JP6488908B2 - 車両ワイパ及びウォッシャノズル - Google Patents

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本発明は、ワイパアームに固定されたウォッシャノズルと、ウォッシャノズルを備えた車両ワイパに関するものである。
従来から車両には、払拭面に洗浄液を噴射するためのウォッシャノズルが備えられている。そして、ウォッシャノズルとしては、ワイパアームに固定されて車両ワイパの一部を構成するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−261396号公報
ところで、上記のような車両ワイパのウォッシャノズルは、ワイパアームに固定されるために走行風に晒され、特に寒冷地においては寒冷空気が吹き付けられて、ウォッシャノズルの流路内に残留した洗浄液が凍結し易いという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、凍結した洗浄液を効率良く溶かすことができる車両ワイパ及びウォッシャノズルを提供することにある。
上記課題を解決する車両ワイパは、ワイパアームの外側に固定され、給送された洗浄液を、流路を介して噴射口に案内して該噴射口から払拭面に噴射するためのウォッシャノズルを備えた車両用ワイパであって、前記ウォッシャノズルは、前記ワイパアームと前記流路との間の位置に配置されたヒータと、前記ヒータが収容されるヒータ収容部と、前記払拭面側に開口して形成されたチップ収容部とを有するノズルボディと、前記チップ収容部に収容保持された状態で前記チップ収容部の内側面と前記流路を構成する流路凹部を有するノズルチップと、を有し、前記ノズルチップは、前記チップ収容部に収容保持された状態で前記流路凹部が前記ヒータ側に開口する。
同構成によれば、ウォッシャノズルは、ヒータを有するため、例えば、噴射口に付着した洗浄液や噴射口に至る流路内の洗浄液が凍結してもその凍結した洗浄液をヒータが発熱した熱によって溶かすことができる。しかも、ヒータは、ワイパアームと流路との間の位置に配置されるため、ヒータが流路の外側に配置された場合に比べて、ヒータの熱が外部に奪われ難くなり、ウォッシャノズル内の凍結した洗浄液を効率良く溶かすことができる。
上記車両ワイパにおいて、前記ヒータは、PTCヒータであることが好ましい。
同構成によれば、前記ヒータは、PTCヒータであるため、特に複雑な制御を必要とせずに過剰に発熱してしまうことを抑えることができる。
上記車両ワイパにおいて、前記ウォッシャノズルは、前記ヒータを保持した状態で前記ヒータ収容部に挿入され、該ヒータ収容部の開口を塞ぐヒータ保持挿入部材を備えることが好ましい。
同構成によれば、ウォッシャノズルは、ヒータ収容部が形成されたノズルボディと、ヒータを保持した状態でヒータ収容部に挿入され、該ヒータ収容部の開口を塞ぐヒータ保持挿入部材とを備えるため、ヒータをノズルボディに容易に組み付けることができる。又、ヒータ収容部の開口が塞がれるため、ヒータが露出したものに比べて、ヒータの熱が更に外部に奪われ難くなり、更に効率良くウォッシャノズル内の凍結した洗浄液を溶かすことができる。
上記課題を解決するウォッシャノズルは、ワイパアームの外側に固定され、給送された洗浄液を、流路を介して噴射口に案内して該噴射口から払拭面に噴射するためのウォッシャノズルであって、前記ワイパアームと前記流路との間の位置に配置されるヒータと、前記ヒータが収容されるヒータ収容部と、前記払拭面側に開口して形成されたチップ収容部とを有するノズルボディと、前記チップ収容部に収容保持された状態で前記チップ収容部の内側面と前記流路を構成する流路凹部を有するノズルチップと、を有し、前記ノズルチップは、前記チップ収容部に収容保持された状態で前記流路凹部が前記ヒータ側に開口する。
同構成によれば、ウォッシャノズルは、ヒータを有するため、例えば、ウォッシャノズルの流路内の洗浄液が凍結してもその凍結した洗浄液をヒータが発熱した熱によって溶かすことができる。しかも、ヒータは、ワイパアームと流路との間の位置に配置されるため、ヒータが流路の外側に配置された場合に比べて、ヒータの熱が外部に奪われ難くなり、ウォッシャノズル内の凍結した洗浄液を効率良く溶かすことができる。
