JP6483235B2 - ラビリンスピストン式コンプレッサのハウジング上部、および同上部の冷却方法、並びにラビリンスピストン式コンプレッサ - Google Patents

ラビリンスピストン式コンプレッサのハウジング上部、および同上部の冷却方法、並びにラビリンスピストン式コンプレッサ Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の前文に記載のラビリンスピストン式コンプレッサのハウジング上部に関する。本発明は、更にハウジング上部を含むラビリンスピストン式コンプレッサに関する。本発明は更に、請求項12に記載のラビリンスピストン式コンプレッサのハウジング上部を冷却する方法に関する。
ラビリンスピストン式コンプレッサは、流体を圧縮するコンプレッサである。ピストンは、ピストンの包囲面とシリンダの内壁との間に間隙が恒久的に存在し、ピストンとシリンダが互いに接触しないように、シリンダ内に配置されている。これにより、流体の一部がシリンダ壁部と包囲面との間でピストンを通過することが認められる。このような漏れを低く抑えるために、シリンダ壁部と包囲面との間の間隙はできるだけ小さく保たれる。
特許文献1は、ハウジング上部を備えるそのようなラビリンスピストン式コンプレッサを開示する。ラビリンスピストン式コンプレッサは、ピストンに片側摩耗が生じ、ギャップ幅が増加し、漏れが増加するという短所を有する。
特許出願公開第2010−209723号明細書
本発明が解決しようとする課題は、ラビリンスピストン式コンプレッサのためのより効果的なハウジング上部と、より効果的なラビリンスピストン式コンプレッサと、このようなハウジング上部を有するラビリンスピストン式コンプレッサを操作するためのより効果的な方法を構成することにある。
この課題は、請求項1の要素を有するハウジング上部によって解決される。従属項2乃至9は、更に効果的な実施形態に関する。この課題は、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のハウジング上部を含むラビリンスピストン式コンプレッサによって更に解決される。この課題は、請求項13の要素を含むラビリンスピストン式コンプレッサのハウジング上部を操作する方法によって更に解決される。従属項14乃至16は、本方法の更に効果的な工程に関する。
この課題は、特に、ラビリンスピストン式コンプレッサのハウジング上部により解決される。ハウジング上部は、シリンダ内部とシリンダバレル外側とを有する長手方向軸線の方向に延びるシリンダバレルを備える。シリンダバレルは、シリンダ内部に開口する少なくとも1つのシリンダ入口開口部または少なくとも1つのシリンダ出口開口部を含む。ガス分配ハウジングは、長手方向軸線に対する周方向にシリンダバレルを少なくとも部分的に包囲し、これにより、シリンダバレルのシリンダバレル外側の少なくとも1つの部分とガス分配ハウジングとの間にガス分配内部を形成する。部分は、長手方向軸線に関して軸対称に構成される。ガス分配内部は、シリンダ入口開口部またはシリンダ出口開口部のいずれかを介してシリンダ内部に流体接続される。ガス分配ハウジングは、ガス分配内部に流体接続されるガス入口またはガス出口のいずれかを含む。
この課題は、特に、ラビリンスピストン式コンプレッサのハウジング上部を冷却する方法により更に解決される。ハウジング上部は、シリンダ内部とシリンダバレル外側とを有する長手方向軸線の方向に延びるシリンダバレルを備える。圧縮された入口流体は、ガス分配内部からシリンダバレル上に配置されたシリンダ入口開口部を介してシリンダ内部に引き込まれ、圧縮された出口流体は、シリンダバレル上に配置されたシリンダ出口開口部を介してシリンダ内部からガス分配内部に排出され、互いに対向して長手方向軸線に対して軸対称に配置されるシリンダバレル外側の部分は同じ入口流体または出口流体によって掃引される。
