JP6502532B2 - 半炭化バイオマスの冷却方法 - Google Patents

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Description

本発明は、高温半炭化バイオマスを冷却するための方法、半炭化バイオマスの調製のための方法、高温半炭化バイオマスを冷却するための装置、及び半炭化バイオマスの製造のためのシステムに関する。
半炭化(torrefaction)プロセスにおいて、バイオマスは加熱され、その間に、バイオマスの特性が変化して、燃焼及び気化用途にとってより良好な燃料品質が得られる。バイオマスは、農業廃棄物、木材チップ、刈り取られた草、更には都市固形廃棄物等、生体分解性の産業廃棄物及び一般廃棄物中に存在し、化石燃料に対する良好な代替物として広く見なされている。
残念ながら、現在のエネルギーインフラストラクチャは、石炭火力発電所をベースとしており、バイオマスは、バイオマスの特性が石炭とあまりにも異なっているため、現在のところ、そのような発電所において燃焼させることも、又は同時燃焼させることさえもできない。例えば、バイオマスは、粉末化するのが困難な傾向にあり、そのエネルギー密度は、典型的には、石炭のエネルギー密度よりかなり低い。更に、後者は、バイオマスの物流及び貯蔵を相対的に高価にもする。
既存の石炭火力発電所においてバイオマスを同時燃焼させるために、バイオマスを処理することによりその特性をより石炭に近いものに変えることができる。半炭化は、バイオマスの熱前処理方法であり、全ての種類のバイオマスに適用することができる。半炭化プロセスの間、通常、バイオマスは、大気圧において、実質的に酸素の不在下で、約200〜320℃の温度に加熱される。酸素欠乏は、バイオマスの燃焼を防ぎ、同時に、高温により、バイオマスからの水分及び揮発性有機化合物の除去が生じる。このプロセスの後、バイオマスは、重量が最大で30%まで減少するが、その一方で、エネルギー価は、例えば、10%までしか減少しない。したがって、高位発熱量の生成物が実現される。
半炭化は、粗バイオマスから、湿気並びに酸素及び水素リッチな官能基を追い出す。結果として、半炭化されたバイオマスの特性は、粗バイオマスの供給源に関係なく、非常に似通っている。更に、半炭化は、あらゆる生物活性も排除するため、結果として、腐敗のような生物分解が生じない。半炭化は更に、自然燃焼の危険性も排除する。結果として得られる半炭化された材料は、より脆く、これはより良好な粉砕性につながり、並びに半炭化バイオマスは更に疎水性でもあり、これは、開放空気下での貯蔵を実現可能にする。バイオマスを半炭化するためのいくつかの様式が存在する。例えば、バイオマスは、小型の移動床反応器、ベルト型乾燥機、回転式ドラム、又は流動床反応器において加熱することができる。
半炭化の後、バイオマスは、反応器条件(200℃から320℃)から100℃未満まで温度を下げるために冷却しなければならない。これは、半炭化が示す分解反応を止め、並びに粉砕及び高密度化等の更なるグレードアップのために、半炭化された生成物を状態調整する。冷却された半炭化バイオマスが空気に晒されたときに起こり得る潜在的危険性は、自然発火である。とりわけ、粒子が依然として高温(50℃超)で、完全乾燥している場合に起こり得る。
生成物を水で直接的に冷却することは、温度を急激に下げてかなりの量の湿気を与えるのに非常に効率的な方法である。この方法では、生成物粒子における高い冷却速度が得られ、これは、分解反応を停止させ、冷却器又は更に下流での粒子からの揮発物放出を減少させるため、魅力的である。これは、火災の危険性も排除する。
高温半炭化バイオマス上に水を適用する工程を含むそのような冷却プロセスは、例えば、WO2012158112-A2により公知である。半炭化材料をクエンチ冷却するために材料に水が適用され、その後、半炭化材料と冷却の際に放出されたガスの両方が、半炭化材料をこれらのガスと一緒に更に冷却するために共通の冷却装置へと送られる。この方法において、これらのガスの成分は、冷却装置において、例えば、半炭化材料上において凝縮される。
