JP6503056B2 - 一体型流体熱交換器、及び、流体熱交換の方法 - Google Patents

一体型流体熱交換器、及び、流体熱交換の方法 Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
[1.技術分野]
本発明は、一般には熱電デバイスに関し、より詳しくは一体型熱電動流体熱交換器に関する。
[2.先行技術の説明]
熱電クーラまたはペルティエクーラとも呼ばれる熱電(TE)モジュールは、ヒートポンプとして機能する半導体に基づいた電子部品である。低圧直流電力をTEモジュールに加えることによって、熱は、モジュールを通って片側から他方側に伝えられる。従って、1つのモジュール面は、反対面が同時に加熱されている間に冷却される。この現象は、印加される直流電圧の極性を変更することにより、逆にされ得る。その結果、熱は、反対方向に伝えられる。従って、熱電モジュールは、加熱および冷却の両方に使用されてもよく、温度を正確にコントロールすることを適切にさせる。
実際的に、熱電モジュールは、通常、電気的に直列に接続され、且つ、熱的に平行に接続された、n型およびp型のドープされた半導体材料(例えば、テルル化ビスマス)の2つ以上の素子から成る。これらの熱電素子、および、それらの電気的相互接続部は、典型的には、2つのセラミック基板の間に取り付けられる。これらの基板は、全体構造を一緒に機械的に保持し、互いから、及び、外部取り付け表面から、個々の素子を電気的に絶縁する。熱電モジュールは、300×300mm(12×12インチ)までの寸法、および、0.5から5mm(0.02から0.2インチ)の高さまたは厚さを有する。様々な異なる形状、基板材料、金属化パターン、および、取り付けオプションが、利用可能である。
熱電モジュールは、ヒートシンクまたは別個の熱移送デバイスが該熱電モジュールと共に位置する固定されたデバイスとして、流体熱交換器において典型的に使用される。ブロワ、ファン、ポンプ等は、ヒートシンクと流体との間で熱を移送する際に使用される流体供給流を提供する。
典型的な構成では、電力は、別箇の電源から熱電モジュールに供給される。回転により固定配線が不可能な回転デバイスでは、電力は、一般に、回転導体に接する整流子またはスリップリングによって供給される。回転導体(スリップリングまたは整流子片のいずれか)は、回転軸に付け加えられており、電力を伝えるために固定されたカーボンブラシを含む。他の変形例では、ブラシは、固定された導体に接して回転する。
[発明の概要]
上述の構成は、本発明が改善する問題および欠陥を有する。熱電モジュールを備える典型的な構成は、多数の部品を含み、サイズに制約され、供給される流体の利用可能性により制限される。
従来の回転デバイスでは、電力が整流子またはスリップリングによって回転デバイスに供給される場合、回転速度は、摩擦からの熱によって制限される。また、回転は、接触部分に摩耗をもたらし、摩耗チェック、及びまたは、ブラシ交換等のメンテナンスを必要とする。清浄さおよび汚染は、可動部間の摩擦によって発生した粒子による問題でもある。
従って、必要なものは、移動する電気コネクタを少なくし、または、無くし、周囲への汚染を低減する流体熱交換器である。
本発明の目的は、熱電熱交換器および流体移動装置を、単一アセンブリに一体化することである。
本発明の別の目的は、流体熱交換器の信頼性を向上させることである。
本発明の別の目的は、誘導された電力を熱電モジュールに送ることである。
本発明は、熱電モジュール、ヒートシンク、および、流体移動装置、または、インペラを一体化する単一アセンブリを提供することにより、これらおよび他の目的を達成する。本発明の一実施形態では、一体型流体熱交換器は、第1インペラボディおよび第2インペラボディを備えるインペラアセンブリを含む。各インペラボディは、略円形形状を有し、且つ、該インペラボディを貫通する少なくとも1つの開口部を有する。第2インペラボディは、第1インペラボディに対し、略並列に配置され、且つ、接続されていて、第2インペラボディは、略円形形状を有し、且つ、第1インペラボディを貫通する開口部(複数可)と一致する第2インペラボディを貫通する開口部(複数可)を有する。複数の第1インペラ羽根は、第1インペラボディから軸方向に、第2インペラボディから離れて延びている。複数の第2インペラ羽根は、第2インペラボディから軸方向に、第1インペラボディから離れて延びる。少なくとも1つの熱電モジュールは、第1インペラボディと第2インペラボディとの間に配置され、そこでは、各熱電モジュールは、第1基板および第2基板を有する。第1ヒートシンクは、第1基板に接続され、第1インペラボディを貫通する第1開口部(複数可)を通って延び、第2ヒートシンクは、第2基板に接続され、第2インペラボディの開口部(複数可)を通って延びる。
別の実施形態では、一体型流体熱交換器は、第1ハウジング部材、および、第1ハウジング部材に連結可能な第2ハウジング部材を有し、第1ハウジング流入開口部、第2ハウジング流入開口部、第1ハウジング出口部分、および、第2ハウジング出口部分を形成しているハウジングを含む。流体熱交換器は、第2ハウジング部材内に固定して配置され、交流電源に接続されるのに適合した電気伝導性送信器コイルと、インペラアセンブリに固定して取り付けられた複数の電気伝導性巻線を有する受信コイルと、を含んでいる誘導電力アセンブリも含む。受信コイルは、送信器コイルに対し、実質的に並べられると共にエアギャップによって分離され、熱電モジュール(複数可)に誘導電流を送るのに適合されている。
別の実施形態では、一体型流体熱交換器は、受信コイルと熱電モジュール(複数可)との間に電気的に接続された整流回路も含み、整流回路は、受信コイルから送られた誘導電流に基づいて、直流電流を熱電モジュール(複数可)に供給するのに適合している。
別の実施形態では、一体型流体熱交換器それぞれの熱電モジュールは、第1および第2インペラボディの最も外側の周と、インペラ羽根との間に、環状に置かれている。
別の実施形態では、一体型流体熱交換器は、送信器コイルに電気的に接続された発振回路を含み、送信器コイルに高周波の交流電力を伝えるのに適している。別の実施形態では、一体型流体熱交換器は、受信コイルに電気的に接続され、整流回路に並列に接続された同調コンデンサを有する。
別の実施形態では、一体型流体熱交換器は、整流回路に電気的に接続され、熱電モジュール(複数可)と並列に接続されたフィルタコンデンサを含む。
別の実施形態では、整流回路は、インペラアセンブリの周りに円周方向に配置された複数のダイオードを含む。
本発明の別の態様では、流体熱交換の方法は、流体熱交換器を提供することを含み、該流体熱交換器は、インペラアセンブリを備え、インペラアセンブリは、第1インペラボディであって、略円形形状を有し、該第1インペラボディを貫通する少なくとも第1開口部を有する該第1インペラボディと;第1インペラボディに対し、略並列に配置され、且つ、接続された第2インペラボディであって、該第2インペラボディは、略円形形状を有し、且つ、第1インペラボディの少なくとも第1開口部と一致する、第2インペラボディを貫通する少なくとも第2開口部を有する該第2インペラボディと;第1インペラボディから軸方向に、第2インペラボディから離れて延びる複数のインペラ羽根と;第2インペラボディから軸方向に、第1インペラボディから離れて延びる複数の第2インペラ羽根と;第1インペラボディと第2インペラボディとの間に配置された少なくとも1つの熱電モジュールであって、該少なくとも1つの熱電モジュールは、第1基板および第2基板を有する少なくとも1つの熱電モジュールと;第1基板へ連結され、少なくとも第1開口部を通って延びる第1ヒートシンクと;第2基板へ連結され、少なくとも第2開口部を通って延びる第2ヒートシンクと;第1ハウジング流入開口部、第2ハウジング流入開口部、第1ハウジング出口部分、および、第2ハウジング出口部分を有するハウジングであって、インペラアセンブリは、ハウジング内に回転可能に配置されたハウジングと;ハウジング内に配置された送信器コイルと;インペラアセンブリに配置され、送信器コイルに対し、間隔を空けて並べられた受信コイルと、を備える。該方法は、インペラアセンブリを中央インペラ軸の周りで回転させることにより、第1ハウジング流入開口部および第2ハウジング流入開口部の各々に流体を引き入れ、第1ハウジング出口部分および第2ハウジング出口部分の各々を通して流体を分配する工程も含む。該方法は、送信器コイルに高周波交流電力を送ることにより、受信コイルに交流電流を誘導する工程と、誘導された交流電流を直流電力に変換する工程と、熱電モジュール(複数可)に直流電力を送る工程も含む。該方法の一実施形態では、流体は、空気等のガスである。
