JP6482794B2 - 情報表示システム - Google Patents

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本発明は、店頭において、来店者に対して情報を提供するための情報表示システムに関する。
商店においては、来店者に対して、店頭端末を利用して、各種商品情報を提供することがある。例えば、店内の複数箇所に設置し、目的とする商品の売場を顧客が検索、表示、印刷する店内案内情報検索システムが検討されている(例えば、特許文献1参照)。この文献に記載された技術においては、顧客が求めている商品の売場をデータファイル部により検索し、道順を演算して表示部に表示する。
また、情報を出力する装置として空中タッチパネル(空中ディスプレイ)が検討されている(例えば、特許文献2参照)。この文献に記載された技術においては、結像させる画像を他の光源からの反射光でない空間画像とし、この空間画像の特定位置を指、指示棒、ペン等で指してその位置を入力させ、ディスプレイに接触せずに入力する。この空中タッチパネルは、発光性を有する画像を表示する表示器と、表示器の画像を入力し一空間に出力して画像を結像する結像手段と、画像が表示される一空間に配置された光学式の位置入力手段とを有する。ここで、結像手段は、第1、第2の光制御パネルが、それぞれの第1、第2の帯状光反射部を平面視して交差状態にして当接又は近接配置されている。
特開平10−187738号公報 特開2014−67071号公報
店頭で多くの来店者に情報を提供する場合、ポスターなどにより、多くの目につきやすいところで情報を提供する。しかしながら、多くの来店者に提供する情報は、特定の顧客を特化した情報でないため、ターゲットマーケティングが困難である。一方、インターネット通販等においては、商店サーバへのログイン者に対して、この顧客に特化した情報を提供している。しかしながら、店頭に情報端末を設置する場合には、一般の来店者と、特定の顧客とに情報を提供する必要がある。特に後者の場合には、他の来店者による覗き見を考慮する必要がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、一般の来店者に対する情報と、特定の顧客に対する情報とを効率的に提供するための情報表示システムを提供することにある。
・上記課題を解決する情報表示システムは、空間に画像を結像させた表示面において、利用者に対して情報を提示する表示部と、利用者を認証する認証部と、前記表示面の表示形態を制御する制御部とを備える。そして、前記制御部が、前記認証部において利用者を認証した場合、前記表示面における表示形態を変更する。これにより、空間に結像された表示面において、広く情報を提供する場合と、特定の利用者に情報を提供する場合とを使い分けることができる。
・上記情報表示システムにおいて、前記制御部が、前記認証部において利用者を特定した場合、前記表示部の表示面を水平面に近くなるように角度を変更することが好ましい。これにより、表示面の角度に応じて、広い範囲で情報を提供する場合と、狭い範囲で情報を提供する場合とを制御することができる。
・上記情報表示システムにおいて、前記制御部が、前記認証部において利用者を特定した場合、前記表示面のサイズを変更することが好ましい。これにより、表示面のサイズにより、広い範囲で情報を提供する場合と、狭い範囲で情報を提供する場合とを制御することができる。
・上記情報表示システムにおいて、前記表示面において、非接触で前記利用者の操作位置を特定する入力部を更に備え、前記制御部が、前記操作位置に応じた情報を出力することが好ましい。これにより、操作時の接触による衛生性や摩耗等による耐久性を向上させることができる。
本発明によれば、一般の来店者に対する情報と、特定の顧客に対する情報とを効率的に提供することができる。
本発明の実施形態の情報表示システムの説明図。 本実施形態の表示端末の動作状態の説明図であって、(a)は一般向け情報の提供時、(b)は個人向け情報の提供時の説明図。 各情報記憶部に記憶されたデータの説明図であって、(a)は顧客情報記憶部、(b)は商品情報記憶部、(c)は店舗情報記憶部に記録されたデータの説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図であって、(a)は来店者検知時処理、(b)は個人特定時処理、(c)は操作時処理の説明図。 他の実施形態の動作状態の説明図であって、(a)は一般向け情報の提供時、(b)は個人向け情報の提供時の説明図。 他の実施形態の動作状態の説明図であって、(a)は一般向け情報の提供時、(b)は個人向け情報の提供時の説明図。 他の実施形態の動作状態の説明図であって、(a)は表示装置、(b)は一般向け情報の提供時、(c)は個人向け情報の提供時の説明図。
以下、情報表示システムを具体化した一実施形態を、図1〜図5に従って説明する。本実施形態では、商店の来店者(利用者)に対して、各種情報を提供する。この場合、個人を特定していない一般顧客に対しては、一般向け情報を提供し、個人を特定した会員顧客に対しては、個人向け情報を提供する。このため、会員顧客に対しては、固有のカードIDを記録した会員カードを提供する。
