JP6486648B2 - 遠心圧縮機およびそれを備えた過給機 - Google Patents

遠心圧縮機およびそれを備えた過給機 Download PDF

Info

Publication number
JP6486648B2
JP6486648B2 JP2014219569A JP2014219569A JP6486648B2 JP 6486648 B2 JP6486648 B2 JP 6486648B2 JP 2014219569 A JP2014219569 A JP 2014219569A JP 2014219569 A JP2014219569 A JP 2014219569A JP 6486648 B2 JP6486648 B2 JP 6486648B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastening
fastening bolt
centrifugal compressor
scroll
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014219569A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016084785A (ja
JP2016084785A5 (ja
Inventor
白石 啓一
啓一 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2014219569A priority Critical patent/JP6486648B2/ja
Priority to EP15854491.6A priority patent/EP3163090B1/en
Priority to PCT/JP2015/080047 priority patent/WO2016068056A1/ja
Priority to KR1020177002130A priority patent/KR101904679B1/ko
Priority to CN201580041143.XA priority patent/CN107076166B/zh
Publication of JP2016084785A publication Critical patent/JP2016084785A/ja
Publication of JP2016084785A5 publication Critical patent/JP2016084785A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6486648B2 publication Critical patent/JP6486648B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/4206Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/4213Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps suction ports
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D21/00Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for
    • F01D21/04Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for responsive to undesired position of rotor relative to stator or to breaking-off of a part of the rotor, e.g. indicating such position
    • F01D21/045Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for responsive to undesired position of rotor relative to stator or to breaking-off of a part of the rotor, e.g. indicating such position special arrangements in stators or in rotors dealing with breaking-off of part of rotor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C6/00Plural gas-turbine plants; Combinations of gas-turbine plants with other apparatus; Adaptations of gas-turbine plants for special use
    • F02C6/04Gas-turbine plants providing heated or pressurised working fluid for other apparatus, e.g. without mechanical power output
    • F02C6/10Gas-turbine plants providing heated or pressurised working fluid for other apparatus, e.g. without mechanical power output supplying working fluid to a user, e.g. a chemical process, which returns working fluid to a turbine of the plant
