JP6485041B2 - 蓄電デバイス劣化推定装置、蓄電デバイス劣化推定方法、移動体 - Google Patents

蓄電デバイス劣化推定装置、蓄電デバイス劣化推定方法、移動体 Download PDF

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Description

本発明は、蓄電デバイス劣化推定装置、蓄電デバイス劣化推定方法、及び前記蓄電デバイス劣化推定装置を有する移動体に関する。
ハイブリッド車や電気自動車は、電池を搭載し、電池からの電力でモータを駆動している。ここで、電池は使用することによって、又、使用せずとも劣化していく。電池の劣化は、車の燃費若しくは電費に大きく影響する。又、急速に劣化が進行すると、今まで動いていた車が急に動かなくなる等の不具合が発生するので、劣化状況を精度よく推定することが求められている。
電池の劣化状態を推定する技術の一例として、電池電圧が残容量との間の相関関係が明確となる変化を示す変極点を複数有するリチウムイオン電池の劣化を、電池の初期と使用後の満充電容量から算出する装置を挙げることができる。この装置では、電池の劣化を電池の使用前後の満充電容量から算出、推定する手法を採っているため、電池の劣化状態を推定するために電池を完全放電させる必要がある。
しかしながら、電池のような蓄電デバイスを完全放電させることは、ユーザの利便性を著しく阻害すると共に、蓄電デバイスの劣化を引き起こす問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、蓄電デバイスを完全放電させずに劣化状態を推定可能な蓄電デバイス劣化推定装置を提供することを課題とする。
本蓄電デバイス劣化推定装置は、劣化速度の異なる複数の活物質を含む電極を備え、定電流充電曲線において劣化速度の速い活物質の特性に依存する第1領域と、劣化速度の遅い活物質の特性に依存する第2領域と、前記第1領域及び前記第2領域よりも低電圧側の第3領域とを有する蓄電デバイスの劣化状態を推定する蓄電デバイス劣化推定装置であって、前記蓄電デバイスの定電流充電中の電圧及び電流を含む情報を蓄積して記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された情報に基づいて、前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域のうち少なくとも1つの領域の特性値を計算し、前記特性値を、前記特性値に相当する初期特性値と比較し、比較結果に基づいて前記蓄電デバイスの劣化状態を推定する劣化状態推定部と、を有し、前記特性値は、前記蓄電デバイスの容量であり、前記劣化状態推定部は、前記第1領域の容量及び前記第2領域の容量を、前記蓄電デバイスの電圧と前記蓄電デバイスの容量を電圧で微分した微分量との関係を示す曲線の各領域に対応する半値全幅の値に基づいて計算することを要件とする。
開示の技術によれば、蓄電デバイスを完全放電させずに劣化状態を推定可能な蓄電デバイス劣化推定装置を提供できる。
本実施の形態に係る蓄電デバイス劣化推定装置が適用されるハイブリッド車両の概略構成図である。 一般的なリチウムイオン電池の充電特性を例示する図である。 本実施の形態に係る電池の充電特性を例示する図である。 活物質の劣化速度の違いについて説明する図である。 本実施の形態に係る電池の劣化前後の充電特性を例示する図である。 バッテリ制御ユニットの機能ブロック図の例(その1)である。 劣化推定の方法を示すフォローチャートの例(その1)である。 本実施の形態に係る電池の電圧対微分量特性を例示する図である。 本実施の形態に係る電池の劣化前後の電圧対微分量特性を例示する図である。 劣化推定の方法を示すフォローチャートの例(その2)である。 半値全幅の面積による容量の計算について説明する図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
図1は、本実施の形態に係る蓄電デバイス劣化推定装置が適用されるハイブリッド車両の概略構成図である。図1において、バッテリパック10は、電池11と、モニタユニット12とを有する。なお、バッテリパック10には、電池11が最低1つ含まれていればよいが、高出力化のために2つ以上の電池11を直列接続や並列接続しても構わない。
