JP6494894B2 - 表示制御装置及び表示制御方法 - Google Patents

表示制御装置及び表示制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6494894B2
JP6494894B2 JP2018562818A JP2018562818A JP6494894B2 JP 6494894 B2 JP6494894 B2 JP 6494894B2 JP 2018562818 A JP2018562818 A JP 2018562818A JP 2018562818 A JP2018562818 A JP 2018562818A JP 6494894 B2 JP6494894 B2 JP 6494894B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
range
unit
current position
destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018562818A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018134958A1 (ja
Inventor
孝洋 菅原
孝洋 菅原
下谷 光生
光生 下谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6494894B2 publication Critical patent/JP6494894B2/ja
Publication of JPWO2018134958A1 publication Critical patent/JPWO2018134958A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Navigation (AREA)

Description

本発明は、駆動資源を消費して移動する移動体とともに移動可能な表示部を制御する表示制御装置及び表示制御方法に関する。
車両が駆動資源を消費して走行可能な走行可能範囲を表示する表示装置が提案されている(例えば特許文献1)。また、車両が往復可能な訪問地点を表示する表示システムが提案されている(例えば特許文献2)。
特開2016−53592号公報 特開2015−21793号公報
従来技術では、目的地までの経路を探索し、当該経路の距離が上述の走行可能範囲内であるか否かを判別する。しかしながら、このような技術では、車両が現在位置を出発してから駆動資源の残量を消費してどの範囲まで通過が可能であるか、つまり、車両が探索経路から外れてどの範囲まで寄り道できるかが表示されない。このため、車両が、表示装置に表示された探索経路上を走行せずに、当該探索経路から外れて寄り道をした場合には、車両の駆動資源が尽きてしまう可能性があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、移動体の駆動資源が尽きてしまう事態を抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る表示制御装置は、駆動資源を消費して移動する移動体とともに移動可能な表示部を制御する表示制御装置であって、地図データと、移動体の現在位置及び目的地と、移動体に蓄えられた駆動資源を消費して移動体が移動可能な移動可能距離とを取得する取得部と、取得部で取得された地図データ、現在位置、目的地及び移動可能距離に基づいて、移動体が現在位置を出発して目的地に到着するまでに通過可能な範囲である第1通過可能範囲を表示部に表示させる制御部とを備える。制御部は、移動体が目的地で駆動資源を補給可能であると判定した場合に、第1通過可能範囲を表示部に表示させ、移動体が目的地で駆動資源を補給可能であると判定しなかった場合に、取得部で取得された地図データ、現在位置及び移動可能距離に基づいて、移動体が現在位置を出発して出発時の現在位置に戻るまでに通過可能な範囲である第2通過可能範囲を表示部に表示させる。
本発明によれば、取得された地図データ、現在位置、目的地及び移動可能距離に基づいて、移動体が現在位置を出発して目的地に到着するまでに通過可能な範囲である第1通過可能範囲が表示部に表示される。これにより、移動体の駆動資源が尽きてしまう事態を抑制することができる。
本発明の目的、特徴、態様及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る片道通過可能範囲の一例を示す図である。 実施の形態2に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る往復通過可能範囲の一例を示す図である。 実施の形態2に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 変形例1に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 変形例2に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 変形例2に係るナビゲーション装置の表示例を示す図である。 変形例2に係るナビゲーション装置の表示例を示す図である。 変形例3に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 変形例4に係る付加範囲及び片道通過可能範囲の一例を示す図である。 その他の変形例に係るナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係るナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係るサーバの構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係る通信端末の構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1に係る表示制御装置は、駆動資源を消費して移動する移動体とともに移動可能な表示部を制御する。以下、移動体は車両であり、表示部及び表示制御装置は車両に搭載されている構成を例にして説明する。この場合、駆動資源には、例えば燃料及び電力の少なくともいずれか1つが用いられる。なお、移動体は車両に限ったものではない。また、表示制御装置が後述するようにサーバに適用される場合には、表示制御装置は車両に搭載されなくてもよい。
