JP6503618B2 - 距離測定装置及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は距離測定装置及びその方法に係り、特に測定環境の影響を排除して距離を測定する技術に関する。
従来、CW(Continuous wave)コヒーレントレーザーを光源として干渉計に入射させ、形成される干渉縞を計数することによって測定対象までの距離を求める干渉計が知られている。このような干渉計は、大気のゆらぎの影響が強く、干渉縞の飛びが発生し、測定誤差が大きいという欠点があった。
これに対し、特許文献1には、2つの波長の光波によりそれぞれ測定される光学的距離を各々の波長における屈折率から求められる補正係数により補正してターゲットまでの幾何学的距離を算出する2波長干渉計を用いることで、屈折率の変動による測長誤差が生じない旨が記載されている。
特開2015−75461号公報
特許文献1において、2波長干渉計による幾何学的距離に対する測長誤差は、2つの波長の光波によりそれぞれ測定される光学的距離の差と補正係数との積で決まる。ここで、CWコヒーレントレーザーの屈折率から求められる補正係数は値が大きいため、幾何学的距離の測長誤差を十分に小さいものとするためには、光学的距離の測定精度を高めることが要求される。しかしながら、様々な誤差要因により、測定精度を高めることは困難であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、光学的長さの測定誤差の影響を抑え、測定環境の空気ゆらぎの影響を排除して正確な距離を測定することができる距離測定装置及びその方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために距離測定装置の一の態様は、第1の中心波長を有する第1の白色光を出射する第1の光源と、第1の中心波長とは異なる第2の中心波長を有する第2の白色光を出射する第2の光源と、第1の白色光と第2の白色光とを混合する混合手段と、混合した光を2方向に分岐させ、一方の参照光を参照ミラーの反射面に入射するとともに他方の測定光を測定対象物の被測定面に入射し、反射面で反射した参照反射光と被測定面で反射した測定反射光とを合成した干渉光を生成する干渉光生成手段と、参照光の光路長を変更する走査手段と、干渉光を第1の中心波長を有する第1の干渉光と第2の中心波長を有する第2の干渉光とに分離する分離手段と、第1の干渉光を受光して第1の干渉光の強度に応じた第1の干渉信号を出力する第1の検出手段と、第2の干渉光を受光して第2の干渉光の強度に応じた第2の干渉信号を出力する第2の検出手段と、参照光の光路長を変更しつつ第1の干渉信号と第2の干渉信号とを取得する取得手段と、参照光の光路長と第1の干渉信号との関係に基づいて被測定面までの第1の光学的長さを算出し、参照光の光路長と第2の干渉信号との関係に基づいて被測定面までの第2の光学的長さを算出する光学的長さ算出手段と、空気の群屈折率の影響を排除した被測定面までの幾何学的長さを算出するための補正係数であって、第1の中心波長における第1の空気の群屈折率と第2の中心波長における第2の空気の群屈折率とに基づいた補正係数を取得する補正係数取得手段と、第1の光学的長さと第2の光学的長さと補正係数とに基づいて幾何学的長さを算出する幾何学的長さ算出手段と、を備えた。
本態様によれば、第1の中心波長を有する第1の白色光を用いて測定した第1の光学的長さと、第2の中心波長を有する第2の白色光を用いて測定した第2の光学的長さと、第1の中心波長における第1の空気の群屈折率と第2の中心波長における第2の空気の群屈折率とに基づいた補正係数と、に基づいて被測定面までの幾何学的長さを算出するようにしたので、比較的小さい補正係数を用いて光学的長さの測定誤差の影響を抑え、測定環境の空気ゆらぎの影響を排除して正確な距離を測定することができる。
補正係数取得手段は、補正係数を記憶する記憶手段を備えることが好ましい。これにより、適切に補正係数を取得することができる。
補正係数取得手段は、測定光の光路に配置された基準部材であって、基準面が測定光の既知の光路長となる位置に配置された基準部材と、参照光の光路長を変更しながら第1の干渉信号と第2の干渉信号とを取得し、第1の干渉信号に基づいて基準面までの第3の光学的長さを算出し、第2の干渉信号に基づいて基準面までの第4の光学的長さを算出する基準面光学的長さ算出手段と、第3の光学的長さと第4の光学的長さと既知の光路長とに基づいて補正係数を算出する補正係数算出手段と、を備えてもよい。これにより、適切に補正係数を取得することができる。
