JP6501404B2 - 他端末からの情報を用いて自端末のユーザ状態を判定する端末、システム、プログラム及び方法 - Google Patents
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Description
また、スマートフォンに搭載されるマイクを用いて、周辺音から、食事中や会議中のようなそのユーザの行動状態も判定することができる。
更に、スマートフォンと通信可能なウェアラブルデバイス(装着型端末)に搭載される生体検出センサとして、心拍センサ、体温センサ、血圧センサ、皮膚筋電センサ、マイクもある。例えば心拍センサによれば、ユーザの精神状態までも判定することができる。
しかしながら、センサによって計測されるセンサ情報は、わずかな周辺環境の変化に応じて、非常に過敏且つ微妙に反応しやすい。そのようなセンサ情報から判定されたユーザ状態は、急激に変化したり、全く変化しなかったりする。そのために、判定されたユーザ状態自体の信憑性に欠けるという問題があった。
センサ情報に応じてユーザ状態を対応付けたユーザ状態ルール記憶手段と、
ユーザ状態ルール記憶手段を用いて、センサ情報に応じたユーザ状態、及び、当該ユーザ状態に対する認識確率を判定するユーザ状態判定手段と、
他端末を、自端末に対する所定条件に基づいてグループ化する端末グループ化手段と、
グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する代表状態決定手段と
を有することを特徴とする。
ユーザ状態判定手段は、ユーザ状態ルール記憶手段を用いて、自端末の各種センサによって計測されたセンサ情報に応じたユーザ状態を判定し、
自端末のユーザ状態を、当該グループの代表状態に訂正するユーザ状態訂正手段を更に有することも好ましい。
代表状態決定手段は、グループ内の全てのユーザ状態毎の数によって代表状態を決定することも好ましい。
他端末から、更に端末識別子を受信し、
他ユーザの電話番号、メールアドレス及び/又はソーシャルネットワーク識別子を含むアドレス情報を記憶するアドレス情報記憶手段を更に有し、
端末グループ化手段は、所定条件として、自端末のアドレス情報に該当する他端末のみをグループ化することも好ましい。
他端末を、自端末に対する所定条件に基づいてグループ化する端末グループ化手段と、
グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する代表状態決定手段と
を有することを特徴とする。
他端末は、
各種センサによって計測したセンサ情報を、自端末へ送信するセンサ情報送信手段を有し、
自端末は、
センサ情報に応じてユーザ状態を対応付けたユーザ状態ルール記憶手段と、
ユーザ状態ルール記憶手段を用いて、センサ情報に応じたユーザ状態、及び、当該ユーザ状態に対する認識確率を判定するユーザ状態判定手段と、
他端末を、自端末に対する所定条件に基づいてグループ化する端末グループ化手段と、
グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する代表状態決定手段と
を有することを特徴とする。
他端末は、
センサ情報に応じてユーザ状態を対応付けたユーザ状態ルール記憶手段と、
ユーザ状態ルール記憶手段を用いて、センサ情報に応じたユーザ状態、及び、当該ユーザ状態に対する認識確率を判定するユーザ状態判定手段と、
ユーザ状態及び認識確率を、自端末へ送信するユーザ状態送信手段と
を有し、
自端末は、
他端末を、自端末に対する所定条件に基づいてグループ化する端末グループ化手段と、
グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する代表状態決定手段と
を有することを特徴とする。
自端末と他端末との間は、近距離無線通信によって接続され、
自端末の端末グループ化手段は、所定条件として、近距離無線によって通信可能な複数の端末をグループ化することも好ましい。
自端末は、近距離無線通信によって所定受信強度以上の電波で受信した他端末についてのみ、グループ化することも好ましい。
センサ情報に応じてユーザ状態を対応付けたユーザ状態ルール記憶手段と、
ユーザ状態ルール記憶手段を用いて、センサ情報に応じたユーザ状態、及び、当該ユーザ状態に対する認識確率を判定するユーザ状態判定手段と、
他端末を、自端末に対する所定条件に基づいてグループ化する端末グループ化手段と、
グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する代表状態決定手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