ラビリンスピストン式コンプレッサは、少なくともハウジング上部とハウジング下部とを備え、少なくともクランクシャフトと、クロスヘッドと、ピストンロッドと、ピストンとを備える。ハウジング上部とハウジング下部とは堅固に一体的に連結される。クランクシャフトとクロスヘッドはハウジング下部に配置され、ピストンロッドはクロスヘッドに接続される。ハウジング上部は、シリンダバレルを備え、ピストンは、シリンダバレルのシリンダ内部に配置され、ピストンはピストンロッドに接続され、ピストンは、ピストンがシリンダ内部内を長手方向軸線の方向に移動可能なように取り付けられる。1つの効果的な構成では、ラビリンスピストン式コンプレッサは、ハウジング下部とハウジング上部との間に配置されたスペーサを更に備え、スペーサはハウジング下部の一部またはハウジング上部の一部であり、スペーサをハウジング上部またはハウジング下部に一体化することができる。
本発明によるラビリンスピストン式コンプレッサのハウジング上部は、ラビリンスピストン式コンプレッサのピストンを包囲するシリンダ壁部が、長手方向軸線に対して周方向に実質的に軸対称の温度分布を有するという効果を有する。すなわち、長手方向軸に関して互いに軸方向に対称的に対向する領域のシリンダ壁部は、同じか略同じ温度を有する。これにより、ラビリンスピストン式コンプレッサの動作中のシリンダバレルは、そこに作用する温度のために一方の側で反らないことが保証される。その結果、作動中のシリンダバレルの温度変化は、ほとんどまたは全く反りを生じさせないので、シリンダ壁部とピストンとの間の間隙は非常に小さく保たれることができる。小さな間隙は、本発明によるラビリンスピストン式コンプレッサが非常に僅かな漏れを有するという結果をもたらす。有利なことに、本発明によるラビリンスピストン式コンプレッサは、ラビリンスピストン式コンプレッサの長期的な信頼性がありメンテナンスが低い動作を可能にする、僅かな摩耗を更に有する。
特に有利な構成では、周方向に360°延びるガス分配ハウジングはシリンダ壁部を外側で包囲し、圧縮された入口流体または圧縮出口流体のいずれかがガス分配ハウジングおよびシリンダ壁部によって形成されたこのガス分配内部を流れる。その結果、シリンダバレル外側は、同じ流体によって周方向に掃引され、これにより、シリンダバレル側は、周方向において同じか略同じ温度を有する。これにより、ラビリンスピストン式コンプレッサの動作中のシリンダバレルは、片側で作動温度とその結果生じるシリンダバレルの特定の領域の材料膨張のためにその片側で反らないことが保証される。ラビリンスピストン式コンプレッサ内に流入する入口流体およびそこから流出する出口流体は、シリンダが円周方向で同じか略同じ温度を有するように、本発明によるハウジング上部内に効果的に導かれる。
別の可能な構成では、シリンダバレルは、長手方向軸線の断面においてより高いかより低い温度を有することができるが、特に有利な構成では、シリンダは、周方向において同じか略同じ温度を有する。対称的または略対称的な温度分布により、シリンダバレルは温度のために片側が確実に反らない。これにより、ピストンおよびシリンダ内面の磨耗を非常に低く抑えることができ、ラビリンスピストン式コンプレッサの作動中に片側に漏れの増加および場合によってはピストンの亀裂を招く可能性がある磨耗が生じないようにすることができる。本発明によるハウジング上部を含むこのようなラビリンスピストン式コンプレッサは、より高い効率、および/または流体をより大きな圧力に圧縮することができること、および/またはラビリンスピストン式コンプレッサを低回転速度で作動できることなどの恩恵を受ける。本発明によるハウジング上部とは異なり、特許文献1に開示されているハウジング上部またはラビリンスピストン式コンプレッサは、非冷却状態のシリンダの周方向の温度が大きく異なるため、作動中にシリンダに熱反りが生じ、ピストンは片側のシリンダ壁部が磨耗する。
特に効果的な構成では、本発明によるハウジング上部は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から形成される。アルミニウムは、例えばねずみ鋳鉄のような鋳鉄よりも相当良好な低温特性を有する。従って、アルミニウム製のシリンダを備えたコンプレッサは、−160℃までの動作温度に対して認可され、ねずみ鋳鉄のシリンダは、−40℃までの動作温度に対してのみ認可されている。アルミニウムまたはアルミニウム合金から製造された本発明によるハウジング上部を含むラビリンスピストン式コンプレッサは、例えばガスの液化における−150℃よりも低い温度の例えば低温工学の分野において、−160℃までの非常に低い作動温度でさえ使用することができるという効果を有する。アルミニウムまたはアルミニウム合金製のハウジング上部は、その製造がねずみ鋳鉄のような鉄合金製のハウジング上部よりも安価であるという効果を有する。
