JP6483180B2 - トレーニングメニュー提示システム、及びトレーニングメニュー提示プログラム - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、運動を行うユーザに対するトレーニングメニュー提示システム、及びトレーニングメニュー提示プログラムに関する。
筋力トレーニングを行う人々は、例えば筋肉をつけるために行う、ダイエットするために行う、あるいはスポーツ競技のためであるなど、それぞれ目的が異なっている。
高齢者は、老化による自身の体力の衰えを自覚し、健康に対する不安を抱えている。そうした状況の中で、健康で若々しく動ける体づくりのために何かをしたいと望んでいる高齢者は少なくない。こうした高齢者に対して、筋力トレーニングは、選択肢の一つとなり得る。
特許文献1には、自身の運動能力がどの程度であるか、自身が指向するスポーツについての弱点をどのようにすれば強化することができるかを適切に知ることができる運動アドバイスプログラムが開示されている。
しかしながら、この特許文献1は、高齢者に適したトレーニングをアドバイスするものではなかった。高齢者の体力は、一概に年齢等で判断できるものではなく、体調により日々大きく変動するものである。また、高齢者は、健康上の様々な悩みを有しており、体づくりのために何かをしたいとの思いから、筋力トレーニングを始めることがある。このような場合、適したメニューの実施ができずにかえって健康を害することもあった。
特開2003−85288号公報
この発明は、上述の問題点に鑑みて、トレーニングするユーザにトレーニングメニューを提示するトレーニングメニュー提示システム、及びトレーニングメニュー提示プログラムを提供することを目的とする。
この発明は、ユーザの体力または健康に関する一または複数の困りごと情報を取得する困りごと情報取得手段と、困りごとを解決するために実施するのに適した一または複数のトレーニング種目を、前記困りごと毎に予め設定した、困りごと種目対応データを記憶する記憶手段と、前記困りごと種目対応データを参照して、前記困りごと情報に基づいて、実施する前記トレーニング種目を選択する種目選択手段とを備え、トレーニング実施前に前記ユーザの自己申告による主観的体調情報を取得する申告体調情報取得手段と、トレーニング実施前に前記ユーザを測定した客観的体調情報を取得する測定体調情報取得手段とを備え、前記記憶手段は、前記主観的体調と前記客観的体調情報に応じて実施するトレーニングの種目数の増減数と負荷の増減割合を予め設定した種目数負荷増減データを記憶し、取得した前記主観的体調情報と前記客観的体調情報に対応するトレーニングの種目数の増減数と負荷の増減割合を前記種目数負荷増減データから取得し、前記種目選択手段が選択した一または複数の前記トレーニング種目のうちどのトレーニング種目をどれだけの負荷で実施するかを示すトレーニングメニューを、前記種目の増減数と前記負荷の増減割合を加味して決定するメニュー決定手段をさらに備えたトレーニングメニュー提示システムであることを特徴とする。
また本発明は、ユーザの体力または健康に関する一または複数の困りごと情報を取得する困りごと情報取得手段と、困りごとを解決するために実施するのに適した一または複数のトレーニング種目を、前記困りごと毎に予め設定した、困りごと種目対応データを記憶する記憶手段と、前記困りごと種目対応データを参照して、前記困りごと情報に基づいて、実施する前記トレーニング種目を選択する種目選択手段と、前記種目選択手段が選択した一または複数の前記トレーニング種目のうちどのトレーニング種目をどれだけの負荷で実施するかを示すトレーニングメニューを、前記種目の増減数と前記負荷の増減割合を加味して決定するメニュー決定手段とを備え、前記記憶手段は、効果の度合いを示すポイントを前記トレーニング種目毎に種目別ポイント情報として記憶し、前記メニュー決定手段は、実施するトレーニングのメニューから前記ポイント数が所定の上限ポイント数を超える前記トレーニング種目を除外する構成であるであることを特徴とする。
この発明により、トレーニングするユーザにトレーニングメニューを提示するトレーニングメニュー提示システム、及びトレーニングメニュー提示プログラムを提供することができる。
トレーニングメニュー提示システムの構成を示すブロック図。 トレーニングメニュー提示システムの機能ブロック図。 運動能力測定結果とクラス分けの対応を示す画面の説明図。 スタート画面の画面構成の説明図。 最近の困りごと選択画面の画面構成の説明図。 今日のトレーニング選択画面の画面構成の説明図。 トレーニング時間の長さと主観的体調と客観的体調とに基づいて設定するトレーニングの種目数の増減数と負荷の増減割合とポイント数の増減調整数を示す説明図。 今日のトレーニングメニュー画面の画面構成の説明図。 困りごと別の解決達成度の算出方法を示す説明図。 あなたの健康度画面の画面構成の説明図。 筋量分布図の詳細を説明する説明図。
以下、この発明の一実施形態を図面と共に説明する。
図1は、トレーニングメニュー提示システム1の構成を示すブロック図である。
トレーニングメニュー提示システム1は、トレーニングメニュー提示装置2と、これに接続されている血圧計3、心拍計4、握力計5、および肺活量計6と、インターネットNを通じて接続される管理サーバSとを有している。
トレーニングメニュー提示装置2は、パーソナルコンピュータまたは携帯情報端末などのコンピュータにより構成されており、CPUとROMとRAMで構成される制御部2a、ハードディスクまたは不揮発性メモリで構成される記憶部2b、ネットワークボードなどで構成される通信部2c、キーボードとマウスまたはタッチパネル等で構成される入力部2d、ディスプレイで構成される表示部2e、およびi/Oインターフェース等で構成される入出力接続部2fを有している。