    • F02C6/12Turbochargers, i.e. plants for augmenting mechanical power output of internal-combustion piston engines by increase of charge pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/60Mounting; Assembling; Disassembling
    • F04D29/62Mounting; Assembling; Disassembling of radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/624Mounting; Assembling; Disassembling of radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2220/00Application
    • F05D2220/40Application in turbochargers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Description

本発明は、遠心圧縮機およびそれを備えた過給機に関する。
従来、船舶等に用いられる内燃機関に供給する空気を大気圧以上に高める過給機の圧縮機として、遠心圧縮機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。遠心圧縮機は、ロータ軸に取り付けられる羽根車と、羽根車を収容する案内筒と、案内筒から吐出される圧縮空気が流入するスクロール部とを備えている。遠心圧縮機は、取込口から軸線方向に流入する空気を圧縮しつつ軸線方向から傾斜した方向に案内して吐出口から圧縮空気を吐出する。
遠心圧縮機においては、高速回転による遠心力と圧縮された空気の高温度の影響によって、羽根車の全部または一部が破断あるいは脱落する不具合が発生する可能性がある。特許文献2には、羽根車(コンプレッサインペラー)の全部または一部が遠心力で外方に飛散した場合でも飛散した羽根車によって潤滑油が漏れ出さないように、潤滑油を収容するタンクを保護する衝撃吸収隔壁を設けた遠心圧縮機が開示されている。
特開2011−117417号公報 特開2001―132465号公報
特許文献2に開示された遠心圧縮機では、高速回転による遠心力の影響によって羽根車の全部または一部が破断あるいは脱落する不具合が発生する場合に、潤滑油を収容するタンクが保護される。
しかしながら、羽根車の全部または一部が破断あるいは脱落して案内筒に衝突する場合、その衝撃荷重が大きいために案内筒を取付位置に固定するボルトが破断し、案内筒が取付位置から脱落し、ロータ軸の軸線に沿ってスクロール部から離れる方向に飛散する可能性がある。この場合、案内筒が飛散することによって遠心圧縮機の一部に隙間(口開き)が生じ、その隙間から破断あるいは脱落した羽根車の全部または一部(以下、破断部材という。)が外部に飛散する可能性がある。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、羽根車の全部または一部が破断あるいは脱落するのに伴って案内筒が飛散する不具合を抑制することが可能な遠心圧縮機およびそれを備えた過給機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を採用する。
本発明の一態様に係る遠心圧縮機は、ロータ軸に取り付けられるとともに取込口から流入する流体を圧縮して吐出口から吐出する羽根車と、該羽根車を収容するとともに前記ロータ軸の軸線方向に延在し、前記流体を吸入する吸入口が設けられた案内筒と、該案内筒よりも前記軸線方向に直交する径方向の外周側に配置されるとともに前記吐出口から吐出された圧縮流体が流入する渦形室を形成するスクロール部と、前記案内筒を前記スクロール部に取り付けるとともに頭部と軸部とを有する締結ボルトとを備え、前記スクロール部は、前記吐出口側に設けられた内周側端部と、該内周側端部と前記軸線方向に離間して、前記吸入口側に設けられた端部とを備え前記内周側端部には、前記締結ボルトの前記軸部の先端が締結される締結穴が形成され、前記端部には、前記締結ボルトの前記軸部が挿入される貫通穴が形成されており、前記締結ボルトは、前記頭部が前記案内筒の前記流体が流入する吸入口側の端部に取り付けられるとともに前記軸部の先端が前記締結穴に締結される。
本発明の一態様に係る遠心圧縮機によれば、羽根車の全部または一部が破断あるいは脱落する場合、破断部材が径方向に飛散して案内筒に衝突する。破断部材が案内筒に衝突することにより案内筒に与えられる衝撃力は、径方向の成分とともにロータ軸の軸線方向の成分を有する。衝撃力の軸線方向の成分は、案内筒をスクロール部から離間させる方向に作用する。案内筒をスクロール部に取り付ける締結ボルトの頭部は、案内筒の吸込口側の端部に取り付けられている。そのため、案内筒をスクロール部から離間させる方向の衝撃力が案内筒の吸込口側の端部を介して締結ボルトの頭部に伝達される。
締結ボルトの軸部の先端は、スクロール部に形成された締結穴に締結されている。締結ボルトの頭部が案内筒の吸入口側の端部に取り付けられているため、締結ボルトの頭部と軸部の先端とは、案内筒の吸入口側の端部からスクロール部に形成された締結穴までの長さ分だけ離間している。そのため、締結ボルトの頭部に伝達された衝撃力は、頭部から離間した軸部の先端に作用する。そして、締結ボルトの頭部と軸部の先端とに作用する衝撃力により、締結ボルトの軸部に軸線方向に沿った引張応力が作用する。
