JP6495365B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
上記の構成では、車両用シートの幅方向において、ダイナミックダンパーの質量体がピラーよりも外側に配置されている。このような位置関係であれば、車両用シートの幅方向においてシート重量のバランスが調整され、結果として、ダイナミックダンパーによる制震効果が適切に発揮されるようになる。
上記の構成では、パンフレームにおいて、車体に対するシートバックフレームの固定点とは反対側の位置にダイナミックダンパーが取り付けられている。このような位置関係であれば、ダイナミックダンパーの制震効果が適切に発揮されるようになる。
上記の構成では、車両用シートの幅方向において、取り付けブラケットの一部分がピラーの配置位置と同じ位置に存在する。このような位置関係であれば、ダイナミックダンパーの制震効果が適切に発揮されるようになる。
上記の構成では、パンフレームの窪み部に補強部が設けられており、ダイナミックダンパーは、車両用シートの幅方向において補強部を跨ぐ位置に配置されている。これにより、パンフレームの剛性向上を図りつつ、ダイナミックダンパーの制震効果を適切に発揮することが可能となる。また、ダイナミックダンパーの周辺に補強部が配置されているので、ダイナミックダンパーが作動した際にダイナミックダンパー周辺でのパンフレームの変形及び当該変形に伴う異音の発生を抑えることが可能となる。
上記の構成では、ダイナミックダンパーの前方にカバー部材が配置されている。このため、ダイナミックダンパーがシート着座者に当たることでシート着座者に対して異物感を与えてしまうのを、抑制することが可能となる。
上記の構成では、車両用シートの幅方向においてリクライニング機構とダイナミックダンパーとが互いに反対位置に配置されている。このため、車両用シートの幅方向においてシート重量のバランスが調整され、結果として、ダイナミックダンパーによる制震効果が適切に発揮されるようになる。
上記の構成では、パンフレームに形成された凹部及び凸部のうち、より幅広となった方の部分に穴が形成されている。これにより、パンフレームの剛性向上を図りつつ、パンフレームをより軽量化することが可能となる。
上記の構成では、パンフレームの窪み部において、ダイナミックダンパーが配置されている領域よりも上方に位置する領域に穴が形成されている。これにより、ダイナミックダンパーによる制震効果を発揮させつつ、パンフレームをより軽量化することが可能となる。
また、本発明の車両用シートによれば、車両用シートの幅方向においてロック機構とダイナミックダンパーとを互いに反対位置に配置させることで、シート重量のバランスを調整し、結果として、ダイナミックダンパーによる制震効果が適切に発揮されるようになる。
また、本発明の車両用シートによれば、車両用シートの幅方向においてダイナミックダンパーの質量体をピラーよりも外側に配置させることで、シート重量のバランスを調整し、結果として、ダイナミックダンパーによる制震効果が適切に発揮されるようになる。
また、本発明の車両用シートによれば、パンフレームにおいて、車体に対するシートバックフレームの固定点とは反対側の位置にダイナミックダンパーを取り付けることで、ダイナミックダンパーの制震効果が適切に発揮されるようになる。
また、本発明の車両用シートによれば、車両用シートの幅方向において、取り付けブラケットの一部分がピラーの配置位置と同じ位置に存在することにより、ダイナミックダンパーの制震効果が適切に発揮されるようになる。
また、本発明の車両用シートによれば、パンフレームの剛性向上を図りつつ、ダイナミックダンパーの制震効果を適切に発揮することが可能となる。さらに、ダイナミックダンパーが作動した際にダイナミックダンパー周辺でのパンフレームの変形及び当該変形に伴う異音の発生を抑えることが可能となる。
また、本発明の車両用シートによれば、ダイナミックダンパーがシート着座者に当たることでシート着座者に対して異物感を与えてしまうのを、抑制することが可能となる。
また、本発明の車両用シートによれば、車両用シートの幅方向においてリクライニング機構とダイナミックダンパーとを互いに反対位置に配置することで、シート重量のバランスを調整し、結果として、ダイナミックダンパーによる制震効果が適切に発揮されるようになる。
また、本発明の車両用シートによれば、パンフレームの剛性向上を図りつつ、パンフレームをより軽量化することが可能となる。
また、本発明の車両用シートによれば、ダイナミックダンパーによる制震効果を発揮させつつ、パンフレームをより軽量化することが可能となる。
先ず、本実施形態に係る車両用シート(以下、車両用シートS)の基本構成について、図1乃至図3を参照しながら説明する。車両用シートSは、例えば、車両の後部座席として利用されるものである。なお、以下では、車両の後方右側で後部座席として利用される車両用シートSの構成を例に挙げて説明する。
次に、前述したシートバックフレーム1の詳細構成について、図2乃至図9を参照しながら説明する。シートバックフレーム1は、前述したように、パンフレーム2及びパイプフレーム3によって構成されている。パイプフレーム3は、パイプ材を矩形状に折り曲げてから当該パイプ材の端同士を溶接にて接合することで構成されている。
次に、シートバックフレーム1におけるダイナミックダンパー10及び取り付けブラケット14の配置位置について、図2乃至図9を参照しながら説明する。
2 パンフレーム