図1は、本実施の形態1に係る表示制御装置1の構成を示すブロック図である。図1の表示制御装置1は、車両とともに走行可能な表示部19を制御する。表示部19は、表示制御装置1の制御によって各種情報を表示することが可能となっており、表示部19には、例えば液晶ディスプレイなどが用いられる。なお、図1では、表示部19は、表示制御装置1外部に設けられているが、表示制御装置1内部に設けられてもよい。
次に、図1の表示制御装置1の内部構成について説明する。図1の表示制御装置1は、取得部11と、表示制御装置1を統括的に制御する制御部12とを備える。
取得部11は、地図データを取得する。地図データは、例えば地図を表示するための情報、車両の目的地を地図から検索するための目的地検索情報、車両の目的地に向かう道路などの経路を地図から探索するための経路探索情報、道路の種別の情報などを含む。取得部11は、地図データを表示制御装置1が備える図示しないメモリから地図データを取得してもよいし、表示制御装置1の外部装置から無線通信などによって地図データを受信して取得してもよい。
取得部11は、車両の現在位置を取得する。取得部11がGPS(Global Positioning System)受信機などを含む場合には、取得部11が車両の現在位置を検出して取得してもよいし、取得部11がGPS受信機などを含まない場合には、取得部11は車両の現在位置を取得部11外部のGPS受信機などから取得してもよい。
取得部11は、車両の目的地を取得する。取得部11が入力装置を含む場合には、取得部11が車両の目的地をユーザの操作から受け付けてもよいし、取得部11が入力装置を含まない場合には、取得部11は車両の目的地を取得部11外部の入力装置から取得してもよい。なお、入力装置には、例えば操作ボタン、タッチパネル、音声認識装置などが用いられる。
取得部11は、移動可能距離である走行可能距離を取得する。走行可能距離は、車両に蓄えられた駆動資源を消費して車両が走行可能な距離であり、航続可能距離と呼ぶこともできる。取得部11は、車両のECU(Electronic Control Unit)で求められた走行可能距離を、ECUから取得してもよい。または、取得部11が、駆動資源の単位当たりにおける車両の走行可能な距離と、車両に蓄えられた駆動資源の貯蔵量とをECUから取得できる場合には、取得部11自体が、当該距離と当該貯蔵量との乗算を行うことによって、走行可能距離を求めてもよい。走行可能距離の取得は、特開2016−53592号公報にも記載されており、これを本実施の形態1に用いてもよい。
なお、駆動資源が燃料である場合、駆動資源の単位当たりにおける車両の走行可能な距離は、燃費と呼ぶことができる。以下、駆動資源の単位当たりにおける車両の走行可能な距離を「単位走行可能距離」と呼ぶ。
制御部12は、取得部11で取得された地図データ、現在位置、目的地及び走行可能距離に基づいて、車両が現在位置を出発して目的地に到着するまでに通過可能な範囲である第1通過可能範囲を求める。以下、第1通過可能範囲を「片道通過可能範囲」と呼ぶ。制御部12は、求めた片道通過可能範囲を表示部19に表示させる。
ここで、片道通過可能範囲を求める一例について説明する。まず、制御部12は、車両が現在位置から走行可能距離だけ走行して目的地に到達可能な複数の経路を、地図から網羅的に求める。それから、制御部12は、当該求めた複数の経路上の複数の地点のうち外側に位置するいくつかの地点を閉じた線で結び、それによって画定される範囲を片道通過可能範囲として求める。
図2は、車両の周辺に建物などの障害物がなく、車両が任意の方向に走行できると仮定したときの片道通過可能範囲26の一例を示す図である。図2では、参考のため、3つの異なる目的地28として目的地28a,28b,28cが示され、3つの片道通過可能範囲26として片道通過可能範囲26a,26b,26cが示されている。この場合、片道通過可能範囲26aは、現在位置27及び目的地28aを焦点として有し、それら焦点からの距離の和が走行可能距離となる楕円状の範囲となる。片道通過可能範囲26b,26cも、片道通過可能範囲26aと同様である。なお、制御部12によって求められる片道通過可能範囲には、図2の楕円状の範囲から、車両の向き、及び、道路の形状及び種類に起因して多少変形された略楕円状の範囲も含まれる。
<実施の形態1のまとめ>
以上のような本実施の形態1に係る表示制御装置1によれば、車両が現在位置を出発して目的地に到着するまでに通過可能な範囲である片道通過可能範囲を表示部19に表示する。これにより、車両が現在位置を出発して目的地に到着するまでに立ち寄ることが可能な範囲を表示することができるので、車両の駆動資源が尽きてしまう事態を抑制することができる。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2に係る表示制御装置では、実施の形態1で説明した表示制御装置1が、車両に搭載されたナビゲーション装置に適用されている。図3は、本発明の実施の形態2に係るナビゲーション装置1aの構成を示すブロック図である。以下、本実施の形態2で説明する構成要素のうち、実施の形態1と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
図3のナビゲーション装置1aは、走行可能距離算出部37を介して、駆動資源残量取得部36と接続されている。駆動資源残量取得部36及び走行可能距離算出部37は、例えば、ECUによって実現される。
駆動資源残量取得部36は、車両に蓄えられた駆動資源の貯蔵量である残量を取得する。
走行可能距離算出部37は、過去の走行情報に基づいて、実施の形態1で説明した単位走行可能距離を算出する。そして、走行可能距離算出部37は、算出した距離と、駆動資源残量取得部36で取得された駆動資源の残量とに基づいて、実施の形態1で説明した走行可能距離を算出する。
