JP6501910B2 - 広帯域時分割複信システムにおけるスロット付きサブバンド複信フレーム構造設計 - Google Patents

広帯域時分割複信システムにおけるスロット付きサブバンド複信フレーム構造設計 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、すべての適用可能な目的のために、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれる、2015年4月29日に米国特許庁に出願された米国仮出願第62/154,582号、および2016年3月30日に米国特許庁に出願された米国非仮出願第15/085,602号の利益を主張する。
本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、ワイヤレス通信システムにおいて使用するためのフレーム構造に関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を用いることができる。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システムがある。
これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通のプロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。電気通信規格の例としては、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)モバイル規格の拡張のセットを含む、ロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE-A)がある。LTEおよびLTE-Aは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、ならびに、ダウンリンク(DL)上のOFDMA、アップリンク(UL)上のSC-FDMA、および多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるのに伴い、多元接続技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、既存のおよび開発中の多元接続技術、ならびにそのような技術を用いる電気通信規格に適用可能であるべきである。
本明細書で開示するいくつかの態様は、時分割複信技術を用いるアクセスネットワークにおいて応答性に優れた効率的な複信通信をサポートするために用いられ得るフレーム構造に関する。フレーム構造は構成可能であり、アプリケーションまたは展開の特性に従って、スペクトル利用と、制御信号とデータ信号の両方に対するシグナリングレイテンシとの間でトレードオフが行われることを可能にする。
様々な態様では、スケジューリングエンティティにおける方法は、時分割複信をサポートするワイヤレスネットワークを介して送信するための第1のフレームをスケジュールするステップであって、第1のフレームが、スケジューリングエンティティへのアップリンク送信に使用されることになる第1の帯域幅と、スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信に使用されることになる第2の帯域幅とを含む第1の複信シンボルを有する、ステップを含む。方法は、第1のフレームが送信されている間に、スケジューリング情報を送信するために第2の帯域幅を使用するステップを含む。スケジューリング情報は、第1のフレームの直後に送信されるようにスケジュールされる第2のフレームに関係し得る。スケジューリング情報は、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含み得る。
いくつかの態様では、第1のフレームはダウンリンク中心フレームであり、方法は、複数のダウンリンクシンボル中で第1のフレームのペイロードを送信するステップと、ペイロードに応答して肯定応答または否定応答を受信するステップと、肯定応答または否定応答を受信している間に、スケジューリング情報を送信するステップとを含む。一例では、肯定応答または否定応答は、第1の帯域幅を使用して受信され得る。第1のフレームは、周波数において第1の帯域幅に対応する未使用帯域幅を含む第2の複信シンボルを有し得る。第2の複信シンボルは、送信時に第1の複信シンボルの直前に来ることがある。
一態様では、第1のフレームはアップリンク中心フレームであり、方法は、複数のシンボル中で第1のフレームのペイロードを受信するステップと、第2の帯域幅を使用してスケジューリング情報を送信するステップと、ペイロードが完全に受信された後に、肯定応答または否定応答を送信するステップとを含み得る。第1の複信シンボルは、複数のシンボルに含まれ得る。場合によっては、複数のシンボルは、1つまたは複数のアップリンクシンボルを含む。
いくつかの態様では、スケジューリング情報は、高優先度許可を含む。
いくつかの態様では、方法は、第3のフレーム中で提供された以前のスケジューリング情報に基づいて第1のフレームを構成するステップを含む。第3のフレームは、送信時に第1のフレームの直前に来ることがある。
一態様では、第1の複信シンボルは、直交周波数分割多重シンボルである。
いくつかの態様では、ワイヤレスネットワークは、シングルキャリアを使用して通信し、第1の帯域幅は、シングルキャリアの第1のサブバンドを含んでもよく、第2の帯域幅は、シングルキャリアの第2のサブバンドを含んでもよい。ワイヤレスネットワークは、アグリゲーション済帯域幅を提供するためにキャリアアグリゲーションを用いることができ、第1の帯域幅は、アグリゲーション済帯域幅の第1のキャリアコンポーネントを含んでもよく、第2の帯域幅は、アグリゲーション済帯域幅の第2のキャリアコンポーネントを含んでもよい。第1の帯域幅は、第1のキャリアコンポーネントの境界と整合され得る。第2の帯域幅は、第2のキャリアコンポーネントの境界と整合され得る。
一態様では、方法は、スケジューリングエンティティによるブロードキャスト送信のためにアンテナアレイ内の少なくとも1つのアンテナを割り振るステップと、スケジューリングエンティティにおいて送信を受信するために複数の残りのアンテナを割り振るステップとを含む。
いくつかの態様では、方法は、スケジューリングエンティティから1つまたは複数のブロードキャストメッセージまたは制御信号を送信するステップを含む。1つまたは複数のブロードキャストメッセージまたは制御信号は、第1の複信シンボル中で、スケジューリングエンティティにおいて受信された1つまたは複数の制御メッセージまたは低データ送信と多重化され得る。波形プロセッサは、第1の複信シンボル中で搬送される1つまたは複数の信号の特性を変更するために使用され得る。第1の単方向シンボルは、第1の単方向シンボル中の信号の特性を変更するために波形プロセッサを使用することなしに送信されてもよく、第2の単方向シンボル中の信号の特性を変更するために波形プロセッサを使用することなしに送信された第2の単方向シンボルが受信されてもよい。波形プロセッサは、アップリンク送信とダウンリンク送信の分離を改善する重み付きオーバーラップ加算フィルタバンクプロセッサを含み得る。
様々な態様では、装置は、スケジューリングエンティティを含み得る。スケジューリングエンティティは、時分割複信をサポートするワイヤレスネットワークを介して送信するための第1のフレームをスケジュールするための手段であって、第1のフレームが、スケジューリングエンティティへのアップリンク送信に使用されることになる第1の帯域幅と、スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信に使用されることになる第2の帯域幅とを含む第1の複信シンボルを含む、手段を有し得る。装置は、第1のフレームの直後に送信されるようにスケジュールされた第2のフレームに関係するスケジューリング情報を送信するための手段を含み得る。スケジューリング情報を送信するための手段は、第1のフレームが送信されている間に、スケジューリング情報を送信するために第2の帯域幅を使用するように構成され得る。スケジューリング情報は、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含み得る。
様々な態様では、装置は、時分割複信をサポートするワイヤレスネットワークを介して送信するための第1のフレームをスケジュールすることであって、第1のフレームが、スケジューリングエンティティへのアップリンク送信に使用されることになる第1の帯域幅と、スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信に使用されることになる第2の帯域幅とを提供する第1の複信シンボルを含む、スケジュールすることと、第1のフレームが送信されている間に、スケジューリング情報を送信するために第2の帯域幅を使用することとを行うように構成された処理システムを含むスケジューリングエンティティであってもよい。スケジューリング情報は、第1のフレームの直後に送信されるようにスケジュールされた第2のフレームに関係し得る。スケジューリング情報は、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含み得る。
一態様では、スケジューリングエンティティは、スケジューリングエンティティから信号を送信するために割り振られた第1の複数のアンテナと、スケジューリングエンティティに宛てられた信号を受信するために割り振られた第2の複数のアンテナとを有するアンテナアレイを有し得るか、アンテナアレイに結合され得る。
様々な態様では、プロセッサ可読媒体は、コードを記憶したコンピュータ可読媒体を含み得る。コンピュータ可読媒体は、一時的記憶媒体または非一時的記憶媒体であってもよい。コードは、プロセッサによって実行可能であり得る。実行されると、コードは、プロセッサに、スケジューリングエンティティにおいて、時分割複信をサポートするワイヤレスネットワークを介して送信するための第1のフレームをスケジュールすることであって、第1のフレームが、スケジューリングエンティティへのアップリンク送信に使用されることになる第1の帯域幅と、スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信に使用されることになる第2の帯域幅とを提供する第1の複信シンボルを含む、スケジュールすることと、第1のフレームが送信されている間に、スケジューリング情報を送信するために第2の帯域幅を使用することとを行わせることができる。スケジューリング情報は、第1のフレームの直後に送信されるようにスケジュールされた第2のフレームに関係し得る。スケジューリング情報は、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含み得る。
様々な態様では、方法は、時分割複信をサポートするワイヤレスネットワークから受信された第1のフレームの第1の複信シンボル中でスケジューリングエンティティからの第1のスケジューリング情報を受信するステップであって、第1の複信シンボルが、スケジューリングエンティティへのアップリンク送信を搬送する第1の帯域幅と、スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信を搬送する第2の帯域幅とを含む、ステップと、第1のスケジューリング情報に従って構成された第2のフレームを使用してスケジューリングエンティティと通信するステップとを含み得る。第2のフレーム中の第2の複信シンボルは、第3のフレームに対応する第2のスケジューリング情報を搬送する第3の帯域幅を含み得る。第1のスケジューリング情報は、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含み得る。
いくつかの態様では、第1のフレームはダウンリンク中心フレームであり、方法は、複数のダウンリンクシンボル中で第1のフレームのペイロードを受信するステップと、ペイロードに応答して肯定応答または否定応答を送信するステップと、肯定応答または否定応答を送信している間に、スケジューリング情報を受信するステップとを含む。肯定応答または否定応答は、第1の帯域幅を使用して送信され得る。第1のフレームは、周波数において第1の帯域幅に対応する未使用帯域幅を含む第3の複信シンボルを有し得る。第3の複信シンボルは、送信時に第1の複信シンボルの直前に来ることがある。
いくつかの態様では、第1のフレームはアップリンク中心フレームであり、方法は、複数のシンボル中で第1のフレームのペイロードを送信するステップと、第2の帯域幅を使用してスケジューリング情報を受信するステップと、ペイロードが完全に送信された後に、肯定応答または否定応答を受信するステップとを含む。第1の複信シンボルは、複数のシンボルに含まれ得る。複数のシンボルは、1つまたは複数のアップリンクシンボルを含み得る。
一態様では、スケジューリング情報は、高優先度許可を含み得る。第1のフレームは、第4のフレーム中で提供された以前のスケジューリング情報に従って構成され得る。第4のフレームは、送信時に第1のフレームの直前に来ることがある。
一態様では、第1の複信シンボルは、直交周波数分割多重シンボルである。
一態様では、ワイヤレスネットワークは、シングルキャリアを使用して通信し、第1の帯域幅は、シングルキャリアの第1のサブバンドを含み、第2の帯域幅は、シングルキャリアの第2のサブバンドを含む。
いくつかの態様では、ワイヤレスネットワークは、アグリゲーション済帯域幅を提供するためにキャリアアグリゲーションを用い、第1の帯域幅は、アグリゲーション済帯域幅の第1のキャリアコンポーネントを含み、第2の帯域幅は、アグリゲーション済帯域幅の第2のキャリアコンポーネントを含む。第1の帯域幅は、第1のキャリアコンポーネントの境界と整合されてもよく、第2の帯域幅は、第2のキャリアコンポーネントの境界と整合されてもよい。
