JP6505495B2 - 加工装置 - Google Patents

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本発明は、薬液を用いてウエーハを洗浄又は研磨加工する加工装置に関する。
加工装置においては、薬液供給装置から供給されたスラリーや洗浄液等の薬液を用いてウエーハに各種加工が実施される。例えば、CMP加工では、薬液供給装置から加工装置の研磨パッドにスラリーを供給しながらウエーハが研磨される。また、ウエーハ洗浄では、薬液供給装置からのアンモニア等の洗浄液でウエーハが洗浄される。CMP加工では、スラリーの温度で研磨特性が変化するため、薬液供給装置でスラリーを適切に温度管理する必要がある。同様にウエーハ洗浄でも、薬液供給装置で洗浄時に洗浄液が適温になるような温度管理が求められている。従来、薬液供給装置として、タンク内に貯留された薬液をヒータで加温するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−190674号公報
特許文献1に記載の薬液供給装置は、加工装置とはクリーン度の異なるところに設置されることがある。したがって、薬液供給装置と加工装置とは離れた位置に設置され、薬液供給装置から長めの配管を通じて加工装置に薬液が供給される。薬液供給装置で加温された薬液は配管を通じて加工装置に供給されているため、配管を流れている間に薬液に熱損失が生じるという問題がある。このため、配管等を断熱して熱損失を小さくしなければならず、さらに配管での熱損失を考慮して薬液供給装置で余分に薬液を加温しなければならなかった。また、薬液の加温によって配管でエアが混入するおそれがあった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成及び温度制御により、適正に温度管理された薬液を用いてウエーハを加工することができる加工装置を提供することを目的とする。
本発明の加工装置は、薬液供給ユニットから供給された薬液を用いてウエーハを洗浄又は研磨加工する加工装置において、別体で構成された該薬液供給ユニットから該加工装置に供給された薬液を加温する加温機構を備え、該加温機構は、薬液の流路に配設し薬液を加温させる少なくとも2つのヒータと、該加温機構内の該流路の入口、各ヒータの間、及び該流路の出口の薬液の温度を測定する少なくとも3つの温度計と、該温度計の結果から該ウエーハに供給され薬液が適温となるように該ヒータを制御する制御部とを備える。
この構成によれば、加工装置において薬液が適温になるように温度制御されているため、薬液供給ユニットにおける薬液の温度制御が不要になる。薬液供給ユニットから加工装置への薬液供給中の熱損失が問題にならないため、断熱対策が不要になると共に、熱損失を考慮して薬液供給ユニットで薬液を余分に加温する必要がない。また、薬液の加温によるエアの混入が抑えられ、薬液の供給不良が防止される。加工装置による加工直前で薬液が加温されているため、適正に温度管理された薬液を用いてウエーハを加工することができる。
本発明によれば、薬液供給ユニットから供給された薬液を加工装置で加温することで、簡易な構成及び温度制御により、適正に温度管理された薬液を用いてウエーハを加工することができる。
本実施の形態に係る加工装置の一例を示す模式図である。 本実施の形態に係る加温機構の一例を示す模式図である。 本実施の形態に係る加温機構の温度制御の一例を示す図である。 本実施の形態に係る研磨動作時の温度制御の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係る加工装置について説明する。図1は、本実施の形態に係る加工装置の一例を示す模式図である。なお、以下の説明では、加工装置として、研磨装置及び洗浄装置を例示して説明するが、この構成に限定されない。加工装置は、温度管理された薬液を用いてウエーハを加工する装置であれば、どのような加工装置であってもよい。
図1に示すように、加工装置1は、薬液供給ユニット2から供給された薬液を用いてウエーハWを加工するものであり、例えば、ウエーハWを研磨加工する研磨装置又はウエーハWを洗浄する洗浄装置である。すなわち、加工装置1が研磨装置である場合には、薬液としてスラリーを供給しながら研磨パッド(不図示)でウエーハWを研磨加工する構成を想定し、加工装置1が洗浄装置である場合には、洗浄ノズル(不図示)から薬液として洗浄液を噴射してウエーハWを洗浄する構成を想定している。
以下、研磨装置と洗浄装置とを区別する必要が無い場合には加工装置1と総称して説明する。なお、ウエーハWは、シリコン、ガリウム砒素等の半導体基板に半導体デバイスが形成された半導体ウエーハでもよいし、セラミック、ガラス、サファイア系の無機材料基板に光デバイスが形成された光デバイスウエーハでもよい。なお、ウエーハWは、デバイス形成前の半導体基板や無機材料基板でもよい。
