JP6509749B2 - 通信システムおよびサーバ - Google Patents

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Description

本発明は、電子メールの信頼性を判断する技術に関する。
近年、電子メールを利用した、標的型メール攻撃などの攻撃が発生している。このような攻撃は、本文内に攻撃用のURL(Uniform Resource Locator)が記載された電子メールを送信することにより、受信者のアクセスを誘導する。受信が想定される電子メールに偽装した電子メールを送信する攻撃が増加している。例えば、受信が想定される電子メールとは、受信者が所属する団体の送信者から送信される電子メールである。また、このような電子メールに、ウイルス感染を引き起こす添付ファイルが添付されている場合がある。
一方、通常の電子メールの運用において、一般的に、電子メールに対する信頼性の判断の際、送信元の確認が行われる。例えば、電子メールの信頼性判断に関連する技術として、特許文献1に開示された技術がある。特許文献1に開示されたサーバは、送信元から電子メールが受信されたとき、送信元と送信先との関係に基づいて送信元の信頼レベルを判断し、かつ信頼レベルに応じたメッセージを送信元に通知する。
特開2012−59111号公報
しかしながら、電子メールの送信者が偽装されている場合があるため、従来技術では、電子メールから得られる情報のみから送信者の真偽を判断することが難しい。このため、電子メール本文に記載されているURLを真の送信者が自らの意思により記載したか否かを受信者が判断することができない。同様に、電子メールに添付されている添付ファイルを真の送信者が自らの意思により添付したか否かを受信者が判断することができない。
本発明は、電子メール内のURLを記載した送信者または電子メールに添付ファイルを添付した送信者を受信者が判断することができる技術を提供する。
本発明は、サーバと、送信者端末と、受信者端末とを有し、前記サーバは、電子メールの送信者を識別する識別情報と、前記電子メールに記載されるURLまたは前記電子メールに添付される添付ファイルを示すメール情報とを関連付けて記憶するサーバ記憶部と、前記識別情報と前記メール情報とを前記送信者端末から受信し、かつ前記受信者端末から前記メール情報を受信し、かつ前記受信者端末から受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記受信者端末に送信するサーバ通信部と、前記サーバ通信部によって前記送信者端末から受信された前記識別情報と前記メール情報とを前記サーバ記憶部に登録し、かつ前記サーバ通信部によって前記受信者端末から受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記サーバ記憶部から読み出し、かつ読み出された前記識別情報を前記サーバ通信部に出力する処理部と、を有し、前記サーバは、前記電子メールの転送経路上に配置されてなく、前記送信者端末は、前記識別情報と前記メール情報とを前記サーバに送信し、かつ前記URLが記載された前記電子メール、または前記添付ファイルが添付された前記電子メールを前記受信者端末に送信する送信者通信部を有し、前記受信者端末は、前記URLが記載された前記電子メール、または前記添付ファイルが添付された前記電子メールを前記送信者端末から受信し、かつ前記電子メールに記載された前記URLまたは前記電子メールに添付された前記添付ファイルを示す前記メール情報を前記サーバに送信し、かつ前記識別情報を前記サーバから受信する受信者通信部と、前記受信者通信部によって受信された前記識別情報を受信者に提示する提示部と、を有することを特徴とする通信システムである。
また、本発明は、サーバと、メールサーバと、送信者端末と、受信者端末とを有し、前記サーバは、電子メールの送信者を識別する識別情報と、前記電子メールに記載されるURLまたは前記電子メールに添付される添付ファイルを示すメール情報とを関連付けて記憶するサーバ記憶部と、前記識別情報と前記メール情報とを前記送信者端末から受信し、かつ前記メールサーバから前記メール情報を受信し、かつ前記メールサーバから受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記メールサーバに送信するサーバ通信部と、前記サーバ通信部によって前記送信者端末から受信された前記識別情報と前記メール情報とを前記サーバ記憶部に登録し、かつ前記サーバ通信部によって前記メールサーバから受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記サーバ記憶部から読み出し、かつ読み出された前記識別情報を前記サーバ通信部に出力する処理部と、を有し、前記送信者端末は、前記識別情報と前記メール情報とを前記サーバに送信し、かつ前記URLが記載された前記電子メール、または前記添付ファイルが添付された前記電子メールを前記受信者端末に送信する送信者通信部を有し、前記メールサーバは、前記電子メールを前記送信者端末から受信し、かつ前記電子メールに記載された前記URLまたは前記電子メールに添付された前記添付ファイルを示す前記メール情報を前記サーバに送信し、かつ前記識別情報を前記サーバから受信し、かつ前記送信者端末から受信された前記電子メールおよび前記サーバから受信された前記識別情報を前記受信者端末に送信するメールサーバ通信部を有し、前記受信者端末は、前記URLが記載された前記電子メール、または前記添付ファイルが添付された前記電子メールを前記メールサーバから受信し、かつ前記識別情報を前記メールサーバから受信する受信者通信部と、前記受信者通信部によって受信された前記識別情報を受信者に提示する提示部と、を有することを特徴とする通信システムである。
また、本発明の通信システムにおいて、前記メール情報は、前記添付ファイルのハッシュ値であることを特徴とする。