第1の白色光及び第2の白色光のそれぞれの光路、又は干渉光の光路に配置されるエタロンと、測定光の一部を反射させ、かつ一部を透過させる半反射面を有するハーフミラーと、を備え、干渉光生成手段は、参照反射光、測定反射光、及び半反射面で反射した基準反射光を合成した干渉光を生成することが好ましい。これにより、測定光の光路長が長くなる場合であっても、測定環境の空気ゆらぎの影響を排除して正確な距離を測定することができる。
上記目的を達成するために距離測定方法の一の態様は、第1の中心波長を有する第1の白色光と第1の中心波長とは異なる第2の中心波長を有する第2の白色光とを混合する混合工程と、混合した光を2方向に分岐させ、一方の参照光を参照ミラーの反射面に入射するとともに他方の測定光を測定対象物の被測定面に入射し、反射面で反射した参照反射光と被測定面で反射した測定反射光とを合成した干渉光を生成する干渉光生成工程と、干渉光を第1の中心波長を有する第1の干渉光と第2の中心波長を有する第2の干渉光とに分離する分離工程と、第1の干渉光を受光して第1の干渉光の強度に応じた第1の干渉信号を出力する第1の検出工程と、第2の干渉光を受光して第2の干渉光の強度に応じた第2の干渉信号を出力する第2の検出工程と、参照光の光路長を変更しつつ第1の干渉信号と第2の干渉信号とを取得する取得工程と、参照光の光路長と第1の干渉信号との関係に基づいて被測定面までの第1の光学的長さを算出し、参照光の光路長と第2の干渉信号との関係に基づいて被測定面までの第2の光学的長さを算出する光学的長さ算出工程と、被測定面までの幾何学的長さを算出するための補正係数であって、第1の中心波長における第1の空気の群屈折率と第2の中心波長における第2の空気の群屈折率とに基づいた補正係数を取得する補正係数取得工程と、第1の光学的長さと第2の光学的長さと補正係数とに基づいて幾何学的長さを算出する幾何学的長さ算出工程と、を備えた。
本態様によれば、第1の中心波長を有する第1の白色光を用いて測定した第1の光学的長さと、第2の中心波長を有する第2の白色光を用いて測定した第2の光学的長さと、第1の中心波長における第1の空気の群屈折率と第2の中心波長における第2の空気の群屈折率とに基づいた補正係数と、に基づいて被測定面までの幾何学的長さを算出するようにしたので、比較的小さい補正係数を用いて光学的長さの測定誤差の影響を抑え、測定環境の空気ゆらぎの影響を排除して正確な距離を測定することができる。
本発明によれば、光学的長さの測定誤差の影響を抑え、測定環境の空気ゆらぎの影響を排除して正確な距離を測定することができる。
第1の実施形態に係る距離測定装置の全体構成を示した構成図 距離測定装置による距離測定の処理を示すフローチャート メモリに記憶されている光の波長と空気の群屈折率との関係を示す図 第2の実施形態に係る距離測定装置の全体構成を示した構成図 第3の実施形態に係る距離測定装置の全体構成を示した構成図 エタロンの内部構成を示す概略図 エタロンから出射される光周波数成分を示す図 第4の実施形態に係る距離測定装置の全体構成を示した構成図
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳説する。
<第1の実施形態>
図1は第1の実施形態に係る距離測定装置の全体構成を示した構成図である。
距離測定装置10は、干渉光学系としてマイケルソン干渉計を用いた距離測定装置であり、図1に示すように、第1ブロードスペクトル光源12、第1コリメータレンズ14、第2ブロードスペクトル光源16、第2コリメータレンズ18、第1ダイクロイックビームスプリッタ20、ビームスプリッタ22、走査ステージ24、参照ミラー26、第2ダイクロイックビームスプリッタ28、第1光検出器30、第2光検出器32、光学的長さ算出部34、幾何学的長さ算出部36、メモリ38等を備えている。
第1ブロードスペクトル光源12(第1の光源の一例)は、中心波長が第1中心波長0.4[μm]の白色光(第1の白色光の一例)を出射する装置であり、SLD(Super Luminescent Diode)、ASE(Amplified Spontaneous Emission)、SOA(Semiconductor Optical Amplifier)光源等を用いることができる。