本発明の車両ワイパ及びウォッシャノズルでは、凍結した洗浄液を効率良く溶かすことができる。
一実施形態における車両用ワイパとその動作を説明するための模式図。 一実施形態におけるリテーナの先端側と先端側ウォッシャノズルの斜視図。 一実施形態におけるリテーナの先端側と先端側ウォッシャノズルの底面図。 一実施形態におけるリテーナの先端側と先端側ウォッシャノズルの断面図。 図3におけるA−A線に沿った断面図。
以下、車両用ワイパの一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示すように、車両用ワイパ1は、車両のウインドガラスGの車室外側の面である払拭面Gaを払拭するためのものであり、運転席側(図1中、左側)と助手席側(図1中、右側)とにそれぞれ設けられている。
車両用ワイパ1は、ワイパアーム2と、該ワイパアーム2に連結されるワイパブレード3とを備えている。
ワイパアーム2は、図示しないモータの駆動力によって往復回動されるピボット軸(図示略)に固定され該ピボット軸と一体回動する長尺状のアームヘッド5と、該アームヘッド5の長手方向先端部に幅方向に沿った軸中心で回動可能に連結されるとともに付勢機構(図示略)により先端側が払拭面Ga側に付勢される長尺状のリテーナ6とを備える。そして、リテーナ6の長手方向先端部には、払拭面Gaを払拭するためのワイパブレード3が連結されている。
図2及び図3に示すように、リテーナ6は、それぞれ長手直交方向の断面形状が略コ字状であって、払拭面Gaと対向する下方側(裏面側)が開口した長尺状に形成されている。
そして、図1に示すように、車両用ワイパ1は、リテーナ6の長手方向中間部の内部に、払拭面Gaに洗浄液を噴射するための中間ウォッシャノズル8を備えている。中間ウォッシャノズル8は、車両に搭載された状態で、前記ワイパブレード3よりも車両用ワイパ1の復動方向側(下方側であって、ホームポジション側)に配置され、車両用ワイパ1の主に復動時に洗浄液が送給されるものであって、送給された洗浄液を払拭面Gaの復動方向エリアZ1に噴射するためのものである。
又、車両用ワイパ1は、リテーナ6の長手方向先端側(以下、単に先端側という)の外側に、払拭面Gaに洗浄液を噴射するためのウォッシャノズルとしての先端側ウォッシャノズル9を備えている。先端側ウォッシャノズル9は、車両に搭載された状態で、ワイパブレード3よりも車両用ワイパ1の往動方向側(上方側であって、払拭終端側、即ち中間ウォッシャノズル8とは反対側)に配置され、車両用ワイパ1の主に往動時に洗浄液が送給されるものであって、送給された洗浄液を払拭面Gaの往動方向エリアZ2に噴射するためのものである。
詳しくは、図1及び図2に示すように、リテーナ6は、その先端側が基端側に対して略平行で前記往動方向側にシフトした位置となるようにクランク状の屈曲部6aを有し、その先端側の先端部には、ワイパブレード3を連結するためのブレード連結部6bが形成されている。即ち、リテーナ6のブレード連結部6bは、リテーナ6の基端側に対してワイパブレード3側にシフトした位置に配置され、ワイパブレード3の長手方向に沿って延びている。
又、図3及び図4に示すように、リテーナ6の先端側における一方の(前記往動方向側の)側壁6cには、ノズル取付孔6dが形成されている。又、ノズル取付孔6dと幅方向に対向する位置の他方の側壁6eには、一対のノズル支持孔6fが形成されている。又、リテーナ6において前記ノズル取付孔6dよりも基端側には、流入筒部用切り欠き部6gが形成されている。
一方、図3及び図4に示すように、先端側ウォッシャノズル9は、外観を構成するノズルボディ11と、該ノズルボディ11内に収容保持されるノズルチップ12と、同じくノズルボディ11内に収容保持されるヒータ保持挿入部材13と、該ヒータ保持挿入部材13に保持された状態でノズルボディ11内に収容保持されるヒータ14とを有する。
