JP4775902B2 - 無線マルチホップネットワークの中継通信方法、宛先無線局、中継通信システム及びプログラム - Google Patents
無線マルチホップネットワークの中継通信方法、宛先無線局、中継通信システム及びプログラム Download PDFInfo
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Description
第1の無線局が、第2の無線局へデータパケットを送信する第1のステップと、
第3の無線局が、第1の無線局と第2の無線局との間の通信を傾聴して、データパケットを検出する第2のステップと、
第3の無線局が、データパケットを受信したものとして、確認応答を第2の無線局へ送信する第3のステップと、
第2の無線局が、確認応答を第1の無線局へ送信する第4のステップと
を有することを特徴とする。
第1のステップについて、第2の無線局は、第1の無線局からデータパケットを受信した後、所定時間内に、第3の無線局から確認応答を受信した場合、データパケットを第3の無線局へ送信しないことも好ましい。
データパケットは、誤り訂正可能な形式であり、
第3の無線局は、第1の無線局から誤って受信したデータパケットと、第2の無線局から誤って受信したデータパケットとを合成して、データパケットを復元することも好ましい。
IEEE802.11又は16の通信方式に基づく無線マルチホップネットワークに適用可能であって、
IEEE802.16の通信方式に基づく場合、
第1のダウンロード期間に、第1の無線局が第2の無線局へデータパケットを送信し、第3の無線局が、第1の無線局及び第2の無線局の間の通信を傾聴して、データパケットを検出し、
第1のアップロード期間に、データパケットを検出した第3の無線局が、確認応答を第2の無線局へ送信し、
第2のダウンロード期間の経過後、第2のアップロード期間に、第2の無線局が、確認応答を第1の無線局へ送信する
を有することも好ましい。
送信元無線局と中継無線局との間の通信を傾聴して、当該宛先無線局を宛先とするデータパケットを検出する傾聴手段と、
検出されたデータパケットを受信したものとして処理するデータパケット受信手段と、
データパケットの確認応答を、中継無線局へ送信する確認応答送信手段と
を有することを特徴とする。
データパケットは、誤り訂正可能な形式であり、
送信元無線局から誤って受信したデータパケットと、中継無線局から誤って受信したデータパケットとを合成して、データパケットを復元するデータパケット合成復元手段を更に有することも好ましい。
中継無線局は、
送信元無線局から、宛先無線局宛のデータパケットを受信するデータパケット受信手段と、
データパケットを宛先無線局へ送信するデータパケット送信手段と、
データパケットを受信した後、所定時間を計時する中継タイマ手段と、
宛先無線局から確認応答を受信する確認応答受信手段と、
中継タイマ手段の所定時間内に、宛先無線局から確認応答を受信した場合、データパケットを宛先無線局へ送信せず、一方、中継タイマ手段の所定時間がタイムアウトした場合、データパケットを宛先無線局へ送信するように制御するデータパケット中継制御手段と、
中継タイマ手段の所定時間内に、確認応答受信手段によって確認応答を受信した場合、送信元無線局へ確認応答を送信する確認応答送信手段と
を有することを特徴とする。
IEEE802.11又は16の通信方式に基づく無線マルチホップネットワークに適用可能であって、
IEEE802.16の通信方式に基づく場合、
送信元無線局が中継無線局へデータパケットを送信する第1のダウンロード期間に、宛先無線局の傾聴手段が実行され、
第1のアップロード期間に、宛先無線局の確認応答送信手段が実行され、
第2のダウンロード期間の経過後、第2のアップロード期間に、中継無線局の確認応答送信手段が実行される
ことも好ましい。
送信元無線局と中継無線局との間の通信を傾聴して、当該宛先無線局を宛先とするデータパケットを検出する傾聴手段と、
検出されたデータパケットを受信したものとして処理するデータパケット受信手段と、
データパケットの確認応答を、中継無線局へ送信する確認応答送信手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
送信元無線局から、宛先無線局宛のデータパケットを受信するデータパケット受信手段と、
データパケットを宛先無線局へ送信するデータパケット送信手段と、
データパケットを受信した後、所定時間を計時する中継タイマ手段と、
宛先無線局から確認応答を受信する確認応答受信手段と、
中継タイマ手段の所定時間内に、宛先無線局から確認応答を受信した場合、データパケットを宛先無線局へ送信せず、一方、中継タイマ手段の所定時間がタイムアウトした場合、データパケットを宛先無線局へ送信するように制御するデータパケット中継制御手段と、