第2ブロードスペクトル光源16(第2の光源の一例)は、中心波長が第2中心波長0.8[μm](第2の中心波長の一例)の白色光(第2の白色光の一例)を出射する装置であり、第1ブロードスペクトル光源12と同様に、SLD、ASE、SOA光源等を用いることができる。
第1コリメータレンズ14及び第2コリメータレンズ18は、入射した光を平行光に変換する光学素子である。
第1ダイクロイックビームスプリッタ20は、一方から入射したカットオフ波長(例えば0.6[μm])より短い波長の光を直交方向に反射し、他方から入射したカットオフ波長より長い波長の光を透過することで、両方の光を同軸にして混合する光学素子である。ここでは、第1コリメータレンズ14から第1ダイクロイックビームスプリッタ20に入射する光と第2コリメータレンズ18から第1ダイクロイックビームスプリッタ20に入射する光とがそれぞれの光軸が直角となるように、第1コリメータレンズ14及び第2コリメータレンズ18が配置されている。
ビームスプリッタ22は、入射した光を分岐させ、分岐した光のそれぞれの反射光を合成する光学素子である。
走査ステージ24は、走査ステージ24に固定された参照ミラー26に入射する参照光の光路長を増減する方向に走査可能に構成されている。走査ステージ24を走査する駆動源としては、例えばPZT(Pb(Zr1-xTix)O3)アクチュエータを用いることができる。参照ミラー26は、入射した光を反射する反射面26aを有する反射部材である。
第2ダイクロイックビームスプリッタ28は、入射した光のうちカットオフ波長(例えば0.6[μm])より短い波長の光を直交する方向に反射し、カットオフ波長より長い波長の光を透過することで、入射した光を分離する光学素子である。
第1光検出器30及び第2光検出器32は、それぞれ入力された干渉光を受光し、受光した干渉光の強度に応じた電気信号である干渉信号を生成し、生成した干渉信号を光学的長さ算出部34に出力する。
光学的長さ算出部34は、走査ステージ24を走査する駆動源を制御し、参照光の光路長を変更する。また、第1光検出器30及び第2光検出器32から参照光の光路長に対応したそれぞれの干渉信号を取得し、第1光検出器30から出力される干渉信号に基づいて測長ターゲット1(測定対象物の一例)の被測定面1aまでの第1の光学的長さを算出し、第2光検出器32から出力される干渉信号に基づいて被測定面1aまでの第2の光学的長さを算出する。
幾何学的長さ算出部36は、光学的長さ算出部34において算出した第1の光学的長さ及び第2の光学的長さに基づいて、被測定面1aまでの幾何学的長さを算出する。また、幾何学的長さ算出部36は、メモリ38を内蔵している。メモリ38は不揮発性メモリであり、後述する補正係数の他、幾何学的長さの算出に必要なデータが記憶されている。
図2は、距離測定装置による距離測定の処理(距離測定方法の一例)を示すフローチャートである。
第1ブロードスペクトル光源12から出射した中心波長が第1中心波長の光は第1コリメータレンズ14に入射され、第1コリメータレンズ14において平行光に形成され、空中を伝播して第1ダイクロイックビームスプリッタ20に入射する。
一方、第2ブロードスペクトル光源16から出射した中心波長が第2中心波長の光は第2コリメータレンズ18に入射され、第2コリメータレンズ18において平行光に形成され、空中を伝播して第1ダイクロイックビームスプリッタ20に入射する。
第1ダイクロイックビームスプリッタ20(混合手段の一例)は、第1コリメータレンズ14から出射した光を直交する方向に反射し、第2コリメータレンズ18から出射した光を透過することで、第1コリメータレンズ14から出射した光と第2コリメータレンズ18から出射した光とを同軸にして混合する(ステップS1、混合工程の一例)。
第1ダイクロイックビームスプリッタ20によって混合された光は、ビームスプリッタ22に入射する。
ビームスプリッタ22は、入射した光を直交方向と直進方向との2方向に分岐させ、分岐後の一方の光(ここでは直交方向の光)である参照光を参照ミラー26に入射させ、分岐後の他方の光(ここでは直進方向の光)である測定光を測長ターゲット1に入射させる(ステップS2)。
ビームスプリッタ22から参照ミラー26の反射面26aに入射した参照光は、反射面26aによって反射され、参照反射光として再びビームスプリッタ22へ入射する。また、ビームスプリッタ22から測長ターゲット1の被測定面1aに入射した測定光は、被測定面1aによって反射され、測定反射光として再びビームスプリッタ22へ入射する。
