JP6504217B2 - 電子機器、プログラム及び選択許否決定方法 - Google Patents
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Description
そこで、本発明が解決しようとする課題は、蓄電池の蓄電残量の多少に応じてユーザー設定の選択肢を制限・制限緩和できるようにすることである。
また、本発明に係る電子機器は、蓄電池と、前記蓄電池の蓄電残量を検出する残量検出部と、電子機器の設定条件としての選択肢を複数有し、前記残量検出部によって検出された前記蓄電残量に基づいて複数の前記選択肢の選択の許否が決定されたユーザー設定の設定を行う設定手段と、を備え、前記ユーザー設定の前記選択肢毎に、それぞれ異なる計時時間が設定されている。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータと蓄電池と前記蓄電池の残量を検出する残量検出部とを有する電子機器の前記コンピュータに、前記電子機器の設定条件としての選択肢を複数有し、前記残量検出部によって検出された前記蓄電残量に基づいて複数の前記選択肢の選択の許否が決定されたユーザー設定の設定を行う設定工程を実行させ、前記ユーザー設定の前記選択肢毎に、それぞれ異なる計時時間が設定されている。
また、本発明に係る選択許否決定方法は、電子機器に備わる残量検出部によって前記電子機器に備わる蓄電池の残量を検出する検出工程と、前記電子機器の設定条件としての選択肢を複数有し、前記残量検出部によって検出された前記蓄電残量に基づいて複数の前記選択肢の選択の許否が決定されたユーザー設定の設定を行うことを前記電子機器のコンピュータに実行させる設定工程を含み、前記ユーザー設定の前記選択肢毎に、それぞれ異なる計時時間が設定されている。
図1は投影装置1の使用状態を示す斜視図である。
この投影装置1は電子機器である。外部機器99が投影装置1に接続されている。外部機器99によって生成された映像が映像信号として外部機器99から投影装置1へ転送され、その映像信号に基づいた映像98が投影装置1によってスクリーンに投影される。投影装置1によって映像98の投影光96の輝度(明るさ)は調整することができる。つまり、ユーザー90が投影装置1の操作部6を操作して、投影光96の輝度を増減することができる。
投影装置1は、投影装置本体部2、システムコントローラ3、プログラムメモリ4、操作部6、蓄電池7、充電制御部8及び電源装置9等を備える。
また、充電制御部8は、電源装置9から直流電力が供給されているか否かを表す信号(つまり、充電中であるか否かを表す信号である。以下、充電有無信号という。)をシステムコントローラ3に出力する。電源装置9から充電制御部8に直流電力が供給されている場合には、充電有無信号が「1(充電中)」を示し、電源装置9から充電制御部8に直流電力が供給されていない場合には、充電有無信号が「ゼロ(充電中でない)」を示す。
プログラムメモリ4は不揮発性の半導体メモリー又は磁気記憶装置である。プログラムメモリ4にはプログラム5が格納されている。
システムコントローラ3がプログラムメモリ4にアクセすることによってプログラム5を読み取る。システムコントローラ3がプログラムメモリ4に従った処理を実行する。これにより、システムコントローラ3が映像信号処理部23、表示コントローラ24及び光源制御部26を統合的に制御する。
ユーザー設定処理は、投影装置本体部2(特に、光源装置27)の出力輝度に関するユーザー設定の選択肢の中から1つを選択するための処理である。以下、ユーザー設定処理について具体的に説明する。
上述の実施の形態では、投影光96の輝度を2段階に調整可能であったが、3段階以上に調整可能であってもよい。つまり、投影装置本体部2の出力輝度に関するユーザー設定の選択肢の数が2であったが、3以上であってもよい。この場合、蓄電残量と比較される閾値の数が選択肢の数に1を減じて得られた値であり、これら閾値が段階的に準備されている。
システムコントローラ3が、充電制御部8によって検出された蓄電残量に基づいて、ロムアップデート(システムプログラムのアップデート)の実行に関するユーザー設定の選択肢(例えば、第1選択肢:ロムアップデートの自動実行、第2選択肢:ロムアップデートの手動実行、第3選択肢:ロムアップデートの実行禁止)の選択の許否を決定してもよい。例えば、充電制御部8によって検出された蓄電残量が高閾値を超えていれば、ユーザー設定で第1選択肢〜第3選択肢を選択することが許可される。充電制御部8によって検出された蓄電残量が高閾値以下且つ低閾値(但し、高閾値>低閾値)を超えていれば、ユーザー設定で第2選択肢及び第3選択肢の選択をすることが許可され、ユーザー設定で第1選択肢の選択をすることが禁止される。充電制御部8によって検出された蓄電残量が低閾値以下であれば、ユーザー設定で第3選択肢の選択をすることが許可され、ユーザー設定で第1選択肢及び第2選択肢の選択をすることが禁止される。