締結ボルトの軸部は、案内筒の吸入口側の端部からスクロール部に形成された締結穴までの長さ分の全長を有するため、案内筒からの衝撃力に対して軸部が軸線方向に十分な弾性変形の延び量を確保することができる。そのため、締結ボルトは、軸部の延び量の2乗に比例した十分な弾性エネルギーによって案内筒の衝撃力を吸収することができる。また、締結ボルトは、案内筒の衝撃力が弾性限界を超える場合には、塑性変形することにより案内筒の衝撃力を更に吸収することができる。よって、案内筒からの衝撃力に対して締結ボルトが破断して案内筒が取付位置から脱落することを抑制することができる。
このように、本発明の一態様の遠心圧縮機によれば、羽根車の全部または一部が破断あるいは脱落するのに伴って案内筒が飛散する不具合を抑制することができる。
上記態様の遠心圧縮機においては、前記吐出口から吐出された前記圧縮流体を前記渦形室へ導くとともに前記スクロール部の前記内周側端部に取り付けられるディフューザ部を有してもよい。
このようにすることで、締結ボルトの軸部の先端を、ディフューザ部が取り付けられるスクロール部の軸線方向の端部に至るまでの十分な長さとすることができる。これにより、案内筒からの衝撃力に対して軸部が軸線方向に十分な延び量を確保することができる。
上記態様の遠心圧縮機においては、前記スクロール部は、前記渦形室を形成する部分から前記径方向の内周側に突出する突出部を有し、前記締結穴が前記突出部に形成されていてもよい。
突出部を設けることにより、案内筒からの衝撃力に対して軸部が軸線方向に十分な延び量を確保しつつ、スクロール部の径方向の内周側を補強することができる。
上記態様の遠心圧縮機においては、複数の前記締結ボルトを備え、前記締結穴は、前記内周側端部の前記軸線回りの複数箇所に形成されており、前記複数の締結ボルトのそれぞれは、前記頭部が前記案内筒の前記吸入口側の端部に取り付けられるとともに前記軸部の先端が前記複数の締結穴のそれぞれに締結されるようにしてもよい。
このようにすることで、下流側筒部の軸線回りの複数箇所に締結ボルトが配置され、複数の締結ボルトによって下流側筒部が取り囲まれた状態となる。これにより、破断部材が下流側筒部に衝突して下流側筒部に隙間が生じ、その隙間から破断部材が径方向に飛散する場合であっても、破断部材が更に径方向に飛散することが抑制される。
上記のいずれかの遠心圧縮機において、前記締結ボルトは、圧延鋼材により形成されていてもよい。
圧延鋼材は大きな塑性変形の後に破壊に至る延性を有するため、案内筒の衝撃力が締結ボルトの弾性限界を超える場合であっても、締結ボルトの軸部を十分に塑性変形させて案内筒の衝撃力を吸収することができる。
本発明の一態様に係る過給機は、上記のいずれかに記載の遠心圧縮機と、前記軸線回りに回転するとともに前記ロータ軸に連結されるタービンと、を備える。
本態様に係る過給機によれば、羽根車の全部または一部が破断あるいは脱落するのに伴って案内筒が飛散する不具合を抑制することができる。
本発明によれば、羽根車の全部または一部が破断あるいは脱落するのに伴って案内筒が飛散する不具合を抑制することが可能な遠心圧縮機およびそれを備えた過給機を提供することができる。
第1実施形態の過給機を示す縦断面図である。 図1に示す遠心圧縮機の要部拡大図である。 図1に示す案内筒および締結ボルトのA−A矢視断面図である。 遠心圧縮機の製造方法の一工程を示す図である。 第2実施形態の遠心圧縮機の要部拡大図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態の過給機について図面を参照して説明する。
本実施形態の過給機100は、船舶に用いられる舶用ディーゼル機関(内燃機関)に供給する気体(例えば、空気)を一定圧力(例えば、大気圧)以上に高めて、舶用ディーゼル機関の燃焼効率を高める装置である。
図1に示すように、本実施形態の過給機100は、遠心圧縮機10と、タービン20と、サイレンサとを備えている。遠心圧縮機10とタービン20とは、それぞれロータ軸30に連結されている。
タービン20は、タービンハウジング21と、タービン翼22と、タービンディスク23と、タービンノズル24とを備えている。タービンハウジング21は、軸線X回りに配置される中空の筒状部材であり、その内部にタービン翼22と、タービンディスク23と、タービンノズル24とを収容している。タービンハウジング21には、図1の右方に示す矢印に沿って舶用ディーゼル機関から排出される排ガスが流入する。
タービンハウジング21に導かれた排ガスは、タービンノズル24を通過し、タービン翼22に導かれる。タービン翼22は、ロータ軸30に固定された円板状のタービンディスク23の外周面に軸線回りに一定間隔で取り付けられている。タービンディスク23には、静圧膨張した排ガスがタービン翼22を通過することによって軸線X回りの回転力が与えられる。この回転力は、ロータ軸30を回転させる動力となり、ロータ軸30に連結された羽根車11を軸線X回りに回転させる。
遠心圧縮機10は、過給機100の外部から流入する気体を圧縮し、舶用ディーゼル機関を構成するシリンダライナ(図示略)の内部と連通する掃気トランク(図示略)に圧縮した気体(以下、圧縮気体という。)を供給する装置である。
図1および図2に示すように、遠心圧縮機10は、羽根車11と、案内筒12と、ディフューザ部13と、締結ボルト14と、座金15と、スクロール部17とを備えている。
図2に示すように、羽根車11は、軸線Xに沿って延びるロータ軸30に取り付けられており、ロータ軸30が軸線X回りに回転するのに伴って、軸線X回りに回転する。羽根車11は、軸線X回りに回転することにより、取込口11aから流入する気体を圧縮して吐出口11bから吐出する。
羽根車11は、ロータ軸30に取り付けられるハブ11cと、ハブ11cの外周面上に取り付けられるブレード11dと、流路11eとを備える。羽根車11には、ハブ11cの外周面と案内筒12の内周面により形成される空間が設けられており、この空間が複数枚のブレード11dにより複数の空間に仕切られている。そして、羽根車11は、軸線X方向に沿って取込口11aから流入する気体に径方向の遠心力を与えて軸線X方向に直交した方向(羽根車11の径方向)に吐出させ、吐出口11bへ吐出された圧縮気体をディフューザ部13に流入させる。
