JP6483471B2 - 作業用手袋 - Google Patents

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本発明は、指差確認に用いる作業用手袋に関する。
従来より、建設現場、工場、鉄道やバスなどの輸送現場、保安関係の職場などにおいて、作業者の安全対策の1つとして指差呼称が行われている。指差呼称は、注意すべき対象に向かって作業者が人差し指を差し、「よし」「右よし」「後方よし」などと喚呼して安全を確認するための一連の動作である。指差呼称を行うことによって、作業者の緊張感や集中力を高め、ミスや労働災害の発生率を大きく下げる効果があると言われている。
しかし、例えば大勢の乗客の視線に晒される鉄道業務などの現場では指差呼称が徹底し易い傾向にあるが、作業者のみの現場や作業者が作業内容に集中してしまい易い場合などでは指差呼称が行われ難い傾向にある。
従来において、指差呼称の促進に用いる装置が種々提案されている。例えば、特許文献1では、「指差呼称をしてください」などの音声が予め設定された時間ごとにスピーカから出力され、作業者に指差呼称を促すことが提案されている。作業者が指差呼称を実行すると、その音声がマイクロフォンを通じて記録されるので、作業者は予め設定された時間ごとに声を出して指差呼称の確認を励行することになる。
また、特許文献2では、対象物の状態の確認を入力する入力装置を備え、確認者が指差呼称を行ったときに、確認者が把持する加速度センサにより指差呼称を検知して確認の入力を行うようにした確認装置が提案されている。
特開2009−198894号公報 特開2012−91899号公報
上に述べた特許文献1の方法によると、設定された時間ごとにスピーカから出力される音声によって作業者に半強制的に指差呼称を思い起こさせるので、指差呼称を行う回数は増えると考えられる。
しかし、指差呼称は設定された時間ごとに行うことになるので、本当に指差呼称が必要な作業に対して実際に指差呼称が行われる保証はない。また、それに用いる装置が大がかりであるため、そのような装置を全ての作業者に携帯させるにはコストやメンテナンスの面で問題がある。
また、特許文献2の方法による場合は、指差呼称を行ったことが加速度センサにより検知され確認信号として入力されるので、これにより指差呼称の確認がなされ、指差呼称を行うことの動機付けとはなるが、指差呼称が実際に必要となった都度に行われるかどうかは分からない。また、装置が大がかりであるため、特許文献1の場合と同様な問題がある。
特に近年においては、現場や事業所での安全対策の徹底や安全意識の向上が叫ばれている。計画・設計段階からの安全対策、工学的な安全措置(安全装置)、マニュアルや安全教育など管理的な安全対策、また、安全帯や防塵マスクなど個人の保護具による安全対策など、種々の安全対策が講じられているが、ヒューマンエラーによる災害をゼロにするのは極めて困難である。
指差確認の必要性は、ヒューマンエラー対策として永年に渡り叫ばれているが、安全管理者が作業者に指差確認の必要性について継続的な教育を行っても、実際に指差確認を行うか否かは作業者の判断に委ねられている。そのため、現実的な対応策として、現場や目につきやすい場所に「指差確認の励行」と書いた看板を掲示して作業者の意識の向上を促す程度に止まっているのが現状である。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、装置が大がかりとなることがなく、低コストでかつメンテナンスが不要で簡便に指差確認を促進させることを目的とする。
本発明に係る実施形態の作業用手袋は、指差確認に用いる作業用手袋であって、親指部、人差し指部、中指部、薬指部、および小指部のうちの前記人差し指部のみが、その付け根部から先端部まで全体的に他の部分と異なる色に着色されてなり、前記人差し指部は、黄色と黒の縞模様によって着色されてなる。
または、親指部、人差し指部、中指部、薬指部、および小指部のうちの前記人差し指部のみが、その付け根部から先端部まで全体的に他の部分と異なる色に着色されてなり、前記人差し指部以外の各指部、各指部に続く手のひら部および手の甲部は、白系統の色である。