また、本発明の通信システムは、管理サーバをさらに有し、前記サーバ通信部は、前記受信者端末から受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記管理サーバに送信し、かつ前記識別情報に対応する送信者情報を前記管理サーバから受信し、かつ受信された前記送信者情報を前記受信者端末に送信し、前記受信者通信部は、前記送信者情報を前記サーバから受信し、前記提示部は、前記受信者通信部によって受信された前記送信者情報を前記受信者に提示し、前記管理サーバは、前記識別情報と、前記送信者に関する送信者情報とを関連付けて記憶する管理サーバ記憶部と、前記識別情報を前記サーバから受信し、かつ前記識別情報に対応する前記送信者情報を前記サーバに送信する管理サーバ通信部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の通信システムは、管理サーバをさらに有し、前記サーバ通信部は、前記メールサーバから受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記管理サーバに送信し、かつ前記識別情報に対応する送信者情報を前記管理サーバから受信し、かつ受信された前記送信者情報を前記メールサーバに送信し、前記メールサーバ通信部は、前記送信者情報を前記サーバから受信し、かつ前記送信者端末から受信された前記電子メールおよび前記サーバから受信された前記送信者情報を前記受信者端末に送信し、前記受信者通信部は、前記URLが記載された前記電子メール、または前記添付ファイルが添付された前記電子メールを前記メールサーバから受信し、かつ前記送信者情報を前記メールサーバから受信し、前記提示部は、前記受信者通信部によって受信された前記送信者情報を前記受信者に提示し、前記管理サーバは、前記識別情報と、前記送信者に関する送信者情報とを関連付けて記憶する管理サーバ記憶部と、前記識別情報を前記サーバから受信し、かつ前記識別情報に対応する前記送信者情報を前記サーバに送信する管理サーバ通信部と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、電子メールの送信者を識別する識別情報と、前記電子メールに記載されるURLまたは前記電子メールに添付される添付ファイルを示すメール情報とを関連付けて記憶するサーバ記憶部と、前記識別情報と前記メール情報とを送信者端末から受信し、かつ受信者端末から前記メール情報を受信し、かつ前記受信者端末から受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記受信者端末に送信するサーバ通信部と、前記サーバ通信部によって前記送信者端末から受信された前記識別情報と前記メール情報とを前記サーバ記憶部に登録し、かつ前記サーバ通信部によって前記受信者端末から受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記サーバ記憶部から読み出し、かつ読み出された前記識別情報を前記サーバ通信部に出力する処理部と、を有し、前記電子メールの転送経路上に配置されていないサーバである。
また、本発明は、電子メールの送信者を識別する識別情報と、前記電子メールに記載されるURLまたは前記電子メールに添付される添付ファイルを示すメール情報とを関連付けて記憶するサーバ記憶部と、前記識別情報と前記メール情報とを送信者端末から受信し、かつメールサーバから前記メール情報を受信し、かつ前記メールサーバから受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記メールサーバに送信するサーバ通信部と、前記サーバ通信部によって前記送信者端末から受信された前記識別情報と前記メール情報とを前記サーバ記憶部に登録し、かつ前記サーバ通信部によって前記メールサーバから受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記サーバ記憶部から読み出し、かつ読み出された前記識別情報を前記サーバ通信部に出力する処理部と、を有するサーバである。
本発明によれば、電子メールにURLを記載した送信者または電子メールに添付ファイルを添付した送信者を受信者が判断することができる。
本発明の第1の実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態によるサーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態によるサーバ記憶部が記憶する情報を示す参考図である。 本発明の第1の実施形態による送信者端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による受信者端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による通信システムの動作を示す図である。 本発明の第1の実施形態による通信システムの動作を示す図である。 本発明の第1の実施形態の変形例による通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の変形例による管理サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態によるメールサーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態による通信システムの動作を示す図である。 本発明の第2の実施形態の変形例による通信システムの構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による通信システム1の構成を示している。図1に示すように、通信システム1は、サーバ10と、送信者端末20と、受信者端末30とを有する。例えば、送信者端末20と受信者端末30とは、同一の団体または組織に所属する人物によって使用される端末である。例えば、サーバ10は、送信者端末20および受信者端末30が使用される団体または組織によって管理されるサーバである。
サーバ10は、電子メールの送信者を識別する識別情報を管理する。送信者端末20は、電子メールを受信者端末30に送信する。送信者端末20は、送信者メーラーアドオンSMAを有する。送信者メーラーアドオンSMAは、送信者端末20が有する電子メールクライアントソフトに追加された機能であり、サーバ10と通信を行う。受信者端末30は、受信者メーラーアドオンRMAを有する。受信者メーラーアドオンRMAは、受信者端末30が有する電子メールクライアントソフトに追加された機能であり、サーバ10と通信を行う。