同じ原理が、US20140208995-A1の冷却工程において適用されている。US0140208995-A1の実施形態において、バイオマスは、バイオマス導出口により半炭化反応器から出され、その後、水適用装置においてクエンチ冷却される。水適用装置を通過した半炭化材料は、半炭化材料を半炭化ガスと一緒に更に冷却するために、スクリュー式冷却器へと送られ、それにより、半炭化ガスの成分の一部がスクリュー式冷却器において凝縮される。非凝縮成分は、冷却スクリューからファンによって吸い出され、バイオマス導出口へと戻される。水の初期適用のみが、急速な冷却を可能にする。しかしながら、この初期冷却工程の間に、温度は120℃未満には下がらない。スクリュー式冷却器での更なる冷却プロセスは、はるかにゆっくりである。
WO2012158111-A1には、半炭化バイオマスのための冷却プロセスについて記載されており、このプロセスにおいて、高温半炭化バイオマスは、スクリューによって、冷却されたドラムを通って移送される。冷却された半炭化材料の少なくとも一部は、冷却の間に高温半炭化材料と再混合される。この方法において、高温材料によって放出されたガスは、低温半炭化材料上において凝縮されるであろう。これは、装置の目詰まりを減少させ、最終的な半炭化生成物のエネルギー収率を増加させ、並びに最終的な半炭化生成物の疎水性を増加させる。水の初期適用のみが、急速な冷却を可能にする。共通の冷却装置での冷却プロセスは、はるかにゆっくりである。
WO2013081510-A1には、水を加えることによる半炭化材料の冷却について記載されている。蒸気と半炭化材料とを分離するためのサイクロン分離器が開示されている。この分離工程の後、蒸気は、熱の回収のために凝縮される。
EP2589648-A1では、バイオマスの半炭化のためのプロセスについて開示されており、この場合、処理されたバイオマスは、生成物上に水を噴霧することによって冷却される。EP2589648-A1では、冷却された生成物の含水量を、およそ3重量パーセントを超えて高めることについては、具体的には言及されていない。
WO2011119470-A1においても、水噴霧による高温半炭化バイオマスの冷却について開示されている。更に、高密度化の際に潤滑目的のために、バイオマスを5%からおよそ15%の含水量に状態調整することについて開示されている。
US2012/0073159-A1では、セルロース材料が、機器の複数の処理ゾーン内において垂直方向に重ねられた複数の回転可能なトレイの間において上部から下部へと滝状に流される。高温半炭化セルロース材料は、ある量の水の中へと底部トレイから放出される。一実施形態において、排出ガスは凝縮され、水及び他の凝縮性物質は導出口を通って除去される。残留する排出ガスは、バーナー及び熱交換器へと供給された後に排気される。
ここで、半炭化バイオマスが、水噴霧を使用することによりミキサー容器内において冷却される場合、形成された蒸気は、有機揮発物以外に、必ず粉塵を含むことが観察された。蒸気、揮発物、及び粉塵のこの組み合わせは、蒸気の処理を単純でなくし、更には問題のあるものにする。とりわけ、蒸気の凝縮は、粉塵の堆積による汚損を伴い、凝縮プロセスが正しく促進されない場合、設備は容易に詰まり得る。次いでこれは、粉塵の損失による生成物損失を生じ得、それに応じて、高メンテナンス及び低稼働時間特性を生じ得る。
WO2012158112-A2 US20140208995-A1 WO2012158111-A1 WO2013081510-A1 EP2589648-A1 WO2011119470-A1 US2012/0073159-A1 WO99/16541
一般に、本発明の目的は、高温半炭化バイオマスの冷却に関連する上記の欠点の1つ又は複数を低減及び/又は排除することである。
