JP6498375B1 - 中央処理装置、データ収集システムおよびデータ収集方法 - Google Patents

中央処理装置、データ収集システムおよびデータ収集方法 Download PDF

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Abstract

本発明にかかる中央処理装置(1)は、マルチホップネットワークを構成するスマートメータ(2−1)から検針値を収集する中央処理装置(1)であって、スマートメータ(2−1)から定期的に送信される検針値を受信し、スマートメータ(2−1)と中央処理装置(1)との間の経路の通信品質を示す無線通信品質情報をスマートメータ(2−1)から受信する受信部(10)と、受信された検針値および無線通信品質情報を記憶する記憶部(19)と、欠落している検針値の再収集処理を実施する再収集処理部(15)と、再収集処理に失敗した場合に、無線通信品質情報に基づいて、次回の再収集処理の予定時間である再収集時間より通信品質が良好な時間帯である高品質時間帯があるか否かを判定する無線通信品質判定部(16)と、高品質時間帯がある場合、次回の再収集時間を高品質時間帯に変更する再収集時間変更部(17)と、を備える。

Description

本発明は、端末装置からデータを収集する中央処理装置、データ収集システムおよびデータ収集方法に関する。
マルチホップ通信方式を採用するデータ収集システムは、端末装置であるスマートメータと、集約装置と、中央処理装置であるヘッドエンドシステムとで構成される。スマートメータは、電力量の計量結果を示すデータである検針値を、中央処理装置へ宛てて送信する。検針値は、マルチホップ通信方式によりスマートメータおよび集約装置で転送されて中央処理装置に到着する。中央処理装置は、このようにして、スマートメータから検針値を収集する。検針値は、定期的に収集されており、データの収集周期は例えば30分である。
一方、スマートメータは無線通信により検針値を送信しているため、通信環境によっては検針値が中央処理装置に到達しないことがある。このような場合には、中央処理装置は、スマートメータに検針値の再送を要求する。特許文献1には、中央処理装置である自動検針サーバが、定期的な収集で取得できなかった検針値が有る場合、対応するスマートメータに個別に再送を要求するデータ収集システムが開示されている。
特開2015−88858号公報
上記特許文献1に開示されているデータ収集システムでは、定期的な収集で取得できなかった検針値が有ると判定した後に再送を要求し、再送によっても検針値が取得できなかった場合には再度再送を実施する。例えば、車両などの遮蔽物によりある時間帯の無線通信品質が通常より劣化している場合、連続して再送を実施しても再送のたびに通信が正常に行われず、中央処理装置に検針値が到着しない場合がある。したがって、無線通信品質が良好でない状態で再送を行うと再送を繰り返すことになり、無線帯域の浪費となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、再送回数を抑制することが可能な中央処理装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる中央処理装置は、マルチホップネットワークを構成する端末装置からデータを収集する中央処理装置であって、端末装置から定期的に送信されるデータを受信し、端末装置と中央処理装置との間のマルチホップネットワーク内の経路の通信品質を示す通信品質情報を端末装置から受信する受信部と、を備える。中央処理装置は、さらに、受信部により受信されたデータおよび通信品質情報を記憶する記憶部と、欠落しているデータの再収集処理を実施する再収集処理部と、を備える。中央処理装置は、さらに、再収集処理に失敗した場合に、通信品質情報に基づいて、次回の再収集処理の予定時間である再収集時間より通信品質が良好な時間帯である高品質時間帯があるか否かを判定する通信品質判定部と、高品質時間帯がある場合、再収集時間を高品質時間帯に変更する再収集時間変更部と、を備える。
本発明にかかる中央処理装置は、再送回数を抑制することができるという効果を奏する。
本発明にかかるデータ収集システムの構成例を示す図 中央処理装置およびスマートメータの構成例を示す図 第1のデータの構成例を示す図 データ収集タイミングの一例を示す図 中央処理装置を実現する計算機システムの構成例を示す図 中央処理装置における無線通信品質の管理処理手順の一例を示すフローチャート 時間帯ごとの無線通信品質の一例を示す図 中央処理装置における再収集に関する全体処理手順の一例を示すフローチャート 再収集処理の処理手順の一例を示すフローチャート データ収集システムにおける定期収集を示すシーケンス図 データ収集システムにおける再収集を示すシーケンス図
以下に、本発明の実施の形態にかかる中央処理装置、データ収集システムおよびデータ収集方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるデータ収集システムの構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態のデータ収集システムは、ヘッドエンドシステム(HES(Head End System))と呼ばれる中央処理装置1と、端末装置であるスマートメータ2−1〜2−Nと、を備える。Nは2以上の整数である。ただし、図1に示した例では、Nは4以上である。以下、スマートメータ2−1〜2−Nのそれぞれを、区別せずに示す場合にはスマートメータ2と記載する。図1に示した各装置の台数は一例であり、各装置の台数は図1に示した例に限定されない。なお、中央処理装置1とスマートメータ2との間に、図示しない集約装置が設けられていてもよい。