電池11は、充放電可能な電池である。電池11としては、例えば、リチウムイオン電池等を用いることができる。モニタユニット12は、電池11の状態をモニタする機能を有する。モニタユニット12は電圧センサ、電流センサ、温度センサ等を備えていてもよい。なお、電池11は、本発明に係る蓄電デバイスの代表的な一例である。
エンジン20は、ガソリンや軽油等を燃料とする周知の内燃機関である。モータ30は、電動機及び発電機として機能する周知の発電電動機である。なお、電池11はモータ30が電動機として機能する際に電力を供給する役割と、モータ30が発電機として機能する際に回生エネルギを蓄える役割を担っている。
PHEVやHEVを含むハイブリッド車両では、エンジン20とモータ30とを併用しており、エンジン20から出力される動力とモータ30から出力される動力の少なくとも一方の動力により走行する。
システム制御ユニット40は、モータ30の動力のみで動作するEVモードと、モータ30の動力とエンジン20の動力とを併用して動作するHEVモードとの切り替えを制御可能に構成されたECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)である。システム制御ユニット40は、電池11の充電の制御や回生動作の制御等の他の様々な制御を可能に構成されていても構わない。
システム制御ユニット40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、メインメモリ等を含むように構成することができる。この場合、システム制御ユニット40の各種機能は、ROM等に記録されたプログラムがメインメモリに読み出されてCPUにより実行されることによって実現できる。システム制御ユニット40のCPUは、必要に応じてRAMからデータを読み出したり、格納したりできる。
バッテリ制御ユニット50は、電池11の充放電状態を管理制御する機能を有し、充電部60を介して電池11を充電する。又、バッテリ制御ユニット50は、電池11の劣化推定を行う機能を有している。なお、ハイブリッド車両がPHEVである場合には、充電部60には外部電源用プラグ65が設けられており、外部電源用プラグ65をコンセントに差し込むことで直接充電可能である。そして、バッテリ制御ユニット50は、例えば、家庭用コンセントでプラグ充電中に劣化推定することができる。或いは、ガソリンスタンドでの充電中等に劣化推定してもよい。
バッテリ制御ユニット50は、例えば、CPU、ROM、RAM、メインメモリ等を含むように構成してもよい。この場合、バッテリ制御ユニット50の各種機能は、ROM等に記録されたプログラムがメインメモリに読み出されてCPUにより実行されることによって実現できる。バッテリ制御ユニット50のCPUは、必要に応じてRAMからデータを読み出したり、格納したりできる。なお、システム制御ユニット40やバッテリ制御ユニット50は、CAN(Controller Area Network)等により相互にデータの送受信が可能に構成されている。
但し、バッテリ制御ユニット50の一部の機能をシステム制御ユニット40が担ってもよいし、システム制御ユニット40の一部の機能をバッテリ制御ユニット50が担ってもよい。又、システム制御ユニット40及びバッテリ制御ユニット50を物理的に1つのECUとして実現してもよいし、3つ以上のECUとして実現してもよい。
ここで、電池11の充電特性について説明する。図2は、一般的なリチウムイオン電池の充電特性を例示する図である。図3は、本実施の形態に係る電池11の充電特性を例示する図である。図2及び図3は、横軸に容量(Ah)、縦軸に端子間の電圧(V)をとった定電流充電曲線である。
一般的なリチウムイオン電池は、正極活物質として、例えば、NCA(ニッケル、コバルト、アルミニウム)を用いており、その場合、図2に示すように、充電の最終電圧の4.2Vまで比較的単調増加する充電特性となる。
一方、本実施の形態に係る電池11は、正極として、電池電圧に対して出力特性の異なる活物質を混ぜた電極を使用している。この場合、異なる材料は混ざるだけで、化学反応するものではないため、充放電時の各電圧におけるイオンの出し入れは、材料固有のものとして、充電特性に現れることになる。