入出力接続部2fには、血圧を測定して血圧データを送信する血圧計3と、心拍を測定して心拍データを送信する心拍計4と、握力を測定して握力データを送信する握力計5と、肺活量を測定して肺活量データを送信する肺活量計6とが接続されている。
なお、これらの血圧計3、心拍計4、握力計5、および肺活量計6を備えない構成とし、入力部2dから血圧、心拍、握力、および肺活量を手入力する構成としてもよい。
記憶部2bには、各種のプログラムとデータが記憶されている。なお、設定に関するデータやユーザデータは、この記憶部2bに記憶する、あるいは管理サーバSの記憶部(図示省略)に記憶するなど、適宜の場所に記憶することができる。記憶部2bに記憶しておけば、トレーニングメニュー提示装置2をスタンドアローンで使用することができ、管理サーバSに記憶しておけば、管理サーバSにて他のユーザも含めてすべてを管理することができる。
<全体システムの機能ブロック>
図2は、トレーニングメニュー提示システム1の機能ブロックを示す図である。図示する各機能部は、記憶部2b(図1参照)のプログラムに従って制御部2a(図1参照)が実行する機能である。
トレーニングメニュー提示システム1は、コンピュータで構成されており、ハードウェア要素として、CPUとROMとRAM等で構成されて各種演算や制御動作を実行する制御部、ハードディスクやフラッシュメモリ等で構成されて情報のリードライトを許容する記憶部、タッチパネル、キーボード、マウス、押下ボタン、またはこれらの複数で構成されて接触操作による入力を受け付ける入力部、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等で構成されて文字や図等の画像を表示する表示部を備えている。
制御部2a(図1参照)は、個人認証部60、スタート画面表示部10、最近の困りごと選択部20、今日のトレーニング表示入力部30、あなたの健康度表示部40、及び初回測定登録部50として機能する。
最近の困りごと選択部20は、困りごと選択受付部20a、対応メニュー抽出部20b、ポイント減算部20c、及び達成度調整部20dの各機能部を備えている。
今日のトレーニング表示入力部30は、時間体調受付部30a、種目負荷ポイント増減抽出部30b、トレーニング一覧表示部30c、詳細表示部30d、実行結果入力部30e、及びポイント付与部30fの各機能部を備えている。
あなたの健康度表示部40は、ポイント減算部40a、困りごと別達成判定部40b、達成度表示部40c、及びクラスチェンジ表示部40dの各機能部を備えている。
初回測定登録部50は、初回運動測定入力部51、ユーザ情報入力部52、及びクラス決定部53の各機能部を備えている。
記憶部2b(図1参照)は、これらの機能部が入力(取得)、使用、あるいは出力(作成)するデータとして、設定データ8、及びユーザデータ9を記憶している。
以下では、各機能部の個別の動作について、図1〜図11を用いて説明する。
<<初回測定登録機能>>
<初回運動測定入力機能>
初回運動測定入力部51は、新規ユーザの身長51a、体重51bの身体測定を指示し、さらに初回の運動(トレーニング)メニューを提示して、運動能力測定を指示する。初回の運動内容は、スクワット51c、ラットプルダウン51d、及び有酸素運動51eを少なくとも含んでいる。
ユーザ情報入力部52は、初回運動測定入力部51が指示した測定結果を取得する。加えて年齢52a、性別52c、及び病歴52b等の新規ユーザの属性情報を取得する。
クラス決定部53は、ユーザ情報入力部52が取得した測定結果に基づいて、新規ユーザが所属するクラスを決定する。
図3は、運動能力測定結果とクラス分けの関係を説明するクラス分け説明画面80の画面構成図である。
ここで、クラスとしては、70代クラスと60代クラスの2つのクラスが設けている。尚、クラスは、これら2つのクラスに限るものではなく、2より多数のクラス分けとしてもよい。
クラス分け説明画面80は、クラス分け条件を示すクラス分け条件データ表示部81と、クラス別の運動メニューの違いを説明するクラス別運動メニュー説明部84を備えている。
クラス分け条件データ表示部81は、運動内容と60代条件1と60代条件2で構成されるクラス分け条件データを表示している。例えば、運動内容がスクワットであれば、60代条件1に負荷65kgが登録されており、60代条件2に30回が登録されている。同様に、運動内容がラットプルダウンでえあれば60代条件1に負荷45kg、60代条件2に1回が登録され、運動内容が有酸素運動であれば60代条件1に心拍100以上で20分が登録されている。クラス分け条件データ表示部81に表示される全ての条件を運動能力測定結果がクリアした場合に、クラス決定部53は、当該新規ユーザを60代クラスに所属させる決定をし、それ以外は70代クラスとする。
クラス別運動メニュー説明部84には、クラス別による違いはが、今後実施するトレーニング方法(マシントレーニングによるのか、フリーウェイトトレーニングによるのか)の違いにあることを表示している。70代クラスは全てのメニューがマシントレーニングであり、60代クラスは70代クラスと同じ運動メニューだがフリーウェイと(ダンベル)に移行する。
クラス決定部53は、決定した当該新規ユーザのクラス分け情報をユーザデータ9に記憶する(図2参照)。
<個人認証機能>
個人認証部60は、初回を除く次回以降、ユーザに対してユーザIDやパスワードの入力を求め、トレーニングメニュー提示システム1を利用できる正規ユーザであることの本人確認を行う(図2参照)。
<スタート画面表示機能>
スタート画面表示部10は、本人確認のできた正規ユーザに対して、スタート画面11を表示する(図4参照)。
図4は、スタート画面表示部10が表示するスタート画面11の画面構成図である。