スマートメータ2−1〜2−Nは、それぞれが家庭、事業所等に設置され、家庭、事業所等における電力量を計量し、計量結果である検針値を、対応する中央処理装置1へ向けて送信する。スマートメータ2−1〜2−Nは、無線マルチホップ通信方式により通信を行う。スマートメータ2−1〜2−Nは、無線マルチホップネットワークを構成する端末装置である。スマートメータ2−1〜2−Nは、経路制御プロトコルに従って周期的に制御メッセージを交換し、経路情報、すなわち無線マルチホップネットワークにおける接続位置に関する情報を、経路情報として保持している。経路制御プロトコルの一例は、RPL(IPv6(Internet Protocol version 6) Routing Protocol for Low power and Lossy Network)であるが、経路制御プロトコルはこれに限定されない。以下、スマートメータ2−1〜2−Nから中央処理装置1へ向かう通信の方向を上り方向と呼び、中央処理装置1からスマートメータ2−1〜2−Nへ向かう通信の方向を下り方向と呼ぶ。以下、無線マルチホップネットワークを例にあげて説明するが、スマートメータ2−1〜2−Nが構成するマルチホップネットワークは、PLC(Power Line Communication)など無線回線以外の回線を用いたマルチホップネットワークであってもよい。
具体的には、各スマートメータ2−1〜2−Nが保持している経路情報には、上り方向の経路上の次のスマートメータ2−1〜2−Nを示す情報が格納されている。下り方向の経路については、中央処理装置1が各スマートメータ2−1〜2−Nへデータを送信する際に、下り経路を示す情報、すなわち経由するスマートメータ2−1〜2−Nを示す情報が、該データに格納される。
スマートメータ2は、通信障害を検出した場合には、経路制御プロトコルに従って経路探索を実施する。また、本実施の形態では、定期的に経路探索が実施される。経路探索を行う周期に特に制約はないが、例えば1日に1回経路探索が行われる。また、無線マルチホップネットワークにおけるホップ数には上限が定められているとする。ホップ数の上限は例えば20であるが、ホップ数の上限はこれに限定されない。
本実施の形態では、中央処理装置1が、各スマートメータ2との間の通信経路として、主経路と1つ以上の副経路とを経路情報として保持している。図1では、一例として、スマートメータ2−3と中央処理装置1との間の主経路と副経路を示している。図1に示した例では、スマートメータ2−3と中央処理装置1との間の主経路は、中央処理装置1を出発点とした場合、スマートメータ2−1、スマートメータ2−2を順に介してスマートメータ2−3に到達する経路である。図1に示した例では、スマートメータ2−3と中央処理装置1との間の副経路は、中央処理装置1を出発点とした場合、スマートメータ2−1を介してスマートメータ3に到達する経路である。
中央処理装置1は、マルチホップネットワークを構成する端末装置であるスマートメータ2からデータを収集する。データは、例えば、メータデータともよばれる電力量の検針値である。本実施の形態では、中央処理装置1が、データとして電力量の検針値を端末装置であるスマートメータ2から収集する例を説明するが、中央処理装置1が収集するデータは電力量の検針値に限定されず、ガスの検針値、センサにより検出されたデータなどであってもよい。
中央処理装置1は、図示しないメータデータ管理システム(MDMS(Meter Data Management System))に接続される。中央処理装置1は、スマートメータ2−1〜2−Nから検針値を収集し、検針値をメータデータ管理システムへ送信する。検針値は、電気料金の算出に用いられる。また、検針値は、託送システムに送信され、発電計画の策定、電力市場における電力量の取引に用いられる場合もある。
図2は、本実施の形態の中央処理装置1およびスマートメータ2の構成例を示す図である。図2に示すように、中央処理装置1は、受信部10、データ蓄積部11、収集状況管理部12、再収集対象抽出部13、送信部14、再収集処理部15、無線通信品質判定部16、再収集時間変更部17、通信制御部18および記憶部19を備える。
受信部10は、スマートメータ2からデータを受信し、受信したデータをデータ蓄積部11へ出力する。スマートメータ2から受信するデータは、検針値を含み定期的に送信される第1のデータと、無線通信品質情報を含む第2のデータと、再収集要求に応じて送信された検針値を含む第3のデータとを含む。すなわち、受信部10は、スマートメータ2から定期的に送信される検針値を受信し、スマートメータ2と中央処理装置1との間のマルチホップネットワーク内の経路の通信品質を示す通信品質情報である無線品質情報をスマートメータ2から受信する。受信部10は、受信したデータが第3のデータである場合には、第3のデータをデータ蓄積部11へ出力するとともに再収集処理部15へ出力する。第1のデータと第2のデータについては後述する。
データ蓄積部11は、受信部10から受け取ったデータが第1のデータである場合には、第1のデータを、検針値情報として記憶部19に格納するとともに収集状況管理部12へ出力する。データ蓄積部11は、受信部10から受け取ったデータが第2のデータである場合には、第2のデータを無線通信品質情報として記憶部19に格納する。データ蓄積部11は、受信部10から受け取ったデータが第3のデータである場合には、第3のデータを、検針値情報として記憶部19に格納する。
収集状況管理部12は、データ蓄積部11から受け取った第1のデータに基づいて、スマートメータ2ごとの検針値の収集状況を管理する。具体的には、収集状況管理部12は、データ蓄積部11から受け取った第1のデータと記憶部19に格納されている検針値情報とに基づいて、検針値に欠落が有るか否かを判断し、判断結果を収集状況情報として記憶部19に格納する。
図3は、第1のデータの構成例を示す図である。第1のデータは、スマートメータ2の識別情報であるID(IDentifier)、レコード番号および検針値を含む。レコード番号は、検針値ごとに付与されるシリアル番号である。図3に示した例では、2つの検針値、すなわち最新の検針値と1回前の検針値の2回分の検針値が第1のデータに含まれる例を示している。このように、複数回分の検針値を第1のデータに含めておくことで、中央処理装置1が1回第1のデータの受信に失敗したとしても、次のデータが正常に受信できれば、再送すなわち再収集が不要である。第1のデータに含まれる検針値の数は2つに限定されず、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。収集状況管理部12は、これまでに受信した第1のデータ内のレコード番号と今回受信したレコード番号を参照することにより、欠落した検針値、すなわち受信に失敗した検針値を求めることができる。収集状況管理部12は、収集状況情報として、スマートメータ2ごとに、欠落した検針値のレコード番号を記録してもよいし、スマートメータ2ごとに、レコード番号ごとの受信の成否を記録してもよい。以下では、収集状況情報として、スマートメータ2ごとに、欠落した検針値のレコード番号を記録される例について説明する。
