JP6483316B1 - ジェルネイル用ジェル - Google Patents

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Abstract

【課題】ジェルネイルには爪が痛むという問題がある。
【解決手段】本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルは、植物油、動物油、及び/又は精油を0.5体積%以上5体積%未満の量で含むことを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、爪を保護、形の矯正、又は装飾するための光硬化性ジェルネイル用ジェルに関する。
光硬化性の材料を含有するジェルを爪に塗り、光を照射してジェルを硬化することによって爪を装飾するジェルネイルが流行となっている。ジェルネイルは3週間程度きれいな状態を維持でき、長期間爪に密着させて使用できることが特徴である。特許文献1には、ジェルネイルに用いる密着性の高いベースジェル組成物が記載されている。
特開2016−27011号公報
しかしながら、ジェルネイルには、爪が痛むという問題があった。
ジェルネイルでは、前処理として、爪の表面を削って傷をつけた後に爪表面の脱脂を行う。これにより、爪表面の被膜とその上を覆う脂質を除去することとなり、ジェルと爪繊維が絡みやすく密着度が高まるが爪から水分が失われて乾燥化が進み、二枚爪、爪の割れ、欠け、ツヤの低下、かさつき等の爪が弱くなる現象が起きる。また、爪はケラチンという繊維質のたんぱく質に12%程度の水分と0.15〜0.75%の脂質等が含まれて構成されるが、脂質が除去されることで水分が失われ、ケラチン繊維がもろくなり、爪の痛みが増大する等の問題が起きる。
また、ジェルネイルは爪を樹脂で覆って補強や装飾することを目的としており、爪や皮膚の健康を補い促進させる成分から成り立っているわけではなく、却って人体には有害といえる化学物質で構成されている。ジェルネイルと密着する期間が長くなると、化学物質の経皮吸収を増加させることとなり、それらが爪の全体やその下の皮下組織にも悪影響を与えていく。ジェルが硬化した後でも含有する化学物質が流出し続け、爪の繊維や、その下の皮下組織へ吸収されていく。その結果、爪が弱くなると同時に、爪を作り出す爪母へも悪影響も与え、ジェルネイルを続けた後では、しばらくの期間、健康な爪が生えてこなくなる等の現象が起こる。このような現象は、特にジェルを落とした後に顕著に感じられ、二枚爪、亀裂が入りやすくなる、薄くなる、柔らかくコシがなくなって生活しにくくなる等の問題が起こる。
一方で、ジェルネイルは爪の補強、形の矯正、装飾を行うためのものであり、きれいに仕上げるためには、ジェルが爪に塗布し易くなくてはならない。特に、ジェルを盛り上げて立体感を出すためには、ジェルの粘度、硬化速度が非常に重要となってくる。また、装飾する上ではジェルの色も重要である。このように、塗布性、色味等のジェルの特性がジェルネイルでの使用に適切であることも要求されている。
本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルは、植物油、動物油、及び/又は精油を0.5体積%以上5体積%未満の量で含むことを特徴とする。以下、本明細書において、植物油、動物油、精油、及びこれらの2種以上の混合物を「栄養成分」と記載することもある。
栄養成分を0.5体積%以上5体積%未満の量で含むことにより、爪や皮膚へのダメージを低減し、且つ、ジェルネイルに用いる上で必要とされる特性を備えたジェルとすることができる。
ジェルネイルで使用されるジェルには、ベースジェル、カラージェル、トップジェルがある。通常、ジェルネイルは爪にこれらのジェルを積層して形成され、3層構造を有する。ただし、カラージェルは使用しない場合もあり、その場合は2層構造となる。これらのジェルは何れも光硬化性である。各ジェルを塗布するごとに光を照射して硬化させ、爪又は下地となる層に密着させる。また、ベースジェル、カラージェル、及びトップジェルの2種以上の機能を併せ持つジェルもある。例えば、ベースジェル、カラージェル、トップジェルの機能を併せ持つジェルが市販されており、このようなジェルを用いると1回の塗布及び硬化でジェルネイルを完成させることができる。