スタート画面11は、最近の困りごと選択ボタン12と、今日のトレーニング選択ボタン13と、あなたの健康度選択ボタン14とを有している。
<<最近の困りごと選択機能>>
<困りごと選択受付機能>
最近の困りごと選択ボタン12がクリックされると、困りごと選択受付部20a(図2参照)は、最近の困りごと(大項目)選択画面21を表示する(図5参照)。
図5は、困りごと選択受付部20aが表示する最近の困りごと選択画面23の画面構成図であり、図5左側が最近の困りごと(大項目)選択画面21、図5右側が最近の困りごと(小項目)選択画面22である。
最近の困りごと(大項目)選択画面21は、画面上部に、「気になることを選んでください(複数可)」と表示して一または複数の選択を促す表示部と、当該表示部の下部に「体が弱るのを筋力で補いたい」、「生活習慣病を予防したい」、「その他、どうしていいかわからない」等の選択ボタン21a〜21cを有している。
例えば、「体が弱るのを筋力で補いたい」の選択ボタン21aがクリックされると、困りごと選択受付部20aは、最近の困りごと(小項目)選択画面22をさらに表示する。尚、ここでは、「体が弱るのを筋力で補いたい」の選択ボタン21aがクリックされた場合を例として説明するが、「生活習慣病を予防したい」の選択ボタン21b等の他の選択ボタンがクリックされた場合であっても同様である。ただし、「その他、どうしていいかわからない」を選択する場合は、選択ボタン21cをクリックするのではなく、左側にある項目チェックボックス21dにチェックを入れる。
図5右側は、困りごと選択受付部20aが表示する最近の困りごと(小項目)選択画面22の画面構成図である。
最近の困りごと(小項目)選択画面22は、画面上部に、最近の困りごと(大項目)選択画面21で選択した「体が弱るのを筋力で補いたい」(大項目)の表示部と、当該表示部の下部に「膝」、「肩」、「股関節」、「腰」、及び「指先・足先」の「体が弱るのを筋力で補いたい」体の各部位の表示部と、それらの各部位の表示部の左側にそれぞれ項目チェックボックス22a〜22eを有している。
項目チェックボックス21d、22a〜22e等へのチェックは、複数の選択が可能で、最大10個まで選択できる。
尚、最近の困りごと(大項目)には、上述の(1)「体が弱るのを筋力で補いたい」、(2)「生活習慣病を予防したい」、(8)「その他、どうしていいかわからない」の他、(3)「歩くのが不安」、(4)「五感の低下を防ぎたい」、(5)「アウトドアを満足にしたい」、(6)「気持ちよく寝たい」、及び(7)「すぐ疲れる」が設定されている。
また、最近の困りごと(小項目)には、(1)「体が弱るのを筋力で補いたい」に対しては、上述の「膝」、「肩」、「股関節」、「腰」、及び「指先・足先」の体の各部位が、(2)「生活習慣病を予防したい」に対しては、「血圧」、「血糖」、「体脂肪」、及び「高脂血症」の生活習慣病の各症状が、(3)「歩くのが不安」に対しては、「走りたい」、「つまづきたくない」、「上り階段が苦手」、「下り階段が苦手」、及び「歩き続けると腰や足がふらつく」の各不安障害の特徴が、(4)「五感の低下を防ぎたい」に対しては、「目」、「舌」、「鼻」、及び「耳」の各感覚器官が、(5)「アウトドアを満足にしたい」に対しては、「国内旅行をしたい」、「海外旅行をしたい」、「ゴルフを満足にしたい」、及び「登山をもっとしたい」のアウトドアレジャーの各種類が、(6)「気持ちよく寝たい」に対しては、「寝つきが悪い」、「トイレで目が覚める」、「何度も目が覚める」、及び「寝起きが悪い」の睡眠障害の各種類が、(7)「すぐ疲れる」に対しては、「足腰を鍛えたい」及び「体のコリを消したい」の疲れの各原因が、それぞれ設定されている。
困りごと選択受付部20a(図2参照)は、チェックの入った項目チェックボックス21d、22a〜22e等(図5参照)に該当する項目を最近の困りごとの項目として受け付ける。
<対応メニュー抽出機能>
対応メニュー抽出部20b(図2参照)は、設定データ8を参照して、困りごと選択受付部20a(図2参照)が受け付けた一または複数の最近の困りごとの項目に対応付けられたトレーニングの種目(トレーニング種目)を一または複数抽出する。
トレーニングの種目には、カーフレイズ(A)、リアレイズ(B)、レッグレイズ(C)、レッグカール(D)、スクワット(E)、ヒップリフト(F)、バックエクステンション(G)、クランチ(H)、内転筋のトレーニング(I)、もも上げ(J)、片足立ち(K)、ダンベルプレス(L)、ショルダープレス(M)、肩の外旋内旋運動(N)、ラットプルダウン(O)、プルダウン(P)、アームカール(Q)、有酸素運動[ウォーキング、自転車、水泳](R)、各種五感のトレーニング(S)、上半身のストレッチ[各5種類](T)、及び下半身のストレッチ[各5種類](U)がある。尚、上述の各項目の括弧内に示すアルファベットは、項目の略記号として定めているものである。
設定データ8は、例えば、(1)「体が弱るのを筋力で補いたい」の「膝」の項目には、カーフレイズ(A)、リアレイズ(B)、レッグレイズ(C)、レッグカール(D)、もも上げ(J)、及び片足立ち(K)の6個の種目を対応付けたデータを困りごと種目対応データとして記憶しており、また、(1)「体が弱るのを筋力で補いたい」の「腰」の項目には、有酸素運動[ウォーキング、自転車、水泳](R)、スクワット(E)、ヒップリフト(F)、バックエクステンション(G)、クランチ(H)、内転筋のトレーニング(I)、もも上げ(J)、片足立ち(K)、下半身のストレッチ[各5種類](U)の9個の種目を対応付けたデータを困りごと種目対応データとして記憶しており、また、(1)「体が弱るのを筋力で補いたい」の「肩」の項目には、ダンベルプレス(L)、ショルダープレス(M)、肩の外旋内旋運動(N)、ラットプルダウン(O)、プルダウン(P)、アームカール(Q)、及び上半身のストレッチ[各5種類](T)の7個の種目を対応付けたデータを困りごと種目対応データとして記憶しており、また、(2)「生活習慣病を予防したい」の「血圧」の項目には、有酸素運動[ウォーキング、自転車、水泳](R)、上半身のストレッチ[各5種類](T)、及び下半身のストレッチ[各5種類](U)の3個の種目を対応付けたデータを困りごと種目対応データとして記憶している。設定データ8は、他の項目についても、それぞれ一または複数の種目を対応付けた困りごと種目対応データを記憶している。