ノズルボディ11は、本体部11aと、該本体部11aの長手方向先端側(図3及び図4中、左側)から(本体部11aの長手方向の直交方向に)突出した固定部11bと、本体部11aの長手方向基端側(図3及び図4中、右側)から前記固定部11bに対して離間していく方向に斜めに突出した流入筒部11cとを有する。
固定部11bは、その両側に基端側斜め外側に延びて、更に基端側斜め内側に屈曲して延び、更に基端側に延びる係合爪11dを有し、ノズルボディ11は、その固定部11bがリテーナ6のノズル取付孔6dに挿入されて、前記係合爪11dがノズル取付孔6dに係合することでリテーナ6に固定されている。又、固定部11bの先端部には、前記一対のノズル支持孔6fに嵌る一対の支持凸部11eが形成され、該支持凸部11eがノズル支持孔6fに嵌ることで、ノズルボディ11のリテーナ6に対するがたつきが抑えられている。尚、支持凸部11eがノズル支持孔6fに嵌ることで、リテーナ6の一方の側壁6cと他方の側壁6eとがノズルボディ11(固定部11b)によって連結されることになり、リテーナ6の強度も向上される。又、ノズルボディ11がリテーナ6に固定された状態では、流入筒部11cは、前記流入筒部用切り欠き部6gを通ってリテーナ6の内部に配置される。
図4に示すように、流入筒部11cは、その内部に流入通路11fが形成され、その先端には、リテーナ6の内部に配策されたホース21(図4中、模式的に破線で図示)が接続される。
又、本体部11aには、前記流入通路11fと連通するチップ収容部11gが形成されている。チップ収容部11gは、本体部11aの長手方向に沿って長く形成されるとともに、前記払拭面Ga側に開口して形成されている。
又、本実施形態の本体部11aには、チップ収容部11gの内側面であってリテーナ6の先端方向の面から外部に貫通する噴射口11hが形成されている。
ノズルチップ12は、略直方体形状に形成され、チップ収容部11gの開口から圧入されて該チップ収容部11gに収容保持される。このノズルチップ12には、前記リテーナ6側(前記流入通路11f側)に開口した流路凹部12aが長手方向に沿って形成され、該流路凹部12aは、ノズルチップ12がチップ収容部11gに収容保持された状態で該チップ収容部11gの内側面とともに流路22を構成する。又、ノズルチップ12には、前記流路凹部12aの一部から前記払拭面Ga側(図4中、紙面手前側)に貫通する長手方向に一対の噴射口12b,12cが形成されている。これにより、前記流入通路11fから給送された洗浄液は、流路22を介して前記噴射口11h,12b,12cに案内されて該噴射口11h,12b,12cから払拭面Gaに噴射されることになる。
又、図4に示すように、先端側ウォッシャノズル9は、前記リテーナ6(ワイパアーム2)と前記流路22との間の位置に配置されたヒータ14を有する。
詳しくは、前記ノズルボディ11の本体部11aには、ヒータ収容部11jが形成されている。ヒータ収容部11jは、本体部11aの外側(幅方向外側寄り)に配置された前記チップ収容部11gと前記リテーナ6(一方の側壁6c)との間に前記チップ収容部11gに沿って長く形成されるとともに、前記払拭面Ga側に開口して形成されている。又、ヒータ収容部11jの基端側には、リテーナ6側に開口する切り欠き部11kが形成されている。
そして、先端側ウォッシャノズル9は、ヒータ14を保持した状態で前記ヒータ収容部11jに挿入され、該ヒータ収容部11jの開口を塞ぐヒータ保持挿入部材13を有する。本実施形態のヒータ14は、温度が上昇するに伴い電気抵抗が増大して一定の温度を保つPTCヒータ(正温度係数特性を有するヒータ)、例えば、正温度係数サーミスタである。
図4及び図5に示すように、ヒータ保持挿入部材13は、前記ヒータ収容部11jの基端側及び前記切り欠き部11kに圧入される基端部13a(図4参照)と、基端部13aから延びる一対の腕部13b(図5参照)とを有する。一対の腕部13bは、ヒータ保持挿入部材13がヒータ収容部11jに挿入される方向(前記払拭面Gaと直交する方向)に一対並んで形成され、その間にヒータ14が保持可能とされている。ヒータ14の配線は、前記基端部13aに保持された配線25に電気的に接続され、該配線25は、前記流入筒部用切り欠き部6gを介して前記流入筒部11c及び前記ホース21に沿うようにリテーナ6の内部に配策され、ワイパアーム2の基端側(アームヘッド5)から車両の図示しない電源装置に接続される。