他端末を、自端末に対する所定条件に基づいてグループ化する端末グループ化手段と、
グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する代表状態決定手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
自端末は、センサ情報に応じてユーザ状態を対応付けたユーザ状態ルール記憶部を有し、
他端末が、各種センサによって計測したセンサ情報を、自端末へ送信する第1のステップと、
自端末が、ユーザ状態ルール記憶部を用いて、センサ情報に応じたユーザ状態を判定する第2のステップと、
自端末が、他端末を、所定条件に基づいてグループ化する第3のステップと、
自端末が、グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する第4のステップと
を有することを特徴とする。
他端末は、センサ情報に応じてユーザ状態を対応付けたユーザ状態ルール記憶部を有し、
他端末が、ユーザ状態ルール記憶部を用いて、センサ情報に応じたユーザ状態、及び、当該ユーザ状態に対する認識確率を判定する第1のステップと、
他端末が、ユーザ状態を、自端末へ送信する第2のステップと、
自端末が、他端末を、所定条件に基づいてグループ化する第3のステップと、
自端末が、グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する第4のステップと
を有することを特徴とする。
例えばGPSセンサ、加速度センサ、地磁気センサ、気圧センサ、気温センサ、マイクを用いて、ユーザの「行動状態」を判定することができる。
例えば心拍センサ、血圧センサ、皮膚筋電センサ、体温センサを用いて、ユーザの「精神状態」を判定することができる。
<他端末から「センサ情報」を受信する第1の実施形態>
<他端末から「ユーザ状態」を受信する第2の実施形態>
図2は、本発明における端末単体の機能構成図である。
図2によれば、他端末から「センサ情報」を受信することによって、自端末におけるユーザ状態を判定しようとするものである。端末1は、センサ情報記憶部111と、ユーザ状態ルール記憶部112と、ユーザ状態判定部113とを有する。これら機能構成部は、端末1に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現できる。
図3は、本発明のシステムにおける端末の機能構成図である。
図3によれば、他端末から「ユーザ状態」を受信することによって、自端末におけるユーザ状態を判定しようとするものである。そのために、他端末が、センサ情報記憶部111と、ユーザ状態ルール記憶部112と、ユーザ状態判定部113とを有する。これら機能構成部は、自端末及び/又は他端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。
センサ情報記憶部111は、各種センサによって計測されたセンサ情報を記憶する。
図4によれば、自端末のセンサ情報に限られず、他端末のセンサ情報も記憶するものであってもよい。端末識別子毎に、計測されたセンサ情報を記憶したものであり、計測不明な場合、nullとして記憶するものであってもよい。
ユーザ状態ルール記憶部112は、センサ情報に応じて「ユーザ状態」を対応付けたものである。
図5によれば、ユーザ状態としての「行動状態」「精神状態」毎に、各種センサのセンサ情報が登録されている。図5のようにセンサ情報の値のみならず、例えば、ユーザ状態毎に、各センサから収集された時間経過に対するセンサ情報の変化パターンを記憶したものであってもよい。例えば加速度センサであれば、ユーザ状態毎の加速度変化パターンである。マイクであれば、ユーザ状態毎の特定周波数の変化パターンである。心拍センサであれば、ユーザ状態毎の心拍数の変化パターンであってもよい。
ユーザ状態判定部113は、ユーザ状態ルール記憶部112を用いて、センサ情報に応じた「ユーザ状態」を判定する。ユーザ状態判定部113は、最も簡易な方法として、ユーザ状態ルール記憶部112を用いて、センサ情報に対するパターンマッチングによってユーザ状態を検索するものであってもよい。例えば端末から取得されたセンサ情報と、ユーザ状態ルール記憶部112のセンサ情報とをベクトル空間に展開し、最も類似するユーザ状態を選択することができる。
一方で、図3によれば、他端末1aのユーザ状態判定部113によって判定されたユーザ状態が、ネットワークを介して自端末1bへ送信される。この場合、自端末1bは、他端末のユーザ状態を判定する必要がない。