本実施形態では、図1に示すように、情報表示システムとして、ネットワークで接続された表示端末10と管理サーバ20とを用いる。
表示端末10は、商店の店頭に設置されたコンピュータ端末である。この表示端末10は、制御部11、表示部12、入力部13、変更部14、来店者検知センサ15、個人認証センサ16を備える。
制御部11は、CPU、ROM、RAMから構成され、後述するように、来店者に情報を提供する表示面の表示形態を制御する。
表示部12は、管理サーバ20から取得した情報を表示する処理を実行する。本実施形態では、空間(空中)に画像を結像させた表示面において、利用者に対して情報を提示するディスプレイ(空中ディスプレイ)を用いる。
ここでは、図2(a)に示すように、表示端末10の筐体10a内に、表示部12として、特許文献2に開示されている表示器及び結像手段を設ける。そして、表示器に表示された画像を、結像手段を介して、筐体10a上方の空間(空中)に投影して表示面121に結像する。また、表示部12の表示器や結像手段の配置を変更することにより、図2(b)に示すように、表示面121とは異なる角度で傾斜させた表示面122に結像させることもできる。
入力部13は、来店者の入力を取得する処理を実行する。本実施形態では、来店者の動作をカメラで撮影して、非接触で操作位置を検出する。そして、この操作位置に応じて、表示面121上の選択項目を特定する。
変更部14は、表示部12の表示器や結像手段の配置を変更することにより、表示面121の表示形態を変更する処理を実行する。この変更部14は、表示部12の傾きを変更することにより、一般向け表示設定、個人向け表示設定を行なう。具体的には、図2(a)に示すように、個人を特定していない場合には、表示面121を直立に近い角度(θ11)状態に制御する。一方、個人を特定した場合には、図2(b)に示すように、表示面122を倒して水平に近い角度θ12(<θ11)状態に制御する。
来店者検知センサ15は、表示端末10の所定範囲内に所在する人を検知する処理を実行する。
個人認証センサ16は、会員顧客を特定するための情報を取得する処理を実行する。本実施形態では、会員カードに記録された個人特定情報(カードID)を読み取るカードリーダを用いる。
管理サーバ20は、来店者に対して提供する情報や会員顧客情報を管理するコンピュータシステムである。この管理サーバ20は、制御部21、顧客情報記憶部22、商品情報記憶部23、店舗情報記憶部24を備えている。
制御部21は、図示しないCPU等の制御手段、RAM及びROM等のメモリを有する。そして、情報表示プログラムを実行することにより、一般管理部211、個人管理部212として機能する。
一般管理部211は、一般顧客に対する個人向け情報を管理する処理を実行する。この一般管理部211は、インターネットを介して、天気情報提供サーバに接続される。更に、一般管理部211は、画像に基づいて顧客の属性(性別や年齢層)を判定するための画像パターンを保持している。
個人管理部212は、会員顧客に対する個人向け情報を管理する処理を実行する。この個人管理部212は、個人認証センサ16から取得した情報に基づいて、会員顧客を認証する認証部として機能する。
図3(a)に示すように、顧客情報記憶部22には、会員顧客を管理するための顧客管理レコード220が記録されている。顧客管理レコード220は、顧客が会員登録した場合に記録され、この会員カードを提示して商品を購入した場合に更新される。顧客管理レコード220には、カードID、顧客ID、顧客属性、購入履歴に関するデータが記録される。
カードIDデータ領域には、各会員カードを特定するための識別子に関するデータが記録される。
顧客IDデータ領域には、この会員カードを保有する顧客を特定するための識別子に関するデータが記録される。
顧客属性データ領域には、この顧客の属性(例えば、氏名や住所)に関するデータが記録される。
購入履歴データ領域には、この顧客が購入した商品を特定するための識別子(商品コード)に関するデータが記録される。
図3(b)に示すように、商品情報記憶部23には、この商店において販売する各商品を管理するための商品管理レコード230が記録されている。商品管理レコード230は、商店において販売する商品が登録された場合に記録される。商品管理レコード230には、商品コード、表示内容、表示条件、棚IDに関するデータが記録される。
商品コードデータ領域には、商店において販売される各商品を特定するための識別子に関するデータが記録される。
表示内容データ領域には、この商品についての案内(簡易情報、詳細情報)に関するデータが記録される。
表示条件データ領域には、この表示内容を表示する条件に関するデータが記録される。本実施形態では、表示条件として、この商品を推奨するときの環境条件(季節、天気)に関する情報が記録される。また、この商品を特売品として取り扱う場合には、表示条件として特売情報が記録される。また、表示条件として、この商品の購入経験者に対して推奨する関連商品に関する情報(商品コード等)や、この商品を推奨する性別や年齢層に関する情報が記録される。
棚IDデータ領域には、この商品が設置されている場所(本実施形態では、商品棚)を特定するための識別子に関するデータが記録される。
