JP6502239B2 - 二相回転電機 - Google Patents
二相回転電機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6502239B2 JP6502239B2 JP2015220593A JP2015220593A JP6502239B2 JP 6502239 B2 JP6502239 B2 JP 6502239B2 JP 2015220593 A JP2015220593 A JP 2015220593A JP 2015220593 A JP2015220593 A JP 2015220593A JP 6502239 B2 JP6502239 B2 JP 6502239B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- teeth
- electric rotating
- rotating machine
- circumferential direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K21/00—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
- H02K21/12—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
- H02K21/22—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating around the armatures, e.g. flywheel magnetos
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
ここで、複数の電機子コイルは、三相(U相、V相、W相)で構成されている。そして、回転電機は、各電機子コイルへの通電タイミングを検出するために、ロータの回転位置を検出する素子(例えばホールIC)が3つ設けられている。
P=m(4n+2)
T=m・4n
を満たすように設定されており、前記ティースは、第1相のコイルが巻回された第1ティースと、第2相のコイルが巻回された第2ティースと、からなることを特徴とする。
P=m(4n−2)
T=m・4n
を満たすように設定されており、前記ティースは、第1相のコイルが巻回された第1ティースと、第2相のコイルが巻回された第2ティースと、からなることを特徴とする。
図1は、二相回転電機1の平面図、図2は、二相回転電機1の断面図である。
図1、図2に示すように、二相回転電機1は、例えば自動二輪車に用いられるアウタロータ型のもであって、永久磁石を備えた発電機の機能と、スタータモータ機能とが一体化されている。二相回転電機1は、エンジンのクランクシャフト60と同期回転するフライホイール2と、不図示のエンジンブロックに固定されるステータ4と、を備え、このステータ4に二相からなる電機子コイル18が巻装されている。
また、ベース部50には、周方向に等間隔で複数の挿通孔54が形成されている。この挿通孔54は、ベース部50を厚さ方向に貫通するように形成されており、フライホイール本体3とベース部50とを固定するためのリベット27が挿入される。
これら挿通孔54,32にリベット27を挿入し、このリベット27の先端を座屈変形させることにより、フライホイール本体3とベース部50とが一体化される。
また、フライホイール本体3の周壁33には、外周面側にリラクタ71が突設されている。このリラクタ71は、エンジンの点火時期などを検出するためのものであって、後述のパルス発生器72と共に用いられる。
図1に詳示するように、ステータ4は、フライホイール本体3の周壁33の内側に配置されたステータコア17を有している。ステータコア17は、例えば電磁鋼板等の板材を軸線方向に積層して形成されたものであって、略円環状のステータ本体17aを有している。
m≧1 ・・・(1)
n≧1 ・・・(2)
P=m(4n+2)・・・(3)
T=m・4n ・・・(4)
の4つの式を満たすように設定されているか、または、
m≧1 ・・・(5)
n≧2 ・・・(6)
P=m(4n−2)・・・(7)
T=m・4n ・・・(8)
の4つの式を満たすように設定されている。
14=4×4−2
16=4×4
となり、式(5)〜(8)を満たす。
この実施形態では、A相ティース群86Aの周方向中心とB相ティース群86Bの周方向中心との間の角度は、機械角で90°となり、m=1に設定されている。
すると、同相のティース16に巻回された電機子コイル18(例えば、図1における上側に配置されているA相ティース群86Aを構成する4つのA相ティース16A)は、それぞれ位相がαだけずれた正弦波の逆起電圧を生成する。これにより、形成されるステータ4の磁力と、フライホイール2に設けられている永久磁石8との間で磁気的な吸引力や反発力が生じ、フライホイール2が回転する。さらに、フライホイール2を介してクランクシャフト60が回転し、エンジンが始動する。
本実施形態の二相回転電機1は、mおよびnをそれぞれ1以上の自然数としたときの磁極の数P、およびティース16の数Tが、式(1)〜(4)を満たすか、mを1以上の自然数とし、nを2以上の自然数ときの磁極の数P、およびティース16の数Tが、式(5)〜(8)を満たすように設定されているので、位相差αをできる限り「0」に近づけることができる。
θ1=360/P・・・(8)
θ2=360/T・・・(9)
を満たす。
α=(θ1−θ2)P/2=180(1−P/T)・・・(10)
を満たす。
E=sinθ+sin(θ―α)+sin(θ−2α)+sin(θ−3α)+sin(θ−4α)・・・(11)
を満たす。
なお、その他の二相回転電機とは、磁極の数P、およびティース16の数Tが、式(1)〜(4)、または式(5)〜(8)の何れも満たさない二相回転電機をいう。図3(b)では、その他の二相回転電機の一例として、磁極の数Pが10極、ティースの数Tが「16」である、10極16スロットの二相回転電機を挙げている。
図3(a)に示すように、本実施形態における二相回転電機1の位相差αは、その他の二相回転電機の位相差αと比較して値が小さいことが確認できる。
例えば、上述の実施形態では、二相回転電機1は自動二輪車に用いられるものである場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、さまざまな電気機器に用いることが可能である。
図4は、変形例における二相回転電機1を示す概略構成図である。
この図4では、二相回転電機1の変形例として、6つの形態を示す。
具体的には、磁極の数Pが「6」、ティース16の数Tが「8」、m=1、n=2に設定されている二相回転電機1(6極8スロットの二相回転電機1)、磁極の数Pが「10」、ティース16の数Tが「12」、m=1、n=3、に設定されている二相回転電機1(10極12スロットの二相回転電機1)が挙げられる。これらで構成される二相回転電機1は、式(5)〜(8)を満たしている。
したがって、上述の変形例によれば、前述の実施形態と同様の効果を奏することができる。
2…フライホイール(ロータ)
4…ステータ
8…永久磁石(磁極)
16…ティース
16A…A相ティース(第1ティース)
16B…B相ティース(第2ティース)
18…電機子コイル(コイル)
60…クランクシャフト
86A…A相ティース群(第1ティース群)
86B…B相ティース群(第2ティース群)
Claims (3)
- 複数のティースが周方向に並んで配置されているステータと、
前記ステータに対して回転可能に設けられ、周方向に沿って複数の磁極が設けられているロータと、
を備えた二相回転電機において、
mおよびnをそれぞれ1以上の自然数としたとき、
前記磁極の数P、および前記ティースの数Tは、
P=m(4n+2)
T=m・4n
を満たすように設定されており、