システムコントローラ3が、充電制御部8によって検出された蓄電残量に基づいて、ジェスチャーセンサーのオン・オフ設定に関するユーザー設定の選択肢(例えば、第1選択肢:ジェスチャーセンサーをオン設定、第2選択肢:ジェスチャーセンサーをオフ設定)の選択の許否を決定してもよい。例えば、充電制御部8によって検出された蓄電残量が閾値を超えていれば、ユーザー設定で第1選択肢及び第2選択肢を選択することが許可され、充電制御部8によって検出された蓄電残量が閾値以下であれば、ユーザー設定で第2選択肢を選択することが許容され、第1選択肢を選択することが禁止される。
第2実施形態と第1実施形態との間で互いに対応するものに同一の符号を付す。
また、蓄電池7に蓄電された残量が第1閾値以下且つ第2閾値(但し、第1閾値>第2閾値)を超えれば、計時時間に関するユーザー設定において第2設定時間、第3設定時間及び第4設定時間の選択が許可されるが、第1設定時間の選択が禁止される。
また、蓄電池7に蓄電された残量が第2閾値以下且つ第3閾値(但し、第2閾値>第3閾値)を超えれば、計時時間に関するユーザー設定において第3設定時間及び第4設定時間の選択が許可されるが、第1設定時間及び第2設定時間の選択が禁止される。
また、蓄電池7に蓄電された残量が第3閾値以下且つ第4閾値(但し、第3閾値>第4閾値)を超えれば、計時時間に関するユーザー設定の選択において第4設定時間の選択が許可されるが、第1設定時間、第2設定時間及び第3設定時間の選択が禁止される。
また、蓄電池7に蓄電された残量が第4閾値以下であれば、計時時間に関するユーザー設定において第1設定時間、第2設定時間、第3設定時間及び第4設定時間の選択が禁止される。
ここで、第1閾値の蓄電残量で投影装置1が動作可能な残り時間に第1閾値を換算すると、その換算値は第1設定時間に等しい。つまり、蓄電池7に蓄電された残量が第1閾値を超えることは、投影装置1の動作可能な残り時間が第1設定時間を超えることに相当し、蓄電池7に蓄電された残量が第1閾値以下であることは、投影装置1の動作可能な残り時間が第1設定時間以下であることに相当する。同様に、第2閾値を残り時間に換算すると、その換算値は第2設定時間に等しい。第3閾値を残り時間に換算すると、その換算値は第3設定時間に等しい。第4閾値を残り時間に換算すると、その換算値は第4設定時間に等しい。
よって、システムコントローラ3は図6に示す許否決定処理を繰り返し実行する。
ユーザー設定処理は、計時時間に関するユーザー設定の選択肢(第1設定時間、第2設定時間、第3設定時間及び第4設定時間)の中から1つを選択するための処理である。以下、ユーザー設定処理について具体的に説明する。
第3実施形態と第1実施形態との間で互いに対応するものに同一の符号を付す。
つまり、蓄電池7に蓄電された残量が低輝度設定用第1閾値を超えれば、計時時間に関するユーザー設定において第1設定時間、第2設定時間、第3設定時間及び第4設定時間の選択が許可される。
また、蓄電池7に蓄電された残量が低輝度設定用第1閾値以下且つ低輝度設定用第2閾値(但し、低輝度設定用第1閾値>低輝度設定用第2閾値)を超えれば、計時時間に関するユーザー設定において第2設定時間、第3設定時間及び第4設定時間の選択が許可されるが、第1設定時間の選択が禁止される。
また、蓄電池7に蓄電された残量が低輝度設定用第2閾値以下且つ低輝度設定用第3閾値(但し、低輝度設定用第2閾値>低輝度設定用第3閾値)を超えれば、計時時間に関するユーザー設定において第3設定時間及び第4設定時間の選択が許可されるが、第1設定時間及び第2設定時間の選択が禁止される。
また、蓄電池7に蓄電された残量が低輝度設定用第3閾値以下且つ低輝度設定用第4閾値(但し、低輝度設定用第3閾値>低輝度設定用第4閾値)を超えれば、計時時間に関するユーザー設定において第4設定時間の選択が許可されるが、第1設定時間、第2設定時間及び第3設定時間の選択が禁止される。
蓄電池7に蓄電された残量が低輝度第4閾値以下であれば、計時時間に関するユーザー設定において第1設定時間、第2設定時間、第3設定時間及び第4設定時間の選択が禁止される。
蓄電池7に蓄電された残量が高輝度設定用第1閾値(高輝度設定用第1閾値>低輝度設定用第1閾値)を超えれば、計時時間に関するユーザー設定において第1設定時間の選択が許可される。