図1は、第1の例示的な実施形態による断面線A−Aに沿ったラビリンスピストン式コンプレッサのハウジング上部を示す縦断面図である。 図2は、図1のハウジング上部を示す正面図である。 図3は、第2の例示的な実施形態による断面線B−Bに沿ったハウジング上部を示す縦断面図である。 図4は、図3のハウジング上部を示す正面図である。 図5は、図3のハウジング上部を示す斜視図である。 図6は、第2の例示的な実施形態による断面線C−Cに沿ったハウジング上部を示す縦断面図である。 図7は、第3の例示的な実施形態によるハウジング上部を示す斜視図である。 図8は、第4の実施形態によるハウジング上部を示す縦断面図である。 図9は、第2の例示的な実施形態による断面線D−Dに沿った横断面図である。 図10は、第5の例示的な実施形態によるハウジング上部を示す縦断面図である。 図11は、第5の例示的な実施形態によるハウジング上部を示す他の縦断面図である。 図12は、第5の例示的な実施形態による断面線E−Eに沿った横断面図である。 図13は、第6の例示的な実施形態によるハウジング上部を示す縦断面図である。 図14は、第7の例示的な実施形態によるハウジング上部を示す横断面図である。
図面は、例示的な実施形態を説明するために使用される。
実質的に、図面中の同一部分は同じ参考符号が付される。
図1は、図示されていない構成要素の他に、ハウジング上部1、スペーサ22、ピストンロッド16を有するピストン15、シール23、およびリニアガイド24を含むラビリンスピストン式コンプレッサ21の部分切欠き図を示す。ハウジング上部1は、長手方向軸線Lの方向に延びるシリンダ内部2aを有するシリンダバレル2を含む。ピストン15は、シリンダ内部2aの内部に配置され、ピストンロッド16と共に移動方向L1に沿って長手方向軸線Lの方向に移動することができるように取り付けられている。ピストン15は側面15aを構成する包囲面上に、周方向に延びる細い溝を有するが、これらは詳細には図示しない。
シリンダバレル2は、シリンダ内部2aに開口する少なくとも1つのシリンダ入口開口部4を有する。また、シリンダ内部2aの端面には、シリンダ出口開口部6が設けられている。シリンダ入口開口部4およびシリンダ出口開口部6は、好ましくは長手方向Lに離間している。図1の例示的な実施形態では、シリンダ出口開口部6は、シリンダ入口開口部4よりも僅かにのみ高く配置されている。シリンダバレル2は、シリンダバレル2の外側2eとガス分配ハウジング9aとの間に360°周方向に延びる内部9bが形成されるように、ガス分配ハウジング9aに包囲されている。ガス分配ハウジング9aは、少なくとも1つのガス入口開口部9を有し、図示の例示的な実施形態では、長手方向Lに関して互いに対向して位置する2つのガス入口開口部9を有する。このガス入口開口部9を通して、圧縮されている入口流体が外部から吸入される。内部9bとシリンダ入口開口部4との間には、ガスを矢印で示す方向に通過させるとともに反対方向のガス流を防止する入口弁5が概略的にのみ示されている。図示の例示的な実施形態では、2つの入口弁5が長手方向Lに対して対称的に配置される。ガス分配ハウジング9aは、弁5を点検又は交換するために、弁5の入口開口部9cを有する。入口開口部9cは、カバープレート19によって閉鎖されている。シリンダ2の上端面には、端面に端部8が設けられている。端部8は、3つのシリンダ出口開口部6を含み、各出口開口部6の後には、概略的に示される出口弁7が続く。出口弁7により、圧縮された出口流体またはガスは、矢印で示す方向に通過し、反対方向のガス流が防止される。端部8はガス出口10で終端する。ハウジング上部1には更にピストンロッドシール23が配置されている。ラビリンスピストン式コンプレッサ21は更に、図示の例示的な実施形態において、スタンド足部18とリニアガイド24とを有するスペーサ22を備える。ハウジング上部1は、スペーサ22によって、図面に示唆のみされるハウジング下部25に接続されている。