ビームスプリッタ22(干渉光生成手段の一例)は、参照反射光を直進方向に透過させるとともに測定反射光を直交方向に反射させることで参照反射光と測定反射光とを同軸上に合成し、干渉光を生成する(ステップS3、干渉光生成工程の一例)。このとき、光学的長さ算出部34によって走査ステージ24(走査手段の一例)が走査され、参照光の光路長が変更される(走査工程の一例)。ビームスプリッタ22は、この干渉光を第2ダイクロイックビームスプリッタ28に入射させる。
第2ダイクロイックビームスプリッタ28(分離手段の一例)は、入射した干渉光を第1中心波長を含む波長域の第1干渉光と第2中心波長を含む波長域の第2干渉光とに分離し、第1干渉光を第1光検出器30に入射させ、第2干渉光を第2光検出器32に入射させる(ステップS4、分離工程の一例)。
第1干渉光が入射される第1光検出器30(第1の検出手段の一例)は、入射した第1干渉光の強度に応じた第1干渉信号を光学的長さ算出部34に出力する(第1の検出工程の一例)。
同様に、第2干渉光が入射される第2光検出器32(第2の検出手段の一例)は、入射した第2干渉光の強度に応じた第2干渉信号を光学的長さ算出部34に出力する(第2の検出工程の一例)。
光学的長さ算出部34(取得手段の一例、光学的長さ算出の一例)は、参照光の光路長を変更しつつ、第1干渉信号及び第2干渉信号を取得する(ステップS5、取得工程の一例)。そして、参照光の光路長と第1干渉信号との関係を取得し、第1干渉信号の包絡線のピークを求め、求めたピークから被測定面1aまでの第1光学的長さLを算出する。同様に、参照光の光路長と第2干渉信号との関係を取得し、第2干渉信号の包絡線のピークを求め、求めたピークから被測定面1aまでの第2光学的長さLを算出する(ステップS6、光学的長さ算出工程の一例)。
また、幾何学的長さ算出部36(補正係数取得手段の一例)は、メモリ38(記憶手段の一例)から、空気の群屈折率の影響を排除した被測定面1aまでの幾何学的長さを算出するための補正係数であって、空気の第1中心波長における第1群屈折率(第1の空気の群屈折率の一例)と第2中心波長における第2群屈折率(第2の空気の群屈折率の一例)とに基づいたA係数(補正係数の一例)を読み出す(ステップS7、補正係数取得工程の一例)。
ここで、波長α[μm]の光における空気の群屈折率をng1、波長β[μm]の光における空気の群屈折率をng2とすると、A係数は、下記の式1で表される。
A=(ng1−1)/(ng1−ng2) …(式1)
図3は、光の波長と空気の群屈折率との関係を示す図である。図3より、第1中心波長である波長0.4[μm]の光における第1群屈折率ng1=1.000300、第2中心波長である波長0.8[μm]の光における第2群屈折率ng2=1.000275であることがわかる。したがって、ここでのA係数は式1から、
A=12.0
と求めることができる。このA係数を予めメモリ38に記憶しておく。
なお、メモリ38に、図3に示す光の波長及び空気の群屈折率の関係と、上記の式1とを記憶しておき、幾何学的長さ算出部36において第1ブロードスペクトル光源12の波長及び第2ブロードスペクトル光源16の波長に応じたA係数を算出する構成としてもよい。
最後に、幾何学的長さ算出部36は、第1光学的長さLから空気の群屈折率の影響を排除した被測定面1aまでの幾何学的長さDを算出する(ステップS8、幾何学的長さ算出工程の一例)。幾何学的長さDは、下記式2で表される。
D=L−A×(L−L) …(式2)
測定環境の空気ゆらぎにより第1中心波長の光における空気の群屈折率ng1と第2中心波長の光における空気の群屈折率ng2とが変動した場合であっても、A係数はこれらの変動が相殺された一定の値となる。したがって、式2によって算出した幾何学的長さDは、空気のゆらぎによる空気の群屈折率の変動の影響を受けることがない。
このように、それぞれ中心波長の異なる複数の白色光を同軸に混合した白色光をマイケルソン干渉計に入射し、それぞれの中心波長における光学的長さを算出し、この光学的長さを各中心波長における空気の群屈折率を用いたA係数で補正することで、参照光の光路及び測定光の光路に空気ゆらぎがあっても、群屈折率の変動による影響を適切に排除して被測定面までの幾何学的長さを正確に測定することができる。