蓄電池7に蓄電された残量が高輝度設定用第1閾値以下且つ低輝度設定用第1閾値超えれば、計時時間に関するユーザー設定において第1設定時間の選択が条件付きで許可される。条件とは、投影装置本体部2の出力輝度の設定が高輝度設定から低輝度設定に変更されることである(以下の(2)〜(4)の場合に挙げる条件も同様である)。
蓄電池7に蓄電された残量が低輝度設定用第1閾値以下であれば、計時時間に関するユーザー設定において第1設定時間の選択が禁止される。
ここで、高輝度設定用第1閾値が高閾値であり、低輝度設定用第1閾値が低閾値である。
蓄電池7に蓄電された残量が高輝度設定用第2閾値(高輝度設定用第2閾値>低輝度設定用第2閾値、高輝度設定用第2閾値<高輝度設定用第1閾値)を超えれば、計時時間に関するユーザー設定において第2設定時間の選択が許可される。
蓄電池7に蓄電された残量が高輝度設定用第2閾値以下且つ低輝度設定用第2閾値を超えれば、計時時間に関するユーザー設定において第2設定時間の選択が条件付きで許可される。
蓄電池7に蓄電された残量が低輝度設定用第2閾値以下であれば、計時時間に関するユーザー設定において第2設定時間の選択が禁止される。
ここで、高輝度設定用第2閾値が高閾値であり、低輝度設定用第2閾値が低閾値である。
蓄電池7に蓄電された残量が高輝度設定用第3閾値(高輝度設定用第3閾値>低輝度設定用第3閾値、高輝度設定用第3閾値<高輝度設定用第2閾値)を超えれば、計時時間に関するユーザー設定において第3設定時間の選択が許可される。
蓄電池7に蓄電された残量が高輝度設定用第3閾値以下且つ低輝度設定用第3閾値を超えれば、計時時間に関するユーザー設定において第3設定時間の選択が条件付きで許可される。
蓄電池7に蓄電された残量が低輝度設定用第3閾値以下であれば、計時時間に関するユーザー設定において第3設定時間の選択が禁止される。
ここで、高輝度設定用第3閾値が高閾値であり、低輝度設定用第3閾値が低閾値である。
蓄電池7に蓄電された残量が高輝度設定用第4閾値(高輝度設定用第4閾値>低輝度設定用第4閾値、高輝度設定用第4閾値<高輝度設定用第3閾値)を超えれば、計時時間に関するユーザー設定において第4設定時間の選択が許可される。
蓄電池7に蓄電された残量が高輝度設定用第4閾値以下且つ低輝度設定用第4閾値を超えれば、計時時間に関するユーザー設定において第4設定時間の選択が条件付きで許可される。
蓄電池7に蓄電された残量が低輝度設定用第4閾値以下であれば、計時時間に関するユーザー設定において第4設定時間の選択が禁止される。
ここで、高輝度設定用第4閾値が高閾値であり、低輝度設定用第4閾値が低閾値である。
充電制御部8が蓄電池7に蓄電された残量を検出するので、充電制御部8はその検出残量から投影装置1の動作可能な高輝度設定残り時間及び低輝度設定残り時間に換算する換算部(換算手段)に相当する。
ユーザー設定処理は、計時時間についてのユーザー設定の選択肢(第1設定時間、第2設定時間、第3設定時間及び第4設定時間)の中から1つを選択するための処理である。以下、ユーザー設定処理について具体的に説明する。
この際、システムコントローラ3は、図6に示す許否決定処理(S100)又は図8に示す許否決定処理(S200)の結果により禁止された選択肢に選択することを受け付けない。
また、システムコントローラ3は、図6に示す許否決定処理(S100)又は図8に示す許否決定処理(S200)の結果により許可された選択肢に選択することを受け付ける。
また、システムコントローラ3は、図6に示す許否決定処理(S100)又は図8に示す許否決定処理(S200)の結果により条件付きで許可された選択肢に選択することを受け付ける。その場合、システムコントローラ3が低輝度を表す調光信号を光源制御部26に出力し、光源制御部26が光源装置27を低輝度で発光させる。
上述の第1〜第3の実施形態の機能が投影装置1に併せて組み込まれ、システムコントローラ3が第1〜第3の実施形態の処理を行ってもよい。例えば、モード設定によって第一モードが設定された場合には、コントローラ3が第1実施形態の処理を実行し、モード設定によって第二モードが設定された場合には、コントローラ3が第2実施形態の処理を実行し、モード設定によって第三モードが設定された場合には、コントローラ3が第3実施形態の処理を実行する。モード設定は、ユーザー90が投影装置1の操作部6を操作することによって第一モード、第二モード又は第三モードの何れかを選択することができるようにしたものである。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
電子機器において、
蓄電池と、
前記蓄電池の蓄電残量を検出する残量検出部と、
前記電子機器の設定条件としての選択肢を複数有するユーザー設定の設定を行う設定手段と、
前記残量検出部によって検出された蓄電残量に基づいて、前記設定手段で設定される前記ユーザー設定に対応付けられている前記複数の選択肢の選択の許否を決定する許否決定手段と、
