JP6499355B1 - 立体視ビューワー - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯し易く、必要な時に簡単且つ素早く使用することができ、携帯中のレンズの保護も可能な汎用性の高い立体視ビューワーを提供する。
【解決手段】立体視ビューワーは、2つのレンズが嵌められた表板部材と、携帯型表示機器を当接したときに表示画面を露出させる開口が設けられた裏板部材と、表板部材と裏板部材との間に設けられた連結部と、を有する本体と、該本体に巻き付けられたカバーとを備え、カバーの一端は表板部材の下側の端部領域に固定され、カバーの他端は表板部材の外側表面に、レンズがカバーに覆われる第1の位置とレンズがカバーに覆われない第2の位置との間でスライド可能に取り付けられ、カバーの他端が第1の位置にあるとき連結部が折り畳まれ、カバーの他端が第2の位置にあるとき、連結部が開いて表面部材と裏面部材との間隔が拡げられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、スマートフォン等の表示画面を有する携帯機器を取り付けて使用される立体視ビューワーに関する。
近年、スマートフォンや携帯型ゲーム装置のように表示画面を有する携帯機器(以下、携帯型表示機器という)を取り付け、該携帯型表示機器の表示画面を立体視するビューワー(立体視ビューワー)が知られている(例えば特許文献1参照)。最近では、携帯型表示機器を取り付ける筐体を組み立てたり、折り畳めるようにした様々なタイプの立体視ビューワーも考案されている(例えば特許文献2〜5参照)。このような立体視ビューワーは、VR(バーチャルリアリティ)ゴーグル、ヘッドマウントディスプレイ用箱体、ステレオビューワー、立体鏡などとも呼ばれる。
意匠登録第1597437号公報 意匠登録第1524106号公報 特開2013−190450号公報 意匠登録第1594357号公報 特表2016−514275号公報
折り畳めるタイプの立体視ビューワーは、携帯や収納の際に便利である。しかしながら、特許文献2においては、立体視ビューワーの組み立て手順が煩雑であるため、頻繁に組み立てたり分解したりする場合には適していない。また、分解すると、段ボールなどの厚手の紙を単に折り重ねた状態になるため、携帯に適しているとも言い難い。さらに、特許文献2においては、所定のサイズの領域(ポケット部)に携帯型表示機器を収納するため、携帯型表示機器のサイズによっては当該立体視ビューワーを使用できない場合がある。
また、特許文献3〜5においては、携帯型表示機器の一部しか立体視ビューワーに保持されないため不安定である。そのため、ユーザは、コンテンツを鑑賞している間、立体視ビューワーと携帯型表示機器の両方を常に保持していなければならず、気を遣う必要がある。
また、特許文献2においては、組み立てた筐体の隙間から外部の光が筐体内に入り込むおそれがある。また、特許文献3〜5においては、携帯型表示機器を立体視ビューワーに取り付けた状態では携帯型表示機器がむき出しである。つまり、特許文献2〜5においては、周囲の光がユーザの視界に入ることにより、鑑賞中のコンテンツへの没入感が低下するおそれがある。
さらに、特許文献5においては、立体視ビューワーを折り畳んだ状態(特許文献5の図13参照)でもレンズがむき出しになっているため、携帯した場合にレンズが傷つくおそれがある。また、レンズがむき出しになっている場合、直射日光を避けるなど保管場所に気を遣う必要もある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、携帯し易く、必要な時に簡単且つ素早く使用可能な状態にすることができ、携帯型表示機器を安定保持することができると共に、様々なサイズの携帯型表示機器を使用可能な汎用性を有する立体視ビューワーを提供することを目的の1つとする。