様々な態様では、ワイヤレスネットワークにおいてスケジューリングエンティティと通信するように構成された装置は、時分割複信をサポートするワイヤレスネットワークから受信された第1のフレームの第1の複信シンボル中でスケジューリングエンティティからの第1のスケジューリング情報を受信するための手段であって、第1の複信シンボルが、スケジューリングエンティティへのアップリンク送信を搬送する第1の帯域幅と、スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信を搬送する第2の帯域幅とを含む、手段と、第1のスケジューリング情報に従って構成された第2のフレームを使用してスケジューリングエンティティと通信するための手段とを含み得る。第2のフレーム中の第2の複信シンボルは、第3のフレームに対応する第2のスケジューリング情報を搬送する第3の帯域幅を含み得る。第1のスケジューリング情報は、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含み得る。
様々な態様では、ワイヤレス通信ネットワークにおいてスケジューリングエンティティと通信するように構成された下位デバイスは、時分割複信をサポートするワイヤレスネットワークから受信された第1のフレームの第1の複信シンボル中でスケジューリングエンティティからの第1のスケジューリング情報を受信することであって、第1の複信シンボルが、スケジューリングエンティティへのアップリンク送信を搬送する第1の帯域幅と、スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信を搬送する第2の帯域幅とを含む、受信することを行うように構成された処理システムを含み得る。処理システムは、第1のスケジューリング情報に従って構成された第2のフレームを使用してスケジューリングエンティティと通信するように構成され得る。第2のフレーム中の第2の複信シンボルは、第3のフレームに対応する第2のスケジューリング情報を搬送する第3の帯域幅を含み得る。第1のスケジューリング情報は、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含み得る。
いくつかの態様では、第1のフレームはダウンリンク中心フレームであり、処理システムは、複数のダウンリンクシンボル中で第1のフレームのペイロードを受信し、ペイロードに応答して肯定応答または否定応答を送信し、肯定応答または否定応答を送信している間に、スケジューリング情報を受信するように構成され得る。肯定応答または否定応答は、第1の帯域幅を使用して送信され得る。第1のフレームは、周波数において第1の帯域幅に対応する未使用帯域幅を含む第3の複信シンボルを有し得る。第3の複信シンボルは、送信時に第1の複信シンボルの直前に来ることがある。
様々な態様では、コンピュータ可読媒体は、時分割複信をサポートするワイヤレスネットワークから受信された第1のフレームの第1の複信シンボル中でスケジューリングエンティティからの第1のスケジューリング情報を受信するためのコードであって、第1の複信シンボルが、スケジューリングエンティティへのアップリンク送信を搬送する第1の帯域幅と、スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信を搬送する第2の帯域幅とを含む、コードと、第1のスケジューリング情報に従って構成された第2のフレームを使用してスケジューリングエンティティと通信するためのコードとを含み得る。第2のフレーム中の第2の複信シンボルは、第3のフレームに対応する第2のスケジューリング情報を搬送する第3の帯域幅を含み得る。第1のスケジューリング情報は、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含み得る。
ネットワークアーキテクチャの一例を示す図である。 いくつかの実施形態による、下位エンティティと通信するスケジューリングエンティティを示す図である。 いくつかの実施形態による、処理システムを用いるスケジューリングエンティティのためのハードウェア実装形態の一例を示す図である。 いくつかの実施形態による、処理システムを用いる下位エンティティのためのハードウェア実装形態の一例を示す図である。 連続キャリアアグリゲーションタイプを示す図である。 非連続キャリアアグリゲーションタイプを示す図である。 媒体アクセスレイヤデータアグリゲーションを示す図である。 時分割複信をサポートするワイヤレスアクセスネットワークにおける独立型フレームの構造を示す図である。 本明細書で開示するいくつかの態様による、スロット付き複信フレームのセットを示す図である。 本明細書で開示するいくつかの態様による、複信シンボルパターンの例を示す図である。 本明細書で開示するいくつかの態様による、ダウンリンク中心フレームの一例を示す図である。 本明細書で開示するいくつかの態様による、複数のフレーム中の複信シンボルの使用の一例を示す図である。 本明細書で開示するいくつかの態様による、制御信号多重化の一例を示す図である。 本明細書で開示するいくつかの態様による、波形適応技法を用いるシステムの一例を示す図である。 本明細書で開示するいくつかの態様に従って用いられるいくつかの波形適応技法の影響をグラフによって示す図である。 本明細書で開示するいくつかの態様による、アンテナ多重化を示す図である。 本明細書で開示するいくつかの態様に従って適合され得る処理回路を用いる装置の一例を示す図である。 本明細書で開示するいくつかの態様による、ワイヤレス通信の方法の第1のフローチャートである。 本明細書で開示するいくつかの態様に従って適合された処理回路を用いる装置のためのハードウェア実装形態の第1の例を示す図である。 本明細書で開示するいくつかの態様による、ワイヤレス通信の方法の第2のフローチャートである。 本明細書で開示するいくつかの態様に従って適合された処理回路を用いる装置のためのハードウェア実装形態の第2の例を示す図である。
添付の図面に関して以下に記載する詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明する概念が実践される場合がある唯一の構成を表すことは意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実践される場合があることは当業者に明らかであろう。場合によっては、そのような概念を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形態で示される。
次に、電気通信システムのいくつかの態様を、様々な装置および方法を参照しながら提示する。これらの装置および方法について、以下の詳細な説明において説明し、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなど(「要素」と総称される)によって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
本開示全体にわたって提示する様々な概念は、多種多様な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。たとえば、3GPPは、しばしばLTEネットワークと呼ばれる、発展型パケットシステム(EPS)を含むネットワークのためのいくつかのワイヤレス通信規格を定義する。LTEネットワークは、50ms程度の送信デバイスと受信デバイスとの間のエンドツーエンドレイテンシを提供することができ、特定のパケットに対するオーバージエアレイテンシは10msの範囲内である。現在知られているLTE機能は、1msの送信時間間隔(TTI)を使用して、少なくとも約8msの特定のフィードバックシグナリング(すなわち、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)シグナリング)のためのラウンドトリップ時間(RTT)を提供する。ここで、TTIは、単独で復号され得る情報単位についての最小持続時間に対応することができる。時分割複信(TDD)LTE構成の場合、アップリンク/ダウンリンクレイテンシは、変更するのに約10msかかる、比較的固定された構成を有する。一般に、LTEは、すべてのサービスおよびパケットがこれらの同じレイテンシ範囲に依拠する、フリーサイズ手法を提供する。
第5世代(5G)ネットワークなどのLTEネットワークの発展型バージョンは、限定はしないが、ウェブブラウジング、ビデオストリーミング、VoIP、ミッションクリティカルアプリケーション、マルチホップネットワーク、リアルタイムのフィードバックを伴う遠隔操作(たとえば、遠隔手術)などを含む、多くの異なるタイプのサービスまたはアプリケーションを提供することができる。ここで、これらの異なるセットのサービスは、互いとは大幅に異なる複数のレイテンシ目標を有することによる恩恵を受けることができる。しかしながら、上記で説明したLTEネットワークのフリーサイズ態様は、異なるレイテンシ目標を有するトラフィックの多重化を非常に困難にする可能性がある。
図1は、アクセスネットワーク100の一般化された例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク100は、いくつかのセルラー領域(セル)102に分割される。1つまたは複数の低電力クラス基地局108は、セル102のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域110、112を有し得る。低電力クラス基地局108は、フェムトセル(たとえば、ホーム基地局)、ピコセル、マイクロセル、リモートラジオヘッド、または場合によっては、(メッシュネットワーク112として概略的に示した)ユーザ機器(UE)106であってもよい。基地局104は各々、それぞれのセル102に割り当てられ、セル102中のUE106のすべてにコアネットワークへのアクセスポイントを提供するように構成される。アクセスネットワーク100のこの例では集中型コントローラはないが、代替構成では集中型コントローラが使用され得る。基地局104は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関連機能を担う。
アクセスネットワーク100によって用いられる変調方式および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なる場合がある。LTEに従って定義される無線アクセスネットワークなど、いくつかの無線アクセスネットワークでは、周波数分割複信(FDD)とTDDの両方をサポートするために、DL上で直交周波数分割多重(OFDM)が使用され、UL上でSC-FDMAが使用される。当業者が以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念は、他の変調技法および多元接続技法を用いる電気通信規格を含む、様々な適用例に好適である。例として、これらの概念は、5G、LTE、LTE-A、エボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)において用いられ得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを用いる。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W-CDMA)およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形態を用いるユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、TDMAを用いるモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを用いる発展型UTRA(E-UTRA)、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、およびFlash-OFDMに拡張され得る。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTEおよびGSM(登録商標)は、3GPP団体による文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体による文書に記載されている。用いられる実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課される全体的な設計制約に依存する。
基地局104は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用は、基地局104が空間領域を利用して空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートすることを可能にする。空間多重化は、同じ周波数上でデータの異なるストリームを同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを上げるために単一のUE106に送信されてもよく、または、全体的なシステム容量を増大させるために複数のUE106に送信されてもよい。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いで、空間的にプリコーディングされた各ストリームをDL上で複数の送信アンテナを介して送信することによって実現される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともにUE106に到達し、これにより、UE106の各々は、そのUE106に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することができる。UL上では、各UE106は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、基地局104は、空間的にプリコーディングされた各データストリームの発信元を識別することができる。
空間多重化は、一般に、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態がそれほど好ましくないとき、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるために、ビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを介して送信するためのデータを空間的にプリコーディングすることによって実現され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを実現するために、単一ストリームビームフォーミング送信が、送信ダイバーシティと組み合わせて使用される場合がある。