図2の説明に戻り、再収集対象抽出部13は、記憶部19に格納されている収集状況情報に基づいて、再収集の対象となる検針値、すなわち欠落している検針値を求め、再収集処理部15へ通知する。例えば、再収集対象抽出部13は、再収集の対象の検針値に対応するレコード番号を再収集処理部15へ通知する。再収集処理部15は、欠落している検針値の再収集処理を実施する。具体的には、再収集対象抽出部13からの通知に基づいて、再収集を要求する再収集要求を生成し、送信部14を介して、対応するスマートメータ2へ送信する。また、再収集処理部15は、再収集要求をスマートメータ2に送信してから、一定時間経過しても、この再収集要求に対応する第3のデータをデータ蓄積部11から受領しない場合、再収集失敗と判断し、再収集の失敗が閾値未満である場合には再度再収集処理を実施する。また、再収集処理部15は、再収集失敗と判断し、再収集の失敗回数が閾値以上である場合、無線通信品質判定部16へ無線通信品質の判定を指示する。閾値は1以上の整数である。再収集処理部15は、この再収集要求に対応する第3のデータをデータ蓄積部11から受領した場合、記憶部19の収集状況を更新する。本実施の形態の再収集処理の詳細については後述する。
図4は、本実施の形態のデータ収集タイミングの一例を示す図である。検針値を含む第1のデータは、収集周期Tごとに収集される。図4に示す例では、収集周期T内のはじめの1/3Tの期間が、定期的な収集(以下、定期収集ともいう)のための期間であり、収集周期T内の終わりの1/3Tの期間が、再収集のための期間である。定期収集と再収集の期間は、図4に示した例に限定されない。収集周期Tにおいて、定期収集の期間で、受信された第1のデータに基づいて、検針値に欠落があると判定された場合、まずは、同周期内の再収集の期間で、再収集処理が行われる。再収集に失敗した場合、再収集の失敗回数が閾値未満の場合には、次の収集周期内の再収集の期間で再び、再収集が行われる。再収集の失敗回数が閾値以上となると、無線通信品質が良好でない場合には再収集時間が変更される。
通信品質判定部である無線通信品質判定部16は、記憶部19に無線通信品質情報として格納されている複数の第2のデータを用いて、各スマートメータ2の、時間帯ごとの無線通信品質を算出し、時間帯ごとの無線通信品質を無線通信品質情報の一部として記憶部19に格納する。記憶部19に格納される無線通信品質情報は、各スマートメータ2から受信した第2のデータと、時間帯ごとの無線通信品質とを含む。第2のデータは、スマートメータ2と中央処理装置1との間の無線リンクごとの無線通信品質を示す。無線通信品質は、例えば、受信電波強度であり、値が大きいほど品質が良いことを示す。例えば、スマートメータ2と中央処理装置1の間が10ホップの経路である場合には、10個の無線リンクの無線通信品質を含む。無線通信品質判定部16は、スマートメータ2ごとに、時間帯ごとの無線通信品質として、時間帯ごとのこれら複数の無線リンクの無線通信品質の平均値を算出する。または、無線通信品質判定部16は、スマートメータ2ごとに、時間帯ごとの無線通信品質として、時間帯ごとのこれら複数の無線リンクの無線通信品質の最小値を用いてもよい。
無線通信品質判定部16は、再収集処理に失敗した場合に、無線通信品質情報に基づいて、次回の再収集処理の予定時間である再収集時間より通信品質が良好な時間帯である高品質時間帯があるか否かを判定する。具体的には、無線通信品質判定部16は、再収集処理部15から無線通信品質の判定を指示されると、無線通信品質情報のうち時間帯ごとの通信品質を用いて、次回の再収集処理時間の予定時間である再収集時間における無線通信品質が良好であるか、すなわち再収集時間より通信品質が良好な時間帯である高品質時間帯があるか否かを判断する。高品質時間帯がある場合には無線通信品質判定部16は、再収集時間変更部17へ再収集時間の変更を指示する。このとき、無線通信品質判定部16は、現在設定されている再収集時間より無線通信品質の良い時間帯である高品質時間帯もあわせて再収集時間変更部17へ通知する。再収集時間は、スマートメータ2ごとに再収集時間情報として記憶部19に記憶される。
なお、再収集処理は、初期状態としては収集周期ごとに実施するように設定されるため、再収集処理から次回の再収集処理までの時間は収集周期程度である。収集周期は30分程度でありこの間の無線通信品質の変化は少ないと想定して、再収集時間の無線通信品質として、現在すなわち無線通信品質判定部16が判定処理を行っているときの無線通信品質を用いてもよい。例えば、現在の時刻と時間帯ごとの無線通信品質とから、現在の無線通信品質を求め、現在の無線通信品質と各時間帯の無線通信品質とをそれぞれ比較し、現在の無線通信品質より無線通信品質の良い時間帯が無い場合には現在の無線通信品質が良好であると判断する。または、各時間帯の無線通信品質の平均値を求めておき、現在の無線通信品質とこの平均値を比較し、現在の無線通信品質が平均値以上である場合に、現在の無線通信品質が良好であると判断してもよい。無線通信品質判定部16は、再収集時間変更部17へ再収集時間の変更を指示するときには、現在設定されている再収集時間より無線通信品質の良い時間帯を再収集時間変更部17へ通知する。
再収集時間変更部17は、無線通信品質判定部16から再収集時間の変更を指示されると、対応するスマートメータ2の再収集時間を、無線通信品質判定部16から通知された時間帯すなわち高品質時間帯に基づいて変更し、変更後の再収集時間を記憶部19に再収集時間情報として記憶する。具体的には、記憶部に19に格納されているスマートメータ2ごとの再収集時間のうち、対応するスマートメータ2の再収集を無線通信品質判定部16から通知された時間帯のうちの任意の時間に変更する。なお、再収集時間の初期値については、スマートメータ2ごとに、任意に決定されている。例えば、図4に示したように、再収集時間の初期値は、収集周期ごとに決定されている。
通信制御部18は、スマートメータ2との通信を制御する。通信制御部18は、スマートメータ2との間の下り経路も管理しており、スマートメータ2ごとの経路を示す経路情報を記憶部19に格納する。下り経路は、例えば、経路制御プロトコルに基づいて決定される。上述したように、本実施の形態では、スマートメータ2ごとに下り経路として、主経路と副経路が保持されている。本実施の形態では、再収集を要求する再収集要求には下り経路を指定する情報が含まれる。
