JP6503719B2 - シールドケーブル及び多対ケーブル - Google Patents

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Description

本発明は、シールドケーブル及び多対ケーブルに関する。
従来、導線を絶縁体で被覆した2本の絶縁電線を平行又はより合わせて配置し、その外周をシールドやシースで覆ったケーブルが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。このようなケーブルは、通常、文字、マーク等の、ケーブル間の識別用の記号が最外層の表面に印字される。
特開2000−040423号公報
しかしながら、特許文献1、2に開示されているようなケーブルにおいては、識別用の記号が最外層の表面に印字されているため、外部からの衝撃や薬品を用いた清掃により消失するおそれがある。
そこで、本発明は、識別用記号の消失を防ぐことのできる構造を有するシールドケーブル、及びそのシールドケーブルを複数有する多対ケーブルを提供することを目的の1つとする。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、一対の信号線と、前記一対の信号線を被覆する絶縁体と、前記絶縁体を被覆する、表面に識別用記号が印字された印字層と、前記印字層の周囲に螺旋巻きで巻き付けられ、前記印字層を被覆する透明な外層テープと、を有する、シールドケーブルを提供する。
本発明によれば、識別用記号の消失を防ぐことのできる構造を有するシールドケーブル、及びそのシールドケーブルを複数有する多対ケーブルを提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシールドケーブルの概略的な断面図である。 図2(a)〜(d)は、第1の実施の形態に係るシールドケーブルの製造工程の一例を示す斜視図である。 図3は、本発明の第2の実施の形態に係るシールドケーブルの概略的な断面図である。 図4(a)〜(d)は、第2の実施の形態に係るシールドケーブルの製造工程の一例を示す斜視図である。 図5は、本発明の第3の実施の形態に係る多対ケーブルの一例の概略的な断面図である。 図6は、本発明の第3の実施の形態に係る多対ケーブルの他の例の概略的な断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
[第1の実施の形態]
(シールドケーブルの構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシールドケーブル10の概略的な断面図である。
シールドケーブル10は、一対の信号線11と、一対の信号線11を被覆する絶縁体12と、絶縁体12を被覆する、表面に識別用記号16が印字された印字層としてのシールドテープ13と、シールドテープ13の周囲に螺旋巻きで巻き付けられ、シールドテープ13を被覆する透明な外層テープ15と、を有する。
一対の信号線11は、銅等からなる導体線であり、差動信号を伝送することができる。一対の信号線11は、図1に示されるように、単体の絶縁体12により一括被覆されていてもよいが、各々の信号線11が独立した絶縁体12に被覆されていてもよい。
絶縁体12は、ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)等の絶縁材料からなる。また、絶縁体12として、発泡ポリエチレン等の発泡の絶縁材料を用いることができる。
絶縁体12は、一対の信号線11を一括被覆する単体の絶縁体であって、かつシールドテープ13の表面の識別用記号16の真下に位置する領域に窪みを有しない形状、例えば、径方向の断面形状が楕円形や四角形である形状、を有することが好ましい。この場合、シールドテープ13に外力を加えても容易に凹凸が生じないため、印字を正確に行うことができる。なお、径方向の断面形状が楕円形である場合には、印字を容易に行うため、曲率が小さい領域上のシールドテープ13の領域に識別用記号16を印字することが好ましい。
図1に示される例のように、絶縁体12の径方向の断面形状が楕円形である場合には、楕円形状の長軸Lの方向にほぼ平行な、短軸Sと交わる領域が、楕円形状の曲率が小さい領域となるため、この短軸Sと交わる領域上に識別用記号16を印字することが好ましい。なお、絶縁体12の径方向の断面形状が楕円形である場合には、図1に示されるように、楕円形の長軸Lの方向に沿って2本の信号線11が並ぶ。