該方法の別の実施形態では、誘導された電流を直流電力に変換する工程は、ブリッジ整流器に電気的に接続され、熱電モジュール(複数可)と並列のフィルタコンデンサを有する整流回路を選択することを含む。
該方法の別の実施形態では、送信器コイルに高周波の交流電力を送る工程は、送信器コイルに電気的に接続された発振回路を用いて実行される。
該方法の別の実施形態では、発振回路は、ロイヤー発振器、コルピッツ発振器、その他の適切なトリガ、又は、コントロール回路である。
該方法の別の実施形態では、インペラアセンブリを提供する工程は、翼形構造を有するインペラ羽根を有するインペラアセンブリを選択することと、前方湾曲構造を有する複数のヒートシンクフィン、または、放射状湾曲構造を有する複数のヒートシンクフィンを有するヒートシンクを選択することと、を含む。
該方法の別の実施形態では、流体熱交換器を提供する工程は、ミリメートルの位数の距離で、受信コイルから間隔を空けて配置された送信器コイルを有する流体熱交換器を選択することを含む。
該方法の別の実施形態では、流体熱交換器を提供する工程は、インペラアセンブリの外縁の直近に配置された受信コイルを選択することを含む。
該方法の別の実施形態では、流体熱交換器を提供する工程は、インペラアセンブリの周りに円周方向に実質的に分布された複数のダイオードを有するインペラアセンブリを選択することを含み、複数のダイオードは、ブリッジ整流器を備える。
第1側を示す本発明の流体熱交換器の一実施形態の斜視図である。 第2側を示す図1の流体熱交換器の斜視図である。 インペラ羽根を備える外表面を示す本発明のインペラボディの斜視図である。 内表面を示す図3のインペラボディの斜視図である。 熱電モジュールおよび第2インペラボディを備える分解されたアセンブリの一部として示された図3のインペラボディの斜視図である。 分解されたアセンブリの一部として示された本発明のヒートシンクを備える熱電モジュールの斜視図である。 ヒートシンクのない図6の熱電モジュールの斜視図である。 明瞭さのために第1基板層が削除された、図6Aの熱電モジュールの上面、平面図である。 ヒートシンクの一実施形態の正面図である。 前方湾曲ヒートシンクフィンを示すヒートシンクの一実施形態の上面平面図である。 放射状湾曲ヒートシンクフィンを示すヒートシンクの一実施形態の上面平面図である。 内表面と、分解されたアセンブリの一部とを示す本発明の第2インペラボディの斜視図である。 図1の流体熱交換器の側面図である。 図1の流体熱交換器の平面図である。 図1の流体熱交換器のアセンブリを示す、図9の線A−Aを通過する側面断面図である。 ハウジング内に示された本発明の流体熱交換器の斜視図である。 遠心ファンまたはブロワの様々な共通ファンの羽根の構造の概要図を示す。 本発明の流体熱交換器の別の実施形態の斜視図である。 内表面を示す本発明の第1側ハウジングの一実施形態の斜視図である。 送信器コイルを備える内表面を示す本発明の第2側ハウジングの一実施形態の斜視図である。 T形状分割パネルを含む第1インペラボディの一実施形態の斜視図である。 本発明のインペラアセンブリの一実施形態の分割リングおよび対応する分割リング開口部を示す断面概要図である。 分割リングを備えるハウジングおよびインペラアセンブリを示す本発明の流体熱交換器の断面図である。 本発明の誘導電力アセンブリの一実施形態の配線の概要である。 本発明の誘導電力アセンブリの一実施形態の部品の分解斜視図である。 インペラボディの半径外方向の位置のヒートシンクと共に半径方向に並べられた受信コイルを示す、本発明の第2側インペラアセンブリの一実施形態の斜視図である。
本発明の好ましい実施形態が、図1−20に示される。図1は、本発明の流体熱交換器10の一実施形態の斜視図を示す。流体熱交換器10は、流体移動装置アセンブリまたはインペラアセンブリ20と、複数のヒートシンク250を備えた熱電モジュール200(図6に図示)と、を含む。本実施形態は、ハブ30内の開口30a内に、または、開口30aを通って延びるシャフト(不図示)上で回転するよう構成された単一組立ユニットとして、熱電モジュール200と、インペラアセンブリ20と、ヒートシンク250と、を一体化する。各ヒートシンク250は、複数のヒートシンクフィン251を有する。
インペラアセンブリ20は、第1側のインペラアセンブリ13と、第2側のインペラアセンブリ101とを含む。1つ以上の熱電モジュール200(複数可)が、第1インペラボディ22と第2インペラボディ100との間に挟まれている。複数のヒートシンク250は、好ましくは、(図6に示され後述される)熱電気熱電モジュール200の第1側202および第2側204に、少なくとも1つのヒートシンク250を有して、各熱電のモジュール200に取り付けられるか、または、各熱電のモジュール200と一体的に形成されている。
第1インペラボディ22は、該第1インペラボディ22に取り付けられるか、または、該第1インペラボディ22から第1インペラボディ表面22aに略垂直方向に延びる複数の第1インペラ羽根24を有する。第1インペラ羽根24は、ハブ30から所定間隔を空けて環状に配置さる。一実施形態では、第1インペラボディ22は、18個の第1インペラ羽根24を有する。別の実施形態では、第1インペラボディ22は、16個の第1インペラ羽根24を有する。所望の流体流れおよび伝熱効果に適切なように、他の数が選択されてもよい。一実施形態では、各インペラ羽根24は、ヒートシンク(複数可)250を通過するまたは横切る空気等の流体をより効率的に移動させるために、回転28の方向に好ましくは面する凹面26を有する。
ここで、図2を参照すると、斜視図は、インペラアセンブリ20の第2側14の一実施形態を示している。第1インペラボディ22のように、第2インペラボディ100は、第2インペラボディ表面100aに取り付けられるか、または、第2インペラボディ表面100aから略垂直方向に延びる複数の第2インペラ羽根102を有する。第2インペラ羽根102は、ハブ30から所定間隔を空けて環状に配置される。本実施形態では、第2インペラボディ100は、30個の第2インペラ羽根102を有する。16個の第2インペラ羽根102は、例えば、軽減された重量、更には静寂な気流等の点において、30個以上の第2インペラ羽根102より好都合であることが判明した。所望の流体流れおよび伝熱効果に適切なように、他の数が選択されてもよい。一実施形態では、各インペラ羽根102は、ヒートシンク(複数可)250を通るかまたは横切る空気等の流体をより効率的に移動させるために、回転28の方向から離れるように面する凹面104を有する。幾つかの実施形態では、第2インペラ羽根102は、ヒートシンク(複数可)250の高さと同じ、または、それより低い高さ106を有している。これらの実施形態の長所は、図12以下と関係する実施形態において、より明確に以下に説明される。第2インペラボディ100は、シャフト(不図示)を収容するための第2開口120aを備える第2ハブ120を有する。幾つかの実施形態では、ハブ30の開口30aは、第2ハブ120の第2開口120aと連続している。第1及び第2インペラボディ22、100は、各側において、インペラの羽根24、102の数が異なる、または、等しい数の羽根を有し得ると考えられ、上記の羽根の数は、制限していることを意図されない。他の実施形態では、インペラ羽根24、102は、それぞれ、ヒートシンク250の高さ(複数可)と同じ、または、それよりより低い高さ32、106を有している。インペラボディを横断し、且つ、ヒートシンク250を横切る空気移動を提供する限り、インペラ羽根は、どのような形状を有していてもよいことも理解される。インペラ羽根は、高さが異なってもよいことが更に理解される。一実施形態では、複数の第1および第2インペラ羽根24、102は、ハブ30から第2の所定間隔を空けて環状に配置される。別の実施形態では、複数の第1および第2インペラ羽根22、102は、ハブ30から放射状に延びる。第1および/または第2インペラ羽根24、102は、ハブ30から間隔を空けて配置されても良く、その一方で、第1および/または第2インペラ羽根22、102の残りが、ハブ30から放射状に延びていることも考えられる。
ここで、図3を参照すると、ハブ30および第1インペラ羽根24を備える第1インペラボディ22の上部斜視図が示されている。第1インペラボディ22は、外表面34を備え、一般的には平面である。第1インペラボディ22は、内部領域33と外リング35との間で放射状に延びる複数のブリッジセグメント37によって外リング35に接続された、一般的に円形の内部領域33を有する。外リング35は、第1インペラ羽根24(例えば、上方)と反対の方向に(例えば、下方へ)延びる突出する外縁36を有する。第1インペラボディ22は、軸方向に第1インペラボディ22を通って延び、好ましくは円弧形状で、内部領域33、ブリッジセグメント37、および、外リング35によって境界をつけられた複数の開口部40を有する。複数の開口部40は、環状開口部とも呼ばれ、第1インペラボディ22の中央から第1所定距離に位置している。示された実施形態では、第1インペラボディ22は、第1、第2、第3、および、第4の環状開口部として名前を付され得る複数の開口部40を有する。ブリッジセグメント37は、開口部40と相対的に示されたものよりも狭くても広くてもよく、または、第1及び第2インペラボディ22、100を合致させることに変更を加えて、完全に除去され得ることが考えられる。