また、本発明は、立体視ビューワーの使用中、ユーザの視界への外部の光の侵入を抑制することができ、携帯中にはレンズを保護することができる立体視ビューワーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様である立体視ビューワーは、表示画面を有する携帯型表示機器を取り付けて使用される立体視ビューワーであって、2つのレンズが嵌め込まれた第1の板状部材と、前記第1の板状部材と対向して配置された第2の板状部材であって、前記携帯型表示機器の前記表示画面が設けられた面を当接した場合に、前記表示画面の少なくとも一部を露出させる開口が設けられた第2の板状部材と、前記第1の板状部材と前記第2の板状部材との間に設けられ、前記第1の板状部材と前記第2の板状部材とを連結する折り畳み可能な連結部と、を有する本体と、少なくとも1つの方向において変形可能なシート状の部材により形成されたカバーであって、前記2つのレンズが並べられた方向である第1の方向と直交する方向に沿って前記第1及び第2の板状部材の外側表面の少なくとも一部に巻き付けられたカバーと、を備え、前記カバーの第1の端部は、前記第1の板状部材の前記第1の方向と平行な一方の端部領域に固定され、前記カバーの前記第1の端部の反対側である第2の端部は、前記第1の板状部材の外側表面に対し、前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って、前記2つのレンズが前記カバーによって覆われる第1の位置と前記2つのレンズが前記カバーによって覆われない第2の位置との間でスライド可能に取り付けられ、前記カバーの前記第2の端部が前記第1の位置にあるとき、前記連結部が折り畳まれて前記第1の板状部材と前記第2の板状部材とが接近し、前記カバーの前記第2の端部が前記第2の位置にあるとき、前記連結部が開いて前記第1の板状部材と前記第2の板状部材との間隔が拡げられるものである。
上記立体視ビューワーは、可撓性及び伸縮性を有する材料によって形成され、前記第2の板状部材の外側表面に取り付けられたシート部材であって、前記第1の方向における両端のうちの少なくとも一方が前記第2の板状部材に対して開放されたシート部材をさらに備えても良い。
上記立体視ビューワーにおいて、前記連結部は、前記第1及び第2の板状部材を互いに離れる方向に付勢しても良い。
上記立体視ビューワーにおいて、前記カバーの前記第2の端部に、前記第1の方向と平行な棒状部材が取り付けられていても良い。
上記立体視ビューワーにおいて、前記開口は、前記第1の方向の中央において、2つの領域に分割されていても良い。
上記立体視ビューワーにおいて、前記第1及び第2の板状部材の各々の前記第1の方向の両端に側壁が設けられていても良い。
上記立体視ビューワーにおいて、前記第1及び第2の板状部材の各々の前記第2の方向の両端は、前記本体の内側に向かって湾曲していても良い。
本発明によれば、第1の板状部材においてカバーをスライドさせることにより、レンズがカバーに覆われると共に連結部が折り畳まれて第1の板状部材と第2の板状部材とが接近する状態と、レンズが露出し、連結部が開いて第1の板状部材と第2の板状部材との間隔が拡げられる状態とを簡単に切り替えることができる。従って、携帯し易く、必要な時に簡単且つ素早く使用可能な状態にすることができる立体視ビューワーを実現することができる。
また、本発明によれば、少なくとも1つの方向において変形可能なシート状の部材により形成されたカバーで第1及び第2の板状部材を覆うので、第2の板状部材の外側表面に携帯型表示機器の表示画面を当接させた状態で、携帯型表示機器を安定保持することができると共に、様々なサイズの携帯型表示機器を使用することが可能となる。
また、本発明によれば、上記カバーで携帯型表示機器の周囲を覆うので、立体視ビューワーの使用中、ユーザの視界への外部の光の侵入を抑制することができる。
さらに、本発明によれば、収納状態ではレンズがカバーに覆われているので、携帯中でもレンズを保護することが可能となる。