上記のように構成された車両用ワイパ1の作用について説明する。
例えば、運転席に設けられたウォッシャスイッチが操作されると、モータの駆動力によってピボット軸が往復回動され、車両用ワイパ1が往復回動(揺動)される。この車両用ワイパ1の往動時には、ウォッシャポンプからホース21を介して先端側ウォッシャノズル9に洗浄液が送給され、先端側ウォッシャノズル9(その噴射口11h,12b,12c)から前記往動方向エリアZ2に洗浄液が噴射される。又、車両用ワイパ1の復動時には、ウォッシャポンプからホース21とは別系統の図示しないホースを介して中間ウォッシャノズル8に洗浄液が送給され、中間ウォッシャノズル8(その噴射口)から前記復動方向エリアZ1に洗浄液が噴射される。これにより、往動時であっても復動時であっても払拭方向に応じてワイパブレード3の払拭方向前方に洗浄液が噴射された払拭面Gaが車両用ワイパ1のワイパブレード3に迅速に払拭されることになり、払拭面Gaが良好に洗浄される。
また、先端側ウォッシャノズル9は、ワイパアーム2(リテーナ6)の外側(側壁6cの外側面)に露出して固定されているため、走行風に晒され、特に寒冷地においては寒冷空気が吹き付けられて、先端側ウォッシャノズル9の流路22内に残留した洗浄液や噴射口11h,12b,12cに付着した水滴が凍結し易い。そして、噴射口11h,12b,12cや流路22内の洗浄液が凍結している場合、ヒータ14に電流を供給して発熱させると、その熱によって噴射口11h,12b,12cや流路22内の凍結した洗浄液が溶かされる。これにより、例えば、寒冷地等でも洗浄液が良好に噴射されて払拭面Gaが良好に洗浄される。
次に、上記実施の形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)先端側ウォッシャノズル9は、ヒータ14を有するため、例えば、噴射口11h,12b,12cや流路22内の洗浄液が凍結してもその凍結した洗浄液をヒータ14が発熱した熱によって溶かすことができる。しかも、ヒータ14は、ワイパアーム2(リテーナ6)の外部に露出して固定された先端側ウォッシャノズル9のワイパアーム2(リテーナ6の一方の側壁6cの外側面)と流路22(言い換えれば、チップ収容部11g)との間の位置に配置されるため、ヒータが流路22の外側(リテーナ6とは反対側)に配置された場合に比べて、ヒータ14の熱が外部に奪われ難くなり、先端側ウォッシャノズル9内の凍結した洗浄液を効率良く溶かすことができる。又、例えば、雪等を取り払うためのスクレイパが衝突しても、ヒータ14が流路22の外側に配置された場合に比べて、ヒータ14に外力が加わり難くなり、ヒータ14が壊れ難くなる。
(2)ヒータ14は、PTCヒータであるため、特に複雑な制御を必要とせずに過剰に発熱してしまうことを抑えることができる。その結果、簡単な構成で、先端側ウォッシャノズル9の損傷を抑えることができるとともに、低消費電力化を図ることができる。
(3)先端側ウォッシャノズル9は、ヒータ収容部11jが形成されたノズルボディ11と、ヒータ14を保持した状態でヒータ収容部11jに挿入され、該ヒータ収容部11jの開口を塞ぐヒータ保持挿入部材13とを備えるため、ヒータ14をノズルボディ11に容易に組み付けることができる。又、ヒータ収容部11jの開口が塞がれるため、ヒータ14が露出したものに比べて、ヒータ14の熱が更に外部に奪われ難くなり、更に効率良く先端側ウォッシャノズル9の流路22内の凍結した洗浄液を溶かすことができる。