加工装置1が研磨装置である場合には、スラリーが供給された研磨パッドによって保持テーブル5上のウエーハWをCMP(Chemical Mechanical Polishing)加工する研磨手段が、加工手段4として加工装置1に設けられている。スラリーは、砥粒を含むアルカリ性水溶液又は酸性水溶液であり、砥粒としては、例えば、グリーンカーボランダム、ダイヤモンド、アルミナ、酸化セリウム、CBN(立方晶窒化ホウ素)の砥粒が含有される。アルカリ性のスラリーはシリコンウエーハの研磨に使用されることが好ましく、酸性のスラリーは無機材料系のウエーハの研磨に使用されることが好ましい。
研磨手段は、薬液供給ユニット2からウエーハWの表面と研磨パッドの間にスラリーが供給され、研磨パッドとウエーハWとが回転接触することでウエーハWを研磨する。このとき、ウエーハWは、スラリーの化学成分によってエッチングされながら、スラリー内の砥粒によって機械的に研磨されている。スラリーの化学成分は、温度に応じて活性化具合が変化してエッチングの進行量に差異が生じる。このため、スラリーは、適切な研磨レート(単位時間あたりの研磨量)になるように、温度管理された状態でウエーハWに供給されている。
一方で、加工装置1が洗浄装置である場合には、洗浄ノズルからウエーハWの表面に洗浄液を噴射して、保持テーブル5上のウエーハWを洗浄する洗浄手段が、加工手段4として加工装置1に設けられている。洗浄液としては、例えばアンモニアが使用されており、洗浄液を加温することで洗浄効果が高められている。洗浄手段は、洗浄液によってウエーハWを薬液洗浄した後に、ウエーハWと化学反応を起こさないリンス液によって仕上げ洗浄する。リンス液としては、例えば超純水が使用され、リンス液についても加温することで洗浄効果が高められている。
このような加工装置1では、薬液として使用されたスラリー又は洗浄液が薬液回収ユニット6を通じて薬液供給ユニット2に回収される。薬液回収ユニット6は、例えば保持テーブル5の下方の液受け部材で薬液を回収し、圧送ポンプによって回収配管7を通じて薬液供給ユニット2に薬液を送り出している。薬液供給ユニット2は、薬液回収ユニット6から回収した薬液から異物等を除去してユニット内のタンクに戻し、タンクから供給配管8を通じて加工装置1に薬液を送り出して再利用している。
ところで、加工装置1と薬液供給ユニット2は別体で構成されており、別フロア等のようにクリーン度が異なる場所に設置されることが多い。薬液供給ユニット2と加工装置1との距離が離れて設置されているため、供給配管8及び回収配管7が長く形成されている。上記したように、薬液は適切に温度管理される必要があるが、薬液供給ユニット2側で温度管理される構成が通常である。薬液の供給側で一定温度になるように温度管理した状態でタンク等に貯留させておくことで、常に一定温度の薬液を加工装置1に対して供給し続けることができるからである。
この場合、供給配管8を薬液が流れている間の熱損失を考慮して、薬液供給ユニット2のタンク内で薬液が余分に加温されている。しかしながら、薬液の熱損失量は、供給配管8の長さや使用環境に応じて変化するため、熱損失を考慮した適正な温度制御が困難となっていた。また、加工装置1において薬液の温度を加工状況に応じて変化させたいという要望がある。上記したように、薬液供給ユニット2による温度管理では、タンク内で薬液を一定温度に温度管理する場合には有効であるが、加工状況に追従させて薬液の温度を変化させることは難しい。
例えば、加工装置1が研磨装置の場合には、序盤でスラリーの温度を上げて研磨レートを高くし、終盤に向けてスラリーの温度を下げて研磨レートを低くするような制御が求められている。また、加工装置1が洗浄装置の場合においても、ウエーハWの洗浄具合に応じて洗浄液の温度を自由に可変することが好ましい。さらに、洗浄液としてアンモニア等を使用する場合には、排気の問題があるため、薬液供給ユニット2で加温した洗浄液を加工装置1に送り難いという問題もある。このように、薬液供給ユニット2で薬液の温度管理する構成では、加工装置1の使われ方や設置環境までは考慮されていない。
そこで、本実施の形態においては、薬液供給ユニット2で加温せずに、加工装置1に加温機構9を設けて、薬液供給ユニット2から供給された薬液を加工装置1で加温するようにしている。これにより、加工装置1で薬液を温度管理するため、加工装置1と薬液供給ユニット2とが離れていても、供給配管8での熱損失が問題になることがない。よって、薬液供給ユニット2側で、熱損失を考慮して薬液を余分に加温する必要がなく温度制御が容易である。また、加工直前に薬液が加温されているため、加工装置1の加工状況に追従させて薬液を変化させることが可能になっている。