案内筒12は、羽根車11を収容するとともにロータ軸30の軸線X方向に沿って延在する。案内筒12は、羽根車11とともに、軸線Xに沿って取込口11aから流入する気体を、軸線Xに直交する径方向に案内して吐出口11bへ導く流路11eを形成する。
案内筒12は、ロータ軸30の軸線X方向の一端の吸入口12cから流入する気体を取込口11aへ導く吸入流路12dを形成する上流側筒部12aと取込口11aから流入する気体を圧縮して吐出口11bへ導く流路11e(圧縮流路)を形成する下流側筒部12bとを一体に形成した部材である。
ディフューザ部13は、吐出口11bから吐出された圧縮気体を渦形室17cへ導く部材である。ディフューザ部13は、ディフューザ翼13aとディフューザディスク13bとを有する。
ディフューザ翼13aは、羽根車11の吐出口11bの下流側に配置される翼形の部材であり、吐出口11bから渦形室17cに圧縮気体を導く流路を形成する。
ディフューザ翼13aは、ロータ軸30と同軸に配置される円環形状のディフューザディスク13bの円周方向に沿って複数箇所に設けられている。ディフューザ翼13aは、羽根車11の全周に設けられる圧縮気体の吐出口11bを囲むように設けられている。ディフューザディスク13bは、締結ボルト(図示略)により内側スクロールケーシング17aの内周側端部17eに取り付けられている。
ディフューザ部13は、羽根車11の吐出口11bから吐出された圧縮気体の流速を減速させることにより、圧縮気体に付与された運動エネルギー(動圧)を圧力エネルギー(静圧)に変換する。ディフューザ部13を通過する際に流速が減速された圧縮気体は、ディフューザ部13と連通した渦形室17cに流入する。渦形室17cに流入した作動流体は、吐出配管(図示略)へと吐出される。
締結ボルト14は、案内筒12をスクロール部17に取り付ける締結具である。締結ボルト14は、頭部14aと軸部14bとを有する。軸部14bの先端14cの外周面には、後述する内側スクロールケーシング17aの内周側端部17e(端部)に締結される雄ねじが形成されている。
座金15は、案内筒12の端部12eと締結ボルト14の頭部14aとの間に挿入される環状部材である。
締結ボルト14による案内筒12のスクロール部17への取り付けについては、追って説明する。
締結ボルト14は、高強度で高い破断延びを有する金属材料で形成されるのが望ましい。締結ボルト14を形成する金属材料が鉄鋼材料である場合、SS400と呼ばれる一般構造用圧延鋼材(JIS G 3101;ASTM A283)や、SCM435等のクロムモリブデン鋼が好ましい。鉄鋼材料以外ではチタン合金を用いるのが好ましい。
サイレンサ16は、遠心圧縮機10内で発生する騒音のレベルを低下させる装置である。図1に示すように、サイレンサ16は、軸線Xに直交する方向から流入する気体を、案内筒12の吸入口12cに導く流路を形成する。この流路の周囲には消音材16aが配置されている。この消音材16aによって、遠心圧縮機10内で発生する騒音の一部が吸収され、騒音のレベルが低下する。
スクロール部17は、吐出口11bから吐出された圧縮気体が流入するとともに、圧縮気体に付与された運動エネルギー(動圧)を圧力エネルギー(静圧)に変換する装置である。スクロール部17は、案内筒12よりも軸線X方向に直交する径方向の外周側に配置されている。
図1,図2に示すように、スクロール部17は、内側スクロールケーシング17aと、外側スクロールケーシング17bとを備える。内側スクロールケーシング17aには、外周側端部17d(端部)と、内周側端部17e(端部)と、これらを連結する連結部17f(端部)が設けられている。外周側端部17dと内周側端部17eとは、それぞれロータ軸30の軸線X回りに延在する環状の部材である。
内周側端部17eには、締結ボルト14の先端14cが締結する締結穴17gが形成されている。締結穴17gの内周面には雌ねじが形成されており、締結ボルト14の先端14cに形成された雄ねじと締結するようになっている。
スクロール部17を構成する各部は、金属部材により一体に形成されている。内側スクロールケーシング17aと外側スクロールケーシング17bとにより圧縮気体が流入する渦形室17cが形成される。図1に示すように、スクロール部17は、締結ボルトによりサイレンサ16に取り付けられている。スクロール部17は、締結ボルト14を挿入する貫通穴17iが形成された端部17hを備える。
前述した案内筒12とスクロール部17は、複雑な形状を形成するために鋳造により製造された金属部材からなる。この金属部材として、例えば、鉄を主成分とし、炭素を2%以上含有するFe−C系合金である鋳鉄が用いられる。鋳鉄であればねずみ鋳鉄など種々の材料を用いることが可能であるが、基地組織中の黒煙が球状化しているダクタイル鋳鉄(FCD:Ferrum Casting Ductile)を用いるのが好ましい。
次に、案内筒12のスクロール部17への取り付けについて説明する。
図2に示すように、案内筒12の端部12eには、軸線X方向に延びる貫通穴12fが形成されている。また、スクロール部17の端部17hには、軸線X方向に延びる貫通穴17iが形成されている。また、内側スクロールケーシング17aの内周側端部17eには、軸線X方向に延びる締結穴17gが形成されている。
図2に示すように、貫通穴12fと貫通穴17iと締結穴17gとは同軸に配置されている。締結ボルト14は、貫通穴12fおよび貫通穴17iに軸部14bが挿入され、軸部14bの先端14cが締結穴17gに締結された状態となっている。また、締結ボルト14の頭部14aと案内筒12の端部12eとは、座金15を挟んだ状態で固定されている。