シールドテープ13は、導電性の金属層を有する帯状部材からなり、絶縁体12の周囲に縦添え巻き(たばこ巻き)で巻き付けられる。縦添え巻きとは、テープの長さ方向を巻き付け対象の長さ方向に合わせた状態で、テープをその幅方向に巻いて、巻き付け対象に巻き付ける巻き付け方法である。シールドテープ13は、例えば、ポリエステル等の可撓性を有する絶縁性の樹脂層と、銅やアルミニウム等からなる導電性の金属層が積層された構造を有する。この場合、シールドケーブル10をコネクタ等の基板に接続する際に、金属層を基板のグランドに接続し易いように、樹脂層が内側、金属層が外側となるようにシールドテープ13を絶縁体12の周囲に巻きつける。なお、シールドケーブル10がシールドテープ13の内部にドレイン線を含む場合は、金属層が内側を向くようにシールドテープ13が巻き付けられる。
縦添え巻きされたシールドテープ13は、図1に示されるように、その幅方向の両端が重なった重なり部分14を有してもよい。縦添え巻きの場合、重なり部分14は、シールドケーブル10の長さ方向に伸びるように形成される。
多対ケーブル等において複数のシールドケーブル10を束ねて用いる場合、通常、重なり部分14からの電磁エネルギーの漏洩の影響を最小限に抑えるため、重なり部分14が外側を向くように各々のシールドケーブル10が配置される。一方、識別用記号16も、視認性をよくするため、束ねられたシールドケーブル10の各々の外側にあることが好ましい。このため、識別用記号16がシールドテープ13の重なり部分14上にあることが好ましい。
シールドテープ13の重なり部分14上に識別用記号16を印字する場合、識別用記号16が重なり部分14の縁の段差上に乗らないように、重なり部分14の幅が識別用記号16の幅よりも大きいことが好ましい。
なお、絶縁体12の径方向の断面形状が楕円形である場合には、重なり部分14上に識別用記号16を印字するために、楕円形状の曲率が小さい領域、すなわち楕円形状の短軸Sと交わる領域上に重なり部分14を設けることが好ましい。
識別用記号16は、複数のシールドテープ13を用いる場合の各ケーブルの識別に用いられる文字、マーク等の記号であり、インクの塗布により形成される。
なお、シールドテープ13は、絶縁体12の周囲に螺旋巻きで巻き付けられてもよい。この場合、例えば、シールドテープ13として銅箔、アルミ箔等の金属箔が用いられる。
外層テープ15は、可撓性を有する透明な帯状部材からなり、例えば、PET等の可撓性を有する絶縁性の樹脂層と、接着剤を含む接着層が積層された構造を有する。この場合、接着層が内側、樹脂層が外側となるように外層テープ15をシールドテープ13の周囲に巻きつける。
外層テープ15は、その幅方向の端部が重なるように、シールドケーブル10の長さ方向に沿って螺旋状に巻き回されている。外層テープ15を巻くことにより、シールドテープ13の絶縁体12からの剥がれを防ぐことができる。
また、外層テープ15が透明であるため、外層テープ15の上からシールドケーブル10に印字された識別用記号16を視認することができる。なお、外層テープ15は、シールドケーブル10に印字された識別用記号16を視認できる程度の透明性を有していればよく、完全に透明でなくてもよい。
(シールドケーブルの製造方法)
図2(a)〜(d)は、第1の実施の形態に係るシールドケーブル10の製造工程の一例を示す斜視図である。
まず、図2(a)に示されるように、押し出し成型等により、一対の信号線11を被覆する絶縁体12を形成する。
次に、図2(b)に示されるように、絶縁体12の周囲にシールドテープ13を巻き付ける。
次に、図2(c)に示されるように、シールドテープ13の表面に識別用記号16を印字する。印字はケーブル印字機により行われるが、印字形式は限定されない。なお、図2(c)において識別用記号16としてシールドテープ13の表面に印字されている数字は、識別用記号16の一例を表したものである。
次に、図2(d)に示されるように、シールドテープ13の周囲に外層テープ15を螺旋巻きで巻き付ける。
(第1の実施の形態の効果)
上記第1の実施の形態に係るシールドケーブル10によれば、識別用記号16が透明な外層テープ15により保護されているため、識別用記号16の視認性を確保しつつ、外部からの衝撃や薬品を用いた清掃による識別用記号16の消失を防ぐことができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態に係るシールドケーブルは、識別用記号の印字箇所において、第1の実施の形態に係るシールドケーブルと異なる。