図3(c)に示すように、店舗情報記憶部24には、この商店の商品配置のレイアウトを管理するための地図データ240が記録されている。地図データ240は、商品配置のレイアウトが登録された場合に記録される。地図データ240には、商店の店内地図に対して、棚ID及び座標に関するデータが記録される。
棚IDデータ領域には、各商品棚を特定するための識別子の位置に関するデータが記録される。
座標データ領域には、地図上において、各棚IDの棚が設置された場所を特定するためのデータが記録される。
(表示制御処理)
次に、図4を用いて、この情報表示システムにおける表示制御処理を説明する。
ここでは、まず、表示端末10は、一般向け表示設定処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、表示端末10の制御部11は、来店者検知センサ15により、表示端末10の周囲(所定範囲)における人の所在を検出する。ここで、個人認証センサ16において会員カードを読み取っていない場合には、制御部11は、変更部14に対して、一般向け表示設定を指示する。この場合、変更部14は、表示部12を制御して、直立させた表示面121を生成する。
次に、表示端末10は、一般向け情報の出力処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、表示端末10の制御部11は、ネットワークを介して、管理サーバ20に、来店者情報を送信する。本実施形態では、来店者情報には、来店者検知センサ15において取得した来店者画像を含める。この場合、管理サーバ20の制御部21は、後述する来店者検知時処理を実行する。そして、制御部21は、決定した一般向け情報を表示端末10に送信する。この場合、表示端末10の制御部11は、表示面121に、管理サーバ20から取得した一般向け情報を出力する。
次に、表示端末10の制御部11は、終了かどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、表示端末10の制御部11は、来店者検知センサ15において、来店者を検出できなくなった場合に終了と判定する。
終了と判定した場合(ステップS1−3において「YES」の場合)、表示端末10は、一般向け情報の出力を停止し、表示制御処理を終了する。
一方、終了でないと判定した場合(ステップS1−3において「NO」の場合)、表示端末10は、個人を特定したかどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、表示端末10の制御部11は、個人認証センサ16において、会員カードのカードIDを読み取り、会員顧客のカードIDを取得した場合には、個人特定と判定する。
個人を特定していないと判定した場合(ステップS1−4において「NO」の場合)、表示端末10は、一般向け情報の出力処理(ステップS1−2)以降の処理を継続する。
一方、個人を特定したと判定した場合(ステップS1−4において「YES」の場合)、表示端末10は、個人向け情報の取得処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、表示端末10の制御部11は、管理サーバ20に対して、個人認証センサ16において読み取った会員カードのカードIDを管理サーバ20に送信する。この場合、管理サーバ20は、後述する個人特定時処理を実行して、個人向け情報を決定する。そして、表示端末10は、管理サーバ20において決定された個人向け情報を取得する。
次に、表示端末10は、個人向け表示設定処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、表示端末10の制御部11は、変更部14に対して、個人向け表示設定を指示する。この場合、変更部14は、表示部12の配置を変更して、表示面が上方を向く表示面122を生成する。この表示面122は、水平面に近い傾斜角度となる。
次に、表示端末10は、個人向け情報の出力処理を実行する(ステップS1−7)。具体的には、制御部11は、表示部12に、管理サーバ20から取得した個人向け情報を出力する。
次に、表示端末10の制御部11は、終了かどうかについての判定処理を実行する(ステップS1−8)。具体的には、表示端末10の制御部11は、表示面122に表示された画面において、入力部13により「ログアウト」の選択を検知した場合には、操作終了と判定する。また、来店者検知センサ15において、個人を特定した来店者を検知できなくなった場合にも操作終了と判定する。
終了でないと判定した場合(ステップS1−8において「NO」の場合)、表示端末10は、個人向け情報の出力処理(ステップS1−7)以降の処理を継続する。
一方、終了と判定した場合(ステップS1−8において「YES」の場合)、表示端末10は、個人向け情報の出力を停止し、表示制御処理を終了する。
(来店者検知時処理)
