JP6507662B2 - 無線通信ネットワークシステム、送信無線端末、受信無線端末、通信方法、および無線センサーネットワークシステム - Google Patents

無線通信ネットワークシステム、送信無線端末、受信無線端末、通信方法、および無線センサーネットワークシステム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信ネットワークシステム、送信無線端末、受信無線端末、通信方法、および無線センサーネットワークシステムに関する。
従来、メッシュ状に構成されたマルチホップの無線通信ネットワークシステムにおいて、任意の無線端末間でデータ転送を行うために、各無線端末は無線端末間における無線接続情報を作成する。
そして各無線端末は、この情報の交換を行うことで互いの位置関係を認識し、この情報を無線通信ネットワークの全ての無線端末に周知する。
各無線端末は無線通信ネットワークのメッシュ構造と全ての無線端末の接続位置を認識することで、データを転送することが出来る。すべての無線端末は、バケツリレー式にパケット通信が可能であるので、直接接続していない無線端末とも通信可能となる。
マルチホップの無線通信ネットワークとして、センサーネットワークが知られている。センサーネットワークは、無線通信機能を持つ複数のセンサー端末とデータ収集装置を有する。
各センサー端末は、データを中継することで宛先となるデータ収集装置までデータを伝達する。センサー端末は一定長以上のパケットを送信する際にはパケット内に分割数情報を持たせた上で、分割したパケットを送信する。
センサー端末による複数回の中継の後、分割されたパケットを受信したデータ収集装置は、パケット同士を結合し中身を確認する。データ収集装置は、分割されたすべてのパケットが一定時間内に受信出来なかった場合にはすべてのパケットを破棄し、再送要求を行う。
複数回の中継が行われると、分割されたパケットがデータ収集装置に到着する確率が低くなり、再送要求が発生するケースが増える。
特許文献1には、基地局と移動体端末とを有する無線通信システムにおいて、正常なデータパケットを受信できなくなる状況を防止することができる技術が記載されている。
国際公開第2011/111234号
中継を複数回行うマルチホップ無線通信においては、一回の中継に対する通信成功率が有線で接続されている場合に比べて低い。そのため、中継数が多くなるほど送信元から送信先にパケットが到着する確率が低くなる。
また、複数に分割されたパケットにおいてはすべてのパケットを受信出来なければ成功とはならないため、分割されていないパケットと比較しても通信成功率が低くなる。
本発明の課題は、マルチホップの無線通信ネットワークシステムにおいて通信成功率を向上させることである。
本発明の一態様によれば、無線通信ネットワークシステムは、無線通信を行う複数の無線端末を含み、前記複数の無線端末のそれぞれは、直接または他の1以上の無線端末を介して、他の無線端末と通信可能である。
前記複数の無線端末の第1の無線端末は、パケット分割部と、経路選択部と、送信部とを備える。
前記パケット分割部は、送信対象のデータを所定のサイズごとに分割して、複数のパケットを生成する。
前記経路選択部は、前記第1の無線端末が前記データの宛先である第2の無線端末と直接通信可能か判定し、直接通信可能でない場合、前記第1の無線端末から前記第2の無線端末までの複数の経路の中から、所定の数の複数の経路を選択する。ここで、前記経路選択部は、前記所定の数を、前記第1の無線端末から前記第2の無線端末までの最小の通信回数に応じて変更する。
前記送信部は、前記選択された複数の経路のそれぞれに前記複数のパケットを送信する
前記第2の無線端末は、受信部と、データ再構成部と、を備える。
前記受信部は、前記選択された複数の経路のそれぞれを経由して到着する前記複数のパケットを受信する。
前記データ再構成部は、受信した前記複数のパケットを組み合わせて前記送信対象のデータを再構成する。
本発明によれば、マルチホップの無線通信ネットワークシステムにおいて通信成功率を向上させることができる。
実施の形態に係る無線通信ネットワークシステムの構成図である。 実施の形態に係るセンサー端末の構成図である。 実施の形態に係るシステム構成情報の例である。 分割パケットの形式を示す図である。 分割パケットの例である。 記憶部に格納された分割パケットの例である。
以下、図面を参照しながら実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態に係る無線通信ネットワークシステムの構成図である。
無線通信ネットワークシステム101は、センサー端末201−i(i=1〜7)を備える。以下、センサー端末201−1〜201−7をそれぞれセンサー端末A〜Gと表記する場合がある。