アドレス情報記憶部120は、自端末におけるアドレス情報を記憶する。
図7によれば、自端末のアドレス情報と、他端末のアドレス情報とを記憶したものである。アドレス情報とは、当該端末1のユーザからみた知人関係を持つ他のユーザのアドレスであって、例えば電話番号やメールアドレスである。勿論、例えばTwitter(登録商標)やFacebook(登録商標)、LINE(登録商標)のようなSNS(Social Network Service)のアカウント(ソーシャルネットワーク識別子)であってもよい。これらアカウントに基づくメッセージ送受信履歴は、API(Application Programming Interface)を介してサーバから取得することもできる。
端末グループ化部121は、複数の端末を、所定条件に基づいてグループ化する。所定条件のグループ化としては、以下のような様々なグループ化が可能となる。
(1)判定対象端末のアドレス情報に含まれる他端末のグループ化
(2)SNSのチェックイン機能によって同じ場所に滞在する他端末のグループ化
(3)近距離無線で通信可能な他端末のグループ化
(4)上記3つのうち、2つ以上の組み合わせによるグループ化
所定条件として、自端末(判定対象端末)のアドレス情報に該当する他端末をグループ化する。このとき、アドレス情報に登録されたユーザプロファイルに基づくものであってもよい。ユーザプロファイルとは、例えばユーザ属性であって、例えば同一企業に属しているユーザ同士や、住所が同一市内であるユーザ同士を、グループ化することもできる。アドレス情報を、例えばfacebookのアカウントとした場合、「友達」「フォロー・フォロワー」関係に基づいて、アカウントをグループ化することができる。このようなユーザ同士は、無関係なユーザ同士に比べて同一行動をとる可能性が高いと言えるが、グループ化に使用するアドレス情報の種類やユーザ状態を判定する対象の日時、曜日によっては、同一行動をとる可能性が期待するほど高くなく、判定精度が落ちる場合もある。従って、端末同士が近距離にいる等の他の条件とのAND条件として設定すると、なお精度が向上し好ましい。
例えばSNSによれば、店舗側がスポットを設定することによって、そのスポットの位置範囲に属する端末は、ユーザ操作に応じてチェックイン機能を実行することができる。そして、そのユーザがそのスポットに滞在していることが、SNSによって拡散されることとなる。このとき、同じスポットに滞在している端末同士をグループ化することができる。具体的にはSNSに依存するが、同一スポットに滞在する端末同士のアカウントを、APIによって知ることができるサービス機能が提供される必要がある。
所定条件として、近距離無線によって通信可能な位置に基づくものであってもよい。近距離無線で通信可能な端末同士をグループとして構成する。ここでは、周辺端末の端末識別子も認識する必要無く、単に近距離無線で通信できた端末をグループ化している。
このとき、近距離無線によって所定時間内(例えば開始から3分間)に通信可能となった他端末のみをグループ化するものであってもよい。
また、近距離無線によって所定件数内(例えば開始から5件)に通信可能となった他端末のみをグループ化するものであってもよい。
例えば、自端末のアドレス情報(1)に含まれ、近距離無線で通信可能(3)な他端末のグループ化とすることもできる。何らかの知人関係があって且つ同一場所に存在する端末群のみをグループ化することができる。近距離無線で通信できた周辺端末の電話番号又はメールアドレスが、自端末のアドレス情報として登録されている場合にのみ、同一グループであると判定することができる。
代表状態決定部122は、グループ毎に、当該グループ内の端末の全てのユーザ状態に基づく代表状態を決定する。グループの代表状態を、そのグループ内のユーザのユーザ状態であると決定する。
例えば広域ネットワークを介して通信可能な端末のユーザ同士をグループとした場合、知人関係の有るユーザ同士が、同一のユーザ状態にあると判定する。
また、例えば近距離無線を介して通信可能な端末のユーザ同士をグループとした場合、同一場所に滞在するとして、同一のユーザ状態にあると判定する。
代表状態は、例えば、グループ内の全てのユーザ状態の多数決によって決定されるものであってもよい。
ユーザの端末iに対するアドレス登録(知人関係)集合 :Hi
ユーザの端末iに対して時刻tにおける近距離通信(同一場所)集合:Uit
ユーザの端末iのグループ :Hi∩Uit
lit m:上位m番目のユーザ状態
pit m:そのユーザ状態に対応する認識確率
Rit m={lit m,pit m}:認識結果