一実施形態では、第1インペラボディ22は、4つのブリッジセグメント37間にて、等しい角度間隔で、平面34における4つの4分円38a―38dの各々の中に配置された1つの開口部40を有する状態で、4つの開口部40a―40dを有する。各々の開口部40a―40dは、好ましくは、外表面34の中央46からの第1半径42と第2半径44との間に延び、約80度の円弧幅48を有する。開口部40a−40dは、ヒートシンク250が開口部を通って延びるのを許容するように、寸法が合わせられて構成されている。他の実施形態では、略正方形または長方形の熱電モジュール200を収容するための第1インペラボディ22のまわりに、均等に間隔を置かれた複数の略正方形または長方形の開口部40等、より多い、または、より少ない開口部40が用いられてもよい。
ここで、図4を参照すると、第1インペラボディ22の内表面52の斜視図が示されている。リング形状の第1基板凹部54が、内表面52に配置され、開口部40a−40dおよびブリッジセグメント37を囲んでいる。第1基板凹部54は、熱電モジュール200の第1基板202を収容するために寸法が合わせられて構成されていて、それは、図6を参照しつつ後述される。内表面52は、第1インペラボディ22を第2インペラボディ100に取り付けるのに有用な1つ以上の更なる特徴を任意に含む。これらの更なる特徴は、例えば、ロッキングリング、留め開口部、留め棒、スタンドオフポスト(standoff post)または部材、および、第1インペラボディ22と第2インペラボディ100との間のスナップフィット係合のための技術で、既知の構造を含む。これらの任意の特徴は、第2インペラボディ100の内表面110に同様に含まれていてもよく、それは後述される。スタンドオフポストまたは部材が、熱電モジュール200に補強を提供するために戦略的に置かれてもよい。
グループとしての図5、6、および、7は、第1インペラボディ22を備えるインペラアセンブリ20、ヒートシンク250を備える熱電モジュール200、及び、第2インペラボディ100の部品の分解斜視図を示す。第1インペラボディ22については、上述されている。ヒートシンク250は、各々、複数のヒートシンクフィン251を有する。一実施形態では、ヒートシンクフィン251は、インペラアセンブリ20の外縁36から所定間隔を空けて配置されている。別の実施形態では、ヒートシンクフィン251は、インペラアセンブリ20の外縁36に対して実質的に並べられている。
ここで、図6を参照すると、ヒートシンク250を備える熱電モジュール200の一実施形態の斜視図が示されている。4つの熱電モジュール200のアセンブリは、各熱電モジュール200の第1基板202および第2基板204の間に配置された半導体層206を備える略環状の形状を形成している。換言すれば、熱電モジュール200は、それぞれ、円弧の輪郭を形成する。半導体層206は、電気的に直列に接続される複数のn型およびp型半導体材料を備える。例えば、隣接したn型およびp型材料は、銅コネクタに接続され、n−pおよびp−n接合の平面配列を形成する。第1基板202および第2基板204の各々は、複数のn−pおよびp−n接合を構造上一緒に保持するために、半導体層206の反対側に接続している。第1基板202および第2基板204は、また、半導体層206からヒートシンク250まで熱を伝達する。第1基板202および第2基板204は、セラミック、エポキシ、ポリイミド等の、好ましくは電気的絶縁材料、および、好ましくは熱伝導性材料で作られている。示されるように、ブリッジエレメント37と一致する、ヒートシンク250間のスペース222がある。スペース222は、スペース222を通る空気の流れを封鎖するために、封鎖部材(不図示)を任意に含んでもよい。スペース222に任意の封鎖部材を含むことの長所は、全気流が調整されることである。
ヒートシンク250は、間隔を空けて放射状の向きに第1基板202にそれぞれ熱的に接続された4つのヒートシンク部分250a―250d、および、第2基板204に熱的に接続された4つのヒートシンク部分250e―250hを有する。ヒートシンク部分250a−250hは、それぞれ、複数のヒートシンクフィン251を有する。
次に図6Aに移ると、明瞭さのためにヒートシンク250を省いた熱電モジュール200が示されている。第1基板202は、4つの円弧形部分202a−202dを含む。第2基板204は、電気接続のためのスペースを提供するために、本実施形態の円弧形部分202a―202dに比べて長さが短い4つの別個の円弧形部分204a―204dを含む。より多いまたはより少ない部分が、第1基板202および第2基板204のそれぞれで使用されてもよい。第2基板204のように、半導体層206は、基板202と204との間に配置された、円弧形部分202aおよび204a、202bおよび204b、202cおよび204c、202dおよび204dにそれぞれ一致する、4つの別個の領域または部分206a―206dを有する。
一実施形態において、第1基板202および第2基板204は、第3(内)半径210と第4(外)半径212との間に、均等な半径方向の幅208を有する。第2基板部分204a−204dは、約80度にわたる基板円弧長さ213を有する。図6Aは、明瞭さのために第1基板202が除かれた、第2基板204および半導体層部分206a−206dだけの平面図である。半導体層部分206a−206dは、それぞれ、第5(内)半径216および第6(外)半径218の間に第3半径方向幅214を有し、第5半径216は第3半径210以上で、第6半径218は第4半径212以下である。半導体層206の部分206a−206dは、基板円弧長さ213以下の半導体円弧長さ220を有する。その結果、半導体層206の部分206a−206dは、それぞれ、第2基板204の各部分204a−204dの境界内にそれぞれ位置している。熱電モジュール内の両方の基板の周から凹んだ電気接続部を備えて、これらの基板が、サイズおよび構成において等しくてもよいことが考えられる。
図6Cで示されるように、例えば、一実施形態におけるヒートシンク250のヒートシンク部分250a―250hのそれぞれは、各ヒートシンクフィン251を形成する繰り返す方形波の形状を実質的に有する折り畳まれた金属片である。各ヒートシンクフィン251は、それぞれ、第1終端253で第1水平部分254、および、第2端255で第2水平部分256に接続された、隣接した垂直部分252を有する。ベースプレートから延びる複数のフィンまたは突起を有し、金属射出成形またはその技術において既知の他の方法によって作られたヒートシンク(不図示)等の、ヒートシンク250(複数可)の他の形状も受け入れられる。平面を有するように示されているが、ヒートシンク250も、インペラのような湾曲した形式で形成されていてもよい。図6Dおよび6Eは、前方に湾曲した構造、および、湾曲した放射状の構造を、それぞれ示している。図6Bでは、前方に湾曲した構造は、ヒートシンクの各フィンが、同一フィンの遠心端が異なる放射状の線上にあると同時に、与えられた放射状の線上の中央の回転軸に最も近い端(即ち、近位端)を有することを意味する。図6Cにおいて、湾曲した放射状の構造は、ヒートシンクの同一フィンの近位および遠心端が、中央の回転軸から同一放射状線上にあることを意味する。
ヒートシンク(複数可)250は、熱伝導性接着剤、ハンダ、または、ろう付けを使用して、熱電モジュール200の第1基板202および第2基板204に接着または接続される。熱電モジュール(複数可)200を熱交換器250(複数可)に接着させるために使用される方法は、第1基板202および第2基板204の適切な表面に依存する。例えば、銅のラミネートまたは金属化されたセラミック基板が、はんだ付けまたはろう付けを用いて使用されてもよい。ヒートシンク(複数可)250または他の伝熱部品も、第1基板202および/または第2基板204と一体的に形成、または、機械的に接続されてもよい。第1および第2基板202、204は、ヒートシンク250に直接接合(即ち、接着剤、はんだ、またはろう付けを要することなく)されてもよいことも考えられる。