また、センサー端末201−1〜201−7は、センサー端末を識別する識別情報(ID)として、それぞれA〜Gを有するとする。無線通信ネットワークシステム101は、例えば、無線センサーネットワークシステムである。センサー端末201−iは、一般的な無線端末であっても良い。
図1中のセンサー端末201同士を結ぶ線は、センサー端末201同士が無線により直接通信可能であることを示す。
センサー端末201−1は、センサー端末201−2、201−3と無線により直接通信可能である。
センサー端末201−2は、センサー端末201−1、201−4と無線により直接通信可能である。
センサー端末201−3は、センサー端末201−1、201−5、201−6と無線により直接通信可能である。
センサー端末201−4は、センサー端末201−2、201−5、201−7と無線により直接通信可能である。
センサー端末201−5は、センサー端末201−3、201−4、201−6、201−7と無線により直接通信可能である。
センサー端末201−6は、センサー端末201−3、201−5、201−7と無線により直接通信可能である。
センサー端末201−7は、センサー端末201−4、201−5、201−6と無線により直接通信可能である。また、センサー端末201−7は、各センサー端末201−iからデータを収集するデータ収集装置としても動作する。
センサー端末201−iは、センサーを有し、該センサーにより取得したデータをデータ収集装置に送信する。センサー端末201−iは、バケツリレー式にパケットを中継することが可能である。すなわち、送信元と宛先の間にあるセンサー端末201−iがパケットを中継することで、センサー端末201−iは互いに通信可能となる。
図2は、実施の形態に係るセンサー端末の構成図である。
センサー端末201−1は、分割パケット生成部211、経路選択・送信部221、受信部231、および分割パケット再構成部241を備える。
分割パケット生成部211は、パケット分割部212およびエラー訂正符号生成部213を備える。
パケット分割部212は、センサー端末201−1の処理部(不図示)からデータ送信要求を受信し、送信対象のデータを所定のサイズごとに分割し、ヘッダを付加して、複数の分割パケットを生成する。パケット分割部212は、分割パケットのヘッダにパケット識別番号や分割情報を書き込む。
エラー訂正符号生成部213は、分割パケットにエラー訂正符号(Error Correcting Code:ECC)を付加する。
経路選択・送信部221は、経路選択部222、記憶部223、および無線通信部224を備える。
経路選択部222は、システム構成情報225に基づいて、自端末(送信端末)が宛先端末と直接通信可能か判定する。経路選択部222は、自端末が宛先端末と直接通信可能でない場合、システム構成情報225に基づいて、自端末から宛先端末までの経路を算出し、算出した経路の中から所定の数の経路を選択する。
経路選択部222は、算出した経路のうち、宛先端末に到着するまでの通信回数が最小の通信回数となる経路の中から所定の数の経路を選択する。経路選択部222が選択する経路の数は、予め定められた定数でも良いし、自端末から宛先端末までの最小の通信回数(中継端末の数)に応じて変更するようにしても良い。
例えば、経路選択部222は、自端末から宛先端末までの最小の通信回数が2の場合、3つの経路を選択し、自端末から宛先端末までの最小の通信回数が3の場合、4つの経路を選択する。
このように、経路選択部222は、自端末から宛先端末までの最小の通信回数が多くなるに従い、選択する経路の数を増やしてもよい。
尚、経路選択部222は、自端末が宛先端末と直接通信可能である場合、自端末と宛先端末とを直接接続する1つの経路を選択する。
また、経路選択部222は、選択した各経路に送信する分割パケットを生成し、分割パケットのヘッダに経路数情報、送信元ID、中継端末ID、および宛先IDを書き込む。
記憶部223は、センサー端末201−1で使用されるデータを格納する記憶装置である。記憶部223は、システム構成情報225を格納する。記憶部223は、例えば、Random Access Memory(RAM)、不揮発性メモリ、または磁気ディスク装置等で構成される。
無線通信部224は、分割パケットをヘッダ内の宛先IDまたは中継端末IDに従って直接通信可能な他のセンサー端末201−iに送信する。
受信部231は、無線通信部232を備える。
無線通信部232は、他のセンサー端末201から分割パケットを受信する。無線通信部232は、ヘッダを参照し、自端末が宛先端末である場合には、分割パケットをエラー訂正部242に転送する。無線通信部232は、自端末が送信元と宛先の間にある中継端末である場合には、分割パケットを無線通信部224に渡す。