好ましくは、前記人差し指部は、緑色または黄色によって着色される。また好ましくは、前記人差し指部に、付け根から先端に向かう方向の矢印マークが設けられる。また、前記人差し指部に、よしと呼称可能な文字が設けられる。
なお、本発明において、「指差確認」は「指差呼称」をも含めた概念として用いる。
本発明によると、装置が大がかりとなることがなく、低コストでかつメンテナンスが不要で簡便に指差確認を促進させることができる。
本発明に係る第1の実施形態の作業用手袋を正面図である。 第1の実施形態の作業用手袋の使用状態を示す図である。 本発明に係る第2の実施形態の作業用手袋を正面図である。 第2の実施形態の作業用手袋の使用状態を示す図である。 本発明に係る第3の実施形態の作業用手袋を正面図である。 第3の実施形態の作業用手袋の使用状態を示す図である。 本発明に係る第4の実施形態の作業用手袋を正面図である。 第4の実施形態の作業用手袋の使用状態を示す図である。
〔第1の実施形態〕
図1には第1の実施形態の作業用手袋1の正面図が、図2には作業用手袋1の使用状態が、それぞれ示されている。
図1および図2において、作業用手袋1は、綿糸、化繊糸、またはこれらの混合糸を用いて編まれた軍手であり、親指部11、人差し指部12、中指部13、薬指部14、小指部15、手のひら部16、手の甲部17、および手首部18などからなる。
親指部11、人差し指部12、中指部13、薬指部14、および小指部15は、それぞれ人の各指が入る部分であり、手のひら部16および手の甲部17は、それら各指部11〜15に続く部分であり、それぞれ手のひらまたは手の甲を覆う。手首部18は、手のひら部16および手の甲部17に続く部分であり、人の手首を覆う。手首部18にゴム糸を挿通して編み上げて弾力性を持たせることも可能である。
作業用手袋1は、全体として、白色、薄い黄色、または薄い灰色などの白系統の色を呈しており、指差確認に用いるために、人差し指部12のみが、その付け根部12aから先端部12bまで全体的に、他の部分と異なる色に着色されている。つまり、本実施形態において、人差し指部12以外の各指部11,13〜15、各指部に続く手のひら部16および手の甲部17は、白系統の色である。人差し指部12のみが全体的に着色されている。
なお、付け根部12aは、例えば人差し指の第3関節の近辺または第3関節と第2関節との間の辺りとすればよい。したがって、人差し指部12において着色を施す部分は、第3関節と第2関節との間の辺りから先端部12bまでとすればよい。このような範囲の人差し指部12の着色によって、作業用手袋1を着用した作業者に指差確認を思い起こさせる。因みに、人差し指部12の先端のみが着色されていた場合には、人差し指部12の指先で何かを押したり摘んだりすることを連想させるかも知れないが、全体的な着色でないために人差し指部12による指差確認を強く意識させることがなく、また、指差確認を行った場合に、着色した指先に意識が集中し勝ちとなり、対象に対する注意や確認への意識が薄れ勝ちとなって、指差確認による緊張感や集中力が損なわれてしまう恐れがある。
さて、人差し指部12は、緑色(グリーン)によって着色されている。つまり、人差し指部12は、緑色の着色部121となっている。緑色は、一般に安全をイメージする。例えば、日本工業規格において安全標識として定められている緑十字も緑色である。緑色として、例えば500〜570nm程度の波長の色相が用いられる。また、例えばマンセル2.5G6.5/10、2.5G5.5/10、またはこれらの近辺の色相が用いられる。
人差し指部12を緑色に着色するための方法として、編み上がった軍手の人差し指部12を染料または顔料などで染色する方法がある。また、人差し指部12に刷毛またはスプレーを用いて塗料などを塗布することでもよい。また、緑色のフィルムを人差し指部12に巻き付けて覆うことでもよい。また、人差し指部12には緑色に着色された糸を用いそれ以外の部分には白系統の糸を用いて作業用手袋1を編み上げることでもよい。
なお、染料または塗料などに蛍光材または蓄光材を混合し、またフィルムや糸に蛍光性または蓄光性を持った材料を用いてもよい。蛍光性または蓄光性を持たせることにより、夜や暗い場所でも着色部121を容易に明瞭に認識できる。