ベースジェルは、最初に爪の表面に塗布される。ベースジェルは、爪との密着性を高めるためのものである。通常は、ベースジェルは無色透明である。
カラージェルはベースジェル層に塗布される。カラージェルは、ネイルに所望の色を付けて装飾するためのものである。
トップジェルは、ベースジェル層又はカラージェル層に塗布される。トップジェルは、ベースジェル層あるいはカラージェル層の凹凸を消し、表面をコーティングするためのものである。通常は、トップジェルは無色透明である。ベースジェルとトップジェルの機能を伏せ持つジェルを用いる場合は、ベースジェルにもトップジェルにも同じジェルを使用できる。即ち、ベースジェルとして用いたジェルをトップジェルに用いて3層構造を形成できる。
本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルは、ベースジェル、カラージェル、トップジェル、及びこれらの2種以上の機能を伏せ持つジェルのいずれであってもよい。ベースジェル、カラージェル、トップジェルを用いる場合、全てのジェルに本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルを用いることができるが、ベースジェル、カラージェル、トップジェルの1つ又は2つに本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルを用いてもよい。本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルは、爪とは直接接触しないカラージェルやトップジェルであっても、栄養成分が爪表面まで浸透し、爪へのダメージを低減できる。
本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルは栄養成分を含む。栄養成分を含むことにより、爪へのダメージを低減できる。従来から、ケラチン入り爪用化粧品等の爪用のクリームや美容液が市販されているが、表面に塗布しても、爪の繊維には浸透しにくく、外部との接触により容易にぬぐい取られてしまい、十分にその効果を発揮させることができないでいた。これに対して、本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルは硬化したネイル内に栄養成分が存在し、外部にこれらの成分が流出しにくくなっている。また、ジェルの塗布前には、爪表面に傷をつけて脱脂する等により栄養成分が爪の中まで浸透しやすい状態となっており、しかもその状態の爪に長時間にわたって栄養成分が密着されるため、時間をかけて栄養成分を爪に浸透させることができる。爪にジェルが長時間密着していても、硬化した後ではその中の栄養成分が爪に浸透し、良い効果をもたらすことは容易には想像できないが、本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルは、栄養成分による高いダメージ低減効果を奏する。
植物油としては、例えば、アボカドオイル、亜麻仁油/フラックスシードオイル、アルガンオイル、アルニカオイル(浸出油)、あんず油/アプリコットカーネルオイル、アンディローバオイル、インカインチオイル、ウクウババター、エキアセナオイル(浸出油)、えごま油/しそ油/ペリラオイル、オリーブオイル、オリーブスクアランオイル、オレンジシードオイル、カシューナッツオイル、カメリアオイル、カメリナオイル、カレンデュラオイル(浸出油)、カレンデュラシードオイル、キウイシードオイル、キャロットオイル(浸出油)、キューカンバーシードオイル/キュウリ油、桐油/キリ油/とう油、グァバシードオイル、ククイナッツオイル、クプアスバター、クランベリーシードオイル、クルミ油/ウォールナッツオイル、グレープシードオイル/ブドウ油グレープフルーツシードオイル、ケシ油/ポピーシードオイル、コクムバター、ココアバター/カカオバター、ココナッツオイル/ヤシ油、ゴツコラオイル/ハイドロコタイルオイル(浸出油)、ごま油/セサミオイル、小麦胚芽油/ウィートジャムオイル、米油/米ぬか油/ライスブランオイル、コーン油/トウモロコシ油、コンフリーオイル(浸出油)、ザクロオイル/ポメグラネイトシードオイル、サボテンオイル/ウチワサボテンオイル