以下、図2を参照して加温機構について説明する。図2は、本実施の形態に係る加温機構の一例を示す模式図である。なお、以下の説明では、加温機構が3つのヒータを用いて薬液を供給する構成について説明するが、この構成に限定されない。加温機構は、加工装置において薬液を加温する構成であれば、どのように構成されていてもよい。
図2に示すように、加温機構9は、加工装置1内の流路に設けられたヒータ11A−11Cによって3段階で薬液を加温するように構成されている。また、加温機構9は、温度計12A−12Dによって各ヒータ11A−11Cで加温された薬液の温度を測定しており、温度計12A−12Dの測定結果を制御部13に出力して、ウエーハW(図1参照)に供給された薬液が適温になるように各ヒータ11A−11Cの温度を制御している。なお、制御部13は、プロセッサやメモリ等により構成されており、メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体で構成される。
各ヒータ11A−11Cは、薬液の流路を覆うように設けられた加熱コイル14A−14Cを設けて構成される。各加熱コイル14A−14Cには交流電源15A−15Cが接続されており、各交流電源15A−15Cは制御部13に接続されている。各交流電源15A−15Cが制御部13によって個別に制御されることで、各加熱コイル14A−14Cが選択的に加熱されると共に交流電源15A−15Cから各加熱コイル14A−14Cに流れる電流量も調整される。なお、本実施の形態では、各加熱コイル14A−14Cに対して個別に交流電源15A−15Cが設けられているが、各加熱コイル14A−14Cに対して共通の交流電源が設けられていてもよい。
ヒータ11Aの入口、ヒータ11Aの出口、ヒータ11Bの出口、薬液の流路の出口付近の温度が、それぞれ温度計12A−12Dによって測定されている。温度計12Aによってヒータ11Aで加温される直前の薬液の温度が測定され、温度計12Bによってヒータ11Aで加温された直後の薬液の温度が測定される。温度計12Cによってヒータ11Bで加温された直後の薬液の温度が測定され、温度計12Dによってノズル17からウエーハWに供給される直前の最終的な薬液の温度が測定される。各温度計12A−12Dの測定結果は制御部13に出力され、測定結果が目標温度に近づくようにヒータ11A−11Cが制御される。
このとき、容積の小さな流路内で薬液が加温されるため、容積の大きなタンク内で薬液を加温する場合と比較して、薬液の温度を短時間で目標温度に近づけることが可能になっている。また、各ヒータ11A−11Cで選択的に薬液を加温できると共に、各ヒータ11A−11Cに通電される電流量も調整できるため、薬液の温度をより細かく調整することが可能になっている。また、ヒータ11A−11Cのオンオフによって、加温が必要な場合と加温が不要な場合とを切り替えることが可能である。この場合、加工装置1に複数のノズルが設けられている場合には、一部のノズルには加温された薬液を供給し、他のノズルには加温されていない薬液を供給することも可能である。
図3を参照して、加温機構による温度制御について説明する。図3は、本実施の形態に係る加温機構の温度制御の一例を示す図である。
図3Aに示すように、加工開始時に薬液供給ユニット2から加工装置1に薬液が供給されると、温度計12Aでヒータ11Aに加温される前の薬液の温度が測定されて測定結果が制御部13に出力される。制御部13では、薬液の目標温度と温度計12Aの測定温度との温度差が求められ、温度差が所定値よりも大きい場合に全てのヒータ11A−11Cで薬液が加温される。これにより、ヒータ11Aの入口からノズル17まで薬液が向かう間に薬液が目標温度まで温められての薬液がウエーハW(図1参照)に供給される。薬液の温度が目標温度に近づけられると、目標温度を保つように各ヒータ11A−11Cのオンオフや電流量が制御される。
例えば、図3Bに示すように、温度計12DでウエーハWに供給される直前の温度が測定され、温度計12Dの測定温度が目標温度を超えている場合には制御部13によってヒータ11Cがオフに制御される。また、図示は省略するが、温度計12DでウエーハWに供給される直前の温度が測定され、温度計12Dの測定温度が目標温度を僅かに下回っている場合には制御部13によってヒータ11Cの電流量が制御される。さらに、ヒータ11A−11Cを使用せずに、ヒータ11Aのみを使用して、ヒータ11Aに対する電流量だけで薬液の温度を制御するようにしてもよい。
図4を参照して、加工状況に応じて薬液の温度を可変させる温度制御について説明する。図4は、本実施の形態に係る研磨動作時の温度制御の一例を示す図である。なお、ここでは、加工装置として研磨装置を例示して、研磨動作時の温度制御の一例を示しているが、このような温度制御を洗浄装置の温度制御にも適用することが可能である。すなわち、洗浄装置においても、洗浄中に第1、第2の目標温度に洗浄液の温度を可変させることが可能である。