したがって、本発明によれば、高温半炭化バイオマス上に水を適用する工程a)を含む、高温半炭化バイオマスを冷却するための方法は更に、同伴粉塵及び有機揮発物を伴う蒸気を凝縮させて粉塵及び有機揮発物を含む凝縮物を形成する工程b)と、粉塵及び有機揮発物を含む凝縮物を工程a)へリサイクルする工程c)とを更に含む。蒸気を凝縮させ、粉塵及び有機揮発物を含む凝縮物をリサイクルすることにより、水及び粉塵の混合物は分離されないが、その代わりに、混合物が高温バイオマス上に適用される。結果として、バイオマスが冷却される。この方法において、粉塵及び有機揮発物は収集され、有益な生成物として再利用される。更に、水使用量は、水のリサイクルによって減じられる。更に、この統合方法は、フィルター又は傾瀉器等の水/粉塵分離器の必要性を未然に防ぐ。
工程b)において、好ましくは、追加の水が本方法に追加される。この追加の水は、バイオマスによって吸収される水、したがって、リサイクルループにより失われる水を補う。工程b)は、凝縮器等の凝縮装置において行われ得る。前に述べたように、とりわけ、蒸気の凝縮は汚損を伴う。凝縮プロセスが正しく促進されない場合、設備は容易に詰まり得る。これは、深刻な汚損、粉塵の損失による生成物損失、並びに高メンテナンス及びそれによる低稼働時間特性を生じ得る。本方法のこの特定の工程への水の追加は、同伴粉塵及び有機揮発物を伴う蒸気が水によって希釈されるという利点を有する。これは、汚損を低減し、付随する欠点を最小化する。更に、凝縮において蒸気/粉塵混合物に関連する汚損の程度が高くなる原因は、粉塵に対する水の比率である。低い比率では、凝縮物と粉塵/有機物との混合物は、粘着性を有する粘性物質となり、これは、設備、例えば、凝縮器等、の内壁に付着する。水の粉塵に対する比がより高い場合、驚くべきことに、この粘着性を有する粘性物質の形成が防がれる。したがって、水の粉塵に対する高い比は有利である。
水は、好ましくは、工程a)において高温バイオマス上へと噴霧される。噴霧により、結果として、バイオマス上への水の分配も生じる。それにより、結果として、冷却も生じる。
バイオマスは、いくつかの方法を用いて加熱することができる。一般的に、加熱は、中でも特に、小型の移動床反応器、ベルト式乾燥機、回転式ドラム、及び流動床反応器において行われる。流動床反応器は、特に有利である。そのような反応器において、バイオマスは、高温ガスに接触させられ、それにより、流動化される。結果として、バイオマスと高温ガスとの間の熱伝達は、特に良好である。
好ましくは、流動床反応器は、トロイダル流動床反応器である。トロイダル流動床反応器は、実質的に垂直な軸を規定する環状処理チャンバーを備え、処理チャンバーは、バイオマス粒子の供給、バイオマス粒子の排出、及び底部を含み、底部は、好ましくは垂直軸に対して斜めに、反応チャンバー内へと上方に流れ込む供給口を備え、これにおいて、高温ガスが、底部にバイオマス粒子の流動床を形成するために供給口へと供給され、輪状処理チャンバーの周方向へと移動される。そのようなトロイダル流動床反応器は、例えば、WO99/16541により公知である。加熱装置としてトロイダル流動床反応器を使用する場合、供給される高温ガスとバイオマスとの間の熱伝達は、特に良好である。
高温半炭化バイオマスは、好ましくは、粒子状材料である。粒子状物質の内部はより速く加熱されるため、粒子状材料への熱伝達は、より大きなサイズの材料への熱伝達より効率的である。好ましくは、粒子は、16mm未満の粒径を有する。それより大きい粒子では、熱伝達が十分には効率的でない。更に、そのような大きな粒子は、効率的に流動化することもできない。より好ましくは、粒子は、8mm未満の粒径を有する。熱伝達は、より大きい粒子と比べて更により効率的であり、加熱するために流動床又はトロイダル流動床反応器が使用される場合、より大きい粒子と比べて、流動化に必要なガスフローを減らすことができる。更により好ましくは、粒子は、4mm未満の粒径を有する。この粒径は、熱伝達と流動化との間において最適なバランスを可能にする。