、シアバター、シーバックソーンオイル(果実)、シーバックソーンオイル(コンプリート)、シーバックソーンオイル(種)、シシンブリウムオイル、スイカ油/ウォーターメロンシードオイル、スイートアーモンドオイル、ストロベリーシードオイル/イチゴ油、セントジョーンズワートオイル(浸出油)、大豆油/ソヤオイル、タマヌオイル、チアシードオイル、チェリーカーネルオイル、月見草オイル/イブニングプリムローズオイル、椿油/ツバキオイル、トマトシードオイル、菜種油/レイプシードオイル、ナツメグバター/ニクズク油、ニームオイル、ニガウリ油、バオバブオイル、パッションフラワーオイル(浸出油)、パッションフルーツシードオイル、ハトムギ油/ヨクイニン油、パパイアシードオイル、ババスオイル、パーム油/パームオイル、パーム核油/パームカーネルオイル、パンプキンシードオイル、ピスタチオオイル、ピーチカーネルオイル、ピーナッツオイル/落花生油、キャスターオイル/カスターオイル、ひまわり油/サンフラワーオイル、ブラジルナッツオイル、ブラックカラントオイル/カシスオイル、ブラッククミンシードオイル、プルーンシードオイル/プラムカーネルオイル、ヘーゼルナッツオイル、ペカンナッツオイル、紅花油/サフラワーオイル、ヘンプシードオイル、ホホバオイル、ボラージオイル、マカダミアナッツオイル、マスタードオイル、松の実油/パインシードオイル、マルラオイル、マンゴーバター、ミルクシスルオイル、ムルムルバター、メドウフォームオイル、綿実油/コットンシードオイル、モノイオイル(浸出油)、モリンガオイル、柚子油/柚子オイル、ライムシードオイル、ラズベリーシードオイル、りんご油/アップルシードオイル、リンデンオイル/ライムブロッサムオイル(浸出油)、レモンオイル、及びローズヒップオイル等が挙げられる。これらを単独で用いても2種以上をブレンドして用いてもよい。
動物油としては、例えば、ギー、スクワラン、及び馬油等が挙げられる。これらを単独で用いても2種以上をブレンドして用いてもよい。
精油としては、例えば、アイリス/イリス、アジョワン、アニス、アルバローズ、アンジェリカ・ルート、アンジェリカ・シード、アンバー、アンブレット/ムスクシード、イニュラ、イモーテル/ヘリクリサム、イランイラン、ウィンターグリーン、エレミ、オークモス、オニオン、オポポナックス、オレガノ、オレンジ・スイート、オレンジ・ビター、オレンジ・ブラッド、オレンジジャスミン/モグラ・ゲッキツ、オールスパイス、カカオ、カナンガ、カモミール・ジャーマン、カモミール・ローマン、カモミール・ワイルド、カモミール・ケープ、カユプテ、カラムス、ガランガル、ガーリック、カルダモン、ガルバナム、カンファー/ホーリーフ、キャベッジローズ/メイローズ、キャラウェイ、キャロットシード、キュベブ/クベブ、キーワ/スクリューパイン、クミン、クラリセージ、グレープフルーツ、クレメンタイン、クローブ・バッド、クローブ・リーフ、クロモジ、ゲットウ、コーヒー、コリアンダー、サイプレス、サイペルス、サフラン、サンダルウッド、シソ、シダーウッド・アトラス、シダーウッド・テキサス、シダーウッド・バージニア、シダーウッド・ヒマラヤ、シトロネラ、シナモン・カッシャ、シナモン・リーフ、シナモン・バーク、ジャスミン、ジャスミン・サンバック、ジュニパー・ベリー、ジンジャー、スギ、スターアニス、スパイクナード、セイボリー・ウィンター/ウィンターセイボリー、セイボリー・サマー/サマーセイボリー、セージ、ゼラニウム・ブルボン、ゼラニウム・エジプト、セロリ、セントジョーンズワート、タイム・コモン、タイム・サツレオイデス、タイム・マストキナ(スパニッシュマジョラム)、タイム・レモン、タイム・ワイルド、タジェット、タバコ、ターメリック、タラゴン、タンジー・コモン、タンジー・ブルー/タナセタム、タンジェリン、チェストツリー/ヴァイテックス、チュベローズ、ティーツリー、ティーローズ、ディル・シード、ディル・ウィード、トンカビーンズ、ナツメグ、ナルシス/クチベニスイセン、ニアウリ、ネロリ、バイオレット、パイン・スコッチ/ヨーロッパアカマツ、パイン・マリタイム/フランス海岸松、パイン・スイス/高山マツ、パイン・ブラック/ヨーロッパクロマツ、パイン・マウンテン/ハイマツ、バジル、パセリ・シード、パセリ・リーフ、バーチ・イエロー、バーチ・スイート/