中継タイマ手段の所定時間内に、確認応答受信手段によって確認応答を受信した場合、送信元無線局へ確認応答を送信する確認応答送信手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
(S401)受信したデータパケットのシーケンス番号mを記録する。mは、無線局Bが無線局Aから有効に受信したデータパケットのシーケンス番号を表す。従って、無線局Aから送信されたけれども、無線局Bによって受信されていないデータパケットであって、シーケンス番号m+αのものがあるかもしれない。
(S402)待機タイマをスタートさせる。待機タイマは、無線局Aから送信されたデータパケットを無線局Cが検出したことを期待して、無線局CからACKを待つ時間を計時する。待機タイマは、再送タイマよりも短いか又は等しい時間値とする。
(S403)ホップ間再送制御の場合、ここで、無線局AへACKを送信して、終了する。
(S411)ACKのシーケンス番号が、記録されたシーケンス番号m+n以内か否かを判定する。nは、所定パラメータであって、無線局Aから送信されたけれども、無線局Bによって受信されていないデータパケットの最大許容数を表す。例えば、無線局Aから受信した最後のデータパケットのシーケンス番号m=100とする。ここで、n=10とすると、無線局Cから受信したACKのシーケンス番号m+n=110まで許容する。
(S412)ACKのシーケンス番号が、m+n以内でない場合、ACKパケットを破棄して、終了する。前述の例によれば、無線局Bが、シーケンス番号111のACKを受信した場合、そのACKパケットは破棄される。
(S413)ACKのシーケンス番号が、m+n以内であれば、そのシーケンス番号は受信済みか否かを判定する。受信済みであれば、ACKパケットを破棄して(S412)、終了する。
(S414)ACKのシーケンス番号が、受信済みでなければ、そのシーケンス番号を「受信済み」と記録する。
(S415)待機タイマを停止する。
(S416)エンド間再送制御の場合、ここで、無線局AへACKを送信して、終了する。
(S421)無線局Cへ、先に受信したデータパケットを送信する。
(S422)再送タイマをスタートさせて、終了する。
101 傾聴部
102 データパケット受信部
103 確認応答送信部
104 データパケット合成復元部
2 中継無線局、無線局B
201 データパケット受信部
202 データパケット一時蓄積部
203 データパケット中継制御部
204 中継タイマ部
205 データパケット送信部
206 確認応答受信部
207 確認応答送信部
3 送信元無線局、無線局A
Claims (10)
- 無線マルチホップネットワークで接続されており、第1の無線局が、1つ以上の第2の無線局を中継して第3の無線局と通信している場合の中継通信方法において、
第1の無線局が、第2の無線局へデータパケットを送信する第1のステップと、
第3の無線局が、第1の無線局と第2の無線局との間の通信を傾聴して、前記データパケットを検出する第2のステップと、
第3の無線局が、前記データパケットを受信したものとして、確認応答を第2の無線局へ送信する第3のステップと、
第2の無線局が、前記確認応答を第1の無線局へ送信する第4のステップと
を有することを特徴とする中継通信方法。 - 第1のステップについて、第2の無線局は、第1の無線局から前記データパケットを受信した後、所定時間内に、第3の無線局から前記確認応答を受信した場合、前記データパケットを第3の無線局へ送信しないことを特徴とする請求項1に記載の中継通信方法。
- 前記データパケットは、誤り訂正可能な形式であり、
第3の無線局は、第1の無線局から誤って受信したデータパケットと、第2の無線局から誤って受信したデータパケットとを合成して、前記データパケットを復元することを特徴とする請求項1又は2に記載の中継通信方法。 - IEEE802.11又は16の通信方式に基づく無線マルチホップネットワークに適用可能であって、
IEEE802.16の通信方式に基づく場合、
第1のダウンロード期間に、第1の無線局が第2の無線局へデータパケットを送信し、第3の無線局が、第1の無線局及び第2の無線局の間の通信を傾聴して、前記データパケットを検出し、
第1のアップロード期間に、前記データパケットを検出した第3の無線局が、確認応答を第2の無線局へ送信し、
第2のダウンロード期間の経過後、第2のアップロード期間に、第2の無線局が、前記確認応答を第1の無線局へ送信する
を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の中継通信方法。 - 無線マルチホップネットワークで接続されており、送信元無線局と、1つ以上の中継無線局を中継して通信する宛先無線局において、