本発明は更に、バイオマスの調製のための方法であって、以下の工程:i)湿潤バイオマスを供給する工程;ii)湿潤バイオマスを乾燥させて乾燥バイオマスを形成する工程;iii)乾燥バイオマスを加熱して、高温半炭化バイオマスを形成する工程;及びiv)高温半炭化バイオマスを、前述において説明したような高温半炭化バイオマスを冷却する方法を使用して冷却する工程、を含む方法も提供する。この方法は、バイオマスから余分な湿気及び高揮発物を取り除き、石炭火力発電所における同時燃焼にとって好適なカロリー価を有する冷却されたバイオマスの生産を可能にする。
バイオマスの調製のための方法は更に、水を含有する冷却された半炭化バイオマスをペレット化する工程v)も含む。ペレット化は、材料を高密度化するので、貯蔵及び輸送がより効率的になる。ペレット化された材料の取り扱いも、粒子状材料の取り扱いより容易である。
高温半炭化バイオマスを冷却するための方法に関連して上記において提示された、実施例、有利な及び好ましい実施形態は、バイオマスの調製のための方法及び下記において説明される本発明の更なる態様に対して、等しく適用可能である。
更に、本発明は、高温バイオマスを冷却するための装置であって、冷却チャンバーを規定するハウジングであり、高温半炭化バイオマスを冷却チャンバー内へと供給するためのバイオマス導入口、水を含む冷却された半炭化バイオマスを冷却チャンバーから排出するためのバイオマス導出口、冷却チャンバーに水を導入するための水導入口、同伴粉塵及び有機揮発物を伴う蒸気を冷却チャンバーから除去するための蒸気導出口を有するハウジングと;蒸気を凝縮させるための凝縮器であり、同伴粉塵及び有機揮発物を伴う蒸気を凝縮器へと供給するための蒸気導入口、粉塵及び有機揮発物を含む凝縮物を凝縮器から除去するための凝縮物導出口を有し、凝縮物導出口が、冷却チャンバーに水を導入するための水導入口に接続され、蒸気導入口が、冷却チャンバーから蒸気を除去するための導出口に接続されている凝縮器とを含む装置を提供する。
高温バイオマスを冷却するための装置において、凝縮器は、有利には、新鮮な水を凝縮器に供給するための水導入口を有する。
高温バイオマスを冷却するための装置の一実施形態において、冷却チャンバーに水を導入するための水導入口は、冷却チャンバー内に位置決めされた噴霧ノズルに接続される。
本発明は、半炭化バイオマスを製造するためのシステムであって、湿潤バイオマスのための導入口及び乾燥バイオマスのための導出口を含む乾燥ゾーンと;乾燥ゾーンの乾燥バイオマスのための導出口に接続された、乾燥バイオマスのための導入口、及び高温半炭化バイオマスのための導出口を含む半炭化ゾーンと;高温バイオマスを冷却するための装置を含む冷却ゾーンであり、半炭化ゾーンの高温半炭化バイオマスのための導出口に接続された、高温半炭化バイオマスのための導入口、及び水を含む冷却されたバイオマスを排出するための導出口を更に含む冷却ゾーンとを含むシステムを提供する。
半炭化バイオマスを製造するためのシステムは更に、冷却ゾーンの水を含む冷却された半炭化バイオマスのための導出口に接続された、水を含む冷却された半炭化バイオマスのための導入口と、ペレット化されたバイオマスのための導出口とを含むペレット化ゾーンを含む。
半炭化バイオマスを製造するためのシステムにおいて、半炭化ゾーンは、少なくとも流動床反応器を含む。
好ましくは、半炭化バイオマスを製造するためのシステムにおける流動床反応器は、トロイダル流動床反応器である。