ここで、図7を参照すると、斜視図は、第2インペラボディ100の一実施形態の内表面図を示している。第1インペラボディ22のように、第2インペラボディ100は、一般に円形の第2内部領域112と、複数の第2ブリッジセグメント116によって第2内部領域112に接続された第2外リング114とを有する。第2インペラボディ22は、好ましくは、1つの開口部122が4つの4分円124a−124bのそれぞれに配置され、第2ブリッジセグメント116間で均等な角度間隔を有し、第1インペラボディ22の開口部40と並べられた状態で、複数の第2開口部122を有する。各第2開口部122は、好ましくは、第7(内)半径126および第8(外)半径128の間にて、第2インペラボディ100の中央130から延びている。第7半径126および第8半径128は、それぞれ、第1インペラボディ22の第1半径42および第2半径44と好ましくは同じである。好ましくは、各第2開口部122は、約80度にわたる第2円弧幅132を有する。第2開口部122は、250e−h等のヒートシンク(複数可)250が該第2開口部122を通って延びるのを許容するように、寸法が合わせられて構成されている。第1インペラボディ22のように、より多いまたは少ない第2開口部122が、第2インペラボディ100で用いられてもよい。
各第2開口部122を囲むのは、第2基板204を収容するために寸法を合わせられた基板凹部134である。組み立てられる際、各第2基板204の縁は、第2開口部122を通って延びる装着されたヒートシンク250で、基板凹部134を塞ぐ。第1インペラボディのブリッジエレメント37および第2インペラボディの第2ブリッジセグメント116は、熱電モジュール200の熱膨張を補償するために、第1基板202から間隔を空けて配置される。凹部134は、熱電のモジュール200が、第2インペラボディ100に対して(および第1インペラボディ22に対しても)回転するのを防止するのに有用である。熱電のモジュール200の熱膨張を補償するために、第2基板204が互いに接近するように延びるが互いに間隔を空けて配置される実施形態、または、凹部134がインペラボディの構造上の特徴ではない実施形態においては、熱電モジュール200がインペラアセンブリ20に対して回転するのを防ぐために、クリップ、留め具、または、突起等の他の構造が、任意に付け加えられてもよい。第2インペラボディ100は、外表面108(不可視)から延びる複数の第2インペラの羽根102を有する。第2ハブ120は、外表面108上に、好ましくは、第2インペラボディ100の中央130に配置されている。第2外リング114は、(例えば、下方に延びる)インペラ羽根102から反対方向(例えば、上向き)に延びる第2外縁136を有する。
ここで、図8を参照すると、側面図は、流体熱交換器10のインペラアセンブリ20の一実施形態を示している。示されているように、一実施形態では、第2インペラボディ100に第1インペラボディ22を接続するために、第1インペラボディ22の外縁36は、第2インペラボディ100の第2外縁136に、重複、係合、および/または、ロックするように形成され構成されている。ヒートシンク250は、第1インペラボディ22を通過し、且つ、第2インペラボディ100を通過して延びる。本実施形態では、第1インペラ羽根24は、第1インペラボディからヒートシンク250を超えて延びるように示され、第2インペラ羽根102は、第2インペラボディからヒートシンク250を越えて延びるように示されているが、第1および第2インペラ羽根24、102がヒートシンク250の高さ以下である時、作動における気流および静けさが最適化されることが判明した。第1ハブ30および第2ハブ120は、第1および第2インペラボディ2、100の平面からそれぞれ横断して延びる。
ここで、図9を参照すると、平面図は、第1側12から見た時のインペラアセンブリ20の一実施形態を示している。第1インペラ羽根24は、内部領域33の外表面34から延び、そして内部領域33の半径方向外側部分33a、好ましくは、直近の開口部40およびヒートシンク250に向かって配置されている。比較的小さな空間が、インペラ羽根外縁24aとヒートシンク内縁251との間に求められる。この小空間23は、ヒートシンク250を通る均一な気流を支援するため、高圧な空間として働く。
ここで、図10を参照すると、図9の線A−Aに沿って得られた断面図は、第1インペラボディ22と、第2インペラボディ100と、複数のヒートシンク250を備える熱電モジュール200との部分を示している。第1基板202は、第1インペラボディ22の第1基板凹部54に収容される。第2基板204は、第2インペラボディ100の凹部134に収容される。半導体層206は、第1インペラボディ22と第2インペラボディ100との間のギャップ180内に位置している。第1インペラボディ22の外縁36および第2インペラボディ100の第2外縁136は、互いに、重複、連結、または、接触し、ギャップ180の輪郭を形成するように構成されている。ギャップ180は、好ましくは、第1および第2インペラボディ22、100のかなりの部分の間に延びる。一実施形態においては、外縁36は、第1インペラボディの外リング35から横断して(例えば、下方へ)延び、第2外縁136を収容するために寸法を合わせられた穴または凹部50の輪郭を形成する。第2外縁136は、第2外リング114から横断して(例えば、上方へ)延びて、凹部50内に適合する。第1外縁36は、第1インペラボディ22および第2インペラボディ100を共にロックするために、第2外縁136と係合する留め金36aを任意に有する。
誘導電力は、第1インペラボディ22と第2インペラボディ100との間のギャップ180内の通電導体、または、ワイヤ巻線400を通る誘導電流によって発生される。一実施形態おいては、ワイヤ巻線400は、第1インペラボディの外リング35、およびまたは、第2インペラボディの第2外リング114の中に配置される。電気接続406、408は、第1インペラボディ22と第2インペラボディ100との間のギャップ180に導体を通すことにより、熱電モジュール200に対してなされる。磁界は、磁極片402(図11に示される)によって供給され、それは、図11に関連して以下で説明される。
ここで、図11を参照すると、ハウジング350内に配置されたインペラアセンブリ20を含む流体熱交換器10が示されている。ハウジング350は、第1側パネル開口部354を備える第1側パネル352と、第2側パネル開口部358(非可視)を備える第2側パネル356と、分割開口部362(非可視)を備える分流器パネル360と、第1側352パネル、第2側パネル356、および、分流器パネル360の間に延びて接続している側壁364とを有する。分流器パネル360は、第1流体流れ370(例えば冷やされた流体)および第2流体流れ372(例えば暖められた流体)を分離するために、外縁36(図3に図示)および第2外縁136(図7に図示)と好ましくは並べられている。好ましくは、分割開口部362は、第1流体流れ370および第2流体流れ372の混合を最小限にするため、インペラアセンブリ20よりわずかに大きく寸法を合わせられている。上記誘導電力は、熱電モジュール200に電力を供給するために使用されてもよいが、それは、インペラアセンブリ20を駆動するため、そのような構造からのEMF(電磁力)に対向するためのはるかに大きなモータまたは原動機を必要とする。よりよい代替案が、以下の図18−20に関して検討される。
別の実施形態(不図示)では、ハウジング350は、第1側パネルおよび側壁364の一部を含む第1部分と、側壁364の第2の部分を備える第2側パネル356を含む第2部分と、を有する。第1部分および第2部分は、側壁364の接合部に沿って共に接合し、分流器パネル360を収容するために、穴または溝の輪郭を形成する。また、分流器パネル360は、成形されてもよく、プリント(printed)されてもよく、または、ハウジング350の第1および/または第2側壁352,356の一部として作られてもよいことも考えられる。