次に、図3のナビゲーション装置1aの内部構成について説明する。図3のナビゲーション装置1aは、制御部12と、地図データ記憶部13と、記憶部14と、GPS受信機15と、入力部16と、目的地検索部17と、経路探索部18と、表示部19と、音声出力部20とを備える。なお、制御部12と接続された地図データ記憶部13などの複数の構成要素のうち、一の構成要素は、制御部12を介して他の構成要素から情報を適宜取得することが可能となっている。
図3の制御部12は、実施の形態1で説明した図1の制御部12と同様である。なお、実施の形態1で説明した図1の取得部11は、地図データ記憶部13、GPS受信機15、及び、走行可能距離算出部37と制御部12との間に設けられた図示しないインターフェースと、図3の入力部16とに相当する。
地図データ記憶部13は、実施の形態1で説明した地図データを記憶している。
記憶部14は、ユーザが個別に設定した登録地点などの設定情報を記憶している。
GPS受信機15は、ナビゲーション装置1aを搭載した車両の現在位置を検出する。
入力部16は、キーワード、住所、電話番号などの目的地を検索するための検索情報、目的地の決定、経路の決定、及び、各種の設定などを、ユーザの操作から受け付ける。入力部16には、例えば上述した入力装置などが用いられる。
目的地検索部17は、地図データ記憶部13に記憶された地図データと、入力部16で受け付けた検索情報とに基づいて、目的地を地図データの地図から検索する。
経路探索部18は、地図データ記憶部13に記憶された地図データと、GPS受信機15で検出された車両の現在位置と、入力部16で受け付けた目的地とに基づいて、現在位置から目的地までの経路を地図データの地図から探索する。ナビゲーション装置1aは、経路探索部18で探索された経路に沿った案内をユーザに行う。
表示部19は、実施の形態1で説明した図1の表示部19と同様である。
音声出力部20は、制御部12の制御によって各種情報を音声出力することが可能となっており、音声出力部20には、例えばスピーカなどが用いられる。なお、図3では、音声出力部20は、ナビゲーション装置1a内部に設けられているが、ナビゲーション装置1a外部に設けられてもよい。
次に、本実施の形態2に係る制御部12について詳細に説明する。制御部12は、従来のナビゲーション装置の制御部と同様に、目的地を決定するための選択肢、及び、経路の探索結果などを表示部19に表示させる。また、制御部12は、各種入力結果の通知、経路誘導時の案内、及び、地図表示内容の更新結果などを音声出力部20に音声出力させる。
ここで本実施の形態2では、制御部12は、車両が目的地で駆動資源を補給可能であると判定した場合には、実施の形態1と同様に片道通過可能範囲を表示部19に表示させる。一方、制御部12は、車両が目的地で駆動資源を補給可能であると判定しなかった場合には、地図データ記憶部13に記憶された地図データと、GPS受信機15で検出された車両の現在位置と、走行可能距離算出部37で算出された走行可能距離とに基づいて、車両が現在位置を出発して出発時の現在位置に戻るまでに通過可能な範囲である第2通過可能範囲を求める。この第2通過可能範囲は、通過可能範囲と呼ぶこともできる。以下、第2通過可能範囲を「往復通過可能範囲」と呼ぶ。制御部12は、求めた往復通過可能範囲を表示部19に表示させる。
ここで、往復通過可能範囲を求める一例について説明する。まず、制御部12は、車両が現在位置から走行可能距離の半分だけ走行して到達可能な複数の地点を、地図から網羅的に求める。それから、制御部12は、当該求めた複数の地点のうち外側に位置するいくつかの地点を閉じた線で結び、それによって画定される範囲を往復通過可能範囲として求める。
図4は、車両の周辺に建物などの障害物がなく、車両が任意の方向に走行できると仮定したときの往復通過可能範囲29の一例を示す図である。図4では、参考のため、走行可能距離を半径とする円状の範囲33が破線で図示されている。この場合、往復通過可能範囲29は、現在位置27を中心とし、走行可能距離の半分を半径とする円状の範囲となる。なお、制御部12によって求められる往復通過可能範囲には、図4の円状の範囲から、車両の向き、及び、道路の形状及び種類に起因して多少変形された略円状の範囲も含まれる。
<動作>
図5は、本実施の形態2に係るナビゲーション装置1aの動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS1にて、走行可能距離算出部37は走行可能距離を算出する。
ステップS2にて、制御部12は、ユーザの操作によって目的地が決定されているか否かを判定する。目的地が決定されていると判定された場合には、処理がステップS3に進み、目的地が決定されていないと判定された場合には、処理がステップS7に進む。
ステップS3にて、制御部12は、車両が当該目的地で駆動資源を補充可能かについての判定ができるか否かを判定する。ここでは、地図データ記憶部13及び記憶部14などが、車両が目的地で駆動資源を補充可能であることを示す補充可能情報を記憶している場合には、上記判定ができると判定されて処理がステップS5に進む。一方、地図データ記憶部13及び記憶部14などが、上述の補充可能情報を記憶していない場合には、上記判定ができないと判定されて処理がステップS4に進む。
ステップS4にて、制御部12は、表示部19の表示及び音声出力部20の音声出力を用いて、車両が目的地で駆動資源を補充可能か補充不可能かをユーザに入力させるための通知を行う。これにより、車両が目的地で駆動資源を補充可能か補充不可能かが、ユーザの操作によって入力部16に入力される。
ステップS5にて、制御部12は、地図データ記憶部13もしくは記憶部14に記憶された補充可能情報、または、入力部16の入力結果に基づいて、車両が目的地で駆動資源を補充可能か補充不可能かを判定する。車両が目的地で駆動資源を補充可能であると判定された場合には、処理がステップS6に進み、車両が目的地で補充不可能であると判定された場合には、処理がステップS7に進む。
ステップS6にて、制御部12は、現在位置から目的地までの片道の走行に、駆動資源の残量の全てを最大消費することができると判定して、地図データ、現在位置、目的地及び走行可能距離に基づいて片道通過可能範囲(図2)を求める。その後、処理がステップS8に進む。