半炭化バイオマスを製造するためのシステムにおける半炭化ゾーンは更に、プラグフロー型反応器を含む。そのような場合、半炭化ゾーンは、トロイダル流動床反応器であってもよい少なくとも1つ又は複数の流動床反応器と、1つ又は複数のプラグフロー型反応器とからなる。そのような構成では、両タイプの反応器の有利な特徴が最適に使用される。流動床反応器は、優れた熱伝達能力を有するが、比較的短い滞留時間を可能にする。したがって、流動床反応器は、第1の期間の間にバイオマスを所望の温度まで急速に加熱するために使用することができる。次いで、バイオマスは、プラグフロー型反応器へと直接的又は間接的に移送され得る。プラグフロー型反応器は、より大きな容量及びより長い滞留時間を可能にし、したがって、ある特定の第2の期間においてバイオマスをある特定の半炭化温度に維持するのに適しており、この場合、第2の期間は、好ましくは、第1の期間よりも長く、バイオマスが満足できるレベルまで半炭化されるまでである。
本発明は、添付の図面によって更に説明される。
高温半炭化バイオマスを冷却するための装置の実施形態を示す概略図である。 半炭化バイオマスを製造するためのシステムの実施形態を示す概略図である。
図1は、高温半炭化バイオマスを冷却するための装置の概略図を示す。この装置は、冷却チャンバー1を規定するハウジングを含む。このハウジングは、冷却チャンバーに高温半炭化バイオマスを供給するためのバイオマス導入口2と、水を含む冷却された半炭化バイオマスを冷却チャンバーから排出するためのバイオマス導出口3とを有する。ハウジングは更に、冷却チャンバーに水を導入するための水導入口4と、同伴粉塵及び有機揮発物を伴う蒸気を冷却チャンバーから除去するための蒸気導出口5とを含む。この実施形態において、水導入口4は、冷却チャンバー内に位置決めされた噴霧ノズル9に接続される。高温バイオマスを冷却するための装置は更に、蒸気を凝縮させるための凝縮器6を含む。この凝縮器は、同伴粉塵及び有機揮発物を伴う蒸気を凝縮器6へと供給するための蒸気導入口7と、粉塵及び有機揮発物を含む凝縮物を凝縮器6から除去するための凝縮物導出口8とを有する。この実施形態において、凝縮器は、新鮮な水を凝縮器に供給するための水導入口22を有する。凝縮器内において、水によるバイオマスの直接的冷却と間接的冷却の両方を、同時に行ってもよい。間接的冷却は、例えば、水が連続的に流される冷水供給配管システムにバイオマスを接触させること等によって行うことができる。後者の配管システムにおける水の流れは、好ましくは、バイオマスに接触することになる水供給には接続されない。凝縮物導出口8は、導管23によって冷却チャンバー1に水を導入するための水導入口4に接続される。蒸気導入口7は、冷却チャンバー1から蒸気を除去するための導出口25を介して導出口5に導管24を介して接続される。
図2は、半炭化バイオマスを製造するためのシステムの概略図を示す。システムは、乾燥ゾーン10を含む。この乾燥ゾーンは、湿潤バイオマス11のための導入口と、乾燥バイオマス12のための導出口とを含む。システムは更に、乾燥ゾーンにおける乾燥バイオマス12のための導出口に接続された、乾燥バイオマス14のための導入口と、高温半炭化バイオマス15のための導出口とを含む半炭化ゾーン13を含む。システムは更に、冷却装置を含む冷却ゾーン16であって、半炭化ゾーンにおける高温半炭化バイオマス15のための導出口に接続された、高温半炭化バイオマス17のための導入口と、水を含む冷却されたバイオマス18を排出するための導出口とを更に含む冷却ゾーン16も含む。システムは更に、ペレット化ゾーン19を含んでいてもよい。このペレット化ゾーンは、水を含む冷却された半炭化バイオマス20のための導入口を含む。この導入口は、冷却ゾーンにおける水を含む冷却された半炭化バイオマス18のための導出口に接続される。このペレット化ゾーンは更に、ペレット化されたバイオマス21のための導出口を含む。
典型的な方法において、バイオマスは、含水量を5〜20%まで減らすために乾燥ゾーン10において乾燥され、その後、バイオマスは、例えば、コンベアベルト等を使用して半炭化ゾーン13へと移送される。半炭化ゾーンにおいて、乾燥バイオマスが高温において半炭化される。