本発明の実施形態に係る立体視ビューワーを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る立体視ビューワーを示す斜視図(収納状態)である。 本発明の実施形態に係る立体視ビューワーの本体を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る立体視ビューワーの本体を示す背面図である。 図4に示す本体に保持シートを取り付けた状態を示す背面図である。 本発明の実施形態に係る立体視ビューワーの本体を示す底面図である。 図1のA−A切断部端面図である。 本発明の実施形態に係る立体視ビューワーの本体を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る立体視ビューワーの本体を示す斜視図(収納状態)である。 本発明の実施形態に係る立体視ビューワーのカバーを示す模式図である。 本発明の実施形態に係る立体視ビューワーにおいてカバーの一部を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る立体視ビューワーの使用方法を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態に係る立体視ビューワーについて、図面を参照しながら説明する。なお、これらの実施形態によって本発明が限定されるものではない。また、各図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。また、以下の説明において参照する図面は、本発明の内容を理解し得る程度に形状、大きさ、及び位置関係を概略的に示しているに過ぎない。即ち、本発明は各図で例示された形状、大きさ、及び位置関係のみに限定されるものではない。
本出願において、板状部材とは、全体として概ね平たい形状をなしている部材のことをいい、部材の端部が湾曲している部材や、部材の主面の大部分の領域が開口している枠体も含むものとする。
図1は、本発明の実施形態に係る立体視ビューワーを示す斜視図である。図2は、同立体視ビューワーを示す斜視図(収納状態)である。本実施形態に係る立体視ビューワー1は、スマートフォンや携帯型ゲーム端末装置等の表示画面を有する携帯型表示機器を取り付け、携帯型表示機器の表示画面を立体視するために使用される機器である。図1及び図2に示すように、立体視ビューワー1は、2つのレンズ30が取り付けられた本体10と、該本体の外側表面の少なくとも一部に巻き付けられたカバー20とを備える。
以下においては、2つのレンズ30が並べられた方向を左右方向(第1の方向)といい、レンズ30が並べられた面内において左右方向と直交する方向を上下方向(第2の方向)という。また、上下方向のうち、鼻当て112が設けられた側を下側といい、その反対側を上側という。
カバー20の第1の端部(以下、固定側端部201という)は本体10に固定され、該第1の端部と反対側である第2の端部(以下、スライド側端部202という)は本体10にスライド可能に取り付けられている。立体視ビューワー1は、カバー20のスライド側端部202をスライドさせることにより開閉される構造を有している。即ち、カバー20のスライド側端部202を上方向にスライドさせると(図1参照)、2つのレンズ30が露出すると共に本体10が厚み方向に拡がり、立体視ビューワー1が使用可能な状態となる。また、カバー20のスライド側端部202を下方向にスライドさせると(図2参照)、2つのレンズ30がカバー20に覆われると共に本体10が厚み方向に閉じられ、収納状態となる。
図3は、図1に示す立体視ビューワー1の本体10を示す正面図である。図4は、本体10を示す背面図である。図5は、本体10に保持シートを取り付けた状態を示す背面図である。図6は、本体10を示す底面図である。図7は、図1のA−A切断部端面図である。図8は、本体10を示す斜視図であり、該本体10を開いた状態を示している。図9は、本体10の斜視図であり、該本体10の収納状態を示している。
図3〜図9に示すように、本体10は、ユーザが左右の眼で覗き込む2つのレンズ30が嵌め込まれた表板部材(第1の板状部材)11と、この表板部材11と対向して配置された裏板部材(第2の板状部材)12と、表板部材11と裏板部材12とを連結する連結部13とを有する。また、本体10は、表板部材11及び裏板部材12にそれぞれ設けられた側壁14、15をさらに有しても良い。
本実施形態において、表板部材11及び裏板部材12は、それぞれ、プラスチックを材料とする射出成形により側壁14、15と一体的に形成されている。しかしながら、表板部材11及び裏板部材12の材料及び製造方法はこれに限定されるものではない。