2a 窪み部
2b 凸部(補強部)
2c 凹部
2d 円穴(穴)
2e 矩形穴(穴)
3 パイプフレーム
4 ロック機構
5 リクライニング機構
6 ピラー
7 ピラーガイド
8 サイドフレーム
8a、8b フレーム断片
10 ダイナミックダンパー
11 質量体
12 弾性体
12a ステー
13 ホルダー
14 取り付けブラケット
14a ウェルドボルト
15 カバー部材
S 車両用シート
S1 シートバック
S2 シートクッション
S3 ヘッドレスト
Claims (9)
- 車両用シートであって、
板状のパンフレームを備えたシートバックフレームと、
前記パンフレームに取り付けられたダイナミックダンパーと、を有し、
前記パンフレームの上端部には前記パンフレームの厚み方向に窪んだ窪み部が設けられ、
該窪み部に前記ダイナミックダンパーが取り付けられていて、
前記シートバックフレームを車体に対して固定するために設けられたロック機構が、前記車両用シートの幅方向における前記シートバックフレームの端部に備えられ、
前記ダイナミックダンパーは、前記幅方向において前記ロック機構とは反対側の位置に配置されていることを特徴とする車両用シート。 - 車両用シートであって、
板状のパンフレームを備えたシートバックフレームと、
前記パンフレームに取り付けられたダイナミックダンパーと、
ヘッドレストを支持するピラーと、を有し、
前記パンフレームの上端部には前記パンフレームの厚み方向に窪んだ窪み部が設けられ、
該窪み部に前記ダイナミックダンパーが取り付けられていて、
前記ピラーは、前記シートバックフレームの上端部に取り付けられ、
前記ダイナミックダンパーは、前記車両用シートの振動を抑制するために振動する質量体を備え、
該質量体は、前記車両用シートの幅方向において、前記ピラーよりも外側に配置されていることを特徴とする車両用シート。 - 車両用シートであって、
板状のパンフレームを備えたシートバックフレームと、
前記パンフレームに取り付けられたダイナミックダンパーと、を有し、
前記パンフレームの上端部には前記パンフレームの厚み方向に窪んだ窪み部が設けられ、
該窪み部に前記ダイナミックダンパーが取り付けられていて、
前記車両用シートの幅方向における前記シートバックフレームの両端部のうちの一方は、車体に対して固定可能であり、
前記ダイナミックダンパーは、前記幅方向において前記車体に対して固定可能な前記シートバックフレームの端部とは反対側の位置に配置されていることを特徴とする車両用シート。 - 車両用シートであって、
板状のパンフレームを備えたシートバックフレームと、
前記パンフレームに取り付けられたダイナミックダンパーと、
ヘッドレストを支持するピラーと、を有し、
前記パンフレームの上端部には前記パンフレームの厚み方向に窪んだ窪み部が設けられ、
該窪み部に前記ダイナミックダンパーが取り付けられていて、
前記ピラーは、前記シートバックフレームの上端部に取り付けられ、
前記パンフレームには、前記ダイナミックダンパーを前記パンフレームに取り付けるための取り付けブラケットが固定されており、
前記車両用シートの幅方向における前記取り付けブラケットの一端部は、前記幅方向において前記ピラーの配置位置と同じ位置に設けられていることを特徴とする車両用シート。 - 車両用シートであって、
板状のパンフレームを備えたシートバックフレームと、
前記パンフレームに取り付けられたダイナミックダンパーと、を有し、
前記パンフレームの上端部には前記パンフレームの厚み方向に窪んだ窪み部が設けられ、
該窪み部に前記ダイナミックダンパーが取り付けられていて、
前記シートバックフレームの倒れ角度を調整するためのリクライニング機構が、前記車両用シートの幅方向における前記シートバックフレームの端部に設けられ、
前記ダイナミックダンパーは、前記幅方向において前記リクライニング機構とは反対側の位置に配置されていることを特徴とする車両用シート。 - 車両用シートであって、
板状のパンフレームを備えたシートバックフレームと、
前記パンフレームに取り付けられたダイナミックダンパーと、を有し、
前記パンフレームの上端部には前記パンフレームの厚み方向に窪んだ窪み部が設けられ、
該窪み部に前記ダイナミックダンパーが取り付けられていて、
前記パンフレームには、前記車両用シートの幅方向において交互に並んだ状態で形成された凹部及び凸部が設けられており、
前記凹部及び前記凸部のうち、前記幅方向における長さがより長い方の部分には穴が形成されていることを特徴とする車両用シート。 - 前記窪み部には、該窪み部の一部を隆起又は陥没させることで形成された補強部が設けられており、
前記ダイナミックダンパーは、前記車両用シートの前記幅方向において前記補強部を跨ぐ位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の車両用シート。 - 前記ダイナミックダンパーの前方には、前記ダイナミックダンパーの少なくとも一部を覆うカバー部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の車両用シート。
- 前記窪み部において前記ダイナミックダンパーの取り付け位置よりも上方に位置する領域には、穴が形成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の車両用シート。
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