ハウジング上部1は、スタンド足部18に固定されている。ラビリンスピストン式コンプレッサ21は上部に圧縮室3を備え、下部にはシリンダ壁部2d内に、下部シリンダ内部3cとガス分配ハウジング9aの内部9bとの間を流体接続する入口および出口2fが配置されている。図示の例示的な実施形態では、シリンダ入口開口部4は、長手方向軸線Lの方向に同じ高さに配置され、周方向に互いに180°離れて配置される。この構成により、ガス入口9から流入した流体が内部9bに流入し、これにより、ガスが入口弁5を通ってシリンダ入口開口部4に流入する前にシリンダバレル外側2eの周囲を流れるという効果が得られる。従って、シリンダバレル外側2eは、周方向において同じか略同じ温度を有する。圧縮室3内の気体の圧縮のために、シリンダバレル2のハウジング壁部の温度は、長手方向軸線Lのシリンダ出口開口部6に向かう方向に上昇し、シリンダバレル2は、周方向に同じか略同じ温度を有する。従って、シリンダバレル2は、長手方向軸線Lに対して径方向に対称的か略対称的な温度分布を有し、これは、シリンダバレル2の径方向に熱による反りがほとんどまたは全く生じないことを意味する。これにより、ピストンが片側で磨耗しないという効果が得られる。これにより、ピストン15の密閉作用が高められ、あるいは圧縮室3内の気体をより大きな圧力に圧縮可能である。更に、ラビリンスピストン式コンプレッサの効率が向上する。
図2は、図1に示したハウジング上部21の正面図を示す。端面端部8において、ガス出口10および出口弁7に注目する。ガス分配ハウジング9aは、左右それぞれに1つのカバープレート19を有する。
図3は、更なる実施形態によるハウジング上部1の縦断面図を示しており、これは図1に示す例示的な実施形態とは対照的に、第1の圧縮室3aと第2の圧縮室3bの2つの圧縮室用に構成されている。図3に示すように、スペーサ22は、ハウジング上部1の一部であってもよい。図示において、ピストン15の上方の領域は、図1の領域と同様に構成されている。ピストン15の上方の領域には、第1の圧縮室3aに開口し、入口弁5aを有するシリンダ開口部4aと、第1の圧縮室3aとガス出口10aとの間に配置されるシリンダ出口開口部6aおよび出口弁7aとが示されている。ピストン15の下方のシリンダ内部2aは、第2の圧縮室3bを形成している。ピストン15の下方の領域には、第2の圧縮室3bに開口し、入口弁5bを有するシリンダ開口部4bと、第2の圧縮室3bとガス導出ハウジング10cとの間に配置されるシリンダ出口開口部6bおよび出口弁7bとが示されている。
図3のハウジング上部1の図4に示す正面図は、第1の圧縮室3aのガス出口10aと、出口弁7aとを示している。更に、ガス分配ハウジング9aの側部に配置されたガス入口9が示されている。
図5は、図3および図4のハウジング上部1を示す斜視図である。ガス入口9を特に示し、第1の圧縮室3aのガス出口10aと、第2の圧縮室3bのガス出口10bとを上下にそれぞれ示す。
図6は、図3、図4、および図5に示したハウジング上部1の線C−Cに沿った縦断面を示す。図9は、図3乃至6に示すハウジング上部1の断面線D−Dに沿った横断面を示す。図3および図6に対して、図9にはピストン15が示されておらず、出口弁5の弁座5bのみが示されている。図9から分かるように、ガス分配ハウジング9aは、360°の角度範囲αだけシリンダバレルの外側2eの周囲に延びる内部9bを形成し、ガス入口9がこの内部9bに開口するように構成される。このガス入口9の配置により、まず吸入されたガスがシリンダバレル外側2eに沿って流れ、続いて入口弁5aおよび5bを介して第1の圧縮室3aおよび第2の圧縮室3bに吸入されるという効果が得られる。その結果、シリンダバレルの外側2eは、好ましくは、図6に示すように、第1の圧縮室3aおよび第2の圧縮室3bからなる圧縮室3の全高L2に沿って常に冷却される。図6は、端面端部8の上端部を示しており、シリンダ出口開口部6a、それに続く流れ方向の出口弁7a、およびそれに続くガス出口部10aが視認される。図6は、底部のガス導出ハウジング10cを示し、その内部10dはガス出口10bに開口し、第2の圧縮室3bはシリンダ出口開口部6b、出口弁7bおよび内部10dを介してガス出口10bに流体接続される。