図3に示すように、表板部材11の主面は、略長方形状をなしている。表板部材11の下側の辺(下側端部領域11a参照)には内周側に湾曲した凹部111が形成され、この凹部111に沿って滑らかに湾曲する鼻当て112が設けられている。
表板部材11のうち、2つのレンズ30の両外側には、2つのガイドレール113が互いに平行に形成されている。ガイドレール113は、表板部材11を貫通する溝であり、カバー20のスライド側端部202をスライドさせるために設けられている。ガイドレール113が形成される上下方向の範囲は、少なくとも、2つのレンズ30の上端部から下端部までの範囲である。好ましくは、レンズ30の下側においては、本体10にカバー20を取り付けた場合に固定側端部201と重なる位置まで、ガイドレール113を伸ばすと良い。立体視ビューワー1を収納した際に、カバー20の固定側端部201とスライド側端部202とを隙間なく閉じることができるからである。また、レンズ30の上側においては、ユーザがレンズ30に眼を近づけた際に邪魔にならないように、レンズ30の上端部よりも数mm〜数cm程度上方にガイドレール113を伸ばすと良い。
表板部材11の下側端部領域11aには、カバー20の固定側端部201を本体10に固定する際に用いられる貫通孔115が形成されている。
本実施形態においては、レンズ30の周囲における光の反射を抑制するため、表板部材11の外側表面110の一部にあられ状の凹凸を形成している。しかしながら、外側表面110の態様はこれに限定されない。例えば、外側表面110全体を滑らかな平面状としても良いし、つや消し加工を外側表面110の全体又は一部に施しても良いし、平滑部分とつや消し部分とを交互に配置したストライプ模様や市松模様などを外側表面110に施しても良い。
図4に示すように、裏板部材12の主面は表板部材11と同様に略長方形状をなしている。本実施形態においては、裏板部材12の下側の辺(下側端部領域12a参照)に、表板部材11と同様に凹部120を形成しているが、この凹部120は必須ではない。凹部120を設ける場合、表板部材11の下側端部領域11aと裏板部材12の下側端部領域12aの形状が揃うので、本体10を閉じた際に下側端部領域11a、12aの端面同士を当接させ、本体10の底面を塞ぐことができるという利点がある。
また、裏板部材12には、携帯型表示機器の表示画面が設けられた面を当接した場合に、表示画面の少なくとも一部を露出させる開口121が形成されている。本実施形態においては、開口121の左右方向の略中央に、開口121を2つの領域に分割する枠122が設けられている。このような枠122を設けることにより、携帯型表示機器の外形サイズが開口121よりも小さい場合であっても、携帯型表示機器が開口121に入り込んでしまうことがなくなり、表示画面を裏板部材12に当接させた状態を維持することができる。
裏板部材12の上下の端部近傍には、保持シート40を取り付けるための固定部123が形成されている。保持シート40は、ビニールやゴムシート等の可撓性及び伸縮性を有する材料によって形成されたシート部材であり、携帯型表示機器を本体10にしっかりと保持するために用いられる。図5に示すように、保持シート40の上側及び下側の端部領域には開口401が形成されており、これらの開口401を固定部123に掛けることにより、保持シート40を裏板部材12に取り付ける。保持シート40の左右の両端のうち少なくとも一方(本実施形態においては両方)は、携帯型表示機器の出し入れのため、裏板部材12に対して開放しておく。なお、保持シート40を使用することは必須ではないが、保持シート40を用いる場合には、本体10に対して携帯型表示機器をより安定的に保持し、位置ずれを防止することができるという利点がある。また、それにより、カバー20の材料選択の自由度を広げることができる。
なお、表板部材11及び裏板部材12の主面の形状は、2つのレンズを保持すると共に、携帯型表示機器を当接可能であり、且つ、カバー20を巻き付けることができる形状であれば、略長方形状には限定されない。例えば、左右の端部が半円状をなす長円形状などであっても良い。
