JP6492705B2 - 無線通信システムを搭載した車両およびワイヤレス作動エリア測定方法 - Google Patents
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Description
また、本発明は、車両に搭載された無線通信システムが実行するワイヤレス作動エリアを測定する方法であって、無線通信システムは、通信電波を送信する送信機と、ワイヤレス作動エリア内に存在する送信機が送信する通信電波を受信する受信機と、通信電波にノイズ成分を付与するノイズ電波を発生させる電波発生機とを備え、電波発生機から一定のノイズ電波を発生させて、車両周辺における縮小されたワイヤレス作動エリアを算出し、ノイズ電波の出力に応じて縮小されたワイヤレス作動エリアを拡大させることで、無線通信システム本来の受信機が通信電波を受信することができるワイヤレス作動エリアを算出する、ことを特徴とする。
また、この本発明のワイヤレス作動エリア測定方法によれば、車両に搭載される無線通信システム本来のワイヤレス作動エリアを直接測定するスペースを確保できなくても、間接的にワイヤレス作動エリアを測定することが可能となる。
本発明では、ノイズ電波を発生させる装置を用いる。このノイズ電波は、無線通信システムを構成する送信機と受信機との間で送受信される電波にノイズ成分を付与する作用を有する。従って、ノイズ電波を発生させることにより、受信機における通信電波の受信強度を小さくさせたり、通信電波のS/N比を低下させたりすることができる。つまり、受信機の受信感度を擬似的に抑圧させることができる。これにより、無線通信システムにおけるワイヤレス作動エリアを縮小させることができる。
まず、本発明の車両に搭載される無線通信システムの構成例を、簡単に説明する。なお、本実施形態では、無線通信システムが、車両ドアの施錠/解錠を目的としたドアロックシステムに利用される場合を一例に挙げて、ワイヤレス作動エリアの縮小方法を説明する。
本発明のドアロックシステムに利用される無線通信システムにおける制御の一例を説明する。
本発明では、ノイズ電波を発生させる電波発生機30を用いて、送信機10と受信機20との間で無線通信される通信電波にノイズ成分を付与する。通信電波にノイズ成分を付与することにより、受信機20における通信電波の受信強度を小さくさせたり、通信電波のS/N比を低下させたりすることができる。つまり、受信機20の受信感度を擬似的に抑圧させることができる。従って、ノイズ電波を発生させた時に測定したワイヤレス作動エリアは、ノイズ電波を発生させていない時に測定したワイヤレス作動エリアよりも、ノイズ電波の内容(周波数や出力レベル)に応じて縮小されることになる。これにより、無線通信システムにおけるワイヤレス作動エリアを縮小することができる。
次に、上述した本発明の一実施形態に係る無線通信システムが行うワイヤレス作動エリアの縮小方法を利用した実施例を、図面を参照して説明する。
上述した無線通信システムにおけるワイヤレス作動エリアを容易に測定する実施例以外の応用例を説明する。この応用例では、車両の所有者や使用者などによる無線通信システム本来のワイヤレス作動エリアを変更したい、という要望に対応させることができる例である。
上述した本実施形態に係る無線通信システムを搭載した車両では、ノイズ電波を発生させる電波発生機30を用いて、送信機10と受信機20との間で送受信される通信電波にノイズ成分を付与する。これにより、送信機10や受信機20をハードウェア的またはソフトウェア的に変更することなく、無線通信システムを構成する受信機20のワイヤレス作動エリアを容易に縮小することができる。
10 送信機
11 送信部
12 記憶部
20 受信機
21 受信部
22 記憶部
23 照合部
30 電波発生機
Claims (1)
- 車両に搭載された無線通信システムが実行するワイヤレス作動エリアを測定する方法であって、
前記無線通信システムは、
通信電波を送信する送信機と、
ワイヤレス作動エリア内に存在する前記送信機が送信する通信電波を受信する受信機と、
前記通信電波にノイズ成分を付与するノイズ電波を発生させる電波発生機とを備え、
前記電波発生機から前記受信機における前記通信電波のS/N比が低下する量が既知であるノイズ電波を発生させて、車両周辺における縮小されたワイヤレス作動エリアを算出し、
前記ノイズ電波によって低下する前記S/N比の量に応じて前記縮小されたワイヤレス作動エリアを拡大させることで、前記無線通信システム本来の前記受信機が前記通信電波を受信することができるワイヤレス作動エリアを算出する、
ワイヤレス作動エリア測定方法。
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