(シールドケーブルの構成)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るシールドケーブル20の概略的な断面図である。
シールドケーブル20は、一対の信号線11と、一対の信号線11を被覆する絶縁体12と、絶縁体12を被覆するシールドテープ13と、シールドテープ13の周囲に螺旋巻きで巻き付けられ、シールドテープ13を被覆する、表面に識別用記号16が印字された印字層としての内層テープ21と、内層テープ21の周囲に螺旋巻きで巻き付けられ、内層テープ21を被覆する透明な外層テープ15と、を有する。
内層テープ21は、可撓性を有する帯状部材からなり、例えば、ポリエステル等の可撓性を有する絶縁性の樹脂層と、接着剤を含む接着層が積層された構造を有する。
第1の実施の形態に係るシールドケーブル10と同様に、多対ケーブル等において複数のシールドケーブル20を束ねて用いる場合、通常、縦添え巻きされたシールドテープ13の重なり部分14が外側を向くように各々のシールドケーブル20が配置される。一方、識別用記号16も、視認性をよくするため、束ねられたシールドケーブル20の各々の外側にあることが好ましい。このため、識別用記号16がシールドテープ13の重なり部分14上にあることが好ましい。
このため、シールドケーブル20においては、シールドテープ13が縦添え巻きされる場合、内層テープ21の、重なり部分14の真上の領域に識別用記号16を印字することが好ましい。
なお、シールドテープ13は、絶縁体12の周囲に螺旋巻きで巻き付けられてもよい。
内層テープ21を被覆する外層テープ15が透明であるため、外層テープ15の上から内層テープ21に印字された識別用記号16を視認することができる。
(シールドケーブルの製造方法)
図4(a)〜(d)は、第2の実施の形態に係るシールドケーブル20の製造工程の一例を示す斜視図である。
まず、図4(a)に示されるように、押し出し成型等により、一対の信号線11を被覆する絶縁体12を形成する。
次に、図4(b)に示されるように、絶縁体12の周囲にシールドテープ13を巻き付ける。
次に、図4(c)に示されるように、シールドテープ13の周囲に内層テープ21を螺旋巻きで巻き付ける。
次に、図4(d)に示されるように、内層テープ21の表面に識別用記号16を印字する。
次に、図4(e)に示されるように、内層テープ21の周囲に外層テープ15を螺旋巻きで巻き付ける。なお、図4(e)に示される例では、外層テープ15が内層テープ21と同じ螺旋方向に巻き付けられているが、外層テープ15と内層テープ21が交差するように、外層テープ15と内層テープ21の巻き付け方向を逆にしてもよい。
(第2の実施の形態の効果)
上記第2の実施の形態に係るシールドケーブル20によれば、第1の実施の形態に係るシールドケーブル10と同様に、識別用記号16が透明な外層テープ15により保護されているため、識別用記号16の視認性を確保しつつ、外部からの衝撃や薬品を用いた清掃による識別用記号16の消失を防ぐことができる。
また、シールドケーブル20においては、螺旋巻きされた内層テープ21上に識別用記号16が印字されているため、縦添え巻きされたシールドテープ13上に識別用記号16が印字される場合と比較して、外層テープ15を巻き付けるまでに識別用記号16が印字された層が剥がれるという問題が生じにくい。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態は、第1の実施の形態又は第2の実施の形態に係るシールドケーブルを複数有する多対ケーブルについての形態である。
(多対ケーブルの構成)
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る多対ケーブルの一例である多対ケーブル50の概略的な断面図である。
多対ケーブル50は、複数の第1の実施の形態に係るシールドケーブル10と、束ねられた複数のシールドケーブル10の周囲に一括して巻き付けられたシールドテープ52と、シールドテープ52の周囲を被覆する編組線53と、編組線53を被覆するジャケット54と、を有する。
シールドケーブル10の本数は、図5に示される例では8本であるが、特に限定されるものではなく、例えば、2本、8本、又は24本であることが好ましい。