分割パケット再構成部241は、エラー訂正部242、記憶部243、およびパケット再構成部244を備える。
エラー訂正部242は、分割パケットにエラーがあるかチェックし、エラーがある場合には、エラー訂正符号を用いて、エラー訂正を行う。
記憶部243は、センサー端末201−1で使用されるデータを格納する記憶装置である。記憶部243は、受信した分割パケットを格納する。記憶部243は、例えば、Random Access Memory(RAM)、不揮発性メモリ、または磁気ディスク装置等で構成される。尚、記憶部243は、記憶部223と同一の装置内に構築されていても良い。
パケット再構成部244は、記憶部243に格納された分割パケットから元のデータを再構成する。
尚、センサー端末201−2〜201−7の構成は、センサー端末201−1の構成と同様であるため説明は省略する。
図3は、実施の形態に係るシステム構成情報の例である。
記憶部223は、システム構成情報225を格納している。
システム構成情報225は、各センサー端末201−iがパケットを送信したときに宛先端末に到着するまでに行われる通信回数と、その通信回数を最小通信回数として到着する宛先端末との関係を示す。
すなわち、システム構成情報225は、各センサー端末201−iがどのセンサー端末201−iと直接通信可能か、および各センサー端末201−iがパケットを送信したときに宛先のセンサー端末201−iまでのホップ数(論理中継数)を示す。
システム構成情報225の通信回数に対応する各欄には、センサー端末201−iを示す情報として、センサー端末201−iの識別情報が記載される。
システム構成情報225の1〜7行目には、それぞれセンサー端末A〜Gからパケットを送信した場合の必要な最小の通信回数に対応するセンサー端末201−iの識別情報が記載されている。
例えば、システム構成情報225の1行目には、通信回数0、1、2、および3に対応する欄にそれぞれ「A」、「B,C」、「D,E,F」、および「G」が記載されている。
1行目の通信回数0に対応する欄には、送信端末の識別情報が記載されている。よって、1行目の各通信回数に対応する欄には、センサー端末Aがパケットを送信するときに、各通信回数で到着可能なセンサー端末201−iの識別情報がそれぞれ記載されている。
通信回数1に対応する欄に記載のように、センサー端末Aとセンサー端末B,Cとは最短で1回の通信回数で通信できる。すなわち、センサー端末Aとセンサー端末B,Cとは直接接続しており、直接通信可能である。
また、通信回数2に対応する欄に記載のように、センサー端末Aとセンサー端末D,E,Fとは最短で2回の通信回数で通信できる。通信回数3に対応する欄に記載のように、センサー端末Aとセンサー端末Gとは最短で3回の通信回数で通信できる。
上記のように、システム構成情報225には、各センサー端末201−iがどのセンサー端末201−iと直接通信可能かを示しているので、経路選択部222は、システム構成情報225に基づいて、宛先端末までの経路を算出できる。
図4は、分割パケットの形式を示す図である。
分割パケット301は、ヘッダとデータとを含む。
ヘッダは、パケット識別番号、経路数情報、分割情報、送信元ID、中継端末ID、および宛先IDを含む。
パケット識別番号は、分割パケット301を識別する情報である。例えば、あるデータを4つに分割して4つの分割パケットが生成された場合、当該4つの分割パケットは、同じパケット識別番号を有する。
経路数情報は、経路選択部222で選択された経路数と分割パケット301が送信される経路が何番目の経路であるかを示す。例えば、経路選択部222で3つの経路が選択され、分割パケット301がその内の1番目の経路で送信される場合、経路数情報は、「1/3」となる。
分割情報は、送信対象のデータを分割したときの分割数とその内の何番目のデータであるかを示す。例えば、送信対象のデータが4つに分割され、分割パケット301の分割データが4つに分割された内の1番目のデータの場合、分割情報は、「1/4」となる。
送信元IDは、送信元のセンサー端末201−iの識別情報である。例えば、送信端末がセンサー端末201−1の場合、送信元IDは「A」となる。
中継端末IDは、送信端末と宛先端末との間にある分割パケットを中継するセンサー端末201−iの識別情報である。すなわち、中継端末IDは、分割パケットが送信される経路を示す。例えば、送信端末がセンサー端末201−1であり、分割パケットがセンサー端末201−2,201−4を経由して、宛先端末であるセンサー端末201−7に送信されるとする。その場合、中継端末IDは、分割パケットを中継するセンサー端末の識別情報である「B、D」となる。
宛先IDは、宛先のセンサー端末201−iの識別情報である。宛先端末がセンサー端末201−7の場合、宛先IDは「G」となる。