前記許否決定手段で選択を禁止した選択肢と選択を許可した選択肢とをそれぞれ識別できるように報知する報知手段と、
を備える、
ことを特徴とする電子機器。
<請求項2>
前記ユーザー設定の前記選択肢毎に、それぞれ異なる消費電力が設定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
<請求項3>
前記残量検出手段により検出された蓄電残量と、前記選択肢を区別するための所定の閾値とを比較し、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値を超えると判断した場合は前記選択肢のうち前記閾値を超えたものに対応する選択肢を許可し、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値以下であると判断した場合に前記選択肢のうち前記閾値を超えたものに対応する選択肢の選択を禁止することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
<請求項4>
前記選択肢として高消費電力設定及び低消費電力設定があり、
前記許否決定手段は、前記残量検出部によって検出された蓄電残量を前記所定の閾値と比較して、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値を超えると判断した場合に前記高消費電力設定及び前記低消費電量設定の選択を許可し、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値以下であると判断した場合に前記低消費電力設定の選択を許可するとともに前記高消費電力設定の選択を禁止することを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
<請求項5>
映像を投影する投影装置本体部を更に備え、
前記ユーザー設定の前記選択肢毎に、それぞれ異なる前記投影装置本体部の出力輝度が設定されている
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項6>
前記選択肢として高輝度設定及び低輝度設定があり、
前記許否決定手段は、前記残量検出部によって検出された蓄電残量を所定の閾値と比較して、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値を超えると判断した場合に前記高輝度設定及び前記低輝度設定の選択を許可し、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値以下であると判断した場合に前記低輝度設定の選択を許可するとともに前記高輝度設定の選択を禁止することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
<請求項7>
前記ユーザー設定の前記選択肢毎にそれぞれ異なる計時時間が設定されている
ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の電子機器。
<請求項8>
前記選択肢として所定の設定時間があり、
前記許否決定手段は、前記残量検出部によって検出された蓄電残量を所定の閾値と比較して、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値を超えると判断した場合に前記設定時間の選択を許可し、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値以下であると判断した場合に前記設定時間の選択を禁止する
ことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
<請求項9>
前記閾値により表される前記蓄電池の蓄電残量で前記電子機器の動作可能な残り時間に前記閾値を換算した場合にその換算値と前記設定時間が等しい
ことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
<請求項10>
前記選択肢としての前記設定時間の数が複数であり、前記閾値の数が複数であり、複数の前記設定時間と複数の前記閾値とが互いに1対1で対応し、
前記許否決定手段は、前記残量検出部によって検出された蓄電残量と複数の前記閾値との比較の結果に基づき、複数の前記閾値にそれぞれ対応する複数の前記設定時間の選択の許否を決める
ことを特徴とする請求項8又は9に記載の電子機器。
<請求項11>
前記選択肢として設定時間があり、