図5に示される例では、多対ケーブル50の断面中央に2本のシールドケーブル10が配置され、介在51を介してその周囲に6本のシールドケーブル10がほぼ等間隔に配置されている。
多対ケーブル50が2本のシールドケーブル10を有する場合には、例えば、図5の中央の2本のシールドケーブル10の周囲にシールドテープ52が直接巻き付けられる。また、多対ケーブル50が24本のシールドケーブル10を有する場合には、例えば、図5に示される8本のシールドケーブル10の周囲に、介在を介して、16本のシールドケーブル10がほぼ等間隔に配置される。
複数のシールドケーブル10は、いずれも、識別用記号16が外側(中心の反対側)を向くように配置される。このため、シールドテープ52、編組線53、及びジャケット54から露出した各シールドケーブル10に端末処理を施す際に、識別用記号16を容易に視認し、各シールドケーブル10の識別を容易に行うことができる。
シールドケーブル10の絶縁体12の径方向の断面形状が楕円形である場合には、図5に示されるように、各シールドケーブル10において、絶縁体12楕円形の中心と多対ケーブル50の中心とを結ぶ直線と、楕円形の短軸とのなす角が平行に近くなる。この場合、識別用記号16が楕円形状の曲率が小さい領域、すなわち楕円形状の短軸と交わる領域上に印字されていれば、各シールドケーブル10の識別用記号16が外側を向く。
また、シールドテープ13が縦添え巻きで絶縁体12の周囲に巻き付けられている場合は、図5に示されるように、識別用記号16が重なり部分14上にあり、複数のシールドケーブル10の重なり部分14が外側を向いていることが好ましい。この場合、多対ケーブル50における、重なり部分14からの電磁エネルギーの漏洩の影響を最小限に抑えることができる。
シールドテープ52、編組線53、及びジャケット54の材料としては、一般的なケーブルにおいて用いられる材料を使用することができる。介在51は、例えば、紙、糸、又は発泡体からなる。発泡体は、例えば、発泡ポリプロピレンや発泡エチレン等の発泡ポリオレフィンである。
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る多対ケーブルの他の例である多対ケーブル60の概略的な断面図である。
多対ケーブル60においては、断面中央に介在61が配置され、介在61の周囲に8本のシールドケーブル10がほぼ等間隔に配置されている。その他の構成は、上記の多対ケーブル50と同様である。
多対ケーブル50と同様に、複数のシールドケーブル10は、いずれも、識別用記号16が外側(中心の反対側)を向くように配置される。このため、シールドテープ52、編組線53、及びジャケット54から露出した各シールドケーブル10に端末処理を施す際に、識別用記号16を容易に視認し、各シールドケーブル10の識別を容易に行うことができる。
シールドケーブル10の絶縁体12の径方向の断面形状が楕円形である場合には、図6に示されるように、各シールドケーブル10において、絶縁体12楕円形の中心と多対ケーブル60の中心とを結ぶ直線と、楕円形の短軸とのなす角が平行に近くなる。この場合、識別用記号16が楕円形状の曲率が小さい領域、すなわち楕円形状の短軸と交わる領域上に印字されていれば、各シールドケーブル10の識別用記号16が外側を向く。
また、シールドテープ13が縦添え巻きで絶縁体12の周囲に巻き付けられている場合は、図6に示されるように、識別用記号16が重なり部分14上にあり、複数のシールドケーブル10の重なり部分14が外側を向いていることが好ましい。この場合、多対ケーブル60における、重なり部分14からの電磁エネルギーの漏洩の影響を最小限に抑えることができる。
なお、多対ケーブル50、多対ケーブル60ともに、シールドケーブル10の代わりに、第2の実施の形態に係るシールドケーブル20を用いることができる。この場合であっても、複数のシールドケーブル20は、いずれも、識別用記号16が外側(中心の反対側)を向くように配置される。また、シールドテープ13が縦添え巻きで絶縁体12の周囲に巻き付けられている場合は、識別用記号16が重なり部分14上にあり、複数のシールドケーブル20の重なり部分14が外側を向いていることが好ましい。
(第3の実施の形態の効果)
上記第3の実施の形態に係る多対ケーブル50、60によれば、シールドケーブル10又はシールドケーブル20の識別用記号16が透明な外層テープ15により保護されているため、識別用記号16の視認性を確保しつつ、識別用記号16の消失を防ぐことができる。