ハウジング350は、第1流体流れ370が第1側パネル開口部354を通って取り込まれ、第2流体流れ372が第2側パネル開口部358を通って取り込まれるように設計されている。インペラアセンブリ20のそれぞれの側は、ヒートシンク250を横切って移動し、且つ、第1出口376を通る第1排気流374として流れると共に、第2出口380を通る第2排気流378として流れる流体をもたらす差圧を生成する。従って、流体熱交換器10は、敏感な電子収納装置、コンピュータボックス、クーラー容器、冷蔵庫のボックス、筐体、または、密封もしくは清浄システムを冷却するのに適している。また、流体熱交換器10は、廃熱を負荷からそらしている間、調整された流体源(例えば、第1流体流れ370)を負荷に導くために用いられていてもよい。この装置は、閉ループ熱交換器システムの一体部品としての使用にも適している。熱電モジュール200に電力が供給されると、ヒートシンクを横切って移動する流体は、供給された電圧の極性に応じて加熱または冷却される。シングルハウジング流入開口部が、第1および第2側パネル開口部354、358を有する代わりに使用されてもよいことも考えられる。例えば、ハウジング350は、インペラアセンブリの各側に流体流れを提供するために、内部でその後に分割される流体流れ370を収容するための単一放射状流入開口部を組み入れても良い。別の例では、第1及び第2インペラボディは、ハブ30に隣接した複数の開口部を有し、該ハブ30は、第1側開口部354からの流体流れが、第1インペラボディ22のヒートシンク250を通ってあるいは横切って移動するだけでなく、インペラアセンブリ20の第2側14へと第1および第2インペラボディ22、100を通り抜けることにより、入力された流体流れを第2インペラボディ100のヒートシンク250を横切って移動させることを許容する。
別の実施形態では、伝熱を増加させるために、ヒートシンク250は、インペラ羽根24および/または102として構成され、或いは、インペラ羽根24および/または102に接続される。インペラ羽根としてヒートシンク250を使用することにより、ヒートシンクを備える標準の熱電デバイスに関連した圧力損失および効率ロスが低減される。その結果、より多くの流体流れが意図した受容体に流れる。本発明のインペラアセンブリ20は、主要流体流れ(例えば第1流体流れ370)および廃棄流体流れ(例えば第2流体流れ372)の両方を、同一の比較的コンパクトな両面回転インペラ内へ導入する。この設計は、主要流体流れ(例えば冷却側)および廃棄側流体流れ(例えば加熱側)の間で分割されている単一の流体供給と比較して、2つの個々の流体流れを供給することにより、更に流体流れを増加させる。この増加した流体流れは、より大きな全体の熱移動をもたらす。先行技術の設計と比較して、流体熱交換器10の構成技術は、向上した性能に加え、コストおよび信頼性の問題の多くを除去する。尚、主要流れとしての冷却側、および、廃棄流れとしての加熱側を指定することは、限定的ではない。好ましい適用に応じて、加熱側が主要流体流れであってもよい。
流体熱交換器10は、ハブ30および第2ハブ120に接続され、または、ハブ30および第2ハブ120を通って延び、モータまたは他の原動機によって駆動される1つまたは複数のシャフト(不図示)上を回転する。ブラシレスモータ(不図示)が、必要に応じて流体熱交換器10と共に任意に使用されてもよい。設計を単純化するために、殆どの適用が、別個の原動機を使用することが予想される。
磁界は、ハウジング350に配置された磁極片402によって提供される。磁束は、小さな永久磁石から供給され得、または、磁束強度が可変の界磁電流によってコントロールされる、巻回された磁極片を通して供給され得る。一実施形態では、磁極片402は、分流器パネル360上、または分流器パネル360内に配置され、分流器パネル360は、外縁36および第2外縁136に隣接している。一実施形態では、磁極片402は、分流器パネル364の分割開口部362の縁に沿って配置される。磁極片402は、設計パラメータおよび制約に依存して、ハウジング350内またはハウジング350外に交互に配置される。例えば、複数のワイヤ巻線400が、ヒートシンク250上のインペラアセンブリ20上に任意に置かれてもよい。また、誘導電力の供給源を複数提供するために、ワイヤ巻線400は、インペラアセンブリ20上の多数の位置に置かれてもよい。整流器404(不図示)を通過して熱電モジュールに連結されるインペラアセンブリ20内の複数のワイヤ巻線400は、典型的には、外リング35および/または第2外リング114の間のギャップ180に、磁極片402に極めて接近して配置される。ワイヤ巻線400が磁界を通過して移動する時、電流が導体内で誘導されて、電力が熱電モジュール200に供給される。印加される電流量は、巻線数、回転速度、および、磁界の強さに依存するであろう。
インペラアセンブリ20は、プラスチック、導電性プラスチック、アルミニウム、鋼または特定の適用に適している他の材料を含む、様々な材料から作られ得る。量が多く低コストであるために、第1インペラボディ22および第2インペラボディ40の好ましい材料として、射出成形プラスチックがある。流体、性能、および、経費の検討に応じて、他の適用が、代替の材料から利益を得てもよい。
本発明の流体熱交換器10の別の実施形態が、図12から20に関連して説明される。高い静圧を有する高い流体流れ、または、低ノイズを有する適度な流体流れであろうと、与えられた適用のために、必要に応じて流体流れの状態を達成するために、インペラ羽根24およびヒートシンク250のフィンは、構成され、組み合わせられ、または、修正され得ることが判明した。
図12は、翼形構造501、後方湾曲構造502、後方傾斜構造503、放射状先端構造504、前方湾曲構造505、および、放射状羽根構造506を含む共通の羽根構造の縦方向断面図を示す。ファンの羽根501a、502a、503a、504a、505a、506aは、羽根の外形を示すために分離して示され、また、遠心ファン501b、502b、503b、504b、505b、506bに組み立てられているようにも示される。翼形構造501は、最も効率的な構造で、比較的低ノイズである。
例えば、図6Bで示されるような、前方湾曲構成を有する折り畳まれたフィンヒートシンクと組み合わせられた効率的な翼形構造を有するインペラ羽根24の使用により、比較的高い静圧と、ノイズレベルの低い体積流量とが提供される。翼に基づいたインペラ羽根24は、折り畳まれたフィンヒートシンク250の入口部分へと適度に高い気流を発達させる。そのようなインペラ羽根24は、ヒートシンク250の部分的なバイパスをもたらし得る過度に高い圧力を伴わずに、十分な流体流れを提供する。言いかえれば、気流バイパスは、インペラ羽根24によって発生された気流が、ヒートシンク250を通り抜ける代わりに、ヒートシンク250上を移動するように強いられることを意味する。インペラ羽根24の本構成もまた、放射状ブロワの最も静かな構造のうちの1つである。折り畳まれたフィンヒートシンクの前方湾曲配置は、静圧増加しながら本気流を更に発達させる。
翼に基づいたインペラ羽根24、および、前方に湾曲した折り畳まれたヒートシンク250の組み合わせにより、流動性熱交換器10は、最小のまたは減少された乱流で、且つ、流体にヒートシンク250をバイパスさせる過度に高い圧力を伴わずに、空気または流体をヒートシンク250に静かに送る。また、その組み合わせは、流体流れを増幅し、出口流体流れの高められた静圧を生成するためのヒートシンク250をも許容する。最適効率のために、及び、ヒートシンク上のバイパス流れを回避するために、(インペラ羽根24からの)第1ステージの流れの発達が、(ヒートシンク250を横切る/通る)第2ステージの流体流れの圧力又は流量キャパシティを超えないことを、熱心に確認しなければならない。
ここで、図13を参照すると、ハウジング350’内の流体熱交換器10‘の別の実施形態が示されている。ハウジング350’は、第1ハウジング部材403および第2ハウジング部材404を有する。一実施形態では、第1ハウジング部材403は、第1ハウジング流入開口部408を含む第1ハウジングボディ406と、第1ハウジングボディ406から第1ハウジングフランジ412まで横断して延びる第1ハウジング側壁410と、を有する。第1ハウジング部材403は、第1ハウジング出口部分413も有する。同様に、第2ハウジング部材404は、第2ハウジング流入開口部416(図15に図示)を含む第2ハウジングボディ414と、第2ハウジングボディ414から第2ハウジングフランジ420まで横断して延びる第2ハウジング側壁418と、を有する。第2ハウジング部材は、第2ハウジング出口部分422を有する。
第1および第2ハウジング部材402、404は、インペラアセンブリ20がハウジング350’内に保持された状態で、第1および第2ハウジングフランジ412、420に沿って互いに取り付けられ、または、しっかり固定され得る。第1および第2ハウジング本体406および414の内および外表面は、所望の流体流れ、および/または、インペラアセンブリ20の外形に適切なように、実質的に平面状の外形、ドーム状の外形、または、他の外形を有していてもよい。図13示されるように、第1および第2ハウジング出口部分413、422は、ハウジング350’から同一方向に一緒に延びているが、しかしながら、第1および第2ハウジング出口部分413、422は、互いから異なる方向へ延び得ることも考えられる。例えば、冷却流体は、一方向の第1ハウジング出口部分413を出て、加熱流体は、冷却流体から180°の方向の第2ハウジング出口部分422から出る。