前記許否決定手段は、前記残量検出部によって検出された蓄電残量を所定の低閾値及びそれよりも高い高閾値と比較して、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記高閾値を超えると判断した場合に前記設定時間の選択を許可し、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記高閾値以下且つ前記低閾値を超えると判断した場合に前記設定時間の選択を条件付きで許可し、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記低閾値以下である判断した場合に前記設定時間の選択を禁止し、
前記報知手段は、前記許否決定手段で選択を条件付きで許可した選択肢を識別できるように報知することを特徴とする請求項7から10の何れか一項に記載の電子機器。
<請求項12>
映像を投影する投影装置本体部を更に備え、
前記投影装置本体部の出力輝度の設定を高輝度設定にした状態の前記電子機器が前記高閾値により表される前記蓄電池の蓄電残量で動作可能な残り時間に前記高閾値を換算した場合にその換算値と前記設定時間が等しく、
前記投影装置本体部の出力輝度の設定を低輝度設定にした状態の前記電子機器が前記低閾値により表される前記蓄電池の蓄電残量で動作可能な残り時間に前記低閾値を換算した場合にその換算値と前記設定時間が等しい
ことを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
<請求項13>
前記条件は、前記投影装置本体部の出力輝度の設定が高輝度設定から低輝度設定に変更されることである、ことを特徴とする請求項11又は12に記載の電子機器。
<請求項14>
前記選択肢としての前記設定時間の数が複数であり、前記高閾値の数が複数であり、前記低閾値の数が複数であり、複数の前記設定時間と複数の前記高閾値と複数の前記低閾値がそれぞれ1対1対1で対応し、
前記許否決定手段は、前記残量検出部によって検出された蓄電残量と複数の前記高閾値及び前記低閾値との比較の結果に基づき、複数の前記高閾値にそれぞれ対応する複数の前記設定時間の選択の許否を決める
ことを特徴とする請求項11から13の何れか一項に記載の電子機器。
<請求項15>
前記電子機器が前記蓄電池の電力で動作している場合に、前記許否決定手段が、前記残量検出部によって検出された蓄電残量に基づいて前記ユーザー設定の選択肢の選択の許否を決定し、前記報知手段が前記許否決定手段で選択を禁止した選択肢と選択を許可した選択肢とをそれぞれ識別できるように報知することを特徴とする請求項1から14の何れか一項に記載の電子機器。
<請求項16>
コンピュータと蓄電池と前記蓄電池の残量を検出する残量検出部とを有する電子機器の前記コンピュータに、
前記電子機器の設定条件としての選択肢を複数有するユーザー設定の設定を行う設定工程と、
前記残量検出部によって検出された蓄電残量に基づいて、前記設定工程で設定される前記ユーザー設定に対応付けられている前記複数の選択肢の選択の許否を決定する許否決定工程と、
前記許否決定工程で選択を禁止した選択肢と選択を許可した選択肢とをそれぞれ識別できるように報知する報知工程と、
を実行させるためのプログラム。
<請求項17>
電子機器に備わる残量検出部によって前記電子機器に備わる蓄電池の残量を検出する工程と、
前記電子機器の設定条件としての選択肢を複数有するユーザー設定の設定を行うことを前記電子機器のコンピュータに実行させる工程と、
前記残量検出部によって検出された蓄電残量に基づいて、前記設定工程で設定される前記ユーザー設定に対応付けられている前記複数の選択肢の選択の許否を決定することを前記コンピュータに実行させる工程と、
前記許否決定工程で選択を禁止した選択肢と選択を許可した選択肢とをそれぞれ識別できるように報知することを前記コンピュータに実行させる報知工程と、を含むことを特徴とする選択許否決定方法。
2 投影装置本体部
3 システムコントローラ(許否決定手段)(報知手段)(設定手段)
4 プログラムメモリ
5 プログラム
6 操作部
7 蓄電池
8 充電制御部(残量検出部)
Claims (18)
- 蓄電池と、
前記蓄電池の蓄電残量を検出する残量検出部と、
電子機器の設定条件としての選択肢を複数有し、前記残量検出部によって検出された前記蓄電残量に基づいて複数の前記選択肢の選択の許否が決定されたユーザー設定の設定を行う設定手段と、
映像を投影する投影装置本体部と、
を備え、
前記ユーザー設定の前記選択肢毎に、それぞれ異なる前記投影装置本体部の出力輝度が設定されていることを特徴とする電子機器。 - 蓄電池と、
前記蓄電池の蓄電残量を検出する残量検出部と、