データは、分割データおよびECCを含む。
分割データは、送信対象のデータを分割したデータである。
ECCは、分割データに対するエラー訂正符号である。
ここで、センサー端末201−7が各センサー端末201−iからのデータを収集するデータ収集装置の役割を有し、センサー端末201−1がセンサー端末201−7にデータを送信する場合を説明する。センサー端末201−1が送信端末、センサー端末201−7が宛先端末に相当する。
先ず、送信端末であるセンサー端末201−1の処理について述べる。
パケット分割部212は、センサー端末201−1の処理部(不図示)からデータ送信要求を受信し、送信対象のデータを所定のサイズごとに分割し、ヘッダを付加して、複数の分割パケットを生成する。尚、データ送信要求には、送信対象のデータおよび宛先端末の識別情報が含まれており、宛先端末の識別情報は経路選択部222に通知される。また、送信対象のデータは、センサー端末201−1が有するセンサー(不図示)により取得されたデータである。
パケット分割部212は、分割パケットのヘッダにパケット識別番号および分割情報を付加する。ここでは、送信対象のデータは4つに分割され、4つの分割パケットが生成されたとする。
エラー訂正符号部213は、各分割データに対するエラー訂正符号を生成し、分割パケットに付加する。
経路選択部222は、システム構成情報225を参照し、宛先端末までの経路(すなわち、分割パケットを中継するセンサー端末201−i)を算出し、算出した経路のうち、所定数の経路を抽出する。実施の形態においては、3つの経路を抽出するとする。経路選択部222は、以下の3つの経路を抽出する。
経路1:センサー端末A→センサー端末B→センサー端末D→センサー端末G
経路2:センサー端末A→センサー端末C→センサー端末E→センサー端末G
経路3:センサー端末A→センサー端末C→センサー端末F→センサー端末G
図5は、分割パケットの例である。
経路選択部222は、分割パケット生成部211で生成された4つの分割パケットを経路1で送信するためのパケット401−j(j=1〜4)とし、パケット401−jをコピーすることで経路2と経路3でそれぞれ送信するため分割パケット402−j、403−jを生成する。尚、図5の各分割パケット401−j、402−j、403−j内の数字は、経路の番号と分割パケットうちの何番目のパケットであるかを示す。
経路選択部222は、経路1で送信される分割パケット401−jの送信元ID、中継端末ID、および宛先IDをそれぞれ「A」、「B,D」、「G」と設定する。経路選択部222は、経路2で送信される分割パケット402−jの送信元ID、中継端末ID、および宛先IDをそれぞれ「A」、「C,E」、「G」と設定する。経路選択部222は、経路3で送信される分割パケット403−jの送信元ID、中継端末ID、および宛先IDをそれぞれ「A」、「C,F」、「G」と設定する。経路選択部222は、分割パケット401−j、402−j、403−jの経路数情報にそれぞれ「1/3」、「2/3」、「3/3」を設定する。
無線通信部224は、分割パケット401−j、402−j、403−jのヘッダの中継端末IDを参照し、中継端末IDに従って、分割パケット401−j、402−j、403−jを送信する。
詳細には、無線通信部224は、分割パケット401−jをセンサー端末201−2、分割パケット402−j、403−jをセンサー端末201−3に送信する。
無線通信部224は、経路ごとに分割パケットをまとめて送信しても良いし、経路ごとに分割パケットを1つずつ順に送信しても良い。
すなわち、無線通信部224は、分割パケット401−j、402−j、403−jの順に送信してもよいし、分割パケット401−1、402−1、403−1、401−2、402−2、403−2、401−3、402−3、403−3、401−4、402−4、403−4の順に送信しても良い。
分割パケット401−jは、センサー端末201−2、201−4を経由して、センサー端末201−7に到着する。
分割パケット402−jは、センサー端末201−3、201−5を経由して、センサー端末201−7に到着する。
分割パケット403−jは、センサー端末201−3、201−6を経由して、センサー端末201−7に到着する。
次に宛先端末であるセンサー端末201−7の処理について述べる。
無線通信部232は、分割パケット401−j、402−j、403−jを順次受信する。無線通信部232は、受信した分割パケット401−j、402−j、403−jのヘッダの宛先IDを参照し、分割パケット401−j、402−j、403−jがセンサー端末201−7宛のパケットであることを確認すると、分割パケット401−j、402−j、403−jをエラー訂正部242に送る。