図1乃至6に示す例示的な実施形態は、シリンダ内部2の端面2bおよび2cにそれぞれ配置されるシリンダ出口開口部6、6a、および6bが設けられている。圧縮室3aおよび3b内で圧縮されたガスは圧縮中に加熱もされるので、シリンダ出口開口部6、6a、および6bから出る圧縮出口ガスは、圧縮されるとともにシリンダ内部2に流入する入口ガスよりも高い温度を有する。出口ガスはシリンダ壁部2dを介して取り込まれるのではなく、シリンダ内部2の端面2bおよび2cを介して迂回されるので、シリンダ壁部2dは局部的に加熱されにくく、従ってシリンダバレル2の熱により生じ得る反りは実質的に低減される。端面での出口ガスの迂回により、シリンダ内部2aの端部またはシリンダ内部2aの外側で迂回が生じ、これにより、より温かい放出ガスがシリンダ壁部2dを加熱するにしても、僅かにのみ加熱し得るという効果が得られる。好ましくは、シリンダ内部2aは、図6に示すように、長手方向軸線Lの方向に内側長さL2を有し、これは、ガス分配内部9bの長さよりも小さい。このように構成すると、ガス入口9から流入する流入ガスが、背面に端面端部8が配置されたシリンダバレル2の外側2eを冷却することができ、これにより、端面端部8も冷却され、シリンダバレル2の温度差を低減する。以上により、シリンダバレル2の熱により生じ得る反りを低減することができる。
図1乃至6に示す例示的な実施形態は、また、入口弁5と出口弁7とが位置を変え、これにより流入流体がガス出口10と入口弁5とを介して圧縮室3に流入し、流出流体が圧縮室3からシリンダ入口開口部4と出口弁7とを介してガス室9bに流れるように構成される。この場合、流出流体はシリンダバレル外側2eを掃引して開口部9から流出し、シリンダバレル外側2eは一様な温度分布を有する。
図7は、別の例示的な実施形態におけるハウジング上部1を示す。上部ガス出口10aと下部に位置するガス導出ハウジング10cとの間には、流体接続された接続チャネル17が設けられ、これにより、ガス出口10aとガス導出ハウジング10cとの間の開口17aを介して流体ガス接続が形成される。ガス出口10aは、部分的にのみ示されたカバープレート20によって気密に閉鎖され、出口弁7aを通って流れる圧縮された出口ガスの全てがガス導出ハウジング10cに、次いでガス出口10bに導かれる。図7に示すハウジング上部1の例示的な実施形態は、従って、単一のガス入口9および単一のガス出口10bを有するという効果を有する。
図8は、第4の実施形態によるハウジング上部1の縦断面図を示す。この例示的な実施形態では、ピストンロッド16を備えるラビリンスピストン式コンプレッサ21に属するピストン15は図示しない。図1に示す例示的な実施形態と比較して、図8の例示的な実施形態では、シリンダ出口開口部6が同様にシリンダバレル2のシリンダ壁部2d内に配置されている。端面の端部8は、圧縮室3とシリンダ出口開口部6との間に流体通路が形成されるように構成されている。シリンダ出口開口部6の各々は、ガス分配内部10fに開口する出口弁7に続いて関連付けられる。出口弁7の入口開口部10eは、カバープレート19によって閉鎖されている。ガス分配内部10fには、ガス出口10aが後側に設けられているので、ガス出口10aは破線でのみ示されている。これを除き、ハウジング上部1は、図1と略同様に構成されている。
図10乃至12は、第5の例示的な実施形態によるハウジング上部1を示す。図10は、第1の圧縮室3aおよび第2の圧縮室3bを備えるハウジング上部1を縦断面で示す。2つのシリンダ開口部4aが第1の圧縮室3a内に開口している。一方のシリンダ開口部4bが第2の圧縮室3bに開口している。弁5aおよび5bの入口開口部9cは、カバープレート19で閉鎖されている。ガス入口9は、ガス分配内部9bに開口している。図示の接続チャネル17は、流入流体が圧縮され、ガス入口9を介して、左側に配置されるガス分配内部9bに進入することを概略的にのみ示す。図11は、第1の圧縮室3aおよび第2の圧縮室3bを備えるハウジング上部1を縦断面で示す。2つのシリンダ出口開口部6aは、第1の圧縮室3aからガス分配内部9bに開口している。シリンダ出口開口部6bは、第2の圧縮室3bからガス分配内部9bに開口している。