図6に示すように、連結部13は、折り畳み可能なヒンジ構造を有し、表板部材11と裏板部材12との間に設けられて、表板部材11と裏板部材12とを連結する。詳細には、連結部13は、2つの羽根部131、132と、各羽根部131、132の一端側に設けられた軸筒に挿通されて羽根部131、132同士を連結するピン133と、羽根部131の他端側に設けられた軸筒及び表板部材11の裏面に設けられた軸筒に挿通されて羽根部131と表板部材11とを連結するピン134と、羽根部132の他端側に設けられた軸筒及び裏板部材12の裏面に設けられた軸筒に挿通されて羽根部132と裏板部材12とを連結するピン135とを含む。
ピン134には、表板部材11に対して開く方向に羽根部131を付勢するねじりバネ136が取り付けられている。また、ピン135には、裏板部材12に対して開く方向に羽根部132を付勢するねじりバネ137が取り付けられている。これにより、連結部13が折り畳まれている間、表板部材11と裏板部材12とが互いに離れる方向に付勢されている状態となる。そのため、カバー20を開くことにより、表板部材11と裏板部材12とが半自動的に離れて本体10が厚み方向に膨らむ。
羽根部131、132には、両者のなす角度(本体10の外側における角度)を所定の角度(最大180°未満の角度)以下に維持するためのストッパー138、139が設けられている。これにより、本体10が最大限膨らんだ状態になっても、羽根部131、132同士が一直線状に開ききることがなくなるので、小さい力でも連結部13を簡単に折り畳むことができ、本体10をスムーズに収縮させることが可能となる。
図7〜図9に示すように、表板部材11の下側端部領域11a及び上側端部領域11bと、裏板部材12の下側端部領域12a及び上側端部領域12bは、本体10の内側に向かって湾曲している。これにより、本体10を厚み方向に収縮させると、表板部材11及び裏板部材12の上側の端面同士と、下側の端面同士がそれぞれ当接し、表板部材11と裏板部材12との上面及び底面における隙間が塞がれ、本体10が全体として薄型のボックス状となる(図9参照)。また、表板部材11及び裏板部材12の上側端部領域11b、12bを内側に湾曲させることにより、カバー20をスライドさせる際のカバー20の動きをスムーズにすることができるという利点もある。
もっとも、表板部材11及び裏板部材12の下側端部領域11a、12a及び上側端部領域11b、12bは、湾曲させずに平面のままとしても良い。或いは、表板部材11及び裏板部材12の上端及び下端に、天井部材や底部材を別途接続しても良い。
側壁14は表板部材11と一体的に設けられており、側壁15は裏板部材12と一体的に設けられている。ここで、図8に示すように、本体10が開いている状態では、羽根部131、132により本体10の側面が遮光される。これに加えて、側壁14、15を設けることにより、羽根部131、132と表板部材11、裏板部材12との隙間を外部から遮蔽することができるので、本体10内への側面からの光の侵入をより一層抑制することができる。
また、図9に示すように、本体10が収縮した状態では、側壁14の端面が裏板部材12に当接し、表板部材11と裏板部材12との間隔が所定の距離に維持される。これにより、レンズ30の裏面が裏板部材12に接触して傷付くことを防ぐことができる。また、側壁14により表板部材11と裏板部材12との隙間が塞がれるので、本体10内への異物の侵入を防ぐこともできる。
なお、本実施形態においては、本体10を収縮させた際に外側となる側壁14の表面を平面状にしているが、この面の一部に持ち手用の凹部や突起を設けても良い。
図10は、カバー20を示す模式図である。図11は、立体視ビューワー1からカバー20の一部を取り外した状態を示す斜視図である。
カバー20は、布、皮革、人工皮革、ビニール、和紙等の可撓性を有する材料によって形成され、全体として略長方形状をなしている。カバー20は、本体10の左右方向と直交する方向に沿って、本体10に巻き付けられる。