前記ティースは、
第1相のコイルが巻回された第1ティースと、
第2相のコイルが巻回された第2ティースと、
からなることを特徴とする二相回転電機。 - 複数のティースが周方向に並んで配置されているステータと、
前記ステータに対して回転可能に設けられ、周方向に沿って複数の磁極が設けられているロータと、
を備えた二相回転電機において、
mを1以上の自然数とし、nを2以上の自然数としたとき、
前記磁極の数P、および前記ティースの数Tは、
P=m(4n−2)
T=m・4n
を満たすように設定されており、
前記ティースは、
第1相のコイルが巻回された第1ティースと、
第2相のコイルが巻回された第2ティースと、
からなることを特徴とする二相回転電機。 - 前記ティースは、
周方向に連続して並んで配置された複数の前記第1ティースからなる第1ティース群と、
周方向に連続して並んで配置された複数の前記第2ティースからなる第2ティース群と、
を有し、
前記第1ティース群の周方向中心と前記第2ティース群の周方向中心との間の角度は、機械角で90°/mに設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の二相回転電機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015220593A JP6502239B2 (ja) | 2015-11-10 | 2015-11-10 | 二相回転電機 |
CN201680053713.1A CN108028585A (zh) | 2015-11-10 | 2016-11-02 | 二相旋转电机 |
PCT/JP2016/082592 WO2017082137A1 (ja) | 2015-11-10 | 2016-11-02 | 二相回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015220593A JP6502239B2 (ja) | 2015-11-10 | 2015-11-10 | 二相回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017093156A JP2017093156A (ja) | 2017-05-25 |
JP6502239B2 true JP6502239B2 (ja) | 2019-04-17 |
Family
ID=58695270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015220593A Active JP6502239B2 (ja) | 2015-11-10 | 2015-11-10 | 二相回転電機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6502239B2 (ja) |
CN (1) | CN108028585A (ja) |
WO (1) | WO2017082137A1 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009213259A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Mitsuba Corp | 磁石発電機 |
JP5398437B2 (ja) * | 2008-09-19 | 2014-01-29 | ヤマハモーターエレクトロニクス株式会社 | 三相磁石式発電機および輸送機器 |
JP5952709B2 (ja) * | 2012-10-19 | 2016-07-13 | 株式会社ミツバ | 二相回転電機 |
JP5602889B2 (ja) * | 2013-01-22 | 2014-10-08 | 株式会社ミツバ | 巻線構造、及び回転電機 |
JP6138075B2 (ja) * | 2014-03-13 | 2017-05-31 | 三菱電機株式会社 | 2相同期電動機 |
-
2015
- 2015-11-10 JP JP2015220593A patent/JP6502239B2/ja active Active
-
2016
- 2016-11-02 CN CN201680053713.1A patent/CN108028585A/zh active Pending
- 2016-11-02 WO PCT/JP2016/082592 patent/WO2017082137A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017093156A (ja) | 2017-05-25 |
CN108028585A (zh) | 2018-05-11 |
WO2017082137A1 (ja) | 2017-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8519590B2 (en) | Magneto generator with multiple sets of three-phase windings | |
US7368844B2 (en) | Magnetoelectric generator | |
JP6589624B2 (ja) | モータ | |
US7038348B2 (en) | Dynamo electric machine | |
JP4312778B2 (ja) | 磁石発電機の製造方法 | |
US20160254715A1 (en) | Single-phase brushless motor | |
EP2883296A2 (en) | Rotor of rotary electric machine | |
US20060250042A1 (en) | Dynamoelectric machine with ring type rotor and stator windings | |
WO2018030153A1 (ja) | 始動発電機用三相回転電機 | |
JP5952709B2 (ja) | 二相回転電機 | |
TWI555306B (zh) | 高效率發電機 | |
US20160268859A1 (en) | Multi-pole, three-phase rotary electric machine | |
JP6502239B2 (ja) | 二相回転電機 | |
WO2011036723A1 (ja) | 同期発電機 | |
WO2011101886A1 (ja) | 同期発電機 | |
JP6588830B2 (ja) | 回転電機 | |
WO2017122670A1 (ja) | 回転電機 | |
KR101558156B1 (ko) | 스위칭 릴럭턴스 모터용 회전자 | |
RU207794U1 (ru) | Синхронная электрическая машина торцевого типа | |
WO2021095353A1 (ja) | 回転電機及び回転電機システム | |
JP5766363B2 (ja) | 2相整流回路システム、及び発電機システム | |
KR20230084855A (ko) | Rfpm 모터 구조를 적용한 afpm 모터 | |
JP2013128374A (ja) | 回転電機 | |
WO2013053024A2 (en) | Generator |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180321 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190320 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6502239 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |