JP6502239B2 - 二相回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、二相回転電機に関するものである。
二相回転電機の中には、有底筒状のフライホイール(ロータ)と、エンジンのケースの内側に固定されたステータとを備えたものがある。フライホイールの内周面側には瓦状の永久磁石が設けられている。一方、ステータには複数の電機子コイルが巻回されるティースが周方向に沿って突設されている。
ここで、複数の電機子コイルは、三相(U相、V相、W相)で構成されている。そして、回転電機は、各電機子コイルへの通電タイミングを検出するために、ロータの回転位置を検出する素子(例えばホールIC)が3つ設けられている。
特許第5766363号公報
このように、上述の従来技術にあっては、回転電機の特性を維持しようとすると、ロータの回転位置を検出する素子が4つ必要になる。素子の数が多いと、この素子の防水構造等も考慮する必要があり、部品コスト、製造コストが増大してしまうという課題があった。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、部品コスト、製造コストを低減でき、回転電機の特性を維持できる二相回転電機を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る二相回転電機は、複数のティースが周方向に並んで配置されているステータと、前記ステータに対して回転可能に設けられ、周方向に沿って複数の磁極が設けられているロータと、を備えた二相回転電機において、mおよびnをそれぞれ1以上の自然数としたとき、前記磁極の数P、および前記ティースの数Tは、
P=m(4n+2)
T=m・4n
を満たすように設定されており、前記ティースは、第1相のコイルが巻回された第1ティースと、第2相のコイルが巻回された第2ティースと、からなることを特徴とする。
本発明に係る二相回転電機は、複数のティースが周方向に並んで配置されているステータと、前記ステータに対して回転可能に設けられ、周方向に沿って複数の磁極が設けられているロータと、を備えた二相回転電機において、mを1以上の自然数とし、nを2以上の自然数としたとき、前記磁極の数P、および前記ティースの数Tは、
P=m(4n−2)
T=m・4n
を満たすように設定されており、前記ティースは、第1相のコイルが巻回された第1ティースと、第2相のコイルが巻回された第2ティースと、からなることを特徴とする。
本発明に係る二相回転電機において、前記ティースは、周方向に連続して並んで配置された複数の前記第1ティースからなる第1ティース群と、周方向に連続して並んで配置された複数の前記第2ティースからなる第2ティース群と、を有し、前記第1ティース群の周方向中心と前記第2ティース群の周方向中心との間の角度は、機械角で90°/mに設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、回転電機を二相構造とすることにより、ロータの回転位置を検出する素子を減少させることができ、製造コストを低減できる。また、二相構造でありながら、コギングトルクを小さくすることができるので、回転電機の特性を維持することができる。
本発明の実施形態における二相回転電機の平面図である。 本発明の実施形態における二相回転電機の断面図である。 本発明の実施形態における位相差を示し、(a)は二相回転電機の位相差、(b)はその他の二相回転電機の位相差を示す。 本発明の変形例における二相回転電機を示す概略構成図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(二相回転電機)
図1は、二相回転電機1の平面図、図2は、二相回転電機1の断面図である。
図1、図2に示すように、二相回転電機1は、例えば自動二輪車に用いられるアウタロータ型のもであって、永久磁石を備えた発電機の機能と、スタータモータ機能とが一体化されている。二相回転電機1は、エンジンのクランクシャフト60と同期回転するフライホイール2と、不図示のエンジンブロックに固定されるステータ4と、を備え、このステータ4に二相からなる電機子コイル18が巻装されている。
フライホイール2は、略円板状に形成されたベース部50と、ベース部50のステータ4側(図2における左側)に固定されたフライホイール本体3と、を備えている。ベース部50の径方向略中央には、ステータ4側に向かってボス部51が突出形成されている。ボス部51の径方向中央部には、クランクシャフト60が挿入される貫通孔52が形成されている。
この貫通孔52には、キー溝53が形成されている一方、クランクシャフト60には、キー溝53と係合する不図示のキーが設けられている。これにより、ベース部50とクランクシャフト60は、相対回転不能となる。さらに、クランクシャフト60の先端にナット等を螺入することにより、クランクシャフト60にベース部50が固定される。
また、ベース部50には、周方向に等間隔で複数の挿通孔54が形成されている。この挿通孔54は、ベース部50を厚さ方向に貫通するように形成されており、フライホイール本体3とベース部50とを固定するためのリベット27が挿入される。