図2に示すように、案内筒12の端部12eの軸線Xに沿った吐出口11b側には、スクロール部17の端部17hが配置されている。スクロール部17の端部17hは、案内筒12が吐出口11b側に移動することを規制している。
一方、案内筒12の端部12eの軸線Xに沿ったサイレンサ16側には、締結ボルト14の頭部14aが配置されている。締結ボルト14の頭部14aは、案内筒12がサイレンサ16側に移動することを規制している。
このように、締結ボルト14は、頭部14aが案内筒12の吸入口12c側の端部12eに取り付けられるとともに軸部14bの先端14cがスクロール部17の締結穴17gに締結される。締結ボルト14をスクロール部17に締結することにより、案内筒12の軸線X方向の位置が固定される。
図3(図1に示す案内筒12および締結ボルト14のA−A矢視断面図)に示すように、遠心圧縮機10は、案内筒12を軸線X回りに取り囲むように、軸線Xを中心とした円周C上に配置される複数の締結ボルト14を備える。内側スクロールケーシング17aの内周側端部17eの軸線X回りの複数箇所(締結ボルト14に対応する位置)には、複数の締結穴17gが形成されている。複数の締結ボルト14のそれぞれは、頭部14aが案内筒12の吸入口12c側の端部12eに取り付けられるとともに軸部14bの先端14cが複数の締結穴17gのそれぞれに締結される。
図3は、複数の締結ボルト14を円周C上の8箇所に中心角45°ずつで均等に配置する例である。この他にも、円周C上の12箇所に中心角30°ずつで均等に配置してもよい。更に、他の中心角の角度で円周C上に配置してもよいし、一部の締結ボルトを円周Cとは異なる円周上に配置してもよい。あるいは、複数の締結ボルトを円周C上に均等ではなく任意の間隔で配置するようにしてもよい。
次に、本実施形態の遠心圧縮機の製造方法について説明する。
本実施形態の遠心圧縮機10の製造方法は、以下の工程によって遠心圧縮機10を製造する。
第1工程において、取込口11aから流入する空気を圧縮して吐出口11bから吐出する羽根車11をロータ軸30に取り付ける。
第2工程において、吐出口11bから吐出された圧縮空気が流入する渦形室17cを形成するスクロール部17を取り付ける。
第3工程において、羽根車11を収容するとともにロータ軸30の軸線X方向に延在するように案内筒12を取り付ける。第3工程により、スクロール部17が案内筒12よりもロータ軸30の径方向の外周側に配置される。
第4工程において、吐出口11bから吐出された圧縮空気を渦形室17cへ導くとともに内側スクロールケーシング17aにおける軸線X方向の外周側端部17d,内周側端部17eに支持されるようにディフューザ部13を内側スクロールケーシング17aに取り付ける。
以上の工程により、本実施形態の遠心圧縮機10が製造される。
図4は、遠心圧縮機10の製造方法の一工程である第3工程を示す図である。図4に示すように、案内筒12を取り付ける第3工程においては、案内筒12の端部12eの貫通穴12fに締結ボルト14の軸部14bを挿入した状態とする。その上で、軸部14bの先端14cをスクロール部17の貫通穴17iに挿入する。
図3に示すように、本実施形態では、締結ボルト14を、軸線Xを中心とした円周C上の複数箇所に配置している。そのため、複数の締結ボルト14の先端14cを複数の貫通穴17iに挿入することにより、案内筒12の中心軸がロータ軸30の軸線Xと一致した状態が維持される。
案内筒12に羽根車11が収容された状態では、案内筒12の内周面と羽根車11とが近接した状態(例えば、数mmに近接した状態)となる。そのため、案内筒12を軸線Xに沿って移動させて羽根車11を収容する位置に移動させる際には、案内筒12の内周面と羽根車11とが接触しないようする必要がある。
本実施形態では、案内筒12の中心軸がロータ軸30の軸線Xと一致した状態を維持しながら案内筒12を軸線Xに沿って移動させることができるため、案内筒12の取り付けを容易に行うことができる。
次に、本実施形態の過給機100が奏する作用および効果について説明する。
本実施形態の遠心圧縮機10によれば、羽根車11の全部または一部が破断あるいは脱落する場合、破断部材が軸線Xに直交する径方向に飛散して案内筒12に衝突する。破断部材が案内筒12に衝突することにより案内筒12に与えられる衝撃力は、径方向の成分とともにロータ軸30の軸線X方向の成分を有する。衝撃力の軸線X方向の成分は、案内筒12をスクロール部17から離間させる方向に作用する。案内筒12をスクロール部17に取り付ける締結ボルト14の頭部14aは、案内筒12の吸込口12c側の端部12eに取り付けられている。そのため、案内筒12をスクロール部17から離間させる方向の衝撃力が案内筒12の吸込口12c側の端部12eを介して締結ボルト14の頭部14aに伝達される。
締結ボルト14の軸部14bの先端14cは、案内筒12の下流側筒部12bの外周側に位置する内側スクロールケーシング17aに形成された締結穴17gに締結されている。締結ボルト14の頭部14aが上流側筒部12aの端部12eに取り付けられているため、締結ボルト14の頭部14aと軸部14bの先端14cとは、少なくとも上流側筒部12aの軸線X方向の長さ分だけ離間している。そのため、締結ボルト14の頭部14aに伝達された衝撃力は、頭部14aから離間した軸部14bの先端14cに作用する。そして、締結ボルト14の頭部14aと軸部14bの先端14cとに作用する衝撃力により、締結ボルト14の軸部14bに軸線X方向に沿った引張応力が作用する。
締結ボルト14の軸部14bは、案内筒12の軸線X方向の長さ分の全長を有するため、案内筒12からの衝撃力に対して軸部14bが軸線X方向に十分な弾性変形の延び量を確保することができる。そのため、締結ボルト14は、軸部14bの延び量の2乗に比例した十分な弾性エネルギーによって案内筒12の衝撃力を吸収することができる。