Rit={Rit 1,Rit 2,Rit 3,・・・,Rit s} (s:ユーザ状態数)
max(Σi=1 n'f(i,l)/n) (n’:ユーザ集合に含まれるユーザ数)
f(i,l)= if lit 1=1 then 1、otherwise 0 を満たすユーザ状態l
代表状態は、例えば、ユーザ状態毎にグループ内の全ての認識確率の総積に基づくものであってもよい。
max(Πi=1 n’Σm=1 sg(i,l)
g(i,l)= if lit m=1 then lit m×pit m、otherwise 0 を満たすユーザ状態l
同一グループに属する複数のユーザについて、ユーザ状態毎に認識確率を総積し、最も認識確率の総積が高いユーザ状態を、代表状態とする。
行動状態「視聴」 :0.6×0.4×0.3×0.4=0.0288
行動状態「会話」 :0.3×0.6×0.3×0.6=0.0075
行動状態「食事」 :0.1×0.1×0.6×0.1=0.0006
精神状態「ストレス」:0.7×0.3×0.6×0.6=0.0756
精神状態「悲しみ」 :0.2×0.1×0.3×0.1=0.0006
精神状態「興奮」 :0.1×0.1×0.1×0.3=0.0003
精神状態「平常」 :0.1×0.6×0.1×0.1=0.0006
ここでは、代表状態は、行動状態「視聴」及び精神状態「ストレス」となる。この点で、多数決方式と比較して、選択される代表状態が異なる。
ユーザ状態訂正部123は、自端末のユーザ状態を、当該グループの代表状態に訂正する。これによって、当該ユーザと同じような行動を取るであろう他のユーザが所持する端末のセンサ情報を用いて、高い精度のユーザ状態に訂正することができる。訂正されたユーザ状態は、アプリケーションへ出力され、様々な用途に利用される。
111 センサ情報記憶部
112 ユーザ状態ルール記憶部
113 ユーザ状態判定部
120 アドレス情報記憶部
121 端末グループ化部
122 代表状態決定部
123 ユーザ状態訂正部
124 センサ情報送信部
Claims (13)
- 各種センサを有する他端末から、センサ情報を受信する端末(判定対象となる自端末)であって、
センサ情報に応じてユーザ状態を対応付けたユーザ状態ルール記憶手段と、
前記ユーザ状態ルール記憶手段を用いて、前記センサ情報に応じたユーザ状態、及び、当該ユーザ状態に対する認識確率を判定するユーザ状態判定手段と、
他端末を、自端末に対する所定条件に基づいてグループ化する端末グループ化手段と、
グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する代表状態決定手段と
を有することを特徴とする端末。 - 前記ユーザ状態判定手段は、前記ユーザ状態ルール記憶手段を用いて、自端末の各種センサによって計測された前記センサ情報に応じたユーザ状態を判定し、
自端末の前記ユーザ状態を、当該グループの代表状態に訂正するユーザ状態訂正手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の端末。 - 前記代表状態決定手段は、グループ内の全ての前記ユーザ状態毎の数によって代表状態を決定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端末。 - 前記他端末から、更に端末識別子を受信し、
他ユーザの電話番号、メールアドレス及び/又はソーシャルネットワーク識別子を含むアドレス情報を記憶するアドレス情報記憶手段を更に有し、
前記端末グループ化手段は、前記所定条件として、自端末の前記アドレス情報に該当する他端末のみをグループ化する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の端末。 - 各種センサを有する複数の他端末から、センサ情報から判定されたユーザ状態及び認識確率を受信する端末(判定対象となる自端末)であって、
他端末を、自端末に対する所定条件に基づいてグループ化する端末グループ化手段と、
グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する代表状態決定手段と
を有することを特徴とする端末。 - 自端末(判定対象端末)と、各種センサを有する他端末との間で通信可能なシステムであって、
前記他端末は、
各種センサによって計測したセンサ情報を、前記自端末へ送信するセンサ情報送信手段を有し、
前記自端末は、
センサ情報に応じてユーザ状態を対応付けたユーザ状態ルール記憶手段と、
前記ユーザ状態ルール記憶手段を用いて、前記センサ情報に応じたユーザ状態、及び、当該ユーザ状態に対する認識確率を判定するユーザ状態判定手段と、