ステップS7にて、制御部12は、現在位置からその現在位置までの往復の走行に、駆動資源の残量の全てを最大消費することができると判定して、地図データ、現在位置及び走行可能距離に基づいて往復通過可能範囲(図4)を求める。このように本実施の形態2では、往復通過可能範囲が求められる場合には、ステップS3で車両が目的地で駆動資源を補給可能かについての判定ができなかった場合、及び、ステップS5で車両が目的地で駆動資源を補給不可能と判定された場合が含まれる。ステップS7の後、処理がステップS8に進む。
ステップS8にて、制御部12は、求めた片道通過可能範囲または往復通過可能範囲を表示部19に表示させる。本実施の形態2では、制御部12は、片道通過可能範囲を表示部19に表示させる際に、車両の現在位置及び目的地も表示部19に表示させ、往復通過可能範囲を表示部19に表示させる際に、車両の現在位置も表示部19に表示させる。なお、処理がステップS6を経てステップS8に進む場合には、制御部12は、片道通過可能範囲だけでなく往復通過可能範囲も求め、片道通過可能範囲及び往復通過可能範囲の両方を表示部19に表示させてもよい。
<実施の形態2のまとめ>
以上のような本実施の形態2に係るナビゲーション装置1aによれば、車両が現在位置を出発して出発時の現在位置に戻るまでに通過可能な範囲である往復通過可能範囲を表示部19に表示する。これにより、車両が現在位置を出発して出発時の現在位置に戻るまでに立ち寄ることが可能な範囲を表示することができるので、車両の駆動資源が尽きてしまう事態を抑制することができる。
また本実施の形態2によれば、片道通過可能範囲に加えて車両の現在位置及び目的地が表示され、往復通過可能範囲に加えて車両の現在位置が表示される。これにより、ユーザは、片道通過可能範囲及び往復通過可能範囲のそれぞれを詳細に把握することができる。
<変形例1>
実施の形態2の変形例1では、取得部11が、走行可能距離を随時取得し、制御部12が、予め定められた規則に従って片道通過可能範囲の表示を更新するように構成されている。
ここで、走行可能距離の随時取得には、例えば一定時間経過するごとに走行可能距離が取得されることが用いられる。
予め定められた規則には、例えば一定時間経過ごとに更新を行うこと、または、片道通過可能範囲の変化が予め定められた閾値以上である場合に更新を行うことなどが用いられる。以下の説明では、予め定められた規則には、片道通過可能範囲の変化が予め定められた閾値以上である場合に更新を行うことが用いられる場合を例にして説明する。
制御部12は、更新によって片道通過可能範囲が変化した場合に、表示部19の表示及び音声出力部20の音声出力を用いてユーザなどに通知する。
図6は、変形例1に係るナビゲーション装置1aの動作を示すフローチャートである。
まずステップS11にて、制御部12は、新たに取得された走行可能距離に基づいて片道通過可能範囲を新たに求める。
ステップS12にて、制御部12は、前回求めた片道通過可能範囲と、今回求めた片道通過可能範囲との差分を、片道通過可能範囲の変化として求め、当該変化が予め定められた閾値以上であるか否かを判定する。予め定められた閾値は、例えば200m〜500mの距離であり、ユーザによって適宜変更可能となっている。
なお、片道通過可能範囲の変化が、予め定められた閾値以上となる場合としては、単位走行可能距離の変化が、予め定められた閾値以上となる場合などが想定される。そして、そのような場合としては、例えば、車両が坂道、渋滞道路または高速道路を走行したり、車両のエアコンのオン及びオフが切り替えられたりした場合などが想定される。
片道通過可能範囲の変化が予め定められた閾値以上である場合には、処理がステップS13に進み、片道通過可能範囲の変化が予め定められた閾値未満である場合には、図6の処理が終了する。
ステップS13にて、制御部12は、ステップS11で求めた片道通過可能範囲を表示部19に表示させる。
ステップS14にて、制御部12は、表示部19の表示及び音声出力部20の音声出力を用いて、当該変化を通知する。その後、図6の処理が終了する。
以上のような変形例1に係るナビゲーション装置1aによれば、片道通過可能範囲の表示を予め定められた規則に従って更新する。したがって、表示部19に表示される片道通過可能範囲を、動的に変化させることができるので、車両の駆動資源が尽きてしまう事態をより抑制することができる。
また変形例1によれば、更新によって片道通過可能範囲が変化した場合に、表示部19の表示及び音声出力部20の音声出力を用いて通知するので、車両の駆動資源が尽きてしまう事態をより抑制することができる。なお、制御部12は、更新によって片道通過可能範囲が変化した場合に、表示部19の表示及び音声出力部20の音声出力の両方を用いるのではなく、表示部19の表示または音声出力部20の音声出力を用いて通知してもよい。
また以上の説明では片道通過可能範囲について説明したが、往復通過可能範囲についても同様に構成されてもよい。つまり、制御部12は、往復通過可能範囲の表示を予め定められた規則に従って更新し、当該更新によって往復通過可能範囲が変化した場合に、表示部19の表示及び音声出力部20の音声出力の少なくともいずれか一方を用いて通知してもよい。
<変形例2>
実施の形態2の変形例2では、制御部12は、片道通過可能範囲の外周線、または、片道通過可能範囲内の道路を用いて、片道通過可能範囲を表示部19に表示させるように構成されている。
図7は、変形例2に係るナビゲーション装置1aの動作を示すフローチャートである。
まずステップS21にて、制御部12は、片道通過可能範囲を表示するか否かを確認するための画面、つまり表示確認画面を表示部19に表示させる。
ステップS22にて、制御部12は、片道通過可能範囲の表示の実行が、ユーザの操作によって入力部16に入力されたか否かを判定する。片道通過可能範囲の表示の実行が入力された場合には、処理がステップS23に進み、片道通過可能範囲の表示の実行が入力されなかった場合には、図7の処理が終了する。
ステップS23にて、制御部12は、片道通過可能範囲の外周線、及び、片道通過可能範囲内の道路のどちらの態様で表示するかを選択するための画面、つまり表示態様選択画面を表示部19に表示させる。