具体的には、対応メニュー抽出部20bは、例えば、「膝」が最近の困りごとの項目として受け付けられると、設定データ8を参照して、「膝」の項目に対応付けられたトレーニングの種目であるカーフレイズ(A)、リアレイズ(B)、レッグレイズ(C)、レッグカール(D)、もも上げ(J)、及び片足立ち(K)をトレーニングの全種目の中から抽出する(図5参照)。
尚、当該抽出種目には、最近の困りごととして受け付けた各項目事項を解決するのに適した種目が選出され設定されている。
<ポイント減算機能>
ユーザデータ9は、トレーニングの実施効果の度合いを表す指標として、トレーニングの種目毎にポイント数のデータ(種目別ポイント情報)を記憶している(図2参照)。
ポイント減算部20cは、種目毎に、そして、トレーニングの実施の度毎に付与されるポイント数に対して、実施日後の第1日目に、3点減点し、第2日目に1点加点し、その後の第3日目以降は、毎日1点づつ減点する。ポイント減算部20cは、ユーザデータ9に記憶された種目毎でトレーニングの実施毎に付与されたポイント数に日々減点あるいは加点し、当該減点あるいは加点された新たなポイント数をユーザデータ9に記憶する。尚、ポイント減算部20cによるトレーニング実施後のポイント数の減点、加点は、トレーニングの実施効果の経時的変化を反映したものであり、上述のものに限るものではない。
尚、トレーニングの実施により付与されるポイント数についての詳細は後述する。
<達成度調整機能>
達成度調整部20dは、トレーニングの実施の度毎に付与され、その後ポイント減算部20cにより減点、加点されたポイント数を、種目毎に、累積的に加算し集計する。達成度調整部20dは、種目毎に集計したポイント数が100点を超える種目を検索し、当該種目をポイント達成種目に指定する。尚、ここでは、100点を、ポイント達成種目に指定するための上限ポイント数としているが、これに限るものではない。
<<今日のトレーニング表示入力機能>>
<時間体調受付機能>
時間体調受付部30a(図2参照)は、スタート画面11(図4参照)で、今日のトレーニング選択ボタン13がクリックされると、トレーニング前入力画面39を表示する(図6参照)。このトレーニング前入力画面39は、左側が今日のトレーニング選択画面31、右側がトレーニング前体調測定画面32である。
図6の左側は、時間体調受付部30aが表示する今日のトレーニング選択画面31の画面構成図である。
今日のトレーニング選択画面31は、画面上部の質問表示部35に、「今日はどうしたいですか?」と表示して、今日これからトレーニングを行うユーザに対して、希望するトレーニング時間の長さの選択を促す。また、当該質問表示部35の下部に3つの選択ボックス35a,35b,35cを表示し、「じっくりトレーニング」、「いつも通りトレーニング」、及び「簡単にトレーニング」のいずれか1つを選択させる。
今日のトレーニング選択画面31は、さらに、トレーニング時間表示部の下部に設けられた質問表示部36に、「今日の調子はどうですか?」と表示して、ユーザが感じているトレーニング実施前の主観的体調の自己申告を促す。当該質問表示部36の下部には、体調選択ボタン36a,36bが選択可能に表示され、さらにその下部に悪いところ指定ボタン36c1,36c2,36c3を備えている。質問表示部36「良好」、「普通」、及び「悪い(悪い所を指定)」の主観的体調表示部と、悪い場合の悪い所の例示として、「肩」、「腰」、「気分」等の悪い所表示部を有している。そして、質問表示部36は、「良好」と「普通」の主観的体調表示部、及び悪い所表示部の左側には、それぞれ体調選択ボタン36a、36b、36c1〜36c3を有している。さらに、右下部には、「次へ」ボタン33を有している。
時間体調受付部30a(図2参照)は、選択時間チェックボックス35a〜35cの何れかと、体調選択ボックス36a、36b、36c1〜36c3の何れかにチェックが入れられ、「次へ」ボタン33がクリックされると、トレーニング前体調測定画面32を表示する(図6の右図参照)。
図6の右図は、時間体調受付部30aが表示するトレーニング前体調測定画面32の画面構成図である。
トレーニング前体調測定画面32は、体調測定項目を示す「血圧」、「心拍」、「握力」、及び「肺活量」を表示する表示部を画面中央部に有し、右下部には、「次へ」ボタン34を有している。
ユーザが体調測定項目を確認し、「次へ」ボタン34がクリックされると、時間体調受付部30a(図2参照)は、客観的体調を示す上述の体調測定項目の測定結果の入力を求める。
<種目負荷ポイント増減抽出機能>
ここで、設定データ8(図2参照)は、「じっくりトレーニング」、「いつも通りトレーニング」、及び「簡単にトレーニング」のトレーニング時間の長さと「良好」、「普通」、及び「悪い」の主観的体調との組み合わせ、及び客観的体調に対応して予め設定された、実施するトレーニングの種目数の増減数、負荷の増減割合、及びポイント増減調整数のデータを記憶している。
図7は、設定データ8が記憶する、トレーニング時間の長さ71(71a〜71c)と主観的体調72(72a〜72c、73)と客観的体調74、75とに基づいて予め設定された、実施するトレーニングの種目数の増減数、負荷の増減割合、及びポイント数の増減調整数70aa〜70cc、73〜75を示す種目数負荷増減データ70を表示する種目数負荷増減データ表示画面79を示す。