図2は、サーバ10の構成を示している。図2に示すように、サーバ10は、サーバ記憶部100と、サーバ通信部101と、処理部102とを有する。
サーバ記憶部100は、不揮発性の記録媒体である。サーバ記憶部100は、電子メールの送信者を識別する識別情報と、電子メールに記載されるURLを示すメール情報とを関連付けて記憶する。
サーバ通信部101は、通信インターフェースである。サーバ通信部101は、識別情報とメール情報とを送信者端末20から受信する。サーバ通信部101は、受信者端末30からメール情報を受信する。サーバ通信部101は、受信者端末30から受信されたメール情報に対応する識別情報を受信者端末30に送信する。
処理部102は、CPU(Central Processing Unit)のような制御装置である。処理部102は、サーバ通信部101によって送信者端末20から受信された識別情報とメール情報とをサーバ記憶部100に登録する。処理部102は、サーバ通信部101によって受信者端末30から受信されたメール情報に対応する識別情報をサーバ記憶部100から読み出す。処理部102は、読み出された識別情報をサーバ通信部101に出力する。
例えば、サーバ10のCPUが、サーバ記憶部100に記憶されたプログラムを読み込み、かつ読み込まれたプログラムを実行することにより、サーバ通信部101および処理部102の機能が実現される。このプログラムは、例えばフラッシュメモリのような「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」により提供されてもよい。また、上述したプログラムは、このプログラムが保存された記憶装置等を有するコンピュータから、伝送媒体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波によりサーバ10に伝送されてもよい。プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように、情報を伝送する機能を有する媒体である。また、上述したプログラムは、前述した機能の一部を実現してもよい。さらに、上述したプログラムは、前述した機能をコンピュータに既に記録されているプログラムとの組合せで実現できる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
図3は、サーバ記憶部100が記憶する情報を示している。サーバ記憶部100は、識別情報である送信者識別子と、メール情報であるURLとの各々を対応させて記憶する。送信者識別子およびURLは、それらが登録された日時と一緒に管理される。送信者識別子は、送信者を一意に識別する。例えば、送信者識別子は、団体または組織に所属する人物に対して固有に割り当てられている。送信者識別子は、団体または組織に所属する人物以外の人物に対して秘匿されている。送信者識別子は、団体または組織に所属する人物がその送信者識別子に基づいて、同じ団体または組織に所属する人物を特定できる情報であることが望ましい。例えば、送信者識別子は、団体または組織によって使用されるIDである。サーバ通信部101が送信者識別子とURLとを送信者端末20から受信したとき、処理部102は、送信者識別子とURLとをサーバ記憶部100に登録する。
図4は、送信者端末20の構成を示している。図4に示すように、送信者端末20は、送信者通信部200と、送信者制御部201とを有する。
送信者通信部200は、通信インターフェースである。送信者通信部200は、識別情報とメール情報とをサーバ10に送信する。送信者通信部200は、URLが記載された電子メールを受信者端末30に送信する。
送信者制御部201は、CPUのような制御装置である。送信者制御部201は、送信者通信部200が行う通信を制御する。送信者制御部201は、送信者メーラーアドオンSMAを含む。送信者制御部201は、送信者メーラーアドオンSMAの機能により、送信者識別子とURLとをサーバ10に送信するように送信者通信部200を制御する。送信者識別子およびサーバ10のアドレス情報は、送信者メーラーアドオンSMAに予め設定されている。
例えば、送信者端末20のCPUがプログラムを実行することにより、送信者通信部200および送信者制御部201の機能が実現される。このプログラムの実現形態は、サーバ10の機能を実現するプログラムの実現形態と同様である。
図5は、受信者端末30の構成を示している。図5に示すように、受信者端末30は、受信者通信部300と、提示部301と、受信者制御部302とを有する。
受信者通信部300は、通信インターフェースである。受信者通信部300は、URLが記載された電子メールを送信者端末20から受信する。受信者通信部300は、電子メールに記載されたURLを示すメール情報をサーバ10に送信する。受信者通信部300は、識別情報をサーバ10から受信する。
提示部301は、受信者通信部300によって受信された識別情報を受信者に提示する。例えば、提示部301は、液晶ディスプレイのような表示装置である。提示部301が表示装置である場合、提示部301は、識別情報を表示することにより識別情報をユーザに提示する。提示部301は、スピーカのような音声出力装置であってもよい。提示部301が音声出力装置である場合、提示部301は、識別情報に対応する音声を出力することにより識別情報をユーザに提示する。
受信者制御部302は、CPUのような制御装置である。受信者制御部302は、受信者通信部300が行う通信を制御する。受信者制御部302は、受信者メーラーアドオンRMAを含む。受信者制御部302は、受信者メーラーアドオンRMAの機能により、電子メールに記載されたURLを示すメール情報をサーバ10に送信し、かつ識別情報をサーバ10から受信するように受信者通信部300を制御する。サーバ10のアドレス情報は、受信者メーラーアドオンRMAに予め設定されている。
例えば、受信者端末30のCPUがプログラムを実行することにより受信者通信部300と提示部301と受信者制御部302の機能が実現される。このプログラムの実現形態は、サーバ10の機能を実現するプログラムの実現形態と同様である。
1つの端末の電子メールクライアントソフトが送信者メーラーアドオンSMAと受信者メーラーアドオンRMAとを含んでもよい。つまり、1つの端末が送信者端末20と受信者端末30との機能を有してもよい。団体または組織に所属する人物が使用する端末のみが送信者メーラーアドオンSMAを有する。