フライホイール本体3は、磁性材からなる金属により有底筒状に形成されている。フライホイール本体3の底壁31には、径方向略中央に貫通孔31bが形成されている。この貫通孔31bには、ベース部50のボス部51、およびクランクシャフト60が挿入される。また、フライホイール本体3の底壁31には、ベース部50の挿通孔54に対応する位置に、厚さ方向に貫通する挿通孔32が形成されている。
これら挿通孔54,32にリベット27を挿入し、このリベット27の先端を座屈変形させることにより、フライホイール本体3とベース部50とが一体化される。
フライホイール本体3の周壁33には、内周面側に14極に磁化された永久磁石8が周方向に磁極が順番に変わるように設けられている。永久磁石8としては、例えばフェライト磁石が使用されている。
また、フライホイール本体3の周壁33には、外周面側にリラクタ71が突設されている。このリラクタ71は、エンジンの点火時期などを検出するためのものであって、後述のパルス発生器72と共に用いられる。
パルス発生器72は、フライホイール本体3の周壁33の外周面に形成されたリラクタ71に対向するように配置されている。そして、リラクタ71のエッジ部(角部)がパルス発生器72を横切ることで、このパルス発生器72からパルス信号(正電圧パルスと負電圧パルス)を発生させ、これを不図示の制御部(CDIユニットなど)が受信する。これにより、エンジンの回転速度情報やクランクシャフト60の回転角度情報を得ることができるようになっている。例えば、エンジンの点火時期は、リラクタ71とパルス発生器72によって得られたエンジンの回転速度情報やクランクシャフト60の回転角度情報に基づいて制御される。
(ステータ)
図1に詳示するように、ステータ4は、フライホイール本体3の周壁33の内側に配置されたステータコア17を有している。ステータコア17は、例えば電磁鋼板等の板材を軸線方向に積層して形成されたものであって、略円環状のステータ本体17aを有している。
ステータ本体17aの径方向略中央には、フライホイール2のボス部51、およびクランクシャフト60との干渉を回避するため、逃げ孔17bが形成されている。また、ステータ本体17aには、ボルト挿通孔20が周方向に沿って複数箇所形成されている。これらボルト挿通孔20は、不図示のボルトが挿通されてステータ4をエンジンブロックに締結固定するためのものである。
ステータ本体17aの外周部には、径方向外側に向かって突出する16個のティース16が周方向に並んで設けられている。そして、各ティース16の間には、それぞれ蟻溝状のスロット21が形成されている。これらスロット21に電機子コイル18が通され、ステータコア17に装着されるインシュレータ40の上から各ティース16に電機子コイル18が巻装される。
ここで、二相回転電機1は、磁極の数をPとし、ティース16の数をTとし、mおよびnを自然数としたとき、磁極の数P、およびティース16の数Tが、
m≧1 ・・・(1)
n≧1 ・・・(2)
P=m(4n+2)・・・(3)
T=m・4n ・・・(4)
の4つの式を満たすように設定されているか、または、
m≧1 ・・・(5)
n≧2 ・・・(6)
P=m(4n−2)・・・(7)
T=m・4n ・・・(8)
の4つの式を満たすように設定されている。
この実施形態の二相回転電機1は、周方向に磁極が順番となるように永久磁石8が14極設けられているので磁極の数Pは14となる。また、ティース16の数Tが16に設定されているので、m=1、n=4としたとき、
14=4×4−2
16=4×4
となり、式(5)〜(8)を満たす。
また、ティース16は、二相のうちのA相が周方向に隣接する4つのティース16に連続して割り当てられていると共に、二相のうちのB相が周方向に隣接する4つのティース16に連続して割り当てられている。すなわち、ティース16は、周方向にA相、A相、A相、A相、B相、B相、B相、B相、A相、A相、A相、A相、B相、B相、B相、B相の順に割り当てられている。なお、以下の説明において、A相のティース16を、A相ティース16Aと称し、B相のティース16をB相ティース16Bと称する。
ここで、16個のティース16は、4つのA相ティース16AからなるA相ティース群86Aが2つ、4つのB相ティース16BからなるB相ティース群86Bが2つ、となる。そして、qを1以上の自然数としたとき、A相ティース群86AとB相ティース群86Bは、それぞれの周方向の中心間の角度(中心間の機械角)が、機械角で90°/m(mは1以上の自然数)になる。
この実施形態では、A相ティース群86Aの周方向中心とB相ティース群86Bの周方向中心との間の角度は、機械角で90°となり、m=1に設定されている。
また、ティース16に巻装されている電機子コイル18の端末は、ハーネス26の引き出し位置近傍に導き出され、このハーネス26に接続されている。ハーネス26は、電機子コイル18に電流を供給したり、発電された電流を外部のバッテリ等に供給したりするためのものである。