種目数負荷増減データ70は、主観的な体調とトレーニングしたい長さ別に種目数と負荷を増減する値が設定されている。具体的には、「いつも通りトレーニング」71bで、「普通」72bの場合を基準として、当該基準の場合における種目数の増減数、負荷の増減割合、及びポイント数の増減調整数を全てゼロに設定されている。種目数の増減数は、「じっくりトレーニング」71aで2個増加、「簡単にトレーニング」71cで2個減少に設定されている。ただし、「じっくりトレーニング」71aで且つ「良好」72aの場合には、種目数の増減数は4個増加に設定されている。負荷の増減割合は、「良好」72aで10%増加、「悪い」72cで10%減少に設定されている。ポイント数の増減調整数は、「良好」72aで2点の加点、「悪い」72cで2点の減点に設定されている。ただし、「じっくりトレーニング」71aで且つ「良好」72aの場合には、ポイント数の増減調整数は4点の加点に設定されている。
この種目数負荷増減データ70は、主観的除外説明部73に記載されているように、主観的体調が「悪い」場合には、指定した悪い所(図6の悪いところ指定ボタン36c1,36c2,36c3)に該当する種目は、実施するトレーニングの種目から除外されように設定されている。
また、種目数負荷増減データ70は、測定によるトレーニング減少説明部74に記載されているように、客観的体調を示す「血圧」、「心拍」、「握力」、及び「肺活量」の何れかの測定結果が、常時の平均値より10%以上悪い状態(血圧は平均値より高い状態、握力および肺活量は平均値より低い状態を悪い状態とする)である場合には、種目数の増減数をさらに2個減少し、負荷の増減割合もさらに10%減少し、ポイント数の増減調整数もさらに2点の減点に設定されている。これにより、血圧が高い状態で運動負荷をかけてしまうリスクを防止するとともに、高齢者が認知できない疲れや病気を起こしている事により握力と肺活量が低い場合に無理な運動を避けることができる。
尚、測定によるトレーニング中止説明部75に記載されているように、「血圧」、「心拍」、「握力」、及び「肺活量」の測定結果の一つでも著しく悪い場合は、トレーニングを中止するように設定されている。
種目負荷ポイント増減抽出部30b(図2参照)は、設定データ8が記憶する種目数負荷増減データ70(図7参照)を参照して、時間体調受付部30a(図2参照)が取得したトレーニング時間の長さ71(71a〜71c)と主観的体調72(72a〜72c、73)と客観的体調74、75とに基づいて、実施するトレーニングの種目数の増減数、負荷の増減割合、及びポイント数の増減調整数を決定する。
<トレーニング一覧表示機能>
演算部30c(図2参照)は、種目負荷ポイント増減抽出部30bが決定したトレーニングの種目数の増減数に基づいて、対応メニュー抽出部20bが抽出した一または複数のトレーニングの種目に対して、種目数の増減を加える。
また、演算部30cは、種目数の増減が加えられたトレーニングの種目から、達成度調整部20dが指定したポイント達成種目を除外する。つまり、上限ポイント数を獲得して目標達成したトレーニング項目については、提示するトレーニング種目から除く。これにより、偏ったトレーニングとなることなく、バランスよいトレーニング種目を提示できる。
トレーニング一覧表示部30cは、こうして、困りごと選択受付部20aで受け付けた一または複数の最近の困りごとの項目に対して、演算部30cにより最終的に決定されたトレーニングの種目を、今日のトレーニングメニュー画面(図8参照)で表示する。
図8は、トレーニング一覧表示部30c(図2参照)が表示する今日のトレーニングメニュー画面130の画面構成図である。
今日のトレーニングメニュー画面130(図8の左図参照)は、画面上部に、「今日のトレーニングメニュー」表示部と、その下部に、スクワット、カーフレイズ、ラットプルダウン等の最終的に決定されたトレーニングの種目を表示する種目表示部130a〜130dを有している。
<詳細表示機能>
ここで、例えば、スクワットの種目表示部130aがクリックされると、詳細表示部30d(図2参照)は、スクワットの詳細表示画面(図8の右図参照)を表示する。
図8の右図は、スクワットの詳細表示画面131の画面構成図である。
スクワットの詳細表示画面131は、画面上部に、スクワットの種目内容を示す説明部132を、そして、画面下部に、ポイント数の変動を示すポイント数変動表示部を有している。
説明部132には、種目負荷ポイント増減抽出部30b(図2参照)が決定したトレーニングの負荷の増減割合に基づいた負荷についての説明が加えられる。
ポイント数変動表示部129は、左欄に、困りごと選択受付部20a(図2参照)が受け付けた一または複数の最近の困りごとの項目の中で、スクワットの種目に対応付けられた「腰」、「血糖値」、「寝起き改善」、「国内旅行」等の項目133a〜133dを表示する項目表示部133と、右欄に、左欄の各項目が現状獲得しているポイント数とスクワット実施後に各項目が獲得するであろうポイント数134a〜134dとを表示するポイント数表示部134とを有している。
尚、スクワット実施後に各項目が獲得するであろうポイント数は、種目負荷ポイント増減抽出部30b(図2参照)が決定した増減調整数により調整されたポイント数を、現状獲得しているポイント数に加算した合計ポイント数を表示する。
<実行結果入力機能>
スクワットの詳細表示画面131は、画面右下部に、実行ボタン135を有している。
実行結果入力部30e(図2参照)は、スクワットが現に実施され、実行ボタン135がクリックされると、ポイント付与部30fに対して、新たなポイント数のデータの追加を指示する。