ここで、式2に示すように、幾何学的長さDの精度はA係数に依存するため、A係数は小さい方が好ましい。A係数を小さくするためには、式1に示すように、群屈折率の差を大きくする必要があり、群屈折率の差を大きくするには、図3に示すように、2つの光源の波長の差を大きくすればよい。本実施形態では、光源として中心波長が0.4[μm]の白色光と中心波長が0.8[μm]の白色光とを用いた結果、A係数は12.0となった。特許文献1には、波長がそれぞれ1550[nm]、633[nm]のレーザー光の位相屈折率を用いたA係数が約83である旨が記載されており、本実施形態によれば大幅にA係数を小さくすることができる。
本実施形態では、A係数が12.0であるので、光学的長さの差を4[nm]の精度で測定することができれば、幾何学的長さの測定は48[nm]の分解能で測定することができる。このように、A係数が比較的小さいため、幾何学的長さを精度よく求めることができ、測定距離に関係なく空気の群屈折率を自動補正することができる。
なお、白色光の波長に対する空気の群屈折率の変化量は、数十[ppm]以下であるため、走査ステージ24における参照ミラー26の走査量は数[mm]程度で十分である。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、メモリ38に記憶しておいたA係数を用いたが、予め距離(幾何学的長さ)が既知の位置に配置された基準部材までの距離を測定し、測定結果から算出したA係数を用いてもよい。
図4は、第2の実施形態に係る距離測定装置の全体構成を示した構成図である。なお、図1に示す構成図と共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
距離測定装置40は、図1に示す距離測定装置10と比較して、メモリ38を備えず、測定光の光路にハーフミラー42を備えた点が異なっている。
ハーフミラー42は、入射した光の一部を透過し、一部を反射する半反射面42aを有する半反射部材である。ハーフミラー42は、ビームスプリッタ22から半反射面42a(基準面の一例)までの距離(測定光の光路長)が既知の距離である位置に配置されている。ここでは、ビームスプリッタ22から半反射面42aまでの距離をDとする。
このように構成された距離測定装置40において、光学的長さ算出部34(基準面光学的長さ算出手段の一例)は、参照光の光路長を変更しつつ第1中心波長を含む波長域の第1干渉光の強度に応じた第1干渉信号と第2中心波長を含む波長域の第2干渉光の強度に応じた第2干渉信号とを取得し、第1干渉信号に基づいて半反射面42aまでの第3光学的長さLを算出し、第2干渉信号に基づいて半反射面42aまでの第4光学的長さLを算出する。
次に、幾何学的長さ算出部36(補正係数算出手段の一例)は、式2のLに第3の光学的長さLを、Lに第4の光学的長さLを、幾何学的長さDにDを代入し、A係数を算出する。
このように算出したA係数は、測定環境の空気ゆらぎにより第1中心波長の光における空気の群屈折率ng1と第2中心波長の光における空気の群屈折率ng2とが変動した場合であっても、これらの変動が相殺された一定の値となる。このA係数を用いて第1の実施形態と同様の処理を行うことで、群屈折率の変動による影響を受けない幾何学的長さを正確に測定することができる。また、本実施形態によれば、A係数を記憶させるための不揮発性メモリが不要になる。
本実施形態では、予め測定光の光路長が既知の位置に配置された基準部材として半反射面42aを有するハーフミラー42を用いたが、全反射面を有する部材であってもよい。この場合は、A係数を取得する際に測定光の光路に挿入し、被測定面1aまでの幾何学的長さDを測定する際には光路から退避するように構成すればよい。
<第3の実施形態>
図5は、第3の実施形態に係る距離測定装置の全体構成を示した構成図である。なお、図1に示す構成図と共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
距離測定装置50は、図5に示すように、距離測定装置10の構成に加え、第1エタロン52、第2エタロン54、ハーフミラー56を備えている。
第1エタロン52は、入射した光のうち、一定の繰り返し周波数間隔を持つ多波長(多周波数)の光成分を透過して出射する光学素子である。
図6は、第1エタロン52の内部構成を示す概略図である。同図に示すように、第1エタロン52は、干渉間距離が固定されたファイバ型ファブリーペロー干渉系であり、離間して配置される第1反射プレート72A及び第2反射プレート72Bからなる反射部72と、第1反射プレート72Aと第2反射プレート72Bとの間の反射域74とを有する。