本明細書で説明するアクセスネットワークのいくつかの態様は、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムに関する場合がある。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアにわたってデータを変調するスペクトラム拡散技法である。サブキャリアは、正確な周波数において離間される。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」をもたらす。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、各OFDMシンボルにガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR)を補償するために、DFT拡散OFDM信号の形態でSC-FDMAを使用し得る。
次に図2を参照すると、ブロック図は、スケジューリングエンティティ202と、複数の下位デバイスまたは下位エンティティ204とを示す。もちろん、図2に示すチャネルは、必ずしも、スケジューリングエンティティ202と下位エンティティ204との間で利用され得るチャネルのすべてではなく、当業者は、図示したチャネルに加えて、他の制御チャネルおよびフィードバックチャネルを含む他のチャネルが利用され得ることを認識されよう。図2に示すように、スケジューリングエンティティ202は、ダウンリンクデータ206を1つまたは複数の下位エンティティ204にブロードキャストし得る。本開示のいくつかの態様によれば、ダウンリンクという用語は、スケジューリングエンティティ202において発信するポイントツーマルチポイント送信を指すことがある。概して、スケジューリングエンティティ202は、ダウンリンク送信と、いくつかの例では、1つまたは複数の下位エンティティからスケジューリングエンティティ202へのアップリンクデータ210とを含む、ワイヤレス通信ネットワーク内のトラフィックをスケジュールすることを担うノードまたはデバイスである。(この方式を説明する別の方法は、ブロードキャストチャネル多重化という用語を使用することであり得る。)本開示の態様によれば、アップリンクという用語は、下位エンティティ204において発信するポイントツーポイント送信を指すことがある。概して、下位エンティティ204の各々は、限定はしないが、スケジューリング許可、同期情報もしくはタイミング情報、またはスケジューリングエンティティ202などのワイヤレス通信ネットワーク内の別のエンティティからの他の制御情報を含む、スケジューリング制御情報を受信するノードまたはデバイスである。
スケジューリングエンティティ202は、制御チャネル208および/または212を1つまたは複数の下位エンティティ204にブロードキャストし得る。アップリンクデータ210および/またはダウンリンクデータ206は、送信時間間隔(TTI)を使用して送信され得る。ここで、TTIは、単独で復号されることが可能な情報のカプセル化されたセットまたはパケット、すなわち、情報の最も短い復号可能な送信に対応し得る。様々な例では、TTIは、フレーム、データブロック、タイムスロット、または送信用ビットの他の適切なグループ化に対応し得る。
下位エンティティ204は、フィードバックチャネル214をスケジューリングエンティティ202に送信し得る。フィードバックチャネル214は、いくつかの例では、スケジューリングエンティティがアップリンク送信をスケジュールするという要求を含み得る。ここで、フィードバックチャネル214上で送信された要求に応答して、スケジューリングエンティティ202は、アップリンクパケットとともに、TTIをスケジュールし得る情報を、制御チャネル212中で送信し得る。一例では、フィードバックチャネル214は、下位エンティティ204において受けた干渉についての情報を含む場合があり、スケジューリングエンティティ202は、さらなるダウンリンク送信を干渉に対してよりロバストにすることができる方法でダウンリンク送信を変更するために、その情報を動的に利用することができる。
図3は、図2のスケジューリングエンティティ202に対応し得るスケジューリングエンティティ300のためのハードウェア実装形態の一例を示す概念図である。スケジューリングエンティティ300は、特定用途向け集積回路(ASIC)、システムオンチップ(SoC)、または1つもしくは複数の基板、回路板、チップキャリアなどの上に設けられた集積回路(IC)デバイスの何らかの組合せを含み得るか、それらにおいて具現化され得る、処理回路302を有し得る。本開示の様々な態様によれば、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、処理回路302の1つまたは複数のプロセッサ304を使用して実装され得る。
本開示の様々な態様では、スケジューリングエンティティ300は、任意の適切な無線トランシーバ装置であってもよく、いくつかの例では、基地局(BS)、基地トランシーバ局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、ノードB、eノードB(eNB)、メッシュノード、リレー、または何らかの他の適切な用語において具現化され得る。基地局は、コアネットワークへのワイヤレスアクセスポイントを任意の数のユーザ機器(UE)に提供し得る。
他の例では、スケジューリングエンティティ300は、ワイヤレスUEにおいて具現化され得る。UEの例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、スマートホームデバイス、インテリジェント照明、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソール、エンターテインメントデバイス、車両構成要素、ウェアラブルコンピューティングデバイス(たとえば、スマートウォッチ、ヘルスまたはフィットネストラッカ、アイウェアなど)、アプライアンス、センサ、セキュリティデバイス、自動販売機、スマートメータ、ドローン、マルチコプター、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UEは、当業者によって、移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
プロセッサ304の例には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアがある。スケジューリングエンティティ300において利用されるプロセッサ304は、本明細書で説明する1つまたは複数のプロセスを実装するためにソフトウェアを実行し得る。
この例では、処理回路302は、バス314によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス314は、処理回路302の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス314は、(プロセッサ304によって概略的に表される)1つまたは複数のプロセッサ、メモリ305、および(コンピュータ可読媒体306によって概略的に表される)コンピュータ可読媒体を含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス314は、タイミングソース、周辺機器、電圧調節器、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクさせることもできるが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース308は、バス314とトランシーバ310との間のインターフェースを提供する。トランシーバ310は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。装置の性質に応じて、ユーザインターフェース312(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティック)が設けられる場合もある。
本開示のいくつかの態様では、プロセッサ304は、時間周波数リソースのリソース割当てまたは許可を生成、スケジュール、および修正するように構成されたリソース割当ておよびTTI制御回路要素341を含み得る。リソース割当ておよびTTI制御回路要素341は、リソース割当ておよびTTI制御ソフトウェア351と協調して動作することができる。プロセッサ304は、アップリンクデータおよびダウンリンクデータおよび制御チャネル、ならびにアップリンクフィードバックチャネルおよびダウンリンク制御チャネルを生成および送信するように構成されたデータおよび制御チャネル生成および送信回路要素342をさらに含み得る。データおよび制御チャネル生成および送信回路要素342は、データおよび制御チャネル生成および送信ソフトウェア352と協調して動作することができる。プロセッサ304は、アップリンクフィードバックチャネル上でスケジューリング要求を受信するように構成されたフィードバック受信および処理回路要素343をさらに含み得、スケジューリング要求は、アップリンクユーザデータ送信用の時間周波数リソースの許可を要求するように構成される。いくつかの例では、フィードバック受信および処理回路要素343は、限定はしないが、チャネル品質インジケータ(CQI)を含む、干渉メトリックを受信および処理するようにさらに構成され得る。フィードバック受信および処理回路要素343は、フィードバック受信および処理ソフトウェア353と協調して動作することができる。プロセッサ304は、1つまたは複数の下位エンティティからアップリンクデータチャネル上でユーザデータを受信および処理するように構成されたデータチャネル受信および処理回路要素344をさらに含み得る。データチャネル受信および処理回路要素344は、データチャネル受信および処理ソフトウェア354と協調して動作することができる。
プロセッサ304は、1つまたは複数の下位エンティティとのアップリンク通信および/またはダウンリンク通信を妨げる干渉を検出するように構成された干渉検出回路要素345をさらに含み得る。干渉検出回路要素345は、干渉検出ソフトウェア355と協調して動作することができる。プロセッサ304は、CQI、干渉に関係する持続性情報、干渉の周波数、干渉の電力、または干渉に対応する空間情報のうちの1つまたは複数を生成するように構成された干渉メトリック/チャネル品質インジケータ決定および送信回路要素346をさらに含み得る。干渉メトリック/CQI決定および送信回路要素346は、干渉メトリック/CQI決定および送信ソフトウェア356と協調して動作することができる。プロセッサ304は、ダウンリンク送信に利用する変調およびコーディング方式(MCS)ならびに/または下位エンティティがアップリンク送信に利用するMCSを決定するように構成された変調およびコーディング構成回路要素347をさらに含み得る。変調およびコーディング構成回路要素347は、変調およびコーディング構成ソフトウェア357と協調して動作することができる。
プロセッサ304は、バス314を管理することと、コンピュータ可読媒体306上に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理とを担う。ソフトウェアは、プロセッサ304によって実行されると、処理回路302に、任意の特定の装置のための以下で説明する様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体306は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ304によって操作されるデータを記憶するためにも使用され得る。
図4は、下位エンティティ204のうちの1つに対応し得る下位エンティティ400の一例を示す概念図である。下位エンティティ400は、ASIC、SoC、または1つもしくは複数の基板、回路板、チップキャリアなどの上に設けられたICデバイスの何らかの組合せを含み得るか、それらにおいて具現化され得る、処理回路402を有し得る。本開示の様々な態様によれば、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサ404を含む処理回路402を用いて実装され得る。
処理回路402は、図3に示す処理回路302と実質的に同じであってもよく、バスインターフェース408、バス414、メモリ405、プロセッサ404、およびコンピュータ可読媒体406を含み得る。さらに、下位エンティティ400は、ユーザインターフェース412を提供し、図3において上記で説明したものと実質的に同様のトランシーバ410を含んでもよい。
本開示のいくつかの態様では、プロセッサ404は、データチャネル上でアップリンクデータを生成および送信し、フィードバックチャネル上でアップリンクフィードバックを生成および送信するように構成されたデータおよびフィードバックチャネル生成および送信回路要素442を含み得る。データおよびフィードバックチャネル生成および送信回路要素442は、データおよびフィードバックチャネル生成および送信ソフトウェア452と協調して動作することができる。プロセッサ404は、データチャネル上でダウンリンクデータを受信および処理し、1つまたは複数のダウンリンク制御チャネル上で制御情報を受信および処理するように構成されたデータおよび制御チャネル受信および処理回路要素444をさらに含み得る。いくつかの例では、受信されたダウンリンクデータおよび/または制御情報は、メモリ405内のデータバッファに一時的に記憶され得る。プロセッサ404は、1つまたは複数のスケジューリングエンティティとのアップリンク通信および/またはダウンリンク通信を妨げる干渉を検出し、スケジューリングエンティティへの送信用に、CQI、干渉に関係する持続性情報、干渉の周波数、干渉の電力、または干渉に対応する空間情報のうちの1つまたは複数を生成するように構成された干渉メトリック/CQI決定および送信回路要素446をさらに含み得る。干渉メトリック/CQI決定および送信回路要素446は、干渉メトリック/CQI決定および送信ソフトウェア456と協調して動作することができる。
キャリアアグリゲーション
いくつかの無線アクセス技術(RAT)は、複数のコンポーネントキャリアの複合帯域幅である総帯域幅を得るために、キャリアアグリゲーション(CA)方式で割り振られたスペクトルを使用する。複合帯域幅は、各方向における送信に使用され得る。場合によっては、ダウンリンクよりも少ないトラフィックがアップリンク上で送信され、アップリンクスペクトル割振りは、ダウンリンク割振りよりも小さくてもよい。たとえば、20MHzがアップリンクに割り当てられる場合、ダウンリンクは100MHzを割り当てられてもよい。これらの非対称なFDD割当ては、スペクトルを節約することができ、ブロードバンド加入者による通常は非対称な帯域幅の利用にぴったり合う場合がある。
