery apparatus
JP5403712B2 (ja) * 2012-03-08 2014-01-29 株式会社グツドマン 挿入補助具、カテーテル組立体及びカテーテルセット
CN104812420B (zh) * 2012-08-17 2017-09-22 波士顿科学西美德公司 引导延伸导管

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016146920A (ja) 2016-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4906347B2 (ja) カテーテル組立体
US7993303B2 (en) Stiffening support catheter and methods for using the same
JP6050045B2 (ja) 冠動脈用カテーテル
JP5300734B2 (ja) カテーテル
JP5317566B2 (ja) カテーテル組立体
US9220878B2 (en) Auxiliary dilator and catheter assembly having the same
EP1484078A1 (en) Catheter assembly
US20120095448A1 (en) Catheter assembly
JP4737156B2 (ja) ガイディングカテーテル
JP2006528052A (ja) 多目的介入冠状動脈ガイドカテーテル
JP5206542B2 (ja) ガイドワイヤの絡まり解除装置
JPWO2015146408A1 (ja) カテーテル組立体および内カテーテル
JP2017164423A (ja) カテーテル組立体
EP1340517B1 (en) Catheter
US10569050B1 (en) Guide catheter support instrument
JP6510831B2 (ja) カテーテル組立体および外カテーテル
WO2018092387A1 (ja) カテーテル組立体
JP2005000553A (ja) カテーテル組立体
JP6799901B2 (ja) カテーテル
JP2008295825A (ja) カテーテルおよびカテーテル組立体
JP2013056092A (ja) カテーテル
WO2012035695A1 (ja) カテーテルおよびそれを用いたカテーテルセット
JP2013106798A (ja) バルーンカテーテル
JP2014004067A (ja) カテーテル
JP7352390B2 (ja) カテーテル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6510831

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250