また、通信制御部18は、例えば定期的に、スマートメータ2に対して、無線通信品質の送信を指示する。なお、無線通信品質の送信は、スマートメータ2が定期的に自発的に行うようにしてもよく、この場合には、無線通信品質の送信を指示は必要ない。なお、この指示は、中央処理装置1が行うかわりに、図示しない集約装置が行ってもよい。集約装置がこの指示を行う場合には、中央処理装置1は、集約装置から各スマートメータ2の無線通信品質を取得する。
記憶部19は、上述したように、受信部10により受信された検針値を検針値情報として記憶し、受信部10により受信された無線通信品質情報を記憶する。また、記憶部19は、上述したように、収集状況情報、経路情報および再収集時間情報を記憶する。
次に、スマートメータ2の構成について説明する。図2に示すように、スマートメータ2は、計量部21および無線通信部22を備える。図2では、スマートメータ2−1の構成を図示しているが、他のスマートメータ2の構成もスマートメータ2−1と同様である。計量部21は、電力量を計量する電力量計であり、計量結果である検針値を格納する計量値格納部211を備える。計量値格納部211には、30分ごとの検針値を、例えば、45日分の検針値を格納可能であるが、計量値格納部211の容量はこれに限定されない。
無線通信部22は、受信部221、無線通信情報格納部222、送信部223および通信制御部224を備える。受信部221は、他のスマートメータ2、中央処理装置1、または図示しない集約装置から無線信号を受信する。なお、一般には、スマートメータ2と中央処理装置1との間に図示しない集約装置から設けられる。集約装置とスマートメータ2とは無線通信を行う。集約装置と中央処理装置1との間の通信回線は、無線回線であっても有線回線であってもよい。受信部221は、受信した無線信号を通信制御部224に出力する。
通信制御部224は、経路制御プロトコルに従った動作を実施し、経路制御プロトコルに従った動作により構築された経路に関する情報である経路情報を無線通信情報格納部222に格納する。また、通信制御部224は、受信部221から受け取った無線信号が、自装置宛てであった場合には、無線信号の内容に応じた動作を実施する。通信制御部224は、受信部221から受け取った無線信号が他の装置宛てである場合には、無線通信情報格納部222に格納されている経路情報にしたがった宛先へ、送信部223を介して該無線信号を送信する。また、通信制御部224は、定期的に、または中央処理装置1または図示しない集約装置から指示のあったときに、受信した無線信号の受信品質である無線通信品質を測定するよう受信部221に指示する。この無線信号の受信品質は、例えば、受信電波強度である。受信部221は、測定した無線通信品質を示す無線通信品質情報を無線通信情報格納部222へ格納する。通信制御部224は、定期的に、または中央処理装置1または図示しない集約装置から無線通信品質の送信の指示のあったときに、最新の無線通信品質情報を第2のデータとして無線通信情報格納部222から読み出し、中央処理装置1へ宛てて送信する。なお、集約装置から無線通信品質の送信の指示を受領した場合には、スマートメータ2は、第2のデータを集約装置へ送信する。また、通信制御部224は、他の装置から第2のデータを受信した場合は、このデータに、無線通信情報格納部222から読み出した最新の無線品質情報を付加して、送信部223を介して中央処理装置1へ宛てて送信する。
通信制御部224は、定期収集のために、定期的に、計量値格納部211に格納されている検針値を中央処理装置1へ宛てて第1のデータとして、送信部223を介して、送信する。定期収集のための送信は、通信制御部224がタイマなどを用いてスマートメータ2が自発的に行ってもよいし、中央処理装置1が定期的に送信の指示を送信して、スマートメータ2が指示に基づいて送信することにより行われてもよい。再収集が行われる場合は、中央処理装置1から、送信する検針値が指定される。この場合、通信制御部224は、中央処理装置1より指示された検針値を計量値格納部211から読み出し、読み出した検針値を第3のデータとして中央処理装置1へ宛てて送信部223を介して送信する。なお、検針値は、上述したように、例えばレコード番号により識別される。なお、レコード番号による識別のかわりに計量時刻による識別など他の方法によって検針値が識別されてもよい。
送信部223は、通信制御部224の指示にしたがって、他のスマートメータ2、中央処理装置1、または図示しない集約装置へデータを送信する。
上述したように、本実施の形態では、再収集処理の失敗回数が閾値以上となると、無線通信品質が良好でない場合には再収集時間が変更されるので、無線通信品質の良い状態で収集処理が実施される可能性が高くなり、再収集である再送の実施回数を抑制することができる。例えば、営業用のトラックが概ね決まった時間にある事業所の近くに停車することにより無線通信品質が劣化することがある。このような場合、過去の無線通信情報を用いると、無線通信品質の悪い時間帯と良い時間帯とがわかるため、無線通信品質の良い時間帯を選択して再収集を行うことで、無線通信品質の悪い時間帯に再収集を行う場合に比べて、再収集の成功確率があがる。
次に、本実施の形態の各装置のハードウェア構成について説明する。中央処理装置1は、具体的には、計算機システム、すなわちコンピュータである。この計算機システム上で中央処理装置1が実行する処理が記述されたプログラムが実行されることにより、計算機システムが中央処理装置1として機能する。このプログラムは、本実施の形態のデータ収集方法を実現する処理のうち中央処理装置1における処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含む。
図5は、本実施の形態の中央処理装置1を実現する計算機システムの構成例を示す図である。図5に示すように、この計算機システムは、制御部101と入力部102と記憶部103と表示部104と通信部105と出力部106とを備え、これらはシステムバス107を介して接続されている。