上述した実施形態と同様に、ハウジング350’は、第1流体流れ370が第1ハウジング流入開口部408を通過して取り込まれ、且つ、第2流体流れ372が第2ハウジング開口部416を通過して取り込まれることを許容するように設計されている。インペラアセンブリ20の各側は、ヒートシンク250を横切って移動し、且つ、第1ハウジング出口部分413を通過する第1排気流374として、及び、第2ハウジング出口部分422を通過して流れる第2排気流378として流れる流体をもたらす差圧を生成する。
ここで、図14を参照すると、斜視図は、第1ハウジング部材403の内表面を示している。上述したように、第1ハウジング部材403は、第1ハウジング流入開口部408、第1ハウジングフランジ412に延びる第1ハウジング側壁410、および、第1ハウジング出口部分413を備える第1ハウジングボディ406を有する。任意のフランジタブ424は、留め具を使用して、第1ハウジング部材403を第2ハウジング部材404に接続するのに有用である。
ここで、図15を参照すると、斜視図は、第2ハウジング流入開口部416、第2ハウジング側壁418、第2ハウジングフランジ420、フランジタブ424、および、第2ハウジング出口部分422を備える第2ハウジングボディ414を含む第2ハウジング部材404の内部を示している。取り付けブラケット426は、第2ハウジング流入開口部416内の第2ハウジングボディ414に接続される。取り付けブラケット426は、ハウジング350’をモータまたは原動機428に接続するのに有用である。
第2ハウジングボディ414は、第2ハウジングボディ414の内表面414aから内方向に延びて、ヒートシンク250と並べられたバッフルリング430を有する。バッフルリング430は、流体(例えば空気)が、流体熱交換器10の第1側12(例えば冷却または主側)のヒートシンク250を迂回、または、該ヒートシンク250上を流れることを、低減または防止する。ヒートシンク250を迂回する流体流れは、周囲の流体(例えば空気)が、ヒートシンク250から外へ流れる冷却流体と混合し、それにより熱交換器10の温度差が減るため、不利益であることが判明した。バッフルリング430は、ヒートシンク250のすぐ近くで、ヒートシンク250と並ぶように配置された覆いとして働く。バッフルリング430は、バッフルリング430およびヒートシンク250間の縮小されたスペースにより、複数のヒートシンク250の複数のフィンの上またはそれらの周りではなく、複数のヒートシンク250の複数のフィンを通過して流体を流れさせる。バッフルリング430は、環状の形を有し、第2ハウジング部材404に取り付け、または、第2ハウジング部材404と共に形成され得る。一実施形態では、第2ハウジングボディ414は、バッフルリング430の輪郭を形成する外形を有する。別の実施形態では、バッフルリング430は、第2ハウジングボディ414の内表面の414aに取り付けられた別個の部品である。送信器コイル502は、第2ハウジング部材404の内表面414aに固定して取り付けられていて、流体熱交換器10’の作動中は移動しない。一実施形態では、送信器コイル502は、バッフルリング430と側壁418との間で、内表面414aに隣接して配置される。
ここで、図16を参照すると、外縁36の一部として環状分割リング440を含む第1インペラボディ22の別の実施形態が示されている。流体熱交換器10の主(冷却)および廃棄(加熱)側間の従来の密封技術は、第2側(例えば、廃棄/加熱側)から第1側(例えば、主側/冷却側)への流体移動により、性能の低下を引き起こす。この流体の移動を最小限にするために、流体熱交換器10の実施形態は、第1側12(例えば、冷側)と第2側14(例えば、加熱側)との間のインペラアセンブリ20の外周のまわりに延びる、分割リング440を含む。分割リング440は、例えば図16Aでも示されるように、環状部分444および放射状部分446を備えるT形状の断面を有する。分割リング開口部448も、T形状の断面を任意に有していてもよい。分割リング440は、第1および/または第2ハウジング部材402、404によって輪郭が形成された、対応する分割リング開口部448内で回転する。分割リング440および分割開口部448の両方がT形状の断面を有する場合、それにより、その組み合わせは、多数の方向変更、および、分割リング440と第1および第2ハウジング部材402、404との間の最小限の隙間を備える、遠回りの流体流路の輪郭を形成する。その結果、分割リング440は、静圧の大きな低下をつくり、且つ、インペラアセンブリ20の第1側12と第2側14との間の流体流れを最小限にする。また、隣接するヒートシンク250間のブリッジエレメント37を横切って気流が移動するのを防止する、複数の気流シールド22aも示されている。
図16Aは、分割リング440を有する外縁36まで延びるブリッジセクション37を備える第1インペラボディ22の一部分の断面図を示す。上述されるように、この実施形態における外縁36は、半径方向に延びて環状部分444に接続する放射状部分446を含む。従って、外縁36は、T形状の断面を有する環状分割リング440の輪郭を形成する。分割リング440および対応する分割リング開口部448は、Y形状、楔形状、または、その他の断面形状等、他の形状を有し得る。しかしながら、最高の性能のためには、外縁36の断面形状、および、対応する凹部448の断面形状が、第1側12と第2側14との間の流体流れを、制限するか、最小化するか、または、実質的に防止する。
ここで、図17を参照すると、断面図は、第1インペラボディ22、第1ハウジング部材403、および、第2ハウジング部材404を示している。図17の上および下部分の近くに、T形状の分割リング440が示されていて、この分割リング440は、第1ハウジング部材403および第2ハウジング部材404によって輪郭が形成された対応する分割リング開口部448内に延びる。この図にも図示され、また、より明白に示されているのは、環状隆起402aおよび404aであり、環状隆起402aおよび404aは、インペラ羽根24、102からの気流が、ヒートシンク250を迂回するのを防止するのに十分となるように、内表面402b、404bからインペラアセンブリ20(第2ハウジング部材404のインペラアセンブリは、明瞭さのために示されていない)に向かって、それぞれ、所定距離延びる。ヒートシンク250の上面252を越えて環状隆起402aを延長することにより、説明されたいかなる迂回気流も、効果的に最小化または除去されることが判明した。環状隆起404aに関しては、これが熱電モジュール200の「廃棄」側を表わすとともに、(必要に応じて)そこに配置され、以下に説明される共振磁気誘導回路を或いは冷却するという有益な長所を有し得るので、いかなる迂回気流も最小限の影響を有するということが理解される。環状隆起402a、404aの別の利点は、それらは、いくらかの剛性を、ハウジング350の第1側パネル352および第2側パネル356に加えることである。
ここで、図18を参照すると、誘導電力アセンブリ500の一実施形態が概略的に示され、共振磁気誘導と呼ばれる。誘導電力アセンブリ500は、発振回路518と、送信器コイル502と、受信コイル504と、同調コンデンサ514と、熱電モジュール(複数可)200と、複数のダイオード510および複数のフィルタコンデンサ516を備える整流回路511と、を含む。送信器コイル502は、発振回路518に電気的に接続された送信器コイル第1端502aおよび送信器コイル第2端502bを有する。受信コイル504は、送信器コイル502から間隔を空けて配置され、この受信コイル504は、第1整流回路入力511aに電気的に接続された受信コイル第1端504aと、第2整流回路入力511bに電気的に接続された受信コイル第2端504bと、を有する。同調コンデンサ514は、受信コイル第1端504aと受信コイル第2端504bとの間に、電気的に接続される。熱電モジュール200は、第3整流回路入力511cへ電気的に接続された第1モジュール入力200aと、第4整流回路511dへ電気的に接続された第2モジュール入力200bと、を有する。フィルタコンデンサ516は、第1および第2モジュール入力200a、200bの間に電気的に接続される。送信器コイル502、受信コイル504、コイルトレー506、ダイオード510、および、それぞれの接続部が、図19の分解斜視図に示されている。コイルトレー506は、受信コイル504に電気的に接続されたダイオード510が、ダイオード熱シールド508の外方向に面している側に収容されるコイルトレー506の平面へと横断して延びるダイオード熱シールド508を有する。発振回路518は、送信器コイル502に高周波交流電力を供給する遠隔電源で、それにより磁界519を発生する。一実施形態では、発振供給部518は、ロイヤーまたはコルピッツ発振回路、もしくは、他の適切なトリガ、又は、制御回路である。受信コイル504が磁界519に近接して配置される場合、磁界519は、受信コイル504内に交流を引き起す。全波ブリッジ整流器等の整流回路511は、受信コイル504内の交流を直流に変換する。本直流電流は、熱電モジュール200(複数可)に電力を供給する。熱電モジュール200(複数可)と平行に接続されたフィルタコンデンサ516は、整流回路511からの直流電流出力の変動を低減する。任意の同調コンデンサ514は、共振振動数、および、熱電モジュール200に対する電圧/電流関係を設定するのに使用される。