次に、図5(a)を用いて、来店者検知時処理を説明する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、来店者情報の取得処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、制御部21の一般管理部211は、表示端末10から来店者情報を受信する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、ウェルカム情報の出力処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部21の一般管理部211は、来店のお礼メッセージを、表示端末10に送信する。この場合、表示端末10は、一般向け情報の出力処理(ステップS1−2)において、お礼メッセージを表示部12に出力する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、環境情報の取得処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、制御部21の一般管理部211は、インターネットを介して、天気情報提供サーバにアクセスし、季節及び天気に関する情報を取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、来店者の属性の特定処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、制御部21の一般管理部211は、来店者情報に含まれる来店者画像の顔領域を特定する。そして、一般管理部211は、顔画像の特徴量に基づいて、顧客の属性を判定する。ここでは、画像パターンのパターンマッチングにより、性別や年齢層を予測する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、トレンド情報の取得処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、制御部21の一般管理部211は、商品情報記憶部23を用いて、天気情報提供サーバから取得した季節及び天気に合致する表示条件が記録されている商品管理レコード230を抽出する。更に、一般管理部211は、表示条件に特売情報が記録されている商品管理レコード230を抽出する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、出力情報の決定処理を実行する(ステップS2−6)。具体的には、制御部21の一般管理部211は、抽出した商品管理レコード230において、予測した性別や年齢層に合致する表示条件で表示の優先順位を決定する。そして、一般管理部211は、特定した商品管理レコード230に記録されている表示内容(簡易情報)を、一般向け情報として、表示の優先順位に基づいて表示端末10に送信する。この場合、表示端末10で実行される一般向け情報の出力処理(ステップS1−2)において、優先順位の順番で、順次、各商品についての表示内容が出力される。
(個人特定時処理)
次に、図5(b)を用いて、個人特定時処理を説明する。この処理は、来店者が、表示端末10の個人認証センサ16に会員カードをかざした場合に実行される。ここでは、会員顧客の購入履歴に応じた情報を提供する場合を説明する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、カード情報の取得処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御部21の個人管理部212は、表示端末10からカードIDを取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、購買履歴の特定処理を実行する(ステップS3−2)。具体的には、制御部21の個人管理部212は、顧客情報記憶部22において、表示端末10から取得したカードIDが記録されている顧客管理レコード220を検索する。カードIDが記録されている顧客管理レコード220を抽出できない場合には、個人管理部212は、表示端末10に対してエラーメッセージを返信する。一方、カードIDが記録されている顧客管理レコード220を抽出できた場合には、個人管理部212は、顧客管理レコード220に記録されている購入履歴を取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、関連商品の特定処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、制御部21の個人管理部212は、商品情報記憶部23から、購入履歴に記録されている商品コードの商品管理レコード230を取得する。そして、この商品管理レコード230の表示条件データ領域に記録されている関連商品コードを取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、出力情報の決定処理を実行する(ステップS3−4)。具体的には、制御部21の個人管理部212は、商品情報記憶部23から、関連商品コードが記録されている商品管理レコード230を抽出し、商品管理レコード230の表示内容(簡易情報)を表示端末10に送信する。この場合、表示端末10で実行される個人向け情報の出力処理(ステップS1−7)において、関連商品についての表示内容が出力される。