<ポイント付与機能>
ポイント数は、種目毎に、トレーニングの実施の度毎に付与される。付与されるポイント数は、基本10点で、実施ポイント数として、何れの種目においても、実施の度毎に付与されるが、種目負荷ポイント増減抽出部30b(図2参照)が決定した増減調整数により増減調整がなされる。
ポイント付与部30fは、ここでのスクワットの実施に対して付与され当該増減調整のなされたポイント数を、スクワットの新たなポイント数のデータとして、ユーザデータ9に記憶させる。
尚、スクワット以外の他の種目についても、ポイント付与部30fは、実施に対して付与され増減調整のなされたポイント数を、当該種目の新たなポイント数のデータとして、ユーザデータ9に記憶させる。
<<あなたの健康度表示機能>>
<ポイント減算機能>
ポイント減算部40a(図2参照)は、スタート画面11(図4参照)で、あなたの健康度選択ボタン14がクリックされると、ユーザデータ9に記憶されている、種目毎で、トレーニングの実施の度毎に付与されたポイント数に対して、ポイント減算部20cと同様に、経時的な減点、加点を行う。
<困りごと別達成判定機能>
図9は、困りごと別の解決達成度の算出方法を示す達成度算出方法表示画面99の画面構成図である。
困りごと別達成判定部40b(図2参照)は、トレーニングの実施の度毎に付与されたポイント数に対して、それぞれポイント減算部40aが経時的な減点、加点を行った各ポイント数を、種目毎に集計する。困りごと別達成判定部40b(図2参照)は、当該種目毎に集計したポイント数を、効果ポイント数92として設定する。
図9の左欄には、スクワット、ヒップリフト、もも上げ等の種目91、91a〜91cを掲げ、各種目の右側に、上述の種目毎に集計したポイント数を効果ポイント数92として点数92a〜92cで表示している。尚、効果ポイント数92は、トレーニングの種目毎の効果の度合いを示している。
図9の上欄には、腰、股関節、血糖値等の最近の困りごとの項目93、93a〜93cを掲げ、最近の困りごとの各項目の下部には、それぞれの項目に対応付けられた種目の各点数の合計を、最近の困りごとの項目毎に予め設定された達成ポイント数で除して、最近の困りごとの項目毎に解決の達成度90、90a〜90cを示している。
尚、達成ポイント数は、最近の困りごとの各項目に対応付けられた種目のポイント数の総和であり、100点満点を上限として定められる。この達成ポイント数は、日数で減算されていき、運動しなければ徐々に減っていく。
困りごと別達成判定部40b(図2参照)は、上述の困りごと別の解決達成度の算出方法により、最近の困りごとの項目毎に解決の達成度を算出する。
<達成度表示機能>
達成度表示部40c(図2参照)は、困りごと別達成判定部40bが算出した最近の困りごとの項目毎の解決の達成度を、あなたの健康度画面41でグラフ表示する(図10参照)。
図10は、健康度を示す健康度画面49の画面構成図であり、図10の左側は達成度表示部40cが表示するあなたの健康度画面41の画面構成図を示し、図10の右側は70代クラスの筋量比較画面44の画面構成図を示す。
あなたの健康度画面41は、画面中央に、レーダーチャート42を有している。レーダーチャート42には、最近の困りごとの項目41a〜41e毎の達成度が示され、一見して項目毎の達成度の比較ができるようになっている。
あなたの健康度画面41は、画面右下に、70代クラスの筋力比較ボタン43を有している。尚、ここでは、当該ユーザを70代クラスに所属させる決定をクラス決定部53(図2参照)がしていた場合を示しており、所属するクラスによって当該70代クラスの筋力比較ボタン43のクラスの表示は変更される。
<クラスチェンジ表示機能>
あなたの健康度画面41(図10参照)の70代クラスの筋力比較ボタン43がクリックされると、クラスチェンジ表示部40d(図2参照)は、70代クラスの筋量比較画面44(図10参照)を表示する。
70代クラスの筋量比較画面44は、画面左側に、立位姿勢の人体を前方から観察した体の各部位の筋量の多少を色の濃淡で示した筋量分布図44aを有し、画面右側に、立位姿勢の人体を後方から観察した同様の筋量分布図44bを有している。また、70代クラスの筋量比較画面44は、画面右下に、60代クラスにチェンジボタン45を有している。
図11は、筋量分布図44a、44b(図10参照)の詳細を、拡大図46a、46bを用いて説明する説明図である。図中のアルファベットは、簡易に表示されたトレーニングの種目を示している。当該アルファベットの右側には、重量または回数を表示している。これらの重量または回数は、ここでは、70代クラスのユーザがアクティブに過ごしてもらうために必要な筋量を体の部位毎に示している。
クラスチェンジ表示部40d(図2参照)は、体の各部位に対して、それぞれの部位に対応したトレーニングの種目を選定し、そして、これら対応する種目(図中のアルファベットで表示)の効果ポイント数92の点数92a〜92c(図9参照)が100点に近づくにつれて、対応する体の部位の色が濃くなるように、筋量分布図44a、44bを表示する(図10参照)。
上述の対応する種目の効果ポイント数92の点数92a〜92c(図9参照)がすべて100点に達し、対応する体の全ての部位の色が最高濃度で表示されると、クラスチェンジ表示部40d(図2参照)は、60代クラスにチェンジボタン45をクリックするよう求める(図10参照)。
クラスチェンジ表示部40d(図2参照)は、60代クラスにチェンジボタン45がクリックされると、当該ユーザの変更された新たなクラス分け情報をユーザデータ9に記憶する。
以上の構成および動作により、ユーザは、困りごと選択受付部20aが表示する最近の困りごと(大項目)選択画面21、及び最近の困りごと(小項目)選択画面22に表示された項目を順次選択すればよいので、日頃感じている不安や悩みといった困りごとを簡易に入力することができる。