(4)ヒータ収容部11jは、払拭面Ga側に開口するため、該開口とヒータ保持挿入部材13との境目(隙間)が外部から見え難くなり、意匠性を良好とすることができる。又、本実施形態では、ヒータ収容部11jは、ノズルチップ12が収容保持されるチップ収容部11gと同じ方向に開口するため、ノズルチップ12とヒータ保持挿入部材13との組み付け方向(挿入方向)が同じとなり、異なる方向に開口した場合に比べて、組み付け性が良好となる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ヒータ14は、PTCヒータであるとしたが、これに限定されず、他の種類のヒータに変更してもよい。
・上記実施形態では、先端側ウォッシャノズル9は、ヒータ収容部11jが形成されたノズルボディ11と、ヒータ14を保持した状態でヒータ収容部11jに挿入されるヒータ保持挿入部材13とを備えるとしたが、ワイパアーム2(リテーナ6)と流路22との間の位置にヒータが配置されれば、他の構成に変更してもよい。例えば、ヒータ保持挿入部材13を備えずに、ヒータが直接ヒータ収容部11jに配置された後にヒータ収容部11j内に封止材が充填されてヒータが封止された構成等に変更してもよい。
・上記実施形態では、ヒータ収容部11jは、払拭面Ga側に開口することで意匠性が良好であり、浸水し難い好ましい構成としたが、これに限定されず、例えば、払拭面Ga側とは反対側に開口するようにしてもよい。
・上記実施形態では、3つの噴射口11h,12b,12cを有した先端側ウォッシャノズル9としたが、噴射口は少なくとも1つ有していればよく、例えば、前記噴射口11hを有していないウォッシャノズルとしてもよい。
上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項3に記載の車両ワイパにおいて、前記ヒータ収容部は、前記払拭面側に開口したことを特徴とする車両ワイパ。
同構成によれば、ヒータ収容部は、前記払拭面側に開口するため、該開口とヒータ保持挿入部材との境目(隙間)が外部から見え難くなり、意匠性を良好とすることができる。
2…ワイパアーム、9…先端側ウォッシャノズル(ウォッシャノズル)、11…ノズルボディ、11h,12b,12c…噴射口、11j…ヒータ収容部、13…ヒータ保持挿入部材、14…ヒータ、22…流路、Ga…払拭面。

Claims (4)

  1. ワイパアームの外側に固定され、給送された洗浄液を、流路を介して噴射口に案内して該噴射口から払拭面に噴射するためのウォッシャノズルを備えた車両用ワイパであって、
    前記ウォッシャノズルは、
    前記ワイパアームと前記流路との間の位置に配置されたヒータと、
    前記ヒータが収容されるヒータ収容部と、前記払拭面側に開口して形成されたチップ収容部とを有するノズルボディと、
    前記チップ収容部に収容保持された状態で前記チップ収容部の内側面と前記流路を構成する流路凹部を有するノズルチップと、
    を有し、
    前記ノズルチップは、前記チップ収容部に収容保持された状態で前記流路凹部が前記ヒータ側に開口することを特徴とする車両ワイパ。
  2. 請求項1に記載の車両ワイパにおいて、
    前記ヒータは、PTCヒータであることを特徴とする車両ワイパ。
  3. 請求項1又は2に記載の車両ワイパにおいて、
    前記ウォッシャノズルは、前記ヒータを保持した状態で前記ヒータ収容部に挿入され、該ヒータ収容部の開口を塞ぐヒータ保持挿入部材を備えたことを特徴とする車両ワイパ。
  4. ワイパアームの外側に固定され、給送された洗浄液を、流路を介して噴射口に案内して該噴射口から払拭面に噴射するためのウォッシャノズルであって、
    前記ワイパアームと前記流路との間の位置に配置されるヒータと、
    前記ヒータが収容されるヒータ収容部と、前記払拭面側に開口して形成されたチップ収容部とを有するノズルボディと、
    前記チップ収容部に収容保持された状態で前記チップ収容部の内側面と前記流路を構成する流路凹部を有するノズルチップと、
    を有し、
    前記ノズルチップは、前記チップ収容部に収容保持された状態で前記流路凹部が前記ヒータ側に開口することを特徴とするウォッシャノズル。
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