図5および図6を参照すると、適用例のニーズまたは要件に従って異なるCA方式が用いられ得る。考えられるCA方式は、連続CAおよび非連続CAを含む。図5は、互いに隣接する複数の利用可能なコンポーネントキャリアを用いる連続CAの一例を示す。図6に示すように、非連続CAは、複数の利用可能なコンポーネントキャリアが周波数帯域内で分離されているときに使用され得る。一例では、非連続CAおよび連続CAは、単一のデバイスにサービスするために複数のコンポーネントキャリアをアグリゲーションすることができる。
複数のキャリアが周波数帯域に沿って分離されているので、デバイスは、複数の無線周波数(RF)受信ユニットと、非連続CAのための複数の高速フーリエ変換(FFT)を実行する1つまたは複数のプロセッサとを用い得る。非連続CAは、大きい周波数範囲にわたる複数の分離されたキャリアを介したデータ送信をサポートするので、伝搬経路損失、ドップラーシフトおよび他の無線チャネル特性は、異なる周波数帯域において大幅に変化する場合がある。
一例では、スケジューリングエンティティは、各コンポーネントキャリア上で固定の送信電力を有する場合があり、各コンポーネントキャリアの実効カバレージまたはサポート可能な変調およびコーディングは変化する場合がある。したがって、コーディング、変調および送信電力は、非連続CA手法の下でブロードバンドデータ送信をサポートするように、異なるコンポーネントキャリアに対して適応的に調整され得る。
図7は、国際モバイル電気通信(IMT)アドバンストシステムの例における、媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおける異なるコンポーネントキャリアからの送信ブロック(TB)をアグリゲーションすることに関係するいくつかの態様を示す。MACレイヤデータアグリゲーションでは、各コンポーネントキャリア702は、MACレイヤ中に、それ自体の独立したHARQエンティティ704、またはその等価物を有し得る。各コンポーネントキャリア702は、物理レイヤ706において、たとえば、送信電力パラメータ、変調およびコーディング方式パラメータ、ならびに/または複数のアンテナ構成パラメータを含む、それ自体の送信構成パラメータを維持するか、または用いることができる。同様に、物理レイヤ706において、1つのHARQエンティティが各コンポーネントキャリア702に提供され得る。
制御チャネルシグナリングを展開するための様々な手法が、複数のコンポーネントキャリアに対して採用され得る。一例では、各コンポーネントキャリアは、それ自体のコーディングされた制御チャネルに割り当てられるか、または割り振られ得る。第2の例では、異なるコンポーネントキャリアの制御チャネルは、ジョイントコーディングされ得、制御チャネルは、専用コンポーネントキャリアにおいて展開され得る。複数のコンポーネントキャリアのための制御情報は、この専用制御チャネル中のシグナリングコンテンツとして統合され得る。第3の例では、異なるコンポーネントキャリアのための複数の制御チャネルは、ジョイントコーディングされ、次いで、周波数帯域全体を介して送信され得る。この手法は、高い電力消費という犠牲を払って、制御チャネルにおいて低いシグナリングオーバーヘッドおよび高い復号性能を提供する。
従来の時分割複信(TDD)方式では、情報はキャリア上で一方向において一度に搬送される。すなわち、そのキャリアを利用するトランシーバから見ると、送信機は、任意の所与の瞬間において送信または受信のいずれかを行うが、受信および送信を同時に行わない。キャリアは一般にタイムスロット(またはサブフレーム)に分割され、ここで、パケットはTxスロットの間に送信され、Rxスロットの間に受信される。TDDキャリアを利用する通信は、いくつかの欠点を有する。たとえば、全二重通信は、比較的長いタイムスケールにわたってのみ実現され、非常に短いタイムスケールにおいて、サブフレームの持続時間の範囲内で、キャリア上で一度に一方向のみにおける通信が利用可能である。すなわち、デバイスがシンボルを送信している間、その受信機は無効化され、一般には別のデバイスによって送信されたシンボルを受信することができない。同様に、デバイスがシンボルを受信している間、その送信機は無効化され、一般にはシンボルを別のデバイスに送信することができない。
独立型フレーム
図8は、全二重タイムスケールを低減するために、また、TDDをサポートするアクセスネットワークに関する他の問題を改善するために、いくつかのアクセスネットワークにおいて使用され得る、独立型フレーム800、820の構造の例を示す。本明細書ではダウンリンクTTIフレームまたはDLフレーム800と呼ばれる、送信機がスケジュールしたフレームは、制御、データおよび/またはスケジューリング情報を、たとえばUEであり得る下位エンティティに搬送するために使用され得る。本明細書ではアップリンクTTIフレームまたはULフレーム820と呼ばれる、受信機がスケジュールしたフレームは、制御、データおよび/またはスケジューリング情報をスケジューリングエンティティに搬送するために使用され得る。これらのフレームは、キャリアを利用する異なるノードの観点からより良く理解され得る。多元接続ネットワークの文脈では、チャネルリソースが一般にスケジュールされ、各エンティティは同期している。すなわち、ネットワークを利用する各ノードは、リソースのその使用を協調させ、その結果、フレームの割り振られた部分の間でのみ送信が行われ、各割り振られた部分のタイミングが異なるノード間で同期する。
1つのノードは、スケジューリングエンティティとして働く。スケジューリングエンティティは、デバイス間(D2D)ネットワークおよび/またはメッシュネットワーク(たとえば、図2〜図4参照)内の基地局もしくはアクセスポイント、またはUEであってもよい。スケジューリングエンティティは、キャリア上のリソースを管理し、セルラーネットワーク内の1つまたは複数のUEなどの下位エンティティまたはスケジュールされたエンティティを含むチャネルの他のユーザにリソースを割り当てる。各フレームは、Tx部分およびRx部分に分割される。
DLフレーム800では、スケジューリングエンティティは最初に、物理ダウンリンク制御チャネルフィールド(PDCCH802)において提供され得る制御情報を送信する機会を有し、次いで、データまたは他の情報をDLデータ804として送信する機会を有する。送信間のギャップに対応し得るガード期間(GP806)に続いて、スケジューリングエンティティは、フィードバックフィールド808において他のエンティティからフィードバックを受信するためにキャリアを使用する機会を有する。ダウンリンク方向におけるスケジューリングエンティティからの送信により多くのリソースが割り振られるので、このフレーム構造はダウンリンク中心である。
ULフレーム820では、スケジュールされたエンティティは最初に、たとえば、PDCCH822において、他のエンティティへの制御情報を受信する機会を有する。次いで、ガード期間(GP826)に続いて、スケジュールされたエンティティは、キャリアを使用してデータまたは他の情報(ULデータ824)を他のエンティティに送信し、次いで、フレーム820の終わりにフィードバックフィールド828において他のエンティティからフィードバックを受信する機会を有する。アップリンク方向における下位エンティティまたはスケジュールされたエンティティからの送信により多くのリソースが割り振られるので、このフレーム構造はアップリンク中心である。
一例では、ダウンリンクフレーム800は、PDCCH802、DLデータ804として搬送されるデータペイロードフィールド、GP806、およびフィードバックフィールド808中の肯定応答(ACK)を含む。GP806は、ULタイミングおよびDLタイミングの変動に適応するようにスケジュールされ得る。たとえば、送信経路レイテンシは、DLタイミングに一致するように、下位エンティティにUL上で早期に送信させることがある。しかしながら、そのような早期送信は、スケジューリングエンティティから受信されたシンボルに干渉する場合がある。したがって、GP806は、干渉を防ぐために、1つまたは2つのシンボルの持続時間に当たる時間を提供することができる。場合によっては、向上した受信機技術が干渉消去を実行するために用いられてもよく、この技術はGP806を不要にすることができる。アップリンクフレーム820は、PDCCH822、ULデータ824として搬送されるデータペイロードフィールド、ULデータ824の送信に先行するGP826、およびフィードバックフィールド828を含む。
独立型フレーム800、820の構造に関連付けられたいくつかの制限は、いくつかのシンボルに対するスペクトル利用の非効率性を含み得る。改善された複信動作を得るために独立型フレーム800、820を用いるTDDベースのアクセスネットワークでは、各OFDMシンボルは単一方向に制限される。たとえば、フィードバックフィールド808、828は通常、肯定応答を通信するために、少数のビット、または場合によっては、単一のビットを搬送する。それにもかかわらず、フィードバックフィールド808、828に関連付けられた送信時間の間に完全な帯域幅が割り振られ、フィードバックフィールド808、828などのフィールドのために全帯域幅を確保することは、有用な帯域幅の損失になる。単一方向に制限されたシンボルは、単方向シンボルと呼ばれることがある。1つのタイプの単方向シンボルは、アップリンク送信に専用のものであってもよく、アップリンクシンボルと呼ばれることがある。第2のタイプの単方向シンボルは、ダウンリンク送信に専用のものであってもよく、ダウンリンクシンボルと呼ばれることがある。
独立型フレーム800、820の使用は、高度なアクセスネットワークに関連付けられたいくつかのサービスおよび要件をサポートするための十分に低いレイテンシを提供することができない場合があり、高優先度送信をスケジュールするための限定された機会を提供するTDDベースのアクセスネットワークでは、低レイテンシアプリケーションが損なわれる場合がある。たとえば、スケジューリングエンティティは、PDCCHフィールド822が送信された後に高優先度DL送信をスケジュールする機会を有しないので、アップリンクフレーム820が送信されるときに高優先度ダウンリンク通信が遅延される場合がある。UL中心フレーム820では、主部分はペイロードフィールド(ULデータ824)であり、このことは、システムがより優先度の高い更新をスケジュールし、シグナリングすることを妨げる。
スロット付きサブバンド複信フレーム
本明細書で開示するいくつかの態様は、TDD技術を用いるアクセスネットワークにおいてより応答性に優れたおよび/または効率的な複信通信をサポートするために用いられ得る修正されたフレーム構造を提供するための独立型フレームの適応を実現する。
図9は、本明細書で開示するいくつかの態様に従って提供されるスロット付き複信フレーム900のセットを示す図である。スロット付き複信フレーム900は、TDDを用いるシステムにおいて改善された柔軟性を実現することができる。この図では、フレームは、複数のTTI904a〜904dの各々において送信され得る。ダウンリンク中心フレームは第1のTTI904aおよび第3のTTI904cにおいて送信されるが、アップリンク中心フレームは第2のTTI904bにおいて送信される。複信フレームとして特徴づけられる第3のタイプのフレームは、第4のTTI904dにおいて送信される。各フレームは、1つまたは複数の複信シンボル908a、908b、908c、912によって終了する。
複信シンボル908a、908b、908c、912は、様々なシナリオにおいて効率的なシグナリングを実現するために帯域幅のサブバンド複信割振りを使用して、複雑な干渉消去を必要とすることなしにULおよびDLにおけるデータ送信を可能にすることができる。様々な例では、スロット付きサブバンド複信フレームの異なるセットは、複雑な干渉消去を必要とすることなしに効率的なスペクトル利用によって複信シンボルのコンフィギュアビリティを可能にするフレーム構造を含む、異なるサブバンドパターンのオプションを提供するフレーム構造を有し得る。これらのフレーム構造のうちのいくつかは、低レイテンシアプリケーションをサポートするULマルチ優先度スケジューリングをサポートすることができる。スロット付きサブバンド複信フレームは、TDDを用いるシステム中でシングルキャリアまたはキャリアアグリゲーションを使用するアクセスネットワークにおいて展開され得る。
本明細書で開示するいくつかの態様によれば、スロット付き複信フレーム900のセット中の各フレームは、DLシンボル906a〜906c、ULシンボル910、および/または複信シンボル908a、908b、908c、912を含み得る、シンボルの組合せを含む。DLシンボル906a〜906c、ULシンボル910、および/または複信シンボル908a、908b、908c、912は、アプリケーション要件に従ってフレーム構造内のいくつかのパターンを提供するためにおよび/またはいくつかの性能特性を実現するために組み合わされてもよい。
いくつかの態様によれば、DLシンボル906a〜906cはDLタイミングに整合されてもよく、ULシンボル910はULタイミングに整合されてもよい。
DLシンボル906a〜906cは、いくつかの指定されたDLサブキャリアと、場合によっては、非割当てサブキャリアとを含み得る。非割当てサブキャリアは、DL信号またはUL信号のいずれかを搬送するために割り当てられていないキャリアを含み得る。ULシンボル910は、いくつかの指定されたULサブキャリアと、場合によっては、非割当てサブキャリアとを含み得る。複信シンボル908a、908b、908c、912は、アクセスネットワークがシングルキャリアモードで動作するとき、いくつかのサブバンドのパターンを使用してプロビジョニングされ得る。複信シンボル908a、908b、908c、912は、アクセスネットワークがCAモードで動作するとき、いくつかのコンポーネントキャリアのパターンを使用してプロビジョニングされ得る。任意選択の非割当てサブキャリアとともに、DLサブキャリアとULサブキャリアの両方を含む信号パターンが用いられ得る。