カバー20の幅Wは、少なくとも2つのレンズ30を覆うことができる長さであり、本体10の左右方向の長さと概ね同程度とすることが好ましい。他方、幅Wと直交する方向(以下、長手方向という)におけるカバー20の長さは、本体10を収縮させた状態(図2参照)において、概ね、本体10に1周巻き付けられる程度の長さとすることが好ましい。
カバー20の固定側端部201の辺には、表板部材11の鼻当て112の幅に概ね合わせて切り欠き203が形成されている。また、切り欠き203の左右の領域には複数の貫通孔204が形成され、スライド側端部202の近傍には、複数の貫通孔205が形成されている。
図1及び図2に示すように、各レンズ30の下方には頬当て21が取り付けられている。頬当て21は、例えば合成樹脂やゴム等により形成されている。図11に示すように、頬当て21は、例えば略楕円又は略長円を若干湾曲させた形状をなしており、裏側には、表板部材11の貫通孔115に嵌合可能な突起211が設けられている。頬当て21は、ユーザの頬がカバー20に直接接触するのを防ぐと共に、カバー20を本体10に固定するために用いられる。もっとも、頬当て21の材料や形状はこれらに限定されず、ユーザの好みによって付け替えられるようにしても良い。
図1及び図2に示すように、カバー20のスライド側端部202にはガイド棒22が取り付けられている。ガイド棒22は、例えばアルミニウム等の金属、プラスチック、木材等により形成されている。図10に示すように、ガイド棒22は、断面が例えば矩形や半円形の棒状をなしており、裏側には、表板部材11のガイドレール113に挿通可能なボルト221が設けられている。ガイド棒22は、ユーザによるカバー20のスライド操作を補助すると共に、カバー20を本体10に対してスライド可能に取り付けるために用いられる。
立体視ビューワー1を組み立てる際には、まず、図5に示すように、本体10の裏板部材12に保持シート40を取り付ける。次に、図10に示すように、ガイド棒22のボルト221を、カバー20の貫通孔205に挿通し、さらに、ボルト221を、図11に示すように、本体10の表側から表板部材11のガイドレール113に挿通する。そして、本体10の内側(表板部材11の裏側)からボルト221にナット222を螺合させる。それにより、ガイド棒22をスライドさせてカバー20を開閉できるようになる。次に、頬当て21の突起211を、カバー20の貫通孔204及び表板部材11の貫通孔115に挿通し、貫通孔115において突起211を左右方向(貫通孔115の径が小さい方)にずらすことにより、突起211を貫通孔115に嵌合させる。それにより、本体10の外側から簡単に、カバー20を本体10に取り付けることができ、カバー20の取り外しも簡単に行うことができる。
なお、本実施形態においては、ガイド棒22を単純な棒状としているが、ガイド棒22の形状はこれに限定されず、適宜アレンジしても良い。例えば、ガイド棒22の表側の面を内側に湾曲させて額当てとしても良い。
また、カバー20の固定側端部201を本体10に固定する方式は上記に限定されず、例えば、面ファスナー、スナップ、ボタン等を用いてカバー20を固定しても良い。この場合には、必ずしも頬当て21を設けなくても良い。
図12は、立体視ビューワー1の使用方法を説明するための模式図である。立体視ビューワー1を使用する際には、携帯型表示機器2の表示画面2a側を裏板部材12の方に向け、携帯型表示機器2を裏板部材12と保持シート40との間に挿入する。
立体視ビューワー1が収納状態にあるとき、ガイド棒22をガイドレール113に沿って押し上げると、本体10に巻き付けられているカバー20が緩む。このカバー20の緩み加減に応じて、連結部13に設けられたねじりバネ136、137の付勢力により、表板部材11と裏板部材12とが互いに離れて本体10が厚み方向に拡がる。そして、ガイド棒22がガイドレール113の上端に達し、2つのレンズ30がカバー20から露出した状態になると、本体10が厚み方向に十分に拡がり、レンズ30と表示画面との間隔が立体視を行うのに適した距離となる。