また、複数のシールドケーブル10又はシールドケーブル20が、各々の識別用記号16が外側を向くように束ねられている場合は、識別用記号16を容易に視認し、各々のシールドケーブル10又はシールドケーブル20の識別を容易に行うことができる。
(実施の形態のまとめ)
次に、前述の実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]一対の信号線(11)と、一対の信号線(11)を被覆する絶縁体(12)と、絶縁体(12)を被覆する、表面に識別用記号(16)が印字された印字層と、前記印字層の周囲に螺旋巻きで巻き付けられ、前記印字層を被覆する透明な外層テープ(15)と、を有する、シールドケーブル(10、20)。
[2]前記印字層が、絶縁体(12)を被覆するシールドテープ(13)である、前記[1]に記載のシールドケーブル(10)。
[3]絶縁体(12)を被覆するシールドテープ(13)を有し、前記印字層が、シールドテープ(13)の周囲に螺旋巻きで巻き付けられ、シールドテープ(13)を被覆する内層テープ(21)である、前記[1]に記載のシールドケーブル(20)。
[4]シールドテープ(13)が絶縁体(12)の周囲に縦添え巻きで巻き付けられた、前記[2]又は[3]に記載のシールドケーブル(10、20)。
[5]シールドテープ(13)の縦添え巻きの重なり部分(14)上に、識別用記号(16)が位置する、前記[4]に記載のシールドケーブル(10、20)。
[6]絶縁体(12)が、識別用記号(16)の真下の領域に窪みを有しない、前記[1]乃至[5]のいずれか1項に記載のシールドケーブル(10、20)。
[7]絶縁体(12)の径方向の断面形状が楕円形である、前記[6]に記載のシールドケーブル(10、20)。
[8]前記[1]乃至[7]のいずれか1項に記載のシールドケーブル(10、20)を複数有し、複数のシールドケーブル(10、20)が、各々の識別用記号(16)が外側を向くように配置された、多対ケーブル(50、60)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
また、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
10、20…シールドケーブル
11…信号線
12…絶縁体
13…シールドテープ
14…重なり部分
15…外層テープ
16…識別用記号
21…内層テープ
50、60…多対ケーブル

Claims (5)

  1. 一対の信号線と、
    前記一対の信号線を被覆する絶縁体と、
    前記絶縁体の周囲に縦添え巻きで巻きつけられ、前記絶縁体を被覆、表面に識別用記号が印字されたシールドテープと、
    前記シールドテープの周囲に螺旋巻きで巻き付けられ、前記シールドテープを被覆する透明な外層テープと、
    を有
    前記シールドテープの前記縦添え巻きの重なり部分上に、前記識別用記号が位置し、
    前記重なり部分の幅が前記識別用記号の幅よりも大きい、
    シールドケーブル。
  2. 一対の信号線と、
    前記一対の信号線を被覆する絶縁体と、
    前記絶縁体の周囲に縦添え巻きで巻きつけられ、前記絶縁体を被覆するシールドテープ
    記シールドテープの周囲に螺旋巻きで巻き付けられ、前記シールドテープを被覆し、表面に識別用記号が印字された内層テープ
    前記内層テープの周囲に螺旋巻きで巻き付けられ、前記内層テープを被覆する透明な外層テープと、
    を有し、
    前記シールドテープの前記縦添え巻きの重なり部分上に、前記識別用記号が位置し、
    前記重なり部分の幅が前記識別用記号の幅よりも大きい、
    ールドケーブル。
  3. 前記絶縁体が、前記識別用記号の真下の領域に窪みを有しない、
    請求項1又は2に記載のシールドケーブル。
  4. 前記絶縁体の径方向の断面形状が楕円形である、
    請求項に記載のシールドケーブル。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載のシールドケーブルを複数有し、
    前記複数のシールドケーブルが、各々の前記識別用記号が外側を向くように配置された、
    多対ケーブル。
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