エラー訂正部242は、分割パケット401−j、402−j、403−jにエラーがあるかチェックし、エラーがある場合はECCを用いてエラー訂正を行う。エラー訂正部242は、分割パケット401−j、402−j、403−jを記憶部243に格納する。エラー訂正部242は、受信した分割パケット401−j、402−j、403−jが正常であるか、エラー訂正不可能であったかをパケット再構成部244に通知する。
上述のように、送信端末であるセンサー端末201−1において、送信対象のデータは4個のパケットに分割され、3つの経路のそれぞれで4個の分割パケットが送信される。すなわち、センサー端末201−7は、合計で12個の分割パケットを受信する。
図6は、記憶部に格納された分割パケットの例である。
ここで、無線通信部232は、分割パケット401−j、402−j、403−jのうち、分割パケット401−j、402−j、403−1〜403−3を受信済みとする。すなわち、無線通信部232は、分割パケット403−4を未受信であるとする。また、分割パケット401−2、402−3は、エラー訂正部242で訂正不可能なエラーがあったとする。
図6の各分割パケット401−j、402−j、403−j内の「OK」は正常に受信できたパケット、「エラー」は正常に受信できなかったパケット、「未」は未受信のパケットを示す。
パケット再構成部244は、記憶部243に格納された現在受信済みの分割パケット401−j、402−j、403−1〜403−3を用いて、送信対象のデータを再構成する。
図6に記載の受信済みの分割パケットを用いてデータを再構成する場合、例えば、パケット再構成部244は、先ず、分割パケット401−jを用いて、データを再構成できるか(すなわち、分割パケット401−jは全て正常に受信できているか)チェックする。
パケット再構成部244は、経路1で受信した分割パケット401−jの内、分割パケット401−2を正常に受信できなかったので、分割パケット401−2の代わりに分割パケット402−2を用いる。よって、パケット再構成部244は、分割パケット401−1、402−2、401−3、401−4の分割データを組み合わせて、元のデータを再構成する。
このように、パケット再構成部244は、正常に受信できた分割パケットを組み合わせることで、元のデータを再構成する。尚、元のデータを再構成できれば、分割パケットの組み合わせ方は任意である。例えば、分割パケット401−1の代わりに分割パケット402−1または分割パケット403−1を用いても良い。
パケット再構成部244がデータの再構成を行うタイミングは、例えば、最初に分割パケットを受信してから一定時間経過したとき、全ての経路からの分割パケットを全て受信したとき、またはパケット再構成部244が受信した分割パケットを監視し、受信済みの分割パケットの組み合わせで元のデータを再構成できると判断したとき等である。
パケット再構成部244は、元のデータを再構成できなかった場合、センサー端末201−1に再送要求を送信する。
実施の形態の無線通信ネットワークシステムによれば、送信端末が同じ内容のパケットを異なる経路でそれぞれ送信することで、宛先端末へ到着する可能性が高くなり、通信成功率が向上する。
実施の形態の無線通信ネットワークシステムによれば、宛先端末は、あるルートを経由した受信した分割パケットが壊れていたとしても、他のルートを経由して受信した正常な分割パケットを用いることで、データを再構成することができ、通信成功率が向上する。
101 無線通信ネットワークシステム
201 センサー端末
211 分割パケット生成部
212 パケット分割部
213 エラー訂正符号生成部
221 経路選択・送信部
222 経路選択部
223 記憶部
224 無線通信部
225 システム構成情報
231 受信部
232 無線通信部
241 分割パケット再構成部
242 エラー訂正部
243 記憶部
244 パケット再構成部

Claims (6)

  1. 無線通信を行う複数の無線端末を含み、前記複数の無線端末のそれぞれは、直接または他の1以上の無線端末を介して、他の無線端末と通信可能な無線通信ネットワークシステムであって、
    前記複数の無線端末の第1の無線端末は、
    送信対象のデータを所定のサイズごとに分割して、複数のパケットを生成するパケット分割部と、
    前記第1の無線端末が前記データの宛先である第2の無線端末と直接通信可能か判定し、直接通信可能でない場合、前記第1の無線端末から前記第2の無線端末までの複数の経路の中から、所定の数の複数の経路を選択する経路選択部と、
    前記選択された複数の経路のそれぞれに前記複数のパケットを送信する送信部と、
    を備え、
    前記第2の無線端末は、
    前記選択された複数の経路のそれぞれを経由して到着する前記複数のパケットを受信する受信部と、