ブラック/チェリー、バーチ・ホワイト/シルバー、ハチミツ、パチュリ、ハニーサックル、バニラ、バルサム、パルマローザ、バレリアン、ヒソップ、ヒノキ、ファー・グランド、ファー・シルバー/ヨーロッパモミ、ファー・シベリア/シベリアモミ、ファー・ダグラス、ファー・バルサム/バルサムカナダ、フェンネル、プチグレン、ブラックスプルース、ブラックペッパー、フランキンセンス、ベイ、ベチバー、ペニーロイヤル、ベルガモット、ベンゾイン/安息香酸、ホップ、マジョラム・スイート、マートル、マヌカ、マンダリン、ミモザ、ミルラ、ミント・コーン/コーンミント、ミント・スペア/スペアミント、ミント・ペパー/ペパーミント、ミント・ベルガモット/ベルガモットミント、メイチャン/リツィアクベバ・リトセアキュベブ、メドウスイート、メリッサ/レモンバーム、ヤロウ、ユーカリ・グロブルス、ユーカリ・ディベス、ユーカリ・スタイゲリアナ、ユーカリ・スミティ、ユーカリ・レモン、ユーカリ・ラディアタ、ユーカリ・ブルーマリー、ユズ、ライム、ラーチ/ヨーロッパカラマツ、ラバンジン、ラブダナム/シトローズ・ロックローズ、ラブラドルティ/グリーンランドモス、ラベンサラ/ラヴィンツァラ、ラベンダー・コモン/トゥルー、ラベンダー・スパイク、ラベンダー・フレンチ/ストエカス、リナロエウッド、リンデン、レモン、レモングラス、レモンバーベナ、ローズ、ローズウッド、ローズマリー、ロータス、ロベージ、及びローレル等が挙げられる。これらを単独で用いても2種以上をブレンドして用いてもよい。
植物油、動物油、及び精油から選択される2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルにおいて栄養成分の総含有量は、0.5体積%以上5体積%未満であり、好ましくは1体積%以上4.5体積%以下であり、より好ましくは1.5体積%以上4体積%以下であり、特に好ましくは2体積%以上3体積%以下である。栄養成分の総含有量を0.5体積%以上とすることにより、使用者が爪へのダメージの低減を明確に感じることができる。栄養成分の総含有量を5体積%未満とすることにより、ジェルの塗布性、密着性、硬化性、色味等を問題ない範囲に維持できる。特に栄養成分の総含有量が高すぎると、塗布性が低下してしまい爪の凸凹をカバーしたり、きれいな立体形状を表現するのが難しくなる。
本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルは、更に光硬化性成分、光重合開始剤を含む。
光硬化性成分としては、特に限定されず、各種用いることができる。一般的な光硬化性成分としては、(メタ)アクリル酸エステル等の(メタ)アクリル酸誘導体及びそのオリゴマーやポリマー等が挙げられる。(メタ)アクリル酸誘導体としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリトリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリトリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリトリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリトリトールヘキサ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、イソボルニルアクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、カルドエポキシジ(メタ)アクリレート、N,N’−メチレンビスアクリルアミド、ウレタンアクリレート等が挙げられる。