また、緑色に代えて、黄色(イエロー)としてもよい。つまりこの場合には人差し指部12を黄色に着色する。黄色は、一般に注意を喚起する色として用いられる。例えば、信号灯において注意を喚起するために黄色または黄色の点滅が用いられている。黄色として、例えば570〜585nm程度の波長の色相が用いられる。また、例えばマンセル4.0Y8.5/12.3、5Y8/14、5Y8.5/14、またはこれらの近辺の色相が用いられる。
人差し指部12を黄色に着色するための方法は、緑色の場合と同様である。また、緑色や黄色に代えて、赤色、橙色、その他の色を用いてもよい。
なお、作業用手袋1は、左右兼用であり、右手または左手のいずれに着用してもよい。また、2つの作業用手袋1を用い両手に着用してもよい。また、手首部18の端縁部を黄色などで着色しておいてもよい。
図2に示すように、作業用手袋1を着用した作業者が指差確認を行うと、着色された人差し指部12が対象に向けて差し示されることとなる。作業用手袋1の人差し指部12以外の部分は白系統であるから、緑色または黄色などに着色された人差し指部12が目立つこととなり、指差確認を行っていることが視覚的に強調される。これによって、指差確認を行っているという作業者の自覚が増強され、指差確認による緊張感や集中力がより一層高められる。
また、作業用手袋1を着用することにより、着色された人差し指部12が常に視野に入るので、自分の指先を見ることによって指差確認を行うことが自然と思い出され、つい忘れがちである指差確認の動作が自然に自発的にできるようになる。つまり、作業用手袋1を着用すると、指差確認を行うことを作業者が単純に理解でき、実行し易くなる。
例えば、作業者が作業を開始し、またはそのための行動や動作を行おうとするその瞬間に、人差し指部12の着色を見て、「あっ、指差確認をするんだ!」と気が付き、反射的に指差確認を実行することとなる。
作業用手袋1は、建設現場、工事現場、製造現場、運輸現場、医療現場、衛生現場、食品現場などでの作業、パトロール、保安、または点検・確認などに欠かせないものであるため、作業用手袋1を着用することに何らの特別の負担が生じるものではなく、着用したことによって何らの不都合を生じるものでもない。つまり、作業者が通常の作業を行うのに必要な作業用手袋1を着用するだけで、それまでは気恥ずかしかったり忘れがちであった指差確認の動作が自発的に確信を持って行えるようになる。
なお、指差確認による効果は、公益財団法人鉄道総合技術研究所による効果検定実験によって確認されている。また、人間の意識レベルを基にした「フェーズ理論」によれば、指差確認によって、普通の意識状態であるフェーズ2から積極的に行動している状態であ
るフェーズ3に引き揚げることが可能であるとされる。
このように、本実施形態の作業用手袋1は、極めて簡単な構造であるので、特別の装置が必要ではなくまた大がかりとなることがなく、低コストでかつメンテナンスが不要であり、簡便に指差確認を促進させ、ミスや労働災害の発生率を低下させることができる。
また、指差確認を行う際に、作業者が「よし」「右よし」「後方よし」「足元よし」「玉掛けヨシ」「アウトリガーヨシ」「安全帯ヨシ」などの喚呼を確認内容に応じて行ってもよい。このような指差確認(指差呼称、指差喚呼)を行うことにより、指差確認による効果を一層大きなものとすることができる。
〔第2の実施形態〕
図3には第2の実施形態の作業用手袋1Bの正面図が、図4には作業用手袋1Bの使用状態が、それぞれ示されている。
第2の実施形態の作業用手袋1Bにおいて、第1の実施形態の作業用手袋1と同じ機能を有する部分には同一の符号を付して説明を省略しまたは簡略化する。以下、同様である。
図3および図4において、作業用手袋1Bの人差し指部12には、作業用手袋1の場合と同様な着色部121が設けられ、さらに、付け根から先端に向かう方向の2つの矢印マーク122,123が設けられている。1つの矢印マーク122は人差し指部12における手の甲側に設けられ、他の1つの矢印マーク123は人差し指部12における手のひら側に設けられる。
人差し指部12を矢印マーク122,123を設ける方法として、着色部121の上に矢印マーク122,123を印刷する方法、矢印マーク122,123を異なる色または材質の糸を用いて編み上げる方法、着色部121および矢印マーク122,123を異なる色または材質の糸を用いて編み上げる方法、または、別途作製した矢印マーク122,123を所定の位置にコーティングする方法などがある。