    受信した前記複数のパケットを組み合わせて前記送信対象のデータを再構成するデータ再構成部と、
    を備え
    前記経路選択部は、前記所定の数を、前記第1の無線端末から前記第2の無線端末までの最小の通信回数に応じて変更する、ことを特徴とする無線通信ネットワークシステム。
  2. 前記経路選択部は、前記所定の数を、前記最小の通信回数が多くなるに従って増やすことを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 無線通信を行う複数の無線端末を含み、前記複数の無線端末のそれぞれは、直接または他の1以上の無線端末を介して、他の無線端末と通信可能な無線通信ネットワークシステムにおける前記複数の無線端末のうちの送信を行う送信無線端末であって、
    送信対象のデータを所定のサイズごとに分割して、複数のパケットを生成するパケット分割部と、
    前記信無線端末が前記データの宛先である宛先無線端末と直接通信可能か判定し、直接通信可能でない場合、前記送信無線端末から前記宛先無線端末までの複数の経路の中から、所定の数の複数の経路を選択する経路選択部と、
    前記選択された複数の経路のそれぞれに前記複数のパケットを送信する送信部と、
    を備え
    前記経路選択部は、前記所定の数を、前記送信無線端末から前記宛先無線端末までの最小の通信回数に応じて変更する、ことを特徴とする送信無線端末。
  4. 無線通信を行う複数の無線端末を含み、前記複数の無線端末のそれぞれは、直接または他の1以上の無線端末を介して、他の無線端末と通信可能な無線通信ネットワークシステムにおける前記複数の無線端末のうちの受信を行う受信無線端末であって、
    前記複数の無線端末のうちの送信を行う送信無線端末によって選択された所定の数の複数の経路のそれぞれを経由して到着する、前記送信無線端末によって送信対象のデータを所定のサイズごとに分割することにより生成された複数のパケットを受信する受信部と、
    受信した前記複数のパケットを組み合わせて前記送信対象のデータを再構成するデータ再構成部と、
    を備え
    前記所定の数は、前記送信無線端末から前記受信無線端末までの最小の通信回数に応じて変更される、ことを特徴とする受信無線端末。
  5. 無線通信を行う複数の無線端末を含み、前記複数の無線端末のそれぞれは、直接または他の1以上の無線端末を介して、他の無線端末と通信可能な無線通信ネットワークシステムの通信方法であって、
    前記複数の無線端末の第1の無線端末は、
    送信対象のデータを所定のサイズごとに分割して、複数のパケットを生成し、
    前記第1の無線端末が前記データの宛先である第2の無線端末と直接通信可能か判定し、直接通信可能でない場合、前記第1の無線端末から前記第2の無線端末までの複数の経路の中から、前記第1の無線端末から前記第2の無線端末までの最小の通信回数に応じて変更される所定の数の複数の経路を選択し、
    前記選択された複数の経路のそれぞれに前記複数のパケットを送信し、
    前記第2の無線端末は、
    前記選択された複数の経路のそれぞれを経由して到着する前記複数のパケットを受信し、
    受信した前記複数のパケットを組み合わせて前記送信対象のデータを再構成する、
    ことを特徴とする通信方法。
  6. 無線通信を行う複数のセンサー端末を含み、前記複数のセンサー端末のそれぞれは、直接または他の1以上のセンサー端末を介して、他のセンサー端末と通信可能な無線センサーネットワークシステムであって、
    前記複数のセンサー端末の第1のセンサー端末は、
    センサーにより取得されたデータを所定のサイズごとに分割して、複数のパケットを生成するパケット分割部と、
    前記第1のセンサー端末が前記データの宛先である第2のセンサー端末と直接通信可能か判定し、直接通信可能でない場合、前記第1のセンサー端末から前記第2のセンサー端末までの複数の経路の中から、所定の数の複数の経路を選択する経路選択部と、
    前記選択された複数の経路のそれぞれに前記複数のパケットを送信する送信部と、
    を備え、
    前記第2のセンサー端末は、
    前記選択された複数の経路のそれぞれを経由して到着する前記複数のパケットを受信する受信部と、
    受信した前記複数のパケットを組み合わせて前記データを再構成するデータ再構成部と、
    を備え
    前記経路選択部は、前記所定の数を、前記第1のセンサー端末から前記第2のセンサー端末までの最小の通信回数に応じて変更する、ことを特徴とする無線センサーネットワークシステム。
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