図10および図11は、本明細書で開示するいくつかの態様に従って構成された複信シンボルの例を示す。図10はOFDM複信シンボルパターンの異なる例1000を示し、図11はCAネットワークにおけるDL中心フレーム1100を示す。図10の例では、各複信シンボル1002a〜1002d、1004は、DLサブキャリア1006の領域とULサブキャリア1008の領域を分離する(白いエリアとして示される)非割当てサブキャリアを含む。DLサブキャリア1006およびULサブキャリア1008は、広帯域キャリアのユーザへの割当てに使用される特定のあらかじめ定義されたペアリング論理に従って選択および/またはペアリングされ得る。場合によっては、複信シンボル1002a〜1002dに対するDLサブキャリア1006およびULサブキャリア1008の選択および/またはペアリングは、ネットワークによって示され得るおよび/またはネットワークによって割り当てられ得る。たとえば、複数のユーザは、DLサブキャリア1006およびULサブキャリア1008のキャリアのペアリング10021、10022、...1202Nを割り振られ得る。
CA環境において使用される複信シンボル1004の場合、帯域幅は、隣接または非隣接であり得るコンポーネントキャリア(CC)によってアグリゲーションされる。場合によっては、複信シンボル1004のDL部分1010およびUL部分1012は、それらのそれぞれの境界のうちの1つまたは複数がCCの自然境界と一致するように選択され得る。
いくつかの例では、複信シンボル1002a〜1002d、1004は、DLタイミングに整合したDLサブキャリア1006、1010と、ULタイミングに整合したULサブキャリア1008、1012とを有する。UEから見ると、ULタイミングはDLタイミングに対して進んでいることがある。ネットワークは、UL送信をスケジューリングエンティティのアンテナに同時に到着させるように、スケジューリングエンティティによってサービスされるUEを構成することができる。ULシンボルのタイミングは、いくつかのネットワークイベントに基づいて測定された伝搬レイテンシに基づいて調整され得る。各UEはタイミングイベントに基づいて個々に補償することができ、UEは異なる伝搬レイテンシを受けることがあるので、UEはULシンボルを早期に送信するように構成される可能性がある。各UL部分1008、1012は、1つまたは2つの先行するシンボル中のUL部分1008、1012におけるキャリアの使用を妨げることによって隔離され得る。したがって、異なるタイプの複信シンボル1002a〜1002d、1004は、1つのアプリケーションにおいて構成され得る。
図11では、完全なDL中心フレーム1100は、複信シンボル1104のペアを含むように構成される。複信シンボル1104の使用は、たとえば、スケジューリング情報および/または他の制御情報もしくは共通情報を送信するために使用されることになるDL帯域幅1106a、1106bが提供される間に行われ得るUL送信1108において、ACKまたは否定応答(NAK)が送信されることを可能にすることによって、改善されたスペクトル効率を実現する。UL送信1108は、伝搬レイテンシに起因するタイミングアドバンスに適応するために、2シンボル1104のスパン内で最終シンボルを占有することができる。
図12は、コンフィギュアビリティおよび、スペクトル利用と、制御信号とデータ信号の両方に対するシグナリングレイテンシとの間で行われ得るいくつかのトレードオフを示すマルチフレームの例1200を提供する。フレーム1202a〜1202c、1204a〜1204cは、1つまたは複数の複信シンボルを含む。場合によっては、複信シンボルは、スケジューリング目的または他の制御目的で使用され得るDL送信割振り1214a、1214bを含めることによって、いくつかのUL中心フレーム1204bが送信されている間にレイテンシを改善し得る。場合によっては、複信シンボルは、ACKまたは否定応答(NAK)送信1206がアップリンク上で行われている間にDL送信を可能にすることによって、いくつかのDL中心フレーム1202a〜1202cのスペクトル効率を改善し得る。フレーム1202a〜1202c、1204a〜1204cは、ACK/NAK送信1206、1210のための帯域幅を含むことが諒解されよう。
フレーム1202a〜1202c、1204a〜1204cの構成はアプリケーションおよび/またはネットワークのニーズに従って選択され得るが、図12に示す例1200は、現在フレームの終わりによってデータ受信を常に確認し、次のフレーム1202a〜1202c、1204a〜1204cの許可を事前スケジュールする、効率的な制御シグナリングを実現する。アップリンクマルチ優先度スケジューリングは、TDDを用いるシステムにおいて低レイテンシアプリケーションをサポートするために実装され得る。
いくつかの態様によれば、スケジューリングエンティティは、複信シンボルの使用に適応するように適合され得る。UL信号およびDL信号の電力レベルの差により、一定の周波数が複信シンボルに使用されるときに問題が生じることがある。たとえば、基地局の送信機は、43dBmまたは40ワット(40W)でダウンリンク上で送信することがあり、基地局の受信機は、アップリンク送信において受信される信号に対して-110dBmの感度を有することがある。この例では、アップリンク通信とダウンリンク通信との間で150dBの隔離が必要とされ得る。いくつかのタイプの送信は、ネットワークにおいて提供される帯域幅の大部分を使用しないかまたは必要としないことがあり、したがって、広帯域全体がこれらのタイプの送信に割り振られる場合、容量を浪費する可能性がある。そのような送信は、同期および共通オーバーヘッドメッセージならびに/またはブロードキャストメッセージを含み得る。加えて、エッジレートは、低いスペクトル効率に関連付けられ、したがって、より少ない帯域幅を保証し得る。
いくつかの態様によれば、下位エンティティは、複信シンボルの使用に適応するように適合され得る。モバイル端末などの下位エンティティでは、広帯域の使用がACK送信またはCQI送信などの制御送信を伴うときを含め、アップリンクが電力制限されているとき、広帯域の使用はスペクトルを浪費することがある。
FDDワイヤレスネットワークにおける複信シンボルの使用に関連付けられたいくつかの問題は、制御信号多重化、波形適応、およびアンテナ多重化を使用して緩和されることがある。
次に図13を参照すると、制御信号多重化は、場合によっては、DL同期メッセージおよび/またはブロードキャスト制御メッセージをUL制御メッセージと多重化するために使用され得る。全体的に1300で示すような従来のシステムまたはレガシーシステムでは、ダウンリンク制御シグナリング1304は通常、データチャネル1302、1306と多重化される。そのようなシステムでは、総送信電力は、制御およびデータチャネル1302、1304、1306間で共有されて、リンクバジェットに損害を与える。本明細書で説明するように、同期およびブロードキャスト制御シグナリング1304は通常、小さいペイロードを含み、広帯域チャネルにわたって浪費的である場合がある。複信シンボル上で同期およびブロードキャスト制御を多重化することは、レガシーシステムにおいて割り振られ得る場合よりも多くの電力が同期およびブロードキャスト制御チャネルに割り振られることを可能にすることができ、改善されたリンクバジェットを提供し得る。
複信シンボル上の波形処理
図14および図15を参照すると、複信シンボル上で追加の波形処理を行うために、いくつかの波形適応技法が用いられ得る。場合によっては、重み付きオーバーラップ加算(WOLA)フィルタバンクプロセッサ1410、1420、1426は、複信シンボル波形を適応させるために実装され得る。WOLAまたは時間領域フィルタリングは、UL信号および/またはDL信号のロールオフ特性を著しく低減するために使用され得、DL/UL信号干渉を低減することができる。図14は、WOLAフィルタリングを使用して帯域外減衰が実現され得るシステム1400の一例を示し、ここで、スケジューリングエンティティ1412は、UEなどの下位エンティティであり得る第2のエンティティ1402と通信している。他の例では、第1のエンティティ1412および第2のエンティティ1402は、ピアデバイス、またはスケジューリングエンティティと非スケジューリングエンティティの任意の組合せであり得る。図15は、本明細書で開示するいくつかの態様に従って用いられる波形適応技法の影響を示すグラフ1500を含む。
図16は、アンテナ多重化をサポートするネットワークエンティティ1600を示す。ネットワークエンティティ1600は、基地局1602と、ワイヤレスネットワークのセル内で通信するための1つまたは複数のアンテナアレイ1608、1610、1612をサポートするマルチセクタセルタワー1604とを含み得る。基地局1602は、セクタごとにアレイ1608、1610、1612のうちの1つを割り当てることによって、マルチセクタセルタワー1604と協働してセルの各セクタにおいて通信し得る。各アレイ1608、1610、1612は、複数のアンテナを含み得る。場合によっては、アンテナは、MIMO技術の使用を可能にするようにグループ化され、配置され、および/または作動されてもよい。図示の例では、ネットワークエンティティ1600は、第1のセクタに使用されるアンテナアレイ1608において4つのアンテナ16061〜16064を提供する。本明細書で開示するいくつかの態様によれば、第1のセクタのアンテナアレイ1608は、UL信号が最大受信ダイバーシティを得るように構成された外側のアンテナ16061、16064を使用して受信され得る間に、DLブロードキャストまたは制御シグナリングがワイドビーム合成を行うための内側のアンテナ16062、16063のサブグループを使用して送信されるように構成され得る。
いくつかの態様の追加の説明
図17は、本明細書で開示する1つまたは複数の機能を実行するように構成され得る処理回路1702を用いる装置1700のためのハードウェア実装形態の一例を示す概念図である。本開示の様々な態様によれば、本明細書で開示する要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、処理回路1702を使用して実装され得る。処理回路1702は、ハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールの何らかの組合せによって制御される1つまたは複数のプロセッサ1704を含み得る。プロセッサ1704の例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSP、FPGA、PLD、状態機械、シーケンサ、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアがある。1つまたは複数のプロセッサ1704は、特定の機能を実行し、ソフトウェアモジュール1716のうちの1つによって構成され、増強され、または制御され得る専用プロセッサを含み得る。1つまたは複数のプロセッサ1704は、初期化中にロードされたソフトウェアモジュール1716の組合せを介して構成され、動作中に1つまたは複数のソフトウェアモジュール1716のローディングまたはアンローディングによってさらに構成される場合がある。
図示の例では、処理回路1702は、バス1710によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1710は、処理回路1702の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1710は、1つまたは複数のプロセッサ1704およびストレージ1706を含む様々な回路を互いにリンクさせる。ストレージ1706は、メモリデバイスおよび大容量ストレージデバイスを含んでもよく、本明細書ではコンピュータ可読媒体および/またはプロセッサ可読媒体と呼ばれることがある。バス1710は、タイミングソース、タイマー、周辺機器、電圧調節器、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクさせることもできる。バスインターフェース1708は、バス1710と1つまたは複数のトランシーバ1712との間のインターフェースを提供し得る。トランシーバ1712は、処理回路1702によってサポートされるネットワーキング技術ごとに設けられてもよい。場合によっては、複数のネットワーキング技術は、トランシーバ1712中に見出される回路要素または処理モジュールの一部または全部を共有してもよい。各トランシーバ1712は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。装置1700の性質に応じて、ユーザインターフェース1718(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティック)が設けられる場合もあり、直接またはバスインターフェース1708を介してバス1710に通信可能に結合される場合がある。
プロセッサ1704は、バス1710を管理することと、ストレージ1706を含み得るコンピュータ可読媒体に記憶されたソフトウェアの実行を含み得る一般的な処理とを担うことができる。この点で、プロセッサ1704を含む処理回路1702は、本明細書で開示する方法、機能および技法のうちのいずれかを実装するために使用され得る。ストレージ1706は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1704によって操作されるデータを記憶するために使用されてもよく、ソフトウェアは、本明細書で開示する方法のうちのいずれか1つを実装するように構成されてもよい。