図5において、制御部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等である。制御部101は、本実施の形態のデータ収集方法を実現するためのプログラムであるデータ収集プログラムを実行する。入力部102は、たとえばキーボード、マウスなどで構成され、計算機システムのユーザが、各種情報の入力を行うために使用する。記憶部103は、RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)などの各種メモリおよびハードディスクなどのストレージデバイスを含み、上記制御部101が実行すべきプログラム、処理の過程で得られた必要なデータなどを記憶する。また、記憶部103は、プログラムの一時的な記憶領域としても使用される。表示部104は、LCD(液晶表示パネル)などで構成され、計算機システムのユーザに対して各種画面を表示する。通信部105は、通信処理を実施する通信回路などである。通信部105は、複数の通信方式にそれぞれ対応する複数の通信回路で構成されていてもよい。出力部106は、プリンタ、外部記憶装置などの外部の装置へデータを出力する出力インタフェイスである。なお、図5は、一例であり、計算機システムの構成は図5の例に限定されない。
ここで、本実施の形態のデータ収集プログラムが実行可能な状態になるまでの計算機システムの動作例について説明する。上述した構成をとる計算機システムには、たとえば、図示しないCD(Compact Disc)−ROMまたはDVD(Digital Versatile Disc)−ROMドライブにセットされたCD−ROMドライブまたはDVD−ROMから、データ収集プログラムが記憶部103にインストールされる。そして、データ収集プログラムの実行時に、記憶部103から読み出されたデータ収集プログラムが記憶部103に格納される。この状態で、制御部101は、記憶部103に格納されたプログラムに従って、本実施の形態の中央処理装置1としての処理を実行する。
なお、上記の説明においては、CD−ROMまたはDVD−ROMを記録媒体として、中央処理装置1における処理を記述したプログラムを提供しているが、これに限らず、計算機システムの構成、提供するプログラムの容量などに応じて、たとえば、通信部105を経由してインターネットなどの伝送媒体により提供されたプログラムを用いることとしてもよい。
図2に示した受信部10および送信部14は、通信部105により実現される。図2に示した記憶部19は、記憶部103により実現される。図2に示した構成要素のうち、受信部10、送信部14および記憶部19を除く構成要素は、制御部101により実現される。
次に、スマートメータ2のハードウェア構成について説明する。図2に示した計量部21は、電力量を計量する計量計とメモリで実現される。計量値格納部211はメモリにより実現される。受信部221および送信部223は、アンテナと通信回路により実現される。無線通信情報格納部222は、メモリにより実現され、通信制御部224は処理回路により実現される。処理回路は、処理回路は、専用の回路であってもよいし、プロセッサとメモリを備える制御回路であってもよい。
次に、本実施の形態の動作について説明する。まず、本実施の形態の中央処理装置1における無線通信品質の管理について説明する。図6は、本実施の形態の中央処理装置1における無線通信品質の管理処理手順の一例をフローチャートである。図6に示した処理はスマートメータ2ごとに行われる。図6に示すように、中央処理装置1の受信部10は、スマートメータ2から、第2のデータすなわち無線通信品質情報を受信する(ステップS1)。前述したように、スマートメータ2からの第2のデータの送信は、中央処理装置1または図示しない集約装置からの指示に基づいて送信されてもよいし、スマートメータ2が定期的に送信してもよい。
次に、中央処理装置1は、受信した無線通信品質情報を保存する(ステップS2)。具体的には、受信部10が受信した無線通信品質情報をデータ蓄積部11へ出力し、データ蓄積部11が、受け取った無線通信品質情報を記憶部19に保存する。
次に、中央処理装置1の無線通信品質判定部16は、記憶部19を参照して、一定期間の無線通信品質情報が保存されたかを判断する(ステップS3)。一定期間の無線通信品質情報が保存されたとは、後述するステップS4の処理対象となっていない無線通信品質情報が一定期間分保存されたことを示す。無線通信品質判定部16は、一定期間の無線通信品質情報が保存された場合(ステップS3 Yes)、一定期間の無線通信品質情報に基づいて、時間帯ごとの無線通信品質を算出する(ステップS4)。時間帯ごとの無線通信品質は、上述したように、例えば、時間帯ごとの、無線通信品質の平均値であってもよいし最小値であってもよい。図7は、時間帯ごとの無線通信品質の一例を示す図である。図7では、2時間ごとの無線通信品質が算出されている。なお、図7は一例であり、時間帯の長さは2時間に限定されない。また、時間帯ごとの無線品質は、曜日に応じて算出されてもよい。たとえば、月曜日から金曜日までの平日と、土曜日、日曜日および祝日の休日とに分けて、時間帯ごとの無線品質が算出されてもよい。無線通信品質判定部16は、時間帯ごとの無線通信品質を記憶部19に、無線通信品質情報の一部として保存する(ステップS5)。ステップS5の後、処理はステップS1へ戻る。
一定期間の無線通信品質情報が保存されていない場合(ステップS3 No)、処理はステップS1へ戻る。なお、ここでは、一定期間ごとに、一定期間に保存された無線通信品質情報を用いて時間帯ごとの無線通信品質を算出するようにしたが、これに限らず、無線通信品質判定部16は、無線通信品質情報すなわち第2のデータを受信するごとに、新たなデータを処理対象に加えるとともに最も古いデータを処理対象から除外するように区間を更新して時間帯ごとの無線通信品質を算出してもよい。また、図6に示した例では、ステップS1,S2の後、ステップS3の判定を経てステップS4,S5を実施しているが、ステップS1,S2と、ステップS4,S5は非同期で実施されてもよい。