ここで、締結ボルトの先端をスクロール部17の端部17hに締結するようにした比較例を検討する。本実施形態の締結ボルト14の長さは、例えば、比較例の締結ボルトの長さの10倍程度となる。この場合、同じ衝撃力が加えられた場合、本実施形態の締結ボルト14の延び量は、比較例の締結ボルトの10倍程度となる。そのため、本実施形態の締結ボルト14が吸収可能な衝撃力は、比較例の締結ボルトが吸収可能な衝撃力に比べて延び量を2乗した100倍程度となる。
また、締結ボルト14は、案内筒12の衝撃力が弾性限界を超える場合には、塑性変形することにより案内筒12の衝撃力を更に吸収することができる。よって、案内筒12からの衝撃力に対して締結ボルト14が破断して案内筒12が取付位置から脱落することを抑制することができる。
このように、本実施形態の遠心圧縮機10によれば、羽根車11の全部または一部が破断あるいは脱落するのに伴って案内筒12が飛散する不具合を抑制することができる。
本実施形態の遠心圧縮機10は、吐出口11bから吐出された圧縮気体を渦形室17cへ導くとともに内側スクロールケーシング17aの軸線X方向の内周側端部17eに取り付けられるディフューザ部13を有し、締結穴17gが内周側端部17eに形成されている。
このようにすることで、締結ボルト14の軸部14bを、ディフューザ部13が取り付けられる内側スクロールケーシング17aの軸線X方向の内周側端部17eに至るまでの十分な長さとすることができる。これにより、案内筒12からの衝撃力に対して軸部14bが軸線X方向に十分な延び量を確保することができる。また、締結ボルト14の軸部14bの長さを長くし、内側スクロールケーシング17aに締結穴17gを設けるという変更点を除き、遠心圧縮機10の他の構成は従来の構成から大きく変更する必要がない。
本実施形態の遠心圧縮機10は、複数の締結ボルト14を備え、締結穴17gは、内側スクロールケーシング17aの軸線X回りの複数箇所に形成されている。また、複数の締結ボルト14のそれぞれは、頭部14aが案内筒12の吸入口12c側の端部12eに取り付けられるとともに軸部14bの先端14cが複数の締結穴17gのそれぞれに締結されている。
このようにすることで、下流側筒部12bの軸線X回りの複数箇所に締結ボルト14が配置され、複数の締結ボルト14によって下流側筒部12bが取り囲まれた状態となる。これにより、破断部材が下流側筒部12bに衝突して下流側筒部12bに隙間が生じ、その隙間から破断部材が径方向に飛散する場合であっても、破断部材が更に径方向に飛散することが抑制される。
本実施形態の遠心圧縮機10において、締結ボルト14は、高強度で高い破断延びを有する金属材料で形成されるのが望ましい。
鉄鋼材料で締結ボルト14を形成する場合、一般構造用圧延鋼材を用いるのが好ましい。一般構造用圧延鋼材は大きく塑性変形した後に破壊に至る延性を有する。そのため、案内筒12の衝撃力が締結ボルト14の弾性限界を超える場合であっても、締結ボルト14の軸部14bを十分に塑性変形させて案内筒12の衝撃力を吸収することができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態の過給機について図面を参照して説明する。
第2実施形態は第1実施形態の変形例であり、以下で特に説明する場合を除き、第1実施形態と同様であるものとし、説明を省略する。
第1実施形態の過給機において、遠心圧縮機10は、案内筒12をスクロール部17に取り付ける締結ボルト14が、案内筒12の軸線X方向の長さを有するものであった。それに対して第2実施形態の過給機において、遠心圧縮機10’は、案内筒12をスクロール部17に取り付ける締結ボルト14が、案内筒12の軸線X方向の長さよりも短い。
図5に示すように、本実施形態の過給機において、遠心圧縮機10’のスクロール部17は、渦形室17cを形成する部分から軸線Xに直交する径方向の内周側に突出する突出部17jを有する。突出部17jは、内側スクロールケーシング17aの一部として鋳造により一体成型されている。
突出部17jは、軸線X方向に延びる締結穴17kが形成されている。締結穴17kの内周面には雌ねじが形成されている。
締結ボルト14’は、案内筒12をスクロール部17に取り付ける締結具である。締結ボルト14’は、頭部14’aと軸部14b’とを有する。軸部14’bの先端14’cの外周面には、内側スクロールケーシング17aの突出部17jに形成された締結穴17kに締結される雄ねじが形成されている。
図5に示すように、貫通穴12fと貫通穴17iと締結穴17kとは同軸に配置されている。締結ボルト14’は、貫通穴12fおよび貫通穴17iに軸部14’bが挿入され、軸部14’bの先端14’cが締結穴17kに締結された状態となっている。また、締結ボルト14’の頭部14’aと案内筒12の端部12eとは、座金15を挟んだ状態で固定されている。
図5に示すように、案内筒12の端部12eの軸線Xに沿った吐出口11b側には、スクロール部17の端部17hが配置されている。スクロール部17の端部17hは、案内筒12が吐出口11b側に移動することを規制している。
一方、案内筒12の端部12eの軸線Xに沿ったサイレンサ16側には、締結ボルト14’の頭部14’aが配置されている。締結ボルト14’の頭部14’aは、案内筒12がサイレンサ16側に移動することを規制している。
このように、締結ボルト14’は、頭部14’aが案内筒12の吸入口12c側の端部12eに取り付けられるとともに軸部14’bの先端14’cがスクロール部17の締結穴17kに締結される。締結ボルト14’をスクロール部17に締結することにより、案内筒12の軸線X方向の位置が固定される。
本実施形態においては、第1実施形態と同様に、遠心圧縮機10が、案内筒12を軸線X回りに取り囲むように、軸線Xを中心とした円周C上に配置される複数の締結ボルト14を備える。
