JP6497830B1

JP6497830B1 - キーボード袋を用いたキーボードカバー

Info

Publication number: JP6497830B1
Application number: JP2018238961A
Authority: JP
Inventors: 純一青木
Original assignee: アオキ流通株式会社
Priority date: 2018-12-21
Filing date: 2018-12-21
Publication date: 2019-04-10
Anticipated expiration: 2038-12-21
Also published as: JP2020101951A

Abstract

【課題】従来のキーボードカバーには、前縁底片で袋状に形成されているものとか、カバーの四辺に強化辺を設けるものがあり、カバーの捲り上げとコストについての考慮がなされていないという問題があった。問題を解決するキーボードカバーを提供する。
【解決手段】包装用キーボード袋から切り離して利用が出来る、キーボードカバーキーボード部２３上下と、キーボードカバー重り部２４には再剥離可能両面テープが貼付してあり、キーボードカバー重り部２４には重り４を入れる事が出来るので、キーボードカバー部２の捲り上げが容易でコストダウンも出来る。
【選択図】図１

Description

本発明は、キーボードに塵埃や液体の侵入を防止する、キーボード袋を用いたキーボードカバーに関するものである。

従来のキーボードカバーには、軟質弾性の透明又は半透明高分子シートからなり、キーボードのキーに符合した形状を有してキーボード面に密接し、キーボードカバーの前縁部が該キーボードカバーの表面部と連続し折曲された前縁底片で袋状に形成されていることを特徴とするキーボードカバーがある（例えば、特許文献１参照。）。

また、矩形の軟質フィルムからなるカバー(１０)と、該カバー（１０）の四辺に設けられる強化辺（２０）とを有することを特徴とするキーボードカバーがある（例えば、特許文献２参照。）。

以下、従来の特許文献について説明する。特許文献１のキーボードカバーでは、カバーの捲れ上がり防止が目的の一つであり、キーボードカバーを取り付けた場合、プッシュスィッチと比べて操作がし難いスライドスイッチが、キーボードカバーの袋状に形成された面側に設けられている場合には、スライドスイッチを操作する都度に、袋状のカバーを捲り上げる必要がある。

特許文献２のキーボードカバーでは、矩形の軟質フィルムからなるカバーの四辺に強化辺を設けるので、コストが上がりコストを下げる必要がある。

また、特許文献１も特許文献２も、キーボード以外に別途キーボードカバーを購入する必要がある。

実開平０４−１１４６２３号公報（第２頁、請求項１）実登３１０００７５号公報（第２頁、請求項１）

解決しようとする問題点は、特許文献１では、カバーの捲れ上がり防止が目的の一つで、キーボードのスライドスイッチが、キーボードカバーの袋状に形成された面側に設けられている場合には、スライドスイッチを操作する都度に、袋状のカバーを捲り上げる必要がある点である。

特許文献２では、矩形の軟質フィルムからなるカバーの四辺に強化辺を設けるので、コストが上がりコストを下げる必要がある点である。

また、特許文献１も特許文献２も、キーボード以外に別途キーボードカバーを購入する必要がある点である。

本発明は、キーボードを入れる合成樹脂フィルム製の袋が、仕切り接着部にてキーボード用袋部と重り用袋部に区画してあり、該袋にはキーボードカバーキーボード部とキーボードカバー重り部とキーボードカバー仕切り接着部で成るキーボードカバー部を、該袋から切り離す為の線状脆弱部が設けてあり、キーボードカバーキーボード部上縁と下縁及びキーボードカバー重り部には再剥離可能両面テープが貼付してあるので、キーボードカバー部の捲り上げが容易であり、別途キーボードカバーを購入する必要が無いので、コストが下がるという利点を提供することを目的とするものである。

キーボードを入れる合成樹脂フィルム製の袋が、キーボード用袋部と重り用袋部に区画してあり、該袋には該袋からキーボードカバー部を切り離す為の、線状脆弱部が設けてあり、キーボードカバーキーボード部上縁と下縁及びキーボードカバー重り部には再剥離可能両面テープが貼付してある。