第2の実施形態の作業用手袋1Bにおいて、矢印マーク122,123は、指差確認を行ったときに、その対象をより明確に指し示し、対象を一層明確に特定して注意を喚起することに寄与する。矢印マーク122,123の色は、着色部121において目立つ色であればよい。例えば、着色部121が緑色である場合に矢印マーク122,123を赤色などとし、着色部121が黄色である場合に矢印マーク122,123を黒または青色などとすればよい。着色部121に対する白抜きであってもよい。また、矢印マーク122,123に蛍光性または蓄光性を持たせてもよい。
手の甲側および手のひら側の両側に矢印マーク122,123を設けることにより、指差確認を行ったときに両側から矢印マーク122,123を見ることができる。また、作業用手袋1Bを左右の手のいずれの側に着用した場合でも、矢印マーク122,123のいずれか1つは作業者から必ず見ることができる。しかし、例えば手のひら側の矢印マーク123のみを設けるようにしてもよい。
なお、着色部121を設けることなく矢印マーク122,123のみを設けることも可能である。この場合には、矢印マーク122,123をできるだけ大きく描いて人差し指部12において全体的に表示されるようにすればよい。
〔第3の実施形態〕
図5には第3の実施形態の作業用手袋1Cの正面図が、図6には作業用手袋1Cの使用状態が、それぞれ示されている。
図5および図6において、作業用手袋1Cの人差し指部12には、作業用手袋1の場合と同様な着色部121が設けられ、さらに、「よし」と呼称可能な2つの文字124,125が設けられている。1つの文字124は人差し指部12における手の甲側に設けられ、他の1つの文字125は人差し指部12における手のひら側に設けられる。
文字124,125を設ける方法として、着色部121の上に文字124,125を印刷する方法、文字124,125を異なる色または材質の糸を用いて編み上げる方法、着色部121および文字124,125を異なる色または材質の糸を用いて編み上げる方法、または、別途作製した文字124,125を所定の位置にコーティングする方法などがある。この場合に、文字「よし」の周辺を含めて文字124,125としてもよい。
文字124,125は、指差確認を行う際に、作業者が文字124,125を見て「よし」と喚呼するためのものである。図の例では、「ヨシ!」と片仮名で示されているが、「よし!」「Yoshi!」のように平仮名またはローマ字で示してもよく、また、「ヨシ」「よし」「Yoshi」のように符号「!」を省略してもよい。また、作業用手袋1Cを使用する現場の作業内容に応じて、「玉掛けヨシ」「アウトリガーヨシ」「安全帯ヨシ」など1つまたは複数の重要確認事項を示しておいてもよい。なお、文字124,125の色は、着色部121において目立つ色であればよい。また、文字124,125に蛍光性または蓄光性を持たせてもよい。
第3の実施形態の作業用手袋1Cによると、指差確認において、作業者の目前で「よし」を含む文字124,125が見えるので、「よし」を含む喚呼が自然に自発的に行われるようになり、指差確認による効果が一層大きくなる。
なお、着色部121を設けることなく文字124,125のみを設けることも可能である。この場合に、例えば多数の文字を描き、人差し指部12において多数の文字によって全体的に表示されるようにしてもよい。各文字の方向をランダムにしてもよい。
〔第4の実施形態〕
図7には第4の実施形態の作業用手袋1Dの正面図が、図8には作業用手袋1Dの使用状態が、それぞれ示されている。
図7および図8において、作業用手袋1Dの人差し指部12には、作業用手袋1の場合と同様な着色部121が設けられ、さらに、黒の平行線または螺旋からなる縞模様126が設けられている。つまり、例えば着色部121が緑色である場合には緑色と黒の縞模様126となり、例えば着色部121が黄色である場合には黄色と黒の警戒色である縞模様126となる。なお、黄色と黒の両方またはいずれ片方に蛍光性または蓄光性を持たせてもよい。
縞模様126を設ける方法として、着色部121の上に縞模様126を印刷する方法、着色部121および縞模様126を異なる色または材質の糸を用いて編み上げる方法、または、別途作製した縞模様126を所定の位置にコーティングする方法などがある。