電子機器の設定条件としての選択肢を複数有し、前記残量検出部によって検出された前記蓄電残量に基づいて複数の前記選択肢の選択の許否が決定されたユーザー設定の設定を行う設定手段と、を備え、
前記ユーザー設定の前記選択肢毎に、それぞれ異なる計時時間が設定されていることを特徴とする電子機器。 - 前記ユーザー設定の前記選択肢毎に、それぞれ異なる消費電力が設定されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。 - 前記残量検出部により検出された蓄電残量と、前記選択肢を区別するための所定の閾値とを比較し、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値を超えると判断した場合は前記選択肢のうち前記閾値を超えたものに対応する選択肢を許可し、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値以下であると判断した場合に前記選択肢のうち前記閾値を超えたものに対応する選択肢の選択を禁止することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
- 前記残量検出部によって検出された蓄電残量に基づいて、前記設定手段で設定される前記ユーザー設定に対応付けられている前記複数の選択肢の選択の許否を決定する許否決定手段を備え、
前記選択肢として高消費電力設定及び低消費電力設定があり、
前記許否決定手段は、前記残量検出部によって検出された蓄電残量を前記所定の閾値と比較して、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値を超えると判断した場合に前記高消費電力設定及び前記低消費電力設定の選択を許可し、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値以下であると判断した場合に前記低消費電力設定の選択を許可するとともに前記高消費電力設定の選択を禁止することを特徴とする請求項4に記載の電子機器。 - 前記残量検出部によって検出された蓄電残量に基づいて、前記設定手段で設定される前記ユーザー設定に対応付けられている前記複数の選択肢の選択の許否を決定する許否決定手段を備え、
前記選択肢として高輝度設定及び低輝度設定があり、
前記許否決定手段は、前記残量検出部によって検出された蓄電残量を所定の閾値と比較して、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値を超えると判断した場合に前記高輝度設定及び前記低輝度設定の選択を許可し、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値以下であると判断した場合に前記低輝度設定の選択を許可するとともに前記高輝度設定の選択を禁止することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記残量検出部によって検出された蓄電残量に基づいて、前記設定手段で設定される前記ユーザー設定に対応付けられている前記複数の選択肢の選択の許否を決定する許否決定手段と、
を備え、
前記選択肢として所定の設定時間があり、
前記許否決定手段は、前記残量検出部によって検出された蓄電残量を所定の閾値と比較
して、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値を超えると判断した場合に
前記設定時間の選択を許可し、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記閾値以
下であると判断した場合に前記設定時間の選択を禁止する
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。 - 前記閾値により表される前記蓄電池の蓄電残量で前記電子機器の動作可能な残り時間に
前記閾値を換算した場合にその換算値と前記設定時間が等しい
ことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。 - 前記選択肢としての前記設定時間の数が複数であり、前記閾値の数が複数であり、複数
の前記設定時間と複数の前記閾値とが互いに1対1で対応し、
前記許否決定手段は、前記残量検出部によって検出された蓄電残量と複数の前記閾値と
の比較の結果に基づき、複数の前記閾値にそれぞれ対応する複数の前記設定時間の選択の
許否を決める
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の電子機器。 - 前記許否決定手段で選択を禁止した選択肢と選択を許可した選択肢とをそれぞれ識別できるように報知する報知手段を備え、
前記選択肢として設定時間があり、