他端末を、自端末に対する所定条件に基づいてグループ化する端末グループ化手段と、
グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する代表状態決定手段と
を有することを特徴とするシステム。 - 自端末(判定対象端末)と、各種センサを有する他端末との間で通信可能なシステムであって、
前記他端末は、
センサ情報に応じてユーザ状態を対応付けたユーザ状態ルール記憶手段と、
前記ユーザ状態ルール記憶手段を用いて、前記センサ情報に応じたユーザ状態、及び、当該ユーザ状態に対する認識確率を判定するユーザ状態判定手段と、
前記ユーザ状態及び認識確率を、自端末へ送信するユーザ状態送信手段と
を有し、
前記自端末は、
他端末を、自端末に対する所定条件に基づいてグループ化する端末グループ化手段と、
グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する代表状態決定手段と
を有することを特徴とするシステム。 - 前記自端末と前記他端末との間は、近距離無線通信によって接続され、
前記自端末の前記端末グループ化手段は、前記所定条件として、近距離無線によって通信可能な複数の端末をグループ化する
ことを特徴とする請求項6又は7に記載のシステム。 - 前記自端末は、前記近距離無線通信によって所定受信強度以上の電波で受信した他端末についてのみ、グループ化する
ことを特徴とする請求項8に記載のシステム。 - 各種センサを有する他端末から、センサ情報を受信する端末(判定対象となる自端末)に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
センサ情報に応じてユーザ状態を対応付けたユーザ状態ルール記憶手段と、
前記ユーザ状態ルール記憶手段を用いて、前記センサ情報に応じたユーザ状態、及び、当該ユーザ状態に対する認識確率を判定するユーザ状態判定手段と、
他端末を、自端末に対する所定条件に基づいてグループ化する端末グループ化手段と、
グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する代表状態決定手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする端末用のプログラム。 - 各種センサを有する複数の他端末から、センサ情報から判定されたユーザ状態及び認識確率を受信する端末(判定対象となる自端末)に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
他端末を、自端末に対する所定条件に基づいてグループ化する端末グループ化手段と、
グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する代表状態決定手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする端末用のプログラム。 - 自端末(判定対象端末)と、各種センサを有する他端末との間で通信可能なシステムのユーザ状態判定方法であって、
前記自端末は、センサ情報に応じてユーザ状態を対応付けたユーザ状態ルール記憶部を有し、
前記他端末が、各種センサによって計測したセンサ情報を、前記自端末へ送信する第1のステップと、
前記自端末が、前記ユーザ状態ルール記憶部を用いて、前記センサ情報に応じたユーザ状態を判定する第2のステップと、
前記自端末が、前記他端末を、所定条件に基づいてグループ化する第3のステップと、
前記自端末が、グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する第4のステップと
を有することを特徴とするユーザ状態判定方法。 - 自端末(判定対象端末)と、各種センサを有する他端末との間で通信可能なシステムのユーザ状態判定方法であって、
前記他端末は、センサ情報に応じてユーザ状態を対応付けたユーザ状態ルール記憶部を有し、
前記他端末が、前記ユーザ状態ルール記憶部を用いて、前記センサ情報に応じたユーザ状態、及び、当該ユーザ状態に対する認識確率を判定する第1のステップと、
前記他端末が、前記ユーザ状態を、自端末へ送信する第2のステップと、
前記自端末が、前記他端末を、所定条件に基づいてグループ化する第3のステップと、
前記自端末が、グループ毎に、当該グループ内の他端末及び自端末の全てのユーザ状態の中から、認識確率の総積に基づいて代表状態を決定する第4のステップと
を有することを特徴とするユーザ状態判定方法。
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