第4の実施形態の作業用手袋1Dによると、人差し指部12における縞模様126が目立つので、指差確認を行っていることが視覚的に一層強調される。特に、黄色と黒の警戒色の縞模様126となる場合には、人差し指部12に最大限の注意が喚起され、指差確認による効果が一層大きい。
〔まとめ〕
上に述べた各実施形態によると、装置が大がかりとなることがなく、低コストでかつメンテナンスが不要であり、簡便に指差確認を促進させることができる。
上に述べた実施形態においては、作業用手袋1、1B〜1Dを軍手としたので、作業用に適し、かつ指差確認が必要となったときにそのまま指差確認を実行することができる。また軍手であるので低コストであり、汚れた場合に使い捨てとすることが可能である。しかし、軍手以外の手袋、例えば皮手袋、ゴム手袋、プラスチック手袋、またはビニール手袋などであってもよい。
例えば、医療・衛生現場または食品現場においては、透明または半透明のプラスチック手袋がしばしば用いられるが、そのようなプラスチック手袋を用いて作業用手袋1とすることが可能である。プラスチック手袋を用いて作業用手袋1とすることによって、医療器具、薬品、または食材などを対象とする指差確認が促進され、医療現場などにおけるミスの防止に効果を発揮する。
上に述べた実施形態においては、作業用手袋1、1B〜1Dの人差し指部12以外の部分を白系統としたが、これ以外の色、例えば茶色、灰色、黒色、青色、黄色、またはピンク色などとしてもよい。
また、作業用手袋1を図案として描きかつ「指差確認」「指差呼称」「ヨシ!」などの文字を記した看板を、現場などの随所に掲示し、指差確認の啓蒙を図ってもよい。
その他、人差し指部12、着色部121、矢印マーク122,123、文字124,125、縞模様126、または作業用手袋1,1B〜1Dの各部または全体の構成、構造、形状、個数、材料、色などは、本発明の主旨に沿って適宜変更することができる。
本発明の作業用手袋は、建設、工事、製造、運輸、医療、衛生、食品などの各種の現場や職場における作業用、パトロール用、保安用、点検・確認用などの種々の用途において、指差確認のための手袋として用いることができる。
1,1B〜1D 作業用手袋
11 親指部
12 人差し指部
12a 付け根部
12b 先端部
13 中指部
14 薬指部
15 小指部
16 手のひら部
17 手の甲部
121 着色部
122,123 矢印マーク
124,125 文字
126 縞模様

Claims (8)

  1. 指差確認に用いる作業用手袋であって、
    親指部、人差し指部、中指部、薬指部、および小指部のうちの前記人差し指部のみが、その付け根部から先端部まで全体的に他の部分と異なる色に着色されてなり、
    前記人差し指部は、黄色と黒の縞模様によって着色されてなる、
    ことを特徴とする作業用手袋。
  2. 指差確認に用いる作業用手袋であって、
    親指部、人差し指部、中指部、薬指部、および小指部のうちの前記人差し指部のみが、その付け根部から先端部まで全体的に他の部分と異なる色に着色されてなり、
    前記人差し指部以外の各指部、各指部に続く手のひら部および手の甲部は、白系統の色である、
    ことを特徴とする作業用手袋。
  3. 前記人差し指部は、緑色または黄色によって着色されてなる、
    請求項記載の作業用手袋。
  4. 前記人差し指部に、付け根から先端に向かう方向の矢印マークが設けられている、
    請求項または記載の作業用手袋。
  5. 前記矢印マークは、前記人差し指部における手のひら側および手の甲側の2ヵ所に設けられている、
    請求項記載の作業用手袋。
  6. 前記人差し指部に、よしと呼称可能な文字が設けられている、
    請求項または記載の作業用手袋。
  7. 前記文字は、前記人差し指部における手のひら側および手の甲側の2ヵ所に設けられている、
    請求項記載の作業用手袋。
  8. 前記作業用手袋は、綿糸、化繊糸、またはこれらの混合糸を用いて編まれた軍手からなる、
    請求項1ないしのいずれかに記載の作業用手袋。
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