(操作時処理)
次に、図5(c)を用いて、操作時処理を説明する。この処理は、表示端末10の入力部13が、来店者の動作に基づいて操作を検知した場合に実行される。
まず、表示端末10は、選択動作の検知処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、表示端末10の制御部11は、入力部13により、表示面121,122において、所望の商品を選択する動作を検知する。
次に、表示端末10は、表示商品の特定処理を実行する(ステップS4−2)。具体的には、表示端末10の制御部11は、選択動作により指定された領域を特定し、この領域に表示されている商品を特定する。
次に、表示端末10は、詳細情報の出力処理を実行する(ステップS4−3)。具体的には、表示端末10の制御部11は、管理サーバ20に対して、特定した商品の商品コードを送信する。この場合、管理サーバ20の制御部21は、受信した商品コードが記録された商品管理レコード230の表示内容データ領域から詳細情報を取得する。そして、制御部21は、表示端末10に詳細情報を送信する。個人を特定していない場合には、一般向け表示設定において情報が出力され、個人を特定した場合には、個人向け表示設定において情報が出力される。
次に、表示端末10の制御部11は、ガイド情報の出力処理を実行する(ステップS4−4)。具体的には、制御部21は、特定した商品管理レコード230の棚IDを取得し、店舗情報記憶部24に記録されている地図において、棚IDの座標を特定する。そして、制御部21は、商品棚を示した地図情報を表示端末10に送信する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、個人を特定していない場合には、表示端末10は、一般向け表示設定処理(ステップS1−1)、一般向け情報の出力処理(ステップS1−2)を実行する。この場合、表示面を立脚させて、一般向け情報を出力する。これにより、広い範囲で来店者に情報を見せることができる。また、個人を特定した場合には、個人向け表示設定処理(ステップS1−6)、個人向け情報の出力処理(ステップS1−7)を実行する。この場合、表示面を水平面に近づけるように倒して、個人向け情報を出力する。これにより、表示端末10の近くの狭い範囲で情報を出力することができる。
(2)本実施形態では、入力部13は、来店者の入力を取得する処理を実行する。本実施形態では、来店者の動作をカメラで撮影して操作位置を検出する。そして、この操作位置に応じて、表示面121上の選択項目を特定する。これにより、来店者は、表示端末10本体に触れることなく操作することができる。タッチパネルディスプレイの表示面に指を接触させる場合には、接触による衛生面や、表示面の摩耗や故障等の耐久性についての課題が生じる可能性がある。本実施形態では、空中に表示面を設け、この表示面において、非接触で操作を検知することにより、これらの課題を解決することができる。
(3)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、環境情報の取得処理を実行する(ステップS2−3)。更に、管理サーバ20の制御部21は、来店者の属性の特定処理を実行する(ステップS2−4)。これにより、季節や時間帯、来店者属性に応じた一般向け情報を提供することができる。
(4)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、購買履歴の特定処理(ステップS3−2)、関連商品の特定処理(ステップS3−3)を実行する。これにより、特定された顧客に応じた情報を提供することができる。
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・上記実施形態では、一般向け情報を表示する場合と個人向け情報を表示する場合とで、表示面の角度を変更する。ここで、表示方法の変更はこれに限定されるものではない。
図6に示すように、表示面のサイズを変更するようにしてもよい。具体的には、一般向け情報を表示する場合には、図6(a)に示すように、大きな表示面121に大きな文字で情報を出力する。一方、個人向け情報を表示する場合には、図6(b)に示すように、小さな表示面123に小さな文字で情報を出力する。これにより、一般向け情報を、多く人に遠くからでも見えるように出力し、個人向け情報を会員顧客のみに見えるように出力することができる。
また、図7に示すように、個人認証後、表示面を囲むようにガード10bを立脚させてもよい。具体的には、一般向け情報を表示する場合には、図7(a)に示すように、ガード10bを筐体10aの内部に格納し、表示面121に情報を出力する。一方、個人向け情報を表示する場合には、図7(b)に示すように、ガード10bを筐体10aから突出させ、水平面に近く傾斜させた表示面124の周囲を囲む。
また、図8に示すように、一般向け情報を表示する場合と個人向け情報を表示する場合とで、視野角(θ21、θ22)の制御を行なうようにしてもよい。この場合には、図8(a)に示す表示端末10の表示部125に、視野角の制御可能なタッチパネルディスプレイを用いる。そして、一般向け情報を出力する場合には、図8(b)に示すように、広い視野角θ21を用いる。一方、個人向け情報を取得する場合には、図8(c)に示すように、狭い視野角θ22(<θ21)に変更する。