弁7aおよび7bの入口開口部10eは、カバープレート19で閉鎖されている。ガス出口10は、ガス分配内部9bから出る。図示の接続チャネル17は、概略的にのみ示す接続チャネル17を介して左に位置するガス分配内部9b内の圧縮出口流体をガス出口10に概略的にのみ輸送する。図12は、断面線E−Eに沿った図10および図11の断面図であり、ピストン15およびピストンロッド16は図12には示されていない。ガス分配ハウジング9aは、ガス分配内部9bが、1つの部分2gに沿ってシリンダバレルの外側2eにのみ配置されるように構成される。部分2gは、長手方向軸線Lに関して軸対称に延びており、その結果、長手方向軸線Lに関して互いに対向するシリンダバレル外側eの部分2gは、これらの対向して位置する部分2gが、同じガスによって、すなわち圧縮されている入口ガスか、圧縮された出口ガスのいずれかによって掃引されるため、同じか略同じ温度を有する。効果的に、部分2gは、少なくとも20°または少なくとも30°にわたって、周方向Uに延びる。図12に示す例示的な実施形態では、ガス分配内部9bは、図示の断面において互いに直交して延びている。図14に示すように、ガス分配内部9bはまた、互いに対して鋭角または鈍角をなして延びる。図14に示す実施形態は、ハウジング上部1が必要とする空間がより少なくて済み、これにより、いくつかのラビリンスピストン式コンプレッサ21を互いに近接して配置することができるという効果を有する。
図13は、第6の実施例の縦断面を示す。図3に示す例示的な実施形態と比較して、図13に示すハウジング上部21は、ガス分配内部9bの図示された左側にのみ弁座5aおよび5bすなわち弁5が配置され、ガス分配内部9bの右側に弁は配置されていない。あるいは、図3および図13に示すハウジング上部1は構成が同じであり、従って、特に図4および図9から更に詳細が視認可能である。
本発明によるハウジング上部1は、少なくとも1つのシリンダ入口開口部4と少なくとも1つのシリンダ出口開口部6とを有する。周方向に間隔をあけて配置された複数のシリンダ入口開口部4が、シリンダ壁部2dにおいて長手方向軸線Lに対して周方向に配置されていることが好ましい。好ましくは、シリンダ入口開口部4は周方向に規則的に間隔をおいて配置され、好ましくは周方向に2つ、3つまたは4つのシリンダ入口開口部4が配置される。同様に、図8に示すように、周方向に間隔を置いて配置された複数のシリンダ出口開口部6を、長手方向軸線Lに対して周方向にシリンダ壁部2d内に配置することができる。好ましくは、シリンダ出口開口部6は周方向に規則的に間隔をおいて配置され、好ましくは周方向に2つ、3つまたは4つのシリンダ出口開口部6が配置されている。しかしながら、シリンダ出口開口部6は、好ましくは、シリンダ内部2aの端面に配置され、シリンダ出口開口部6は、好ましくは、長手方向軸線Lの方向に延びる。長手方向軸線Lに対する周方向には、単一のシリンダ出口開口部6を配置することができるが、好ましくは、2つ、3つ、または4つのシリンダ出口開口部6が配置される。
ラビリンスピストン式コンプレッサ21は、シリンダ内部2aとシリンダバレル外側2eとで長手方向軸線Lの方向に延びるシリンダバレル2を備え、ピストン15がシリンダ内部2aに実装され、長手方向軸線Lの方向に移動可能であり、圧縮室3を形成し、圧縮されているガスは、シリンダ入口開口部4を介してシリンダバレル2を通過する。
ラビリンスピストン式コンプレッサ21のハウジング1を冷却する方法において、圧縮された入口流体が、ガス分配内部9bからシリンダバレル2上に配置されたシリンダ入口開口部4を介してシリンダ内部2aに引き込まれ、圧縮された出口流体は、シリンダバレル2上に配置されたシリンダ出口開口部6を介してシリンダ内部2aからガス分配内部9bに排出され、互いに対向して長手方向軸線Lに関して軸対称に配置されるシリンダバレル外側2eの部分2gは同じ入口流体または出口流体によって掃引される。これは、対向して配置される部分2gが同じか略同じ温度を有するという結果をもたらす。
効果的な一方法において、部分2gは360°の角度に沿って延びているので、シリンダバレル外側2eは圧縮されている入口流体または圧縮された出口流体によって長手方向軸線Lの周方向に360°の角度αにわたって掃引される。