このような構成のもと、クランクシャフト60を介してフライホイール2が回転すると、ティース16を通過する磁束量が変化する。この磁束量の変化が起電力となって電機子コイル18に電流が発生する。電機子コイル18に発生する電流は、ハーネス26を介して不図示のバッテリに蓄電されたり、不図示の付属電機機器に電力供給を行ったりする用途に用いられる。
一方、不図示のエンジンを始動する際は、バッテリに蓄電された電流を、ハーネス26を介して電機子コイル18に供給する。このとき、各ティース16に巻回された電機子コイル18に、バイポーラ通電する。
すると、同相のティース16に巻回された電機子コイル18(例えば、図1における上側に配置されているA相ティース群86Aを構成する4つのA相ティース16A)は、それぞれ位相がαだけずれた正弦波の逆起電圧を生成する。これにより、形成されるステータ4の磁力と、フライホイール2に設けられている永久磁石8との間で磁気的な吸引力や反発力が生じ、フライホイール2が回転する。さらに、フライホイール2を介してクランクシャフト60が回転し、エンジンが始動する。
ここで、位相差αが小さければ小さいほど逆起電圧の打ち消し合う区間が短くなるので、合成逆起電圧が高くなる。このため、位相差αが小さいほど二相回転電機1の効率が高くなる。
本実施形態の二相回転電機1は、mおよびnをそれぞれ1以上の自然数としたときの磁極の数P、およびティース16の数Tが、式(1)〜(4)を満たすか、mを1以上の自然数とし、nを2以上の自然数ときの磁極の数P、およびティース16の数Tが、式(5)〜(8)を満たすように設定されているので、位相差αをできる限り「0」に近づけることができる。
より詳述する。まず、永久磁石8の極間角度(機械角)と、周方向に隣接するティース16間の角度(機械角)を考える。永久磁石8の極間角度θ1、およびティース16間の角度θ2は、それぞれ
θ1=360/P・・・(8)
θ2=360/T・・・(9)
を満たす。
次に、永久磁石8とティース16との位相差(電気角)を考える。永久磁石8とティース16との位相差αは、
α=(θ1−θ2)P/2=180(1−P/T)・・・(10)
を満たす。
ここで、1つ目のティース16の周方向中心が永久磁石8の周方向中心と一致しているとき(図1におけるL1参照)を角度0°とし、逆起電圧の振幅を1として、図1における上側に配置されているA相ティース群86Aの電機子コイル18の逆起電圧を考えると、θを電気角としたとき、合成逆起電圧Eは、
E=sinθ+sin(θ―α)+sin(θ−2α)+sin(θ−3α)+sin(θ−4α)・・・(11)
を満たす。
すなわち、位相差α(絶対値)が大きくなると逆起電圧の打ち消しあう区間が長くなり、合成逆起電圧Eが低くなることが分かる。逆に、位相差α(絶対値)が小さいと逆起電圧の打ち消しあう区間が短いため、合成逆起電圧Eが高くなる。つまり、位相差αは「0」に近いほど効率が良く、かつコギングトルクも低減できることがわかる。さらに換言すると、永久磁石8とティース16との位相差αは、式(10)を満たすので、P/Tが「1」に近い値となるのが理想といえる。但し、磁極の数Pとティース16の数Tとが同数(P=T)では、二相回転電機1が作動しない(フライホイール2が回転しない)。
ここで、二相回転電機1の場合、相数が「2」であるから、ティース16の数Tは、4の倍数である必要がある。そして、磁極の数Pは、2の倍数である必要がある。このことから、磁極の数P、およびティース16の数Tを、式(1)〜(4)を満たすか、または式(5)〜(8)を満たすように設定することにより、位相差αをできる限り「0」に近づけることができる。
図3は、本実施形態における二相回転電機1(14極16スロットの二相回転電機1)の位相差αと、その他の二相回転電機における位相差αとの大きさの違いを示す説明図であって、(a)は、本実施形態における二相回転電機1を示し、(b)は、その他の二相回転電機を示す。
なお、その他の二相回転電機とは、磁極の数P、およびティース16の数Tが、式(1)〜(4)、または式(5)〜(8)の何れも満たさない二相回転電機をいう。図3(b)では、その他の二相回転電機の一例として、磁極の数Pが10極、ティースの数Tが「16」である、10極16スロットの二相回転電機を挙げている。
図3(a)に示すように、本実施形態における二相回転電機1の位相差αは、その他の二相回転電機の位相差αと比較して値が小さいことが確認できる。
このように、上述の実施形態では、二相構造の回転電機(二相回転電機1)とすることにより、電気角で90°ごとに相切替えを行う。このため、フライホイール2の回転位置を検出する素子の個数は、相切替え用に2つ、不図示のエンジンのプラグへの点火タイミング判断用に1つ、の合計3つとなる。よって、従来の三相構造の回転電機と比較してフライホイール2の回転位置を検出する素子の個数(従来は合計4つの素子が必要)を、減少することができ、製造コストを低減できる。