図6を参照して、通信システム1の動作を説明する。
(ステップS100)
送信者端末20において、URLが記載された電子メールが作成される。送信者制御部201は、電子メールが送信される前に、送信者メーラーアドオンSMAの機能により、送信者識別子と、電子メールに記載されたURLとをサーバ10に送信するように送信者通信部200を制御する。これによって、送信者通信部200は、送信者識別子とURLとをサーバ10に送信する。サーバ10において、サーバ通信部101は、送信者識別子とURLとを送信者端末20から受信する。処理部102は、受信された送信者識別子とURLとをサーバ記憶部100に登録する。
図6に示す例では、送信者端末20から受信された送信者識別子は「S123456」である。送信者端末20から受信されたURLは「http://example.com/」である。図3は、これらの情報がサーバ記憶部100に登録された後にサーバ記憶部100が記憶する情報を示している。
(ステップS110)
送信者端末20において、送信者通信部200は、URLが記載された電子メールを受信者端末30に送信する。受信者端末30において、受信者通信部300は、URLが記載された電子メールを送信者端末20から受信する。
(ステップS120)
受信者端末30において、受信者制御部302は、受信者メーラーアドオンRMAの機能により、電子メールに記載されたURLを電子メールから抽出する。受信者制御部302は、受信者メーラーアドオンRMAの機能により、電子メールに記載されたURLをサーバ10に送信するように受信者通信部300を制御する。これによって、受信者通信部300は、電子メールに記載されたURLをサーバ10に送信する。サーバ10において、サーバ通信部101は、URLを受信者端末30から受信する。処理部102は、サーバ通信部101によって受信者端末30から受信されたURLと同一のURLを、サーバ記憶部100に登録されているURLから検索する。図3および図6に示す例では、送信者端末20からの電子メールに記載されたURL「http://example.com/」は、サーバ記憶部100に登録されている。つまり、処理部102は、受信者端末30から受信されたURLと同一のURLを発見する。処理部102は、発見したURLと関連付けられている送信者識別子をサーバ記憶部100から読み出す。図3および図6に示す例では、処理部102は、送信者識別子「S123456」をサーバ記憶部100から読み出す。処理部102は、読み出された送信者識別子をサーバ通信部101に出力する。
(ステップS130)
サーバ10において、サーバ通信部101は、処理部102によって読み出された送信者識別子を受信者端末30に送信する。受信者端末30において、受信者制御部302は、受信者メーラーアドオンRMAの機能により、送信者識別子をサーバ10から受信するように受信者通信部300を制御する。これによって、受信者通信部300は、送信者識別子をサーバ10から受信する。受信者通信部300は、受信された送信者識別子を受信者制御部302に出力する。
(ステップS140)
受信者端末30において、受信者制御部302は、送信者識別子を提示部301に出力する。提示部301は、受信者通信部300によって受信された識別情報を受信者に提示する。例えば、提示部301は、ポップアップなどの機能により、送信者識別子「S123456」を文字で表示する。ユーザは、提示部301によって提示された送信者識別子を確認することにより、電子メールの本文内のURLを記載した送信者が真の送信者であると判断することができる。
図7を参照して、通信システム1の他の動作を説明する。図7において、送信者端末21は、送信元が偽装された電子メールを受信者端末30に送信する。例えば、送信者端末21は、受信者端末30を使用する人物が所属する団体または組織に所属していない人物によって使用される端末である。送信者端末21は、送信者メーラーアドオンSMAを有していない。このため、送信者端末21においてURLが記載された電子メールが作成された後、送信者端末21は、送信者識別子と、電子メールに記載されたURLとをサーバ10に送信しない。
(ステップS200)
送信者端末21は、URLが記載された電子メールを受信者端末30に送信する。図7に示す例では、送信者識別子が「S123456」である人物が作成した電子メールに偽装された電子メールが受信者端末30に送信される。この電子メールに記載されたURLは「http://malicious.com/」である。受信者端末30において、受信者通信部300は、URLが記載された電子メールを送信者端末21から受信する。
(ステップS210)
ステップS120と同様に、受信者端末30において、受信者通信部300は、電子メールに記載されたURLをサーバ10に送信する。サーバ10において、サーバ通信部101は、受信者端末30からURLを受信する。処理部102は、サーバ通信部101によって受信者端末30から受信されたURLと同一のURLを、サーバ記憶部100に登録されているURLから検索する。図3および図7に示す例では、送信者端末21からの電子メールに記載されたURL「http://malicious.com/」は、サーバ記憶部100に登録されていない。つまり、処理部102は、受信者端末30から受信されたURLと同一のURLを発見できない。処理部102は、URLに対応する送信者識別子がサーバ記憶部100に登録されていないことを示す通知情報をサーバ通信部101に出力する。
(ステップS220)
サーバ10において、サーバ通信部101は、処理部102から出力された通知情報を受信者端末30に送信する。受信者端末30において、受信者制御部302は、受信者メーラーアドオンRMAの機能により、通知情報をサーバ10から受信するように受信者通信部300を制御する。これによって、受信者通信部300は、通知情報をサーバ10から受信する。受信者通信部300は、受信された通知情報を受信者制御部302に出力する。
(ステップS230)