光重合開始剤としては、例えば、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン;ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、3,3−ジメチル−4−メトキシ−ベンゾフェノン等のベンゾフェノン誘導体;アントラキノン、2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、tert−ブチルアントラキノン等のアントラキノン誘導体;ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインプロピルエーテル等のベンゾインアルキルエーテル誘導体;2−クロロチオキサントン、ジエチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、ジイソプロピルチオキサントン等のチオキサントン誘導体;アセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、4’−イソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノ−1−プロパン等のアセトフェノン誘導体;ミヒラーズケトン、2,4,6−(トリハロメチル)トリアジン、2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾリル二量体、9−フェニルアクリジン、1,7−ビス(9−アクリジニル)ヘプタン、1,5−ビス(9−アクリジニル)ペンタン、1,3−ビス(9−アクリジニル)プロノパン、ジメチルベンジルケタール、トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、トリブロモメチルフェニルスルホン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタン−1−オン等が挙げられる。
カラージェルやカラージェルの機能を併せ持つジェルに用いる場合、本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルは、更に、顔料や染料等の着色剤を含んでよい。着色剤は、使用者の好みに応じて適宜選択され得る。
本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルは、更に、溶剤、充填剤、消泡剤、緩衝剤、キレート剤、分散剤、防腐剤、樹脂粉末、増粘剤、湿潤剤、及び可塑剤等を含んでよい。
本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルは、上記の成分を混合することにより作製できる。また、市販されている光硬化性ジェルに栄養成分を添加して、本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルとしてもよい。市販のジェルは、ジェルネイルに使用可能なものであれば特に限定されず、各種のベースジェル、カラージェル、トップジェル等のジェルであってよい。
栄養成分とその他の成分を別々の容器に収容し、これらをキットととして共に保管し、使用直前に本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルを作製してもよい。容器に含まれる栄養成分とその他の成分の体積比は、好ましくは0.5:99.5以上5:95未満、より好ましくは1:99以上4.5:95.5以下、特に好ましくは1.5:98.5以上4:96以下、更に好ましくは2:98以上3:97以下である。このようにすることにより、使用者が容器の内容物を混合するだけで容易に本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルを作製できる。
本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルをネイルの作製に使用する器具とともに収容し、ネイルアートキットとしてもよい。ネイルアートキットに含まれる器具としては、例えば、爪用やすり、平筆等の筆や刷毛、UVライト等の露光装置、拭き取り又は洗浄用液、拭き取り用ワイプ、ネイルブラシ、ダストブラシ、爪の長さ出しに使用するネイルフォーム、アクリル製、ガラス製、金属製又は天然石製等の装飾用ストーン、ネイルシール、グリッターやホログラム等の装飾用パウダー、カッター、へら、スティック、爪同士の接触を防ぐため指の間隔を広げるセパレーター等が挙げられる。
本発明の光硬化性ジェルネイル用ジェルを爪や爪に装着するチップ等の対象物に塗布し、光を照射して硬化することによりネイルを形成できる。光は可視光線や紫外線を用いることができる。照射時間は一般的には30秒〜3分程度である。