この例示的実施形態において、半炭化ゾーンは、複数の処理装置からなる。第1の処理装置は、いわゆるトロイダル流動床反応器として構成される。トロイダル流動床反応器において、バイオマスは、第1の期間内に急速に(約2分以内に)、200〜320℃の温度に加熱される。次いで、バイオマスは第2の処理装置へと移送され、この場合、装置は、プラグフロー型反応器の原理に従って構成されている。この反応器は、同程度の温度での処理を行うが、期間はより長い。この第2の期間は、全てのバイオマス粒子を徹底的に加熱するのに十分長く、したがって、全てのバイオマス粒子が十分に半炭化されることを確保する。
半炭化の後、半炭化バイオマスは冷却ゾーン16へと移送され、この場合、冷却ゾーンは、高温半炭化バイオマスを冷却するための装置を含む。この装置は、冷却チャンバー1を規定するハウジングを含む。バイオマスは、バイオマス導入口2を通って冷却チャンバー1内へと移送される。水が、ノズル9によりバイオマス上に噴霧され、結果として、同伴粉塵及び有機揮発物を伴う蒸気(以下において汚れた蒸気と呼ぶ)と、水を含む冷却されたバイオマスとを生じる。水を含む冷却されたバイオマスは、導出口3により冷却チャンバーの外へと移送される。汚れた蒸気は、導出口5により冷却チャンバーを出る。この蒸気は、導管24により、凝縮器の導入口7へと移送される。凝縮器において、汚れた蒸気は凝縮され、同伴粉塵及び有機揮発物を伴う水を形成する。新鮮な水が、導入口22によって追加される。凝縮されていない汚れた蒸気は、汚れた蒸気のための導出口(図面には示されず)によって凝縮器から排出され得る。同伴粉塵と、有機揮発物と、追加された新鮮な水とを伴う水は、導出口8により凝縮器から排出され、導入口4により、冷却チャンバーの噴霧ノズル9へと移送される。
冷却された半炭化バイオマスは、次いで、ペレット化ゾーン21へと移送され得る。
1 冷却チャンバー
2 バイオマス導入口
3 バイオマス導出口
4 水導入口
5 蒸気導出口
6 凝縮器
7 蒸気導入口
8 凝縮物導出口
9 噴霧ノズル
10 乾燥ゾーン
11 湿潤バイオマス
12 乾燥バイオマス
13 半炭化ゾーン
14 乾燥バイオマス
15 高温半炭化バイオマス
16 冷却ゾーン
17 高温半炭化バイオマス
18 水を含む冷却された半炭化バイオマス
19 ペレット化ゾーン
20 水を含む冷却された半炭化バイオマス
21 ペレット化されたバイオマス
22 水導入口
23 導管
24 導管

Claims (15)

  1. 高温半炭化バイオマスを冷却するための方法であって、以下の工程:
    a)高温半炭化バイオマス上に水を適用し、同伴粉塵及び有機揮発物を伴う蒸気、並びに200〜320℃の間の反応器条件から100℃未満の温度まで冷却された、水を含む半炭化バイオマスを得る工程と;
    b)同伴粉塵及び有機揮発物を伴う蒸気を凝縮させて、粉塵及び有機揮発物を含む凝縮物を形成する工程と;
    c)粉塵及び有機揮発物を含む前記凝縮物を工程a)へとリサイクルする工程と、
    を含み、
    工程b)において、新鮮な水が、同伴粉塵及び有機揮発物を伴う前記蒸気に加えられる、方法。
  2. 工程a)において、水が、高温半炭化バイオマス上に噴霧される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記高温半炭化バイオマスが、ミキサー容器において冷却される、請求項2に記載の方法。
  4. 工程a)から得られる前記冷却された半炭化バイオマスが、少なくとも3体積%の含水量を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記高温半炭化バイオマスが、流動床反応器において加熱されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記流動床反応器が、トロイダル流動床反応器である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記高温半炭化バイオマスが、好ましくは16mm未満、より好ましくは8mm未満、最も好ましくは4mm未満の粒径を有する粒子状材料である、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 半炭化バイオマスを製造するための方法であって、