前記許否決定手段は、前記残量検出部によって検出された蓄電残量を所定の低閾値及びそれよりも高い高閾値と比較して、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記高閾値を超えると判断した場合に前記設定時間の選択を許可し、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記高閾値以下且つ前記低閾値を超えると判断した場合に前記設定時間の選択を条件付きで許可し、前記残量検出部によって検出された蓄電残量が前記低閾値以下である判断した場合に前記設定時間の選択を禁止し、
前記報知手段は、前記許否決定手段で選択を条件付きで許可した選択肢を識別できるように報知することを特徴とする請求項7から9の何れか一項に記載の電子機器。 - 映像を投影する投影装置本体部を更に備え、
前記投影装置本体部の出力輝度の設定を高輝度設定にした状態の前記電子機器が前記高閾値により表される前記蓄電池の蓄電残量で動作可能な残り時間に前記高閾値を換算した場合にその換算値と前記設定時間が等しく、
前記投影装置本体部の出力輝度の設定を低輝度設定にした状態の前記電子機器が前記低閾値により表される前記蓄電池の蓄電残量で動作可能な残り時間に前記低閾値を換算した場合にその換算値と前記設定時間が等しい
ことを特徴とする請求項10に記載の電子機器。 - 前記条件付きとは、前記投影装置本体部の出力輝度の設定が高輝度設定から低輝度設定に変更されることである、
ことを特徴とする請求項11に記載の電子機器。 - 前記選択肢としての前記設定時間の数が複数であり、前記高閾値の数が複数であり、前記低閾値の数が複数であり、複数の前記設定時間と複数の前記高閾値と複数の前記低閾値がそれぞれ1対1対1で対応し、
前記許否決定手段は、前記残量検出部によって検出された蓄電残量と複数の前記高閾値及び前記低閾値との比較の結果に基づき、複数の前記高閾値にそれぞれ対応する複数の前記設定時間の選択の許否を決める
ことを特徴とする請求項10から12の何れか一項に記載の電子機器。 - 前記許否決定手段で選択を禁止した選択肢と選択を許可した選択肢とをそれぞれ識別できるように報知する報知手段を備え、
前記電子機器が前記蓄電池の電力で動作している場合に、前記許否決定手段が、前記残量検出部によって検出された蓄電残量に基づいて前記ユーザー設定の選択肢の選択の許否を決定し、前記報知手段が前記許否決定手段で選択を禁止した選択肢と選択を許可した選択肢とをそれぞれ識別できるように報知することを特徴とする請求項5から13の何れか一項に記載の電子機器。 - コンピュータと蓄電池と前記蓄電池の蓄電残量を検出する残量検出部と映像を投影する投影装置本体部とを有する電子機器の前記コンピュータに、
前記電子機器の設定条件としての選択肢を複数有し、前記残量検出部によって検出された前記蓄電残量に基づいて複数の前記選択肢の選択の許否が決定されたユーザー設定の設定を行う設定工程を実行させ、
前記ユーザー設定の前記選択肢毎に、それぞれ異なる前記投影装置本体部の出力輝度が設定されている、
プログラム。 - コンピュータと蓄電池と前記蓄電池の蓄電残量を検出する残量検出部とを有する電子機器の前記コンピュータに、
前記電子機器の設定条件としての選択肢を複数有し、前記残量検出部によって検出された前記蓄電残量に基づいて複数の前記選択肢の選択の許否が決定されたユーザー設定の設定を行う設定工程を実行させ、
前記ユーザー設定の前記選択肢毎に、それぞれ異なる計時時間が設定されている、
プログラム。 - 映像を投影する投影装置本体部を備える電子機器に備わる残量検出部によって前記電子機器に備わる蓄電池の蓄電残量を検出する検出工程と、
前記電子機器の設定条件としての選択肢を複数有し、前記残量検出部によって検出された前記蓄電残量に基づいて複数の前記選択肢の選択の許否が決定されたユーザー設定の設定を行うことを前記電子機器のコンピュータに実行させる設定工程を含み、
前記ユーザー設定の前記選択肢毎に、それぞれ異なる前記投影装置本体部の出力輝度が設定されていることを特徴とする選択許否決定方法。 - 電子機器に備わる残量検出部によって前記電子機器に備わる蓄電池の蓄電残量を検出する検出工程と、
前記電子機器の設定条件としての選択肢を複数有し、前記残量検出部によって検出された前記蓄電残量に基づいて複数の前記選択肢の選択の許否が決定されたユーザー設定の設定を行うことを前記電子機器のコンピュータに実行させる設定工程を含み、
前記ユーザー設定の前記選択肢毎に、それぞれ異なる計時時間が設定されていることを特徴とする選択許否決定方法。
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