また、立体視ビューワー1が使用状態にあるとき、ガイド棒22をガイドレール113に沿って押し下げると、それに伴い、表板部材11と裏板部材12とが互いに近づき、本体10が厚み方向に収縮する。そして、ガイド棒22がガイドレール113の下端に達し、2つのレンズ30がカバー20に完全に覆われると、立体視ビューワー1は収納状態となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、表板部材11の外側表面110においてカバー20をスライドさせることにより、立体視ビューワー1の収納状態と使用状態とを簡単に切り替えることができる。従って、ユーザは、立体視ビューワー1を容易に携帯することができると共に、必要な時に簡単且つ素早く使用可能な状態にすることができる。
また、本実施形態によれば、ガイド棒22を設けるので、ユーザは、カバー20のスライド操作をスムーズに行うことができる。このガイド棒22は、本体10の表面から若干突出しているので、庇として、立体視ビューワー1とユーザの顔面との隙間への光の侵入を抑制する効果も得られる。
また、本実施形態によれば、連結部13にねじりバネ136、137を設けるので、ユーザは、カバー20をスライドして開く操作を行うだけで、本体10を開くことが可能となる。
また、本実施形態によれば、連結部13にストッパー138、139を設けるので、ユーザは、カバー20をスライドして閉じる操作を行うだけで簡単に立体視ビューワー1を収納状態にすることが可能となる。
また、本実施形態によれば、可撓性を有する材料によって形成されたカバー20で本体10を覆うので、本体10に携帯型表示機器2を当接させた状態で、携帯型表示機器2を安定保持することができる。また、様々なサイズの携帯型表示機器2を使用することができるので、汎用性が高い。
また、本実施形態によれば、立体視ビューワー1の使用中、携帯型表示機器2がカバー20で覆われるため、ユーザの視界への外部の光の侵入を抑制することができる。従って、表示画面2aが見易くなると共に、鑑賞中のコンテンツへの没入感の低下を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、立体視ビューワー1の収納状態ではレンズ30がカバー20で覆われるので、立体視ビューワー1を携帯している間もレンズ30を保護することができる。
また、本実施形態によれば、本体10とカバー20とを別部材により構成しているので、カバー20の素材や模様を変更することにより、立体視ビューワー1のデザイン性を高めることができる。
また、本実施形態によれば、本体10からカバー20を簡単に取り外すことができるので、ユーザが自らカバー20を取り外して洗濯などの手入れをすることができる。従って、立体視ビューワー1を清潔に使用し続けることができる。
また、本実施形態によれば、カバー20の固定側端部201に頬当て21を設けるので、ユーザの使用感を向上させると共に、カバー20への皮脂等の付着も抑制することができる。さらに、立体視ビューワー1とユーザの顔面との間における下方からの光の侵入を抑制することも可能となる。
上記実施形態においては、可撓性を有する材料によってカバー20を形成することとしたが、カバー20の材料はこれに限定されない。例えば、細長く切り揃えた竹や葦といった天然素材や細長い棒状に成形したプラスチック等を糸によって編み列ねた簾状の構造を有する部材によってカバー20を形成しても良い。この場合、本体10の左右方向と平行に棒状の部材を配置することにより、カバーを本体10に巻き付けることができる。要は、少なくとも本体10の左右方向と直交する方向において変形可能なシート状の部材であれば、カバー20として使用することができる。なお、簾状の構造を有する部材によってカバー20を形成する場合には、ガイド棒22を必ずしも設けなくても良い。
また、上記実施形態においては、携帯型表示機器2に予めデータが記憶されたコンテンツを、立体視ビューワー1を用いて視聴する場合を説明したが、携帯型表示機器2に内蔵されたカメラを利用しながら立体視を行うことも可能である。この場合、カバー20及び保持シート40に、携帯型表示機器2に内蔵されたカメラのレンズ位置に合わせて開口を形成すれば良い。カバー20及び保持シート40はいずれも薄い素材により形成されているので、所望の位置に容易に穴あけ加工をすることができる。