以降は、一例として、電池11が、例えば、Li(POを基本骨格とするリン酸バナジウムリチウム又は該リン酸バナジウムリチウムの構造の一部を変性した類似化合物(以下、リン酸バナジウムリチウムと呼ぶ)とNCAとを混ぜた電極を用いたリチウムイオン電池である場合について説明する。なお、負極の活物質としては、例えば、グラファイト等を用いることができる。この場合、図3に示すように、比較的フラットなA領域及びC領域と、比較的傾斜の大きなB領域とD領域とが現れる。A領域及びC領域は、リン酸バナジウムリチウムの特性が現れている領域である。一方、B領域及びD領域はNCAの特性が現れている領域である。
図4は、活物質の劣化速度の違いについて説明する図である。図4では、横軸に電池の使用時間をとり、縦軸に容量維持率をとって劣化を表している。劣化には様々な要因が考えられるが、主な要因は、サイクル回数、温度、充放電電流の大きさ等である。電池は、使用することで、又、満充電状態で保存しておくだけでも劣化するが、活物質の種類により、劣化度の大きなものと、小さなものがある。図4の(1)は比較的劣化し難いリン酸バナジウムリチウムの特性例であり、図4の(2)は比較的劣化し易いNCAの特性例である。
図4に例示したような活物質の種類による劣化速度の違いにより、本実施の形態に係る電池11の初期と劣化後の充電特性は、例えば、図5のようになる。図5の(1)で示す実線は電池11の初期(劣化前)の充電特性を例示しており、図5の(2)で示す破線は電池11の劣化後の充電特性を例示している。
図5の例では、比較的劣化し難い活物質であるリン酸バナジウムリチウムの特性が現れているA領域とC領域では、劣化後(A'領域とC'領域)でも容量(フラットな領域の幅)がほとんど変化していない。これに対して、比較的劣化し易い活物質であるNCAの特性が現れているB領域とD領域では、劣化後(B'領域とD'領域)は容量が減っている(傾斜が大きくなり幅が減っている)。
このように、劣化速度の異なる複数の活物質を含む正極を備えた電池11は、定電流充電曲線において劣化速度の速い活物質の特性に依存する領域と、劣化速度の遅い活物質の特性に依存する領域とを有する。そのため、劣化が進行した場合、比較的劣化し易い活物質が先に劣化し、その活物質の特性に依存する領域の容量が初期より少なくなる。そして、各活物質の充電特性への寄与度は、電池電圧によって異なり、例えば、2.5Vから4.2Vの間で、各活物質に依存して特性が異なる複数の領域が存在する。
A領域、B領域、C領域及D領域の少なくとも1つの領域の特性値を計算し、計算した特性値を、計算した特性値に相当する初期特性値と比較することにより、電池11の劣化状態を推定することができる。例えば、比較する特性値として『容量』を用いることができる。例えばは、(D領域の容量)又は(C領域の容量)を劣化の指標として用い、(D領域の容量)又は(C領域の容量)が初期特性値の所定%以下となった時に劣化したと判断することができる。所定%の具体値は適宜決定できるが、一例を挙げれば70%である。
ここで、図6に示すバッテリ制御ユニットの機能ブロック図、図7に示すフローチャート、図1及び図3を参照しながら、図3に示す充電特性を備えた電池11の劣化推定の方法について説明する。なお、ここでは、電池11の電圧が3.8V未満の状態において、(D領域の容量)又は(C領域の容量)を指標に用い、電池11の劣化推定を行う例を示す。なお、図6に示すバッテリ制御ユニット50は、本発明に係る蓄電デバイス劣化推定装置の代表的な一例である。
まず、図7のステップS101では、充電部60は、バッテリ制御ユニット50の指令により、電池11の定電流充電を開始する。次に、ステップS102では、モニタユニット12は、電池11のモニタリング(監視)を開始する。モニタユニット12は、例えば、電池11の定電流充電中の電圧及び電流、電池11の温度をモニタリングする。なお、モニタリングは、充電中、継続的に行われる。
次に、ステップS103では、バッテリ制御ユニット50は、図3のC領域の容量を計算する。具体的には、バッテリ制御ユニット50の記憶部51は、定電流充電の開始から終了まで、モニタユニット12から得られる電池11の電圧、電流及び温度等の情報を蓄積し記憶する。そして、定電流充電の完了後、バッテリ制御ユニット50の計算部52は、記憶部51に記憶された情報に基づいて、図3のC領域の容量を計算する。例えば、B領域とC領域との境界電圧が3.8V、C領域とD領域との境界電圧が3.8+αV(αは既定値)である場合には、電池11の電圧が3.8VからαV上昇する間の充電電流の積算量を求めることで、C領域の容量を計算できる。