実験では、栄養成分を市販のジェルに添加、混合して、栄養成分を0.5体積%配合したジェル、栄養成分を1体積%配合したジェル、栄養成分を3体積%配合したジェル、栄養成分を4体積%配合したジェル、栄養成分を4.5体積%配合したジェル、栄養成分を5体積%配合したジェル、栄養成分を5.5体積%配合したジェル、栄養成分を10体積%配合したジェルを作製し、評価した。これらに加えて、比較用に栄養成分を配合していないジェルも評価した。
実験では次の手順でジェルネイルを施術した。ベースジェルを爪に筆で均一に塗布し、可視光線及び紫外線を出すLEDライトを照射してベースジェルを硬化した。その後同様にカラージェル、トップジェルの順に、ジェルの塗布、硬化を行った。
<実験1>
実験1では、栄養成分の体積比率がどの程度であれば塗布性等の品質や使用に問題ないのかを調査した。作製したジェルを実際に試し、結果を数値化した。何も混ぜてないジェルの結果を100点とし、栄養成分を混合したことによる品質や使用感の劣化をそこから差し引いて数値化した。使用に問題はないが違いを感じる場合は違いのレベルに応じて1〜19点を減点し、何らかの変化により通常の使用が困難であるという場合は20点を減点し、使用の難易度が上がるに従って減点を増やした。
実験1では、株式会社エスケイが製造販売元となっているマックスオーガニッククリアベースジェル、マックスオーガニックカラージェル、マックスオーガニッククリアトップジェルに、表1に記載のa〜hの栄養成分を配合し、配合量の違いによる使用感の確認を行った。マックスオーガニッククリアベースジェルについての結果を表2に、マックスオーガニックカラージェルについての結果を表3に、マックスオーガニッククリアトップジェルについての結果を表4に示す。
Figure 0006483316
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上記表2〜表4中の各評価項目は以下の点を確認したものである。
・混ざり具合:ジェルと表1に記載した栄養成分は常温で撹拌するだけで問題なく溶け合うか。
・混合直後の変色:溶け合って1日置いて気泡が抜けた状態で元のジェルの色と比較して変化はないか。
・粘度:表1に記載した栄養成分を混ぜた結果ジェルの粘度がどれくらい変化したか。
・塗りやすさ:表1に記載した栄養成分を混ぜたジェルで立体的な塗り方をする等の際に塗りやすさはどうか。
・硬化:表1に記載した栄養成分を混ぜたジェルは何も混ぜなかったジェルと同様にUVやLEDライトで問題なく硬化するのかどうか。
・施術3週間後の持ち:表1に記載した栄養成分を混合したジェルと何も混ぜなかったジェルとで、人の手の爪に施術した場合、3週間後の密着性に違いがあったか。
・施術3週間後の色:表1に記載した栄養成分を混合したジェルと何も混ぜなかったジェルとで、人の手の爪に施術した場合、3週間後に色に違いがあったか。
・施術直後のツヤ:表1に記載した栄養成分を混合したジェルと何も混ぜなかったジェルとで、人の手の爪に施術した場合、施術直後にツヤに違いがあったか。
・施術3週間後の変化:表1に記載した栄養成分を混合したジェルと何も混ぜなかったジェルとで、人の手の爪に施術した場合、3週間後になんらかの違いがあったか。
表1に記載した栄養成分を1体積%配合したジェルでは全ての項目において全く問題なく、表1に記載した栄養成分を4体積%配合したジェルでは粘度や塗りやすさにわずかな違いが感じられ、表1に記載した栄養成分を4.5体積%配合したジェルでも違いが感じられるが問題のないレベルであったが、表1に記載した栄養成分を5体積%配合したジェルとなると粘度や塗りやすさに違いがはっきり感じられるようになり施術がしにくくなった。表1に記載した栄養成分を10体積%配合したジェルでは使用に耐えられない状態となり施術は不可能であった。表1に記載した栄養成分の種類による違いはみられなかった。
<実験2>