上記のように構成された本発明のキーボード袋を用いたキーボードカバーによれば、切り離したキーボードカバー部の上側の再剥離可能両面テープの剥離紙を剥がしてキーボードの上部に貼り、下部は下側の再剥離可能両面テープ又はキーボードカバー重り部の再剥離可能両面テープの剥離紙を剥がしてキーボードの下部に貼るか、もしくは重り用袋部に重りを入れる事で、不用意なキーボードカバー部の捲れ上がりを防止できて、キーボードのスライドスイッチを操作する時には、下側又はキーボードカバー重り部の再剥離可能両面テープを剥がすか、又は重り用袋部を捲り上げる事で容易に操作出来る。又、別途キーボードカバーを購入する必要が無いのでコストが下がるという利点がある。

なお、再剥離可能両面テープはキーボードの操作に支障のない所に貼る。又、再剥離可能である物が好ましいが、キーボードカバー部を固定化してもかまわなければ、再剥離可能でなくても良いし、キーボード下部両面テープと重り用袋部両面テープは何れも不要とすることが出来る。そして、線状脆弱部はミシン目が好ましいが、線状脆弱部に代わりハサミで切り離す事としても良い。さらに、重りを入れた後のキーボードカバー重り部の口は重りが脱落しないように閉じ手段を用いて閉じても良い。

図１は本体とキーボードの関係を示す例の斜視図である。図２は本体を図１のＡ、Ａ‘で切断した例の断面図である。図３は本体を袋折り曲げ部で折り曲げた例の斜視図である。図４は本体から切り離したキーボードカバー部をキーボードに取り付けた例の斜視図である。図５はキーボードカバー部のキーボード上部両面テープをキーボードに貼り付けた各例の右側面図である。図６はキーボードカバー部２の裏表を図１の例の逆とする例の斜視図である。

キーボードに塵埃や液体の侵入を防止するキーボードカバーにおいて、キーボードカバーの前縁部が該キーボードカバーの表面部と連続し折曲された前縁底片で袋状に形成されているものとか、矩形の軟質フィルムからなるカバー(１０)と、該カバー（１０）の四辺に設けられる強化辺（２０）とを有するものなどにおいて、袋状のカバーが捲れ難いとか、強化辺にコストがかかる事を防ぐ目的を、キーボードを入れる合成樹脂フィルム製の袋が、キーボード用袋部と重り用袋部に区画してあり、該袋にはキーボードカバー部と、そのキーボードカバー部を切り離す為の、線状脆弱部が設けてあり、キーボードカバー部のキーボードカバーキーボード部上下とキーボードカバー重り部に再剥離可能両面テープが貼付してあり、前記キーボードカバー重り部も作成してあるので、容易にキーボードカバーを捲ることができて、別途キーボードカバーを購入する必要が無いのでコストがかからない事で実現した。

以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら具体的に説明するがこの実施形態に限定されるものではない。図１は、本体１とキーボード５の関係を示す例の斜視図であって、本体１はキーボード５を入れる為の包装用の袋であり、仕切り接着部１１でキーボード用袋部１８と重り用袋部１９に区画してある。

図２は、本体１を図１のＡ、Ａ‘で切断した例の断面図であって、本体１の上部にはキーボードカバー部２を切り離す為の上側横線状脆弱部１４と、その下には好ましくはキーボード５の操作部が無い枠部に貼るためのキーボード上部両面テープ３８が設けられ、キーボードカバーキーボード部２３下端近縁の好ましくはキーボード５の操作部が無い枠部に貼る為のキーボード下部両面テープ３９が設けられ、裏側仕切り接着部１０の上端にはキーボードカバー重り部２４と本体１を切り離す為の、下側横線状脆弱部１５が設けてあり、重り用袋部両面テープ４１はキーボード下部両面テープ３９側のキーボードカバー重り部２４に設ける。