    i)湿潤バイオマスを供給する工程;
    ii)前記湿潤バイオマスを乾燥させて乾燥バイオマスを形成する工程;
    iii)前記乾燥バイオマスを加熱して高温半炭化バイオマスを形成する工程;及び、
    iv)請求項1から7のいずれか一項に記載の方法を使用して前記高温半炭化バイオマスを冷却する工程、
    を含む方法。
  9. v)水を含有する冷却された前記半炭化バイオマスをペレット化する工程を更に含む、請求項8に記載の方法。
  10. 高温半炭化バイオマスを冷却する装置であって、
    冷却チャンバー(1)を規定するハウジングであり、
    200〜320℃の間の温度の高温半炭化バイオマスを前記冷却チャンバーへと供給するためのバイオマス導入口(2)、
    水を含む100℃未満に冷却された半炭化バイオマスを前記冷却チャンバーから排出するためのバイオマス導出口(3)、
    前記冷却チャンバーに水を導入するための水導入口(4)、
    同伴粉塵及び有機揮発物を伴う蒸気を前記冷却チャンバーから除去するための蒸気導出口(5)、
    を有するハウジングと、
    蒸気を凝縮させるための凝縮器(6)であって、
    同伴粉塵及び有機揮発物を伴う蒸気を凝縮器(6)へと供給するための蒸気導入口(7)、
    粉塵及び有機揮発物を含む凝縮物を凝縮器(6)から除去するための凝縮物導出口(8)を有し、
    凝縮物導出口(8)が、冷却チャンバー(1)に水を導入するための水導入口(4)に接続され、蒸気導入口(7)が、冷却チャンバー(1)から蒸気を除去するための導出口(5)に接続されている、
    凝縮器(6)とを含み、
    凝縮器(6)が、凝縮器(6)へ新鮮な水を供給するため並びに同伴粉塵及び有機揮発物を伴う前記蒸気を希釈するための水導入口(22)を有する、装置。
  11. 前記冷却チャンバーに水を導入するための水導入口(4)が、前記冷却チャンバー内に位置する噴霧ノズル(9)に接続される、請求項10に記載の装置。
  12. 半炭化バイオマスを製造するためのシステムであって、
    湿潤バイオマス(11)のための導入口及び乾燥バイオマス(12)のための導出口を含む乾燥ゾーン(10)と、
    乾燥ゾーンの乾燥バイオマス(12)のための前記導出口に接続された、乾燥バイオマス(14)のための導入口及び高温半炭化バイオマス(15)のための導出口を含む半炭化ゾーン(13)と、
    請求項10または11に記載の冷却装置を含む冷却ゾーン(16)であって、前記半炭化ゾーンの高温半炭化バイオマス(15)のための前記導出口に接続された、高温半炭化バイオマス(17)のための導入口及び水を含む冷却されたバイオマス(18)を排出するための導出口を更に含む冷却ゾーン(16)と
    を含むシステム。
  13. 冷却ゾーンの水を含む冷却された半炭化バイオマス(18)のための導出口に接続された、水を含む冷却された半炭化バイオマス(20)のための導入口及びペレット化されたバイオマス(21)のための導出口を含むペレット化ゾーン(19)を更に含む、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記半炭化ゾーンが、少なくとも流動床反応器を含み、好ましくは該流動床反応器が、トロイダル流動床反応器である、請求項12または13に記載のシステム。
  15. 前記半炭化ゾーンが、プラグフロー型反応器を更に含む、請求項14に記載のシステム。
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