効果的な一実施形態では、シリンダバレル外側2eは、長手方向軸線Lの周方向に、周方向に間隔をおいて配置されるとともに各々少なくとも30°の角度で周方向に延びる少なくとも2つの部分2gを含む。
1つの効果的な方法では、出口流体は、シリンダ内部2aの端面に配置されたシリンダ出口開口部6を通して排出され、シリンダ入口開口部4およびシリンダ出口開口部6は、長手方向軸線Lの方向に間隔をおいて配置され、シリンダバレル外側2e上に長手方向軸線Lの方向の温度勾配を生じさせる。
好ましくは、この方法は、圧縮される流体が、シリンダバレル2の周方向に同じ温度を生じさせるために周方向に分配されるとともに長手方向軸線Lに対して同じ高さに配置される複数のシリンダ入口開口部4を通して引き込まれるように行われる。
また、好ましくは、シリンダバレル2をシリンダバレル外側2eで構成し、外側2eが圧縮された流体によって少なくとも内側長さL2に沿って掃引され、これにより圧縮される流体L2がシリンダ内部2aに流入する前にシリンダバレル2を内側長さL2に沿って冷却するようにしてもよい。

Claims (14)

  1. シリンダ内部(2a)とシリンダバレル外側(2e)とを有する長手方向軸線(L)の方向に延びるシリンダバレル(2)を含むラビリンスピストン式コンプレッサのハウジング上部(1)であって、前記シリンダバレル(2)は、前記シリンダ内部(2a)に開口する少なくとも1つのシリンダ入口開口部(4、4a、4b)または少なくとも1つのシリンダ出口開口部(6、6a、6b)を含み、
    ガス分配ハウジング(9a)が前記長手方向軸線(L)に対する周方向に前記シリンダバレル(2)を少なくとも部分的に包囲し、これにより、前記シリンダバレル(2)の前記シリンダバレル外側(2e)の少なくとも1つの部分(2g)と前記ガス分配ハウジング(9a)との間にガス分配内部(9b)を形成し、前記部分(2g)は、前記長手方向軸線(L)に関して軸対称に構成され、
    前記ガス分配内部(9b)は、前記シリンダ入口開口部(4、4a、4b)または前記シリンダ出口開口部(6、6a、6b)のいずれかを介して前記シリンダ内部(2a)に流体接続され、前記ガス分配ハウジング(9a)は、前記ガス分配内部(9b)に流体接続されるガス入口(9)またはガス出口(10)のいずれかを含み、
    複数のシリンダ入口開口部(4、4a、4b)または複数のシリンダ出口開口部(6、6a、6b)が、前記長手方向軸線(L)に関して同じ高さに配置されるとともに前記長手方向軸線(L)に関して周方向に互いに離間して配置され、
    2つのシリンダ入口開口部(4)または2つのシリンダ出口開口部(6)が、前記長手方向軸線(L)に関して互いに逆向きに配置されることを特徴とするハウジング上部(1)。
  2. 前記シリンダ内部(2a)がシリンダ内側長さ(L2)を有し、前記ガス分配内部(9b)が少なくとも前記シリンダ内側長さ(L2)に沿って延び、これにより、前記シリンダバレル外側(2e)の前記部分(2g)が、少なくとも前記シリンダ内側長さ(L2)の全長に沿って、前記ガス分配内部(9b)の境界を形成することを特徴とする請求項1に記載のハウジング上部。
  3. 前記ガス分配ハウジング(9a)は、前記長手方向軸線(L)の周方向に前記シリンダバレル外側(2e)を360°の角度(α)だけ包囲し、これにより、前記ガス分配内部(9b)または前記部分(2g)は360°の周方向に延びることを特徴とする請求項1または2に記載のハウジング上部。
  4. 前記シリンダバレル外側(2e)は、前記長手方向軸線(L)の周方向に、周方向に間隔をおいて配置された少なくとも2つの部分(2g)を含み、同部分(2g)は、前記シリンダバレル外側(2e)に沿ってガス分配内部(9b)の境界を形成し、前記部分(2g)は、少なくとも30°の角度にわたって周方向に延びることを特徴とする請求項1または2に記載のハウジング上部。
  5. 前記シリンダ入口開口部(4、4a、4b)および前記シリンダ出口開口部(6、6a、6b)は、前記長手方向(L)に間隔をおいて配置されることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載のハウジング上部。