ここで、図20を参照すると、後部斜視図は、第2インペラボディ100(例えば、廃棄側インペラ)と、共振磁気誘導のために使用される誘導パワーアセンブリ500の部品とを備える第2側インペラアセンブリ101の一実施形態を示している。一実施形態では、受信コイル504は、第2インペラボディ100に取り付けられている任意のコイルトレー506に収容されている。他の実施形態では、コイルトレー506は、誘導電力アセンブリ500から省かれる。一実施形態では、ダイオード熱シールド508が第2インペラボディ100上の気流シールド100aに接続されるように、コイルトレー506は、第2インペラボディ100に固定して取り付けられている。各々の第1インペラボディ22および第2インペラボディ100は、複数の気流シールド22aおよび100aをそれぞれ有し、気流シールド22aおよび100aは、それぞれの第1および第2インペラボディ22、100上で、隣接するヒートシンク250の間のブリッジエレメント37を横切って気流が移動するのを防止する。
システムのための送信器コイル502は、第2ハウジング部材404(即ち、廃棄側ハウジング)内に位置し、且つ、回転する第2側インペラアセンブリ101に位置する受信コイル504から、ほんの数ミリメートル間隔を空けて配置されている。送信器コイル502と受信コイル504との相対的な位置は、コイル寸法と周波数とに関係していて、電磁結合および発電効率にとって重要である。第2インペラボディ100の部品に隣接して配置された受信コイル504の場合、第2の排気流378および他の成分を著しく加熱することにより、受信コイル504が総合的な性能を縮小したことが判明した。この望ましくない伝熱における著しい改善は、隣接した第2外縁136等の第2インペラボディ100の半径方向外側部分に受信コイル504を移動させることにより、および/または、受信コイル504をヒートシンク250と半径方向に並べるにより達成される。この半径方向外側位置において、受信コイル504は、熱を第2インペラ羽根102へ効果的には伝えず、それにより、流体熱交換器10’の性能を低下させない。ヒートシンク250と受信コイル504(および/または存在する場合、コイルトレー506)との間の小さなエアギャップは、受信コイル504からヒートシンク250への伝熱を防止または低減し、また、冷却流体(例えば空気)が受信コイル504を横切って流れることをも許容し、そこから熱を放散させる。
中央に位置した第2ハブ120内に、または、このハブ120に隣接して配置されたコンデンサ510からの熱が、他の部品への伝熱により、同様に流体熱交換器10’の性能を低下させたということも判定された。この性能の低下を減らすために、コンデンサ510は、ダイオード熱シールド508が第2外縁136直近に配置された気流シールド100aに接続されるように、第2側インペラアセンブリ101上の半径方向の外側の位置に置かれる。第2インペラボディ100の外周上またはその外周の近くのこの半径方向の外側の位置では、コンデンサ510からの熱は、第2排気流378(例えば、廃棄気流)に移り、この排気流によって放散される。従って、コンデンサ510からの熱は、流体熱交換器10’の総合的冷却性能に著しく影響はしない。
インペラ羽根および/または交換器フィンの構成および数は、流体熱交換器10’の所望の使用に依存すると考えられる。流体熱交換器10’が、インペラボディの両側で同数のインペラ羽根を有するように構成されれば、インペラ羽根は、下流の構成に依存して、両側を通過する同量の空気を押す。しかしながら、第1排気流374の流体を出来るだけ多く冷却したく、流量は問題では無い場合、より少数の羽根が、流体熱交換器10’の第1側12(例えば、冷却側)に置かれる。第2側14(例えば、加熱側)は、第1側12(例えば、冷却側)よりも多くの気流を受け取る。第2側14(例えば、加熱側)がより冷却されるほど、第1側12(例えば、冷却側)で達成され得る温度はより低くなる。第1側12(例えば、冷却側)を横切る流体流れを減少させることにより、第1排気流374への熱伝達のためのより多くの時間を許容し、第1排気流374のより低い流体温度をもたらす。
本発明の好ましい実施形態がここに説明されてきたが、上記の説明は単に例示的である。ここに開示された本発明の改善のための更なる変更が、それぞれの技術分野の当業者に思い浮かび、そのような変更の全ては、添付された特許請求の範囲によって定義されるような本発明の範囲内であるとみなされる。

Claims (25)

  1. インペラアセンブリであって、
    略円形形状を有し、軸回転する第1インペラボディであって、前記第1インペラボディは、第1インペラボディの周に対し環状方向に間隔を空けつつ隣接し、且つ、前記第1インペラボディの中央から第1所定距離に位置する、前記第1インペラボディを貫通する少なくとも第1環状開口部を有する第1インペラボディと;
    前記第1インペラボディに対し、略並列に配置され、且つ、接続された第2インペラボディであって、前記第2インペラボディは、略円形形状を有すると共に前記第1インペラボディと共に軸回転し、且つ、前記第1インペラボディの前記少なくとも第1環状開口部と一致しつつ、第2インペラボディを貫通する少なくとも第2環状開口部を有する第2インペラボディと;
    前記第1インペラボディから軸方向に、前記第2インペラボディから離れて延びる複数の第1インペラ羽根であって、前記複数の第1インペラ羽根は、第1インペラボディの中央と前記第1環状開口部との間に環状に並んで配置された複数の第1インペラ羽根と;
    前記第2インペラボディから軸方向に、前記第1インペラボディから離れて延びる複数の第2インペラ羽根であって、前記複数の第2インペラ羽根は、第2インペラボディの中央と前記第2環状開口部との間に環状に並んで配置された複数の第2インペラ羽根と、を備えるインペラアセンブリと;
    前記第1インペラボディと前記第2インペラボディとの間に配置された少なくとも1つの熱電モジュールであって、前記少なくとも1つの熱電モジュールは、第1基板および第2基板を有する少なくとも1つの熱電モジュールと;
    前記第1基板へ連結され、前記少なくとも環状開口部を通って延び、前記複数の第1インペラ羽根に沿って配置された第1ヒートシンクと;
    前記第2基板へ連結され、前記少なくとも環状開口部を通って延び、前記複数の第2インペラ羽根に沿って配置された第2ヒートシンクと、
    を備え
    前記複数の第1及び第2インペラ羽根は、前記第1及び第2インペラボディが軸回転すると、前記第1及び第2インペラボディの径方向に流体を移動させる
    一体型流体熱交換器。
  2. インペラアセンブリであって、
    略円形形状を有する第1インペラボディであって、前記第1インペラボディは、第1インペラボディの周に対し環状方向に間隔を空けつつ隣接し、且つ、前記第1インペラボディの中央から第1所定距離に位置する、前記第1インペラボディを貫通する少なくとも第1環状開口部を有する第1インペラボディと;
    前記第1インペラボディに対し、略並列に配置され、且つ、接続された第2インペラボディであって、前記第2インペラボディは、略円形形状を有し、且つ、前記第1インペラボディの前記少なくとも第1環状開口部と一致しつつ、第2インペラボディを貫通する少なくとも第2環状開口部を有する第2インペラボディと;
    前記第1インペラボディから軸方向に、前記第2インペラボディから離れて延びる複数の第1インペラ羽根であって、前記複数の第1インペラ羽根は、第1インペラボディの中央と前記第1環状開口部との間に配置された複数の第1インペラ羽根と;
    前記第2インペラボディから軸方向に、前記第1インペラボディから離れて延びる複数の第2インペラ羽根であって、前記複数の第2インペラ羽根は、第2インペラボディの中央と前記第2環状開口部との間に配置された複数の第2インペラ羽根と、を備えるインペラアセンブリと;
    前記第1インペラボディと前記第2インペラボディとの間に配置された少なくとも1つの熱電モジュールであって、前記少なくとも1つの熱電モジュールは、第1基板および第2基板を有する少なくとも1つの熱電モジュールと;