また、二相回転電機1の磁極の数P、およびティース16の数Tを、式(1)〜(4)を満たすか、または式(5)〜(8)を満たすように設定することにより、従来の二相構造の回転電機と比較して位相差αをできる限り「0」に近づけることができる。このため、二相回転電機1の効率を向上させ、かつコギングトルクを低減できる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、二相回転電機1は自動二輪車に用いられるものである場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、さまざまな電気機器に用いることが可能である。
また、上述の実施形態では、二相回転電機1として、磁極の数Pが「14」、ティース16の数Tが「16」、m=1、n=4、に設定されている回転電機について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、磁極の数P、およびティース16の数Tが、式(1)〜(4)を満たすか、または式(5)〜(8)を満たすように設定されていればよい。以下、具体的に、二相回転電機1の変形例を挙げる。
(変形例)
図4は、変形例における二相回転電機1を示す概略構成図である。
この図4では、二相回転電機1の変形例として、6つの形態を示す。
具体的には、磁極の数Pが「6」、ティース16の数Tが「8」、m=1、n=2に設定されている二相回転電機1(6極8スロットの二相回転電機1)、磁極の数Pが「10」、ティース16の数Tが「12」、m=1、n=3、に設定されている二相回転電機1(10極12スロットの二相回転電機1)が挙げられる。これらで構成される二相回転電機1は、式(5)〜(8)を満たしている。
また、二相回転電機1の変形例として、磁極の数Pが「10」、ティース16の数Tが「8」、m=1、n=2、に設定されている二相回転電機1(10極8スロットの二相回転電機1)、磁極の数Pが「14」、ティース16の数Tが「12」、m=1、n=3、に設定されている二相回転電機1(14極12スロットの二相回転電機1)、磁極の数Pが「18」、ティース16の数Tが「16」、m=1、n=4、に設定されている二相回転電機1(18極16スロットの二相回転電機1)が挙げられる。これらで構成される二相回転電機1は、式(1)〜(4)を満たしている。
さらに、変形例に示す二相回転電機1は、A相ティース16Aが周方向に連続して配置されていると共に、B相ティース16Bが周方向に連続して配置されている。また、連続して配置されたA相ティース16AからなるA相ティース群86Aの周方向中心と、連続して配置されたB相ティース16BからなるB相ティース群86Bの周方向中心との間の角度が、mを1以上の自然数としたとき、機械角で90°/mになっている。
したがって、上述の変形例によれば、前述の実施形態と同様の効果を奏することができる。
1…二相回転電機
2…フライホイール(ロータ)
4…ステータ
8…永久磁石(磁極)
16…ティース
16A…A相ティース(第1ティース)
16B…B相ティース(第2ティース)
18…電機子コイル(コイル)
60…クランクシャフト
86A…A相ティース群(第1ティース群)
86B…B相ティース群(第2ティース群)

Claims (3)

  1. 複数のティースが周方向に並んで配置されているステータと、
    前記ステータに対して回転可能に設けられ、周方向に沿って複数の磁極が設けられているロータと、
    を備えた二相回転電機において、
    mおよびnをそれぞれ1以上の自然数としたとき、
    前記磁極の数P、および前記ティースの数Tは、
    P=m(4n+2)
    T=m・4n
    を満たすように設定されており、
    前記ティースは、
    第1相のコイルが巻回された第1ティースと、
    第2相のコイルが巻回された第2ティースと、
    からなることを特徴とする二相回転電機。
  2. 複数のティースが周方向に並んで配置されているステータと、
    前記ステータに対して回転可能に設けられ、周方向に沿って複数の磁極が設けられているロータと、
    を備えた二相回転電機において、
    mを1以上の自然数とし、nを2以上の自然数としたとき、
    前記磁極の数P、および前記ティースの数Tは、
    P=m(4n−2)
    T=m・4n
    を満たすように設定されており、
    前記ティースは、
    第1相のコイルが巻回された第1ティースと、
    第2相のコイルが巻回された第2ティースと、
    からなることを特徴とする二相回転電機。
  3. 前記ティースは、
    周方向に連続して並んで配置された複数の前記第1ティースからなる第1ティース群と、
    周方向に連続して並んで配置された複数の前記第2ティースからなる第2ティース群と、
    を有し、
    前記第1ティース群の周方向中心と前記第2ティース群の周方向中心との間の角度は、機械角で90°/mに設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の二相回転電機。
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