ステップS24にて、制御部12は、ユーザの操作によってどの表示態様が入力部16に入力されたかを判定する。外周線が入力された場合には処理がステップS25に進み、道路が入力された場合には処理がステップS26に進む。なお、外周線及び道路のいずれも入力されなかった場合には、片道通過可能範囲を表示させずに図7の処理が終了してもよい。
ステップS25にて、制御部12は、図8に示すように片道通過可能範囲の外周線26−1を用いて、片道通過可能範囲を表示部19に表示させる。その後、図7の処理が終了する。なお、ここでは外周線26−1は、多角形の形状を有しているが、曲線の形状を有してもよい。
ステップS26にて、制御部12は、図9に示すように片道通過可能範囲内の道路26−2を用いて、片道通過可能範囲を表示部19に表示させる。その後、図7の処理が終了する。
以上のような変形例2に係るナビゲーション装置1aによれば、片道通過可能範囲の外周線、または、片道通過可能範囲内の道路を用いて、片道通過可能範囲を表示する。このため、ユーザの好みに応じた表示態様で片道通過可能範囲を表示することができる。
なお、以上の説明では片道通過可能範囲について説明したが、往復通過可能範囲についても同様に構成されてもよい。つまり、制御部12は、往復通過可能範囲の外周線、または、往復通過可能範囲内の道路を用いて、往復通過可能範囲を表示部19に表示させてもよい。
<変形例3>
実施の形態2の変形例3では、制御部12は、GPS受信機15で検出された現在位置と、片道通過可能範囲の外周線との間の距離が予め定められた閾値以下である場合に、表示部19の表示及び音声出力部20の音声出力の少なくともいずれか一方を用いて警告するように構成されている。なお、予め定められた閾値は、例えば200m〜500mの距離であり、ユーザによって適宜変更可能となっている。
図10は、変形例3に係るナビゲーション装置1aの動作を示すフローチャートである。なお、図10の動作(処理)は、片道通過可能範囲を表示する場合に行われる。
まずステップS31にて、制御部12は、表示による警告を行うか否かを確認するための画面、つまり表示における警告確認画面を表示部19に表示させる。
ステップS32にて、表示による警告を行うか否かが、ユーザの操作によって入力部16に入力される。
ステップS33にて、制御部12は、音声出力による警告を行うか否かを確認するための画面つまり音声出力における警告確認画面を表示部19に表示させる。
ステップS34にて、音声出力による警告を行うか否かが、ユーザの操作によって入力部16に入力される。
ステップS35にて、制御部12は、これまでの設定の内容に問題がないかについての確認をユーザに促すための確認画面を表示部19に表示させる。
ステップS36にて、制御部12は、ユーザの操作によって問題なしと入力部16に入力されたかを判定する。問題なしと入力された場合には処理がステップS37に進み、問題がありと入力された場合には処理がステップS31に戻る。
ステップS37にて、制御部12は、GPS受信機15で検出された現在位置と、片道通過可能範囲の外周線との間の距離が予め定められた閾値以下であるか否かを判定する。上記距離が予め定められた閾値よりも大きい場合には、ステップS37が再度行われ、上記距離が予め定められた閾値以下である場合には、処理がステップS38に進む。
ステップS38にて、制御部12は、ステップS32で表示による警告を行うことが入力されていた場合には、表示部19の表示を用いて警告し、ステップS34で音声出力による警告を行うことが入力されていた場合には音声出力部20の音声出力を用いて警告する。その後、図10の処理が終了する。
以上のような変形例3に係るナビゲーション装置1aによれば、車両の現在位置と、片道通過可能範囲の外周線との間の距離が予め定められた閾値以下である場合に、表示部19の表示及び音声出力部20の音声出力の少なくともいずれか一方を用いて警告する。これにより、車両の駆動資源が尽きてしまう事態をより抑制することができる。
なお、以上の説明では片道通過可能範囲について説明したが、往復通過可能範囲についても同様に構成されてもよい。つまり、制御部12は、GPS受信機15で検出された現在位置と、往復通過可能範囲の外周線との間の距離が予め定められた閾値以下である場合に、表示部19の表示及び音声出力部20の音声出力の少なくともいずれか一方を用いて警告してもよい。
<変形例4>
実施の形態2の変形例4では、制御部12は、車両がその車両に最大限蓄えられた駆動資源を消費して往復通過可能範囲内の補給可能箇所から走行可能な範囲である付加範囲と、往復通過可能範囲とを表示部19に表示させるように構成されている。以下では、制御部12は、車両が目的地で駆動資源を補給可能であると判定しなかった場合に、付加範囲と往復通過可能範囲とを表示部19に表示させるように構成されているとして説明する。
ここで、付加範囲を求める一例について説明する。まず、制御部12は、車両がその車両に最大限蓄えられた駆動資源を消費して走行可能な最大走行可能距離を求める。そして、制御部12は、往復通過可能範囲内の補給可能箇所から、最大走行可能距離の半分だけ走行して到達可能な複数の地点を、地図から網羅的に求める。それから、制御部12は、当該求めた複数の地点のうち外側に位置するいくつかの地点を閉じた線で結び、それによって画定される範囲を付加範囲として求める。
図11は、車両の周辺に建物などの障害物がなく、車両が任意の方向に走行できると仮定したときの往復通過可能範囲29及び付加範囲30の一例を示す図である。図11では、参考のため、2つの異なる補給可能箇所31として補給可能箇所31a,31bが示され、2つの付加範囲30として付加範囲30a,30bが示されている。この場合、付加範囲30aは、往復通過可能範囲29内の補給可能箇所31aを中心とし、最大走行可能距離の半分を半径とする円状の範囲となる。付加範囲30bも、付加範囲30aと同様である。なお、制御部12によって求められる付加範囲30には、図11の円状の範囲から、車両の向き、及び、道路の形状及び種類に起因して多少変形された略円状の範囲も含まれる。
以上のような変形例4に係るナビゲーション装置1aによれば、制御部12は、車両が目的地で駆動資源を補給可能であると判定しなかった場合に、付加範囲と、往復通過可能範囲とを表示部19に表示する。これにより、車両の駆動資源が尽きてしまう事態を抑制することができる。