    前記第1基板へ連結され、前記少なくとも環状開口部を通って延びる第1ヒートシンクと;
    前記第2基板へ連結され、前記少なくとも環状開口部を通って延びる第2ヒートシンクと、
    を備える、一体型流体熱交換器であって、
    前記一体型流体熱交換器は、
    第1ハウジング部材、および、前記第1ハウジング部材に連結可能な第2ハウジング部材を有し、第1ハウジング流入開口部、第2ハウジング流入開口部、第1ハウジング出口部分、および、第2ハウジング出口部分を形成しているハウジングと;
    誘導電力アセンブリであって、
    前記第2ハウジング部材内に固定して配置され、交流電源に接続されるのに適合した送信器コイルと、
    前記インペラアセンブリに固定して取り付けられた受信コイルであって、前記受信コイルは、前記送信器コイルに対し間隔を開けて実質的に並べられ、その間にエアギャップを形成し、前記少なくとも1つの熱電モジュールに誘導電流を送るのに適合している受信コイルと、を備える誘導電力アセンブリと;
    を更に備える一体型流体熱交換器。
  3. 前記受信コイルと、前記少なくとも1つの熱電モジュールとの間に電気的に接続された整流回路を更に備え;
    前記整流回路は、前記受信コイルから受け取った前記誘導電流に基づいて、直流電流を前記少なくとも1つの前記熱電モジュールに供給するのに適合している、請求項2に記載の一体型流体熱交換器。
  4. 前記少なくとも1つの熱電モジュールは、前記第1インペラボディおよび前記第2インペラボディの最も外側の周と、前記複数の第1インペラ羽根と、前記複数の第2インペラ羽根との間に環状に配置されている、請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の一体型流体熱交換器。
  5. 前記送信器コイルに電気的に接続され、前記送信器コイルに高周波交流電力を送るのに適合された発振回路を更に備える、請求項2に記載の一体型流体熱交換器。
  6. 第1受信コイル端部および第2受信コイル端部の間に電気的に接続された同調コンデンサを更に備える、請求項5に記載の一体型流体熱交換器。
  7. 前記少なくとも1つの熱電モジュールの第1モジュール端および第2モジュール端の間に電気的に接続されたフィルタコンデンサを更に備える、請求項5に記載の一体型流体熱交換器。
  8. 前記整流回路が前記インペラアセンブリの周りに円周方向に配置された複数のダイオードを含む、請求項3に記載の一体型流体熱交換器。
  9. 前記複数の第1および第2インペラ羽根が翼形構造を有し、複数のヒートシンクフィンが前方湾曲構造を有する、請求項1から請求項8のうちのいずれか1項に記載の一体型流体熱交換器。
  10. 前記複数の第1および第2インペラ羽根が翼形構造を有し、複数のヒートシンクフィンが湾曲した放射状の構造を有する、請求項1から請求項9のうちのいずれか1項に記載の一体型流体熱交換器。
  11. 前記複数の第1および第2インペラ羽根が、前記ハブと複数の第1および第2ヒートシンクフィンとの間に環状に配置された、請求項1から請求項10のうちのいずれか1項に記載の一体型流体熱交換器。
  12. 複数のヒートシンクフィンが、前記インペラアセンブリの外縁から所定距離を空けて配置された、請求項1から請求項11のうちのいずれか1項に記載の一体型流体熱交換器。
  13. 前記第1ハウジング部材および前記第2ハウジング部材は、第1ハウジング側壁と第2ハウジング側壁の間で、分割リング環状開口部の輪郭を共に形成し、前記第1インペラボディおよび前記第2インペラボディは、前記第1インペラボディおよび前記第2インペラボディの外縁から半径方向に延びる環状分割リングの輪郭を共に形成し、前記環状分割リングは、前記分割リング環状開口部内に、非接触の向きで配置され、それにより、前記分割リング環状開口部内での前記環状分割リングの非接触回転運動を提供する、請求項2に記載の一体型流体熱交換器。
  14. 前記環状分割リングがT形状である、請求項13に記載の一体型流体熱交換器。
  15. 前記分割リング環状開口部は、T形状の断面形状を有する、請求項13に記載の一体型流体熱交換器。
  16. 前記第2ハウジング部材は、第2ハウジング流入開口部を有する、請求項2に記載の一体型流体熱交換器。
  17. 流体熱交換の方法であって、
    前記方法は、流体熱交換器の提供を備え、
    前記流体熱交換器は、
    インペラアセンブリであって、
    第1インペラボディであって、略円形形状を有し、第1インペラボディを貫通する少なくとも第1開口部を有する第1インペラボディと;
    前記第1インペラボディに対し、略並列に配置され、且つ、接続された第2インペラボディであって、前記第2インペラボディは、略円形形状を有し、且つ、前記第1インペラボディの前記少なくとも第1開口部と一致する、第2インペラボディを貫通する少なくとも第2開口部を有する第2インペラボディと;
    前記第1インペラボディから軸方向に、前記第2インペラボディから離れて延びる複数の第1インペラ羽根と;
    前記第2インペラボディから軸方向に、前記第1インペラボディから離れて延びる複数の第2インペラ羽根と;
    前記第1インペラボディと前記第2インペラボディとの間に配置された少なくとも1つの熱電モジュールであって、前記少なくとも1つの熱電モジュールは、第1基板および第2基板を有する少なくとも1つの熱電モジュールと;
    前記第1基板へ連結され、前記少なくとも第1開口部を通って延びる第1ヒートシンクと;
    前記第2基板へ連結され、前記少なくとも第2開口部を通って延びる第2ヒートシンクと;、を備えるインペラアセンブリと;
    第1ハウジング流入開口部、第2ハウジング流入開口部、第1ハウジング出口部分、および、第2ハウジング出口部分を有するハウジングであって、前記インペラアセンブリは、前記ハウジング内に回転可能に配置されるハウジングと;
    前記ハウジング内に配置された送信器コイルと;
    前記インペラアセンブリに配置され、前記送信器に対し、間隔を空けて並べられた受信コイルと、を備え;
    前記インペラアセンブリを中央インペラ軸の周りで回転させることにより、前記第1ハウジング流入開口部および前記第2ハウジング流入開口部の各々に流体を引き入れ、前記第1ハウジング出口部分および前記第2ハウジング出口部分の各々を通して流体を分配することと;
    前記送信器コイルに高周波交流電力を送ることにより、前記受信コイルに交流電流を誘導することと;
    前記誘導された交流電流を直流電力に変換することと;
    前記少なくとも1つの熱電モジュールに前記直流電力を送ることと、を含む方法。
  18. 前記誘導された電流を直流電力に変換する工程は、ブリッジ整流器に電気的に接続され、前記少なくとも1つの熱電モジュールと並列のフィルタコンデンサを有する整流回路を選択することを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記送信器コイルに高周波交流電力を送る工程は、前記送信器コイルに電気的に接続された発振回路を用いて実行される、請求項17に記載の方法。
  20. ロイヤー発振器またはコルピッツ発振器のうちの1つである前記発振回路を選択することを更に備える、請求項19に記載の方法。
  21. 前記送信器に高周波交流電力を送る工程は、前記受信コイルに電気的に接続され、整流回路と並列の同調コンデンサを用いることを含む、請求項17に記載の方法。
  22. 前記インペラアセンブリを提供する工程は、
    翼形構造を有するインペラ羽根を有するインペラアセンブリを選択することと、
    前方湾曲構造を有する複数のヒートシンクフィンを有するヒートシンク、および、放射状の湾曲した構造を有する複数のヒートシンクフィンを有するヒートシンクを含むグループの中からヒートシンクを選択することと、を含む、請求項17に記載の方法。
  23. 前記流体熱交換器を提供する工程は、ミリメートルの位数の距離で前記受信コイルから間隔を空けて配置された前記送信器コイルを有する前記流体熱交換器を選択することを含む、請求項17に記載の方法。
  24. 流体熱交換器を提供する工程は、前記インペラアセンブリの外縁の直近に配置された受信コイルを選択することを含む、請求項17に記載の方法。
  25. 流体熱交換器を提供する工程は、前記インペラアセンブリの周りに円周方向に実質的に分布された複数のダイオードを有するインペラアセンブリを選択することを含み、前記複数のダイオードは、ブリッジ整流器を備える、請求項17に記載の方法。
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