処理回路1702内の1つまたは複数のプロセッサ1704は、ソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、または他の名称で呼ばれるかどうかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数、アルゴリズムなどを意味するように広く解釈されるべきである。ソフトウェアは、コンピュータ可読の形でストレージ1706の中または外部コンピュータ可読媒体の中に存在してもよい。外部コンピュータ可読媒体および/またはストレージ1706は、非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気ストレージデバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気ストリップ)、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、「フラッシュドライブ」、カード、スティック、またはキードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、1つまたは複数のハードウェアレジスタ、リムーバブルディスク、ならびにコンピュータによってアクセスされ読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、およびフロッピーディスク(disk)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。コンピュータ可読媒体および/またはストレージ1706は、例として、搬送波、伝送線路、ならびにコンピュータによってアクセスされ読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の適切な媒体も含み得る。コンピュータ可読媒体および/またはストレージ1706は、処理回路1702の中に存在するか、プロセッサ1704の中に存在するか、処理回路1702の外部に存在するか、または処理回路1702を含む複数のエンティティにわたって分散されてもよい。コンピュータ可読媒体および/またはストレージ1706は、コンピュータプログラム製品において具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料の中のコンピュータ可読媒体を含み得る。当業者は、特定の適用例および全体的なシステムに課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって提示される説明した機能を実装する最良の方法を認識されよう。
コンピュータ可読媒体および/またはストレージ1706は、本明細書ではソフトウェアモジュール1716と呼ばれることがある、ロード可能なコードセグメント、モジュール、アプリケーション、プログラムなどにおいて維持および/または編成されるソフトウェアを維持することができる。ソフトウェアモジュール1716の各々は、処理回路1702上にインストールまたはロードされ、1つまたは複数のプロセッサ1704によって実行されると、1つまたは複数のプロセッサ1704の動作を制御するランタイムイメージ1714に寄与する命令およびデータを含み得る。実行されると、いくつかの命令は、処理回路1702に、本明細書で説明するいくつかの方法、アルゴリズムおよびプロセスに従って機能を実行させることができる。
ソフトウェアモジュール1716のうちのいくつかは、処理回路1702の初期化中にロードされてもよく、これらのソフトウェアモジュール1716は、本明細書で開示する様々な機能の実行を可能にするように処理回路1702を構成することができる。たとえば、いくつかのソフトウェアモジュール1716は、プロセッサ1704の内部デバイスおよび/または論理回路1722を構成することができ、トランシーバ1712、バスインターフェース1708、ユーザインターフェース1718、タイマー、数学的コプロセッサなどの外部デバイスへのアクセスを管理することができる。ソフトウェアモジュール1716は、割込みハンドラおよびデバイスドライバと対話し、処理回路1702によって提供される様々なリソースへのアクセスを制御する制御プログラムおよび/またはオペレーティングシステムを含み得る。リソースは、メモリ、処理時間、トランシーバ1712へのアクセス、ユーザインターフェース1718などを含み得る。
処理回路1702の1つまたは複数のプロセッサ1704は、多機能であってもよく、それにより、ソフトウェアモジュール1716のうちのいくつかがロードされ、異なる機能または同じ機能の異なるインスタンスを実行するように構成される。1つまたは複数のプロセッサ1704は、加えて、たとえば、ユーザインターフェース1718、トランシーバ1712、およびデバイスドライバからの入力に応答して初期化されるバックグラウンドタスクを管理するように適合され得る。複数の機能の実行をサポートするために、1つまたは複数のプロセッサ1704は、マルチタスキング環境を提供するように構成されてもよく、それにより、複数の機能の各々は、必要または要望に応じて、1つまたは複数のプロセッサ1704によってサービスされるタスクのセットとして実装される。一例では、マルチタスキング環境は、異なるタスク間でプロセッサ1704の制御を渡す時分割プログラム1720を使用して実装されてもよく、それにより、各タスクは、任意の未処理動作の完了後および/または割込みなどの入力に応答して、時分割プログラム1720に1つまたは複数のプロセッサ1704の制御を戻す。タスクが1つまたは複数のプロセッサ1704の制御を有するとき、処理回路は、事実上、制御しているタスクに関連付けられた機能によって対処される目的に特化される。時分割プログラム1720は、オペレーティングシステム、ラウンドロビンベースで制御を移すメインループ、機能の優先順位付けに従って1つもしくは複数のプロセッサ1704の制御を割り振る機能、および/または、1つもしくは複数のプロセッサ1704の制御を処理機能に提供することによって外部イベントに応答する割込み駆動のメインループを含み得る。
図18は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1800である。この方法は、スケジューリングエンティティによって実行され得る。
ブロック1802において、スケジューリングエンティティは、TDDをサポートするワイヤレスネットワークを介して送信するための第1のフレームをスケジュールし得る。第1のフレームは、スケジューリングエンティティへのアップリンク送信に使用されることになる第1の帯域幅と、スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信に使用されることになる第2の帯域幅とを提供するかまたは含む、第1の複信シンボルを含み得る。
ブロック1804において、スケジューリングエンティティは、第1のフレームが送信されている間に、スケジューリング情報を送信するために第2の帯域幅を使用し得る。スケジューリング情報は、第1のフレームの直後に送信されるようにスケジュールされた第2のフレームに関係し得る。スケジューリング情報は、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含み得る。
一例では、第1のフレームはダウンリンク中心フレームであり、第1のフレームのペイロードは、複数のダウンリンクシンボル中で送信され得る。ペイロードに応答して、ACKまたはNAKが受信され得る。ACKまたはNAKは、第1の帯域幅を使用して受信され得る。スケジューリング情報は、ACKまたはNAKが受信されている間に送信され得る。第1のフレームは、周波数において第1の帯域幅に対応する未使用帯域幅を含む第2の複信シンボルを有し得る。第2の複信シンボルは、送信時に第1の複信シンボルの直前に来る。
別の例では、第1のフレームはアップリンク中心フレームであり、第1のフレームのペイロードは、複数のシンボル中で受信され得る。スケジューリング情報は、第1の複信シンボルが複数のシンボルに含まれるとき、第2の帯域幅を使用して送信され得る。ACKまたはNAKは、ペイロードが完全に受信された後に送信され得る。複数のシンボルは、1つまたは複数のアップリンクシンボルを含み得る。
場合によっては、スケジューリング情報は、高優先度許可を含む。
スケジューリングエンティティは、第3のフレーム中で提供された以前のスケジューリング情報に基づいて第1のフレームを構成してもよく、ここで、第3のフレームは、送信時に第1のフレームの直前に来る。
場合によっては、複信シンボルはOFDMシンボルである。TDDをサポートするワイヤレスネットワークは、シングルキャリアネットワークであってもよく、第1の帯域幅は、シングルキャリアの第1のサブバンドを含んでもよいが、第2の帯域幅は、シングルキャリアの第2のサブバンドを含む。
場合によっては、TDDをサポートするワイヤレスネットワークは、アグリゲーション済帯域幅を提供するためにキャリアアグリゲーションを用いる。第1の帯域幅は、アグリゲーション済帯域幅の第1のキャリアコンポーネントを含んでもよく、第2の帯域幅は、アグリゲーション済帯域幅の第2のキャリアコンポーネントを含んでもよい。第1の帯域幅は、第1のキャリアコンポーネントの境界と整合され得る。第2の帯域幅は、第2のキャリアコンポーネントの境界と整合され得る。
いくつかの例では、スケジューリングエンティティは、スケジューリングエンティティから1つまたは複数のブロードキャストメッセージまたは制御信号を送信し得る。1つまたは複数のブロードキャストメッセージまたは制御信号は、第1の複信シンボル中で、スケジューリングエンティティにおいて受信された1つまたは複数の制御メッセージまたは低データ送信と多重化され得る。波形プロセッサは、第1の複信シンボル中で搬送される1つまたは複数の信号の特性を変更するために使用され得る。第1の単方向シンボルは、第1の単方向シンボル中の信号の特性を変更するために波形プロセッサを使用することなしに送信されてもよく、第2の単方向シンボル中の信号の特性を変更するために波形プロセッサを使用することなしに送信された第2の単方向シンボルが受信されてもよい。波形プロセッサは、アップリンク送信とダウンリンク送信の分離を改善する重み付きオーバーラップ加算フィルタバンクプロセッサを含み得る。
図19は、本明細書で開示するいくつかの態様による処理回路1902を用いる装置1900のためのハードウェア実装形態の第1の例を示す図である。処理回路は通常、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、シーケンサおよび状態機械のうちの1つまたは複数を含み得るプロセッサ1916を有する。処理回路1902は、バス1920によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1920は、処理回路1902の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1920は、プロセッサ1916と、モジュールまたは回路1904、1906および1908と、アンテナシステム1914を介して通信するように構成可能なワイヤレストランシーバ回路1912と、コンピュータ可読記憶媒体1918とによって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス1920は、タイミングソース、周辺機器、電圧調節器、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクさせることもできるが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。
プロセッサ1916は、コンピュータ可読記憶媒体1918上に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ1916によって実行されると、処理回路1902に、任意の特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読記憶媒体1918は、データレーンおよびクロックレーンとして構成され得る、アンテナシステム1914を介して送信されたシンボルから復号されるデータを含む、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1916によって操作されるデータを記憶するためにも使用され得る。処理回路1902は、モジュール1904、1906および1908のうちの少なくとも1つをさらに含む。モジュール1904、1906および1908は、コンピュータ可読記憶媒体1918に存在する/記憶される、プロセッサ1916内で動作しているソフトウェアモジュール、プロセッサ1916に結合された1つもしくは複数のハードウェアモジュール、またはそれらの何らかの組合せであってもよい。モジュール1904、1906および/または1908は、マイクロコントローラ命令、状態機械構成パラメータ、またはそれらの何らかの組合せを含み得る。
一構成では、ワイヤレス通信のための装置1900は、TDDをサポートするワイヤレスネットワークを介して送信するための第1のフレームをスケジュールするように構成されたモジュールおよび/または回路1904と、第1のフレームを構成するように構成されたモジュールおよび/または回路1906と、スケジューリング情報に従って第1のフレーム中でデータを送信するように構成されたモジュールおよび/または回路1908とを含む。
一例では、装置は、TDDをサポートするワイヤレスネットワークを介して送信するための第1のフレームをスケジュールするように構成された回路またはモジュール1904を含む。第1のフレームは、スケジューリングエンティティへのアップリンク送信に使用されることになる第1の帯域幅と、スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信に使用されることになる第2の帯域幅とを含む第1の複信シンボルを含むように、構成回路またはモジュール1906を使用して構成され得る。装置は、第1のフレームの直後に送信されるようにスケジュールされた第2のフレームに関係するスケジューリング情報を送信するように構成された回路またはモジュール1908、1912、1914を含む。スケジューリング情報は、第1のフレームが送信されている間に、スケジューリング情報を送信するために第2の帯域幅を使用して送信され得る。スケジューリング情報は、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含み得る。
図20は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート2000である。この方法は、下位デバイスまたは下位エンティティによって実行され得る。
ブロック2002において、下位デバイスまたは下位エンティティは、TDDをサポートするワイヤレスネットワークから受信された第1のフレームの第1の複信シンボル中でスケジューリングエンティティからの第1のスケジューリング情報を受信し得る。第1の複信シンボルは、スケジューリングエンティティへのアップリンク送信を搬送する第1の帯域幅と、スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信を搬送する第2の帯域幅とを含み得る。第1のスケジューリング情報は、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含み得る。