なお、図示しないが、制御部12は、車両が、車両に最大限蓄えられた駆動資源を消費して付加範囲内の補給可能箇所から走行可能な範囲を、別の付加範囲として表示してもよい。そして、制御部12は、このような付加範囲を連鎖的に求めて表示部19に表示させてもよい。また、制御部12は、片道通過可能範囲を表示するための制御機能を有さずに、往復通過可能範囲及び付加範囲を表示するための制御機能を有するように構成されてもよい。
<その他の変形例>
上述した表示制御装置における取得部11及び制御部12を、以下「取得部11等」と記す。取得部11等は、図12に示す処理回路81により実現される。すなわち、処理回路81は、地図データと、移動体の現在位置及び目的地と、移動体に蓄えられた駆動資源を消費して移動体が移動可能な移動可能距離とを取得する取得部と、取得部で取得された地図データ、現在位置、目的地及び移動可能距離に基づいて、移動体が現在位置を出発して目的地に到着するまでに通過可能な範囲である第1通過可能範囲を表示部に表示させる制御部と、を備える。処理回路81には、専用のハードウェアが適用されてもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサが適用されてもよい。プロセッサには、例えば、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)などが該当する。
処理回路81が専用のハードウェアである場合、処理回路81は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。取得部11等の各部の機能それぞれは、処理回路を分散させた回路で実現されてもよいし、各部の機能をまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
処理回路81がプロセッサである場合、取得部11等の機能は、ソフトウェア等との組み合わせにより実現される。なお、ソフトウェア等には、例えば、ソフトウェア、ファームウェア、または、ソフトウェア及びファームウェアが該当する。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリ83に格納される。図13に示すように、処理回路81に適用されるプロセッサ82は、メモリ83に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、表示制御装置は、処理回路81により実行されるときに、地図データと、移動体の現在位置及び目的地と、移動体に蓄えられた駆動資源を消費して移動体が移動可能な移動可能距離とを取得するステップと、取得された地図データ、現在位置、目的地及び移動可能距離に基づいて、移動体が現在位置を出発して目的地に到着するまでに通過可能な範囲である第1通過可能範囲を表示部に表示するステップと、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ83を備える。換言すれば、このプログラムは、取得部11等の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ83は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、そのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、取得部11等の各機能が、ハードウェア及びソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、取得部11等の一部を専用のハードウェアで実現し、別の一部をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、取得部11についてはレシーバなどの専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、それ以外についてはプロセッサ82としての処理回路81がメモリ83に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、処理回路81は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
また、以上で説明した表示制御装置は、PND(Portable Navigation Device)などのナビゲーション装置と、携帯電話、スマートフォン及びタブレットなどの携帯端末を含む通信端末と、これらにインストールされるアプリケーションの機能と、サーバとを適宜に組み合わせてシステムとして構築される表示制御システムにも適用することができる。この場合、以上で説明した表示制御装置の各機能あるいは各構成要素は、前記システムを構築する各機器に分散して配置されてもよいし、いずれかの機器に集中して配置されてもよい。その一例として、表示制御装置は、図1の表示部19を備えていてもよい。
図14は、本変形例に係るサーバ51の構成を示すブロック図である。図14のサーバ51は、通信部51aと制御部51bとを備えており、車両52のナビゲーション装置53と無線通信を行うことが可能となっている。
取得部である通信部51aは、ナビゲーション装置53と無線通信を行うことにより、ナビゲーション装置53で取得された地図データ、車両の現在位置、目的地及び走行可能距離を受信する。
制御部51bは、サーバ51の図示しないプロセッサなどが、サーバ51の図示しないメモリに記憶されたプログラムを実行することにより、図1の制御部12と同様の機能を有している。つまり、制御部51bは、通信部51aで受信された地図データ、車両の現在位置、目的地及び走行可能距離に基づいて、片道通過可能範囲を求める。そして、通信部51aは、求めた片道通過可能範囲をナビゲーション装置53に送信する。
このように構成されたサーバ51によれば、例えば、ナビゲーション装置53が、表示機能と、サーバ51との通信機能としか有さなくても、実施の形態1で説明した表示制御装置1と同様の効果を得ることができる。