受信者端末30において、受信者制御部302は、通知情報を提示部301に出力する。提示部301は、受信者通信部300によって受信された通知情報を受信者に提示する。例えば、提示部301は、ポップアップなどの機能により、通知情報の内容を文字で表示する。ユーザは、提示部301によって提示された通知情報を確認することにより、電子メールの本文内のURLを記載した送信者が偽の送信者であると判断することができる。
電子メールに記載されるURLを、電子メールに添付される添付ファイルで置換した実施形態も可能である。つまり、サーバ記憶部100は、電子メールの送信者を識別する識別情報と、電子メールに添付される添付ファイルを示すメール情報とを関連付けて記憶してもよい。送信者通信部200は、識別情報と、添付ファイルを示すメール情報とをサーバ10に送信してもよい。送信者通信部200は、添付ファイルが添付された電子メールを受信者端末30に送信してもよい。受信者通信部300は、添付ファイルが添付された電子メールを送信者端末20から受信してもよい。受信者通信部300は、電子メールに添付された添付ファイルを示すメール情報をサーバ10に送信してもよい。メール情報は、添付ファイルに固有な情報であればよい。メール情報は、添付ファイルのハッシュ値であってもよい。添付ファイルはハッシュ値によって一意に識別される。ハッシュ値の偽装が困難であるため、送信者の真偽の判断結果の信頼性が高い。
第1の実施形態において、受信者通信部300が電子メールを受信したとき、提示部301は、電子メールの送信者を識別する識別情報を受信者に提示する。これによって、電子メール内のURLを記載した送信者または電子メールに添付ファイルを添付した送信者を受信者が判断することができる。
(第1の実施形態の変形例)
図8は、第1の実施形態の変形例による通信システム2の構成を示している。図8に示すように、通信システム2は、サーバ10と、送信者端末20と、受信者端末30と、管理サーバ40とを有する。管理サーバ40が追加されている点を除いて、図8に示す構成は、図1に示す構成と同様である。
例えば、管理サーバ40は、送信者端末20および受信者端末30が使用される団体または組織によって管理されるサーバである。管理サーバ40は、送信者に関する送信者情報を管理する。送信者情報は、団体または組織に所属する人物がその送信者識別子に基づいて、同じ団体または組織に所属する人物を直接的にイメージしやすい情報であることが望ましい。例えば、送信者情報は、送信者の名前である。送信者情報は、送信者の名前とともに送信者の所属を含んでもよい。団体または組織の管理者によって、その団体または組織の構成員の送信者情報が予め管理サーバ40に登録されている。
図9は、管理サーバ40の構成を示している。図9に示すように、管理サーバ40は、管理サーバ記憶部400と、管理サーバ通信部401と、管理サーバ制御部402とを有する。
管理サーバ記憶部400は、不揮発性の記録媒体である。管理サーバ記憶部400は、識別情報と、送信者に関する送信者情報とを関連付けて記憶する。管理サーバ通信部401は、通信インターフェースである。管理サーバ通信部401は、識別情報をサーバ10から受信し、かつ識別情報に対応する送信者情報をサーバ10に送信する。
管理サーバ制御部402は、CPUのような制御装置である。管理サーバ制御部402は、管理サーバ通信部401が行う通信を制御する。管理サーバ制御部402は、管理サーバ通信部401によってサーバ10から受信された識別情報と同一の識別情報と関連付けられた送信者情報を管理サーバ記憶部400から読み出す。管理サーバ制御部402は、読み出された送信者情報を管理サーバ通信部401に出力する。
例えば、管理サーバ40のCPUがプログラムを実行することにより、管理サーバ通信部401および管理サーバ制御部402の機能が実現される。このプログラムの実現形態は、サーバ10の機能を実現するプログラムの実現形態と同様である。
サーバ10と受信者端末30との動作に関して、以下の点が第1の実施形態の動作と異なる。サーバ通信部101は、受信者端末30から受信されたメール情報に対応する識別情報を管理サーバ40に送信する。サーバ通信部101は、識別情報に対応する送信者情報を管理サーバ40から受信する。サーバ通信部101は、受信された送信者情報を受信者端末30に送信する。受信者通信部300は、送信者情報をサーバ10から受信する。提示部301は、受信者通信部300によって受信された送信者情報を受信者に提示する。
第1の実施形態の変形例において、受信者通信部300が電子メールを受信したとき、提示部301は、電子メールの送信者に関する送信者情報を受信者に提示する。これによって、電子メール内のURLを記載した送信者または電子メールに添付ファイルを添付した送信者を受信者が判断することができる。
(第2の実施形態)
図10は、本発明の第2の実施形態による通信システム3の構成を示している。図10に示すように、通信システム3は、サーバ10と、送信者端末20と、受信者端末30と、メールサーバ50とを有する。図10に示す構成について、図1に示す構成と異なる点を説明する。
例えば、メールサーバ50は、送信者端末20および受信者端末30が使用される団体または組織によって管理されるサーバである。メールサーバ50は、受信者端末30によって受信される電子メールの転送経路上に配置されている。メールサーバ50は、団体または組織のネットワークにおける電子メールの配信を管理する。メールサーバ50は、送信者端末20から受信者端末30に送信された電子メールを受信し、かつ受信された電子メールを受信者端末30に転送する。
図11は、メールサーバ50の構成を示している。図11に示すように、メールサーバ50は、メールサーバ通信部500と、メールサーバ制御部501とを有する。
メールサーバ通信部500は、通信インターフェースである。メールサーバ通信部500は、電子メールを送信者端末20から受信する。メールサーバ通信部500は、電子メールに記載されたURLを示すメール情報をサーバ10に送信する。メールサーバ通信部500は、識別情報をサーバ10から受信する。メールサーバ通信部500は、送信者端末20から受信された電子メールおよびサーバ10から受信された識別情報を受信者端末30に送信する。メールサーバ制御部501は、CPUのような制御装置である。メールサーバ制御部501は、メールサーバ通信部500が行う通信を制御する。
