JP6488755B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置10は、現像剤像形成手段の一例としての画像形成部12と、搬送手段の一例としての搬送部20と、定着装置30と、切換手段の一例としての本体ユニット80と、を有している。さらに、画像形成装置10は、画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部18を有している。
図1に示す画像形成部12は、使用するトナーを除いて同様の構成とされた4つの画像形成ユニット12Y、12M、12C、12Kを有している。なお、符号の添え字の「Y」はイエロートナー用、「M」はマゼンタトナー用、「C」はシアントナー用、「K」は黒(ブラック)トナー用であることを示している。
搬送部20は、一例として、第1搬送ロール22、第2搬送ロール24、第3搬送ロール26及び第4搬送ロール28を含んで構成されている。
次に、定着装置30について説明する。
図1に示す予備加熱部40は、フィルムPの搬送経路で第1搬送ロール22と第2搬送ロール24との間に配置されている。また、予備加熱部40は、一例として、6つのカーボンヒータ42と、6つのカーボンヒータ42を覆うカバー44と、反射板46とを有している。6つのカーボンヒータ42は、表面PB側でフィルムPに対して非接触となるように配置されており、一例として、フィルムPの白地部が90〔℃〕、トナー像TAが110〔℃〕となるように出力及び加熱温度が設定されている。反射板46は、裏面PA側でフィルムPに対して非接触となるように配置されている。
図2に示す本体ユニット80は、画像形成装置10(図1参照)の装置本体の一部を構成している。また、本体ユニット80は、一例として、1組の第1フレーム82、83と、1組の第1スライドフレーム84、85と、4つのリニアスライダ86と、2つのエアシリンダ87とを有している。なお、+X側のリニアスライダ86及びエアシリンダ87の図示は省略している。また、本体ユニット80は、一例として、1組の第2フレーム92、93と、1組の第2スライドフレーム94、95と、4つのリニアスライダ96と、2つのエアシリンダ97とを有している。なお、+X側の1つのリニアスライダ96の図示は省略している。
図1に示す定着部50は、フィルムPの搬送方向で予備加熱部40及び第2搬送ロール24よりも下流側に配置されている。また、定着部50は、一例として、3つの定着ユニット100(図2参照)と、3組の第1定着ロール52及び第2定着ロール54と、6本のハロゲンヒータ56と、3つのクリーニングブレード58とを有している。
第1定着ロール52は、径方向内側から外側へ向けて、芯金52Aと、芯金52Aの外周に被覆された弾性層52B及び離型層(図示省略)とを有する多層構造となっている。また、第1定着ロール52は、後述する可動フレーム104(図3参照)にX方向両端部が支持され、フィルムPの+Z側で、X方向を軸方向とする自軸回りに回転可能とされている。
第2定着ロール54は、径方向内側から外側へ向けて、芯金54Aと、芯金54Aの外周に被覆された弾性層54B及び離型層(図示省略)とを有する多層構造となっている。また、第2定着ロール54は、第1フレーム82及び第2フレーム83(図2参照)にX方向両端部が支持され、フィルムPの−Z側で、X方向を軸方向とする自軸回りに回転可能とされている。
ハロゲンヒータ56は、電源(図示省略)からの通電によって発熱し、第1定着ロール52及び第2定着ロール54を内側から加熱するようになっている。また、ハロゲンヒータ56は、一例として、第1定着ロール52及び第2定着ロール54の外周面の温度(定着温度)が120〔℃〕に維持されるように、第1定着ロール52の温度を検出する温度センサ(図示省略)の出力に基づいてフィードバック制御される。これにより、第1定着ロール52及び第2定着ロール54は、フィルムPを挟むと共に予備加熱部40よりも高い温度でトナー像TAを加熱して、フィルムPにトナー像TAを定着するようになっている。
図3に示すように、定着ユニット100は、支持フレーム102と、支持フレーム102に対して揺動可能に連結された可動フレーム104と、可動フレーム104に押付力を作用させる圧縮コイルバネ106とを有している。また、定着ユニット100は、可動フレーム104に回転可能に設けられた第1定着ロール52と、支持フレーム102に設けられた駆動部60及びトルクリミッタ70とを有している。
図3に示すように、支持フレーム102は、複数の板材で形成されており、Y方向に見て(平面視で)−Z側に開口したU字状に形成されている。また、支持フレーム102の−Z側端部には、X方向に間隔をあけて対向する一対の縦板103が設けられている。一対の縦板103は、可動フレーム104が接触することで、可動フレーム104の+X側、−X側の移動を規制するようになっている。
図3に示すように、可動フレーム104は、複数の板材で形成されており、Y方向に見て(平面視で)−Z側に開口したU字状に形成されている。また、可動フレーム104のX方向両端部の側板には、それぞれベアリング112が取り付けられている。2つのベアリング112は、第1定着ロール52の芯金52AのX方向両端部を回転可能に支持している。さらに、可動フレーム104の+Z側の側面の一部には、+Z側に向けて延びる取付板114が取り付けられている。取付板114には、X方向に貫通した貫通孔114Aが形成されている。