実験2では、実験1と同様にマックスオーガニッククリアベースジェル、マックスオーガニックカラージェル、マックスオーガニッククリアトップジェルを使用し、そこに栄養成分を配合した。表5に記載される通り、カモミールローマンとホホバオイルのブレンドを0.5体積%配合したジェルと1体積%配合したジェル、カモミールローマンとホホバオイルとティートゥリーとキャスターオイルのブレンドを3体積%配合したジェル、カモミールローマンとホホバオイルとティートゥリーとキャスターオイルとユーカリとスイートアーモンドオイルのブレンドを4体積%配合したジェルと4.5体積%配合したジェル、カモミールローマンとホホバオイルとティートゥリーとキャスターオイルとユーカリとスイートアーモンドオイルとラベンダーとレモンとスクワランのブレンドを5体積%配合したジェルと5.5体積%配合したジェルを用意した。これらのベースジェル、カラージェル、トップジェルの様々な組み合わせを試し、どの程度に爪のダメージを抑制できるかを調査した。ここで、ダメージとは、一般にジェルネイルをオフした後に感じるダメージで、爪にコシがなくなり柔らかくなる、白濁部分ができる、傷ができる、裂けやすくなる、薄くなる、二枚爪になる、等様々ある。評価点数については、施術前の爪の状態を良好な状態として100点とし、また栄養成分を配合していないベースジェル、カラージェル、トップジェルを施術して3週間後にネイルをオフし、その時のダメージを受けた爪の状態を50点とした。どの配合でダメージのない100点の状態に近づけることができるかを確認した。
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実験2で用いたジェルの略称を以下に記載する。
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実験2で用いたベースジェル、カラージェル、トップジェルの組み合わせとその評価結果を以下に記載する。
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栄養成分をベースジェルに配合した場合、低濃度であっても爪へのダメージの軽減が見られた。しかし、ベースジェルに栄養成分を配合しなくても、カラージェルに栄養成分を添加することで、爪へのダメージの軽減が認められた。さらに、ベースジェル、カラージェルに栄養成分を配合しなくても、トップジェルに栄養成分を添加することで、爪へのダメージの軽減が認められた。各ジェルでの配合率を増やすに比例してダメージの軽減効果が高まり、ベースジェル、カラージェル、トップジェルの全てに3体積%を添加することで、爪へのダメージが90点まで上がることが分かった。配合率を増やすにつれてダメージ軽減効果が高まる傾向にあるが、配合率を5体積%以上としても90点超とはならなかった。
<実験3>
実験3では、栄養成分を5体積%配合するとジェルネイルとしての使用に耐えられなかった実験1の結果を踏まえ、実験1で使用したジェルとは別のジェルに同様に4.5体積%と5体積%の栄養成分を配合して評価した。ジェルは表15に記載される製品名で市販されていた、ベースジェルA〜I、カラージェルA〜F、トップジェルA〜Gの合計22種類を用意した。栄養成分には、動植物油のみをブレンドしたものと、精油のみをブレンドしたものとを用いた。具体的には、動植物油のみをブレンドした栄養成分は、ホホバオイル、キャスターオイル、スクアラン、スイートアーモンドオイルをブレンドしたものであり、精油のみをブレンドした栄養成分は、レモン、ティートゥリー、ユーカリ、ラベンダーをブレンドしたものである。動植物油のみをブレンドした栄養成分を4.5体積%配合したジェルと5体積%配合したジェル、及び精油のみをブレンドした栄養成分を4.5体積%配合したジェルと5体積%配合したジェルを、実験1と同様の基準で点数を付けて評価した。結果を表16〜表19に示す。
Figure 0006483316
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上記表16〜表19中の各評価項目は以下の点を確認したものである。
・混ざり具合:ジェルと栄養成分は常温で撹拌するだけで問題なく溶け合うか。
・混合直後の変色:溶け合って1日置いて気泡が抜けた状態で元のジェルの色と比較して変化はないか。
・1か月後の変色:溶け合った状態で1か月放置し元のジェルの色と比較して変化はないか。
・粘度:栄養成分を混ぜた結果ジェルの粘度がどれくらい変化したか。
・塗りやすさ:栄養成分を混ぜたジェルで立体的な塗り方をする等の際に塗りやすさはどうか。
・硬化:栄養成分を混ぜたジェルは何も混ぜなかったジェルと同様にUVやLEDライトで問題なく硬化するのかどうか。