例えば、メールサーバ50のCPUがプログラムを実行することにより、メールサーバ通信部500およびメールサーバ制御部501の機能が実現される。このプログラムの実現形態は、サーバ10の機能を実現するプログラムの実現形態と同様である。
サーバ10と受信者端末30との動作に関して、以下の点が第1の実施形態の動作と異なる。サーバ通信部101は、メールサーバ50からメール情報を受信する。サーバ通信部101は、メールサーバ50から受信されたメール情報に対応する識別情報をメールサーバ50に送信する。受信者通信部300は、URLが記載された電子メール、または添付ファイルが添付された電子メールをメールサーバ50から受信し、かつ識別情報をメールサーバ50から受信する。
上記以外の点について、図10に示す構成は、図1に示す構成と同様である。
図12を参照して、通信システム3の動作を説明する。
(ステップS300)
第1の実施形態の動作におけるステップS100と同様に、送信者通信部200は、送信者識別子とURLとをサーバ10に送信する。サーバ10において、サーバ通信部101は、送信者識別子とURLとを送信者端末20から受信する。処理部102は、受信された送信者識別子とURLとをサーバ記憶部100に登録する。
図12に示す例では、送信者端末20から受信された送信者識別子は「S123456」である。送信者端末20から受信されたURLは「http://example.com/」である。図3は、これらの情報がサーバ記憶部100に登録された後にサーバ記憶部100が記憶する情報を示している。
(ステップS310)
第1の実施形態の動作におけるステップS110と同様に、送信者通信部200は、URLが記載された電子メールを受信者端末30に送信する。この電子メールは、受信者端末30に転送される経路の途中でメールサーバ50を経由する。メールサーバ50において、メールサーバ通信部500は、電子メールを送信者端末20から受信する。
(ステップS320)
メールサーバ50において、メールサーバ制御部501は、電子メールに記載されたURLを電子メールから抽出し、かつ抽出されたURLをメールサーバ通信部500に出力する。メールサーバ通信部500は、電子メールに記載されたURLをサーバ10に送信する。サーバ10において、サーバ通信部101は、メールサーバ50からURLを受信する。処理部102は、サーバ通信部101によってメールサーバ50から受信されたURLと同一のURLを、サーバ記憶部100に登録されているURLから検索する。図12および図3に示す例では、送信者端末20からの電子メールに記載されたURL「http://example.com/」は、サーバ記憶部100に登録されている。つまり、処理部102は、受信者端末30から受信されたURLと同一のURLを発見する。処理部102は、発見したURLと関連付けられている送信者識別子をサーバ記憶部100から読み出す。図12および図3に示す例では、処理部102は、送信者識別子「S123456」をサーバ記憶部100から読み出す。処理部102は、読み出された送信者識別子をサーバ通信部101に出力する。
(ステップS330)
サーバ10において、サーバ通信部101は、処理部102によって読み出された送信者識別子をメールサーバ50に送信する。メールサーバ50において、メールサーバ通信部500は、送信者識別子をサーバ10から受信する。
(ステップS340)
メールサーバ50において、メールサーバ通信部500は、送信者端末20から受信された電子メールおよびサーバ10から受信された送信者識別子を受信者端末30に送信する。例えば、送信者識別子が付加された電子メールが受信者端末30に送信される。電子メールと送信者識別子とが別々に受信者端末30に送信されてもよい。受信者端末30において、受信者制御部302は、受信者メーラーアドオンRMAの機能により、電子メールと送信者識別子とをメールサーバ50から受信するように受信者通信部300を制御する。これによって、受信者通信部300は、電子メールと送信者識別子とをメールサーバ50から受信する。受信者通信部300は、受信された送信者識別子を受信者制御部302に出力する。
(ステップS350)
第1の実施形態の動作におけるステップS140と同様に、受信者端末30において、受信者制御部302は、送信者識別子を提示部301に出力する。提示部301は、受信者通信部300によって受信された識別情報を受信者に提示する。ユーザは、提示部301によって提示された送信者識別子を確認することにより、電子メールの本文内のURLを記載した送信者が真の送信者であると判断することができる。
図7に示す送信者端末21が電子メールを送信する場合の通信システム3の動作を説明する。以下では、図12に示す動作と異なる動作について説明する。
送信者端末21からの電子メールに記載されたURL「http://malicious.com/」は、サーバ記憶部100に登録されていない。このため、サーバ10において、処理部102は、URLに対応する送信者識別子がサーバ記憶部100に登録されていないことを示す通知情報をサーバ通信部101に出力する。
サーバ10において、サーバ通信部101は、処理部102から出力された通知情報をメールサーバ50に送信する。メールサーバ50において、メールサーバ通信部500は、通知情報をサーバ10から受信する。
メールサーバ50において、メールサーバ通信部500は、送信者端末21から受信された電子メールおよびサーバ10から受信された通知情報を受信者端末30に送信する。受信者端末30において、受信者制御部302は、受信者メーラーアドオンRMAの機能により、電子メールと通知情報とをメールサーバ50から受信するように受信者通信部300を制御する。これによって、受信者通信部300は、電子メールと通知情報とをメールサーバ50から受信する。受信者通信部300は、受信された通知情報を受信者制御部302に出力する。
第1の実施形態の動作におけるステップS230と同様に、受信者端末30において、受信者制御部302は、通知情報を提示部301に出力する。提示部301は、受信者通信部300によって受信された通知情報を受信者に提示する。ユーザは、提示部301によって提示された通知情報を確認することにより、電子メールの本文内のURLを記載した送信者が偽の送信者であると判断することができる。