次に、ステップS104では、バッテリ制御ユニット50の計算部52は、ステップS103と同様にして、図3のD領域の容量を計算する。例えば、C領域とD領域との境界電圧が3.8+αV(αは既定値)、D領域の最終電圧(満充電時の電圧)が4.2Vである場合には、電池11の電圧が3.8+αVから4.2Vまで上昇する間の充電電流の積算量を求めることで、D領域の容量を計算できる。
但し、D領域の最終電圧は満充電時の電圧としなくてもよく、満充電前の電圧、例えば4.15Vとすることもできる。このように、定電流充電曲線の満充電側の領域では、満充電させないように所定電圧以下で容量を計算してもよい。これにより、満充電しない場合でも電池11の劣化状態を推定することができる。
次に、ステップS105では、劣化状態推定部53は、ステップS103で計算した(C領域の容量)又はステップS104で計算した(D領域の容量)と、予め記憶部51に記憶されていた初期特性値とを比較する。なお、ここで、初期特性値とは、初期の(D領域の容量)又は(C領域の容量)である。そして、劣化状態推定部53は、比較結果に基づいて電池11の劣化状態を推定する。具体的には、ステップS103で計算した(C領域の容量)又はステップS104で計算した(D領域の容量)が、夫々初期特性値の所定%以下(例えば、70%以下)であるか否かを判定する。
ここで、電池11の温度に対する複数の初期特性値を記憶部51に記憶しておくことが好ましい。この場合、ステップS105において、モニタユニット12が充電中にモニタリングした電池11の温度に対応する初期特性値を記憶部51から読み出し、ステップS103又はS104で計算した容量と比較することが好ましい。これにより、劣化状態の推定の精度を向上できる。
ステップS105で、ステップS103又はS104で計算した容量が初期特性値の所定%以下であると判定した場合(電池11が劣化していると推定した場合)には、ステップS106に移行し、通信部54は、判定結果をシステム制御ユニット40に送信する。通信部54から判定結果を受信したシステム制御ユニット40は、例えば、ハイブリッド車両に搭載されたモニタに、運転者等に電池交換を促す表示を行う。
ステップS105で、ステップS103又はS104で計算した容量が初期特性値の所定%以下でないと判定した場合(電池11が劣化してないと推定した場合)には、必要なタイミングで再度、電池11の劣化推定を行う。
このように、(C領域の容量)又は(D領域の容量)を計算し、計算した容量を、計算した容量に相当する初期特性値と比較することで、電池11の劣化状態の推定を行うことができる。この際、定電流充電曲線において、C領域及びD領域よりも低電圧側に少なくとも1つ以上の領域(図3の場合にはA領域とB領域)が存在するが、C領域及びD領域よりも低電圧側の領域については容量の測定は不要である。そのため、電池11を完全放電させずに劣化状態を推定可能となり、ユーザの利便性を向上できる。
但し、上記の例では、(D領域の容量)又は(C領域の容量)を指標に用いたが、これに代えて、(B領域の容量)を指標に用いてもよい。更に、「(C領域の容量)+(D領域の容量)」、「(B領域の容量)+(C領域の容量)」、「(B領域の容量)+(C領域の容量)+(D領域の容量)」、等を指標に用いてもよい。
又、A領域については、完全放電する機会があれば、指標とすることもできる。又、A領域の中で、完全放電が2.5Vであれば、例えば3.0V以上に相当する領域(つまりA領域の一部)を指標とすることができる。このように、定電流充電曲線の完全放電側の領域では、完全放電させないように所定電圧以上で容量を計算してもよい。これにより、A領域を利用する場合でも、完全放電による電池劣化やユーザの利便性を損なわずに、電池11の劣化状態を推定することができる。
〈第2の実施の形態〉