図15は、本変形例に係る通信端末56の構成を示すブロック図である。図15の通信端末56は、通信部51aと同様の通信部56aと、制御部51bと同様の制御部56bとを備えており、車両57のナビゲーション装置58と無線通信を行うことが可能となっている。なお、通信端末56には、例えば車両57の運転者が携帯する携帯電話機、スマートフォン、及びタブレットなどの携帯端末が適用される。このように構成された通信端末56によれば、例えば、ナビゲーション装置58が、表示機能と、通信端末56との通信機能としか有さなくても、実施の形態1で説明した表示制御装置1と同様の効果を得ることができる。以上のことは、変形例4で説明したナビゲーション装置1a等についても同様である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態及び各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態及び各変形例を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
本発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての態様において、例示であって、本発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、本発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 表示制御装置、1a ナビゲーション装置、11 取得部、12 制御部、19 表示部、26a,26b,26c 片道通過可能範囲、27 現在位置、28 目的地、29 往復通過可能範囲、30 付加範囲。

Claims (10)

  1. 駆動資源を消費して移動する移動体とともに移動可能な表示部を制御する表示制御装置であって、
    地図データと、前記移動体の現在位置及び目的地と、前記移動体に蓄えられた前記駆動資源を消費して前記移動体が移動可能な移動可能距離とを取得する取得部と、
    前記取得部で取得された前記地図データ、前記現在位置、前記目的地及び前記移動可能距離に基づいて、前記移動体が前記現在位置を出発して前記目的地に到着するまでに通過可能な範囲である第1通過可能範囲を前記表示部に表示させる制御部と
    を備え
    前記制御部は、
    前記移動体が前記目的地で前記駆動資源を補給可能であると判定した場合に、前記第1通過可能範囲を前記表示部に表示させ、
    前記移動体が前記目的地で前記駆動資源を補給可能であると判定しなかった場合に、前記取得部で取得された前記地図データ、前記現在位置及び前記移動可能距離に基づいて、前記移動体が前記現在位置を出発して出発時の前記現在位置に戻るまでに通過可能な範囲である第2通過可能範囲を前記表示部に表示させる、表示制御装置。
  2. 請求項に記載の表示制御装置であって、
    前記地図データは、前記駆動資源の補給可能箇所を含み、
    前記制御部は、
    前記移動体が前記目的地で前記駆動資源を補給可能であると判定しなかった場合に、前記移動体が、前記移動体に最大限蓄えられた前記駆動資源を消費して前記第2通過可能範囲内の前記補給可能箇所から移動可能な範囲と、前記第2通過可能範囲とを前記表示部に表示させる、表示制御装置。
  3. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記取得部は、前記移動可能距離を随時取得し、
    前記制御部は、前記第1通過可能範囲の表示を予め定められた規則に従って更新する、表示制御装置。
  4. 請求項に記載の表示制御装置であって、
    前記制御部は、
    更新によって前記第1通過可能範囲が変化した場合に、前記表示部の表示を用いて通知する、表示制御装置。
  5. 請求項に記載の表示制御装置であって、
    前記制御部は、
    音声出力部を制御可能であり、かつ、
    更新によって前記第1通過可能範囲が変化した場合に、前記表示部の表示、及び、前記音声出力部の音声出力の少なくともいずれか一方を用いて通知する、表示制御装置。
  6. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記第1通過可能範囲に加えて、前記現在位置及び前記目的地を前記表示部に表示させる、表示制御装置。
  7. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記第1通過可能範囲の外周線、または、前記第1通過可能範囲内の道路を用いて、前記第1通過可能範囲を前記表示部に表示させる、表示制御装置。
  8. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記取得部で取得された前記現在位置と、前記第1通過可能範囲の外周線との間の距離が予め定められた閾値以下である場合に、前記表示部の表示を用いて警告する、表示制御装置。
  9. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記制御部は、
    音声出力部を制御可能であり、かつ、
    前記取得部で取得された前記現在位置と、前記第1通過可能範囲の外周線との間の距離が予め定められた閾値以下である場合に、前記表示部の表示、及び、前記音声出力部の音声出力の少なくともいずれか一方を用いて警告する、表示制御装置。
  10. 駆動資源を消費して移動する移動体とともに移動可能な表示部を制御する表示制御方法であって、
    地図データと、前記移動体の現在位置及び目的地と、前記移動体に蓄えられた前記駆動資源を消費して前記移動体が移動可能な移動可能距離とを取得し、
    取得された前記地図データ、前記現在位置、前記目的地及び前記移動可能距離に基づいて、前記移動体が前記現在位置を出発して前記目的地に到着するまでに通過可能な範囲である第1通過可能範囲を前記表示部に表示し、
    前記移動体が前記目的地で前記駆動資源を補給可能であると判定した場合に、前記第1通過可能範囲を前記表示部に表示し、
    前記移動体が前記目的地で前記駆動資源を補給可能であると判定しなかった場合に、取得された前記地図データ、前記現在位置及び前記移動可能距離に基づいて、前記移動体が前記現在位置を出発して出発時の前記現在位置に戻るまでに通過可能な範囲である第2通過可能範囲を前記表示部に表示する、表示制御方法。