対応メニュー抽出部20bは、困りごと選択受付部20aが受け付けた一または複数のユーザの困りごとに対して、適したトレーニングの種目を一または複数抽出する。これにより、ユーザは、トレーニングの種目についての知識が乏しくとも、その種目の選択に悩まなくて済む上に、困りごとさえ入力すれば適切なトレーニングを行うことができる。
困りごと選択受付部20aは、大項目で「体が弱るのを筋力で補いたい」がユーザにより選択されると、次にさらに小項目で、「体の部位」の選択を求め、同様に、「生活習慣病を予防すること」が選択されると、次にさらに、「生活習慣病の症状」の選択を求め、また、「歩くのが不安なこと」が選択されると、「その不安障害の特徴」の選択を求める。このように、大項目から小項目へと段階的に選択を求められるため、ユーザは、深く掘り下げた困りごとの入力を無意識に実施できる。
時間体調受付部30aが、ユーザの希望するトレーニング時間の長さや、自己申告による主観的体調や、測定による客観的体調といった情報を、トレーニングの実施前に把握し、これらの情報に基づいて、トレーニング一覧表示部30cは、実施するトレーニングの種目数に増減調整を加え、また、負荷にも増減調整を加えたトレーニングメニューを決定する。そのため、ユーザは、その時の気分や体調に合った無理のない、且つ効果的なトレーニングを実施することができる。
困りごと別達成判定部40bは、トレーニングの種目毎に集計したポイント数を、効果ポイント数92として設定し、上述の困りごと別の解決達成度の算出方法により、最近の困りごとの項目毎に解決の達成度を算出し、達成度表示部40cが、当該達成度をあなたの健康度画面41でグラフ表示する。そのため、ユーザは、トレーニングの種目の実施による対応する体の部位への直接的な効果を体感でき、さらに、各種種目の組み合わせ実施による最近の困りごとの各項目の解決の達成度も実感できる。
トレーニング一覧表示部30cは、達成度調整部20dが指定したポイント達成種目を除外する。これにより、これ以上の実施をしても効果がそれ程上がらない種目がトレーニングメニューから除外され、このため、最近の困りごとの各項目を解決するためにより効果の大きい種目の選出が可能となる。
効果ポイント数92は、トレーニングの種目毎に、当該種目の実施の度毎に実施ポイント数が累積的に加算されたポイント数を表示している。このため、種目毎の現時点での累積的な効果がわかる。
種目数負荷増減データ70は、トレーニング時間の長さと主観的体調と客観的体調とに基づいて、実施ポイント数に増減調整を加えるポイント増減調整数を含んでいる。トレーニングの実施効果は、実施時の時間の長さや、気分、体調に微妙に影響されるが、これにより、実施効果へのこのような影響を、効果ポイント数に反映することができ、より的確に効果度合いを表示することができる。
ポイント減算部20cは、種目毎に、そして、トレーニングの実施の度毎に付与されるポイント数に対して、実施日以降、日々減点あるいは加点する。これにより、トレーニングによる効果の実施後の経時的変化を適正に表現ことができる。
クラスチェンジ表示部40dは、70代クラスの筋量比較画面44で、立位姿勢の人体を前方及び後方から観察した体の部位毎の筋量の多少を筋量分布図として表示する。筋量分布図は、筋量の多少を体の部位毎に色の濃淡で表現している。このため、ユーザは、自己の体の各部位の筋量の多少を視覚で把握することができ、これにより、上級クラスへの変更を目指す励みとすることができる。
また、上限ポイント数を超えて目標達成したトレーニング種目は提示しないため、バランス良いトレーニングを行うことができる。
この発明における困りごと情報取得手段は、実施形態の困りごと選択受付部20aに対応し、以下同様に、
困りごと種目対応データを記憶する記憶手段は、記憶部2bに対応し、
種目選択手段は、対応メニュー抽出部20bに対応し、
希望長さ情報取得手段、申告体調情報取得手段、及び測定体調情報取得手段は、時間体調受付部30aに対応し、
メニュー決定手段は、演算部30c、及び達成度調整部20dに対応し、
達成度算出手段は、困りごと別達成判定部40bに対応し、
経時的ポイント増減手段は、ポイント減算部20c、40aに対応し、
種目部位対応手段、筋量表示手段、及びクラス変更手段は、クラスチェンジ表示部40dに対応し、
クラス分け手段は、クラス決定部53に対応するが、
この発明は本実施形態に限られず他の様々な実施形態とすることができる。
この発明は、筋力トレーニング等の施設を提供するような産業に利用することができる。
1…トレーニングメニュー提示システム
2b…記憶部2
20a…困りごと選択受付部
20b…対応メニュー抽出部
20c,40a…ポイント減算部
20d…達成度調整部
30a…時間体調受付部
30c…演算部
40b…困りごと別達成判定部
40d…クラスチェンジ表示部
53…クラス決定部

Claims (11)

  1. ユーザの体力または健康に関する一または複数の困りごと情報を取得する困りごと情報取得手段と、
    困りごとを解決するために実施するのに適した一または複数のトレーニング種目を、前記困りごと毎に予め設定した、困りごと種目対応データを記憶する記憶手段と、
    前記困りごと種目対応データを参照して、前記困りごと情報に基づいて、実施する前記トレーニング種目を選択する種目選択手段とを備え
    トレーニング実施前に前記ユーザの自己申告による主観的体調情報を取得する申告体調情報取得手段と、
    トレーニング実施前に前記ユーザを測定した客観的体調情報を取得する測定体調情報取得手段とを備え、
    前記記憶手段は、前記主観的体調と前記客観的体調情報に応じて実施するトレーニングの種目数の増減数と負荷の増減割合を予め設定した種目数負荷増減データを記憶し、