次に、まず、本実施の形態の中央処理装置1における再収集に関する全体処理について説明する。図8は、本実施の形態の中央処理装置1における再収集に関する全体処理手順の一例をフローチャートである。図8に示した処理はスマートメータ2ごとに行われる。中央処理装置1の再収集処理部15は、再収集処理時間になると、記憶部19の収集状況情報に基づいて、検針値に抜けがあるか否かを判断する(ステップS11)。スマートメータ2ごとの再収集処理時間は、再収集処理時間情報として記憶部19に格納されている。再収集処理部15は、再収集処理時間情報を参照して、再収集処理時間の到来を判定する。再収集処理時間の初期値は、例えば、図4に例示したように、各収集周期における最後の1/3Tの期間である。したがって、再収集処理時間の初期値は、各収集周期内の最後の1/3Tの期間内の時間として設定されている。後述するように、再収集処理時間は変更されることがあり、再収集処理時間が変更された場合には、変更後の再収集処理時間が再収集処理時間情報として記憶される。
収集状況情報には、上述したように、検針値に欠落が有るか否か検針値に抜けがあるかの判断結果が格納されている。ここで、検針値に欠落があるかの判断方法について説明する。図4を用いて説明したように、本実施の形態のデータ収集システムでは、各スマートメータ2から、定期収集として検針値を含む第1のデータを収集している。第1のデータは、例えば、図5に示したように最新の検針値と1回前の検針値とを含む。この場合、通信障害などにより、定期収集が一度失敗したとしても、次の定期収集で正常に第1のデータを受信できれば、検針値の欠落は生じない。しかし、2回連続で定期収集に失敗した場合には、検針値の欠落が生じることになる。収集状況管理部12は、検針値に欠落があることは、受信した検針値のレコード番号が、過去に受信したレコード番号と連続しないことにより判断することができる。
例えば、収集周期を30分とし、10:00に、レコード番号「1」の検針値とレコード番号「2」の検針値とを含む第1のデータがスマートメータ2から送信され、この第1のデータは中央処理装置1で正常に受信されたとする。次に、10:30に、レコード番号「2」の検針値とレコード番号「2」の検針値とを含む第1のデータがスマートメータ2から送信され、この第1のデータは、通信障害により中央処理装置1に到達しなかったとする。さらに、11:00に、レコード番号「3」の検針値とレコード番号「4」の検針値とを含む第1のデータがスマートメータ2から送信され、この第1のデータも、通信障害により中央処理装置1に到達しなかったとする。
次に、11:30に、レコード番号「4」の検針値とレコード番号「5」の検針値とを含む第1のデータがスマートメータ2から送信され、この第1のデータは、中央処理装置1に正常に到達したとする。収集状況管理部12は、この時点で、過去に受信した検針値のうち最も新しい検針値のレコード番号は「2」であるのに対し、今回受信した第1のデータのうち最も古い検針値のレコード番号が「4」であるため、レコード番号「3」の検針値が抜けている、すなわちレコード番号「3」が欠落していると判断することができる。収集状況管理部12は、記憶部19に、レコード番号「3」が欠落していることを示す情報を収集状況情報として保存する。このようにして、収集状況管理部12は、受信部10およびデータ蓄積部11を介してスマートメータ2から第1のデータを受信すると、検針値の欠落があるか否かを判断し、検針値の欠落がある場合には、欠落した検針値を示す情報が収集状況情報として記憶部19に格納される。また、再収集処理により、収集状況管理部12は、欠落していた検針値が受信できると、該検針値が欠落しているという情報を収集状況情報から削除する。
図8の説明に戻り、再収集処理部15は、検針値に抜けがあると判断した場合(ステップS11 Yes)、再収集処理を実施する(ステップS12)。再収集処理では、再収集の対象となる検針値を指定して、スマートメータ2に該検針値を送信するように指示する。再収集処理の詳細について後述する。
再収集処理部15は、再収集処理に成功したか否かを判断する(ステップS13)。具体的には、再収集処理部15は、スマートメータ2に再収集を指示してから規定時間以内に、受信部10を介して、再収集の対象の検針値を含む第3のデータを受信した場合に再収集処理に成功したと判断する。再収集処理部15は、スマートメータ2に再収集を指示してから規定時間たっても対応するスマートメータ2から第3のデータを受信しない場合、再収集処理に失敗したと判断する。
再収集処理部15は、再収集処理に成功した場合(ステップS13 Yes)、処理を終了する。再収集処理部15は、再収集処理に失敗した場合(ステップS13 No)、該スマートメータ2に対応する再収集処理の失敗回数が閾値以上であるか否かを判断する(ステップS14)。再収集処理部15は、再収集処理の失敗回数が閾値以上である場合(ステップS14 Yes)、無線通信品質判定部16に無線通信品質の判定を指示し、無線通信品質判定部16が、無線通信品質が良好であるか否かを判断する(ステップS15)。具体的には、例えば、無線通信品質判定部16は、無線通信品質情報内の最新の第2のデータに格納されている無線通信品質を、現在の無線通信品質とみなして、現在の無線通信品質と無線通信品質情報内の時間帯ごとの無線通信品質とを比較する。無線通信品質判定部16は、現在の無線通信品質より無線通信品質の良い時間帯がなければ、無線通信品質は良好であると判断する。または、現在の無線通信品質が、各時間帯の無線通信品質の平均値以上である場合に、無線通信品質が良好であると判断してもよい。また、第1のデータに無線品質を付加することとして、最新の第1のデータに付加されている無線通信品質を、現在の無線通信品質としてもよい。または、無線通信品質判定部16は、無線通信品質情報内の時間帯ごとの無線通信品質を参照し、現在の時刻に対応する時間帯の無線通信品質を現在の無線通信品質としてもよい。
無線通信品質判定部16は、無線通信品質が良好でない場合(ステップS15 No)、無線通信品質情報を参照して、再収集時間変更部17へ現在より無線通信品質の良い時間帯を通知する。再収集時間変更部17は通知された時間帯に基づいて、再収集処理時間を変更し(ステップS16)、ステップS12からの処理が繰り返される。無線通信品質が良好な場合(ステップS15 Yes)、ステップS12からの処理が繰り返される。
再収集処理の失敗回数が閾値未満である場合(ステップS14 No)、ステップS12から処理が繰り返される。検針値に抜けがない場合(ステップS11 No)、処理を終了する。