JP2018562818A 2017-01-20 2017-01-20 表示制御装置及び表示制御方法 Active JP6494894B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/001849 WO2018134958A1 (ja) 2017-01-20 2017-01-20 表示制御装置及び表示制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6494894B2 true JP6494894B2 (ja) 2019-04-03
JPWO2018134958A1 JPWO2018134958A1 (ja) 2019-04-04

Family

ID=62907990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018562818A Active JP6494894B2 (ja) 2017-01-20 2017-01-20 表示制御装置及び表示制御方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6494894B2 (ja)
WO (1) WO2018134958A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020209017A1 (ja) * 2019-04-12 2020-10-15 住友電気工業株式会社 表示方法、表示装置、表示システム、及びコンピュータプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5879900B2 (ja) * 2011-10-12 2016-03-08 トヨタ自動車株式会社 情報提供装置
JP2014016324A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Toyota Motor Corp 車両の運行支援装置、運行支援システム及び運行支援方法
JP6694242B2 (ja) * 2015-04-23 2020-05-13 株式会社 ミックウェア 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2018134958A1 (ja) 2019-04-04
WO2018134958A1 (ja) 2018-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8332140B2 (en) Method and apparatus for efficiently using a battery in a smartphone having a navigation system
JP2009533693A (ja) タスクリストのタスクを完了するためにユーザに通告を与えるコンピュータシステム及び方法
US20160076906A1 (en) Navigation system with destination action mechanism and method of operation thereof
CN106662457B (zh) 目的地推测系统及目的地推测方法
KR102523185B1 (ko) 안전한 복귀 범위의 결정 방법 및 시스템
JP2007139573A (ja) ナビゲーション装置
JP6494894B2 (ja) 表示制御装置及び表示制御方法
WO2018078717A1 (ja) 走行経路推定装置及び走行経路推定方法
JP2018179760A (ja) ナビゲーション装置及びプログラム
JP2017133954A (ja) 出力制御装置及び出力制御方法
JP5890187B2 (ja) ナビゲーション装置、ソフトウェア更新プログラム、更新方法
US8543326B2 (en) Navigation system with orientation mechanism and method of operation thereof
JP5654336B2 (ja) ナビゲーションシステムを有するスマートフォン内のバッテリを効率的に使用するための方法および装置
JP5905071B2 (ja) ナビゲーション装置およびサーバ装置
JP6625282B2 (ja) 通知制御装置及び通知制御方法
US11002554B2 (en) Navigation system with customization mechanism and method of operation thereof
JP2019194536A (ja) 走行支援装置及び走行支援方法
JP2020118652A (ja) 経路探索方法、ナビゲーション方法、ナビゲーションシステム、移動体、プログラム、及び経路探索用学習方法
JP2017142191A (ja) 案内経路提示装置および案内経路の設定方法
JP5732761B2 (ja) 情報提供装置および情報提供方法
WO2016147931A1 (ja) 経路探索装置
JP2012013428A (ja) ナビゲーション装置
US20220018673A1 (en) Choice modeling for pickup map display content
JP2017049156A (ja) 車両誘導装置及び車両誘導方法
JP6272144B2 (ja) ナビゲーションシステムおよび経路探索方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190108

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190108

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190108

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6494894

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250