    取得した前記主観的体調情報と前記客観的体調情報に対応するトレーニングの種目数の増減数と負荷の増減割合を前記種目数負荷増減データから取得し、前記種目選択手段が選択した一または複数の前記トレーニング種目のうちどのトレーニング種目をどれだけの負荷で実施するかを示すトレーニングメニューを、前記種目の増減数と前記負荷の増減割合を加味して決定するメニュー決定手段をさらに備えた
    トレーニングメニュー提示システム。
  2. ユーザの体力または健康に関する一または複数の困りごと情報を取得する困りごと情報取得手段と、
    困りごとを解決するために実施するのに適した一または複数のトレーニング種目を、前記困りごと毎に予め設定した、困りごと種目対応データを記憶する記憶手段と、
    前記困りごと種目対応データを参照して、前記困りごと情報に基づいて、実施する前記トレーニング種目を選択する種目選択手段と、
    前記種目選択手段が選択した一または複数の前記トレーニング種目のうちどのトレーニング種目をどれだけの負荷で実施するかを示すトレーニングメニューを決定するメニュー決定手段とを備え
    前記記憶手段は、効果の度合いを示すポイントを前記トレーニング種目毎に種目別ポイント情報として記憶し、
    前記メニュー決定手段は、実施するトレーニングのメニューから前記ポイント数が所定の上限ポイント数を超える前記トレーニング種目を除外する構成である
    トレーニングメニュー提示システム。
  3. 前記困りごと情報は、体が弱るのを筋力で補いたいことであって前記体の部位を特定した情報と、生活習慣病を予防することであって前記生活習慣病の症状を特定した情報と、歩くのが不安なことであって不安障害の特徴を特定した情報の少なくとも何れかを含む
    請求項1または2記載のトレーニングメニュー提示システム。
  4. 前記困りごと種目対応データは、
    前記活習慣病の症状を特定した情報が「血圧」に関する情報であった場合に対応するデータとして、有酸素運動又は/及びストレッチ運動が設定されている構成である
    請求項記載のトレーニングメニュー提示システム。
  5. 前記記憶手段は、効果の度合いを示すポイントを前記トレーニング種目毎に種目別ポイント情報として記憶し、
    前記メニュー決定手段は、実施するトレーニングのメニューから前記ポイント数が所定の上限ポイント数を超える前記トレーニング種目を除外する構成である
    請求項1記載のトレーニングメニュー提示システム。
  6. 前記記憶手段は、効果の度合いを示すポイントを前記トレーニング種目毎に種目別ポイント情報として記憶し、
    実施した前記トレーニング種目の前記ポイント数を合計し、前記困りごと毎に予め設定された達成ポイント数に対する前記合計ポイント数の割合を前記困りごと毎に解決の達成度として算出する達成度算出手段とをさらに備えた
    請求項1からの何れかに記載のトレーニングメニュー提示システム。
  7. 前記達成度算出手段は、前記トレーニング種目毎に、当該種目の実施の度毎に所定の実施ポイント数を累積的に加算する構成である
    請求項6に記載のトレーニングメニュー提示システム。
  8. 前記トレーニング種目毎に、前記実施ポイント数に所定の経時的増減を加える経時的ポイント増減手段をさらに備えた
    請求項5から7の何れかに記載のトレーニングメニュー提示システム。
  9. 前記トレーニング種目を前記種目により鍛えられる体の部位に対応させる種目部位対応手段と、
    前記種目の前記ポイント数に基づいて、前記種目に対応する体の前記部位毎の筋量の多少を表示する筋量表示手段をさらに備えた
    請求項5から8の何れかに記載のトレーニングメニュー提示システム。
  10. 前記ユーザを体力に応じて複数のクラスに分けるクラス分け手段と、
    体の全ての前記部位に対応する前記種目の全ての前記ポイント数が前記上限ポイント数に達すると、実施する前記種目の実施方法及び内容の異なる上級クラスへの変更を許容するクラス変更手段とをさらに備えた
    請求項9記載のトレーニングメニュー提示システム。
  11. コンピュータを、
    ユーザの体力または健康に関する一または複数の困りごと情報を取得する困りごと情報取得手段と、
    困りごとを解決するために実施するのに適した一または複数のトレーニング種目を、前記困りごと毎に予め設定した、困りごと種目対応データを記憶する記憶手段と、
    前記困りごと種目対応データを参照して、前記困りごと情報に基づいて、実施する前記トレーニング種目を選択する種目選択手段と
    前記コンピュータを、
    トレーニング実施前に前記ユーザの自己申告による主観的体調情報を取得する申告体調情報取得手段と、
    トレーニング実施前に前記ユーザを測定した客観的体調情報を取得する測定体調情報取得手段として機能させるトレーニングメニュー提示プログラムであって、
    前記記憶手段は、前記主観的体調と前記客観的体調情報に応じて実施するトレーニングの種目数の増減数と負荷の増減割合を予め設定した種目数負荷増減データを記憶し、
    取得した前記主観的体調情報と前記客観的体調情報に対応するトレーニングの種目数の増減数と負荷の増減割合を前記種目数負荷増減データから取得し、前記種目選択手段が選択した一または複数の前記トレーニング種目のうちどのトレーニング種目をどれだけの負荷で実施するかを示すトレーニングメニューを、前記種目の増減数と前記負荷の増減割合を加味して決定するメニュー決定手段としてさらに機能させる
    トレーニングメニュー提示プログラム。
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