ブロック2004において、スケジューリングデバイスまたはスケジューリングエンティティは、第1のスケジューリング情報に従って構成された第2のフレームを使用してスケジューリングエンティティと通信し得る。第2のフレーム中の第2の複信シンボルは、第3のフレームに対応する第2のスケジューリング情報を搬送する第3の帯域幅を含み得る。
一例では、第1のフレームはダウンリンク中心フレームであり、第1のフレームのペイロードは、複数のダウンリンクシンボル中で受信され得る。ペイロードに応答して、ACKまたはNAKが送信され得る。ACKまたはNAKは、第1の帯域幅を使用して送信され得る。スケジューリング情報は、ACKまたはNAKを送信している間に受信され得る。第1のフレームは、周波数において第1の帯域幅に対応する未使用帯域幅を含み得る第2の複信シンボルを有し得る。第2の複信シンボルは、送信時に第1の複信シンボルの直前に来る。
別の例では、第1のフレームはアップリンク中心フレームであり、第1のフレームのペイロードは、複数のシンボル中で送信され得る。スケジューリング情報は、第1の複信シンボルが複数のシンボルに含まれるとき、第2の帯域幅を使用して受信され得る。複数のシンボルは、1つまたは複数のアップリンクシンボルを含み得る。ACKまたはNAKは、ペイロードが完全に受信された後に送信され得る。
場合によっては、スケジューリング情報は、高優先度許可を含む。
第1のフレームは、第4のフレーム中で提供された以前のスケジューリング情報に基づいて構成されてもよく、ここで、第4のフレームは、送信時に第1のフレームの直前に来る。
場合によっては、複信シンボルはOFDMシンボルである。TDDをサポートするワイヤレスネットワークは、シングルキャリアネットワークであってもよく、第1の帯域幅は、シングルキャリアの第1のサブバンドを含んでもよいが、第2の帯域幅は、シングルキャリアの第2のサブバンドを含んでもよい。
場合によっては、TDDをサポートするワイヤレスネットワークは、アグリゲーション済帯域幅を提供するためにキャリアアグリゲーションを用いる。第1の帯域幅は、アグリゲーション済帯域幅の第1のキャリアコンポーネントを含んでもよく、第2の帯域幅は、アグリゲーション済帯域幅の第2のキャリアコンポーネントを含んでもよい。第1の帯域幅は、第1のキャリアコンポーネントの境界と整合され得る。第2の帯域幅は、第2のキャリアコンポーネントの境界と整合され得る。
図21は、本明細書で開示するいくつかの態様による処理回路2102を用いる装置2100のためのハードウェア実装形態の第2の例を示す図である。処理回路は通常、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、シーケンサおよび状態機械のうちの1つまたは複数を含み得るプロセッサ2116を有する。処理回路2102は、バス2120によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス2120は、処理回路2102の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス2120は、プロセッサ2116と、モジュールまたは回路2104、2106および2108と、アンテナシステム2114を介して通信するように構成可能なワイヤレストランシーバ回路2112と、コンピュータ可読記憶媒体2118とによって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス2120は、タイミングソース、周辺機器、電圧調節器、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクさせることもできるが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。
プロセッサ2116は、コンピュータ可読記憶媒体2118上に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ2116によって実行されると、処理回路2102に、任意の特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読記憶媒体2118は、データレーンおよびクロックレーンとして構成され得る、アンテナシステム2114を介して送信されたシンボルから復号されるデータを含む、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ2116によって操作されるデータを記憶するためにも使用され得る。処理回路2102は、モジュール2104、2106および2108のうちの少なくとも1つをさらに含む。モジュール2104、2106および2108は、コンピュータ可読記憶媒体2118に存在する/記憶される、プロセッサ2116内で動作しているソフトウェアモジュール、プロセッサ2116に結合された1つもしくは複数のハードウェアモジュール、またはそれらの何らかの組合せであってもよい。モジュール2104、2106および/または2108は、マイクロコントローラ命令、状態機械構成パラメータ、またはそれらの何らかの組合せを含み得る。
一構成では、ワイヤレス通信のための装置2100は、TDDをサポートするワイヤレスネットワーク上で次のフレームのスケジューリング情報を受信および処理するように構成されたモジュールおよび/または回路2104と、スケジューリング情報に従って次のフレームからデータを受信するように構成されたモジュールおよび/または回路2106と、スケジューリング情報に従って次のフレーム中でデータを送信するように構成されたモジュールおよび/または回路2108とを含む。
一例では、装置は、TDDをサポートするワイヤレスネットワークから受信された第1のフレームの第1の複信シンボル中でスケジューリングエンティティからの第1のスケジューリング情報を受信するように構成されたモジュールおよび/または回路2104と、ここで、第1の複信シンボルは、スケジューリングエンティティへのアップリンク送信を搬送する第1の帯域幅と、スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信を搬送する第2の帯域幅とを含む、第1のスケジューリング情報に従って構成された第2のフレームを使用してスケジューリングエンティティと通信するように構成されたモジュールおよび/または回路2106、2108とを含む。第2のフレーム中の第2の複信シンボルは、第3のフレームに対応する第2のスケジューリング情報を搬送する第3の帯域幅を含み得る。第1のスケジューリング情報は、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含み得る。
開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の例示であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は再構成される場合があることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは、組み合わされるか、または省略される場合がある。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
前述の説明は、いかなる当業者も本明細書で説明する様々な態様を実践することを可能にするために提供される。これらの態様に対する様々な修正は、当業者に容易に明らかになり、本明細書で定義した一般原理は、他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示す態様に限定されるものではなく、文言通りの特許請求の範囲と一致するすべての範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するものとする。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は、1つまたは複数を指す。当業者に知られているか、後で知られることになる、本開示全体にわたって説明する様々な態様の要素のすべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるものとする。さらに、本明細書で開示するものは、そのような開示が特許請求の範囲において明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、公に供されるものではない。いかなるクレーム要素も、要素が「ための手段」という句を使用して明確に列挙されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
100 アクセスネットワーク
102 セルラー領域(セル)、セル
104 基地局
106 ユーザ機器(UE)、UE
108 低電力クラス基地局
110 セルラー領域
112 セルラー領域、メッシュネットワーク
116 サービングゲートウェイ
202 スケジューリングエンティティ
204 下位エンティティ
206 ダウンリンクデータ
208 制御チャネル
210 アップリンクデータ
212 制御チャネル
214 フィードバックチャネル
300 スケジューリングエンティティ
302 処理回路
304 プロセッサ
305 メモリ
306 コンピュータ可読媒体
308 バスインターフェース
310 トランシーバ
312 ユーザインターフェース
314 バス
341 リソース割振りおよびTTI制御回路要素
342 データおよび制御チャネル生成および送信回路要素
343 フィードバック受信および処理回路要素
344 データチャネル受信および処理回路要素
345 干渉検出回路要素
346 干渉メトリック/チャネル品質インジケータ決定および送信回路要素、干渉メトリック/CQI決定および送信回路要素
347 変調およびコーディング構成回路要素
351 リソース割振りおよびTTI制御ソフトウェア
352 データおよび制御チャネル生成および送信ソフトウェア
353 フィードバック受信および処理ソフトウェア
354 データチャネル受信および処理ソフトウェア
355 干渉検出ソフトウェア
356 干渉メトリック/CQI決定および送信ソフトウェア
357 変調およびコーディング構成ソフトウェア
400 下位エンティティ
402 処理回路
404 プロセッサ
405 メモリ
406 コンピュータ可読媒体
408 バスインターフェース
410 トランシーバ
412 ユーザインターフェース
414 バス
442 データおよびフィードバックチャネル生成および送信回路要素
444 データおよび制御チャネル受信および処理回路要素
446 干渉メトリック/CQI決定および送信回路要素
452 データおよびフィードバックチャネル生成および送信ソフトウェア
456 干渉メトリック/CQI決定および送信ソフトウェア
702 コンポーネントキャリア
704 HARQエンティティ
706 物理レイヤ
800 独立型フレーム、ダウンリンクTTIフレーム、DLフレーム、ダウンリンクフレーム
802 PDCCH
804 DLデータ
806 GP
808 フィードバックフィールド
820 独立型フレーム、アップリンクTTIフレーム、ULフレーム、アップリンクフレーム、UL中心フレーム
822 PDCCH、PDCCHフィールド
824 ULデータ
826 GP
828 フィードバックフィールド
900 スロット付き複信フレーム
904a TTI、第1のTTI
904b TTI、第2のTTI
904c TTI、第3のTTI
904d TTI、第4のTTI
906a〜906c DLシンボル
908a 複信シンボル
908b 複信シンボル
908c 複信シンボル
910 ULシンボル
912 複信シンボル
1000 例
10021、10022、1002N ペアリング
1002a〜1002d 複信シンボル
1004 複信シンボル
1006 DLサブキャリア
1008 UL部分、ULサブキャリア
1010 DL部分、DLサブキャリア
1012 UL部分、ULサブキャリア
1100 DL中心フレーム
1104 複信シンボル
1106a DL帯域幅
1106b DL帯域幅
1108 UL送信
1200 マルチフレームの例
1202a〜1202c フレーム、DL中心フレーム
1204a〜1204c フレーム
1204b UL中心フレーム
1206 ACKまたは否定応答(NAK)送信、ACK/NAK送信
1210 ACK/NAK送信
1214a DL送信割振り
1214b DL送信割振り
1300 従来のシステム、レガシーシステム
1302 データチャネル、制御およびデータチャネル
1304 ダウンリンク制御シグナリング、制御およびデータチャネル、同期および部ロードキャスト制御シグナリング
1306 データチャネル、制御およびデータチャネル
1400 システム
1402 第2のエンティティ
1410 重み付きオーバーラップ加算(WOLA)フィルタバンクプロセッサ
1412 スケジューリングエンティティ、第1のエンティティ
1420 重み付きオーバーラップ加算(WOLA)フィルタバンクプロセッサ
1426 重み付きオーバーラップ加算(WOLA)フィルタバンクプロセッサ
1500 グラフ
1600 ネットワークエンティティ
1602 基地局
1604 マルチセクタセルタワー
16061 アンテナ、外側のアンテナ
16062 アンテナ、内側のアンテナ
16063 アンテナ、内側のアンテナ
16064 アンテナ、外側のアンテナ
1608 アンテナアレイ、アレイ
1610 アンテナアレイ、アレイ
1612 アンテナアレイ、アレイ
1700 装置
1702 処理回路
1704 プロセッサ
1706 ストレージ
1708 バスインターフェース
1710 バス
1712 トランシーバ
1714 ランタイムイメージ
1716 ソフトウェアモジュール
1718 ユーザインターフェース
1720 時分割プログラム
1722 内部デバイスおよび/または論理回路
1800 フローチャート
1900 装置
1902 処理回路
1904 モジュールまたは回路、モジュール、モジュールおよび/または回路、回路またはモジュール
1906 モジュールまたは回路、モジュール、モジュールおよび/または回路、構成回路またはモジュール
