JP6506679B2 - 作業機械 - Google Patents
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以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は第1の実施の形態に係る作業機械の一例である油圧ショベルを示す模式図である。なお、説明の便宜上、図1に示したように前後および上下方向を規定する。
作業者がエンジンキースイッチ35をOFF位置からSTART位置に切り換えると、スタータモータ1aによるクランキングが行われ、エンジン1が始動する。エンジン1が始動すると、作業者がエンジンキースイッチ35をON位置に切り換える。エンジン1が運転状態にあるときには、エンジンコントローラ28およびSCRコントローラ26のそれぞれに、主発電機30で発生した電力が供給される。エンジン1が運転状態になると、尿素水ポンプ23が正回転駆動され、尿素水配管29や尿素水噴射装置27に尿素水が送給される。
(1)油圧ショベルは、尿素水ポンプ23を制御するSCRコントローラ26と、エンジン1により駆動される主発電機30と、SCRコントローラ26に電気的に接続され、主発電機30からの電力により充電される蓄電装置31と、蓄電装置31からSCRコントローラ26への電力の供給を遮断する遮断スイッチ33と、エンジン1により駆動されるパイロットポンプ36と、パイロットポンプ36から吐出される圧油を蓄えるアキュムレータ39と、アキュムレータ39の圧力を保持する逆止弁38と、アキュムレータ39から供給される圧油により駆動される油圧モータ44と、油圧モータ44により駆動され、SCRコントローラ26および尿素水ポンプ23の駆動電力を発生する補助発電機45と、を備えている。
図4を参照して第2の実施の形態に係る作業機械を説明する。なお、図中、第1の実施の形態と同一もしくは相当部分には同一の参照番号を付し、相違点を主に説明する。図4は、第2の実施の形態に係る油圧ショベルの構成を示す図である。図4に示すように、第2の実施の形態に係る油圧ショベルは、第1の実施の形態に係る油圧ショベルの構成(図2参照)に加え、電磁切換弁47を備えている。電磁切換弁47は、第1油路51における流量制御弁43の上流側に設けられている。
(5)電磁切換弁47により、エンジン1が運転状態にあるときには、アキュムレータ39と油圧モータ44とを接続する第1油路51を遮断し、エンジン1が停止状態にあるときには、アキュムレータ39と油圧モータ44とを接続する第1油路51を連通するようにした。つまり、エンジン1が運転状態にあるときには、油圧モータ44に圧油は供給されず、油圧モータ44は駆動されない。このため、エンジン1が運転状態にあるときに、圧油を不要に消費することがない。また、第2の実施の形態によれば、パイロットポンプ36から吐出される圧油およびアキュムレータ39から供給されるを圧油を有効に使うことができるので、第1の実施の形態に比べて、アキュムレータ39の容量を小さくすることができる。
(変形例1)
上述した実施の形態では、SCRコントローラ26が、エンジンキースイッチ35の操作位置を直接検出し、その検出結果に基づいて、尿素水ポンプ23の逆回転制御(すなわち尿素水の回収動作)を行う例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、以下で説明するように、SCRコントローラ26は、エンジンコントローラ28から出力される制御信号に基づいて、尿素水ポンプ23および尿素水噴射装置27の制御を行うようにしてもよい。
排気ガス浄化装置100は、NOx浄化装置19の他に、排気ガスに含まれる一酸化窒素(NO)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等を酸化して除去する酸化触媒(DOC:Diesel Oxidation Catalyst)を備えてもよい。排気ガス浄化装置100は、パーティキュレート(粒子状物質)を捕集するフィルタを備えてもよい。
上述した実施の形態では、主発電機30、蓄電装置31および補助発電機45は、それぞれSCRコントローラ26に接続され、SCRコントローラ26を介して尿素水ポンプ23に電力が供給される例について説明したが、本発明はこれに限定されない。主発電機30、蓄電装置31および補助発電機45のそれぞれに尿素水ポンプ23を直接接続し、電力を供給する構成としてもよい。