突出部17jは、複数の締結ボルト14のそれぞれが配置される複数箇所にそれぞれ設けるようにすればよい。また、軸線X回りに切れ目無く延在するように円環状に形成してもよい。
突出部17jの軸線X方向の位置は、案内筒12の下流側筒部12bの外周側の任意の位置とすることができる。この任意の位置は、突出部17jの軸線X方向の位置は、羽根車11の軸線X方向長さの範囲となっている。下流側筒部12bの外周側に突出部17jを配置することにより、径方向に飛散する破断部材が案内筒12を破壊する場合に、締結ボルト14’により破断部材が更に外部へ飛散することを抑制することができる。
以上説明した本実施形態の遠心圧縮機10’において、内側スクロールケーシング17aは、渦形室17cを形成する部分から径方向の内周側に突出する突出部17jを有し、締結穴17kが突出部17jに形成されている。
突出部17jを設けることにより、案内筒12からの衝撃力に対して軸部14bが軸線X方向に十分な延び量を確保しつつ、内側スクロールケーシング17aの径方向の内周側を補強することができる。特に、突出部17jを軸線X回りに切れ目無く延在するように円環状に形成する場合、内側スクロールケーシング17aの径方向の内周側を十分に補強することができる。
10,10’ 遠心圧縮機
11 羽根車
11a 取込口
11b 吐出口
11e 流路(圧縮流路)
12 案内筒
12a 上流側筒部
12b 下流側筒部
12c 吸入口
12d 吸入流路
12e 端部
13 ディフューザ部
14,14’ 締結ボルト
14a,14’a 頭部
14b,14’b 軸部
14c,14’c 先端
15 座金
17 スクロール部
17a 内側スクロールケーシング
17b 外側スクロールケーシング
17c 渦形室
17d 外周側端部
17e 内周側端部
17f 連結部
17g 締結穴
17h 端部
17j 突出部
17k 締結穴
30 ロータ軸
100 過給機
X 軸線

Claims (6)

  1. ロータ軸に取り付けられるとともに取込口から流入する流体を圧縮して吐出口から吐出する羽根車と、
    該羽根車を収容するとともに前記ロータ軸の軸線方向に延在し、前記流体を吸入する吸入口が設けられた案内筒と、
    該案内筒よりも前記軸線方向に直交する径方向の外周側に配置されるとともに前記吐出口から吐出された圧縮流体が流入する渦形室を形成するスクロール部と、
    前記案内筒を前記スクロール部に取り付けるとともに頭部と軸部とを備える締結ボルトとを備え、
    前記スクロール部は、前記吐出口側に設けられた内周側端部と、該内周側端部と前記軸線方向に離間して、前記吸入口側に設けられた端部とを備え
    前記内周側端部には、前記締結ボルトの前記軸部の先端が締結される締結穴が形成され、
    前記端部には、前記締結ボルトの前記軸部が挿入される貫通穴が形成されており、
    前記締結ボルトは、前記頭部が前記案内筒の前記流体を吸入する吸入口側の端部に取り付けられるとともに前記軸部の先端が前記締結穴に締結される遠心圧縮機。
  2. 前記吐出口から吐出された前記流体を前記渦形室へ導くとともに前記スクロール部の前記内周側端部に取り付けられるディフューザ部を備える請求項1に記載の遠心圧縮機。
  3. 前記スクロール部は、前記渦形室を形成する部分から前記径方向の内周側に突出する突出部を有し、
    前記締結穴が前記突出部に形成されている請求項1に記載の遠心圧縮機。
  4. 複数の前記締結ボルトを備え、
    前記締結穴は、前記内周側端部の前記軸線回りの複数箇所に形成されており、
    前記複数の締結ボルトのそれぞれは、前記頭部が前記案内筒の前記吸入口側の端部に取り付けられるとともに前記軸部の先端が前記複数の締結穴のそれぞれに締結される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の遠心圧縮機。
  5. 前記締結ボルトは、圧延鋼材により形成されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遠心圧縮機。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の遠心圧縮機と、
    前記軸線回りに回転するとともに前記ロータ軸に連結されるタービンと、を備える過給機。
JP2014219569A 2014-10-28 2014-10-28 遠心圧縮機およびそれを備えた過給機 Active JP6486648B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014219569A JP6486648B2 (ja) 2014-10-28 2014-10-28 遠心圧縮機およびそれを備えた過給機
EP15854491.6A EP3163090B1 (en) 2014-10-28 2015-10-26 Centrifugal compressor and supercharger with same
PCT/JP2015/080047 WO2016068056A1 (ja) 2014-10-28 2015-10-26 遠心圧縮機およびそれを備えた過給機
KR1020177002130A KR101904679B1 (ko) 2014-10-28 2015-10-26 원심 압축기 및 그것을 구비한 과급기
CN201580041143.XA CN107076166B (zh) 2014-10-28 2015-10-26 离心压缩机及具备离心压缩机的增压器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014219569A JP6486648B2 (ja) 2014-10-28 2014-10-28 遠心圧縮機およびそれを備えた過給機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016084785A JP2016084785A (ja) 2016-05-19