  6. 前記シリンダ出口開口部(6)または前記シリンダ入口開口部(4)は、前記長手方向軸線(L)の方向に延びる前記シリンダ内部(2a)の端面(2b、2c)に配置されることを特徴とする請求項1乃至のうちのいずれか一項に記載のハウジング上部。
  7. 前記ハウジング上部がアルミニウムまたはアルミニウム合金で形成されることを特徴とする請求項1乃至のうちのいずれか一項に記載のハウジング上部。
  8. 請求項1乃至のうちのいずれか一項に記載のハウジング上部(1)と、ピストン(15)とピストンロッド(16)とを備え、前記ピストン(15)は、前記シリンダ内部(2a)を第1の圧縮室(3a)と第2の圧縮室(3b)とに分割し、第1のシリンダ入口開口部(4a)は前記第1の圧縮室(3a)に開口し、第2のシリンダ入口開口部(4b)は前記第2の圧縮室(3b)に開口し、第1のシリンダ出口開口部(6a)は、前記ピストンロッド(16)から離間する前記シリンダ内部(2a)の前記端面(2b)に配置され、第2のシリンダ出口開口部(6b)は、前記ピストンロッド(16)に面する、前記シリンダ内部(2a)の前記端面(2c)に配置されることを特徴とするラビリンスピストン式コンプレッサ。
  9. 前記第1および第2のシリンダ出口開口部(6a、6b)は別個のガス分配内部(9b)に流体接続され接続通路(17)が前記別個のガス分配内部(9b)を互いに接続させ、前記接続通路(17)がガス出口(10)に流体接続されることを特徴とする請求項に記載のラビリンスピストン式コンプレッサ。
  10. 複数の前記ガス分配内部(9b)は、前記シリンダ出口開口部(6、6a、6b)の少なくとも一部を、前記長手方向軸線(L)の方向に外側に更に包囲することを特徴とする請求項またはに記載のラビリンスピストン式コンプレッサ。
  11. シリンダ内部(2a)とシリンダバレル外側(2e)とを有する長手方向軸線(L)の方向に延びるシリンダバレル(2)を含むラビリンスピストン式コンプレッサのハウジング上部(1)を冷却する方法であって
    複数のシリンダ入口開口部(4)または複数のシリンダ出口開口部(6)が、前記長手方向軸線(L)に関して同じ高さに配置されるとともに前記長手方向軸線(L)に関して周方向に互いに離間して配置され、
    2つのシリンダ入口開口部(4)または2つのシリンダ出口開口部(6)が、前記長手方向軸線(L)に関して互いに逆向きに配置され、
    圧縮された入口流体は、ガス分配内部(9b)からシリンダバレル(2)上に配置された前記複数のシリンダ入口開口部(4)を介して前記シリンダ内部(2a)に引き込まれ、あるいは圧縮された出口流体は、前記シリンダバレル(2)上に配置された前記複数のシリンダ出口開口部(6)を介して前記シリンダ内部(2a)から前記ガス分配内部(9b)に排出され、互いに対向して前記長手方向軸線(L)に対して軸対称に配置される前記シリンダバレル外側(2e)の部分(2g)は同じ前記入口流体または出口流体によって掃引されることを特徴とするハウジング上部(1)の冷却方法。
  12. 前記シリンダバレル外側(2e)が、圧縮されている前記入口流体または圧縮された出口流体によって、前記長手方向軸線(L)の周方向に360度の角度(α)だけ掃引されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記シリンダバレル外側(2e)は、前記長手方向軸線(L)の周方向に、周方向に間隔をおいて配置されるとともに各々少なくとも30°の角度で周方向に延びる少なくとも2つの部分(2g)を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記出口流体は、前記シリンダ内部(2a)の前記端面に配置されたシリンダ出口開口部(6)を通して排出され、前記シリンダ入口開口部(4)および前記シリンダ出口開口部(6)は、前記長手方向軸線(L)の方向に間隔をおいて配置され、前記シリンダバレル外側(2e)上に前記長手方向軸線(L)の方向の温度勾配を生じさせることを特徴とする請求項11乃至13のうちのいずれか一項に記載の方法。
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