電子メールに記載されるURLを、電子メールに添付される添付ファイルで置換した実施形態も可能である。つまり、サーバ記憶部100は、電子メールの送信者を識別する識別情報と、電子メールに添付される添付ファイルを示すメール情報とを関連付けて記憶してもよい。送信者通信部200は、識別情報と、添付ファイルを示すメール情報とをサーバ10に送信してもよい。送信者通信部200は、添付ファイルが添付された電子メールを受信者端末30に送信してもよい。メールサーバ通信部500は、電子メールに添付された添付ファイルを示すメール情報をサーバ10に送信してもよい。メールサーバ通信部500は、添付ファイルが添付された電子メールおよびサーバ10から受信された識別情報を受信者端末30に送信してもよい。受信者通信部300は、添付ファイルが添付された電子メールと識別情報とをメールサーバ50から受信してもよい。メール情報は、添付ファイルに固有な情報であればよい。メール情報は、添付ファイルのハッシュ値であってもよい。添付ファイルはハッシュ値によって一意に識別される。ハッシュ値の偽装が困難であるため、送信者の真偽の判断結果の信頼性が高い。
第2の実施形態において、受信者通信部300が電子メールを受信したとき、提示部301は、電子メールの送信者を識別する識別情報を受信者に提示する。これによって、電子メール内のURLを記載した送信者または電子メールに添付ファイルを添付した送信者を受信者が判断することができる。
(第2の実施形態の変形例)
図13は、第2の実施形態の変形例による通信システム4の構成を示している。図13に示すように、通信システム4は、サーバ10と、送信者端末20と、受信者端末30と、管理サーバ40と、メールサーバ50とを有する。管理サーバ40が追加されている点を除いて、図13に示す構成は、図1に示す構成と同様である。
管理サーバ40の構成は、図9に示す構成と同様である。管理サーバ記憶部400は、識別情報と、送信者に関する送信者情報とを関連付けて記憶する。管理サーバ通信部401は、識別情報をサーバ10から受信し、かつ識別情報に対応する送信者情報をサーバ10に送信する。
サーバ10と受信者端末30とメールサーバ50との動作に関して、以下の点が第2の実施形態の動作と異なる。サーバ通信部101は、メールサーバ50から受信されたメール情報に対応する識別情報を管理サーバ40に送信する。サーバ通信部101は、識別情報に対応する送信者情報を管理サーバ40から受信する。サーバ通信部101は、受信された送信者情報をメールサーバ50に送信する。メールサーバ通信部500は、送信者情報をサーバ10から受信する。メールサーバ通信部500は、送信者端末20から受信された電子メールおよびサーバ10から受信された送信者情報を受信者端末30に送信する。受信者通信部300は、URLが記載された電子メール、または添付ファイルが添付された電子メールをメールサーバ50から受信し、かつ送信者情報をメールサーバ50から受信する。提示部301は、受信者通信部300によって受信された送信者情報を受信者に提示する。
第2の実施形態の変形例において、受信者通信部300が電子メールを受信したとき、提示部301は、電子メールの送信者に関する送信者情報を受信者に提示する。これによって、電子メール内のURLを記載した送信者または電子メールに添付ファイルを添付した送信者を受信者が判断することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1,2,3,4 通信システム、10 サーバ、20,21 送信者端末、30 受信者端末、40 管理サーバ、50 メールサーバ、100 サーバ記憶部、101 サーバ通信部、102 処理部、200 送信者通信部、 201 送信者制御部、300 受信者通信部、301 提示部、302 受信者制御部、400 管理サーバ記憶部、401 管理サーバ通信部、402 管理サーバ制御部、500 メールサーバ通信部、501 メールサーバ制御部

Claims (7)

  1. サーバと、送信者端末と、受信者端末とを有し、
    前記サーバは、
    電子メールの送信者を識別する識別情報と、前記電子メールに記載されるURLまたは前記電子メールに添付される添付ファイルを示すメール情報とを関連付けて記憶するサーバ記憶部と、
    前記識別情報と前記メール情報とを前記送信者端末から受信し、かつ前記受信者端末から前記メール情報を受信し、かつ前記受信者端末から受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記受信者端末に送信するサーバ通信部と、
    前記サーバ通信部によって前記送信者端末から受信された前記識別情報と前記メール情報とを前記サーバ記憶部に登録し、かつ前記サーバ通信部によって前記受信者端末から受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記サーバ記憶部から読み出し、かつ読み出された前記識別情報を前記サーバ通信部に出力する処理部と、
    を有し、
    前記サーバは、前記電子メールの転送経路上に配置されてなく、
    前記送信者端末は、
    前記識別情報と前記メール情報とを前記サーバに送信し、かつ前記URLが記載された前記電子メール、または前記添付ファイルが添付された前記電子メールを前記受信者端末に送信する送信者通信部
    を有し、
    前記受信者端末は、
    前記URLが記載された前記電子メール、または前記添付ファイルが添付された前記電子メールを前記送信者端末から受信し、かつ前記電子メールに記載された前記URLまたは前記電子メールに添付された前記添付ファイルを示す前記メール情報を前記サーバに送信し、かつ前記識別情報を前記サーバから受信する受信者通信部と、
    前記受信者通信部によって受信された前記識別情報を受信者に提示する提示部と、
    を有する
    ことを特徴とする通信システム。
  2. サーバと、メールサーバと、送信者端末と、受信者端末とを有し、
    前記サーバは、
    電子メールの送信者を識別する識別情報と、前記電子メールに記載されるURLまたは前記電子メールに添付される添付ファイルを示すメール情報とを関連付けて記憶するサーバ記憶部と、