反射域74は、第1反射プレート72Aと第2反射プレート72Bとの間で入射光が反射を繰り返す領域であり、光ファイバで構成されている。ここでは、反射域74の光学長は約150[mm]に構成されている。
第1エタロン52に光が入射すると、反射部72間で入射光が反射を繰り返し、干渉効果によって特定の波長成分(周波数成分)が強められ、第2反射プレート72Bを透過して第1エタロン52から出射する。
図7は、第1エタロン52から出射される光周波数成分を示す図であり、横軸は周波数、縦軸は透過光強度を示している。同図に示すように、第1エタロン52は、繰り返し周波数Λが1[GHz]の光を出力する。すなわち、第1エタロン52は、繰り返し周波数が1[GHz]の疑似的な光コムとして作用する。この第1エタロン52の光周波数成分のエンベロップは、空気の群屈折率に依存する。
第2エタロン54の構成は、図6に示した第1エタロン52と同様である。本実施形態では、第1エタロン52及び第2エタロン54としてファイバ型ファブリー・ペロー・エタロンを用いたが、空間型ファブリー・ペロー・エタロンを用いてもよい。
ハーフミラー56は、入射した光の一部を透過し、一部を反射する半反射面56aを有する半反射部材である。ハーフミラー56は、測定光の光路であって、ビームスプリッタ22から半反射面56aまでの距離が既知の距離である位置に配置されている。
このように構成された距離測定装置50の作用について説明する。
第1ブロードスペクトル光源12から出射した光は第1エタロン52に入射し、第1エタロン52において図7に示す光周波数成分を有する白色パルス光に変換される。第1エタロン52の第2反射プレート72Bから出射した白色パルス光は第1コリメータレンズ14に入射され、第1コリメータレンズ14において平行光に形成され、空中を伝播して第1ダイクロイックビームスプリッタ20に入射する。
また、第2ブロードスペクトル光源16から出射した光は第2エタロン54に入射し、第2エタロン54において図7に示す光周波数成分を有する白色パルス光に変換される。第2エタロン54の第2反射プレート72Bから出射した白色パルス光は第2コリメータレンズ18に入射され、第2コリメータレンズ18において平行光に形成され、空中を伝播して第1ダイクロイックビームスプリッタ20に入射する。
第1ダイクロイックビームスプリッタ20は、第1コリメータレンズ14から出射した白色パルス光と第2コリメータレンズ18から出射した白色パルス光とを同軸にして混合し、ビームスプリッタ22に出射する。
ビームスプリッタ22は、入射した白色パルス光を分岐させ、分岐後の一方の白色パルス光である参照光を参照ミラー26の反射面26aに入射させる。反射面26aに入射した参照光は、反射面26aによって反射され、参照反射光として再びビームスプリッタ22へ入射する。
また、ビームスプリッタ22は、分岐後の他方の白色パルス光である測定光をハーフミラー56に入射させる。
ハーフミラー56は、入射した測定光の一部を測長ターゲット1の被測定面1aに入射させる。被測定面1aに入射した測定光は、被測定面1aによって反射し、測定反射光として再びビームスプリッタ22へ入射する。また、ハーフミラー56は、入射した測定光の一部を半反射面56aで反射し、反射した基準反射光をビームスプリッタ22に入射させる。
ビームスプリッタ22は、基準反射光、測定反射光、及び参照反射光を同軸上に合成し、干渉光を生成する。ビームスプリッタ22は、この干渉光を第2ダイクロイックビームスプリッタ28に入射させる。
第2ダイクロイックビームスプリッタ28は、入射した干渉光を、第1中心波長を含む波長域の第1干渉光と第2中心波長を含む波長域の第2干渉光とに分離し、第1干渉光を第1光検出器30に入射させ、第2干渉光を介して第2光検出器32に入射させる。
第1光検出器30は、入射した第1干渉光の強度に応じた第1干渉信号を光学的長さ算出部34に出力し、第2光検出器32は、入射した第2干渉光の強度に応じた第2干渉信号を光学的長さ算出部34に出力する。