図4Aに示すように、保持テーブル5上にウエーハWが保持されると、研磨パッド19が鉛直軸回りに回転されながらウエーハWに近づけられる。そして、研磨パッド19とウエーハWの間にスラリーが供給されながら、研磨パッド19とウエーハWとが相対的に摺動されてウエーハWが研磨加工される。この研磨加工の序盤では、制御部13によってスラリーの目標温度が研磨レートの高い第1の目標温度に設定されており、加温機構9によって第1の目標温度まで加温されたスラリーがウエーハWに供給されている。研磨加工の序盤では、研磨レートを高めて比較的粗くウエーハWが研磨される。
図4Bに示すように、研磨加工の終盤では、制御部13によってスラリーの目標温度が研磨レートの低い第2の温度に切り換えられ、加温機構9によるスラリーの加温が抑えられている。これにより、スラリーの温度が第2の目標温度まで低下することで、通常の研磨レートで研磨パッド19によりウエーハWが研磨される。研磨加工の終盤では、目標温度の低下によってスラリーの化学成分の活性化が抑えられ、仕上げ段階でウエーハWが過度に研磨されることが防止される。このように、研磨加工の序盤で研磨レートを上げ、研磨加工の終盤で研磨レートを下げることで、研磨精度を低下させることなく、研磨加工の加工時間を短縮することが可能になっている。
以上のように、本実施の形態に係る加工装置1では、加温機構9において薬液が適温になるように温度制御されているため、薬液供給ユニット2における薬液の温度制御が不要になる。薬液供給ユニット2から加工装置1への薬液供給中の熱損失が問題にならないため、断熱対策が不要になると共に、熱損失を考慮して薬液供給ユニット2で薬液を余分に加温する必要がない。また、薬液の加温によるエアの混入が抑えられ、薬液の供給不良が防止される。加工装置1による加工直前で薬液が加温されているため、適正に温度管理された薬液を用いてウエーハを加工することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、本実施の形態では、加温機構9が3つのヒータ11A−11Cによって薬液を加温する構成にしたが、この構成に限定されない。加温機構9はヒータ11によって薬液を加温する構成であればよく、ヒータ11の数や加工装置1内の流路におけるヒータ11の取付位置等は特に限定されない。
また、本実施の形態では、各ヒータ11A−11Cが加熱コイル14によって薬液を加温する構成にしたが、この構成に限定されない。各ヒータ11は、薬液を加温する構成であればよく、例えば、ヒータ線を備えたコードヒータで構成されてもよい。
また、本実施の形態では、加温機構9が温度計12A−12Dによって薬液の温度を測定する構成にしたが、この構成に限定されない。加温機構9は温度計12によって薬液の温度を測定可能な構成であればよく、温度計12の数や温度計12による測定位置は特に限定されない。
また、本実施の形態では、加工状況に追従させて第1、第2の目標温度になるように薬液を温度制御する構成について説明したが、この構成に限定されない。加工装置1に3つ以上の目標温度を設定して、さらに細かく温度制御するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、加工装置1が研磨装置又は洗浄装置である構成について説明したが、この構成に限定されない。加工装置1は、研削加工、研磨加工、洗浄等の一連の加工が全自動で実施されるフルオートタイプの加工装置であってもよい。
また、本実施の形態では、薬液供給ユニット2が薬液を加温しない構成について説明したが、この構成に限定されない。加工装置1で薬液を加温する構成であっても、薬液供給ユニット2でも薬液を加温するように構成してもよい。この場合、薬液供給ユニット2で目標温度の手前まで薬液を加温し、加工装置1の加温機構9で薬液を目標温度まで加温してもよい。
以上説明したように、本発明は、簡易な構成及び温度制御により、適正に温度管理された薬液を用いてウエーハを加工することができるという効果を有し、特に、薬液を用いてウエーハを洗浄又は研磨加工する加工装置に有用である。
1 加工装置
2 薬液供給ユニット
9 加温機構
11 ヒータ
12 温度計
13 制御部

Claims (1)

  1. 薬液供給ユニットから供給された薬液を用いてウエーハを洗浄又は研磨加工する加工装置において、
    別体で構成された該薬液供給ユニットから該加工装置に供給された薬液を加温する加温機構を備え、
    該加温機構は、薬液の流路に配設し薬液を加温させる少なくとも2つのヒータと、該加温機構内の該流路の入口、各ヒータの間、及び該流路の出口の薬液の温度を測定する少なくとも3つの温度計と、該温度計の結果から該ウエーハに供給され薬液が適温となるように該ヒータを制御する制御部とを備える加工装置。
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