第2の実施の形態では、容量を電圧で微分した微分量を用いて電池11の劣化推定を行う例を示す。なお、第2の実施の形態において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図8は、本実施の形態に係る電池の電圧対微分量特性を例示する図である。つまり、図8は、容量を電圧で微分した微分量と電圧との関係を例示している。第1の実施の形態の図5では、縦軸に電圧、横軸に容量をとっていた。劣化が進むと容量が減少するので、図5では、初期の特性である(1)よりも劣化後の特性である(2)の方が、B領域及びD領域でのグラフ波形の傾きが大きくなっている。
一方、図8では、横軸に電圧、縦軸に容量を電圧で微分した微分量dQ/dVをとっている。そのため、図8では、図5で比較的フラットであったA領域及びC領域の極大値は、B領域及びD領域の極大値よりも大きくなって現れる。そして、図9に示すように、比較的劣化し難い活物質であるリン酸バナジウムリチウムの特性が現れているA領域とC領域では極大値は変化し難い。これに対して、比較的劣化し易い活物質であるNCAの特性が現れているB領域とD領域では、劣化に伴い極大値が変化(減少)し易い。なお、図9の(1)で示す実線は電池11の初期(劣化前)の電圧対微分量特性を例示しており、図9の(2)で示す破線は電池11の劣化後の電圧対微分量特性を例示している。
そこで、比較する特性値として、第1の実施の形態における電池11の『容量』に代えて、電池11の容量を電圧で微分した『微分量の極大値』を用いて、電池11の劣化状態を推定することができる。具体的には、例えば、(B領域の微分量の極大値)又は(C領域の微分量の極大値)を劣化の指標として用い、(B領域の微分量の極大値)又は(C領域の微分量の極大値)が初期特性値の所定%以下となった時に劣化したと判断することができる。所定%の具体値は適宜決定できるが、一例を挙げれば70%である。
ここで、図6に示すバッテリ制御ユニットの機能ブロック図、図10に示すフローチャート、図1及び図8を参照しながら、図8の特性に基づく電池11の劣化推定の方法について説明する。なお、ここでは、電池11の電圧が3.6V未満の状態において、(B領域の微分量の極大値)又は(C領域の微分量の極大値)を指標に用い、電池11の劣化推定を行う例を示す。
まず、ステップS101及びS102において第1の実施の形態と同様の処理を行った後、ステップS203では、バッテリ制御ユニット50は、図8のB領域の微分量の極大値を計算する。具体的には、バッテリ制御ユニット50の記憶部51は、定電流充電の開始から終了まで、モニタユニット12から得られる電池11の電圧、電流及び温度等の情報を蓄積し記憶する。そして、定電流充電の完了後、バッテリ制御ユニット50の計算部52は、記憶部51に記憶された情報に基づいて、図8のB領域の微分量の極大値を計算する。
例えば、A領域とB領域との境界の微分量の極小値が3.6V、B領域とC領域との境界の微分量の極小値が3.7Vであるとする。この場合には、電池11の電圧が3.6Vから3.7Vまで上昇する間において、電池11の電圧がΔV(例えば0.05mV)上昇するごとに、充電電流の積算量/ΔVを算出する。そして、算出した値中の最も大きな値をB領域の微分量の極大値とすることができる。
次に、ステップS204では、バッテリ制御ユニット50の計算部52は、ステップS203と同様にして、図8のC領域の微分量の極大値を計算する。例えば、B領域とC領域との境界の微分量の極小値が3.7V、C領域とD領域との境界の微分量の極小値が3.9Vであるとする。この場合には、電池11の電圧が3.7Vから3.9Vまで上昇する間において、電池11の電圧がΔV(例えば0.05mV)上昇するごとに、充電電流の積算量/ΔVを算出する。そして、算出した値中の最も大きな値をC領域の微分量の極大値とすることができる。
次に、ステップS205では、劣化状態推定部53は、ステップS203で計算した(B領域の微分量の極大値)又はステップS204で計算した(C領域の微分量の極大値)と、予め記憶部51に記憶されていた初期特性値とを比較する。なお、ここで、初期特性値とは、初期の(B領域の微分量の極大値)又は(C領域の微分量の極大値)である。そして、劣化状態推定部53は、比較結果に基づいて電池11の劣化状態を推定する。具体的には、ステップS203で計算した(B領域の微分量の極大値)又はステップS204で計算した(C領域の微分量の極大値)が、夫々初期特性値の所定%以下(例えば、70%以下)であるか否かを判定する。次に、図6のS106と同様の処理を行い、劣化推定が終了する。