・ツヤ:栄養成分を混合したジェルを硬化させた場合、何も混ぜずに硬化した状態とで施術直後にツヤに違いがあったか。(表面のツヤはトップジェルにのみ求められるのでその他のジェルでは未評価)
栄養成分は基本的にどのメーカーのネイル用ジェルよりも粘度が低く、5体積%配合すると、ジェルの粘度が大きく低下することが分かった。それに伴い、塗りやすさが低下することが分かった。
栄養成分の種類による使用感の違いはほとんど見られなかったため一般に市販されている栄養成分においても同様の結果が得られると考えられる。上記の実験1、実験2及び実験3の結果、栄養成分を5体積%配合したジェルでは使用に耐えられないが爪に対するダメージ軽減効果は最も高まったため、これよりも配合率を少し減らし5体積%未満にすると問題ないという限界値が導き出された。

Claims (8)

  1. 植物油、動物油、及び精から成る群より選択される栄養成分を含む光硬化性ジェルネイル用ジェルであって、前記栄養成分の総量が0.5体積%以上5体積%未満であり、カラージェル又はトップジェルである光硬化性ジェルネイル用ジェル。
  2. 植物油、動物油、及び精油から成る群より選択される栄養成分を含む光硬化性ジェルネイル用ジェルであって、前記栄養成分が精油を含み、前記栄養成分の総量が3体積%超5体積%未満であり、ベースジェル、又はベースジェルの機能を伏せ持つジェルである光硬化性ジェルネイル用ジェル。
  3. 前記植物油が、アボカドオイル、アルガンオイル、アプリコットカーネルオイル、オリーブオイル、カシューナッツオイル、ウォールナッツオイル、グレープシードオイル、グレープフルーツシードオイル、ココナッツオイル、セサミオイル、ウィートジャムオイル、ウチワサボテンオイル、シーバックソーンオイル、スイートアーモンドオイル、セントジョーンズワートオイル(浸出油)、タマヌオイル、イブニングプリムローズオイル、ツバキオイル、ニームオイル、パームオイル、ピスタチオオイル、ピーチカーネルオイル、ピーナッツオイル、キャスターオイル、サンフラワーオイル、カシスオイル、ヘーゼルナッツオイル、ホホバオイル、マカダミアナッツオイル、ラズベリーシードオイル、ローズヒップオイルから成る群より選択され、前記動物油が、ギー、スクワラン、馬油から成る群より選択され、前記精油が、イランイラン、ウィンターグリーン、オレンジ、カモミール、クラリセージ、グレープフルーツ、シダーウッド、ジャスミン、ゼラニウム、ティーツリー、ネロリ、パチュリ、バニラ、ヒソップ、ヒノキ、フランキンセンス、ベルガモット、マジョラム、マヌカ、ミルラ、ミント、ユーカリ、ユズ、ラベンダー、リナロエ、レモン、レモングラス、ローズ、ローズウッド、ローズマリーから成る群より選択される、請求項1又は2に記載の光硬化性ジェルネイル用ジェル。
  4. 請求項に記載の光硬化性ジェルネイル用ジェルを作製するためのキットであって、異なる容器に収容されている前記栄養成分とその他の成分とを含み、前記栄養成分とその他の成分の体積比が0.5:99.5以上5:95未満であるキット。
  5. 請求項2に記載の光硬化性ジェルネイル用ジェルを作製するためのキットであって、異なる容器に収容されている前記栄養成分とその他の成分とを含み、前記栄養成分とその他の成分の体積比が3:97超5:95未満であるキット。
  6. 光硬化性ジェルに植物油、動物油、及び/又は精油を添加する工程を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の光硬化性ジェルネイル用ジェルの製造方法。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の光硬化性ジェルネイル用ジェルを対象物の上に塗布する工程、及び塗布された光硬化性ジェルネイル用ジェルを光硬化する工程を含む、装飾用ネイル形成方法。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の光硬化性ジェルネイル用ジェルを爪の上に塗布する工程、及び塗布された光硬化性ジェルネイル用ジェルを光硬化する工程を含む、ネイル装飾方法。
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