JP2016084785A5 JP2016084785A5 (ja) 2016-10-13
JP6486648B2 true JP6486648B2 (ja) 2019-03-20

Family

ID=55857395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014219569A Active JP6486648B2 (ja) 2014-10-28 2014-10-28 遠心圧縮機およびそれを備えた過給機

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP3163090B1 (ja)
JP (1) JP6486648B2 (ja)
KR (1) KR101904679B1 (ja)
CN (1) CN107076166B (ja)
WO (1) WO2016068056A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022057340A (ja) * 2020-09-30 2022-04-11 三菱重工マリンマシナリ株式会社 回転機械および回転機械の補修方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6392004U (ja) * 1986-12-05 1988-06-14
JP4359798B2 (ja) * 1999-11-05 2009-11-04 株式会社Ihi 排気タービン過給機
DE10050931C5 (de) * 2000-10-13 2007-03-29 Man Diesel Se Turbomaschine mit radial durchströmten Laufrad
DE10107807C1 (de) * 2001-02-20 2002-07-25 Man B & W Diesel Ag Strömungsmaschine mit radial durchströmtem Verdichterrad
DE102004027594B4 (de) * 2004-06-05 2006-06-29 Man B & W Diesel Ag Strömungsmaschine mit radial durchströmtem Verdichterrad
DE102004028133C5 (de) * 2004-06-09 2017-10-26 Man Diesel & Turbo Se Strömungsmaschine, insbesondere Abgasturbolader
DE102005039820B4 (de) * 2005-08-22 2007-06-28 Man Diesel Se Containment-Sicherung für Strömungsmaschinen mit radial durchströmtem Verdichterrad
JP5101546B2 (ja) * 2009-02-26 2012-12-19 三菱重工業株式会社 可変容量型排気ターボ過給機
JP5230590B2 (ja) * 2009-12-07 2013-07-10 三菱重工業株式会社 排気タービン過給機の排気入口ケーシング

Also Published As

Publication number Publication date
KR20170026506A (ko) 2017-03-08
JP2016084785A (ja) 2016-05-19
WO2016068056A1 (ja) 2016-05-06
EP3163090A1 (en) 2017-05-03
CN107076166B (zh) 2019-05-14
CN107076166A (zh) 2017-08-18
EP3163090B1 (en) 2018-10-10
KR101904679B1 (ko) 2018-10-04
EP3163090A4 (en) 2017-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6391970B2 (ja) 遠心圧縮機、過給機、および遠心圧縮機の製造方法、並びにサイレンサ
EP3324053B1 (en) Compression device and supercharger
JP6284637B2 (ja) コンプレッサ
JP6272248B2 (ja) 遠心圧縮機およびそれを備えた過給機
EP3073091B1 (en) Compressor
JP6486648B2 (ja) 遠心圧縮機およびそれを備えた過給機
WO2015151844A1 (ja) 遠心圧縮機、過給機、および遠心圧縮機の製造方法
JP6404082B2 (ja) 遠心圧縮機およびそれを備えた過給機
JP6847683B2 (ja) 遠心圧縮機および過給機
JP6133439B2 (ja) 圧縮機および過給機
JP6517386B2 (ja) 遠心圧縮機および過給機
KR20230054463A (ko) 회전 기계 및 회전 기계의 보수 방법
JP6456596B2 (ja) 遠心圧縮機、過給機、および遠心圧縮機の製造方法
JP6541956B2 (ja) 遠心圧縮機およびそれを備えた過給機
JP2016084785A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160826

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6486648

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350