図3に示すように、圧縮コイルバネ106は、一例として、支持フレーム102の+X側端部及び−X側端部に1本ずつ設けられている。具体的には、圧縮コイルバネ106は、Z方向に伸び縮み可能となるように一端が支持フレーム102に取り付けられ、他端が可動フレーム104に取り付けられている。また、圧縮コイルバネ106による押付力は、支持フレーム102の+X側端部及び−X側端部に設けられた2つの調整ネジ107により調整可能となっている。
図3に示すように、駆動部60は、支持フレーム102に設けられている。また、駆動部60は、モータ62と、モータ62の回転を第1定着ロール52に伝達するギヤ列64と、トルクリミッタ70とを有している。モータ62、ギヤ列64及びトルクリミッタ70は、第1定着ロール52及び第2定着ロール54の各組にそれぞれ設けられている。
図3に示すように、トルクリミッタ70は、シャフト62Bに設けられ第1ギヤ64Aと一体化されたトルクリミッタ本体72と、トルクリミッタ本体72に設けられ回転トルクを調整(設定)可能とする調整ネジ74とを有している。調整ネジ74は、トルク調整部の一例である。本実施形態では、トルクリミッタ70の一例として、小倉クラッチ社製パーマヒストルクコントローラPHT−10Dを用いている。
図1に示す制御部18では、第1搬送ロール22及び第3搬送ロール26の周速度(外周面の線速度)VAと、第1定着ロール52の周速度(外周面の線速度)VBとについて、目標とする速度が設定されている。なお、周速度VAは、搬送されるフィルムPの速度と等しいものとする。また、第2定着ロール54の周速度については、第1定着ロール52とでニップ部を形成する前は周速度が0であり、ニップ部を形成した後は第1定着ロール52と同じ周速度VBになるものとする。具体的には、制御部18において、周速度VAの目標速度は速度V5(図4参照)に設定されている。周速度VBの目標速度は速度V6(図4参照)に設定されている。速度V6は、一例として、速度V5よりも2〔%〕速い設定となっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図1に示す画像形成装置10において、フィルムPを交換する場合、予めフィルムPの種類と予備加熱部40及び定着部50における設定温度とに基づいて作成されたトルク設定表により、トルクリミッタ70(図3参照)における設定すべきトルクが決定される。また、予めフィルムPの種類と予備加熱部40及び定着部50における設定温度とに基づいて作成された押付力設定表により、第1定着ロール52と第2定着ロール54とでフィルムPが挟まれるニップ部における設定すべき押付力が決定される。なお、押付力及びトルクの決定は、調整者が行う。
図1、図2、図3、図4及び図5(A)、(B)に基づいて、画像形成装置10の動作について説明する。なお、周速度VA及び周速度VBについて、速度V1から速度V6までを用いて説明する。速度の大きさは、0<V1<V2<V3<V4<V5<V6となっている。さらに、時間軸は、開始時点をt0として、時間の経過順にt0、t1、t2、t3、t4、t5、t6、t7、t8、t9を用いて説明する。
12 画像形成部(現像剤像形成手段の一例)
20 搬送部(搬送手段の一例)
30 定着装置
40 予備加熱部(加熱手段の一例)
52 第1定着ロール(定着部材の一例)
54 第2定着ロール(定着部材の一例)
60 駆動部(駆動手段の一例)
70 トルクリミッタ
74 調整ネジ(トルク調整部の一例)
80 本体ユニット(切換手段の一例)
Claims (2)
- 連続する1つの記録媒体上の現像剤を加熱する加熱手段と、
記録媒体の搬送方向における前記加熱手段よりも上流側に配置され、記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記搬送方向における前記加熱手段よりも下流側に複数組設けられ、自軸回りに回転可能に配置され、記録媒体を挟むと共に現像剤を加熱して記録媒体に現像剤を定着する一対の定着部材と、
一対の前記定着部材の各組にそれぞれ設けられたトルクリミッタであって、制限するトルクを調整可能とするトルク調整部を有し且つ記録媒体に作用する張力が設定した張力を超えないように前記定着部材のトルクを制限する前記トルクリミッタを有し、少なくとも一方の前記定着部材を回転駆動する駆動手段と、
を有する定着装置。 - 請求項1に記載の定着装置と、
現像剤像形成手段により現像剤像が形成された記録媒体を前記定着装置に搬送する搬送手段と、
一対の前記定着部材の位置を記録媒体に接触する接触位置と記録媒体から退避した退避位置とに切り換える切換手段であって、前記搬送手段が目標速度よりも低い速度で記録媒体を搬送し又は前記搬送手段が記録媒体の搬送を停止させた後で、前記定着部材の位置を前記退避位置に切り換える前記切換手段と、
を有する画像形成装置。
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