なお、重り４を入れたキーボードカバー重り部２４をキーボード５の下端を越える位置に設ける事でキーボードカバー部２の捲れ上がりを防ぐ事が出来る。重り４の材料としては、合成樹脂、木、竹、紙、ゴム、金属が使用でき、形状は、棒状、筒状、紐状、鎖状、端を結んでいない数珠状とすることが出来る。

図３は、本体１を袋折り曲げ部１７で折り曲げた例の斜視図であって、キーボード５を包装用の本体１に入れる時には、キーボード用袋空気穴２１から空気を抜きながら袋折り曲げ部１７で折り曲げる。なお、本体１の口はシールして閉じても良い。

図４は、本体１から切り離したキーボードカバー部２をキーボード５に取り付けた例の斜視図であって、本体１から切り離したＢのキーボードカバー部２を裏返し、キーボード上部両面テープ３８の上部剥離紙３０を剥がしてＣのキーボード５の上部に貼り、下部はキーボード下部両面テープ３９の剥離紙を剥がしてキーボード５の下部に貼ってある。

図５は、キーボードカバー部２のキーボード上部両面テープ３８をキーボード５に貼り付けた各例の右側面図であって、Ｆはキーボードカバー重り部２４に重り４を入れてあるが、重り用袋部両面テープ４１はキーボード５に貼っていない例であり、Ｇはキーボードカバー重り部２４に重り４は無く、重り用袋部両面テープ４１をキーボード５に貼り付けた例であり、Ｈはキーボードカバー重り部２４に重り４は無く、キーボード下部両面テープ３９をキーボード５に貼り付けた例である。

図６は、キーボードカバー部２の裏表を図１の例の逆とする例の斜視図であって、キーボード上部両面テープ３８をキーボードカバー部２の内側に貼り、重り用袋部両面テープ４１をキーボードカバー重り部２４の裏側に貼ってある。

このようにして作成されたキーボード袋を用いたキーボードカバーは、キーボード５を入れる合成樹脂フィルム製の袋が、キーボード用袋部１８と重り用袋部１９に区画してあり、該袋には該袋からキーボードカバー部２を切り離す為の線状脆弱部が設けてあり、キーボードカバーキーボード部２３上縁と下縁及びキーボードカバー重り部２４には再剥離可能両面テープが貼付してあり、キーボードカバー重り部２４には重り４を入れる事が出来るように作成してあるので、従来のキーボードカバーでは袋状のカバーを捲り上げる必要があるとか、コストを下げる必要があるとか、別途キーボードカバーを購入する必要があるという問題点を解消できる。

１本体
１０裏側仕切り接着部
１１仕切り接着部
１２底接着部
１３底側縦線状脆弱部
１４上側横線状脆弱部
１５下側横線状脆弱部
１６開口側縦線状脆弱部
１７袋折り曲げ部
１８キーボード用袋部
１９重り用袋部
２キーボードカバー部
２１キーボード用袋空気穴
２２重り用袋空気穴
２３キーボードカバーキーボード部
２４キーボードカバー重り部
２５キーボードカバー仕切り接着部
２８キーボード用袋開口部
２９重り用袋開口部
３０上部剥離紙
３１上部弱接着剤
３２上部基材
３３上部接着剤
３４重り用袋部剥離紙
３５重り用袋部弱接着剤
３６重り用袋部基材
３７重り用袋部接着剤
３８キーボード上部両面テープ
３９キーボード下部両面テープ
４重り
４１重り用袋部両面テープ
５キーボード
５１キー空白部Ｄ
５２キー空白部Ｅ

Claims

キーボードを入れる合成樹脂フィルム製の袋が、仕切り接着部にてキーボード用袋部と重り用袋部に区画してあり、該袋にはキーボードカバーキーボード部とキーボードカバー重り部とキーボードカバー仕切り接着部で成るキーボードカバー部を、該袋から切り離す為の線状脆弱部が設けてあり、キーボードカバーキーボード部上縁と下縁及びキーボードカバー重り部には再剥離可能両面テープが貼付してあることを特徴とするキーボード袋を用いたキーボードカバー。