    前記識別情報と前記メール情報とを前記送信者端末から受信し、かつ前記メールサーバから前記メール情報を受信し、かつ前記メールサーバから受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記メールサーバに送信するサーバ通信部と、
    前記サーバ通信部によって前記送信者端末から受信された前記識別情報と前記メール情報とを前記サーバ記憶部に登録し、かつ前記サーバ通信部によって前記メールサーバから受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記サーバ記憶部から読み出し、かつ読み出された前記識別情報を前記サーバ通信部に出力する処理部と、
    を有し、
    前記送信者端末は、
    前記識別情報と前記メール情報とを前記サーバに送信し、かつ前記URLが記載された前記電子メール、または前記添付ファイルが添付された前記電子メールを前記受信者端末に送信する送信者通信部
    を有し、
    前記メールサーバは、
    前記電子メールを前記送信者端末から受信し、かつ前記電子メールに記載された前記URLまたは前記電子メールに添付された前記添付ファイルを示す前記メール情報を前記サーバに送信し、かつ前記識別情報を前記サーバから受信し、かつ前記送信者端末から受信された前記電子メールおよび前記サーバから受信された前記識別情報を前記受信者端末に送信するメールサーバ通信部
    を有し、
    前記受信者端末は、
    前記URLが記載された前記電子メール、または前記添付ファイルが添付された前記電子メールを前記メールサーバから受信し、かつ前記識別情報を前記メールサーバから受信する受信者通信部と、
    前記受信者通信部によって受信された前記識別情報を受信者に提示する提示部と、
    を有する
    ことを特徴とする通信システム。
  3. 前記メール情報は、前記添付ファイルのハッシュ値であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信システム。
  4. 管理サーバをさらに有し、
    前記サーバ通信部は、前記受信者端末から受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記管理サーバに送信し、かつ前記識別情報に対応する送信者情報を前記管理サーバから受信し、かつ受信された前記送信者情報を前記受信者端末に送信し、
    前記受信者通信部は、前記送信者情報を前記サーバから受信し、
    前記提示部は、前記受信者通信部によって受信された前記送信者情報を前記受信者に提示し、
    前記管理サーバは、
    前記識別情報と、前記送信者に関する送信者情報とを関連付けて記憶する管理サーバ記憶部と、
    前記識別情報を前記サーバから受信し、かつ前記識別情報に対応する前記送信者情報を前記サーバに送信する管理サーバ通信部と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  5. 管理サーバをさらに有し、
    前記サーバ通信部は、前記メールサーバから受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記管理サーバに送信し、かつ前記識別情報に対応する送信者情報を前記管理サーバから受信し、かつ受信された前記送信者情報を前記メールサーバに送信し、
    前記メールサーバ通信部は、前記送信者情報を前記サーバから受信し、かつ前記送信者端末から受信された前記電子メールおよび前記サーバから受信された前記送信者情報を前記受信者端末に送信し、
    前記受信者通信部は、前記URLが記載された前記電子メール、または前記添付ファイルが添付された前記電子メールを前記メールサーバから受信し、かつ前記送信者情報を前記メールサーバから受信し、
    前記提示部は、前記受信者通信部によって受信された前記送信者情報を前記受信者に提示し、
    前記管理サーバは、
    前記識別情報と、前記送信者に関する送信者情報とを関連付けて記憶する管理サーバ記憶部と、
    前記識別情報を前記サーバから受信し、かつ前記識別情報に対応する前記送信者情報を前記サーバに送信する管理サーバ通信部と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  6. 電子メールの送信者を識別する識別情報と、前記電子メールに記載されるURLまたは前記電子メールに添付される添付ファイルを示すメール情報とを関連付けて記憶するサーバ記憶部と、
    前記識別情報と前記メール情報とを送信者端末から受信し、かつ受信者端末から前記メール情報を受信し、かつ前記受信者端末から受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記受信者端末に送信するサーバ通信部と、
    前記サーバ通信部によって前記送信者端末から受信された前記識別情報と前記メール情報とを前記サーバ記憶部に登録し、かつ前記サーバ通信部によって前記受信者端末から受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記サーバ記憶部から読み出し、かつ読み出された前記識別情報を前記サーバ通信部に出力する処理部と、
    を有し、前記電子メールの転送経路上に配置されていないサーバ。
  7. 電子メールの送信者を識別する識別情報と、前記電子メールに記載されるURLまたは前記電子メールに添付される添付ファイルを示すメール情報とを関連付けて記憶するサーバ記憶部と、
    前記識別情報と前記メール情報とを送信者端末から受信し、かつメールサーバから前記メール情報を受信し、かつ前記メールサーバから受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記メールサーバに送信するサーバ通信部と、
    前記サーバ通信部によって前記送信者端末から受信された前記識別情報と前記メール情報とを前記サーバ記憶部に登録し、かつ前記サーバ通信部によって前記メールサーバから受信された前記メール情報に対応する前記識別情報を前記サーバ記憶部から読み出し、かつ読み出された前記識別情報を前記サーバ通信部に出力する処理部と、
    を有するサーバ。
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