ここで、電池11の温度に対する複数の初期特性値を記憶部51に記憶しておくことが好ましい。この場合、ステップS205において、モニタユニット12が充電中にモニタリングした電池11の温度に対応する初期特性値を記憶部51から読み出し、ステップS203又はS204で計算した微分量の極大値と比較することが好ましい。これにより、劣化状態の推定の精度を向上できる。
このように、(B領域の微分量の極大値)又は(C領域の微分量の極大値)を計算し、計算した微分量の極大値を、計算した微分量の極大値に相当する初期特性値と比較することで、電池11の劣化状態の推定を行うことができる。この際、定電流充電曲線において、B領域及びC領域よりも低電圧側に少なくとも1つ以上の領域(図8の場合にはA領域)が存在するが、B領域及びC領域よりも低電圧側の領域については微分量の極大値の測定は不要である。そのため、電池11を完全放電させずに劣化状態を推定可能となり、ユーザの利便性を向上できる。
但し、上記の例では、(B領域の微分量の極大値)又は(C領域の微分量の極大値)を指標に用いたが、これに代えて、(D領域の微分量の極大値)を指標に用いてもよい。この場合、満充電させないように所定電圧以下で微分量の極大値を計算してもよい。このように、定電流充電曲線の満充電側の領域では、満充電させないように所定電圧以下で微分量の極大値を計算してもよい。これにより、満充電しない場合でも電池11の劣化状態を推定することができる。
更に、「(C領域の微分量の極大値)+(D領域の微分量の極大値)」、「(B領域の微分量の極大値)+(C領域の微分量の極大値)」、「(B領域の微分量の極大値)+(C領域の微分量の極大値)+(D領域の微分量の極大値)」、等を指標に用いてもよい。
又、A領域については、完全放電する機会があれば、指標とすることもできる。又、A領域の中で、微分量の極大値を計算できる領域まで放電されている場合には、A領域を指標とすることができる。このように、定電流充電曲線の完全放電側の領域では、完全放電させないように所定電圧以上で微分量の極大値を計算してもよい。これにより、A領域を利用する場合でも、完全放電による電池劣化やユーザの利便性を損なわずに、電池11の劣化状態を推定することができる。
〈第3の実施の形態〉
第3の実施の形態では、容量を電圧で微分した微分量を用いて電池11の各領域の容量を求める例を示す。なお、第3の実施の形態において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図11は、半値全幅の面積による容量の計算について説明する図である。A〜Dの各領域における極大値と極小値から半値全幅を求めることができる。図11のA〜Dの各領域の斜線部が、その領域の半値全幅である。そして、A〜Dの各領域において、半値全幅の面積を求めると、それがその領域の容量となる。
この方法は、A〜Dの各領域における極大値と極小値から、各領域の容量を一律に算出できる点で好適である。そこで、第1の実施の形態において、A〜Dの各領域の容量を半値全幅の面積から算出し、それらを適宜比較するようにしてもよい。
以上、好ましい実施の形態について詳説したが、上述した実施の形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上記の実施の形態では、本発明に係る蓄電デバイス劣化推定装置を電池(特に、リチウムイオン電池)に適用する例を示した。しかし、本発明に係る蓄電デバイス劣化推定装置は、リチウムイオン電池以外の充電可能な電池、電気二重層コンデンサ等のキャパシタ等を含む様々な蓄電デバイスに適用することができる。
又、上記の実施の形態では、本発明に係る蓄電デバイス劣化推定装置を搭載可能な移動体の一例としてPHEVやHEVを用いて説明を行った。しかし、移動体は、PHEVやHEVには限られず、例えば、蓄電デバイスを使用して走行可能な機関車やバイクであってもよい。又、移動体は、蓄電デバイスを使用して走行可能な、工場等で使用される搬送用ロボットであってもよい。又、移動体は、その物体全体が移動せず、一部のみが移動するもの、例えば、工場の製造ラインに配される、蓄電デバイスを使用してアーム等が動作可能な組立ロボットであってもよい。
10 バッテリパック