次に、ステップS12の再収集処理について説明する。再収集処理は、一般的な方法で行われてもよいが、ここでは、まず、主経路で再収集処理を実施し、主経路による再収集処理に失敗した場合に、副経路で再収集処理を実施する例を説明する。図9は、再収集処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。図9に示すように、再収集処理を開始すると、中央処理装置1は、主経路で検針値を再収集する(ステップS21)。具体的には、再収集処理部15は、主経路で再収集の指示を送信するよう通信制御部18へ指示し、通信制御部18は、記憶部19の経路情報から下りの主経路を示す情報を取得し、取得した情報を送信部14へ指示する。送信部14は、通信制御部18から指示された下りの主経路を示す情報を付加して再収集を指示する再収集要求をスマートメータ2へ送信する。これにより、下りの主経路でスマートメータ2へ再収集要求が送信される。また、中央処理装置1は、上りの経路も下りの主経路と同じ経路、具体的には下りの主経路の逆の経路とするようスマートメータ2に指示する。なお、ここでは、上りと下りの経路の両方を指定するようにしたが、下り経路だけを指定してもよい。
中央処理装置1は、再収集処理が成功したか否かを判断し(ステップS22)、再収集処理が成功した場合(ステップS22 Yes)、収集状況情報を更新し(ステップS23)、処理を終了する。具体的には、ステップS22でYesとなって、ステップS23を実施する場合には、再収集処理部15は、再収集要求の送信先のスマートメータ2から、再収集の対象となる検針値を含む第3のデータを受信した場合、記憶部19の収集状況情報から、該検針値が欠落しているという情報を削除する。
再収集処理が失敗した場合(ステップS22 No)、中央処理装置1は、副経路で検針値を再収集し(ステップS24)、ステップS23へ進む。具体的には、ステップS24では、再収集処理部15は、副経路で再収集の指示を送信するよう通信制御部18へ指示し、通信制御部18は、記憶部19の経路情報から下りの副経路を示す情報を取得し、取得した情報を送信部14へ指示する。送信部14は、通信制御部18から指示された下りの副経路を示す情報を付加して再収集を指示する再収集要求をスマートメータ2へ送信する。また、中央処理装置1は、上りの経路も下りの副経路と同じ経路、具体的には下りの副経路の逆の経路とするようスマートメータ2に指示する。ステップS24を経由して、ステップS23を実施する場合、ステップS23では、副経路での検針値の再収集の結果に応じて、収集状況情報が更新される。副経路での検針値の再収集に失敗した場合に、図8のステップS12で示した再収集処理で失敗したと判断される。
このように、記憶部19は、スマートメータ2と中央処理装置1との間の経路として主経路および副経路を示す情報を経路情報として記憶する。そして、再収集処理部15は、再収集処理において、再収集を要求する再収集要求を主経路によりスマートメータ2へ送信するよう制御し、再収集要求に対する応答を規定時間の間に受信しない場合に、再収集要求を副経路によりスマートメータ2へ送信する。経路を変更して再収集処理を実施することにより再収集処理の成功確率を高めることができる。
次に、本実施の形態のデータ収集システムにおけるデータの送受信の例について説明する。図10は、本実施の形態のデータ収集システムにおける定期収集を示すシーケンス図である。スマートメータ2−1,2−2,2−3は、それぞれ中央処理装置1へ宛てて検針値を含む第1データ(図10では検針値データと記載)を送信する(ステップS31、S33,S36)。ここでは、図1に示した主経路で検針値データが送信されるとしており、スマートメータ2−1から送信された検針値データ#1は、他のスマートメータ2を経由せずに中央処理装置1へ到着する。中央処理装置1では、スマートメータ2−1に対応した処理である判定処理#1が行われる(ステップS32)。判定処理#1は、検針値に欠落がないかの判定が行われて収集状況情報が更新される処理と、図8に示した処理とを含む。ここでは、再収集時間は初期値であるとしている。
スマートメータ2−2から送信された検針値データ#2は、スマートメータ2−1で転送され(ステップS34)、中央処理装置1へ到着する。中央処理装置1では、スマートメータ2−2に対応した処理である判定処理#2が行われる(ステップS35)。判定処理#2は、処理の対象となるスマートメータ2が異なるが判定処理#1と同様である。
スマートメータ2−3から送信された検針値データ#3は、スマートメータ2−2およびスマートメータ2−1で転送され(ステップS37,S38)、中央処理装置1へ到着する。中央処理装置1では、スマートメータ2−3に対応した処理である判定処理#3が行われる(ステップS39)。判定処理#3は、処理の対象となるスマートメータ2が異なるが判定処理#1と同様である。
図11は、本実施の形態のデータ収集システムにおける再収集を示すシーケンス図である。図11は、定期収集で、中央処理装置1が、スマートメータ2−2から送信された検針値には抜けがなく、スマートメータ2−1,2−3から送信された検針値には抜けが有ると判定した場合の再収集の動作例を示している。中央処理装置1は、スマートメータ2−1から送信された検針値には抜けが有ると判断する(図8に示したステップS11でYes)と、ステップS12に示した再収集処理を開始する(ステップS41:再収集処理開始#1)。そして、図9のステップS21に示したように、主経路で再収集要求#1を送信する(ステップS42)。スマートメータ2−1は、主経路で送信された再収集要求#1に対する応答として再収集の対象の検針値を含む第3のデータを中央処理装置1へ送信する(ステップS43)。この例では、中央処理装置1は、主経路で送信した再収集要求#1に対する応答を正常に受信できたとし、スマートメータ2−1に関する再収集処理はステップS43で終了する。
中央処理装置1は、スマートメータ2−3から送信された検針値には抜けが有ると判断する(図8に示したステップS11でYes)と、ステップS12に示した再収集処理を開始する(ステップS44:再収集処理開始#3)。そして、図9のステップS21に示したように、主経路で再収集要求#3を送信する(ステップS45)。再収集要求#3は、スマートメータ2−1,2−2により転送される(ステップS46、S47)。しかし、図11に×印として示したように、スマートメータ2−2により転送された再収集要求#3はスマートメータ2−3に到着しなかったとする。この場合、中央処理装置1は、図9のステップS24に示したように、副経路で再収集要求#3を送信する(ステップS48)。スマートメータ2−1は、再収集要求#3をスマートメータ2−3に転送する(ステップS49)。図11に示した例では、スマートメータ2−3は、副経路で再収集要求#3を受信できたため、再収集要求#3に対する応答として再収集の対象の検針値を含む第3のデータを中央処理装置1へ宛てて送信する(ステップS50)。スマートメータ2−1は、この第3のデータを中央処理装置1へ転送する(ステップS51)。