上述した実施の形態では、アキュムレータ39の下流側の油路を分岐してパイロット弁41aと油圧モータ44に接続しており、パイロットポンプ36およびアキュムレータ39からの圧油がパイロット弁41aおよび油圧モータ44のそれぞれに供給可能な構成とされている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。パイロット弁41aに圧油を供給する第1パイロットポンプおよび第1アキュムレータを設けるとともに、油圧モータ44に圧油を供給する第2パイロットポンプおよび第2アキュムレータを設けるようにしてもよい。
上述した実施の形態では、還元剤を供給する装置として、尿素水ポンプ23について例示したが、本発明はこれに限定されない。尿素水ポンプ23と切換弁により、還元剤供給装置を構成し、尿素水ポンプ23は正回転のままで切換弁の切り換えにより、尿素水の流れを逆方向にして尿素水を尿素水タンク22に回収する回収動作を実行できるようにしてもよい。
蓄電装置31を構成する蓄電素子として、リチウムイオン電池を一例に説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、ニッケル水素電池などの他の二次電池や、リチウムイオンキャパシタや電解二重層コンデンサなど、種々の蓄電素子を採用してもよい。
還元剤として、尿素水を採用した例について説明したが、アンモニアを効率的に発生する還元剤として、アンモニア水溶液やその他の還元剤を採用することができる。
上述した実施の形態では、本発明を油圧ショベルに適用する例について説明したが、その他、ホイールショベルなどの移動式ショベルや、固定式ショベルにも適用することができる。さらに、クレーンやホイールローダ等、種々の作業機械にも本発明を同様に適用することができる。
Claims (5)
- エンジンの排気ガスの排気流路中に還元剤を噴射する噴射装置、前記還元剤を貯蔵する貯蔵部、および前記貯蔵部の還元剤を還元剤配管を介して前記噴射装置に供給する還元剤供給装置を備えた作業機械であって、
前記還元剤供給装置を制御する制御装置と、
前記エンジンにより駆動される主発電機と、
前記制御装置に電気的に接続され、前記主発電機からの電力により充電される蓄電装置と、
前記蓄電装置から前記制御装置への電力の供給を遮断する遮断装置と、
前記エンジンにより駆動される油圧ポンプと、
前記油圧ポンプから吐出される圧油を蓄えるアキュムレータと、
前記アキュムレータの圧力を保持する逆止弁と、
前記アキュムレータから供給される圧油により駆動される油圧モータと、
前記油圧モータにより駆動され、前記制御装置および前記還元剤供給装置の駆動電力を発生する補助発電機と、を備えていることを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、
前記油圧ポンプは、前記アキュムレータが設けられたパイロット油圧回路に圧油を供給するパイロットポンプであり、
前記エンジンにより駆動されるメインポンプと、
前記メインポンプから吐出される圧油により駆動される作業用アクチュエータと、
前記パイロット油圧回路に設けられ、操作部材の操作に基づいて、前記アキュムレータから供給される圧油を減圧してパイロット圧として出力するパイロット弁と、
前記パイロット弁から出力されるパイロット圧に基づいて、前記メインポンプから前記作業用アクチュエータへの圧油の流れを制御する方向制御弁と、を備えていることを特徴とする作業機械。 - 請求項2に記載の作業機械において、
前記エンジンが運転状態にあるときには、前記アキュムレータと前記パイロット弁とを接続する油路を連通し、前記エンジンが停止状態にあるときには、前記アキュムレータと前記パイロット弁とを接続する油路を遮断する第1の油路遮断装置を備えていることを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、
前記エンジンが運転状態にあるときには、前記アキュムレータと前記油圧モータとを接続する油路を遮断し、前記エンジンが停止状態にあるときには、前記アキュムレータと前記油圧モータとを接続する油路を連通する第2の油路遮断装置を備えていることを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、
前記エンジンを制御するエンジン制御装置と、
前記補助発電機から前記エンジン制御装置に電流が流れないようにするダイオードと、を備えていることを特徴とする作業機械。
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