送信元無線局と中継無線局との間の通信を傾聴して、当該宛先無線局を宛先とするデータパケットを検出する傾聴手段と、
検出された前記データパケットを受信したものとして処理するデータパケット受信手段と、
前記データパケットの確認応答を、前記中継無線局へ送信する確認応答送信手段と
を有することを特徴とする宛先無線局。 - 前記データパケットは、誤り訂正可能な形式であり、
送信元無線局から誤って受信したデータパケットと、中継無線局から誤って受信したデータパケットとを合成して、前記データパケットを復元するデータパケット合成復元手段を更に有することを特徴とする請求項5に記載の宛先無線局。 - 前記送信元無線局と、前記中継無線局と、請求項5又は6に記載された前記宛先無線局とを有する中継通信システムであって、
前記中継無線局は、
前記送信元無線局から、前記宛先無線局宛の前記データパケットを受信するデータパケット受信手段と、
前記データパケットを前記宛先無線局へ送信するデータパケット送信手段と、
前記データパケットを受信した後、所定時間を計時する中継タイマ手段と、
前記宛先無線局から前記確認応答を受信する確認応答受信手段と、
前記中継タイマ手段の所定時間内に、前記宛先無線局から前記確認応答を受信した場合、前記データパケットを前記宛先無線局へ送信せず、一方、前記中継タイマ手段の所定時間がタイムアウトした場合、前記データパケットを前記宛先無線局へ送信するように制御するデータパケット中継制御手段と、
前記中継タイマ手段の所定時間内に、前記確認応答受信手段によって前記確認応答を受信した場合、前記送信元無線局へ前記確認応答を送信する確認応答送信手段と
を有することを特徴とする中継通信システム。 - IEEE802.11又は16の通信方式に基づく無線マルチホップネットワークに適用可能であって、
IEEE802.16の通信方式に基づく場合、
前記送信元無線局が前記中継無線局へデータパケットを送信する第1のダウンロード期間に、前記宛先無線局の前記傾聴手段が実行され、
第1のアップロード期間に、前記宛先無線局の前記確認応答送信手段が実行され、
第2のダウンロード期間の経過後、第2のアップロード期間に、前記中継無線局の前記確認応答送信手段が実行される
ことを特徴とする請求項7に記載の中継通信システム。 - 無線マルチホップネットワークで接続されており、送信元無線局と、1つ以上の中継無線局を中継して通信する宛先無線局に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
送信元無線局と中継無線局との間の通信を傾聴して、当該宛先無線局を宛先とするデータパケットを検出する傾聴手段と、
検出された前記データパケットを受信したものとして処理するデータパケット受信手段と、
前記データパケットの確認応答を、前記中継無線局へ送信する確認応答送信手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする宛先無線局用のプログラム。 - 請求項9に記載されたプログラムを実行させる前記宛先無線局と通信する前記中継無線局に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記送信元無線局から、前記宛先無線局宛の前記データパケットを受信するデータパケット受信手段と、
前記データパケットを前記宛先無線局へ送信するデータパケット送信手段と、
前記データパケットを受信した後、所定時間を計時する中継タイマ手段と、
前記宛先無線局から前記確認応答を受信する確認応答受信手段と、
前記中継タイマ手段の所定時間内に、前記宛先無線局から前記確認応答を受信した場合、前記データパケットを前記宛先無線局へ送信せず、一方、前記中継タイマ手段の所定時間がタイムアウトした場合、前記データパケットを前記宛先無線局へ送信するように制御するデータパケット中継制御手段と、
前記中継タイマ手段の所定時間内に、前記確認応答受信手段によって前記確認応答を受信した場合、前記送信元無線局へ前記確認応答を送信する確認応答送信手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする中継無線局用のプログラム。
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JP2006128876A JP4775902B2 (ja) | 2006-05-08 | 2006-05-08 | 無線マルチホップネットワークの中継通信方法、宛先無線局、中継通信システム及びプログラム |
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