以上のように、本実施の形態では、再収集処理の失敗回数が閾値以上となると、無線通信品質が良好であるか否かを判断し、無線通信品質が良好でない場合、再収集処理を行う時間である再収集時間を無線通信品質が良好な時間に変更するようにした。これにより、再送回数を抑制することが可能となる。また、本実施の形態では、再収集処理において、主経路での再収集処理を実施し、主経路で再収集に失敗した場合には、副経路で再収集処理を実施するようにした。このように、経路を変更して再収集処理を実施することにより再収集処理の成功確率を高めることができる。
1 中央処理装置、2−1〜2−N スマートメータ、10,221 受信部、11 データ蓄積部、12 収集状況管理部、13 再収集対象抽出部、14,223 送信部、15 再収集処理部、16 無線通信品質判定部、17 再収集時間変更部、18,224 通信制御部、19 記憶部、21 計量部、22 無線通信部、211 計量値格納部、222 無線通信情報格納部。

Claims (8)

  1. マルチホップネットワークを構成する端末装置からデータを収集する中央処理装置であって、
    前記端末装置から定期的に送信される前記データを受信し、前記端末装置と前記中央処理装置との間の前記マルチホップネットワーク内の経路の通信品質を示す通信品質情報を前記端末装置から受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記データおよび前記通信品質情報を記憶する記憶部と、
    欠落している前記データの再収集処理を実施する再収集処理部と、
    前記再収集処理に失敗した場合に、前記通信品質情報に基づいて、次回の前記再収集処理の予定時間である再収集時間より通信品質が良好な時間帯である高品質時間帯があるか否かを判定する通信品質判定部と、
    前記高品質時間帯がある場合、前記再収集時間を前記高品質時間帯に変更する再収集時間変更部と、
    を備えることを特徴とする中央処理装置。
  2. 前記データは、電力量の検針値であることを特徴とする請求項1に記載の中央処理装置。
  3. 前記記憶部は、前記端末装置と前記中央処理装置との間の経路として主経路および副経路を示す情報を経路情報として記憶し、
    前記再収集処理部は、前記再収集処理において、再収集を要求する再収集要求を前記主経路により前記端末装置へ送信するよう制御し、前記再収集要求に対する応答を規定時間の間に受信しない場合に、前記再収集要求を前記副経路により前記端末装置へ送信するよう制御することを特徴とする請求項1または2に記載の中央処理装置。
  4. 前記通信品質判定部は、前記記憶部に記憶されている前記通信品質情報を用いて、時間帯ごとの通信品質を算出し、前記時間帯ごとの通信品質を用いて、前記高品質時間帯があるか否かを判定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の中央処理装置。
  5. 前記マルチホップネットワークは、無線マルチホップネットワークであり、前記通信品質は前記経路における受信電波強度であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の中央処理装置。
  6. 前記通信品質判定部は、前記再収集処理に複数回失敗した場合に、前記通信品質情報に基づいて、前記再収集時間より通信品質が良好な時間帯である高品質時間帯があるか否かを判定する処理を実施することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の中央処理装置。
  7. マルチホップネットワークを構成する端末装置と、
    前記端末装置からデータを収集する中央処理装置と、
    を備え、
    前記中央処理装置は、
    前記端末装置から定期的に送信される前記データを受信し、前記端末装置と前記中央処理装置との間の前記マルチホップネットワーク内の経路の通信品質を示す通信品質情報を前記端末装置から受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記データおよび前記通信品質情報を記憶する記憶部と、
    欠落している前記データの再収集処理を実施する再収集処理部と、
    前記再収集処理に失敗した場合に、前記通信品質情報に基づいて、次回の前記再収集処理の予定時間である再収集時間より通信品質が良好な時間帯である高品質時間帯があるか否かを判定する通信品質判定部と、
    前記高品質時間帯がある場合、前記再収集時間を前記高品質時間帯に変更する再収集時間変更部と、
    を備えることを特徴とするデータ収集システム。
  8. マルチホップネットワークを構成する端末装置と、前記端末装置からデータを収集する中央処理装置と、を備えるデータ収集システムにおけるデータ収集方法であって、
    前記中央処理装置が、
    前記端末装置から定期的に送信される前記データを受信する第1のステップと、
    前記端末装置と前記中央処理装置との間の前記マルチホップネットワーク内の経路の通信品質を示す通信品質情報を前記端末装置から受信する第2のステップと、
    前記データおよび前記通信品質情報を記憶する第3のステップと、
    欠落している前記データの再収集処理を実施する第4のステップと、
    前記再収集処理に失敗した場合に、前記通信品質情報に基づいて、次回の前記再収集処理の予定時間である再収集時間より通信品質が良好な時間帯である高品質時間帯があるか否かを判定する第5のステップと、
    前記高品質時間帯がある場合、前記再収集時間を前記高品質時間帯に変更する第6のステップと、
    を含むことを特徴とするデータ収集方法。
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