また、上記の各種表示方法(傾斜角度、ガード、視野角等)を組み合わせて、表示変更を行なうようにしてもよい。
・上記実施形態では、一般向け情報を表示する場合と個人向け情報を表示する場合とで、表示面121の角度を変更する。ここで、来店者の属性(例えば身長)等に応じて、表示方法を決定するようにしてもよい。この場合には、顧客情報記憶部22の顧客管理レコード220に、個人向け情報の表示方法を設定しておく。ここでは、会員顧客の属性(例えば、背の高さや本人の希望)に応じて、表示面122の角度を記録しておく。そして、顧客管理レコード220に、会員カードにより、会員顧客を特定した場合には、顧客管理レコード220に記録された角度で、個人向け表示設定処理を実行する(ステップS1−6)。
・上記実施形態では、会員顧客の購入履歴に応じた情報を提供する場合を説明したが、個人向け情報は、これに限定されるものではない。例えば、個人の保有するポイントを顧客情報記憶部22に記録しておき、保有ポイントを出力するようにしてもよい。
・上記実施形態では、表示端末10及び管理サーバ20を用いて、サーバ・クライアント方式で情報を表示したが、ハードウェア構成はこれに限定されるものではない。例えば、各記憶部(22〜24)を表示端末10内に設けて、一体型装置として構成することも可能である。
・上記実施形態では、来店者を検知した表示端末10の制御部11は、一般向け情報の出力処理を実行する(ステップS1−2)。ここで、複数人を検知した場合には、多数決で出力情報を決定する。この場合には、来店者画像において、複数の来店者の属性を特定する。そして、数が多い属性に基づいて出力情報を決定する。
・上記実施形態では、会員カードに記録されたカードIDを用いて、会員顧客を識別したが、識別方法はこれに限定されるものではない。例えば、会員カードは商店専用に限定されるものではなく、公知の交通機関カードを用いることができる。更に、指紋等の生体情報を用いることもできる。この場合、顧客情報記憶部22に、会員顧客を識別するための生体情報を記録しておく。また、個人認証センサ16として、生体認証リーダを用いる。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(a)制御部が、認証部において利用者を特定した場合、利用者の属性に応じた表示形態を変更することを特徴とする情報表示システム。
これにより、利用者によって使いやすい表示面を提供することができる。
10…表示端末、11…制御部、12,125…表示部、13…入力部、14…変更部、15…来店者検知センサ、16…個人認証センサ、20…管理サーバ、21…制御部、211…一般管理部、212…個人管理部、22…顧客情報記憶部、23…商品情報記憶部、24…店舗情報記憶部、121,122,123,124…表示面。

Claims (4)

  1. 空間に画像を結像させた表示面において、利用者に対して情報を提示する表示部と、
    来店者を認証する認証部と、
    販売する各商品の商品情報を表示条件に関連付けて記憶した商品情報記憶部と、
    顧客ID、顧客属性、購入履歴を記憶した顧客情報記憶部と、
    情報提供サーバに接続され、前記表示面の表示形態を制御する制御部とを備えた情報表示システムであって、
    前記制御部が、
    来店者を検知し、前記来店者の来店者画像に基づいて、前記来店者の第1の属性を特定し、複数の第1の属性を特定した場合には、数が多い第1の属性を特定するとともに、前記情報提供サーバから環境情報を取得し、
    前記商品情報記憶部から、前記第1の属性及び前記環境情報に応じた一般向け情報を前記表示面に出力し、
    前記認証部において前記来店者を認証して、顧客IDを特定した場合、前記顧客情報記憶部から第2の属性として顧客属性、購入履歴を取得し、前記購入履歴に基づいて前記商品情報記憶部において関連商品を特定し、前記表示面における表示形態を前記第2の属性に応じて変更し、前記関連商品に関する個人向け情報を出力することを特徴とする情報表示システム。
  2. 前記制御部が、前記認証部において前記来店者を認証した場合、前記表示部の表示面を水平面に近くなるように、前記第2の属性に応じた角度で変更することを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。
  3. 前記制御部が、前記認証部において前記来店者を認証した場合、前記表示面のサイズを変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示システム。
  4. 前記表示面において、非接触で前記利用者の操作位置を特定する入力部を更に備え、前記制御部が、前記操作位置に応じた情報を出力することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の情報表示システム。
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