光学的長さ算出部34は、参照光の光路長を変更しながら、第1干渉信号及び第2干渉信号を取得する。そして、第1干渉信号のうち基準反射光と参照反射光との干渉光の干渉信号を基準として、測定反射光と参照反射光との干渉光の干渉信号から被測定面1aまでの第1光学的長さLを算出する。同様に、第2干渉信号のうち基準反射光と参照反射光との干渉光の干渉信号を基準として、測定反射光と参照反射光との干渉光の干渉信号から被測定面1aまでの第2光学的長さLを算出する。
第1光学的長さL及び第2光学的長さLが入力された幾何学的長さ算出部36は、内蔵しているメモリ38からA係数を読み出し、A係数、第1光学的長さL及び第2光学的長さLを式2に代入し、測長ターゲット1の被測定面1aまでの幾何学的長さDを算出する。
このように、それぞれ中心波長の異なる複数の白色光をそれぞれエタロンを用いて繰り返し周波数を有する白色パルス光に変調し、同軸に混合してマイケルソン干渉計に入射し、それぞれの中心波長における光学的長さを算出し、この光学的長さを各中心波長における空気の群屈折率を用いたA係数で補正することで、参照光の光路及び測定光の光路に空気ゆらぎがあっても、群屈折率の変動による影響を受けずに被測定面までの幾何学的長さを正確に測定することができる。
本実施形態では、白色パルス光を用いたことで、測定光の光路長が参照光の光路長よりも長い場合も測定することが可能である。測定光の光路長が長くなると空気ゆらぎの影響が大きくなるが、本実施形態によれば、空気の群屈折率の影響を排除して正確に距離を測定することができる。
空気の屈折率の推定には、第1エタロン52及び第2エタロン54の特性の差が安定して正確であればよいので、より高精度な測定が可能である。
本実施形態では、A係数をメモリ38から取得したが、第2の実施形態と同様に、ハーフミラー56の半反射面56Aを基準面として半反射面56aまでの光学的長さを測定し、測定結果からA係数を算出してもよい。
<第4の実施形態>
図8は、第3の実施形態に係る距離測定装置の全体構成を示した構成図である。なお、図1及び図5に示す構成図と共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
距離測定装置60は、図8に示すように、干渉光の光路に第3エタロン58を備えている。
第3エタロン58は、入射した光のうち、一定の繰り返し周波数間隔を持つ多波長の光成分を透過して出射する空間型ファブリー・ペロー・エタロンであり、繰り返し周波数Λが1.5[GHz]の光を出力する。なお、第3エタロン58にはファイバ型ファブリー・ペロー・エタロンを用いてもよい。
ビームスプリッタ22により生成された干渉光は、第3エタロン58に入射する。第3エタロン58は、入射した干渉光を繰り返し周波数Λが1.5[GHz]の干渉光として出力する。この干渉光は第2ダイクロイックビームスプリッタ28に入射される。
以下の動作は第3の実施形態に係る距離測定装置50と同様である。
このように、干渉光の光路にエタロンを配置しても、測定光の光路長が参照光の光路長よりも長い場合も測定することができる。本実施形態によれば、1つのエタロンで構成できるため、装置が簡便となる。
以上説明した本発明の実施形態は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜構成要件を変更、追加、削除することが可能である。本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当該分野の通常の知識を有するものにより、多くの変形が可能である。
1…測長ターゲット、1a…被測定面、10,40,50…距離測定装置、12…第1ブロードスペクトル光源、14…第1コリメータレンズ、16…第2ブロードスペクトル光源、18…第2コリメータレンズ、20…第1ダイクロイックビームスプリッタ、22…ビームスプリッタ、24…走査ステージ、26…参照ミラー、26a…反射面、28…第2ダイクロイックビームスプリッタ、30…第1光検出器、32…第2光検出器、34…光学的長さ算出部、36…幾何学的長さ算出部、38…メモリ、42,56…ハーフミラー、42a,56a…半反射面、52…第1エタロン、54…第2エタロン、58…第3エタロン

Claims (5)

  1. 第1の中心波長を有する第1の白色光を出射する第1の光源と、
    前記第1の中心波長とは異なる第2の中心波長を有する第2の白色光を出射する第2の光源と、
    前記第1の白色光と前記第2の白色光とを混合する混合手段と、