11 電池
12 モニタユニット
20 エンジン
30 モータ
40 システム制御ユニット
50 バッテリ制御ユニット
51 記憶部
52 計算部
53 劣化状態推定部
54 通信部
60 充電部
65 外部電源用プラグ
特許第5282789号

Claims (11)

  1. 劣化速度の異なる複数の活物質を含む電極を備え、定電流充電曲線において劣化速度の速い活物質の特性に依存する第1領域と、劣化速度の遅い活物質の特性に依存する第2領域と、前記第1領域及び前記第2領域よりも低電圧側の第3領域とを有する蓄電デバイスの劣化状態を推定する蓄電デバイス劣化推定装置であって、
    前記蓄電デバイスの定電流充電中の電圧及び電流を含む情報を蓄積して記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された情報に基づいて、前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域のうち少なくとも1つの領域の特性値を計算し、前記特性値を、前記特性値に相当する初期特性値と比較し、比較結果に基づいて前記蓄電デバイスの劣化状態を推定する劣化状態推定部と、を有し、
    前記特性値は、前記蓄電デバイスの容量であり、
    前記劣化状態推定部は、前記第1領域の容量及び前記第2領域の容量を、前記蓄電デバイスの電圧と前記蓄電デバイスの容量を電圧で微分した微分量との関係を示す曲線の各領域に対応する半値全幅の値に基づいて計算することを特徴とする蓄電デバイス劣化推定装置。
  2. 劣化速度の異なる複数の活物質を含む電極を備え、定電流充電曲線において劣化速度の速い活物質の特性に依存する第1領域と、劣化速度の遅い活物質の特性に依存する第2領域と、前記第1領域及び前記第2領域よりも低電圧側の第3領域とを有する蓄電デバイスの劣化状態を推定する蓄電デバイス劣化推定装置であって、
    前記蓄電デバイスの定電流充電中の電圧及び電流を含む情報を蓄積して記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された情報に基づいて、前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域のうち少なくとも1つの領域の特性値を計算し、前記特性値を、前記特性値に相当する初期特性値と比較し、比較結果に基づいて前記蓄電デバイスの劣化状態を推定する劣化状態推定部と、を有し、
    前記特性値は、前記蓄電デバイスの容量を電圧で微分した微分量の極大値であり、
    前記劣化状態推定部は、前記第1領域の微分量の極大値と前記第2領域の微分量の極大値の和、又は前記第1領域の微分量の極大値を初期特性値と比較し、比較結果に基づいて前記蓄電デバイスの劣化状態を推定することを特徴とする蓄電デバイス劣化推定装置。
  3. 劣化速度の異なる複数の活物質を含む電極を備え、定電流充電曲線において劣化速度の速い活物質の特性に依存する第1領域と、劣化速度の速い活物質の特性に依存し、前記第1領域よりも低電圧側に位置する第3領域と、劣化速度の遅い活物質の特性に依存し、前記第1領域と前記第3領域の間に位置する第2領域とを有する蓄電デバイスの劣化状態を推定する蓄電デバイス劣化推定装置であって、
    前記蓄電デバイスの定電流充電中の電圧及び電流を含む情報を蓄積して記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された情報に基づいて、前記第1領域の特性値と前記第2領域の特性値の和、又は、前記第1領域の特性値を計算し、前記特性値を、前記特性値に相当する初期特性値と比較し、比較結果に基づいて前記蓄電デバイスの劣化状態を推定する劣化状態推定部と、を有し、
    前記特性値は、前記蓄電デバイスの容量であることを特徴とする蓄電デバイス劣化推定装置。
  4. 前記記憶部は、前記蓄電デバイスの温度に対応する複数の初期特性値を記憶しており、
    前記劣化状態推定部は、充電中の前記蓄電デバイスの温度に対応する初期特性値を前記記憶部から読み出し、前記特性値と比較することを特徴とする請求項1乃至の何れか一項記載の蓄電デバイス劣化推定装置。