1908 モジュールまたは回路、モジュール、モジュールおよび/または回路
1912 ワイヤレストランシーバ回路、回路またはモジュール
1914 アンテナシステム、回路またはモジュール
1916 プロセッサ
1918 コンピュータ可読記憶媒体
1920 バス
2000 フローチャート
2100 装置
2102 処理回路
2104 モジュールまたは回路、モジュール、モジュールおよび/または回路
2106 モジュールまたは回路、モジュール、モジュールおよび/または回路
2108 モジュールまたは回路、モジュール、モジュールおよび/または回路
2112 ワイヤレストランシーバ回路
2114 アンテナシステム
2116 プロセッサ
2118 コンピュータ可読記憶媒体
2120 バス

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    スケジューリングエンティティにおいて、時分割複信をサポートするワイヤレスネットワークを介して送信するための第1のフレームをスケジュールするステップであって、前記第1のフレームが、アップリンクシンボルまたはダウンリンクシンボル、および前記スケジューリングエンティティへのアップリンク送信に使用されることになる第1の帯域幅と前記スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信に使用されることになる第2の帯域幅とを含む第1の複信シンボルを備える、ステップと、
    前記第1のフレームが送信されている間に、前記第1のフレームの直後に送信されるようにスケジュールされた第2のフレームに関係するスケジューリング情報を送信するために前記第2の帯域幅を使用するステップであって、前記スケジューリング情報が、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含む、ステップと
    を備える、方法。
  2. 前記第1のフレームがダウンリンク中心フレームであり、
    複数のダウンリンクシンボル中で前記第1のフレームのペイロードを送信するステップと、
    前記ペイロードに応答して肯定応答(ACK)または否定応答(NAK)を受信するステップであって、前記ACKまたは前記NAKが、前記第1の帯域幅を使用して受信される、ステップと、
    前記ACKまたは前記NAKを受信している間に、前記スケジューリング情報を送信するステップと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のフレームが、周波数において前記第1の帯域幅に対応する未使用帯域幅を含む第2の複信シンボルを備え、前記第2の複信シンボルは、送信時に前記第1の複信シンボルの直前に来る、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のフレームがアップリンク中心フレームであり、
    複数のシンボル中で前記第1のフレームのペイロードを受信するステップと、
    前記第2の帯域幅を使用して前記スケジューリング情報を送信するステップであって、前記第1の複信シンボルが、前記複数のシンボルに含まれる、ステップと、
    前記ペイロードが完全に受信された後に、ACKまたはNAKを送信するステップと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記複数のシンボルが、1つまたは複数のアップリンクシンボルを備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記スケジューリング情報が、マルチ優先度スケジューリングによって設定される、請求項1に記載の方法。
  7. 第3のフレーム中で提供された以前のスケジューリング情報に基づいて前記第1のフレームを構成するステップであって、前記第3のフレームが、送信時に前記第1のフレームの直前に来る、ステップ
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1の複信シンボルが、直交周波数分割多重シンボルを備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ワイヤレスネットワークが、シングルキャリアを使用して通信し、前記第1の帯域幅が、前記シングルキャリアの第1のサブバンドを含み、前記第2の帯域幅が、前記シングルキャリアの第2のサブバンドを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記ワイヤレスネットワークが、アグリゲーション済帯域幅を提供するためにキャリアアグリゲーションを用い、前記第1の帯域幅が、前記アグリゲーション済帯域幅の第1のキャリアコンポーネントを含み、前記第2の帯域幅が、前記アグリゲーション済帯域幅の第2のキャリアコンポーネントを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1の帯域幅が、前記第1のキャリアコンポーネントの境界と整合され、前記第2の帯域幅が、前記第2のキャリアコンポーネントの境界と整合される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記スケジューリングエンティティによるブロードキャスト送信のためにアンテナアレイ内の少なくとも1つのアンテナを割り振るステップと、
    前記スケジューリングエンティティにおいて送信を受信するために複数の残りのアンテナを割り振るステップと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記スケジューリングエンティティから1つまたは複数のブロードキャストメッセージまたは制御信号を送信するステップであって、前記1つまたは複数のブロードキャストメッセージまたは制御信号が、前記第1の複信シンボル中で、前記スケジューリングエンティティにおいて受信された1つまたは複数の制御メッセージまたは低データ送信と多重化される、ステップ
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  14. 前記第1の複信シンボル中で搬送される1つまたは複数の信号の特性を変更するために波形プロセッサを使用するステップと、
    第1の単方向シンボル中の前記信号の特性を変更するために前記波形プロセッサを使用することなしに前記第1の単方向シンボルを送信するステップと、
    第2の単方向シンボル中の前記信号の特性を変更するために前記波形プロセッサを使用することなしに送信された前記第2の単方向シンボルを受信するステップと
    をさらに備える、請求項13に記載の方法。
  15. 前記波形プロセッサが、前記アップリンク送信と前記ダウンリンク送信の分離を改善する重み付きオーバーラップ加算フィルタバンクプロセッサを含む、請求項14に記載の方法。
  16. ワイヤレス通信ネットワークを管理するように構成されたスケジューリングエンティティであって、
    時分割複信ワイヤレスネットワークを介して送信するための第1のフレームをスケジュールすることであって、前記第1のフレームが、アップリンクシンボルまたはダウンリンクシンボル、および前記スケジューリングエンティティへのアップリンク送信に使用されることになる第1の帯域幅と前記スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信に使用されることになる第2の帯域幅とを含む第1の複信シンボルを備える、スケジュールすることと、
    前記第1のフレームが送信されている間に、スケジューリング情報を送信するために前記第2の帯域幅を使用することであって、前記スケジューリング情報が、前記第1のフレームの直後に送信されるようにスケジュールされた第2のフレームに関係し、前記スケジューリング情報が、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含む、使用することと
    を行うように構成された処理システム
    を備えるスケジューリングエンティティ。
  17. 前記スケジューリングエンティティから信号を送信するために割り振られた第1の複数のアンテナと、前記スケジューリングエンティティに宛てられた信号を受信するために割り振られた第2の複数のアンテナとを有するアンテナアレイ
    をさらに備える、請求項16に記載のスケジューリングエンティティ。
  18. 下位エンティティにおけるワイヤレス通信の方法であって、
    時分割複信をサポートするワイヤレスネットワークから受信された第1のフレームの第1の複信シンボル中でスケジューリングエンティティからの第1のスケジューリング情報を受信するステップであって、前記第1のフレームが、アップリンクシンボルまたはダウンリンクシンボルをさらに含み、前記第1の複信シンボルが、前記スケジューリングエンティティへのアップリンク送信を搬送する第1の帯域幅と、前記スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信を搬送する第2の帯域幅とを含み、前記第1のスケジューリング情報が、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含む、ステップと、
    前記第1のスケジューリング情報に従って構成された第2のフレームを使用して前記スケジューリングエンティティと通信するステップであって、前記第2のフレーム中の第2の複信シンボルが、第3のフレームに対応する第2のスケジューリング情報を搬送する第3の帯域幅を含む、ステップと
    を備える方法。
  19. 前記第1のフレームがダウンリンク中心フレームであり、
    複数のダウンリンクシンボル中で前記第1のフレームのペイロードを受信するステップと、
    前記ペイロードに応答して肯定応答(ACK)または否定応答(NAK)を送信するステップであって、前記ACKまたは前記NAKが、前記第1の帯域幅を使用して送信される、ステップと、
    前記ACKまたは前記NAKを送信している間に、前記スケジューリング情報を受信するステップと
    をさらに備える、請求項18に記載の方法。
  20. 前記第1のフレームが、周波数において前記第1の帯域幅に対応する未使用帯域幅を含む第3の複信シンボルを備え、前記第3の複信シンボルが、送信時に前記第1の複信シンボルの直前に来る、請求項19に記載の方法。
  21. 前記第1のフレームがアップリンク中心フレームであり、
    複数のシンボル中で前記第1のフレームのペイロードを送信するステップと、
    前記第2の帯域幅を使用して前記スケジューリング情報を受信するステップであって、前記第1の複信シンボルが、前記複数のシンボルに含まれる、ステップと、
    前記ペイロードが完全に送信された後に、ACKまたはNAKを受信するステップと
    をさらに備える、請求項18に記載の方法。
  22. 前記複数のシンボルが、1つまたは複数のアップリンクシンボルを備える、請求項21に記載の方法。
  23. 前記スケジューリング情報が、マルチ優先度スケジューリングによって設定される、請求項18に記載の方法。
  24. 前記第1のフレームが、第4のフレーム中で提供された以前のスケジューリング情報に従って構成され、前記第4のフレームが、送信時に前記第1のフレームの直前に来る、請求項18に記載の方法。
  25. 前記第1の複信シンボルが、直交周波数分割多重シンボルを備える、請求項18に記載の方法。
  26. 前記ワイヤレスネットワークが、シングルキャリアを使用して通信し、前記第1の帯域幅が、前記シングルキャリアの第1のサブバンドを含み、前記第2の帯域幅が、前記シングルキャリアの第2のサブバンドを含む、請求項18に記載の方法。
  27. 前記ワイヤレスネットワークが、アグリゲーション済帯域幅を提供するためにキャリアアグリゲーションを用い、前記第1の帯域幅が、前記アグリゲーション済帯域幅の第1のキャリアコンポーネントを含み、前記第2の帯域幅が、前記アグリゲーション済帯域幅の第2のキャリアコンポーネントを含む、請求項18に記載の方法。
  28. 前記第1の帯域幅が、前記第1のキャリアコンポーネントの境界と整合され、前記第2の帯域幅が、前記第2のキャリアコンポーネントの境界と整合される、請求項27に記載の方法。
  29. ワイヤレス通信ネットワークにおいてスケジューリングエンティティと通信するように構成された下位デバイスであって、
    時分割複信をサポートするワイヤレスネットワークから受信された第1のフレームの第1の複信シンボル中でスケジューリングエンティティからの第1のスケジューリング情報を受信することであって、前記第1のフレームが、アップリンクシンボルまたはダウンリンクシンボルをさらに含み、前記第1の複信シンボルが、前記スケジューリングエンティティへのアップリンク送信を搬送する第1の帯域幅と、前記スケジューリングエンティティからのダウンリンク送信を搬送する第2の帯域幅とを含み、前記第1のスケジューリング情報が、アップリンク許可またはダウンリンク許可を含む、受信することと、
    前記第1のスケジューリング情報に従って構成された第2のフレームを使用して前記スケジューリングエンティティと通信することであって、前記第2のフレーム中の第2の複信シンボルが、第3のフレームに対応する第2のスケジューリング情報を搬送する第3の帯域幅を含む、通信することと
    を行うように構成された処理システム
    を備える下位デバイス。
  30. 前記第1のフレームがダウンリンク中心フレームであり、前記処理システムが、
    複数のダウンリンクシンボル中で前記第1のフレームのペイロードを受信することと、
    前記ペイロードに応答して肯定応答(ACK)または否定応答(NAK)を送信することであって、前記ACKまたは前記NAKが、前記第1の帯域幅を使用して送信される、送信することと、
    前記ACKまたは前記NAKを送信している間に、前記スケジューリング情報を受信することと
    を行うように構成され、
    前記第1のフレームが、周波数において前記第1の帯域幅に対応する未使用帯域幅を含む第3の複信シンボルを備え、
    前記第3の複信シンボルが、送信時に前記第1の複信シンボルの直前に来る、
    請求項29に記載の下位デバイス。
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