    前記混合した光を2方向に分岐させ、一方の参照光を参照ミラーの反射面に入射するとともに他方の測定光を測定対象物の被測定面に入射し、前記反射面で反射した参照反射光と前記被測定面で反射した測定反射光とを合成した干渉光を生成する干渉光生成手段と、
    前記参照光の光路長を変更する走査手段と、
    前記干渉光を前記第1の中心波長を有する第1の干渉光と前記第2の中心波長を有する第2の干渉光とに分離する分離手段と、
    前記第1の干渉光を受光して前記第1の干渉光の強度に応じた第1の干渉信号を出力する第1の検出手段と、
    前記第2の干渉光を受光して前記第2の干渉光の強度に応じた第2の干渉信号を出力する第2の検出手段と、
    前記参照光の光路長を変更しつつ前記第1の干渉信号と前記第2の干渉信号とを取得する取得手段と、
    前記参照光の光路長と前記第1の干渉信号との関係に基づいて前記被測定面までの第1の光学的長さを算出し、前記参照光の光路長と前記第2の干渉信号との関係に基づいて前記被測定面までの第2の光学的長さを算出する光学的長さ算出手段と、
    空気の群屈折率の影響を排除した前記被測定面までの幾何学的長さを算出するための補正係数であって、前記第1の中心波長における第1の空気の群屈折率と前記第2の中心波長における第2の空気の群屈折率とに基づいた補正係数を取得する補正係数取得手段と、
    前記第1の光学的長さと前記第2の光学的長さと前記補正係数とに基づいて前記幾何学的長さを算出する幾何学的長さ算出手段と、
    を備えた距離測定装置。
  2. 前記補正係数取得手段は、前記補正係数を記憶する記憶手段を備えた請求項1に記載の距離測定装置。
  3. 前記補正係数取得手段は、
    前記測定光の光路に配置された基準部材であって、基準面が前記測定光の既知の光路長となる位置に配置された基準部材と、
    前記参照光の光路長を変更しながら前記第1の干渉信号と前記第2の干渉信号とを取得し、前記第1の干渉信号に基づいて前記基準面までの第3の光学的長さを算出し、前記第2の干渉信号に基づいて前記基準面までの第4の光学的長さを算出する基準面光学的長さ算出手段と、
    前記第3の光学的長さと前記第4の光学的長さと前記既知の光路長とに基づいて前記補正係数を算出する補正係数算出手段と、
    を備えた請求項1に記載の距離測定装置。
  4. 前記第1の白色光及び前記第2の白色光のそれぞれの光路、又は前記干渉光の光路に配置されるエタロンと、
    前記測定光の一部を反射させ、かつ一部を透過させる半反射面を有するハーフミラーと、
    を備え、
    前記干渉光生成手段は、前記参照反射光、前記測定反射光、及び前記半反射面で反射した基準反射光を合成した干渉光を生成する請求項1から3のいずれか1項に記載の距離測定装置。
  5. 第1の中心波長を有する第1の白色光と前記第1の中心波長とは異なる第2の中心波長を有する第2の白色光とを混合する混合工程と、
    前記混合した光を2方向に分岐させ、一方の参照光を参照ミラーの反射面に入射するとともに他方の測定光を測定対象物の被測定面に入射し、前記反射面で反射した参照反射光と前記被測定面で反射した測定反射光とを合成した干渉光を生成する干渉光生成工程と、
    前記干渉光を前記第1の中心波長を有する第1の干渉光と前記第2の中心波長を有する第2の干渉光とに分離する分離工程と、
    前記第1の干渉光を受光して前記第1の干渉光の強度に応じた第1の干渉信号を出力する第1の検出工程と、
    前記第2の干渉光を受光して前記第2の干渉光の強度に応じた第2の干渉信号を出力する第2の検出工程と、
    前記参照光の光路長を変更しつつ前記第1の干渉信号と前記第2の干渉信号とを取得する取得工程と、
    前記参照光の光路長と前記第1の干渉信号との関係に基づいて前記被測定面までの第1の光学的長さを算出し、前記参照光の光路長と前記第2の干渉信号との関係に基づいて前記被測定面までの第2の光学的長さを算出する光学的長さ算出工程と、
    前記被測定面までの幾何学的長さを算出するための補正係数であって、前記第1の中心波長における第1の空気の群屈折率と前記第2の中心波長における第2の空気の群屈折率とに基づいた補正係数を取得する補正係数取得工程と、
    前記第1の光学的長さと前記第2の光学的長さと前記補正係数とに基づいて前記幾何学的長さを算出する幾何学的長さ算出工程と、
    を備えた距離測定方法。
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