  5. 前記劣化状態推定部は、前記定電流充電曲線の満充電側の領域では、満充電させないように所定電圧以下で前記特性値を計算することを特徴とする請求項1乃至の何れか一項記載の蓄電デバイス劣化推定装置。
  6. 前記劣化状態推定部は、前記定電流充電曲線の完全放電側の領域では、完全放電させないように所定電圧以上で前記特性値を計算することを特徴とする請求項1乃至の何れか一項記載の蓄電デバイス劣化推定装置。
  7. 前記蓄電デバイスの電極の材料は、Li(POを基本骨格とするリン酸バナジウムリチウム又は該リン酸バナジウムリチウムの構造の一部を変性した類似化合物を含んでいることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項記載の蓄電デバイス劣化推定装置。
  8. 前記蓄電デバイスと、前記蓄電デバイスを充電する充電部と、請求項1乃至の何れか一項記載の蓄電デバイス劣化推定装置と、を有する移動体。
  9. 劣化速度の異なる複数の活物質を含む電極を備え、定電流充電曲線において劣化速度の速い活物質の特性に依存する第1領域と、劣化速度の遅い活物質の特性に依存する第2領域と、前記第1領域及び前記第2領域よりも低電圧側の第3領域とを有する蓄電デバイスの劣化状態を推定する蓄電デバイス劣化推定方法であって、
    前記蓄電デバイスの定電流充電中の電圧及び電流を含む情報を蓄積して記憶するステップと、
    前記記憶するステップで記憶された情報に基づいて、前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域のうち少なくとも1つの領域の特性値を計算し、前記特性値を、前記特性値に相当する初期特性値と比較し、比較結果に基づいて前記蓄電デバイスの劣化状態を推定するステップと、を有し、
    前記特性値は、前記蓄電デバイスの容量であり、
    前記劣化状態を推定するステップでは、前記第1領域の容量及び前記第2領域の容量を、前記蓄電デバイスの電圧と前記蓄電デバイスの容量を電圧で微分した微分量との関係を示す曲線の各領域に対応する半値全幅の値に基づいて計算することを特徴とする蓄電デバイス劣化推定方法。
  10. 劣化速度の異なる複数の活物質を含む電極を備え、定電流充電曲線において劣化速度の速い活物質の特性に依存する第1領域と、劣化速度の遅い活物質の特性に依存する第2領域と、前記第1領域及び前記第2領域よりも低電圧側の第3領域とを有する蓄電デバイスの劣化状態を推定する蓄電デバイス劣化推定方法であって、
    前記蓄電デバイスの定電流充電中の電圧及び電流を含む情報を蓄積して記憶するステップと、
    前記記憶するステップで記憶された情報に基づいて、前記第1領域、前記第2領域、及び前記第3領域のうち少なくとも1つの領域の特性値を計算し、前記特性値を、前記特性値に相当する初期特性値と比較し、比較結果に基づいて前記蓄電デバイスの劣化状態を推定するステップと、を有し、
    前記特性値は、前記蓄電デバイスの容量を電圧で微分した微分量の極大値であり、
    前記劣化状態を推定するステップでは、前記第1領域の微分量の極大値と前記第2領域の微分量の極大値の和、又は前記第2領域の微分量の極大値を初期特性値と比較し、比較結果に基づいて前記蓄電デバイスの劣化状態を推定することを特徴とする蓄電デバイス劣化推定方法。
  11. 劣化速度の異なる複数の活物質を含む電極を備え、定電流充電曲線において劣化速度の速い活物質の特性に依存する第1領域と、劣化速度の速い活物質の特性に依存し、前記第1領域よりも低電圧側に位置する第3領域と、劣化速度の遅い活物質の特性に依存し、前記第1領域と前記第3領域の間に位置する第2領域とを有する蓄電デバイスの劣化状態を推定する蓄電デバイス劣化推定方法であって、
    前記蓄電デバイスの定電流充電中の電圧及び電流を含む情報を蓄積して記憶するステップと、
    前記記憶するステップで記憶された情報に基づいて、前記第1領域の特性値と前記第2領域の特性値の和、又は、前記第1領域の特性値を計算し、前記特性値を、前記特性値に相当する初期特性値と比較し、比較結果に基づいて前記蓄電デバイスの劣化状態を推定するステップと、を有し、
    前記特性値は、前記蓄電デバイスの容量であることを特徴とする蓄電デバイス劣化推定方法。
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