また、上記立体視ビューワー1に対してベルトを装着することにより、立体視ビューワー1をユーザの頭部に固定できるようにしても良い。或いは、外部センサ等を取り付けるためのアタッチ装置を上記立体視ビューワー1に設けても良い。
1 立体視ビューワー
2 携帯型表示機器
2a 表示画面
10 本体
11 表板部材
11a、12a 下側端部領域
11b、12b 上側端部領域
12 裏板部材
13 連結部
14、15 側壁
20 カバー
21 頬当て
22 ガイド棒
30 レンズ
40 保持シート
110 外側表面
111 凹部
112 鼻当て
113 ガイドレール
115 貫通孔
120 凹部
121 開口
122 枠
123 固定部
131、132 羽根部
133、134、135 ピン
136、137 ねじりバネ
138、139 ストッパー
201 固定側端部
202 スライド側端部
203 切り欠き
204、205 貫通孔
211 突起
221 ボルト
222 ナット
401 開口


Claims (7)

  1. 表示画面を有する携帯型表示機器を取り付けて使用される立体視ビューワーであって、
    2つのレンズが嵌め込まれた第1の板状部材と、
    前記第1の板状部材と対向して配置された第2の板状部材であって、前記携帯型表示機器の前記表示画面が設けられた面を当接した場合に、前記表示画面の少なくとも一部を露出させる開口が設けられた第2の板状部材と、
    前記第1の板状部材と前記第2の板状部材との間に設けられ、前記第1の板状部材と前記第2の板状部材とを連結する折り畳み可能な連結部と、
    を有する本体と、
    少なくとも1つの方向において変形可能なシート状の部材により形成されたカバーであって、前記2つのレンズが並べられた方向である第1の方向と直交する方向に沿って前記第1及び第2の板状部材の外側表面の少なくとも一部に巻き付けられたカバーと、
    を備え、
    前記カバーの第1の端部は、前記第1の板状部材の前記第1の方向と平行な一方の端部領域に固定され、
    前記カバーの前記第1の端部の反対側である第2の端部は、前記第1の板状部材の外側表面に対し、前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って、前記2つのレンズが前記カバーによって覆われる第1の位置と前記2つのレンズが前記カバーによって覆われない第2の位置との間でスライド可能に取り付けられ、
    前記カバーの前記第2の端部が前記第1の位置にあるとき、前記連結部が折り畳まれて前記第1の板状部材と前記第2の板状部材とが接近し、
    前記カバーの前記第2の端部が前記第2の位置にあるとき、前記連結部が開いて前記第1の板状部材と前記第2の板状部材との間隔が拡げられる、立体視ビューワー。
  2. 可撓性及び伸縮性を有する材料によって形成され、前記第2の板状部材の外側表面に取り付けられたシート部材であって、前記第1の方向における両端のうちの少なくとも一方が前記第2の板状部材に対して開放されたシート部材をさらに備える、請求項1に記載の立体視ビューワー。
  3. 前記連結部は、前記第1及び第2の板状部材を互いに離れる方向に付勢している、請求項1又は2に記載の立体視ビューワー。
  4. 前記カバーの前記第2の端部に、前記第1の方向と平行な棒状部材が取り付けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の立体視ビューワー。
  5. 前記開口は、前記第1の方向の中央において、2つの領域に分割されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の立体視ビューワー。
  6. 前記第1及び第2の板状部材の各々の前記第1の方向の両端に側壁が設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の立体視ビューワー。
  7. 前記第1及び第2の板状部材の各々の前記第2の方向の両端は、前記本体の内側に向かって湾曲している、請求項1〜6のいずれか1項に記載の立体視ビューワー。


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